JP5090080B2 - 板状物の切削方法 - Google Patents

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本発明は、切削ブレードを有する切削装置により板状物を切削する板状物の切削方法に関する。
ダイシング装置等の切削装置は、高速回転する切削ブレードで樹脂基板等の板状物を切削するが、その際板状物は切削ブレードの通過する部分がブレードによって粉砕され、粉砕された板状物は切削屑(コンタミネーション)となって切削水とともに排出される。
そのため、ダイシングによって必ず発生する切削屑の除去は常に課題となってきた。特に板状物表面に付着し、板状物に形成された回路をショートさせたり、素子等の働きを阻害しないよう、これまで切削水の供給手段を改良したり、洗浄手段を設けたりして、板状物表面に切削屑が付着するのを防止するようにしてきた。
例えば、特開平11−267940号公報では、従来から設けられていた切削水供給ノズルに加えて、カーテンノズルから噴出される水やエア等の流体によってカーテンを形成し、切削屑が板状物表面に付着するのを防止するようにした切削装置が提案されている。
また、特開2000−306878号公報には、板状物の切削時にノズルからエアと洗浄水の混合物を噴射して、高圧水を用いることなく、高圧水を噴射するのと同等の洗浄能力を有する切削装置が開示されている。
これらの改善により、板状物切削時に発生する切削屑は、通常切削水とともに板状物の上を通過し、板状物周囲の粘着テープからダイシングフレームを伝わってダイシングフレームの外に排出される。
特開平11−267940号公報 実開2000−306878号公報
板状物の切削終了後、板状物は洗浄装置により洗浄されてから板状物カセットに戻されるため、特許文献1及び特許文献2に開示された切削装置では、板状物表面への切削屑の付着は効果的に防止されるが、テープの粘着力が強かったり、切削屑を含んだ切削水(排水)が粘着テープ上で滞留したりすると、切削屑が板状物周囲の粘着テープに付着し、洗浄装置で洗い流されない場合がある。
粘着テープ上に付着した切削屑は問題にならない場合もあるが、ダイシング後の次工程であるピックアップ工程(粘着テープ全体を引き伸ばして、切り出せされたチップをテープ裏面から突き上げてテープから剥がした後、専用トレーに収納する)で、切削屑が粘着テープから舞い上がり、チップの表面や側面に再付着すると、切削屑がチップの回路をショートさせる危険があるため、大きな問題となる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、切削屑を含んだ排水が粘着テープとダイシングフレームの段差部分で滞留するのを防止し、切削屑が段差部分近辺の粘着テープに付着するのを防止するようにした板状物の切削方法を提供することである。
本発明によると、環状のダイシングフレームに貼着された粘着テープを介して該ダイシングフレームに支持された板状物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された板状物を切削する切削ブレードを回転可能に支持する切削手段と、該切削ブレードに切削水を供給する切削水供給手段とを備えた切削装置を用いた板状物の切削方法であって、前記切削ブレードの回転に起因して切削水が飛散しダイシングフレームと粘着テープとの間の段差部に切削水が滞留して切削屑が粘着テープに付着しないように、少なくとも切削水が飛散する側のダイシングフレームと粘着テープとの境界領域に前記段差部を覆うようにテープを配設して板状物の切削を遂行することを特徴とする板状物の切削方法が提供される。
本発明によると、切削水が飛散する側のダイシングフレームと粘着テープとの境界領域に段差部を覆うようにテープを配設して板状物の切削を遂行するため、排水が段差部に滞留せずにスムーズにダイシングフレーム外に排出されるので、粘着テープ上への切削屑の付着を防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は樹脂基板等の板状物をダイシングして個々のチップ(デバイス)に分割することができる切削装置2の外観を示している。
切削装置2の前面側には、オペレータが加工条件等の装置に対する指示を入力するための操作手段4が設けられている。装置上部には、オペレータに対する案内画面や後述する撮像手段によって撮像された画像が表示されるCRT等の表示手段6が設けられている。
図2に示すように、ダイシング対象の樹脂基板30の表面においては、第1のストリートS1と第2ストリートS2とが直交して形成されており、第1のストリートS1と第2のストリートS2とによって区画されて多数のチップ(デバイス)32が樹脂基板30上に形成されている。
樹脂基板30は粘着テープであるダイシングテープ34に貼着され、ダイシングテープ34の外周縁部は環状フレーム36に貼着されている。これにより、樹脂基板30はダイシングテープ34を介してフレーム36に支持された状態となり、図1に示した樹脂基板カセット8中に樹脂基板が複数枚(例えば25枚)収容される。樹脂基板カセット8は上下動可能なカセットエレベータ9上に載置される。
樹脂基板カセット8の後方には、樹脂基板カセット8から切削前の樹脂基板30を搬出するとともに、切削後の樹脂基板を樹脂基板カセット8に搬入する搬出入手段10が配設されている。樹脂基板カセット8と搬出入手段10との間には、搬出入対象の樹脂基板が一時的に載置される領域である仮置き領域12が設けられており、仮置き領域12には、樹脂基板30を一定の位置に位置合わせする位置合わせ手段14が配設されている。
仮置き領域12の近傍には、樹脂基板30と一体となったフレーム36を吸着して搬送する旋回アームを有する搬送手段16が配設されており、仮置き領域12に搬出された樹脂基板30は、搬送手段16により吸着されてチャックテーブル18上に搬送され、このチャックテーブル18に吸引されるとともに、複数の固定手段(クランパ)19によりフレーム36が固定されることでチャックテーブル18上に保持される。
チャックテーブル18は、回転可能且つX軸方向に往復動可能に構成されており、チャックテーブル18のX軸方向の移動経路の上方には、樹脂基板30の切削すべきストリートを検出するアライメント手段20が配設されている。
アライメント手段20は、樹脂基板30の表面を撮像する撮像手段22を備えており、撮像により取得した画像に基づき、パターンマッチング等の処理によって切削すべきストリートを検出することができる。撮像手段22によって取得された画像は、表示手段6に表示される。
アライメント手段20の左側には、チャックテーブル18に保持された樹脂基板30に対して切削加工を施す切削手段24が配設されている。切削手段24はアライメント手段20と一体的に構成されており、両者が連動してY軸方向及びZ軸方向に移動する。
切削手段24は、回転可能なスピンドル26の先端に切削ブレード28が装着されて構成され、Y軸方向及びZ軸方向に移動可能となっている。切削ブレード28は撮像手段22のX軸方向の延長線上に位置している。
このように構成された切削装置2において、樹脂基板カセット8に収容された樹脂基板30は、搬出入手段10によってフレーム36が挟持され、搬出入手段10が装置後方(Y軸方向)に移動し、仮置き領域12においてその挟持が解除されることにより、仮置き領域12に載置される。そして、位置合わせ手段14が互いに接近する方向に移動することにより、樹脂基板30が一定の位置に位置づけられる。
次いで、搬送手段16によってフレーム36は吸着され、搬送手段16が旋回することによりフレーム36と一体となった樹脂基板30がチャックテーブル18に搬送されてチャックテーブル18により保持される。そして、チャックテーブル18がX軸方向に移動して樹脂基板30はアライメント手段20の直下に位置づけられる。
アライメント手段20が切削すべきストリートを検出するアライメントの際のパターンマッチングに用いる画像は、切削前に予め取得しておく必要がある。そこで、樹脂基板30がアライメント手段20の直下に位置づけられると、撮像手段22が樹脂基板30の表面を撮像し、撮像した画像を表示手段6に表示させる。
切削装置2のオペレータは、操作手段4を操作することにより、像手段22をゆっくりと移動させながら、必要に応じてチャックテーブル18も移動させて、パターンマッチングのターゲットとなるパターンを探索する。
オペレータがキーパターンを決定すると、そのキーパターンを含む画像が切削装置2のアライメント手段20に備えたメモリに記憶される。また、そのキーパターンとストリートS1,S2の中心線との距離を座標値等によって求め、その値もメモリに記憶させておく。
更に、撮像手段22を移動させることにより、隣り合うストリートとストリートとの間隔(ストリートピッチ)を座標値等によって求め、ストリートピッチの値についてもアライメント手段20のメモリに記憶させておく。
樹脂基板30のストリートに沿った切断の際には、記憶させたキーパターンの画像と実際に撮像手段22により撮像されて取得した画像とのパターンマッチングをアライメント手段20にて行う。
そして、パターンがマッチングしたときは、キーパターンとストリートの中心線との距離分だけ切削手段24をY軸方向に移動させることにより、切削しようとするストリートと切削ブレード28との位置合わせを行う。
切削しようとするストリートと切削ブレード28との位置合わせが行われた状態で、チャックテーブル18をX軸方向に移動させるとともに、切削ブレード28を高速回転させながら切削手段24を下降させると、位置合わせされたストリートが切削される。
樹脂基板30の切削に際しては、切削ブレードの前面側に設けられたシャワーノズルから切削水を噴出するとともに、切削ブレードを両側から挟むように設けられたブレードクーラーノズルからブレードに向かって扇状に切削水を噴出させて樹脂基板30の切削を行う。噴出させる切削水は純が望ましい。
メモリに記憶されたストリートピッチずつ切削手段24をY軸方向にインデックス送りにしながら切削を行うことにより、同方向のストリートS1が全て切削される。更に、チャックテーブル18を90°回転させてから、上記と同様の切削を行うと、ストリートS2も全て切削され、個々のチップ32に分割される。
切削が終了した樹脂基板30はチャックテーブル18をX軸方向に移動してから、Y軸方向に移動可能な搬送手段25により把持されて洗浄装置27まで搬送される。洗浄装置27では、洗浄ノズルから水を噴射しながら樹脂基板30を高速回転(例えば3000rpm)させることにより樹脂基板を洗浄する。
洗浄後エアノズルからエアを噴出させて樹脂基板30を乾燥させた後、搬送手段16により樹脂基板30を吸着して仮置き領域12に戻し、更に搬出入手段10により樹脂基板カセット8の元の収納場所に樹脂基板30が戻される。
次に、本発明の実施形態に係る樹脂基板の切削方法について説明する前に、図3及び図4を参照して、従来技術の問題点について詳細に説明する。図3は従来の樹脂基板の切削方法の平面図を示しており、実際には切削ブレード28は樹脂基板30に対して垂直に配置されて樹脂基板30を切削するが、理解を助けるために切削ブレード28を横に倒した状態が示されている。
図4の断面図に示すように、チャックテーブル18上に搭載された樹脂基板30はチャックテーブル18に吸引されるとともに、クランパ19がダイシングフレーム36をクランプすることにより、チャックテーブル18上に保持される。
チャックテーブル18をX軸方向(図3で矢印46方向)に移動させるとともに、切削ブレード28を矢印40方向に高速回転させながら切削ブレード28で樹脂基板30の切削を行う。
このとき、上述したようにシャワーノズル及びブレードクーラーノズルを有する切削水供給手段42から切削水44を切削ブレード28に供給しながら樹脂基板30の切削を行うが、切削屑を含んだ切削水(排水)は矢印52の流出経路で示すようにダイシングフレーム36と粘着テープ34との段差部50に突き当たり排水の一部が曲げられる。
その結果、樹脂基板30にはストリートS1,S2が互いに直角に形成されているため、図3の矢印46,48で示された切削水の流出方向であるダイシングフレーム36と粘着テープ34との境界領域54,56に切削屑(コンタミネーション)が付着することになる。
この境界領域54,56に付着した切削屑はダイシング後の次工程であるピックアップ工程で、粘着テープ34から舞い上がり、チップの表面や側面に再付着する恐れがある。以下、この切削屑の再付着を防止するようにした本発明の板状物の切削方法の各実施形態について、図5以降を参照して詳細に説明する。
図5(A)は本発明の樹脂基板の切削方法に使用する第1実施形態の樹脂基板アセンブリ35の平面図を示している。樹脂基板アセンブリ35は、環状のダイシングフレーム36と、外周縁部がダイシングフレーム36に貼着された粘着テープであるダイシングテープ34と、ダイシングテープ34に貼着された樹脂基板30を含んでいる。
図2に示したように、樹脂基板30の表面には矢印46方向に伸長する複数の第1ストリートS1と、第1ストリートS1と直交する矢印48方向に伸長する複数の第2ストリートS2が形成されている。
よって、切削装置2によるダイシングは第1ストリートS1及び第2ストリートS2に沿って実施されるため、切削水(排水)の流出経路は互いに直交する矢印46方向及び矢印48方向の2方向となる。
そこで、第1実施形態の樹脂基板アセンブリ35では、切削水が飛散する側のダイシングフレーム36と粘着テープ34との境界領域にテープ(例えばリンテック社製UVテープD−174)58,60を貼付することにより、図7に示すように、テープ58,60でダイシングフレーム36と粘着テープ34との段差部50を覆うようにして切削水排出部を形成した。
これにより、図6に示す樹脂基板切削時の平面図及び図7の断面図に示すように、樹脂基板切削時に切削水供給手段42から供給された切削水44は、段差部50に貼付されたテープ58により案内されて、矢印64で示すように段差部50に滞留せずにスムーズにダイシングフレーム36外に排出されるため、ダイシングフレーム36と粘着テープ34との境界領域の粘着テープ34上に切削屑(コンタミネーション)が付着するのが防止される。
図5(B)は、本発明の切削方法に使用する第2実施形態の樹脂基板アセンブリ35Aの平面図を示している。この第2実施形態の樹脂基板アセンブリ35Aは、ダイシングフレーム36と粘着テープ34との段差部50を全周に渡って環状テープ62で覆ったものである。
本実施形態の樹脂基板アセンブリ35Aでも、樹脂基板の切削時に切削屑を含んだ排水が段差部50で滞留することなくスムーズにダイシングフレーム36外へ排出されるため、ダイシングフレーム36と粘着テープ34との境界領域の粘着テープ34上に切削屑が付着することが防止される。
図8(A)は、本発明第3実施形態の樹脂基板アセンブリ35Bの平面図を示している。本実施形態の樹脂基板アセンブリ35Bは、切削水が主に排出される方向、即ち図5(A)に示す矢印46方向及び48方向のダイシングフレーム36近傍の粘着テープ34に排水口となる穴66,68を形成したものである。
本実施形態では、樹脂基板切削時に、切削水(排水)が排水口として作用する穴66,68を通って流れ出るため、切削屑が粘着テープ34に付着することが防止される。
図8(B)は、本発明第4実施形態の樹脂基板アセンブリ35Cの平面図を示している。本実施形態の樹脂基板アセンブリ35Cは、切削水が主に排出される方向のダイシングフレーム36の内周側に切欠70,72を形成したものである。
樹脂基板切削時には、これらの切欠70,72から切削水が排出される。よって、切欠70,72の全面が粘着テープ34で塞がれないよう工夫する必要がある。本実施形態でも上述した第1乃至第3実施形態と同様な効果をあげることができる。
図9(A)は本発明第5実施形態の樹脂基板アセンブリ35Dの平面図を示している。図9(B)は図9(A)の9B−9B線断面図である。本実施形態の樹脂基板アセンブリ35Dは、ダイシングフレーム36の内周部に半径方向内側に向かって薄くなるようなテーパー形状の傾斜部36aを形成して、ダイシングフレーム36と粘着テープ34との間の段差部を緩やかにしたものである。
本実施形態では、傾斜部36aはダイシングフレーム36の全周に渡って形成されているが、テーパー形状の傾斜部36aを切削水排出方向の2箇所のダイシングフレーム36の内周部に形成するようにしても良い。
本実施形態では、ダイシングフレーム36と粘着テープ34との間の段差部が緩やかになっているため、切削水の排水が段差部で滞留することがなく、スムーズにダイシングフレーム36外に排出される。よって、上述した各実施形態と同様に、切削屑がダイシングフレーム36と粘着テープ34との境界領域の粘着テープ34上に付着することが防止される。
本発明の板状物の切削方法が実施されるのに適した切削装置の外観斜視図である。 フレームと一体化された樹脂基板を示す斜視図である。 本発明が解決すべき課題を説明するための平面図である。 本発明が解決すべき課題を説明するための断面図である。 図5(A)は本発明の切削方法に使用する第1実施形態の樹脂基板アセンブリの平面図であり、図5(B)は第2実施形態の樹脂基板アセンブリの平面図である。 第1実施形態の樹脂基板アセンブリを使用した樹脂基板切削時の平面図である。 第1実施形態の樹脂基板アセンブリを使用した樹脂基板切削時の断面図である。 図8(A)は本発明の板状物切削方法に使用する第3実施形態の樹脂基板アセンブリの平面図であり、図8(B)は第4実施形態の樹脂基板アセンブリの平面図である。 図9(A)は本発明の板状物の切削方法に使用する第5実施形態の樹脂基板アセンブリの平面図、図9(B)は図9(A)の9B−9B線断面図である。
符号の説明
28 切削ブレード
30 樹脂基板
34 粘着テープ
35 樹脂基板アセンブリ
36 ダイシングフレーム
36a テーパー状傾斜部
50 段差部
58,60,62 テープ
66,68 穴(排水口)
70,72 切欠

Claims (1)

  1. 環状のダイシングフレームに貼着された粘着テープを介して該ダイシングフレームに支持された板状物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された板状物を切削する切削ブレードを回転可能に支持する切削手段と、該切削ブレードに切削水を供給する切削水供給手段とを備えた切削装置を用いた板状物の切削方法であって、
    前記切削ブレードの回転に起因して切削水が飛散しダイシングフレームと粘着テープとの間の段差部に切削水が滞留して切削屑が粘着テープに付着しないように、少なくとも切削水が飛散する側のダイシングフレームと粘着テープとの境界領域に前記段差部を覆うようにテープを配設して板状物の切削を遂行することを特徴とする板状物の切削方法。
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