JP2789812B2 - カセットホルダーの支持構造 - Google Patents

カセットホルダーの支持構造

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【発明の詳細な説明】 本発明カセットホルダーの支持構造を以下の項目に従
って詳細に説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来技術[第8図] D.発明が解決しようとする課題[第8図] E.課題を解決するための手段 F.実施例[第1図乃至第7図] a.外筐、テープカセットの装着[第1図乃至第3図] b.ホルダーブロック[第1図乃至第7図] b−1.カセットホルダー、テープカセットの保持
[第1図乃至第7図] b−2.その他[第1図、第2図、第4図、第5図] c.カセットホルダーの支持構造[第1図乃至第7図] c−1.支持部材等[第1図乃至第7図] c−2.カセットホルダーの支持部材への支持等[第
7図] c−3.被支持片の撓みの防止 G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規なカセットホルダーの支持構造に関す
る。詳しくは、テープカセットを着脱自在に保持するた
めの部位等が設けられた主部と該主部から互いに平行に
対向するように突出した2つの被支持片とを有するカセ
ットホルダーの上記被支持片とシャーシに固定された2
つの支持部材の支持壁のいずれか一方に設けた支持ピン
を他方に形成した支持孔に挿通させることでカセットホ
ルダーがシャーシに回動自在に支持されるようにしたカ
セットホルダーの支持構造に関するものであり、外部か
らの衝突等によって被支持片に支持壁から離れる方向へ
撓まされる力が加えられても被支持片の撓みを阻止する
ことができ、それにより、支持ピンが支持孔から抜ける
のを防止することができて、カセットホルダーがシャー
シに支持された状態を安定に保持することができ、しか
も、被支持片の上記した撓みの阻止を新たに特別な部品
を用いること無く行なうことができる新規なカセットホ
ルダーの支持構造を提供しようとするものである。
(B.発明の概要) 本発明カセットホルダーの支持構造は、支持ピンの軸
と直交する方向から見て被支持片を挟んで支持壁と対向
するところに位置した抜止壁を支持部材と一体に形成し
たものであり、それにより、被支持片に支持壁から離れ
る方向へ撓まされる力が加えられてもそのような撓みは
上記抜止壁によって阻止されるので、支持ピンが支持孔
から抜け出てしまうのを確実に防止することができ、し
かも、上記抜止壁は支持部材と一体に形成されるため部
品点数が増えることも無い。
(C.従来技術)[第8図] テーププレーヤには、通常、テープカセットを着脱自
在に保持するためのカセットホルダーが設けられ、該カ
セットホルダーはこれに対するテープカセットの保持及
び取り出しが行なわれるイジェクト位置とテープカセッ
トをカセット装着部に装着した位置との間を移動される
ようにシャーシに支持される。
ところで、このようなカセットホルダーの形態には従
来から各種のものがあるが、回動式のものにあっては、
一般に、テープカセットを着脱自在に保持するための部
位等が設けられた主部と該主部から互いに平行に対向す
るように突出した2つの被支持片とを有し、また、この
ような形態を有するカセットホルダーの支持構造として
は、上記2つの被支持片とシャーシに固定された2つの
支持部材の支持壁のいずれか一方に支持ピンを他方に支
持孔をそれぞれ設け、該支持ピンを支持孔に挿通するこ
とでカセットホルダーがシャーシに回動自在に支持され
るようにしたものが多い。
第8図はそのようなカセットホルダーの従来の支持構
造の一例を示すものである。
同図において、aはカセットホルダーであり、左右方
向へ長い板状をした主部bと該主部bの両端部から互い
に平行に対向するように突出した2つの被支持片c、c
と主部bの幅方向における一側縁から突出したカセット
保持片d、dとが金属板により一体に形成され、該被支
持片c、cの先端部に円形をした支持孔e、eが形成さ
れている。
f、fはカセットホルダーaを支持するための支持部
材であり、平板状をした固定部g、gとその上面から垂
直に立ち上げられた支持壁h、hと該支持壁h、hから
互いに外側へ向って突出した円柱状をした支持ピンi、
iとが一体に形成されており、固定部g、gが図示しな
いシャーシに固定される。
そして、上記支持ピンi、iがカセットホルダーaの
支持孔e、eに回動自在な状態で挿通され、それによ
り、カセットホルダーaが支持部材f、fを介してシャ
ーシに回動自在に支持される。
尚、2つの支持部材f、fはその一方が予めシャーシ
に固定され、他方の支持部材fはその支持ピンiが支持
孔eに挿通された後シャーシに固定される。
(D.発明が解決しようとする課題)[第8図] このようなカセットホルダーの支持構造にあっては、
当該テーププレーヤ等をうっかり落としたりして強い衝
撃が加えられると、カセットホルダーaの被支持片c、
cが例えば同図に2点鎖線で示すように拡がる、即ち、
支持壁hから離れる方向へ撓んでしまうことがあり、こ
のような撓みが著しい場合は支持ピンi、iが支持孔
e、eから抜けてしまって、支持部材f、fによるカセ
ットホルダーaの支持状態が壊れてしまうという重大な
事故が発生するという問題がある。
(E.課題を解決するための手段) そこで、本発明カセットホルダーの支持構造は、上記
課題を解決するために、カセットホルダーが有する2つ
の被支持片とシャーシに固定された2つの支持部材の支
持壁のいずれか一方に設けた支持ピンを他方に形成した
支持孔に挿通させることでカセットホルダーがシャーシ
に回動自在に支持されるようにしたカセットホルダーの
支持構造であって、支持ピンの軸と直交する方向から見
て被支持片を挟んで支持壁と対向するところに位置した
抜止壁を支持部材と一体に形成したものである。
従って、本発明カセットホルダーの支持構造によれ
ば、被支持片に支持壁から離れる方向へ撓まされるよう
な力が加えられても、被支持片のそのような撓みは被支
持片が抜止壁に当接することによって阻止されるので、
支持ピンが支持孔から抜けてしまうことは無く、これに
より、支持部材を介してのカセットホルダーのシャーシ
に対する支持状態を安定に保持することができ、しか
も、上記抜止壁は支持部材と一体に形成されるため、部
品点数が増えることも無い。
(F.実施例)[第1図乃至第7図] 以下に、本発明カセットホルダーの支持構造の詳細を
図示した実施例に従って説明する。
尚、図示した実施例は、本発明カセットホルダーの支
持構造を携帯型のテーププレーヤ1におけるカセットホ
ルダーの支持構造に適用したものである。
(a.外筐、テープカセットの装着)[第1図乃至第3
図] 2はテーププレーヤ1の外筐であり、上面が開口した
筐体主部3と該筐体主部3の上面を開閉する蓋体4とか
ら成る。
5は筐体主部3の内部の上面寄りの位置に位置した状
態で該筐体主部3に固定されたメカシャーシ、6はテー
プカセット7が着脱自在に保持されるカセットホルダ
ー、8、8′はメカシャーシ5の上面の後端部(第1図
における左上方へ向う方向を後側とし、右下方へ向う方
向を前側とする。また、同図における右上方へ向う方向
を左側とし、左下方へ向う方向を右側とする。以下の説
明において向きを示すときはこの方向によるものとす
る。)の左右両端寄りの位置に固定された支持部材であ
り、カセットホルダー6はその左右両端部が上記支持部
材8、8′に回動自在に支持され、また、このカセット
ホルダー6に蓋体4の後端部が連結されており、それに
より、蓋体4は第3図に実線で示すように蓋体主部3の
上面を閉塞した位置(以下、「カセット装着位置」とい
う。)と同図に2点鎖線で示すように前上がりに傾いた
姿勢となって筐体主部3の上面を開放した位置(以下、
「イジェクト位置」と言う。)との間をカセットホルダ
ー6と略一体的に移動するように支持される。
尚、メカシャー5の上面を底面としてある程度の高さ
を有する空間9がテープカセット7が着脱自在に装着さ
れるカセット装着部であり、カセットホルダー6にテー
プカセット7が保持された状態から蓋体4がカセット装
着位置へと移動されることによってテープカセット7が
カセット装着部9に装着され、テープカセット7がカセ
ット装着部9に装着されるとき、メカシャーシ5に回転
自在に支持されたリール台10、10のリール係合軸10a、1
0aがテープカセット7のカセットケース11内に収納され
たテープリール12、12に同じくメカシャーシ5に回転自
在に支持されたキャプスタン13、13がカセットケース11
の前端部に形成された図示しない孔にそれぞれ相対的に
挿入される。
(b.ホルダーブロック)[第1図乃至第7図] 14はホルダーブロックであり、そのベース部を為すカ
セットホルダー6と、該カセットホルダー6に支持され
たヘッドベース及びピンチローラアーム等から成る。
(b−1.カセットホルダー、テープカセットの保持)
[第1図乃至第7図] カセットホルダー6は比較的細幅で左右方向に長い平
板状をした主部15と、該主部15の左右両端から下方へ向
って互いに平行に突出した2つの被支持片16、16と、主
部15の後側縁から下方へ突出した背面壁17と、主部15の
前側縁の中間部と左右両端との間の略中間の位置辺りか
ら前方へ向って水平に突出した保持片18、18とが金属板
により一体に形成されて成り、上記被支持片16、16の先
端部が前記支持部材8、8′に回動自在に支持されて、
また、蓋体4はその周壁部4の後端部が上記背面壁17に
ネジ19、19(第3図に1個のみ示してある。)により固
定されている。
保持片18、18はその付根部、即ち、主部15と連続する
部分が主部15から下方へ突出するように折曲されること
で主部15より稍低い位置にあり、それにより、左右方向
から見て、保持片18、18と蓋体4の下面との間に間隙20
(第3図参照)が形成される。
そして、テープカセット7のカセットケース11の前側
面21には被操作用凹部21a(第3図参照)が形成されて
おり、イジェクト位置に来ている状態から、テープカセ
ット7を、第1図に示すように、そのカセットケース11
の前側面21がカセットホルダー6と対向され、かつ、そ
の厚み方向における一側面が蓋体4と略平行にされた向
きでカセットホルダー6に当接させると、カセットホル
ダー6の保持片18、18が相対的に操作用凹部21a内に挿
入され、かつ、カセットケース11の厚み方向で対向する
2つの壁部の一方が上記間隙20内に入って保持片18、18
と蓋体4とによって挟まれるように位置される(第3図
参照)。これにより、テープカセット7がカセットホル
ダー6に保持される。
(b−2.その他)[第1図、第2図、第4図、第5図] 22、22はピンチローラアームであり、その一端部がカ
セットホルダー6の主部15の左右両端寄りの位置に垂設
された支持軸23、23に前記後方向へ回動自在に支持され
ると共に、その互いに近い側の端部にピンチローラ24、
24が回転自在に支持されている。
25は磁気ヘッド26が支持されたヘッドベースであり、
その右端部が右側のピンチローラアーム22を支持してい
る支持軸23に前後方向へ回動自在に支持されている。
そして、テープカセット7がカセットホルダー6に保
持されるときに、上記ピンチローラ24、24の一部及び磁
気ヘッド26の一部が相対的にカセットケース11の被操作
用凹部21a内に挿入され、また、テープカセット7がカ
セット装着部9に装着された状態ではピンチローラ24、
24がキャプスタン13、13と格別に近接対向される。
27、27はピンチローラアーム22、22に支持された圧着
バネ、28はヘッドベース25を略後方へ向けて付勢するヘ
ッド戻しバネ、29はヘッドベース25の下端部背面に形成
された制御カム、30はメカシャーシ5の上面の後端部に
左右方向へ摺動自在に支持されたスライダーであり、該
スライダー30の上面にはその中間部にヘッド押圧ピン31
が、その左右両端寄りの位置にピンチローラ押出ピン32
a、32bがそれぞれ立設されており、ヘッド押圧ピン31は
上記制御カム29と対向され、ピンチローラ押出ピン32
a、32bは上記圧着バネ27、27の先端部に後方から各別に
対向されている。
33はその両端がテープリール12、12に固定された磁気
テープであり、そのテープパスの一部は被操作用凹部21
aをその開口面と平行な方向へ延びるように通されてい
る。
しかして、磁気テープ33に対する記録又は再生が行な
われていないストップモードにおいてはスライダー30が
その移動範囲における中間の中立位置(図面ではいずれ
もこの位置に来ている状態を示している。)に保持さ
れ、この状態では磁気ヘッド26は磁気テープ33と軽く接
触した位置に、ピンチローラアーム22、22はそのピンチ
ローラ24、24がキャプスタン13、13から稍離間した位置
にそれぞれ保持され、この状態から記録又は再生を行な
う指令が為されると、スライダー30がその移動範囲にお
ける右端の位置又は左端の位置へと移動され、それによ
り、ヘッド押圧ピン31が制御カム29を押圧してヘッドベ
ース25を略前方へ回動させると共にピンチローラ押出ピ
ン32a又は32bが圧着バネ27又は27を押圧することでピン
チローラアーム22又は22を略前方へ回動させ、従って、
磁気ヘッド26が前進されて磁気テープ33が磁気ヘッド26
のテープ接触面に巻き付けられると共に、2つのピンチ
ローラ24、24の一方が磁気テープ33を挟んでキャプスタ
ン13、13の一方に圧着される。
(c.カセットホルダーの支持構造)[第1図乃至第7
図] (c−1.支持部材等)[第1図乃至第7図] カセットホルダー6の被支持片16、16の下端部後端に
は円形をした比較的小さい支持孔16a、16aが形成されて
いる。
また、前記支持部材8、8′は、上方から見て略矩形
の平板状をした固定部34、34と、該固定部34、34の上面
の左右方向における略中間の部分の後端側へ変位した位
置から立ち上げられ厚み方向が左右方向に延びるこれも
略矩形をした支持壁35、35と、固定部34、34の上面の前
端縁から立ち上げられた前後方向を向く壁部36、36と、
支持壁35、35の互いに外側を向いた側面から突出し円柱
状をした支持ピン37、37等が金属により一体に形成され
て成る。
そして、上記壁部36、36は互いに連続した背の低い部
分36a、36a(以下、「ストッパ壁」と言う。)及び背の
高い部分36b、36b(以下、「抜止壁」と言う。)から成
り、抜止壁36b、36bの上端は支持ピン37、37の上端と略
同じ高さまで延びており、また、前後方向から見て、左
側の支持部材8の抜止壁36bはこの支持部材8の支持壁3
5より左側に、右側の支持部材8′の抜止壁36bはこの支
持部材8′の支持壁35より右側にそれぞれ位置されると
共にこれら抜止器36b、36bと支持壁35、35との間の間隔
はカセットホルダー6の被支持片16、16の板厚より僅か
に大きくされている。
尚、支持ピン37、37の軸心から壁部36、36の前側面ま
での距離はカセットホルダー6の支持孔16a、16aの中心
から被支持片16、16の前側縁までの距離より稍短くなっ
ている。
左側の支持部材8の固定部34の下面には固定用突起3
8、38が突設され、右側の支持部材8′の固定部34には
その左端部に挿通孔39が形成されると共にその右端部下
面に回止突起40が突設されている。
41、41はメカシャーシ5の後端部の左端寄りの位置に
形成された孔、42はメカシャーシ5の後端部の右端寄り
の位置に形成された螺孔、43は該螺孔42の稍右側に形成
され左右方向に長い長孔である。
そして、左側の支持部材8はその固定用突起38、38が
メカシャーシ5に形成された上記孔41、41を挿通され、
かつ、該孔41、41から下方へ突出した部分が拡径される
ようにカシメられることによってメカシャーシ5に固定
され、また、右側の支持部材8′はその回止突起40が上
記長孔43に位置された状態でその挿通孔39を上方から挿
通されたネジ44が上記螺孔42に螺合されることによって
メカシャーシ5に固定される。
尚、左側の支持部材8はカセットホルダー6の支持を
行なう前にメカシャーシ5に固定され、右側の支持部材
8′はカセットホルダー6の支持が行なわれる際メカシ
ャーシ5に固定される。
(c−2.カセットホルダーの支持部材への支持等)[第
7図] カセットホルダー6の支持部材8、8′への支持等
は、例えば、次のような手順で行なわれる。
先ず、右側の支持部材8′を、その回り止め突起40が
長孔43の左端部に位置されるように、メカシャーシ5上
に載置する。そして、カセットホルダー6を略あお向け
に倒した姿勢にして、まず、左側の支持孔16aに左側の
支持ピン37を挿通させ(第7図(A)参照)、次いで、
右側の支持孔16aと右側の支持部材8′の支持ピン37と
の位置合わせをしながら該支持部材8′を右方へ移動さ
せてその支持ピン37を右側の支持孔16aに挿通させる
(第7図(B)参照)。この状態で挿通孔39と螺孔42と
が一致されるので、ネジ44を挿通孔39を挿通させ螺孔42
に螺合させて支持部材8′をメカシャーシ5に固定す
る。
しかして、カセットホルダー6はその支持孔16a、16a
に位置が固定された2つの支持部材8、8′の支持ピン
37、37が挿通され、これによって該支持部材8、8′に
回動自在に支持される。
(c−3.被支持片の撓みの防止) カセットホルダー6が支持部材8、8′に上記したよ
うに支持された状態では、前後方向から見て、カセット
ホルダー6の被支持片16、16は支持部材8、8′の支持
壁35、35と抜止壁36b、36bとの間に位置され、従って、
カセットホルダー6をその主部15が水平になった姿勢、
即ち、蓋体4がカセット装着位置に来たときの姿勢にす
ると、被支持片16、16の前側部の下端部には抜止壁36b,
36bが反支持壁35、35側から近接対向される。
従って、カセットホルダー6がこの姿勢になっている
状態(テープカセット7に対する各種の操作はこの状態
で行なわれる。)でその被支持片16、16に互いに遠くな
る方向へ撓まされるような力が加えられても、被支持片
16、16は被止壁36b、36bに当接することで上記方向へ撓
むのを阻止され、従って、支持ピン37、37が支持孔16
a、16aから相対的に抜け出してしまうことが確実に防止
される。
尚、カセットホルダー6の上記姿勢はその被支持片1
6、16の下縁が支持部材8、8′の前記ストッパ壁36a、
36aの上面に乗ることによって規定される(第3図参
照)。
(G.発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明カ
セットホルダーの支持構造は、テープカセットを着脱自
在に保持するための部位等が設けられた主部と該主部か
ら互いに平行に対向するように突出した2つの被支持片
とを有するカセットホルダーの上記被支持片とシャーシ
に固定された2つの支持部材の支持壁のいずれか一方に
設けた支持ピンを他方に形成した支持孔に挿通させるこ
とでカセットホルダーがシャーシに回動自在に支持され
るようにしたカセットホルダーの支持構造であって、支
持ピンの軸と直交する方向から見て被支持片を挟んで支
持壁と対向するところに位置した抜止壁を支持部材と一
体に形成したことを特徴とする。
従って、本発明カセットホルダーの支持構造によれ
ば、被支持片に支持壁から離れる方向へ撓まされるよう
な力を加えられても、被支持片のそのような撓みは被支
持片が抜止壁に当接することによって阻止されるので、
支持ピンが支持孔から抜けてしまうことは無く、これに
より、支持部材を介してのカセットホルダーのシャーシ
に対する支持状態を安定に保持することができ、しか
も、上記抜止壁は支持部材と一体に形成されるため、部
品点数が増えることも無い。
尚、前記実施例で示した各部の具体的な形状ないし構
造は本発明の実施に当っての具体化のほんの一例を示し
たものにすぎず、これによって本発明の技術的範囲が限
定的に解決されてはならない。特に、実施例において
は、支持部材に支持ピンを設け、被支持片に支持孔を形
成するようにしたが、支持ピンを被支持片に設け支持孔
を支持部材の支持壁に形成するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明カセットホルダーの支持構造
を携帯型のテーププレーヤにおけるカセットホルダーの
支持構造に適用した実施の一例を示すものであり、第1
図はテーププレーヤとテープカセットを示す斜視図、第
2図はテーププレーヤを一部切り欠いて示す拡大平面
図、第3図はテープカセットが装着されたテーププレー
ヤを一部切り欠いて示す拡大側面図、第4図はホルダー
ブロックを一部切り欠いて示す拡大背面図、第5図はホ
ルダーブロックとメカシャーシの一部を示す拡大斜視
図、第6図はカセットホルダーと支持部材を第4図のVI
−VI線に沿って切断して示す要部の断面図、第7図はカ
セットホルダーを支持部材に支持させる作業の手順を
(A)から(B)へ順を追って示す要部の水平断面図、
第8図は従来のカセットホルダーの支持構造の一例を示
す一部切欠正面図である。 符号の説明 5……シャーシ、 6……カセットホルダー、 7……テープカセット、 8、8′……支持部材、15……主部、 16……被支持片、16a……支持孔、 18……部位、35……支持壁、 36b……抜止壁、37……支持ピン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープカセットを着脱自在に保持するため
    の部位等が設けられた主部と該主部から互いに平行に対
    向するように突出した2つの被支持片とを有するカセッ
    トホルダーの上記被支持片とシャーシに固定された2つ
    の支持部材の支持壁のいずれか一方に設けた支持ピンを
    他方に形成した支持孔に挿通させることでカセットホル
    ダーがシャーシに回動自在に支持されるようにしたカセ
    ットホルダーの支持構造であって、 支持ピンの軸と直交する方向から見て被支持片を挟んで
    支持壁と対向するところに位置した抜止壁を支持部材と
    一体に形成した ことを特徴とするカセットホルダーの支持構造
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