JP2559566Y2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JP2559566Y2 JP2559566Y2 JP5591593U JP5591593U JP2559566Y2 JP 2559566 Y2 JP2559566 Y2 JP 2559566Y2 JP 5591593 U JP5591593 U JP 5591593U JP 5591593 U JP5591593 U JP 5591593U JP 2559566 Y2 JP2559566 Y2 JP 2559566Y2
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- disk cartridge
- magnetic
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は磁気ディスク装置に係
り、特に挿入した磁気ディスクカートリッジが磁気ヘッ
ドキャリッジの磁気ヘッドに衝突する危険を防止する構
造に関する。
り、特に挿入した磁気ディスクカートリッジが磁気ヘッ
ドキャリッジの磁気ヘッドに衝突する危険を防止する構
造に関する。
【0002】磁気ディスク装置は薄型化されてきてい
る。
る。
【0003】磁気ディスク装置の薄型化を進めると、挿
入される磁気ディスクカートリッジの高さと磁気ヘッド
キャリッジ装置の下側の磁気ヘッドの高さとの間の隙間
が狭くなる。このため、特に、磁気ディスクカートリッ
ジが下側が凸となるように少しでも反っている場合に
は、磁気ディスクカートリッジが磁気ヘッドと衝突する
虞れがある。衝突が起きると、磁気ヘッド及び磁気ヘッ
ドキャリッジ装置を壊してしまう。
入される磁気ディスクカートリッジの高さと磁気ヘッド
キャリッジ装置の下側の磁気ヘッドの高さとの間の隙間
が狭くなる。このため、特に、磁気ディスクカートリッ
ジが下側が凸となるように少しでも反っている場合に
は、磁気ディスクカートリッジが磁気ヘッドと衝突する
虞れがある。衝突が起きると、磁気ヘッド及び磁気ヘッ
ドキャリッジ装置を壊してしまう。
【0004】そこで、上記の反っている磁気ディスクカ
ートリッジが挿入されたときでも、磁気ディスクカート
リッジが下側の磁気ヘッドに衝突せずにこの上方を通過
するようにする案内する磁気ディスクカートリッジ衝突
防止機構が必要となる。
ートリッジが挿入されたときでも、磁気ディスクカート
リッジが下側の磁気ヘッドに衝突せずにこの上方を通過
するようにする案内する磁気ディスクカートリッジ衝突
防止機構が必要となる。
【0005】この衝突防止機構は、小型で簡単な構造で
且つ厚さ方向上狭いスペース内に組み込める構造である
ことが望ましい。
且つ厚さ方向上狭いスペース内に組み込める構造である
ことが望ましい。
【0006】
【従来の技術】図9及び図10は本出願人が先に出願し
た特開平4−167264号に示されている磁気ディス
ク装置の磁気ディスクカートリッジ衝突防止機構10を
示す。
た特開平4−167264号に示されている磁気ディス
ク装置の磁気ディスクカートリッジ衝突防止機構10を
示す。
【0007】この機構10は、案内部11aを先端に有
する案内部材11をY1 ,Y2 方向に摺動可能に設け、
且つL字状のレバー12を、案内部材11とスライダ1
3との間に回動可能に設け、且つシャーシ14に凸部1
5を設けた構成である。
する案内部材11をY1 ,Y2 方向に摺動可能に設け、
且つL字状のレバー12を、案内部材11とスライダ1
3との間に回動可能に設け、且つシャーシ14に凸部1
5を設けた構成である。
【0008】通常は、図10に示すように、案内部11
aが凸部15に乗り上がっており、案内部11aは、磁
気ヘッドキャリッジ16の下側磁気ヘッド17より若干
高い位置に位置している。
aが凸部15に乗り上がっており、案内部11aは、磁
気ヘッドキャリッジ16の下側磁気ヘッド17より若干
高い位置に位置している。
【0009】ホルダ18内に3.5インチ磁気ディスク
カートリッジ41が挿入されると、磁気ディスクカート
リッジ41は磁気ヘッド17に衝突する前に、案内部1
1aに案内されて案内部11a上に乗り上がり、下側磁
気ヘッド17上を移動する。
カートリッジ41が挿入されると、磁気ディスクカート
リッジ41は磁気ヘッド17に衝突する前に、案内部1
1aに案内されて案内部11a上に乗り上がり、下側磁
気ヘッド17上を移動する。
【0010】これにより、磁気ディスクカートリッジ4
1は、磁気ヘッド17に衝突することなく、最終位置ま
で挿入される。
1は、磁気ヘッド17に衝突することなく、最終位置ま
で挿入される。
【0011】磁気ディスクカートリッジが最終位置まで
挿入されると、ラッチが解除されて、スライダ13がX
1 方向に摺動復帰する。
挿入されると、ラッチが解除されて、スライダ13がX
1 方向に摺動復帰する。
【0012】スライダ13の摺動に伴って、レバー12
を介して、案内部材11がY2 方向に摺動し、案内部1
1aは図11に示すように、凸部15より降りてZ1 方
向に下がり、磁気ディスクカートリッジの装着を妨害し
ない位置に到る。
を介して、案内部材11がY2 方向に摺動し、案内部1
1aは図11に示すように、凸部15より降りてZ1 方
向に下がり、磁気ディスクカートリッジの装着を妨害し
ない位置に到る。
【0013】また、スライダ13の摺動に伴って、ホル
ダ18がZ1 方向に下降し、磁気ディスクカートリッジ
41が装着される。
ダ18がZ1 方向に下降し、磁気ディスクカートリッジ
41が装着される。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】上記の機構10は、案
内部材11に加えてレバー12を有する構成であり、部
品点数が多く、比較的広いスペースを要していた。
内部材11に加えてレバー12を有する構成であり、部
品点数が多く、比較的広いスペースを要していた。
【0015】また、シャーシ14上に凸部15を設け、
案内部11aがこの凸部15に乗り上がる構成であるた
め、高さ方向上スペースを必要とし、薄型化を図りにく
かった。
案内部11aがこの凸部15に乗り上がる構成であるた
め、高さ方向上スペースを必要とし、薄型化を図りにく
かった。
【0016】そこで、本考案は上記課題を解決した磁気
ディスク装置を提供することを目的とする。
ディスク装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案は、挿入
された磁気ディスクカートリッジの両側を保持し、下動
して該磁気ディスクカートリッジを装着させるホルダ
と、該ホルダを上下動可能に支持すると共に、磁気ヘッ
ドを有する磁気ヘッドキャリッジ装置を支持するシャー
シと、該シャーシに摺動可能に設けてあり、上記磁気デ
ィスクカートリッジが挿入されたときにラッチを解除さ
れて摺動して、上記ホルダを下動させるスライダとを有
する磁気ディスク装置において、上記シャーシを、所定
位置に開口又は凹部を有する構成とすると共に、腕と、
該腕の一端の磁気ディスクカートリッジ案内部と、該腕
の他端の係合部とを有する磁気ディスクカートリッジ案
内部材を、上記係合部を上記スライダに係合させ、上記
磁気ディスクカートリッジ案内部を上記磁気ヘッド近傍
に位置させて、上記腕部の途中の部位を上記シャーシ上
に回動可能に支持して設け、上記磁気ディスクカートリ
ッジが挿入されるときに、上記磁気ディスクカートリッ
ジ案内部が、挿入されてきた磁気ディスクカートリッジ
を、上記磁気ヘッドに衝突しないように案内すると共
に、上記磁気ディスクカートリッジ案内部材が上記スラ
イダの摺動によって回動して上記磁気ディスクカートリ
ッジ案内部が上記磁気ヘッドの近傍の位置から上記開口
又は凹部の位置へ移動し、且つ上記磁気ディスクカート
リッジ案内部材が下動する磁気ディスクカートリッジに
より押されて上記開口又は凹部内に押し込まれる構成と
したものである。
された磁気ディスクカートリッジの両側を保持し、下動
して該磁気ディスクカートリッジを装着させるホルダ
と、該ホルダを上下動可能に支持すると共に、磁気ヘッ
ドを有する磁気ヘッドキャリッジ装置を支持するシャー
シと、該シャーシに摺動可能に設けてあり、上記磁気デ
ィスクカートリッジが挿入されたときにラッチを解除さ
れて摺動して、上記ホルダを下動させるスライダとを有
する磁気ディスク装置において、上記シャーシを、所定
位置に開口又は凹部を有する構成とすると共に、腕と、
該腕の一端の磁気ディスクカートリッジ案内部と、該腕
の他端の係合部とを有する磁気ディスクカートリッジ案
内部材を、上記係合部を上記スライダに係合させ、上記
磁気ディスクカートリッジ案内部を上記磁気ヘッド近傍
に位置させて、上記腕部の途中の部位を上記シャーシ上
に回動可能に支持して設け、上記磁気ディスクカートリ
ッジが挿入されるときに、上記磁気ディスクカートリッ
ジ案内部が、挿入されてきた磁気ディスクカートリッジ
を、上記磁気ヘッドに衝突しないように案内すると共
に、上記磁気ディスクカートリッジ案内部材が上記スラ
イダの摺動によって回動して上記磁気ディスクカートリ
ッジ案内部が上記磁気ヘッドの近傍の位置から上記開口
又は凹部の位置へ移動し、且つ上記磁気ディスクカート
リッジ案内部材が下動する磁気ディスクカートリッジに
より押されて上記開口又は凹部内に押し込まれる構成と
したものである。
【0018】請求項2の考案は、請求項1の磁気ディス
クカートリッジ案内部材の腕は回動中心より両方向にU
字状に延在する第1,第2のU字状腕部を有し、該第1
のU字状腕部の先端に上記磁気ディスクカートリッジ支
持部を有し、該第2のU字状腕部の先端に上記係合部を
有する構成としたものである。
クカートリッジ案内部材の腕は回動中心より両方向にU
字状に延在する第1,第2のU字状腕部を有し、該第1
のU字状腕部の先端に上記磁気ディスクカートリッジ支
持部を有し、該第2のU字状腕部の先端に上記係合部を
有する構成としたものである。
【0019】
【作用】請求項1の磁気ディスクカートリッジ案内を有
する磁気ディスクカートリッジ案内部材をシャーシ上に
回動可能に設け、スライダの摺動に応じて、磁気ディス
クカートリッジ案内部材を回動させる構成は、スライダ
と磁気ディスクカートリッジ支持部材との間にレバー等
を設けることを不要とするように作用する。
する磁気ディスクカートリッジ案内部材をシャーシ上に
回動可能に設け、スライダの摺動に応じて、磁気ディス
クカートリッジ案内部材を回動させる構成は、スライダ
と磁気ディスクカートリッジ支持部材との間にレバー等
を設けることを不要とするように作用する。
【0020】シャーシに開口又は凹部を設け、磁気ディ
スクカートリッジの装着を妨害しないように、磁気ディ
スクカートリッジ支持部が開口又は凹部内に没入する構
成は、シャーシ上に凸部を設けることを不要とするよう
に作用する。
スクカートリッジの装着を妨害しないように、磁気ディ
スクカートリッジ支持部が開口又は凹部内に没入する構
成は、シャーシ上に凸部を設けることを不要とするよう
に作用する。
【0021】請求項2の第1のU字状腕部は、腕部を撓
み易い構成とし、第2のU字状腕部は、案内部が開口内
に押し込まれたときに、第1の腕部に作用するシャーシ
から浮き上がる力をされえるように作用する。
み易い構成とし、第2のU字状腕部は、案内部が開口内
に押し込まれたときに、第1の腕部に作用するシャーシ
から浮き上がる力をされえるように作用する。
【0022】
【実施例】図3乃至図5は、本考案の一実施例の磁気デ
ィスク装置50を示す。
ィスク装置50を示す。
【0023】磁気ディスク装置50は、5インチディス
クカートリッジ用磁気ディスク装置本体(以下、5イン
チ用磁気ディスク装置用本体という)51に、3.5イ
ンチ磁気ディスクカートリッジ用磁気ディスク装置本体
(以下、3.5インチ用磁気ディスク装置本体という)
52を重ねて設け、5インチ磁気ディスクカートリッジ
40用の挿入口53と3.5インチ磁気ディスクカート
リッジ41用の挿入口54とを有するフロントベゼル5
5を取り付けてなる構成である。
クカートリッジ用磁気ディスク装置本体(以下、5イン
チ用磁気ディスク装置用本体という)51に、3.5イ
ンチ磁気ディスクカートリッジ用磁気ディスク装置本体
(以下、3.5インチ用磁気ディスク装置本体という)
52を重ねて設け、5インチ磁気ディスクカートリッジ
40用の挿入口53と3.5インチ磁気ディスクカート
リッジ41用の挿入口54とを有するフロントベゼル5
5を取り付けてなる構成である。
【0024】5インチ用磁気ディスク装置本体51は、
図4に示すように、ダイキャスト製のシャーシ56に、
磁気ディスク回転用モータ57、磁気ヘッドキャリッジ
装置58、磁気ディスククランプ装置59が組付けられ
た、一般的な構成を有する。
図4に示すように、ダイキャスト製のシャーシ56に、
磁気ディスク回転用モータ57、磁気ヘッドキャリッジ
装置58、磁気ディスククランプ装置59が組付けられ
た、一般的な構成を有する。
【0025】5インチ用磁気ディスク装置本体51は、
天板(カバー)を有していない。
天板(カバー)を有していない。
【0026】3.5インチ用磁気ディスク装置本体52
は、図3及び図5に併せて示すように、共に板金製であ
るシャーシ70と、スライダ71と、ホルダ72と、カ
バー73とを有する。
は、図3及び図5に併せて示すように、共に板金製であ
るシャーシ70と、スライダ71と、ホルダ72と、カ
バー73とを有する。
【0027】ホルダ72及びスライダ71は、3.5イ
ンチ磁気ディスクカートリッジ41に対応する大きさで
ある。
ンチ磁気ディスクカートリッジ41に対応する大きさで
ある。
【0028】ホルダ72は、挿入された3.5インチ磁
気ディスクカートリッジ41の両側の部分を保持する。
気ディスクカートリッジ41の両側の部分を保持する。
【0029】スライダ71はシャーシ70上にX1 ,X
2 方向に摺動可能に設けてあり、摺動してホルダ72を
上下動させる。
2 方向に摺動可能に設けてあり、摺動してホルダ72を
上下動させる。
【0030】ホルダ72は、高い位置と、シャーシ70
に近づいた低い位置との間で、上下動可能に設けてあ
る。
に近づいた低い位置との間で、上下動可能に設けてあ
る。
【0031】高い位置は、磁気ディスクカートリッジに
受け入れ位置又は磁気ディスクカートリッジ離脱位置で
あり、フロントベゼル55の挿入口54に対応する高さ
である。
受け入れ位置又は磁気ディスクカートリッジ離脱位置で
あり、フロントベゼル55の挿入口54に対応する高さ
である。
【0032】低い位置は、磁気ディスクカートリッジを
装着させる位置である。
装着させる位置である。
【0033】シャーシ70は、ホルダ72を支持するホ
ルダ支持部75,76より外側に張り出している張り出
し部77,78を有しており、ホルダ72より幅広であ
り、5インチ用磁気ディスク装置51と略同じ幅寸法W
1 を有する。
ルダ支持部75,76より外側に張り出している張り出
し部77,78を有しており、ホルダ72より幅広であ
り、5インチ用磁気ディスク装置51と略同じ幅寸法W
1 を有する。
【0034】シャーシ70には、3.5インチ磁気ディ
スクを回転させるモータ80及び磁気ヘッドキャリッジ
装置79が設けてある。
スクを回転させるモータ80及び磁気ヘッドキャリッジ
装置79が設けてある。
【0035】磁気ヘッドキャリッジ装置79は、下側ア
ーム部85及び上側アーム部86を有する。下側アーム
部86上には、磁気ヘッド87がジンバルプレート88
に取り付けられて支持されている。下側アーム部86
は、ホルダ72に係止されており、下面側に磁気ヘッド
(図示せず)が設けてある。
ーム部85及び上側アーム部86を有する。下側アーム
部86上には、磁気ヘッド87がジンバルプレート88
に取り付けられて支持されている。下側アーム部86
は、ホルダ72に係止されており、下面側に磁気ヘッド
(図示せず)が設けてある。
【0036】3.5インチ用磁気ディスク装置本体52
は、シャーシ70の両側より張り出している取り付け足
部81をねじ82によりねじ止めされて、5インチ用磁
気ディスク装置本体51のシャーシ56上に固定してあ
る。
は、シャーシ70の両側より張り出している取り付け足
部81をねじ82によりねじ止めされて、5インチ用磁
気ディスク装置本体51のシャーシ56上に固定してあ
る。
【0037】次に、本考案の要部をなす、磁気ディスク
カートリッジ衝突防止機構90について説明する。
カートリッジ衝突防止機構90について説明する。
【0038】図1,図7(A),図8(A)は、磁気デ
ィスクカートリッジ挿入前の状態を示す。
ィスクカートリッジ挿入前の状態を示す。
【0039】図2,図7(B),図8(B)は、磁気デ
ィスクカートリッジを挿入して装着したときの状態を示
す。
ィスクカートリッジを挿入して装着したときの状態を示
す。
【0040】シャーシ70には、磁気ヘッド87の近傍
に、開口91が形成してある。
に、開口91が形成してある。
【0041】開口91の一端には、傾斜面部92が設け
てある。
てある。
【0042】開口91は、後述する磁気ディスクカート
リッジ案内部が押し込まれるためのものであり、傾斜面
部91は、上記の案内部の開口101よりの抜け出しを
円滑にするために設けてある。
リッジ案内部が押し込まれるためのものであり、傾斜面
部91は、上記の案内部の開口101よりの抜け出しを
円滑にするために設けてある。
【0043】特に図6に示すように、100は磁気ディ
スクカートリッジ案内部材であり、合成樹脂の成形部品
であり、軸受部101、第1のU字状腕部102、第2
のU字状腕部103、磁気ディスクカートリッジ案内部
104及び係合部105を有する。
スクカートリッジ案内部材であり、合成樹脂の成形部品
であり、軸受部101、第1のU字状腕部102、第2
のU字状腕部103、磁気ディスクカートリッジ案内部
104及び係合部105を有する。
【0044】図6(B)中、第1のU字状腕部102
は、逆U字状形状を有する。
は、逆U字状形状を有する。
【0045】腕部102は、軸受部101から延出して
いる、厚い基部側部分102aと、容易に撓むように薄
い厚さt1 を有する先端側部分102bとを有する。
いる、厚い基部側部分102aと、容易に撓むように薄
い厚さt1 を有する先端側部分102bとを有する。
【0046】基部側部分102aの先端側の下面に、凸
部102cが形成してある。凸部102cは、基準面を
形成し、シャーシ70に当接し、基部側部分102aか
らバリが出ていたり、基部側部分102aが反っていた
りしても、これらによって悪影響を受けないようになっ
ている。
部102cが形成してある。凸部102cは、基準面を
形成し、シャーシ70に当接し、基部側部分102aか
らバリが出ていたり、基部側部分102aが反っていた
りしても、これらによって悪影響を受けないようになっ
ている。
【0047】先端側部分102bには、スリット102
b-1が入っており、二つに分割された分割腕部102b
-2,102b-3を有する。この分割腕部102b-2,1
02b-3が干渉されずに独立に撓むことによって、先端
側部分102bは、矢印A,B方向に円滑に捩れる。
b-1が入っており、二つに分割された分割腕部102b
-2,102b-3を有する。この分割腕部102b-2,1
02b-3が干渉されずに独立に撓むことによって、先端
側部分102bは、矢印A,B方向に円滑に捩れる。
【0048】磁気ディスクカートリッジ案内部104
は、腕部102より上方に突出した円柱部104aと、
下方に突出した半球部104bとよりなる。円柱部10
4aは、前側が傾斜面104dとされた頂面104cを
有する。
は、腕部102より上方に突出した円柱部104aと、
下方に突出した半球部104bとよりなる。円柱部10
4aは、前側が傾斜面104dとされた頂面104cを
有する。
【0049】第2のU字状腕部103は、第1のU字状
腕部102とは逆方向に延在しており図6(B)中、U
字状をなしている。
腕部102とは逆方向に延在しており図6(B)中、U
字状をなしている。
【0050】この腕部103をU字状としたのは、シャ
ーシ70との接触面積を増やして、案内部材110の回
動を安定にするため、及び案内部104が磁気ディスク
カートリッジによって開口101内に押し込まれたとき
に、第1の腕部102に図6(C)中、C方向の力が作
用するけれども、この力によって第1の腕部102がシ
ャーシ70から迫り上がろうとするのを防止するためで
ある。
ーシ70との接触面積を増やして、案内部材110の回
動を安定にするため、及び案内部104が磁気ディスク
カートリッジによって開口101内に押し込まれたとき
に、第1の腕部102に図6(C)中、C方向の力が作
用するけれども、この力によって第1の腕部102がシ
ャーシ70から迫り上がろうとするのを防止するためで
ある。
【0051】係合部105は、凸形状を有しており、腕
部103の先端に設けてある。
部103の先端に設けてある。
【0052】上記形状の案内部材100は、図1,図
2,図5,図7に示すように、軸受部101を、シャー
シ70上の軸106に軸承されて、且つ、係合部105
を、スライダ71の長孔107に嵌合させて、シャーシ
70上に設けてある。
2,図5,図7に示すように、軸受部101を、シャー
シ70上の軸106に軸承されて、且つ、係合部105
を、スライダ71の長孔107に嵌合させて、シャーシ
70上に設けてある。
【0053】磁気ディスクカートリッジを挿入する前
は、図1,図7(A),図8(A)に示す状態にある。
は、図1,図7(A),図8(A)に示す状態にある。
【0054】案内部104は、シャーシ70上に位置し
ており、X1 ,X2 方向上、磁気ヘッド87より若干X
1 方向寄りの位置に位置している。
ており、X1 ,X2 方向上、磁気ヘッド87より若干X
1 方向寄りの位置に位置している。
【0055】頂面104cは、図8(A)に示すよう
に、磁気ヘッド87より若干高い位置に位置している。
に、磁気ヘッド87より若干高い位置に位置している。
【0056】磁気ディスクカートリッジ41をホルダ7
2内に挿入すると、磁気ヘッド87に到る前に、傾斜面
104dにより案内されて頂面104cに乗り上がり、
頂面104cを滑りつつ磁気ヘッド87の上方を移動す
る。
2内に挿入すると、磁気ヘッド87に到る前に、傾斜面
104dにより案内されて頂面104cに乗り上がり、
頂面104cを滑りつつ磁気ヘッド87の上方を移動す
る。
【0057】従って、磁気ディスクカートリッジ41
は、たとえ下方に凸となるように反っている場合であっ
ても、磁気ヘッド87に衝突することなく、最終位置ま
で挿入れる。
は、たとえ下方に凸となるように反っている場合であっ
ても、磁気ヘッド87に衝突することなく、最終位置ま
で挿入れる。
【0058】磁気ディスクカートリッジ41が最終位置
まで挿入されると、ラッチ(図示せず)が解除され、ス
ライダ71がX1 方向にばね107により摺動される。
まで挿入されると、ラッチ(図示せず)が解除され、ス
ライダ71がX1 方向にばね107により摺動される。
【0059】スライダ71が摺動すると、案内部材11
0が、図2及び図7(B)に示すように、時計方向に回
動され、案内部104が開口91上に移動する。
0が、図2及び図7(B)に示すように、時計方向に回
動され、案内部104が開口91上に移動する。
【0060】またスライダ71の摺動により、ホルダ7
2がZ1 方向に下動し、磁気ディスクカートリッジ41
がZ1 方向に下動する。
2がZ1 方向に下動し、磁気ディスクカートリッジ41
がZ1 方向に下動する。
【0061】このとき、磁気ディスクカートリッジ41
の重さが案内部104にかかり、分割腕部102b-2,
102b-3が撓み、案内部04は図8(B)に示すよう
に、開口91内に押し込まれる。
の重さが案内部104にかかり、分割腕部102b-2,
102b-3が撓み、案内部04は図8(B)に示すよう
に、開口91内に押し込まれる。
【0062】磁気ディスクカートリッジ41は正常に装
着される。
着される。
【0063】ここで、分割腕部102b-2,102b-3
は独立に撓むため、案内部104は、開口91内に円滑
に押し込まれる。
は独立に撓むため、案内部104は、開口91内に円滑
に押し込まれる。
【0064】また、案内部104が開口91内に押し込
まれるときに、案内部を傾斜させる方向の力が作用す
る。しかし、分割腕部102b-2,102b-3が独立に
たわむため、腕部102bが図5(B)中、A,B方向
に自由に捩れることによって、案内部104bは、無理
なく、図8(B)に示す傾斜した状態とされる。
まれるときに、案内部を傾斜させる方向の力が作用す
る。しかし、分割腕部102b-2,102b-3が独立に
たわむため、腕部102bが図5(B)中、A,B方向
に自由に捩れることによって、案内部104bは、無理
なく、図8(B)に示す傾斜した状態とされる。
【0065】また、案内部104が開口91内に押し込
まれることによって、案内部材110の腕部102に
は、図5(C)中矢印C方向に迫り上がる方向の力が作
用する。しかし、この力は、第2の腕部103がシャー
シ70に当たることによって受け止められ、腕部102
の迫り上がりは起きない。
まれることによって、案内部材110の腕部102に
は、図5(C)中矢印C方向に迫り上がる方向の力が作
用する。しかし、この力は、第2の腕部103がシャー
シ70に当たることによって受け止められ、腕部102
の迫り上がりは起きない。
【0066】磁気ディスクカートリッジを離脱排出する
ときには、機構100は、上記とは逆の順序で逆方向に
動作する。
ときには、機構100は、上記とは逆の順序で逆方向に
動作する。
【0067】即ち、スライダ71がX2 方向に押し込ま
れるにつれて、ホルダ72がZ2 方向に上動すると共
に、案内部材110が反時計方向に回動する。
れるにつれて、ホルダ72がZ2 方向に上動すると共
に、案内部材110が反時計方向に回動する。
【0068】案内部104は、半球部104bを傾斜面
92に案内されて、開口91より円滑に抜け出す。
92に案内されて、開口91より円滑に抜け出す。
【0069】開口101に代えて、シャーシ70に凹部
を設けてもよい。
を設けてもよい。
【0070】
【考案の効果】以上説明した様に、請求項1の考案によ
れば、単一の磁気ディスクカートリッジ案内部材によっ
て構成し得、且つシャーシ上に凸部を設けることなく構
成出来るため、従来に比べて部品点数の少ない簡単な構
造とし得ると共に、高さ方向上狭いスペース内に設ける
ことが出来、磁気ディスク装置の薄型化を効果的に実現
することが出来る。
れば、単一の磁気ディスクカートリッジ案内部材によっ
て構成し得、且つシャーシ上に凸部を設けることなく構
成出来るため、従来に比べて部品点数の少ない簡単な構
造とし得ると共に、高さ方向上狭いスペース内に設ける
ことが出来、磁気ディスク装置の薄型化を効果的に実現
することが出来る。
【0071】請求項2の考案によれば、磁気ディスプレ
イカートリッジ案内部材がシャーシより迫り上がって傾
くことを防止し得、案内部材の動作の安定化を図ること
が出来る。
イカートリッジ案内部材がシャーシより迫り上がって傾
くことを防止し得、案内部材の動作の安定化を図ること
が出来る。
【図1】本考案の磁気ディスク装置の要部をなす磁気デ
ィスクカートリッジ衝突防止機構の、磁気ディスクカー
トリッジを挿入する前の状態を示す斜視図である。
ィスクカートリッジ衝突防止機構の、磁気ディスクカー
トリッジを挿入する前の状態を示す斜視図である。
【図2】図1の機構の、磁気ディスクカートリッジが装
着されたときの状態を示す斜視図である。
着されたときの状態を示す斜視図である。
【図3】本考案の一実施例になる磁気ディスク装置の斜
視図である。
視図である。
【図4】図3の磁気ディスク装置の分解斜視図である。
【図5】図4中の3.5インチ用磁気ディスク装置本体
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図6】磁気ディスクカートリッジ案内部材を示す図で
ある。
ある。
【図7】磁気ディスクカートリッジ衝突防止機構の、図
1及び図2に対応する状態の平面図である。
1及び図2に対応する状態の平面図である。
【図8】図7中、VIIIA−VIIIA,VIIIB−VIIIB線方
向からみた断面矢視図である。
向からみた断面矢視図である。
【図9】従来の磁気ディスクカートリッジ衝突防止機構
の1例の平面図である。
の1例の平面図である。
【図10】図9の機構の正面図である。
【図11】図9の機構の動作した後の状態を示す正面図
である。
である。
40 5インチ用磁気ディスクカートリッジ 41 3.5インチ用磁気ディスクカートリッジ 50 磁気ディスク装置 51 5インチ磁気ディスクカートリッジ用磁気ディス
ク装置本体 52 3.5インチ磁気ディスクカートリッジ用磁気デ
ィスク装置本体 53 5インチ磁気ディスクカートリッジ用挿入口 54 3.5インチ磁気ディスクカートリッジ用挿入口 55 フロントベゼル 70 シャーシ 71 スライダ 72 ホルダ 77,78 張り出し部 79 磁気ヘッドキャリッジ装置 85 下側アーム部 86 上側アーム部 87 磁気ヘッド 88 ジンバルプレート 90 磁気ディスクカートリッジ衝突防止機構 91 開口 92 傾斜部 100 磁気ディスプレイカートリッジ案内部材 101 軸受部 102 第1のU字状腕部 102a 基部側部分 102b 先端側部分 102b-1 スリット 102b-2,102b-2 分割腕部 102c 凸部 103 第2のU字状腕部 104 磁気ディスクカートリッジ案内部 104a 円柱部 104b 半球部 104c 頂面 104d 傾斜面 105 係合部 106 軸 107 長孔 108 ばね
ク装置本体 52 3.5インチ磁気ディスクカートリッジ用磁気デ
ィスク装置本体 53 5インチ磁気ディスクカートリッジ用挿入口 54 3.5インチ磁気ディスクカートリッジ用挿入口 55 フロントベゼル 70 シャーシ 71 スライダ 72 ホルダ 77,78 張り出し部 79 磁気ヘッドキャリッジ装置 85 下側アーム部 86 上側アーム部 87 磁気ヘッド 88 ジンバルプレート 90 磁気ディスクカートリッジ衝突防止機構 91 開口 92 傾斜部 100 磁気ディスプレイカートリッジ案内部材 101 軸受部 102 第1のU字状腕部 102a 基部側部分 102b 先端側部分 102b-1 スリット 102b-2,102b-2 分割腕部 102c 凸部 103 第2のU字状腕部 104 磁気ディスクカートリッジ案内部 104a 円柱部 104b 半球部 104c 頂面 104d 傾斜面 105 係合部 106 軸 107 長孔 108 ばね
Claims (2)
- 【請求項1】 挿入された磁気ディスクカートリッジの
両側を保持し、下動して該磁気ディスクカートリッジを
装着させるホルダと、 該ホルダを上下動可能に支持すると共に、磁気ヘッドを
有する磁気ヘッドキャリッジ装置を支持するシャーシ
と、 該シャーシに摺動可能に設けてあり、上記磁気ディスク
カートリッジが挿入されたときにラッチを解除されて摺
動して、上記ホルダを下動させるスライダとを有する磁
気ディスク装置において、 上記シャーシを、所定位置に開口又は凹部を有する構成
とすると共に、 腕と、該腕の一端の磁気ディスクカートリッジ案内部
と、該腕の他端の係合部とを有する磁気ディスクカート
リッジ案内部材を、上記係合部を上記スライダに係合さ
せ、上記磁気ディスクカートリッジ案内部を上記磁気ヘ
ッド近傍に位置させて、上記腕部の途中の部位を上記シ
ャーシ上に回動可能に支持して設け、 上記磁気ディスクカートリッジが挿入されるときに、上
記磁気ディスクカートリッジ案内部が、挿入されてきた
磁気ディスクカートリッジを、上記磁気ヘッドに衝突し
ないように案内すると共に、 上記磁気ディスクカートリッジ案内部材が上記スライダ
の摺動によって回動して上記磁気ディスクカートリッジ
案内部が上記磁気ヘッドの近傍の位置から上記開口又は
凹部の位置へ移動し、且つ上記磁気ディスクカートリッ
ジ案内部材が下動する磁気ディスクカートリッジにより
押されて上記開口又は凹部内に押し込まれる構成とした
ことを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項2】 請求項1の磁気ディスクカートリッジ案
内部材の腕は回動中心より互いに逆方向にU字状に延在
する第1,第2のU字状腕部を有し、 該第1のU字状腕部の先端に上記磁気ディスクカートリ
ッジ支持部を有し、該第2のU字状腕部の先端に上記係
合部を有する構成としたことを特徴とする磁気ディスク
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5591593U JP2559566Y2 (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 磁気ディスク装置 |
US08/322,083 US5583716A (en) | 1993-10-15 | 1994-10-12 | Magnetic disk apparatus in which two disk drive units which access different size disks are combined |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5591593U JP2559566Y2 (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 磁気ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0726940U JPH0726940U (ja) | 1995-05-19 |
JP2559566Y2 true JP2559566Y2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=13012412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5591593U Expired - Fee Related JP2559566Y2 (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2559566Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-15 JP JP5591593U patent/JP2559566Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0726940U (ja) | 1995-05-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |