JP2004129983A - 遊技機製造用ルーター加工方法 - Google Patents

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JP2004129983A JP2002300056A JP2002300056A JP2004129983A JP 2004129983 A JP2004129983 A JP 2004129983A JP 2002300056 A JP2002300056 A JP 2002300056A JP 2002300056 A JP2002300056 A JP 2002300056A JP 2004129983 A JP2004129983 A JP 2004129983A
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Kenji Ishikawa
石川 顕爾
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Abstract

【課題】工具による加工時間を短縮して生産効率の向上化を図るとともに工具の磨耗の低減化を図る。
【解決手段】ルーター加工装置において、遊技盤1と刃物7との相対的な移動で、刃物7が加工しようとする開口8の周縁に沿って仮想線示位置から実線示位置へと移動し、この移動でスリット23が切削加工され、連結部25を破砕することでスリット23で囲まれた内側の中抜き残渣24が遊技盤1から離脱され、この離脱された中抜き残渣24を粉砕機構で破砕する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパチンコ機のような遊技機製造に際し、遊技盤に取り付けられる部品を逃げるための開口を遊技盤に加工する遊技機製造用ルーター加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技機製造用ルーター加工方法は、工具としての刃物を回転駆動しつつ加工すべき開口の内部で渦巻状軌跡または蛇行状軌跡を以って移動することで開口を所定形状に加工している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−70211号公報(第1頁、要約、図1、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例は刃物の移動軌跡が長くなるため、加工時間が長くなって生産効率が悪くなるとともに、刃物の磨耗を増大するという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は工具による加工時間を短縮して生産効率を向上することができるとともに工具の磨耗を低減することができる遊技機製造用ルーター加工方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明にあっては、ルーター加工装置に搭載した遊技盤とルーター加工装置の工具とを加工データーで相対的に移動して遊技盤に開口を加工する遊技機製造用ルーター加工方法において、開口の周縁に沿って工具を移動することで開口の周縁を切断し、それによって形成された中抜き残渣を粉砕することによって、工具の移動軌跡が加工すべき開口の周縁と短くなるので、工具による加工時間を短縮して生産効率を向上することができるとともに工具の磨耗を低減することができる。また、粉砕された中抜き残渣を機外に空気搬送することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1−図3は一実施形態であって、図1はルーター加工方法の平面を示し、図2はルーター加工装置2の側面を示し、図3は粉砕機構27を示す。
【0008】
図2において、遊技盤1は、例えば、ベニヤ板のような遊技基板の一表面に意匠盤面としての化粧シートを結合した形態になっている。ルーター加工装置2は、遊技盤1の化粧シートの側をテーブル3の側に向けた形態で、テーブル3に遊技盤1が位置決め搭載されたことを検出する図外の遊技盤センサー、または、当該遊技盤センサーに代えて作業者の操作でオン動作されるマニュアルスイッチの何れかが、遊技盤種別信号および加工開始信号を、図外のコンピューターの内蔵された制御部に出力することにより、コンピューターが制御部の記憶装置に予め記憶された当該遊技盤1の機種に対応する加工データーより加工位置および順序を抽出し、それらの加工位置および順序に従ってY駆動部4、XZ駆動部5、刃物駆動部6を駆動する。これらのY駆動部4およびXZ駆動部5の駆動により、刃物駆動部6に取り付けられたルーター加工用の刃物7と、テーブル3の上の遊技盤1とが、平面内の縦横としてのX方向およびY方向に相対的に移動および上下方向のZ方向に相対的に昇降する。
【0009】
また、刃物駆動部6の駆動により、刃物7が回転駆動する。これにより、刃物7が遊技盤1に複数の開口8(図1参照)を切削して形成する。開口8には、例えば、センター役物用孔、ストップランプ用孔、賞球ランプ用孔、アタッカー用孔、サイドランプ用孔、入賞用孔、アウト用孔などがある。刃物駆動部6は、XZ駆動部5の可動端に取り付けられたモーター11と、モーター11および刃物7を被覆する筒状の集塵カバー12と、集塵カバー12の上開口部に接続された集塵ダクト13とを備え、集塵ダクト13に接続した吸引式集塵機14により、モーター11の出力端に取り付けられた刃物7が駆動して遊技盤1に切削加工を行う際、刃物7より舞い上がる粉砕されたチップ状の切削屑20を、刃物7およびモーター11と集塵カバー12との隙間を経由して集塵ダクト13に吸引し、その吸引気流でモーター11を冷却する。
【0010】
吸引式集塵機14は、ファン15を集塵モーター16で駆動して、集塵ダクト13の内部に吸引用の空気流を生成し、この空気流に乗せて、切削屑20を、集塵ダクト13より屋外の分離室17に導き、分離室17のフィルター18により、切削屑20と空気とを分別する。分別されて分離室17に捕捉された切削屑20はパイプを経由して屋外の焼却炉19に供給され、分別されてフィルター18を通過した清浄な空気は排気口より屋外に排出される。図2中の符号21は、ルーター加工装置2を設置した面である。
【0011】
この実施形態の場合、刃物7には1枚の遊技盤1に図1のa図に仮想線で示す加工すべき開口8のうちで最小径を有する開口8より小さい直径の刃物7を用いる。そして、テーブル3に搭載した遊技盤1の所定位置に開口8を切削加工する場合、先ず、刃物7のこれから加工しようとする開口8の周縁内側に位置するように、ルーター加工装置2を駆動制御する。次に、テーブル3と刃物駆動部6とが相対的に昇降動作することにより、遊技盤1と回転駆動した刃物7とが互いに近づけられて、刃物7が図1のb図に示す仮想線示位置から実線示位置へと移動することで遊技盤1の開口8の周縁の内側を切削加工する。この場合、ルーター加工装置2におけるY駆動部4およびXZ駆動部5の駆動により、テーブル3と刃物駆動部6とが平面内のX方向およびY方向に相対的に移動する。
【0012】
この移動により、図1のb図に示すように、刃物7が開口8の周縁に沿いほぼ1周することで、刃物7が所定形状の開口8の周縁を切削加工する。刃物7を開口8の周縁に沿いほぼ1周させる理由は、刃物7による切削跡であるスリット23の内側に形成された中抜き残渣24が回転する刃物7で飛散するのを防止するために、中抜き残渣24を遊技盤1の開口8周りと結合している連結部25を残すからである。
【0013】
そして、刃物7が開口8の周縁に沿いほぼ1周すると、図2に示すテーブル3と刃物駆動部6とが相対的に昇降動作することにより、遊技盤1と回転駆動した刃物7とが互いに離れた後、テーブル3と刃物駆動部6とが平面内のX方向およびY方向に相対的に移動し、刃物駆動部6が次に加工するべき開口8の方に移動した後に、テーブル3と刃物駆動部6とが相対的に昇降動作することにより、遊技盤1と回転駆動した刃物7とが互いに近づけられて、刃物7が遊技盤1における次の開口8の周縁の内側を切削加工する。そして、遊技盤1における加工すべき最後の開口8に対する加工が終了し、テーブル3と刃物駆動部6とが相対的に昇降動作することにより、遊技盤1と回転駆動した刃物7とが互いに離れた後に、刃物7の回転が停止する。
【0014】
この実施形態の方法によれば、図1のb図に示すように、刃物7を開口8の周縁に沿って移動することでスリット23を形成しながら開口8を所定形状に切削加工する。このスリット23を形成する加工中に刃物7より排出される小さなチップ状の切削屑20は集塵ダクト13に接続した吸引式集塵機14で集塵されて分離室17に運ばれる。図1のb図に示す中抜き残渣24と遊技盤1の開口8周りとが連結部25で互いに結合している加工が終了すると、図外のプッシャが上方から落下して中抜き残渣24を下方に押し下げることで、連結部25が破損し、中抜き残渣24が遊技盤1の開口8周りから離脱して図2に示すルーター加工装置2の下部溜26に落下する。この下部溜26に落下した中抜き残渣24は前記スリット23が形成される場合に排出されるチップ状の切削屑20よりも大きな形状である。
【0015】
よって、下部溜26に落下した中抜き残渣24は下部溜26に設けられた粉砕機構27で前記スリット23が形成される場合に排出されるチップ状の切削屑20と同程度に小さく破砕されて下部溜26より排出される。この下部溜26より排出された粉砕残渣28は吸引式集塵機14で分離室17に運ばれる。分離室17ではフィルター18で前記切削屑20と粉砕残渣28とが捕捉され、切削屑20および粉砕残渣28から分離された清浄な空気が分離室17の外部に排出される。
【0016】
図3を参照し、粉砕機構27について説明する。a図における粉砕機構27は中抜き残渣24が一対の回転駆動される歯車のようなローラ31の間を通過する過程で小さくチップ状に粉砕される構造である。b図における粉砕機構27は中抜き残渣24が一対の回転駆動されるカッター32の間を通過する過程で小さくチップ状に粉砕される構造である。c図における粉砕機構27は中抜き残渣24が互いに近づいたり離れたりするように直線的に往復運動する一対のカッター33の間を通過する過程で小さくチップ状に粉砕される構造である。d図における粉砕機構27は中抜き残渣24が駆動するハンマー34で小さくチップ状に粉砕される構造である。
【0017】
本実施形態では工具として回転する刃物7を使用したが、工具としてレーザ発振源を使用すれば、工具を回転する必要がないとともに工具を上下に駆動する必要がないので、工具を回転駆動するモーターと工具を上下に駆動するZ駆動部とを省略することができる。
【0018】
図1中の符号22は、ルーター加工に先駆けて、遊技盤1に貫通孔として形成された基準孔であって、この基準孔22をテーブル3に設けられた図外の位置決めピンに嵌め込むことにより、遊技盤1をテーブル3に位置決め搭載する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の加工方法であって、a図は切削加工前の遊技盤を示す平面図、b図は切削加工後の遊技盤を示す平面図。
【図2】実施形態に用いるルーター加工装置を示す模式図。
【図3】実施形態の粉砕機構を示す模式図。
【符号の説明】
1 遊技盤
7 刃物(工具)
8 開口
23 スリット
24 中抜き残渣

Claims (1)

  1. ルーター加工装置に搭載した遊技盤とルーター加工装置の工具とを加工データーで相対的に移動して遊技盤に開口を加工する遊技機製造用ルーター加工方法において、開口の周縁に沿って工具を移動することで開口の周縁を切断し、それによって形成された中抜き残渣を粉砕することを特徴とする遊技機製造用ルーター加工方法。
JP2002300056A 2002-10-15 2002-10-15 遊技機製造用ルーター加工方法 Withdrawn JP2004129983A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007325735A (ja) * 2006-06-07 2007-12-20 Aruze Corp 遊技盤の形成方法
JP2008155397A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Misawa Homes Co Ltd 孔加工方法

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