JP2006339435A - 洗浄装置を備えた加工機 - Google Patents

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Abstract

【課題】開口部を遮蔽するカバー部材を退避させた状態でのスペースの減少を図ることができるとともに、カバー部材を退避させる際に洗浄水の落下を防止することができる洗浄装置を備えた加工機を提供する。
【解決手段】洗浄装置を備えた加工機であって、洗浄ハウジングと、被加工物を保持し回転するスピンナーテーブルと、被加工物に洗浄水を供給する洗浄水供給手段と、洗浄ハウジングの開口を開閉可能に遮蔽するカバー手段8とを具備している。退避領域と開口を遮蔽する遮蔽領域との間を互いに上下に分けて移動可能に構成され遮蔽領域を遮蔽する複数のカバー部材82,83と、複数のカバー部材82,83を遮蔽領域に移動するとともに複数のカバー部材82,83を退避領域に移動するカバー部材作動手段9とを具備しており、複数のカバー部材82,83は退避領域に移動されると互いに上下に重合して位置付けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体ウエーハ等の被加工物を切断する切削機等の加工機、更に詳しくは加工後の被加工物を洗浄するための洗浄装置を備えた加工機に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に形成されたストリートと呼ばれる分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスが形成される。このように形成された半導体ウエーハを分割予定ラインに沿って切断することにより個々の半導体チップを製造している。
上述した半導体ウエーハの分割予定ラインに沿った切断は、通常、ダイサーと称されている切削機によって行われている。この切削機は、半導体ウエーハ等の被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を切削するための切削手段と、切削手段によって切削加工された加工後の被加工物を洗浄する洗浄装置と、チャックテーブルに保持された加工後の被加工物を洗浄装置に搬送する搬送手段を具備している。このような切削機によって半導体ウエーハを分割予定ラインに沿って切削する際には、切削された半導体ウエーハがバラバラにならないように半導体ウエーハを環状のフレームに装着された保護テープに貼着した状態で実施する。
上記洗浄装置はスピンナーテーブルを備え、このスピンナーテーブルに加工後の半導体ウエーハが貼着されている保護テープを保持し、半導体ウエーハに洗浄水を供給しつつスピンナーテーブルを高速回転して加工後の半導体ウエーハをスピンナー洗浄する。この洗浄作業時には、スピンナーテーブルが高速回転しているために、洗浄水が飛散したり、分割予定ラインに沿って切削された半導体ウエーハの外周部に生成された端材が保護テープから剥がれて飛散する。このように飛散した洗浄水や端材が洗浄装置外へ出ないように洗浄装置の開口部をカバー部材によって適宜遮蔽するようにした切削機が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
特開2003−7674号公報
而して、洗浄装置の開口部を遮蔽するカバー部材は、開口部の面積より広い面積を有する大きさに形成する必要があり、少なくともウエーハの搬入搬出時にカバー部材を退避させておくための広いスペースが必要となる。
なお、カバー部材を蛇腹によって構成したり、カバー部材を可撓性を有する帯状部材によって形成しロールによって巻き取るように構成することにより、カバー部材を退避させた状態でのスペースの減少を図ることが考えられる。しかるに、カバー部材を遮蔽状態から退避状態にする際に、蛇腹や帯状部材の下面に付着した洗浄水が絞られて洗浄済のウエーハの表面に落下して、ウエーハを汚染するという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、開口部を遮蔽するカバー部材を退避させた状態でのスペースの減少を図ることができるとともに、カバー部材を退避させる際に洗浄水の落下を防止することができる洗浄装置を備えた加工機を提供することである。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を加工するための加工手段と、該加工手段によって加工された被加工物を洗浄する洗浄装置と、該チャックテーブルに保持された加工後の被加工物を該洗浄装置に搬送する搬送手段と、を具備する加工機において、
該洗浄装置は、上面が開口された洗浄ハウジングと、該洗浄ハウジング内に配設され被加工物を保持し回転するスピンナーテーブルと、該スピンナーテーブルに保持された被加工物に洗浄水を供給する洗浄水供給手段と、該洗浄ハウジングの開口を開閉可能に遮蔽するカバー手段とを具備し、
該カバー手段は、該洗浄ハウジングの開口に隣接して設けられた退避領域と該開口を遮蔽する遮蔽領域との間を互いに上下に分けて移動可能に構成され該遮蔽領域を遮蔽する複数のカバー部材と、該退避領域に位置付けられている該複数のカバー部材を該遮蔽領域に移動するとともに該遮蔽領域に位置付けられている該複数のカバー部材を該退避領域に移動するカバー部材作動手段とを具備しており、
該複数のカバー部材は、該退避領域に移動されると互いに上下に重合して位置付けられる、
ことを特徴とする洗浄装置を備えた加工機が提供される。
上記複数のカバー部材は、洗浄ハウジングの開口に隣接して設けられた退避領域と遮蔽領域の第1の領域との間を移動可能に構成され該第1の領域を遮蔽する第1のカバー部材と、該第1の領域と退避領域との間の第2の領域と退避領域との間を移動可能に構成され第2の領域を遮蔽する第2のカバー部材とを具備し、上記カバー部材作動手段は、退避領域に位置付けられている第1のカバー部材と第2のカバー部材を第1の領域と第2の領域に移動するとともに第1の領域と第2の領域に位置付けられている第1のカバー部材と第2のカバー部材を退避領域に移動する。
上記カバー手段は、第1のカバー部材を退避領域と第1の領域との間で案内する第1の案内レールと、第1の案内レールより下側に配設され上記第2のカバー部材を退避領域と第2の領域との間で案内する第2の案内レールと、第1のカバー部材を退避領域から第1の領域に移動する際には第1のカバー部材が第2の領域から第1の領域への移動と連動して第2のカバー部材を退避領域から第2の領域に移動し、第1のカバー部材を第1の領域から退避領域に移動する際には第1のカバー部材が第2の領域から退避領域への移動と連動して第2のカバー部材を第2の領域から退避領域に移動せしめる連動手段とを具備し、上記カバー部材作動手段は第1のカバー部材を移動せしめる。
本発明による加工機に装備される洗浄装置は、洗浄ハウジングの開口を開閉可能に遮蔽するカバー手段の複数のカバー部材が退避領域に移動されると互いに上下に重合して位置付けられるように構成されているので、複数のカバー部材を退避領域に位置付けた際に占める面積が1枚のカバー部材の面積と略同じとなり、退避領域のスペースを小さくすることができる。また、複数のカバー部材は互いに上下に分けて移動可能に構成されているので、被加工物の洗浄後に複数のカバー部材を遮蔽領域から退避領域に移動する際に、複数のカバー部材の下面に付着した洗浄水が絞られて落下することはない。
以下、本発明に従って構成された洗浄装置を備えた加工機の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成された洗浄装置を備えた加工機としての切削機の斜視図が示されている。
図示の実施形態における切削機は、略直方体状の装置ハウジング2を具備している。この装置ハウジング2内には、被加工物を保持するチャックテーブル3が切削送り方向である矢印Xで示す切削送り方向に移動可能に配設されている。チャックテーブル3は、吸着チャック支持台31と、該吸着チャック支持台31上に装着された吸着チャック32を具備しており、該吸着チャック32の表面である載置面上に被加工物である例えば円板状のウエーハを図示しない吸引手段によって保持するようになっている。また、チャックテーブル3は、図示しない回転機構によって回動可能に構成されている。なお、チャックテーブル3は、後述する環状のフレームを固定するためのクランプ33が装着されている。
図示の切削機は、切削手段としてのスピンドルユニット4を具備している。スピンドルユニット4は、図示しない移動基台に装着され割り出し方向である矢印Yで示す方向および切り込み方向である矢印Zで示す方向に移動調整されるスピンドルハウジング41と、該スピンドルハウジング41に回転自在に支持された回転スピンドル42と、該回転スピンドル42の前端部に装着された回転工具である切削ブレード43とを具備している。
図示の切削機は、上記チャックテーブル3上に保持された被加工物の表面を撮像し、上記切削ブレード43によって切削すべき領域を検出したり、切削溝の状態を確認したりするための撮像手段5を具備している。この撮像手段5は顕微鏡やCCDカメラ等の光学手段からなっており、撮像した画像信号を図示しない制御手段に送る。また、図示のウエーハの分割装置は、撮像手段5によって撮像された画像を表示する表示手段6を具備している。
図示の実施形態における切削機は、チャックテーブル3上で切削加工された被加工物を洗浄する洗浄装置7を具備している。この洗浄手段7について、図2乃至図5を参照して説明する。
図示の実施形態における洗浄装置7は、図2に示す洗浄ハウジング71と該洗浄ハウジング71ないに配設されたスピンナーテーブル機構72を具備している。
洗浄ハウジング71は、上面に開口710を備えた洗浄水受け711と、該洗浄水受け711を支持する3本(図2には2本が示されている)の支持脚712とからなっている。洗浄水受け711は、円筒状の外側壁711aと底壁711bと内側壁711cとからなっている。底壁711bの中央部には後述する電動モータの駆動軸が挿通する穴711dが設けられおり、この穴711dの周縁から上方に突出する内側壁711cが形成されている。また、底壁711bには排液口711eが設けられており、この排液口711eにドレンホース713が接続されている。
上記スピンナーテーブル機構72は、スピンナーテーブル721と、該スピンナーテーブル721を回転駆動する電動モータ722と、該電動モータ722を上下方向に移動可能に支持する支持機構723を具備している。スピンナーテーブル721は多孔性材料から形成された吸着チャック721aを具備しており、この吸着チャック721aが図示しない吸引手段に連通されている。従って、スピンナーテーブル721は、吸着チャック721aに被加工物であるウエーハを載置し図示しない吸引手段により負圧を作用せしめることにより吸着チャック721上にウエーハを保持する。なお、スピンナーテーブル721には、後述する環状のフレームを固定するためのクランプ724が配設されている。このように構成されたスピンナーテーブル721は、洗浄水受け711内に配設される。上記電動モータ722は、その駆動軸722aが洗浄水受け711の底壁711bの中央部に形成された穴711dを挿通して配設され、この駆動軸722aの上端に上記スピンナーテーブル721を連結する。上記支持機構723は、複数本(図示の実施形態においては3本)の支持脚723aと、該支持脚723aをそれぞれ連結し電動モータ722に取り付けられた複数本(図示の実施形態においては3本)のエアシリンダ723bとからなっている。このように構成された支持機構723は、エアシリンダ723bを作動することにより、電動モータ722およびスピンナーテーブル721を図1に示す上方位置である被加工物搬入・搬出位置と、該被加工物搬入・搬出位置から所定量下方位置である作業位置に位置付ける。
図示の洗浄装置7は、上記スピンナーテーブル721に保持された加工後の被加工物を洗浄するための洗浄水供給手段74を具備している。洗浄水供給手段74は、スピンナーテーブル721に保持された加工後の被加工物に向けて洗浄水を噴出する洗浄水ノズル741と、該洗浄水ノズル741を揺動せしめる正転・逆転可能な電動モータ(図示せず)を備えており、該洗浄水ノズル741が図示しない洗浄水供給源に接続されている。洗浄水ノズル741は、水平に延び先端部が下方に屈曲されたノズル部741aと、該ノズル部741aの基端から下方に延びる支持部741bとからなっており、支持部741bが上記洗浄ハウジング71の洗浄水受け711を構成する底壁711bに設けられた図示しない挿通穴を挿通して配設され図示しない洗浄水供給源に接続されている。なお、洗浄水ノズル741のノズル部741aの先端は、下方に向けて屈曲せしめられている。
また、図示の洗浄装置7は、スピンナーテーブル721に保持された加工後の被加工物にエアーを吹き付ける乾燥用エアー供給手段75を具備している。乾燥用エアー供給手段75は、スピンナーテーブル721に保持された被加工物に向けてエアーを噴出するエアーノズル751と、該エアーノズル751を揺動せしめる正転・逆転可能な電動モータ(図示せず)を備えており、該エアーノズル751が図示しないエアー供給源に接続されている。エアーノズル751は、水平に延びるノズル部751aと、該ノズル部751aの基端から下方に延びる支持部751bとからなっており、支持部751bが上記洗浄水受け711を構成する底壁711bに設けられた図示しない挿通穴を挿通して配設され図示しないエアー供給源に接続されている。なお、エアーノズル751のノズル部751aの先端は、下方に向けて屈曲せしめられている。
図1に戻って説明を続けると、図示の実施形態における洗浄装置7は、上記洗浄ハウジング71の洗浄水受け711の開口710を開閉可能に遮蔽するカバー手段8を具備している。カバー手段8は、装置ハウジング2の上面に洗浄水受け711の開口710を挟んで平行に配設された一対のレール部材81、81と、この一対のレール部材81、81に沿って移動可能に配設され第1のカバー部材82および第2のカバー部材83を備えている。一対のレール部材81、81は、図3に示すように断面がL字形をなし、第1の案内レール部811と該第1の案内レール部811より下側に形成された第2の案内レール812を備えている。このように形成された。一対のレール部材81、81は、それぞれ第2の案内レール812を内側にして対向して配設されている。
上記第1のカバー部材82は、矩形状に形成され、その両端部が上記一対のレール部材81、81の第1の案内レール部811、811上に載置される。この第1のカバー部材82は、上記洗浄水受け711の開口710の半分よりやや広い領域を遮蔽する幅を有しており、第1の案内レール部811、811上を洗浄水受け711の開口710に隣接して設けられた退避位置70aと遮蔽領域の第1の領域70bとの間を移動可能に構成されている。上記第2のカバー部材83は、矩形状に形成され、その両端部が上記一対のレール部材81、81の第2の案内レール部812、812上に載置される。この第2のカバー部材83は、上記洗浄水受け711の開口710の半分よりやや広い領域を遮蔽する幅を有しており、第2の案内レール部812、812上を退避位置70aと、該退避位置70aと第1の領域70bの間の遮蔽領域である第2の領域70cとの間を移動可能に構成されている。そして第1のカバー部材82と第2のカバー部材83は、退避位置70aに位置付けられると互いに上下に位置付けられるようになっている。なお、第2のカバー部材83の厚さは、第1の案内レール部811、811と第2の案内レール部812、812の段差より薄い値に設定されている。従って、第1のカバー部材82と第2のカバー部材83は、接触することなくそれぞれ第1の案内レール部811、811と第2の案内レール部812、812上を摺動することができる。
第1のカバー部材82と第2のカバー部材83との間には、図4に示すように第1のカバー部材82を退避領域70aから第1の領域70bに移動する際には第1のカバー部材82が第2の領域70cから第1の領域70bへの移動と連動して第2のカバー部材83を退避領域70aから第2の領域70cに移動し、第1のカバー部材82を第1の領域70bから退避領域70aに移動する際には第1のカバー部材82が第2の領域70cから退避領域70aへの移動と連動して第2のカバー部材83を第2の領域70cから退避領域70aに移動せしめる連動手段84が設けられている。図4に示す連動手段84は、第1のカバー部材82の下面に設けられた第1の係合部材841と、第2のカバー部材83の上面に設けられた第2の係合部材842および第3の係合部材843とからなっている。第1の係合部材841は、第1のカバー部材82の退避領域70a側端部(図4において右端部)に設けられている。第2の係合部材842および第3の係合部材843は、上記第1の係合部材841の移動軌跡上において第2のカバー部材83の両端部に設けられている。この第1の係合部材841と第2の係合部材842および第3の係合部材843との関係は、第1の係合部材841が第2の係合部材842と第3の係合部材843との間に位置するように構成されている。そして、第1のカバー部材82と第2のカバー部材83が退避領域70aに位置付けられている状態で、第1の係合部材841が第2の係合部材842と係合するようになっている。
連動手段84は以上のように構成されており、その作用について説明する。
第1のカバー部材82と第2のカバー部材83が図4において実線で示すように退避領域70aに位置付けられている状態から第1のカバー部材82を第1の領域70bに向けて移動すると、図4において1点鎖線で示すように第1のカバー部材82が第2の領域70cに達した際に第1のカバー部材82に設けられた第1の係合部材841が第2のカバー部材83に設けられた第3の係合部材843と係合する。従って、第1のカバー部材82が第2の領域70cから第1の領域70bへ移動すると、図4において2点鎖線で示すように第2のカバー部材83は第2の領域70cに移動せしめられる。次に、図4において2点鎖線で示すように第1のカバー部材82が第1の領域70bに位置付けられ、第2のカバー部材83が第2の領域70cに位置付けられた状態から、第1のカバー部材82を退避領域70aに向けて移動すると、第1のカバー部材82が第2の領域70cに達した際に第1のカバー部材82に設けられた第1の係合部材841が第2のカバー部材83に設けられた第2の係合部材842と係合する。従って、第1のカバー部材82が第2の領域70cから退避領域70aへ移動すると、第2のカバー部材83も退避領域70aに移動せしめられる。なお、連動手段84は、上記第1の係合部材841を第2の係合部材842に設け、上記第2の係合部材842と第3の係合部材843を第2のカバー部材83に設けてもよい。
図3に戻って説明を続けると、図示の実施形態におけるカバー手段8は、第1のカバー部材82を一対のレール部材81、81に沿って移動せしめるカバー部材作動手段9を具備している。カバー部材作動手段9は、第1のカバー部材82の上側に一方のレール部材81に沿って配設された案内パイプ91と、第1のカバー部材82に装着され案内パイプ91に沿って移動する移動ブロック92を具備している。案内パイプ91は、非磁性材によって形成されており、その両端部が装置ハウジング2の上面〔図1参照〕に配設された支持部材93、93によって支持されている。この案内パイプ91内には、図5に示すように円筒状の永久磁石94が摺動可能に配設されている。移動ブロック92は、磁性材によって形成されており、上記案内パイプ91が挿通する挿通穴921が設けられている。このように形成された移動ブロック92は、第1のカバー部材82の上面に装着される。そして、永久磁石94と移動ブロック92は、互いに対向して位置付けられる。従って、永久磁石94から移動ブロック92を通る磁力線が形成され、案内パイプ91を永久磁石94が移動すると、移動ブロック92も永久磁石94とともに移動する。このため、移動ブロック92が装着された第1のカバー部材82も永久磁石94とともに移動することになる。
図示の実施形態におけるカバー部材作動手段9は、図3に示すように上記案内パイプ91の両端からエアーを選択的に供給するエアー供給手段95を具備している。エアー供給手段95は、エアー供給源951と、該エアー供給源951と上記案内パイプ91の両端とを接続するエアーパイプ952、953、954と、エアーパイプ952とエアーパイプ953、954との間に配設された4ポート電磁切替弁955とからなっている。4ポート電磁切替弁955は、図示の除勢(OFF)状態においてはエアーパイプ952とエアーパイプ953、954との連通が遮断されている。そして、一方の電磁ソレノイド955aが附勢(ON)されるとエアーパイプ952とエアーパイプ953が連通され、他方の電磁ソレノイド955bが附勢(ON)されるとエアーパイプ952とエアーパイプ953が連通されるようになっている。従って、4ポート電磁切替弁955の一方の電磁ソレノイド955aが附勢(ON)されエアーパイプ952とエアーパイプ953が連通されると、エアー供給源951からエアーパイプ952、4ポート電磁切替弁955、エアーパイプ953を通して案内パイプ91の一端(図3において右上端)にエアーが供給される。この結果、案内パイプ91に配設された永久磁石94が図3において右上側から左下側(図5において左方方)に向けて移動せしめられる。また、4ポート電磁切替弁955の他方の電磁ソレノイド955bが附勢(ON)されエアーパイプ952とエアーパイプ954が連通されると、エアー供給源951からエアーパイプ952、4ポート電磁切替弁955、エアーパイプ954を通して案内パイプ91の他端(図3において左下端)にエアーが供給される。この結果、案内パイプ91に配設された永久磁石94が図3において左下側から右上側(図5において右方)に向けて移動せしめられる。
図1に戻って説明を続けると、図示の実施形態における切削機は、被加工物である半導体ウエーハ10を収容するカセットが載置されるカセット載置部13aを備えている。カセット載置部13aには図示しない昇降手段によって上下に移動可能にカセットテーブル131が配設されており、このカセットテーブル131上にカセット13が載置される。半導体ウエーハ10は、環状のフレーム11に装着された保護テープ12の表面に貼着されており、保護テープ12を介してフレーム11に支持された状態で上記カセット13に収容される。なお、半導体ウエーハ10は、表面に格子状に配列された複数の分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスが形成されている。
図示の実施形態における切削機は、上記カセット13に収納された切削加工前の半導体ウエーハ10を仮置き部14aに配設された位置合わせ手段14に搬出するとともに切削加工後の半導体ウエーハ10をカセット13に搬入する被加工物搬出・搬入手段15と、位置合わせ手段14に搬出された切削加工前の半導体ウエーハ10を上記チャックテーブル3上に搬送する第1の被加工物搬送手段16と、チャックテーブル3上で切削加工された半導体ウエーハ10を洗浄手段7に搬送する第2の被加工物搬送手段17を具備している。
図示の実施形態における切削機は以上のように構成されており、その作用について説明する。
図1に示すように環状のフレーム11に保護テープ12を介して支持された切削加工前の半導体ウエーハ10(以下、単に半導体ウエーハ10という)は、表面即ちデバイスおよび分割予定ラインが形成されている面を上側にしてカセット13の所定位置に収容されている。カセット13の所定位置に収容された切削加工前の半導体ウエーハ10は、図示しない昇降手段によってカセットテーブル131が上下動することにより搬出位置に位置付けられる。次に、被加工物搬出・搬入手段15が進退作動して搬出位置に位置付けられた半導体ウエーハ10を仮置き部14aに配設された位置合わせ手段14に搬出する。位置合わせ手段14に搬出された半導体ウエーハ10は、位置合わせ手段14によって所定の位置に位置合せされる。次に、位置合わせ手段14によって位置合わせされた切削加工前の半導体ウエーハ10は、第1の被加工物搬送手段16によってチャックテーブル3の吸着チャック32上に搬送され、該吸着チャック32に保護テープ12側が吸引保持される。また、環状のフレーム11がクランプ33によって固定される。このようにして半導体ウエーハ10を吸引保持したチャックテーブル3は、撮像手段5の直下まで移動せしめられる。チャックテーブル3が撮像手段5の直下に位置付けられると、撮像手段5によって半導体ウエーハ10に形成されている切断ラインが検出され、スピンドルユニット4を割り出し方向である矢印Y方向に移動調節して切断ラインと切削ブレード43との精密位置合わせ作業が行われる。
次に、切削ブレード43を回転しつつ半導体ウエーハ10を分割予定ラインに沿って切断する切断工程を実施する。即ち、切削ブレード43を矢印Z(図1参照)で示す方向に所定量切り込み送りし、そして、回転スピンドル42即ち切削ブレード43を回転させつつ、チャックテーブル3を図1において矢印Xで示す方向に所定の切削送り速度で移動することにより、チャックテーブル3に保持された半導体ウエーハ10は切削ブレード43により所定の切断ラインに沿って切断される。なお、切断工程においては、切削ブレード43による切削部に切削水が供給される。
以上のようにして、半導体ウエーハ10に形成された所定の切断ラインに沿って切断工程を実行したら、切削手段としてのスピンドルユニット4を図1において矢印Yで示す方向に切断ラインの間隔だけ割り出し移動し(割り出し工程)、上記切断工程を遂行する。このようにして所定方向に延在する全ての切断ラインについて切断工程と割り出し工程を遂行したならば、チャックテーブル3、従ってこれに保持されている半導体ウエーハ10を90度回動せしめて、上記所定方向に対して直角に延びる各切断ラインに沿って上記切断工程と割り出し工程を実行することにより、半導体ウエーハ10は個々のデバイスに分割される。分割されたデバイスは、保護テープ12の作用によってバラバラにはならず、環状のフレーム12に支持された半導体ウエーハ10の状態が維持されている。
このようにして、半導体ウエーハ10を個々のデバイスに分割したら、半導体ウエーハ10を保持しているチャックテーブル3は、最初に半導体ウエーハ10を吸引保持した位置に戻され、ここで半導体ウエーハ10の吸引保持を解除するとともに、クランプ機構33による環状のフレーム11の固定を解除する。そして、半導体ウエーハ10は、第2の被加工物搬送手段17によって洗浄装置7を構成するスピンナーテーブル721の吸着チャック721a上に搬送され、該吸着チャック721aに吸引保持される。また、環状のフレーム11がクランプ724によって固定される。このとき洗浄水ノズル741およびエアーノズル751は、図2に示すようにスピンナーテーブル711の上方から離隔した待機位置に位置付けられている。なお、切削加工後の半導体ウエーハ10を洗浄装置7を構成するスピンナーテーブル721へ搬送する際には、上記カバー手段8の第1のカバー部材82および第2のカバー部材83は図1および図3において実線で示す退避領域70aに位置付けられている。
上述したように切削加工後の半導体ウエーハ10を洗浄装置7のスピンナーテーブル721に保持したならば、カバー部材作動手段9のエアー供給手段95を構成する4ポート電磁切替弁955の一方の電磁ソレノイド955aを附勢(ON)する。4ポート電磁切替弁955の一方の電磁ソレノイド955aが附勢(ON)されると、エアーパイプ952とエアーパイプ953が連通され、エアー供給源951からエアーパイプ952、4ポート電磁切替弁955、エアーパイプ953を通して案内パイプ91の一端(図3において右上端)にエアーが供給されるため、案内パイプ91に配設された永久磁石94が図3において右上側から左下側(図5において左方)に向けて移動せしめられる。この結果、案内パイプ91に嵌挿された移動ブロック92が永久磁石94とともに移動するので、移動ブロック92を装着した第1のカバー部材81は退避領域70aから第1の領域70bに向けて移動する。そして、第1の領域70bが第2の領域70cに達すると、図4において1点鎖線で示すように第1のカバー部材82に設けられた第1の係合部材841が第2のカバー部材83に設けられた第3の係合部材843と係合するため、第2のカバー部材83も退避領域70aから第2の領域70cに向けて移動せしめられる。第1のカバー部材82が第1の領域70bに達し第2のカバー部材83が第2の領域70cに達したら、4ポート電磁切替弁955の一方の電磁ソレノイド955aを除勢(OFF)する。このようにして、第1のカバー部材82が第1の領域70bに位置付けられ第2のカバー部材83が第2の領域70cに位置付けられると、洗浄ハウジング71の洗浄水受け711の開口710は、第1のカバー部材82と第2のカバー部材83によって覆われる。
以上のようにして、洗浄水受け711の開口710を第1のカバー部材82と第2のカ
バー部材83によって覆ったならば、洗浄装置7のスピンナーテーブル741上に保持された切削加工後の半導体ウエーハ10を洗浄する洗浄工程を実施する。即ち、スピンナーテーブル721を図2に示す位置より下方の作業位置に位置付けるとともに、洗浄水供給手段75の図示しない電動モータを駆動して洗浄水供給ノズル741のノズル部741aの噴出口をスピンナーテーブル721上に保持された半導体ウエーハ10の中心部上方に位置付ける。そして、スピンナーテーブル721を例えば300rpmの回転速度で回転しつつノズル部741aの噴出口から純水でよい洗浄水を噴出する。このとき、図示しない電動モータが駆動して洗浄水供給ノズル741のノズル部741aの噴出口から噴出された洗浄水がスピンナーテーブル721に保持された半導体ウエーハ10の中心に当たる位置から外周部に当たる位置までの所要角度範囲で揺動せしめられる。この結果、上記切削工程において半導体ウエーハ10の表面に付着した切削屑が除去される。この洗浄工程においては、スピンナーテーブル721の回転に伴って、供給された洗浄水および半導体ウエーハ10の外周部に形成された端材が飛散するが、洗浄水受け711の開口710が第1のカバー部材82と第2のカバー部材83によって覆われているので、洗浄水受け711の外部に飛散することはない。
上述した洗浄工程が終了したら、乾燥工程を実行する。即ち、洗浄水供給ノズル741を待機位置に位置付けるとともに、乾燥用エアー供給手段75のエアーノズル751を構成するノズル部751aの噴出口をスピンナーテーブル721上に保持された半導体ウエーハ10の中心部上方に位置付ける。そして、スピンナーテーブル721を例えば2000rpmの回転速度で回転しつつノズル部751aの噴出口からエアーを15秒程度噴出する。このとき、エアーノズル751をノズル部751aの噴出口されたエアーがスピンナーテーブル721に保持された半導体ウエーハ10の中心に当たる位置から外周部に当たる位置までの所要角度範囲で揺動せしめられる。この結果、半導体ウエーハ10の表面が乾燥される。
上述したようにして、洗浄工程および乾燥工程を実施したならば、スピンナーテーブル721の回転を停止するとともに、乾燥用エアー供給手段75のエアーノズル751を待機位置に位置付ける。そして、スピンナーテーブル721を図2に示す被加工物搬入・搬出位置に位置付けるとともに、スピンナーテーブル721に保持されている半導体ウエーハ10の吸引保持を解除する。次に、カバー部材作動手段9のエアー供給手段95を構成する4ポート電磁切替弁955の他方の電磁ソレノイド955bを附勢(ON)する。4ポート電磁切替弁955の他方の電磁ソレノイド955bが附勢(ON)されると、エアーパイプ952とエアーパイプ954が連通され、エアー供給源951からエアーパイプ952、4ポート電磁切替弁955、エアーパイプ954を通して案内パイプ91の他端(図3において左下端)にエアーが供給されるため、案内パイプ91に配設された永久磁石94が図3において左下側から右上側(図5において右方)に向けて移動せしめられる。この結果、案内パイプ91に嵌挿された移動ブロック92が永久磁石94とともに移動するので、移動ブロック92を装着した第1のカバー部材82は第1の領域70bから退避領域70aに向けて移動する。そして、第1の領域70bが第2の領域70cに達すると、第1のカバー部材82に設けられた第1の係合部材841が第2のカバー部材83に設けられた第2の係合部材842と係合するため、第2のカバー部材83も第2の領域70cから退避領域70aに向けて移動せしめられる。第1のカバー部材82および第2のカバー部材83が退避領域70aに達したら、4ポート電磁切替弁955の他方の電磁ソレノイド955bを除勢(OFF)する。
上述したように、第1のカバー部材82および第2のカバー部材83が退避領域70aに位置付けられたならば、スピンナーテーブル711上の加工後の半導体ウエーハ10は、被加工物搬送手段16によって仮置き部14aに配設された位置合わせ手段14に搬出される。位置合わせ手段14に搬出された加工後の半導体ウエーハ10は、被加工物搬出手段15によってカセット13の所定位置に収納される。
以上のように、切削機に装備された洗浄装置7は、洗浄ハウジング71の洗浄水受け711の開口710を開閉可能に遮蔽するカバー手段8が第1のカバー部材82と第2のカバー部材83とによって構成され、退避領域に移動されると互いに上下に位置付けられるように構成されているので、第1のカバー部材82と第2のカバー部材83を退避領域70aに位置付けた際に占める面積が一方のカバー部材の面積と略同じとなり、退避領域70aのスペースを小さくすることができる。また、第1のカバー部材82と第2のカバー部材83とが非接触でそれぞれ第1の案内レール部811、811と第2の案内レール部812、812上を摺動するように構成されているので、洗浄工程終了後に第1のカバー部材82と第2のカバー部材83を第1の領域70bと第2の領域70cから退避領域70aに移動する際に、第1のカバー部材82と第2のカバー部材83の下面に付着した洗浄水が絞られて落下することはない。
以上、本発明を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲で種々の変形は可能である。例えば、図示の実施形態においては、2枚のカバー部材を用いた例を示したが、3枚以上のカバー部材を用いてもよい。また、図示の実施形態においては、洗浄装置を備えた加工機として切削機を示したが、本発明は切削機に限定されるものではなく、レーザー加工機等の他の加工機にも適用することができる。
本発明に従って構成された洗浄装置を備えた加工機の斜視図。 図1に示す切削機に装備される洗浄装置の要部斜視図。 図1に示す切削機に装備される洗浄装置を構成するカバー手段の斜視図。 図3に示すカバー手段を構成する連動手段の説明図。 図3に示すカバー手段を構成する作動手段の要部断面図。
符号の説明
2:装置ハウジング
3:チャックテーブル
4:スピンドルユニット
43:切削ブレード
5:撮像手段
6:表示手段
7:洗浄装置
71:洗浄ハウジング
711:洗浄水受け
72:スピンナーテーブル機構
721:スピンナーテーブル
74:洗浄水供給手段
75:乾燥用エアー供給手段
8:カバー手段
81、81:一対のレール部材
82:第1のカバー部材
83:第2のカバー部材
84:連動手段
9:カバー部材作動手段
91:案内パイプ
92:移動ブロック
94:永久磁石
95:エアー供給手段
951:エアー供給源
955:4ポート電磁切替弁
10:半導体ウエーハ
11:環状のフレーム
12:保護テープ
13:カセット
14:位置合わせ手段
15:被加工物搬出・搬入手段
16:第1の被加工物搬送手段
17:第2の被加工物搬送手段

Claims (3)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を加工するための加工手段と、該加工手段によって加工された被加工物を洗浄する洗浄装置と、該チャックテーブルに保持された加工後の被加工物を該洗浄装置に搬送する搬送手段と、を具備する加工機において、
    該洗浄装置は、上面が開口された洗浄ハウジングと、該洗浄ハウジング内に配設され被加工物を保持し回転するスピンナーテーブルと、該スピンナーテーブルに保持された被加工物に洗浄水を供給する洗浄水供給手段と、該洗浄ハウジングの開口を開閉可能に遮蔽するカバー手段とを具備し、
    該カバー手段は、該洗浄ハウジングの開口に隣接して設けられた退避領域と該開口を遮蔽する遮蔽領域との間を互いに上下に分けて移動可能に構成され該遮蔽領域を遮蔽する複数のカバー部材と、該退避領域に位置付けられている該複数のカバー部材を該遮蔽領域に移動するとともに該遮蔽領域に位置付けられている該複数のカバー部材を該退避領域に移動するカバー部材作動手段とを具備しており、
    該複数のカバー部材は、該退避領域に移動されると互いに上下に重合して位置付けられる、
    ことを特徴とする洗浄装置を備えた加工機。
  2. 該複数のカバー部材は、該洗浄ハウジングの開口に隣接して設けられた該退避領域と該遮蔽領域の第1の領域との間を移動可能に構成され該第1の領域を遮蔽する第1のカバー部材と、該第1の領域と該退避領域との間の第2の領域と該退避領域との間を移動可能に構成され該第2の領域を遮蔽する第2のカバー部材とを具備し、
    該カバー部材作動手段は、該退避領域に位置付けられている該第1のカバー部材と該第2のカバー部材を該第1の領域と該第2の領域に移動するとともに該第1の領域と該第2の領域に位置付けられている該第1のカバー部材と該第2のカバー部材を該退避領域に移動する、請求項1記載の洗浄装置を備えた加工機。
  3. 該カバー手段は、該第1のカバー部材を退避領域と第1の領域との間で案内する第1の案内レールと、該第1の案内レールより下側に配設され該第2のカバー部材を該退避領域と該第2の領域との間で案内する第2の案内レールと、該第1のカバー部材を該退避領域から該第1の領域に移動する際には該第1のカバー部材が該第2の領域から該第1の領域への移動と連動して該第2のカバー部材を該退避領域から該第2の領域に移動し、該第1のカバー部材を該第1の領域から該退避領域に移動する際には該第1のカバー部材が該第2の領域から該退避領域への移動と連動して該第2のカバー部材を該第2の領域から該退避領域に移動せしめる連動手段とを具備し、該カバー部材作動手段は第1のカバー部材を移動せしめる請求項2記載の加工機。
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