JPH05265096A - スライドをスライドゲート内に動かし且つレンズマウントを受け入れる装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複雑でなく、安定的であり且つスペースを節
約し、しかも、プロジェクター内に容易に組み込むこと
の出来る汎用型のスライド移動装置を提供すること。 【構成】 スライドをスライドトレーからスライドシュ
ート３を介してスライドゲート内に動かす装置におい
て、スライドシュート３と、モータ駆動のカム１５の支
持手段と、スライドリフター２２の支持手段と、スライ
ド押圧手段２４、２６と、スライドトレーを拘束し、ト
レーリリースレバー１６のガイド手段６、６ａを支持し
且つレンズマウントを受け入れ得るようにしたガイド８
ｄ、８ｅを支持するトレーリリースレバー１６と、を備
える一体の構成要素１が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、スライドをスライドト
レーからスライドシュートを介してスライドゲート内に
動かす装置であって、スライドリフターを作動させるモ
ータ駆動カムと、スライドシュートの領域内に配置され
たスライド押圧手段と、レンズマウントに対するガイド
と、を備える装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】ドイツ国特許第2,345,333号には、スラ
イドをトレーから垂直方向にその投射位置まで移動さ
せ、又上記トレーに戻す装置が開示されている。投射光
路の領域内でゲートが設けられた垂直板には、モータ駆
動カムを取り付け、上記板に蝶番止めされたスライド交
換手段と、上記板上に配置され且つ水平方向に移動し
て、スライドをスライドゲート内で整合させるキャリッ
ジと、の双方を作動させる。この公知の装置は、スライ
ドゲート及びスライド交換手段を完備する板の挿入に起
因して、製造上の問題点が生じ、プロジェクターのハウ
ジング内で投射光路の光軸に対し正確に直角に板を配置
するためには、相当な調節操作が必要とされる。

【０００３】公知のスライドプロジェクターにおいて、
レンズマウント、及びスライド位置決め手段を挿入する
ための保持手段は、通常、一体に形成されている。かか
るスライドプロジェクターの一つ（ドイツ国特許第1,73
2,715号）において、レンズマウント、スライド位置決
め手段の保持手段、及び集光レンズ系の支持体は、一体
の組立体ユニットとして設計される。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明の一つの目的
は、複雑でなく、安定的であり且つスペースを節約し、
しかも、プロジェクター内に容易に組み込むことの出来
る汎用型の装置を提供することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明によると、この目
的は、スライドシュート、カムの支持体、スライドリフ
ター、スライド押圧手段、及びレンズマウントを受け入
れるガイドが全て、一つの一体の構成要素上に設けられ
るようにすることにより、達成される。

【０００６】一つの有利な変形例によれば、スライドト
レーを拘束し得るようにした、トレーリリースレバーの
追加的な支持手段、及び上記レバーの支持ガイドが上記
構成要素上に設けられる。

【０００７】更に別の有利な変形例によれば、該構成要
素は、スライドシュートの領域内で上記壁の正面側から
水平方向に突出する板に対してＬ字形を画成する矩形の
垂直壁から成っている。スライドシュート、支持ガイド
手段及び全ての支持手段は、該垂直壁に設けられる。

【０００８】更に別の有利な変形例によれば、上記板
は、壁の正面側部に対し平行に伸長し且つ取り付け穴が
設けられた狭小部分と、スライドシュートの高さに配置
され且つ前方に直角に伸長し、更に、レンズマウントの
ガイド手段を備える幅広部分と、を備えている。

【０００９】

【実施例】本発明の更なる特徴、及び利点は、図面に関
する本発明の実施例の以下の詳細な説明、及びその他の
従属項から理解されよう。

【００１０】特に、図１から理解されるように、全体と
して符号１で示した構成要素は、矩形の垂直壁２と、上
記壁２に対してＬ字形を画成し且つその壁の正面側から
水平方向に突出する板８と、から成っている。構成要素
１は、ダイカストアルミニウム、又はプラスチックにて
形成することが出来る。

【００１１】垂直壁２は、横方向にオフセットさせ且つ
頂部から底部に伸長するＵ字形の凹所を備えており、そ
の側壁４、５と共に、スライドシュート３を画成する。
側壁４、５の正面縁部は、互いの方向に向けて折曲げら
れている。これら折曲げ部分４ａ、５ａの各々の内面
は、それぞれ、半円形ウェブ部分４ｄ、５ｄを備えてい
る（図３）。更に、取り付けアイレットとして構成され
た複数の支持手段は、壁２の正面側に成形され、その各
々には、ジャーナルを取り付けるための穴が設けられ
る。

【００１２】壁２の後部には、モータ１２が取り付けら
れ、該モータのシャフト（図示せず）は、壁２を通って
伸長し、壁２の正面側から突出するその端部に、ピニオ
ン１３（図１）を支承する。このピニオン１３は、壁２
の正面側に配置されたカム１５の歯付きリム１５ｃに係
合する。カム１５は、その一体のジャーナル２１と共
に、壁２（図３）の後側部から突出する取り付けアイレ
ットの穴内に回転可能に取り付けられる。

【００１３】薄板金属フレームとして設計されたスライ
ド押圧レバー２６は、後側部からスライドシュート３内
に枢動可能である。その二つの横方向ウェブ２６ｃ、２
６ｄは、各々、スライドシュート３の２つの側壁４、５
の折曲げ部分４ａ、５ａの方向を向いたＶ字形の折曲げ
部分を備えている。押圧レバー２６の下方横方向ウェブ
部分２６ａは、その左右側部の各々の一方に折曲げ舌状
体を備えている。この舌状体の曲折げ部分２６ｂは、壁
２内のスライドシュート３の側壁４、５に隣接して設け
られた凹所４ｃ、５ｃ内に伸長し、又、凹所４ｃ、５ｃ
（図１及び図３）内に横方向から伸長するボルト上に差
し込まれる。

【００１４】スライド押圧レバー２６の横方向ウェブ２
６ｄには、オフセット舌状体２６ｆが設けられており、
この舌状体２６ｆの上には、スライド押圧レバー２６を
偏倚させるばね３２を掛止させる。

【００１５】時計方向に偏倚される、二つのアームを備
えるレバー３０は、ジャーナル３１の周りに取り付けら
れる。該レバーの自由端３０ａは、壁２の開口部２ｅを
通って伸長し、又、該壁２の正面側に取り付けられたカ
ム１５のカム部分（図示せず）を検出する。該レバーの
反対側の自由端３０ｂは、スライド押圧レバー２６の横
方向ウェブ２６ｄ上のオフセット舌状体２６ｆに押圧力
を付与する。

【００１６】図１及び図２から理解されるように、スラ
イドシュート３の側壁４は、切欠き４ｂを備えており、
二つのアームを備えるスライド押圧レバー２４の二つの
突起が設けられた第一のレバーアーム２４ｂは、この切
欠きを４ｂを通じて枢動可能であり、該レバーは、壁２
の正面側のピン１９を中心として回転可能に取り付けら
れる。その枢動可能な動作は、カム１５の更に別のカム
部分１５ｂにより制御され、該制御状態は、スライド押
圧レバー２４の第二のレバーアーム２４ａにより検出さ
れ、該第二のレバーアーム２４ａは、ばね３１によりカ
ム部分１５ｂと接触状態に保持される。

【００１７】壁２の正面側にて、取り付けアイレット２
ｃがスライドシフター２２を取り付け得るように設けら
れており、該スライドシフター２２は、ピン１７を中心
として枢動可能である。該スライドシフター２２は、ば
ね１１により上方に向けて時計方向に付勢され、カム１
５上に偏心状に配置されたピン１５ａに着座する。

【００１８】カム１５が少なくとも90°回転動作をする
間に、スライドシフター２２は、ピン１５ａにより、そ
の上方の最初の位置（図１及び図２）から下方に枢動さ
れる。カム１５が更に回転する間に、スライドシフター
２２は、ピン１５ａとばね偏倚状態に接触しているた
め、再度、その上方の最初の位置に枢動される。

【００１９】スライドシュート３の側壁５に隣接して、
支持するガイド手段６と一体のウェブ５ｅ（図３）が設
けられる。トレーリリースレバー１６がその自由端から
突出するフィンガ１６ａにより支持され且つ案内され、
該レバーには、ガイド手段６を支持する壁２の正面側と
平行に伸長するガイド溝６ａ内で摺動可能なように、丸
味を付けた摺動側面（図示せず）が設けられる。

【００２０】反時計方向にばね偏倚された中間レバー２
０は、同様に、壁２の正面側から突出するピン１４の周
りに取り付けられ且つ取り付けアイレット２ｂ内に保持
される。又、該中間レバー２０は、カム１５上に偏心状
に配置されたピン１５ａにより作動され、該カム１５が
矢印の方向に回転すると、図示しないばねに抗して、ピ
ン１５ａ（破線で図示）により、時計方向に向けて上方
に枢動される。その結果、中間レバー２０の短かい折曲
げ部分２０ａに蝶番止めしたトレーリリースレバー１６
は、矢印「Ｙ」の方向に退却させられる。カム１５が更
に一回転する間に、トレーリリースレバー１６は、再
度、矢印「Ｘ」の方向に向けて前方に動かされ、ピン１
５ａは、反時計方向に偏倚された中間レバー２０の自由
端の円弧状部分２０ｂを横断するように摺動する。カム
１５が更に回転する間に、ピン１５ａが円弧状部分２０
ｂから去るとき、中間レバー２０の短かい折曲げ部分２
０ａは、図示しないばねにより動かされ、壁２（図２及
び図３）の正面側から突出する当接ピン２３に接触す
る。中間レバー２０がこの当接位置にあるとき、トレー
リリースレバー１６は、矢印「Ｘ」の方向に向けたその
最も前進した位置となる。

【００２１】更に、トレーリリースレバー１６は、フィ
ンガ１６ａの上方のその自由端に、フォーク状端部分１
６ｂを備えており、該フォーク状端部分１６ｂは、トレ
ーリリースレバー１６が矢印「Ｘ」の方向に向けて最も
進んだ位置にあるとき、スライドトレーの各仕切り部分
に関係するピンの一つに係合する。これにより、トレー
は、妨害される。

【００２２】図１から理解されるように、上記の水平板
８は、壁２の正面側に対し平行に伸長し且つ取り付け穴
８ｃが設けられた狭小部分８ｂと、スライドシュート３
の高さの位置に設けられ、該スライドシュートに対し直
角に前方に伸長する幅広部分Ｂａと、を備えている。該
幅広部分には、レンズマウントが設けられる。該レンズ
マウントは、プリズム状のガイド要素８ｆ、８ｇが設け
られ且つガイドシュート３の側壁４、５に対して直角に
配置された二つのウェブ８ｄ、８ｅから成る。該ウェブ
８ｅは、スライドシュートの側壁５と整合され且つ凹所
８ｈにより中断される。

【００２３】プラスチックから成り、筒として設計され
たレンズマウント１０の場合、第一の対の支持体１０
ａ、１０ｂは、正面部分に成形され、第二の対の支持体
１０ｃ、１０ｄは、マウントの後方部分に成形される。
これら支持体の形状は、プリズム状のガイド要素８ｆ、
８ｇの傾斜面に適合し得るようにされ、これら支持体は
この傾斜面に対して弾性的に且つ遊び無しに着座する。

【００２４】レンズマウント１０の側部に設けられるＵ
字形の凹所１０ｅ（図３）は、焦点決めモータのモータ
軸上に偏心状に着座するディスク（図示せず）を受け入
れ得るようにしてある。

【００２５】上記の制御及び作動手段は、以下のように
機能する。

【００２６】カム１５がその最初の位置にあり、その偏
心状に配置したピン１５ａがカム１５のジャーナル２１
の上方で略垂直に位置するとき、その他の全ての作動及
び制御手段１６、２０、２２、２４、２６及び３０も
又、その最初の位置にある。下方からピン１５ａに向け
てばね状に偏倚されたスライドリフター２２は、スライ
ド支持体２２ｂが設けられたその自由端が、スライドシ
ュートの開口部の領域内のその最上方位置に位置決めさ
れる。カム１５のピン１５ａがこの位置にあるとき、中
間レバー２０は又、上方からピン１５ａの上に弾性的に
着座し、その短かい折曲げ部分２０ａは、蝶番止めされ
たトレーリリースレバー１６が矢印「Ｙ」に向けて退却
される位置となる。更に、その最初の位置にあるカム１
５のカム部分は、二つのアームを備えるレバー３０（図
３）により作動させることが出来且つスライドシュート
３の後方に配置されたスライド押圧レバー２６、及び横
方向からスライドシュート３内に枢動させ得るスライド
押圧レバー２４（図１）は、共に、枢動されてスライド
シュート３の外に出る。

【００２７】上記の拘束した底部板を横断するように動
かすことの出来る仕切り本体を有するスライドトレーの
拘束された底部板に、スライドシュートの開口部の上方
に設けられた通路スロットを通って、スライドは、スラ
イドリフター２２のスライド支持体２２ｂの上に動かさ
れる。

【００２８】カム１５が半回転する間に、偏心状に配置
されたピン１５ａに着座する中間レバー２０は、最初に
反時計方向に枢動し、中間レバー２０の折曲げ部分２０
ａに蝶番止めしたトレーリリースレバー１６は、矢印
「Ｘ」の方向に向けて移動され、その最も前進した位置
に達し、この位置にて、そのフォーク状端部分１６ｂ
は、スライドトレーの各スライド仕切り部分に関係する
ピンの一つに係合する。その結果、その前は、底部板を
横断するよう移動されるスライドトレーの仕切り本体
は、この場合には、妨害される。

【００２９】カム１５が半回転したとき、ピン１５ａに
着座するスライドリフター２２は、その最下方位置に達
し、そのスライド支持体２２ｂ上に位置決めされたスラ
イドは、光バリヤーが設けられたスライドシュート３の
底部のＵ字形のスライド支持体２８内に移動する。カム
１５がその半回転を完了する少し前に、カム部分１５ｂ
により制御されるスライド押圧レバー２４は、枢動し、
レバーアーム２４ｂはスライドシュートに入り、該スラ
イドをスライドシュート３の反対側の側壁５の上で整合
させる。これと同時に、二つのアームを備えるレバー３
０（図３）は、キャン１５（図示せず）の後側部に配置
されたカム部分により作動される。二つのアームを備え
るレバーは、スライド押圧レバー２６を該スライドの方
向に摺動させ、該レバーは、側部ウェブ２６ｃ、２６ｄ
に設けられたＶ字形の折曲げ部分は、側壁４、５の折曲
げ部分４ａ、５ａの内面に配置された半円形ウェブ４
ｄ、５ｄに対し、スライドを前方に押し付ける。

【００３０】スライドが突き出された後、カム１５は、
その第二の半回転を行い、その回転中、ピン１５ａは、
再度、その最初の上方位置に達する。カム１５が第二の
半回転をする間に、共に動くカム部分により、２つのス
ライド押圧レバー２４、２６も又、後方に枢動して、そ
の最初の位置に戻る。更に、ピン１５ａは、両方のスラ
イドリフター２２を再度、上方に動かし、これにより、
スライドはスライドトレー内の空虚な仕切り部分に復帰
し、中間レバー２０は時計方向に枢動され、トレーリリ
ースレバー１６は矢印「Ｙ」の方向に退却させられる。
その結果、スライドトレーの上のピンは、非係合状態と
なり、トレーは、更に移動させるべく解放される。

【００３１】

【発明の効果】本発明により、容易に且つ低廉に製造可
能な、スライド交換機構の簡単で、コンパクトな構造体
が提供される。

【図面の簡単な説明】

【図１】レンズマウントが存在しない、本発明の装置を
示す図である。

【図２】レンズマウントを備える、図１の本発明の装置
を示す図である。

【図３】図２による本発明の装置の背面図である。

【符号の説明】

１ 構成要素 ２ 垂直壁 ２ｃ 取り付けアイレット ３ スライドシ
ュート ４ 側壁 ４ａ 曲折部分 ４ｂ 切欠き ４ｃ 凹所 ４ｄ 半円形ウェブ部分 ５ 側壁 ５ａ 折曲げ部分 ５ｃ 凹所 ５ｄ 半円形ウェブ部分 ５ｅ ウェブ ６ 支持ガイド手段 ６ａ ガイド溝 ８ 板 ８ａ ウェブ ８ｂ ウェブ ８ｃ ウェブ ８ｄ ウェブ ８ｅ ウェブ ８ｆ プリズムガイド要素 ８ｇ プリズム
ガイド要素 ８ｈ ウェブ １０ レンズマ
ウント １０ａ 弾性的支持体 １０ｂ 弾性的
支持体 １０ｃ 弾性的支持体 １０ｄ 弾性的
支持体 １１ ばね １２ モータ １３ ピニオン １５ カム １５ａ ピン １５ｃ 歯付き
リム １６ トレーリリースレバー １７ ピン １９ ピン ２０ 中間レバ
ー ２０ａ 折曲げ部分 ２１ ジャーナ
ル ２２ スライドシフター ２３ 当接ピン ２４ スライド押圧レバー ２４ｂ 第一の
レバーアーム ２６ スライド押圧レバー ２６ｃ 側面ウ
ェブ ２６ｄ 側面ウェブ ２６ｆ 舌状体 ３０ レバー ３０ａ レバー
の自由端 ３０ｂ レバーの自由端 ３１ ジャーナ
ル ３２ ばね

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 スライドをスライドトレーからスライド
   シュートを介してスライドゲート内に動かす装置であっ
   て、 スライドリフターを作動させるモータ駆動カムと、 スライドシュートの領域内に配置されたスライド押圧手
   段と、 レンズマウントに対するガイドと、を備える装置にし
   て、 前記スライドシュート（３）、カム（１５）の前記支持
   手段、前記スライドリフター（２２）、前記スライド押
   圧手段（２４、２６）、 及びレンズマウント（１０）を
   受け入れるガイド（８ｄ、８ｅ）が、一体の構成要素
   （１）上に設けられることを特徴とする装置。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の装置にして、 前記スライドトレーを拘束すると共に、前記レバーのガ
   イド手段（６、６ａ）を支持するトレーリリースレバー
   （１６）用の更に別の支持手段（２ｂ、１４）が、前記
   構成要素（１）上に設けられることを特徴とする装置。
3. 【請求項３】 請求項１又は２に記載の装置にして、 前記構成要素（１）が、前記スライドシュート（３）の
   領域内でその正面側から水平方向に突出する板（８）に
   対するＬ字形を画成する矩形の垂直壁（２）から成り、 前記スライドシュート（３）、支持ガイド手段（６、６
   ａ）及び全ての支持手段（２ｂ、２ｃ、２ｄ、４ｃ、５
   ｃ、１４、１７、１９、２１、３１）が、前記垂直壁
   （２）に設けられることを特徴とする装置。
4. 【請求項４】 請求項１又は２に記載の装置にして、 前記板（８）が、 壁（２）の正面側に対し平行に伸長し且つ取り付け穴
   （８ｃ）が設けられた狭小部分（８ｂ）と、 スライドシュート（３）の高さに配置され、直角に前方
   に伸長し、レンズマウントのガイド（８ｄ、８ｅ）を備
   える幅広部分（８ａ）と、を備えることを特徴とする装
   置。
5. 【請求項５】 請求項２又は３に記載の装置にして、 前記支持ガイド手段（６、６ａ）が、スライド通路の開
   口部の領域内で前記スライドシュート（３）に隣接して
   前記壁（２）の正面側に成形されることを特徴とする装
   置。
6. 【請求項６】 請求項１乃至３の何れかに記載の装置に
   して、 前記トレーリリースレバー（１６）が、壁（２）に取り
   付けられた中間レバー（２０）に蝶番止めされ、カム
   （１５）により可動であり、 前記レバーが、その自由端から突出するフィンガ（１６
   ａ）であって、丸味を付けた摺動面が設けられたフィン
   ガ（１６ａ）により支持され、 前記レバーが、該フィンガ（１６ａ）により支持ガイド
   手段（６）のガイド溝（６ａ）内を移動可能に案内され
   ることを特徴とする装置。
7. 【請求項７】 請求項２又は６に記載の装置にして、 前記フィンガ（１６ａ）の上方にフォーク状端部分（１
   ６ｂ）が配置され、 トレーリリースレバー（１６）がその拘束位置にあると
   き、前記部分が、前記トレーの各仕切り部分に関係する
   ピンに係合することを特徴とする装置。
8. 【請求項８】 請求項１、２又は４に記載の装置にし
   て、 レンズマウントの前記ガイドが、プリズム状ガイド要素
   （８ｆ、８ｇ）が設けられた２つのウェブ（８ｄ、８
   ｅ）から成り、 前記ウェブ（８ｅ）の一つが、凹所（８ｈ）により中断
   され、 前記ウェブ（８ｄ、８ｅ）が、スライドシュート（３）
   の側壁（４、５）に対し直角に整合されることを特徴と
   する装置。
9. 【請求項９】 請求項１又は８に記載の装置にして、 前記レンズマウント（１０）が、 正面対の弾性的支持体（１０ａ、１０ｂ）と、 後方対の弾性的支持体（１０ｃ、１０ｄ）と、を備え、 前記弾性的支持体（１０ｃ、１０ｄ）の外形が、プリズ
   ム状ガイド要素（８ｆ、８ｇ）の傾斜面の外形に適合し
   得るようにされ、 該弾性的支持体が、その傾斜面に弾性的に着座すること
   を特徴とする装置。