JPH052655Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH052655Y2 JPH052655Y2 JP1985002313U JP231385U JPH052655Y2 JP H052655 Y2 JPH052655 Y2 JP H052655Y2 JP 1985002313 U JP1985002313 U JP 1985002313U JP 231385 U JP231385 U JP 231385U JP H052655 Y2 JPH052655 Y2 JP H052655Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- support
- fitting
- end plate
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 17
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、積雪地の道路側部等に設置するガ
ードフエンスにおけるビームパイプ取付装置に関
するものである。
ードフエンスにおけるビームパイプ取付装置に関
するものである。
従来、ビームパイプを使用するガードフエンス
におけるビームパイプ取付装置の一つとして、第
7図に示すように、金属板に曲げ加工を施して構
成した溝形ブラケツト9における溝底板10を支
柱5の側面に当接してボルト11およびナツト1
2により固定し、かつ前記ブラケツト9における
上下の腕13の間にビームパイプまたはビームパ
イプ継手管等の管体14を挿入してボルト15お
よびナツト16により締付結合した構造のビーム
パイプ取付装置が知られている。
におけるビームパイプ取付装置の一つとして、第
7図に示すように、金属板に曲げ加工を施して構
成した溝形ブラケツト9における溝底板10を支
柱5の側面に当接してボルト11およびナツト1
2により固定し、かつ前記ブラケツト9における
上下の腕13の間にビームパイプまたはビームパ
イプ継手管等の管体14を挿入してボルト15お
よびナツト16により締付結合した構造のビーム
パイプ取付装置が知られている。
しかるに、この構造のビームパイプ取付装置の
場合は、上下一対の腕13の間に、管体14全体
とボルト11の端部とが配置されているので、腕
13の長さが比較的長くなり、そのためビームパ
イプに比較的大きな積雪荷重が加わり、その積雪
荷重が溝形ブラケツト9における上下両側の腕1
3の先端側に作用すると、その腕13が下方に容
易に曲げ変形され、またその腕13は比較的長い
ので水平方向の外力に対する座屈強度も小さく、
そのためビームパイプが水平方向に大きく撓み変
形し易いという問題がある。
場合は、上下一対の腕13の間に、管体14全体
とボルト11の端部とが配置されているので、腕
13の長さが比較的長くなり、そのためビームパ
イプに比較的大きな積雪荷重が加わり、その積雪
荷重が溝形ブラケツト9における上下両側の腕1
3の先端側に作用すると、その腕13が下方に容
易に曲げ変形され、またその腕13は比較的長い
ので水平方向の外力に対する座屈強度も小さく、
そのためビームパイプが水平方向に大きく撓み変
形し易いという問題がある。
この問題を解決できるビームパイプ取付装置と
して、実開昭58−69019号公報により公表されて
いるように、断面4角形短管の一端部の上面板お
よび下面板に円弧状の支柱嵌合端面を形成すると
共に、前記短管の他端部の両側面板に円弧状の管
体嵌合端面を形成して、支承金具を構成し、前記
支柱嵌合端面を支柱の側面に嵌合すると共に、ビ
ームパイプ継手管またはビームパイプ等の管体を
前記管体嵌合端面に嵌合し、前記支柱、支承金具
および管体をそれらにわたつて挿通されたボルト
およびナツトにより締付結合した構造のビームパ
イプ取付装置も知られている。
して、実開昭58−69019号公報により公表されて
いるように、断面4角形短管の一端部の上面板お
よび下面板に円弧状の支柱嵌合端面を形成すると
共に、前記短管の他端部の両側面板に円弧状の管
体嵌合端面を形成して、支承金具を構成し、前記
支柱嵌合端面を支柱の側面に嵌合すると共に、ビ
ームパイプ継手管またはビームパイプ等の管体を
前記管体嵌合端面に嵌合し、前記支柱、支承金具
および管体をそれらにわたつて挿通されたボルト
およびナツトにより締付結合した構造のビームパ
イプ取付装置も知られている。
しかし、この構造のビームパイプ取付装置にお
ける支承金具は、4角形の端管であつて、かつそ
の短管における上面板および下面板の端部と両側
面板の端部とに円弧状の加工を施す必要があるの
で、形状が複雑であり、そのため加工が煩雑でコ
スト高になり、さらに支柱とビームパイプ継手管
またはビームパイプ等の管体との間隔が比較的大
きいので、その管体を支柱に取付けるボルトに比
較的大きい曲げモーメントが作用するという問題
がある。
ける支承金具は、4角形の端管であつて、かつそ
の短管における上面板および下面板の端部と両側
面板の端部とに円弧状の加工を施す必要があるの
で、形状が複雑であり、そのため加工が煩雑でコ
スト高になり、さらに支柱とビームパイプ継手管
またはビームパイプ等の管体との間隔が比較的大
きいので、その管体を支柱に取付けるボルトに比
較的大きい曲げモーメントが作用するという問題
がある。
この考案は、前記各従来例の問題点を有利に解
決したガードフエンスにおけるビームパイプ取付
装置を提供することを目的とするものであつて、
この考案の要旨とするところは、1枚の金属板に
プレス加工が施されて、上下方向に延長する円弧
溝状の支柱嵌合板1とその支柱嵌合板1の上端部
および下端部に屈折連設された上端板2および下
端板3とからなる溝形の支承金具4が構成され、
前記支柱嵌合板1が支柱5の側面に嵌合され、ビ
ームパイプ継手管等の管体6の一部が上端板2と
下端板3との間に嵌入されると共に前記支柱嵌合
板1の外面に当接または近接して配置され、前記
支柱5、支承金具4および管体6はそれらにわた
つて挿通されたボルト7およびナツト8により締
付結合されていることを特徴とするガードフエン
スにおけるビームパイプ取付装置にある。
決したガードフエンスにおけるビームパイプ取付
装置を提供することを目的とするものであつて、
この考案の要旨とするところは、1枚の金属板に
プレス加工が施されて、上下方向に延長する円弧
溝状の支柱嵌合板1とその支柱嵌合板1の上端部
および下端部に屈折連設された上端板2および下
端板3とからなる溝形の支承金具4が構成され、
前記支柱嵌合板1が支柱5の側面に嵌合され、ビ
ームパイプ継手管等の管体6の一部が上端板2と
下端板3との間に嵌入されると共に前記支柱嵌合
板1の外面に当接または近接して配置され、前記
支柱5、支承金具4および管体6はそれらにわた
つて挿通されたボルト7およびナツト8により締
付結合されていることを特徴とするガードフエン
スにおけるビームパイプ取付装置にある。
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
る。
第4図ないし第6図はこの考案の実施例におい
て用いられる溝形の支承金具4を示すものであつ
て、鋼板からなる1枚の金属板にプレス加工が施
されて、上下方向に延長する円弧溝状の支柱嵌合
板1とその支柱嵌合板1の上端部および下端部に
直角に屈折連設された水平な上端板2および下端
板3とが形成され、かつ支柱嵌合板1の中央部に
はボルト挿通用透孔17が設けられ、さらに上端
板2および下端板3の先端縁は直線でかつ平行に
なつている。
て用いられる溝形の支承金具4を示すものであつ
て、鋼板からなる1枚の金属板にプレス加工が施
されて、上下方向に延長する円弧溝状の支柱嵌合
板1とその支柱嵌合板1の上端部および下端部に
直角に屈折連設された水平な上端板2および下端
板3とが形成され、かつ支柱嵌合板1の中央部に
はボルト挿通用透孔17が設けられ、さらに上端
板2および下端板3の先端縁は直線でかつ平行に
なつている。
第1図ないし第3図は前記支承金具4を使用し
たこの考案の実施例に係るガードフエンスにおけ
るビームパイプ取付装置を示すものであつて、支
承金具4における支柱嵌合板1の内面が円形断面
の支柱5の前部側面に嵌合され、ビームパイプ継
手管として用いられる円形断面の鋼製管体6にお
ける長手方向中間部の一部が、支承金具4におけ
る上端板2の先端縁と下端板3の先端縁との間に
嵌入され、かつ支柱5と支柱嵌合板1と管体6と
にわたつてボルト7が挿通されると共に、そのボ
ルト7にナツト8が螺合され、そのボルト7およ
びナツト8により、管体6が支承金具4を介して
支柱5に締付固定され、その管体6は、上端板2
および下端板3の先端縁に圧接されると共に、支
柱嵌合板1の外面に当接されるかまたは近接する
ように配置されている。また前記管体6の両端部
に鋼製ビームパイプ18の端部が嵌入され、その
管体6とビームパイプ18とは、それらにわたつ
て挿通したボルト19およびそのボルト19に螺
合したナツト20により連結されている。
たこの考案の実施例に係るガードフエンスにおけ
るビームパイプ取付装置を示すものであつて、支
承金具4における支柱嵌合板1の内面が円形断面
の支柱5の前部側面に嵌合され、ビームパイプ継
手管として用いられる円形断面の鋼製管体6にお
ける長手方向中間部の一部が、支承金具4におけ
る上端板2の先端縁と下端板3の先端縁との間に
嵌入され、かつ支柱5と支柱嵌合板1と管体6と
にわたつてボルト7が挿通されると共に、そのボ
ルト7にナツト8が螺合され、そのボルト7およ
びナツト8により、管体6が支承金具4を介して
支柱5に締付固定され、その管体6は、上端板2
および下端板3の先端縁に圧接されると共に、支
柱嵌合板1の外面に当接されるかまたは近接する
ように配置されている。また前記管体6の両端部
に鋼製ビームパイプ18の端部が嵌入され、その
管体6とビームパイプ18とは、それらにわたつ
て挿通したボルト19およびそのボルト19に螺
合したナツト20により連結されている。
この考案を実施する場合、管体6としてビーム
パイプ継手管を使用しないでビームパイプを使用
してもよい。
パイプ継手管を使用しないでビームパイプを使用
してもよい。
この考案によれば、1枚の金属板にプレス加工
が施されて、上下方向に延長する円弧溝状の支柱
嵌合板1とその支柱嵌合板1の上端部および下端
部に屈折連設された上端板2および下端板3とか
らなる溝形の支承金具4が構成されているので、
その支承金具4の形状が単純であると共に、その
支承金具4を簡単な手段により容易にかつ低コス
トで製作することができ、さらに前記支柱嵌合板
1が支柱5の側面に嵌合され、ビームパイプ継手
管等の管体6の一部が上端板2と下端板3との間
に嵌入されると共に前記支柱嵌合板1の外面に当
接または近接して配置され、前記支柱5、支承金
具4および管体6はそれらにわたつて挿通された
ボルト7およびナツト8により締付結合されてい
るので、上端板2および下端板3の突出長さを短
くして、管体6を支柱5に対し著しく接近させた
状態で取付けることができ、そのため積雪荷重に
対する上端板2および下端板3の曲げ強度および
水平力に対する上端板2および下端板3の座屈強
度を著しく向上させることができ、さらに管体6
を支柱5に取付けるボルト7に大きな曲げモーメ
ントが作用するのを防止することができ、また管
体6の外径を多少変更しても、1種類の支承金具
4を兼用できるので、支承金具4の種類が少なく
て済み、さらにまた、支承金具4における支柱嵌
合板1が、広い面で支柱5の側面に接触するの
で、支柱5に傷がつく恐れを排除できる等の効果
が得られる。
が施されて、上下方向に延長する円弧溝状の支柱
嵌合板1とその支柱嵌合板1の上端部および下端
部に屈折連設された上端板2および下端板3とか
らなる溝形の支承金具4が構成されているので、
その支承金具4の形状が単純であると共に、その
支承金具4を簡単な手段により容易にかつ低コス
トで製作することができ、さらに前記支柱嵌合板
1が支柱5の側面に嵌合され、ビームパイプ継手
管等の管体6の一部が上端板2と下端板3との間
に嵌入されると共に前記支柱嵌合板1の外面に当
接または近接して配置され、前記支柱5、支承金
具4および管体6はそれらにわたつて挿通された
ボルト7およびナツト8により締付結合されてい
るので、上端板2および下端板3の突出長さを短
くして、管体6を支柱5に対し著しく接近させた
状態で取付けることができ、そのため積雪荷重に
対する上端板2および下端板3の曲げ強度および
水平力に対する上端板2および下端板3の座屈強
度を著しく向上させることができ、さらに管体6
を支柱5に取付けるボルト7に大きな曲げモーメ
ントが作用するのを防止することができ、また管
体6の外径を多少変更しても、1種類の支承金具
4を兼用できるので、支承金具4の種類が少なく
て済み、さらにまた、支承金具4における支柱嵌
合板1が、広い面で支柱5の側面に接触するの
で、支柱5に傷がつく恐れを排除できる等の効果
が得られる。
第1図ないし第3図はこの考案の実施例を示す
ものであつて、第1図はこの考案のビームパイプ
取付装置を有するガードフエンスの縦断側面図、
第2図はこの考案のビームパイプ取付装置の拡大
縦断側面図、第3図はその平面図である。第4図
ないし第6図はこの考案の実施例において用いら
れる支承金具を示すものであつて、第4図は斜視
図、第5図は側面図、第6図は平面図である。第
7図は従来のビームパイプ取付装置の一例を示す
縦断側面図である。 図において、1は支柱嵌合板、2は上端板、3
は下端板、4は支承金具、5は支柱、6は管体、
7はボルト、8はナツト、17はボルト挿通用透
孔、18はビームパイプ、19はボルト、20は
ナツトである。
ものであつて、第1図はこの考案のビームパイプ
取付装置を有するガードフエンスの縦断側面図、
第2図はこの考案のビームパイプ取付装置の拡大
縦断側面図、第3図はその平面図である。第4図
ないし第6図はこの考案の実施例において用いら
れる支承金具を示すものであつて、第4図は斜視
図、第5図は側面図、第6図は平面図である。第
7図は従来のビームパイプ取付装置の一例を示す
縦断側面図である。 図において、1は支柱嵌合板、2は上端板、3
は下端板、4は支承金具、5は支柱、6は管体、
7はボルト、8はナツト、17はボルト挿通用透
孔、18はビームパイプ、19はボルト、20は
ナツトである。
Claims (1)
- 1枚の金属板にプレス加工が施されて、上下方
向に延長する円弧溝状の支柱嵌合板1とその支柱
嵌合板1の上端部および下端部に屈折連設された
上端板2および下端板3とからなる溝形の支承金
具4が構成され、前記支柱嵌合板1が支柱5の側
面に嵌合され、ビームパイプ継手管等の管体6の
一部が上端板2と下端板3との間に嵌入されると
共に前記支柱嵌合板1の外面に当接または近接し
て配置され、前記支柱5、支承金具4および管体
6はそれらにわたつて挿通されたボルト7および
ナツト8により締付結合されていることを特徴と
するガードフエンスにおけるビームパイプ取付装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985002313U JPH052655Y2 (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985002313U JPH052655Y2 (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61121220U JPS61121220U (ja) | 1986-07-31 |
JPH052655Y2 true JPH052655Y2 (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=30475871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985002313U Expired - Lifetime JPH052655Y2 (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052655Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5869019U (ja) * | 1981-10-27 | 1983-05-11 | 日鐵建材工業株式会社 | 積雪地用ガ−ドフエンスにおけるビ−ムパイプ取付装置 |
-
1985
- 1985-01-14 JP JP1985002313U patent/JPH052655Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61121220U (ja) | 1986-07-31 |
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