JP2005138198A - 基板分割装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 切粉を効率良く除去することができる基板分割装置を提供すること
【解決手段】 切削工具であるルータビット11を用いて、基板40を製品領域であるプリント基板41と除去領域であるダミー部42とに分割する基板分割装置100において、ルータビット11の周囲に沿って基板40上部から基板40上面に第1エア26aを噴出する第1エア供給部24と、噴出される第2エア26bが基板40平面に対して所定の鋭角をなすように、基板40上面と同一平面にあるルータビット11の外面部位に向けて第2エア26bを噴出する第2エア供給部25とを設け、基板40の下面側に、分割時に発生する切粉とともに第1エア26a及び第2エア26bを吸引する吸塵部30を設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、切削工具を用いて、基板を製品領域であるプリント基板と除去領域とに分割する基板分割装置に関するものである。
プリント基板は、例えば複数枚を綴りにして1枚の基板となっており、基板の外周部にはダミー部分である除去領域が設けられ、当該除去領域とプリント基板との境界部及びプリント基板同士の境界部は、綴り部を除きスリットにより分断されている。そして、電子部品等が実装され、はんだ付けされた後に、基板分割装置を用いて綴り部を切断し、基板を製品領域である複数のプリント基板と除去領域とに分割する。このような基板分割装置の一例が特許文献1に開示されている。
この基板分割装置は、切削工具の外周部或いは基板下部に切粉の吸塵口を有し、当該吸塵口に接続された吸塵装置により、分割時に発生する切粉を吸引・除去する。
特開平9−309098号公報
しかしながら、切削により飛散した切粉は、静電気を帯びて基板表面及び切削工具に付着するため、吸引だけでは切粉を完全に除去することは困難である。
また、吸塵装置によりエア吸引しつつ、基板上面から基板表面に垂直にエアブローすることにより、付着した切粉を除去する方法もある。しかしながら、この方法は切粉の除去には効果的であるものの、切削工具の少なくとも進行方向側に基板があるため、エアが基板表面に当たって切粉が基板表面に飛散する。従って、いずれの場合も、別途清掃を実施する必要がある。
本発明は上記問題点に鑑み、切粉を効率良く除去することができる基板分割装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に、請求項1に記載の基板分割装置は、切削工具を用いて、基板を製品領域であるプリント基板と除去領域とに分割するものである。そして、基板を挟んだ一方の側に、切削工具の周囲に沿って基板方向にエアを噴出する第1エア供給部と、噴出されるエアが基板に対して所定の鋭角をなすように、基板表面と同一平面にある切削工具の外周面に向けてエアを噴出する第2エア供給部とを設け、他方の側に、分割時に発生する切粉とともに、第1エア供給部及び第2エア供給部から噴出されたエアを吸引する吸塵部を設けたことを特徴とする。
このように、第1エア供給部から供給されるエア(以下第1エアと示す)は、切削工具の周囲に沿って基板方向に噴出される。すなわち、直接切削工具と基板との接触部位に噴出されるので、切断により生じる切粉(例えばプリント基板及び除去領域の分割面及び分割面周囲の基板表面に付着した切粉)を第1エアにより効率良く除去することができる。
また、第2エア供給部から供給されるエア(以下第2エアと示す)は、基板表面と同一平面にある切削工具の外周面に向けて、基板に対して所定の鋭角をなすように噴出される。すなわち、第1エアが、基板に当たって切削工具の外周方向に逃げないように、第1エアが基板に当たる部分に対して切削工具方向に第2エアが噴出される。従って、第2エアのカーテン効果により、切粉を伴う第1エアが基板表面に当たって切削工具を中心とする基板の外周方向に飛散するのを防ぐことができる。
さらに、基板を挟んで反対側に設けられた吸塵機により、切削工具により除去された基板の切除領域を通して上述の第1エア及び第2エアが吸引される。このように、本発明の基板分割装置によると、エアブロー及びエア吸引によって切断時に生じる切粉を除去するので、静電気を帯びて基板表面及び切削工具に付着する切粉等を含め、切粉を効率良く除去・回収することができる。
また、第1エアは、切削工具の周囲に沿って噴出されるので、静電気等により切削工具に付着した切粉も除去することができる。これにより、プリント基板の分割精度を向上することができる。また、切削工具の寿命を伸延することができる。
尚、請求項2に記載のように、第2エア供給部からのエア噴出し量が、第1エア供給部からのエア噴出し量以上であることが好ましい。
この場合、切粉を伴う第1エアが、基板表面に当たって切削工具を中心とする基板の外周方向に飛散するのを、より確実に防ぐことができる。
また、請求項3に記載のように、第1エア供給部及び第2エア供給部からのエア噴出し量よりも、吸塵部のエア吸い込み量の方が多いと、吸塵部は第1エア及び第2エアとともに切粉を確実に吸引することができるので好ましい。
また、請求項4に記載のように、第1エア供給部及び第2エア供給部の少なくとも一部が、切削工具と一体に設けられても良い。
この場合、第1エア供給部及び第2エア供給部の位置決め(第1エア及び第2エアの噴出位置調整)が容易となる。
また、請求項5に記載のように、吸塵部は筒状の吸込み口を有し、当該吸込み口は一方の開口部が基板表面に接しつつ、その筒状内部に基板から突出する切削工具を内面から離間して収容することが好ましい。
この場合、基板表面に接する吸込み口の開口部は、切削工具によって切断された基板の切除領域の一部と連通している。従って、当該切除領域を介して、吸塵部は切粉を伴った第1エア及び第2エアが吸引することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施形態における基板分割機の概略構成を示す断面図である。尚、図1において、各部材の領域を区別するために部分的にハッチングを施している。
図1に示すように、基板分割装置100は、切削工具を備える工具ユニット10と、当該工具ユニット10の周囲に一体に設けられ、後述する第1エア供給部及び第2エア供給部を構成するノズル20と、基板の切断により生じる切粉を吸塵する吸塵部30とにより構成される。
工具ユニット10は、その先端に切削工具として、例えばルータビット11を回転可能に保持するとともに、当該ルータビット11を基板に対して上下左右方向に移動させることができる。そして、ルータビット11により、基板40を切断する。尚、切削工具としてはルータビット11に限定されるものではない。基板40を切断する際に切粉を生じる工具であれば適用される。
ノズル20は、図1に示すように、第1ノズル21、第2ノズル22、及び第3ノズル23から構成され、装置100使用時には、各ノズル21,22,23が固定手段(図示せず)により固定され、一体に連結されている。
第1ノズル21は、例えば両端が開口した筒状を有しており、工具ユニット10を貫通させるとともに、その内面が工具ユニット10に当接するように設けられている。そして、当接状態で、図示されない固定手段(例えばねじ締結等)により、工具ユニット11が第1ノズル21に位置決め固定されている。また、ルータビット11側の端部には、第2ノズル22との固定部が設けられている。
第2ノズル22も、両端が開口した筒状を有しており、その一端を第1ノズル21の固定部に位置決め固定した状態で、他端の開口部をルータビット11が貫通するように設けられている。
ここで、図1に示すように、固定状態において、第2ノズル22は、その内面が工具ユニット10の外面に対して離間するように設けられており、これにより第2ノズル22の内面と工具ユニット10の外面との間に、第1エア供給路22aとしての所定の間隙が構成される。この第1エア供給路22aの一端は、第1ノズル21の端面により封止され、他端は第2ノズル22のルータビット11側の開口部にて開口している。従って、工具ユニット10の外面が第1エア供給路22aを構成しているので、当該第1エア供給路22aを流れるエアにより工具ユニット10が冷却される。
また、第2ノズル22は、外面から内面まで貫通し、上記第1エア供給路22aに連通する第1エア供給口22bを少なくとも1箇所有している。従って、図示されないエア供給装置から第1エア供給口22bにエアが供給されると、第1エア供給路22aを通って、第2ノズル22のルータビット11側の開口部から第1エアとして噴出される。
尚、第2ノズル22のルータビット11側の端部は、図1に示すように、開口部先端から所定の範囲にわたって、ルータビット11の伸延方向に平行な内面を有している。従って、第1エアはルータビット11の周囲に沿って、基板40の上面から基板40方向に噴出されることとなる。すなわち、本実施形態において、第1エア供給路22a及び第1エア供給口22bが、特許請求の範囲で示す第1エア供給部24(の一部)である。尚、第1エアの噴出範囲は、第2ノズル22のルータビット11側の開口部内径により適宜調整される。
また、第2ノズル22のルータビット11側の端部は、図1に示すように、開口部先端から所定の範囲にわたって、開口部先端ほど外径が縮小されたテーパ状の外面を有している。このテーパ角度を所定角度とすることで、後述する第2エアの噴出角度が調整される。
次に、第3ノズル23も、両端が開口した筒状を有しており、その一端を第2ノズル22に位置決め固定した状態で、他端開口部をルータビット11が貫通するように設けられている。
ここで、固定状態において、第3ノズル23は、その内面が固定部分以外の第2ノズル22の外面に対して離間するように設けられており、これにより第3ノズル23の内面と第2ノズル22の外面との間に、第2エア供給路23aとしての所定の間隙が構成される。この第2エア供給路23aの一端は、第2ノズル22の外面により封止され、他端は第3ノズル23のルータビット11側の開口部にて開口している。
また、第3ノズル23は、外面から内面まで貫通し、上記第2エア供給路23aに連通する第2エア供給口23bを少なくとも1箇所有している。従って、図示されないエア供給装置から第2エア供給口23bにエアが供給されると、当該エアは第2エア供給路23aを通って、第3ノズル23のルータビット11側の開口部から第2エアとして噴出される。すなわち、本実施形態において、第2エア供給路23a及び第2エア供給口23bが、特許請求の範囲で示す第2エア供給部25(の一部)である。
第2エア供給路23aを構成する第3ノズル23の内面は、図1に示すように、開口部先端から所定の範囲にわたって、開口部先端ほど内径が縮小されたテーパ状の内面を有している。
ここで、上述した第2ノズル22先端のテーパ状外面とともに、第3ノズル23先端のテーパ状内面のテーパ角度は所定角度に調整されており、これにより第2エアは、ルータビット11と基板40との交点(基板40上面と同一平面にあるルータビット11の外面)に向けて噴出される。このとき、第2エアの噴出範囲は、第2エア供給路23aのルータビット11側の開口幅(第2ノズル22外面と第3ノズル23内面の離間距離)により調整される。
尚、第2ノズル22先端のテーパ状外面と、第3ノズル23先端のテーパ状内面のテーパ角度は、噴出される第2エアが基板40平面に対して鋭角となるような角度であれば適用が可能である。本実施形態においては、両テーパ角度は、噴出される第2エアが基板40平面に対して略45度となるような角度に設定されている。
吸塵部30は、基板40の分割時に発生する切粉を吸引する装置であり、吸込み部、真空発生部、及び集塵タンクから構成されている。尚、図1においては、便宜状、吸塵部30として吸込み部30aのみを図示している。この吸込み部30aが特許請求の範囲で示す吸込み口に相当するものである。
吸込み部30aは、基板40の下面側に突出するルータビット11の部位を囲むように筒状に形成されており、先端開口部を基板40の下面に接触させた状態で筒状内部にルータビット11を内面から離間して収容する。従って、基板40の下面に接する吸込み部30aの先端開口部は、ルータビット11によって切断された基板40の切除領域の一部と連通することとなり、吸塵部30は、当該切除領域を介して切粉を伴った第1エア及び第2エアを吸引することができる。このとき、第1エア及び第2エアを効率良く吸引するように、基板40の切除領域と連通する吸込み部30aの先端開口部の面積と、吸込み部30aの断面積とが所定の値に調整される。
尚、本実施形態において、吸込み部30aは固定して配置され、ルータビット11を筒状内部に配置すべく基板40の切断部位に対応した形状に設けられている。しかしながら、吸込み部30aが円筒状に設けられ、ルータビット11の可動と同期してルータビット11を筒状内部に配置しつつ可動する構成としても良い。この場合、吸込み部30aの内径を調整することで、余分な周囲のエア(雰囲気)を吸引せず、切粉を伴った第1エア及び第2エアを効率良く吸引することも可能である。
基板40は、本実施形態において、図2に示すように、製品領域としてのプリント基板41を複数枚(図2においては3枚)綴りにして1枚の基板40となっており、基板40の外周部には除去領域としてのダミー部42が設けられている。そして、当該プリント基板41とダミー部42との境界領域は、綴り部43aを除きスリット43bにより分断されている。尚、図2は基板40を説明するための平面図である。従って、ルータビット11により綴り部43aを切断することにより、基板40がプリント基板41とダミー部42とに分割される。尚、基板40は、分割時に基板保持冶具(図示せず)により、安定に保持されている。また、基板40は、プリント基板41を1枚だけ備える構成であっても良い。
次に、本発明の特徴部分である切粉の除去方法について、図3を用いて説明する。尚、図3は基板40の切断部位の拡大図であり、(a)は基板40を上面から見た平面図、(b)は(a)のA−A断面における断面図である。尚、図3においては、便宜上、切削工具であるルータビット11と、基板40と、第1エア及び第2エアのみを図示する。
図3(a)に示すように、基板40をプリント基板41とダミー部42とに分割するために、ルータビット11により基板40の綴り部43aを切断する。このとき、ルータビット11の回転方向は実線矢印で示す方向であり、その進行方向を白抜き矢印で示す方向とすると、基板40(綴り部43a)におけるルータビット11の進行してきた領域に、上下面に貫通した切除領域44が形成される。尚、図3(a)において、一点鎖線で囲まれた領域は、基板40上面におけるエア(第1エア及び/又は第2エア)の噴出範囲26を示し、本実施形態においては、ルータビット11の外径1.5φに対し、ルータビット11を中心とした3φの範囲をエア噴出範囲26としている。
ここで、基板40の分割時には切粉が発生する。従って、当該切粉を除去しないと、プリント基板41に付着した切粉により、誤作動等の不具合を生じる恐れがある。
しかしながら、本実施形態においては、図3(b)に示すように、基板40の分割時に第1エア供給部24(図示せず)から、ルータビット11の周囲に沿った第1エア26aを基板40の上面に向けて噴出する。この第1エア26aは、ルータビット11に沿って直接ルータビット11と基板40との接触部位(切断箇所)に噴出されるので、切断時に生じる切粉を効率良く除去することができる。
また、第1エア26aとともに、第2エア供給部25(図示せず)から、ルータビット11と基板40上面との交点(基板40上面と同一平面にあるルータビット11の外面部位)に向けて第2エア26bを噴出する。すなわち、この第2エア26bは、基板40平面に対して所定の鋭角をなすように、第1エア26aと基板40上面とが接する部分に対して噴出されている。
従って、当該第2エア26bのカーテン効果により、第1エア26aが基板40上面に当たってルータビット11を中心とする基板40の外周方向に飛散するのを防止している。このとき、第2エア供給部25からのエア噴出し量が、第1エア供給部24からのエア噴出し量以上であると、切粉を伴う第1エア26aの飛散防止に対してより効果的であり、本実施形態においてもそのように設定されている。
さらに、第2エア26bは基板40平面に対して所定の鋭角をもって噴出されているので、第2エア26bを受けても、第1エア26aは第2エア26bとともに基板40の下方向に流れる。
そして、切粉を伴う第1エア26aと第2エア26bは、基板40の切除領域44を通じて、ルータビット11の周囲に沿って基板40の下面側に配置された吸塵部30(図示せず)に吸引される。従って、吸塵部30のエア吸い込み量が、第1エア供給部24及び第2エア供給部25からのエア噴出し量よりも多いと、吸塵部30は第1エア26a及び第2エア26bとともに切粉を確実に吸引することができる。尚、本実施形態においても、そのように設定されている。
このように、本実施形態における基板分割機100によると、切粉が基板40表面に飛散することなく、帯電していても効率良く切粉を除去することができる。従って、従来のように、基板分割後に切粉の清掃を実施しなくとも良い。
また、切削工具であるルータビット11に付着した切粉も常時第1エア26aにより除去することができるので、プリント基板41の形状が安定し、ルータビット11の寿命も向上される。
以上本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定されず、種々変更して実施する事ができる。
本実施形態において、第1エア供給部24及び第2エア供給部25を構成するノズル20は、第1ノズル21、第2ノズル22、及び第3ノズル23の3つのノズルから構成される例を示した。しかしながら、ノズル20は上記例に限定されるものではない。例えばノズル20が、鋳造等により形成された1つの部品のみからなるものであっても良いし、3つ以上のノズルから構成されるものであっても良い。
また、本実施形態において、第1エア供給部24及び第2エア供給部25(の一部)が、ともに切削工具であるルータビット11を備える工具ユニット10と一体に設けられる例を示したが、第1エア供給部24及び/又は第2エア供給部25は、切削工具(ルータビット11)と別個に設けられても良い。例えば、図4に示すように、第1ノズル21と第2ノズル22からなるノズル20が第1エア供給部24のみを有し、第2エア26bを噴出する第2エア供給部25が工具ユニット10と別個に配置された構成とすることもできる。しかしながら、第1エア供給部24及び第2エア供給部25の少なくともエア噴出部分が工具ユニット10と一体に設けられると、第1エア26a及び第2エア26bの噴出位置調整が容易となるので好ましい。
本発明の第1の実施における基板分割装置の概略構成を示す断面図である。 基板を説明するための平面図である。 切粉の除去方法を説明するための切断部位の拡大図であり、(a)は基板を上面から見た平面図、(b)は(a)のA−A断面における断面図である。 変形例を示す断面図である。
符号の説明
11・・・ルータビット(切削工具)
20・・・ノズル
24・・・第1エア供給部(第1エア供給路22a及び第1エア供給口22b)
25・・・第2エア供給部(第2エア供給路23a及び第2エア供給口23b)
26a・・・第1エア
26b・・・第2エア
30・・・吸塵部
40・・・基板
41・・・プリント基板
42・・・ダミー部
43a・・・綴り部
100・・・基板分割装置

Claims (5)

  1. 切削工具を用いて、基板を製品領域であるプリント基板と除去領域とに分割する基板分割装置において、
    前記基板を挟んだ一方の側に、前記切削工具の周囲に沿って基板方向にエアを噴出する第1エア供給部と、噴出されるエアが前記基板に対して所定の鋭角をなすように、前記基板表面と同一平面にある前記切削工具の外周面に向けてエアを噴出する第2エア供給部とを設け、
    他方の側に、分割時に発生する切粉とともに、前記第1エア供給部及び前記第2エア供給部から噴出されたエアを吸引する吸塵部を設けたことを特徴とする基板分割装置。
  2. 前記第2エア供給部からのエア噴出し量が、前記第1エア供給部からのエア噴出し量以上であることを特徴とする請求項1に記載の基板分割装置。
  3. 前記第1エア供給部及び前記第2エア供給部からのエア噴出し量よりも、前記吸塵部のエア吸い込み量の方が多いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の基板分割装置。
  4. 前記第1エア供給部及び前記第2エア供給部の少なくとも一部が、前記切削工具と一体に設けられていることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の基板分割装置。
  5. 前記吸塵部は筒状の吸込み口を有し、当該吸込み口は一方の開口部が前記基板表面に接しつつ、その筒状内部に前記基板から突出する前記切削工具を内面から離間して収容することを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の基板分割装置。
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