JP3114714B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP3114714B2
JP3114714B2 JP10365639A JP36563998A JP3114714B2 JP 3114714 B2 JP3114714 B2 JP 3114714B2 JP 10365639 A JP10365639 A JP 10365639A JP 36563998 A JP36563998 A JP 36563998A JP 3114714 B2 JP3114714 B2 JP 3114714B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク装置に係
り、特にディスクカートリッジをホルダ内に挿入するこ
とよりホルダと共にディスクカートリッジを所定の装着
位置に装着するよう構成したディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、可撓性の磁気ディスクが収納さ
れたディスクカートリッジを装着されて磁気記録再生を
行う磁気ディスク装置においては、装置の薄型化及び小
型化が図られており、それに伴って各部材の間隔も小さ
くなり、より精密な加工が要求されている。
【0003】ところが、磁気ディスク装置の薄型化を進
めると、ホルダに挿入されるディスクカートリッジの挿
入高さとヘッドキャリッジの下側磁気ヘッドの高さとの
間の隙間が狭くなる。そのため、ディスクカートリッジ
が下方に凸となるように反っている場合には、ホルダに
挿入されるディスクカートリッジの前端が下側磁気ヘッ
ドに当接してしまうおそれがある。
【0004】このように、ディスクカートリッジをホル
ダに挿入する際にディスクカートリッジの前端が下側磁
気ヘッドに当接することを防止するため、例えば本出願
人が先に特開平4−167264号でディスクカートリ
ッジ当接防止機構を設けた構成を提案している。このデ
ィスクカートリッジ当接防止機構の構成は、シャーシの
上面に設けられた凸部と、ホルダにディスクカートリッ
ジが挿入される際、シャーシ上面の凸部に乗り上げてデ
ィスクカートリッジの端部が下側磁気ヘッドに当接しな
いようにディスクカートリッジの挿入位置を規制する当
接防止位置に摺動する当接防止部材と、一端が当接防止
部材に連結された回動レバーと、よりなる。上記回動レ
バーの他端は、イジェクト釦を有するスライダ(摺動部
材)に連結されている。
【0005】そのため、ホルダにディスクカートリッジ
が挿入されると、ホルダの両側に設けられたガイドピン
がスライダの両側に設けられたガイド溝に係合している
ため、スライダのスライド動作と共にホルダはディスク
挿入・イジェクト位置からディスク装着位置に降下して
挿入されたディスクカートリッジを装着する。さらに、
スライダが摺動するとともに回動レバーを回動させるよ
うになっている。そして、回動レバーは、スライダが摺
動するのに伴って回動して当接防止部材を当接防止位置
に摺動させ、あるいは装着されたディスクカートリッジ
から離間する規制解除位置に摺動させるように設けられ
ている。
【0006】また、従来の磁気ディスク装置において
は、ヘッドキャリッジをキャリッジ移動方向に延在する
ような構成とすると共に、ヘッドキャリッジを駆動する
キャリッジ駆動モータが装置の後部に設けられた構成と
されていた。この構成では、キャリッジ駆動モータが装
置の後部に突出していたため、装置の奥行き寸法が大き
いといった問題があった。
【0007】そこで、ヘッドキャリッジをキャリッジ移
動方向と直交する向きに延在させる構成とすることによ
り装置の奥行き寸法を小さくした磁気ディスク装置の開
発が進められている。また、上記ディスク装置において
は、スライダがディスクカートリッジの挿入・イジェク
ト操作と共に前後方向に摺動動作するように設けられ、
ホルダがガイドピンがスライダに設けられたガイド溝に
沿って移動することによりディスク挿入・イジェクト位
置又はディスク装着位置に昇降するように設けられてい
る。
【0008】そのため、スライダには、ホルダの側面に
設けられた一対のガイドピンが係合する一対のガイド溝
と、スライダの摺動動作をガイドするための摺動部が両
側に設けられている。そして、スライダの両側には、一
対のガイド溝の間に摺動部を設け、この摺動部がシャー
シの側壁を摺動するすることにより、スライダの摺動動
作及びホルダの昇降動作を安定させている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記デ
ィスク装置においては、上記のようにヘッドキャリッジ
をキャリッジ移動方向と直交する向きに延在させる構成
とした場合、ホルダの片側にヘッドキャリッジの移動を
許容する開口を設けると共に、スライダの片側にもヘッ
ドキャリッジの移動を許容するための逃げ部を設けなけ
ればならなかった。
【0010】そのため、ホルダのヘッドキャリッジが移
動する側には、スライダのガイド溝に係合するガイドピ
ンを設ける場所が上記開口を除く側面のとなり、ガイド
ピンを1個しか設けることができなかった。また、スラ
イダの片側には、一のガイドピンが係合するガイド溝と
摺動部しか設けることができなかった。従って、ヘッド
キャリッジをキャリッジ移動方向と直交する向きに延在
させる構成とした磁気ディスク装置では、ホルダの上記
開口と反対側の側面には、2個のガイドピンを所定間隔
で設けることができるが、ヘッドキャリッジが移動する
側には1個のガイドピンしか設けることができないの
で、ホルダの支持が両側でバランスせず、ホルダの昇降
動作が不安定になるため、ディスクカートリッジの装着
・イジェクト動作が安定せず動作不良を起こすおそれが
あるといった問題が生ずる。
【0011】そこで、本発明は上記問題を解決したディ
スク装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、以下のような特徴を有する。上記請求項1
記載の発明は、ディスクカートリッジに収納された磁気
ディスクを回転駆動するターンテーブルが取り付けられ
たシャーシと、該ディスクカートリッジの挿入・イジェ
クト方向に対して直交する方向に延在し、前記シャーシ
上をディスク半径方向に移動するヘッドキャリッジと、
両側面にガイドピンが設けられると共に、一方の側に前
記ヘッドキャリッジが移動するための開口を有し、内部
に前記ディスクカートリッジが挿入されるホルダと、両
側に前記ホルダのガイドピンに係合して前記ガイドピン
の移動をガイドするガイド溝を有し、且つ一方の側に前
記ホルダの開口を遮蔽しないように形成された逃げ部を
有し、摺動動作と共に前記ガイドピンを前記ガイド溝に
沿って移動させて前記ホルダをディスク挿入・イジェク
ト位置又はディスク装着位置に移動させる摺動部材と、
前記摺動部材に設けられ前記挿入・イジェクト方向に延
在する前記シャーシの側壁を摺動して前記摺動部材をガ
イドする摺動部と、を備えたディスク装置であって、前
記摺動部材は、板金により形成され、前記ヘッドキャリ
ッジが摺動する側の前記逃げ部を除く部分に、複数の
部と前記摺動部とが平行に延在するように曲げ加工され
ており、 前記複数の板部には、前記ホルダのガイドピン
が係合する前記ガイド溝を設け、前記摺動部は前記ガイ
ド溝の外側に位置するように形成されたことを特徴とす
るものである。
【0013】従って、請求項1記載の発明によれば、摺
動部材のヘッドキャリッジが摺動する側の逃げ部を除く
部分にホルダのガイドピンが係合するガイド溝を有する
複数の板部と摺動部とを平行に設けると共に、摺動部が
ガイド溝の外側に位置するように形成したため、装置の
奥行き寸法を小さくして小型化できると共に、ヘッドキ
ャリッジが移動するための開口が設けられた側のホルダ
の側面にもガイドピンを複数の箇所に設けることが可能
になる。これにより、ヘッドキャリッジが摺動する側で
複数のガイド溝とガイドピンとの係合によりホルダを
水平状態のまま安定に装着位置又はカートリッジ挿入・
イジェクト位置に移動させることができる。さらに、板
金により形成された摺動部材にホルダのガイドピンが係
合するガイド溝を有する複数の板部が曲げ加工されてい
るので、複数の板部を曲げる際に摺動部材に形成される
開口部分の面積を小さくして剛性を高められると共に、
複数の板部間に他の部材を挿通させることも可能にな
る。 また、請求項2記載の発明は、ディスクカートリッ
ジに収納された磁気ディスクを回転駆動するターンテー
ブルが取り付けられたシャーシと、 該ディスクカートリ
ッジの挿入・イジェクト方向に対して直交する方向に延
在し、前記シャーシ上をディスク半径方向に移動するヘ
ッドキャリッジと、 両側面にガイドピンが設けられると
共に、一方の側に前記ヘッドキャリッジが移動するため
の開口を有し、内部に前記ディスクカートリッジが挿入
されるホルダと、 両側に前記ホルダのガイドピンに係合
して前記ガイドピンの移動をガイドするガイド溝を有
し、且つ一方の側に前記ホルダの開口を遮蔽しないよう
に形成された逃げ部を有し、摺動動作と共に前記ガイド
ピンを前記ガイド溝に沿って移動させて前記ホルダをデ
ィスク挿入・イジェクト位置又はディスク装着位置に移
動させる摺動部材と、 前記摺動部材に設けられ前記挿入
・イジェクト方向に延在する前記シャーシの側壁を摺動
して前記摺動部材をガイドする摺動部と、 を備えたディ
スク装置であって、 前記摺動部材の前記ヘッドキャリッ
ジが摺動する側の前記逃げ部を除く部分に 、前記ホルダ
のガイドピンが係合する前記ガイド溝を有する板部と、
前記摺動部と、前記板部と前記摺動部との間に位置する
側板とを平行に設け、 前記摺動部は前記シャーシの側壁
の外側を摺動し、前記側板は前記シャーシの側壁の内側
に位置するように形成されたことを特徴とするものであ
る。 従って、請求項2記載の発明によれば、摺動部材の
ヘッドキャリッジが摺動する側の逃げ部を除く部分に、
ホルダのガイドピンが係合するガイド溝を有する板部
と、摺動部と、板部と摺動部との間に位置する側板とを
平行に設け、摺動部がシャーシの側壁の外側を摺動し、
側板がシャーシの側壁の内側に位置するように形成され
たため、ヘッドキャリッジが移動するための開口を有す
る摺動部材の幅狭部分をシャーシの側壁に乗り上げた安
定状態に支持でき、摺動部材の幅狭部分の強度を高める
ことができると共に、ヘッドキャリッジが摺動する側で
もホルダを水平状態のまま安定に装着位置又はカートリ
ッジ挿入・イジェクト位置に移動させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面と共に本発明の実施の形
態について説明する。図1乃至図3に本発明になるディ
スク装置の一実施例を示す。尚、図1はディスク装置1
を示す斜視図、図2はディスク装置1の概略構成を示す
分解斜視図、図3はホルダ2とスライダ(摺動部材)3
を組み合わせた状態を示す斜視図である。
【0015】ディスク装置1は、シャーシ4上にディス
クカートリッジ(図示せず)が挿入されるホルダ2と、
前後方向に摺動してホルダ2を昇降させるスライダ3と
が組み合わされた状態で取り付けられるようになってい
る。また、シャーシ4の平面4a上には、ディスク回転
用のモータに駆動されるターンテーブル5と、磁気ヘッ
ド6,7を支持するヘッドキャリッジ8とが設けられて
いる。
【0016】ヘッドキャリッジ8は、先端上面に下側磁
気ヘッド6を支持するキャリッジ本体9と、先端下面に
上側磁気ヘッド7を支持しキャリッジ本体9に対し回動
可能に取り付けられたヘッドアーム10とを有する。こ
のヘッドキャリッジ8は、左右方向に延在する向きで前
後方向(A,B方向)に摺動できるように取り付けられ
ている。
【0017】また、ヘッドキャリッジ8は、前後方向に
延在するリードスクリュウ11に係合するように設けら
れている。リードスクリュウ11の一端はシャーシ4上
の軸受12により軸支され、リードスクリュウ11の他
端はシャーシ4の背面側に取り付けられたステッピング
モータ13のスピンドル軸に結合されている。本実施例
では、ヘッドキャリッジ8がディスクカートリッジ挿入
・イジェクト方向(A,B方向)と直交する左右方向に
延在するように設けられているので、ディスク装置1の
奥行き寸法が小さくなっている。
【0018】また、ヘッドキャリッジ8を駆動するリー
ドスクリュウ11及びステッピングモータ13がシャー
シ4の左側に設けられているので、その分ディスク装置
1の横幅寸法が大きくなっている。上記ステッピングモ
ータ13によりリードスクリュウ11が所定角度回動さ
れると、ヘッドキャリッジ8はその回動角に応じた距離
だけA,B方向に駆動されて磁気ヘッド6,7を所望と
するトラックに摺接させて磁気記録・再生を行うことが
できる。
【0019】さらに、ターンテーブル5の後部に位置す
るシャーシ4の平面4a上には、ディスクカートリッジ
がホルダ2内に挿入される際にキャリッジ本体9の先端
上に設けられた下側磁気ヘッド6に衝突することを防止
するプロテクタ(当接防止部材)14が設けられてい
る。また、シャーシ4の下面には、制御回路15を有す
る基板16が取り付けられている。この基板16上に
は、ディスク装置1を制御する制御回路15の他に磁気
ヘッド6,7がディスクの最外周トラック「00」に摺
接する位置にあることを検出するトラック位置検出セン
サ17と、磁気ヘッド6,7に接続されたフレキシブル
配線板18,19の先端に設けられた接続部18a,1
9aが挿入接続されるコネクタ20とが配設されてい
る。
【0020】尚、シャーシ4の平面4aには、基板16
上に配設された制御回路15,トラック位置検出センサ
17,コネクタ20が挿入されるように各部品の輪郭形
状に対応する形状の貫通孔4c〜4eが設けられてい
る。そして、基板16は各取付用孔16aに下方からビ
スを挿通させてシャーシ4の下面側に固定される。基板
取付後は、制御回路15が貫通孔4cに挿入された状態
となり、且つトラック位置検出センサ17及びコネクタ
20が貫通孔4d,4eに挿通されてシャーシ4の平面
4aより上方に突出した状態となる。
【0021】また、シャーシ4の前側端部には、ディス
ク挿入口21を有する前面ベゼル22が取り付けられて
いる。尚、前面ベゼル22の裏側には、ディスク挿入口
21を内側から閉塞するフラップ23が開閉方向に回動
可能に設けられている。次に、上記のように構成された
各主要部の構成について個別に説明する。先ず、ホルダ
2,スライダ3について説明し、その後ヘッドキャリッ
ジ8について説明することにする。
【0022】図4はホルダ2の構成を示す。ホルダ2
は、天板2aと、天板2aの両側からディスクカートリ
ッジを抱え込むように折曲されたカートリッジ保持部2
b,2cとからなる。従って、天板2aと両側のカート
リッジ保持部2b,2cに囲まれた空間がカートリッジ
挿入部となる。
【0023】また、ホルダ2の天板2aには、ヘッドア
ーム10の下面10aに当接する当接部2a1 がA,B
方向に延在するように形成されている。この当接部2a
1 は、断面形状が三角形とされており、その頂点部分が
イジェクト操作時にヘッドアーム10の下面10aに当
接してヘッドアーム10を上方に回動させるように設け
られている。
【0024】また、ヘッドキャリッジ8の移動を許容す
るように、ホルダ2の天板2aには開口2dが設けら
れ、左側の側面にも開口2eが設けられている。カート
リッジ保持部2b,2cの側面2b1 ,2c1 には、ス
ライダ3に係合してガイドされる一対のガイドピン2f
が突出している。ホルダ2の左側には、開口2eが設け
られているため、左側の側面2b1 は右側の側面2c1
よりも短くなっている。そのため、右側の側面2c1
おいては、一対のガイドピン2fの間隔が通常の寸法と
なっているが、左側の側面2b1においては、一対のガ
イドピン2fの間隔が狭くなっている。
【0025】さらに、ホルダ2の天板2aの後部には、
ラッチレバー24が軸25により回動可能に支持されて
いる。そして、ラッチレバー24は、図示しないバネ部
材により反時計方向に回動付勢されており、カートリッ
ジ挿入前は図3において破線で示す位置に回動してい
る。カートリッジ挿入後のラッチレバー24は、図3に
おいて実線で示す位置に回動されることになる。
【0026】また、ラッチレバー24は、スライダ3を
係止する係止カム24aと、天板2aに穿設された扇状
孔2gに挿通されてホルダ2内に延在し、ディスクカー
トリッジの挿入動作とともにディスクカートリッジのヘ
ッド摺接用開口を閉塞するシャッタ(図示せず)を開方
向に押圧するシャッタ開閉部24bとを有する。図5は
スライダ3の構成を示す。
【0027】スライダ3は、ホルダ2上に摺動可能に取
り付けられており、ホルダ2の天板2aに対向する天板
3aと、天板3aの両側で折曲された側板3b,3c
と、側板3b,3cに設けられシャーシ4の両側の側壁
4e,4fを摺動し、摺動方向をガイドする摺動部3e
とを有する。摺動部3eは、シャーシ4の側壁4e,4
fに設けられた突部4bに係合して摺動範囲が規制され
る係合孔3e1 を有する。 また、スライダ3の天板3
aには、左側に設けられたヘッドキャリッジ8が移動で
きるようにするため、ホルダ2の開口2d,2eに対向
する部分が削除された形状となるように逃げ部3fが設
けられている。
【0028】さらに、スライダ3は前部右側に突出する
突出片3gを有し、この突出片3gにはイジェクト釦2
6が固着されている。そして、天板3aの後端部には、
ラッチレバー24の係止カム24aに係止される係止部
3hが下方に折曲されている。また、スライダ3の左側
に設けられた側板3bの外側には、シャーシ4の側壁4
eの外側を摺動して摺動方向をガイドする摺動部3eが
設けられている。そして、側板3bはシャーシ4の側壁
4eの内側を摺動するように設けられている。従って、
シャーシ4の側壁4eは、側板3bと摺動部3eとの間
に形成された隙間に嵌合するように取り付けられてい
る。
【0029】また、側板3bより内側には、一対の切り
起こし部(板部)3iが設けられており、この切り起こ
し部3iは、側板3b及び摺動部3eと平行に延在する
ように設けられている。この切り起こし部3iにはホル
ダ2の左側の側面2b1 に設けられたガイドピン2fが
係合するガイド溝3dが設けられている。このように、
切り起こし部3iと摺動部3eが平行に設けられている
ため、ヘッドキャリッジ8を移動可能とする逃げ部3f
が設けられて狭いスペースしかないにも拘わらず一対の
ガイド溝3dを設けることができる。
【0030】尚、上記のように切り起こし部3iの外側
に摺動部3eが設けられた構成にできたのは、リードス
クリュウ11及びステッピングモータ13がシャーシ4
の左側に設けられており、その分ディスク装置1の横幅
寸法が大きくなってシャーシ4の側壁4eが左方向へず
れた位置に設けられているからである。また、スライダ
3の右側に設けられた側板3cには、上記摺動部3e
と、ホルダ2の側面2c1 に設けられた一対のガイドピ
ン2fが係合する一対のガイド溝3dが設けられてい
る。このガイド溝3dは傾斜しているため、スライダ3
が前後方向(A,B方向)に摺動すると共にガイドピン
2fがガイド溝3dを移動してホルダ2が昇降する。
尚、スライダ3の右側に設けられた側板3cは、シャー
シ4の側壁4fの内側を摺動するように設けられ、側板
3cよりも外側に位置するように設けられた摺動部3e
は、シャーシ4の側壁4fの外側を摺動するように設け
られている。
【0031】図6,図7は夫々ディスクカートリッジ挿
入・イジェクト状態のときのホルダ2,スライダ3を示
す平面図,側面図であり、図8,図9は夫々ディスクカ
ートリッジ装着状態のときのホルダ2,スライダ3を示
す平面図,側面図である。ホルダ2とスライダ3とは、
図6,図7に示されるように、ホルダ2の天板2aの上
面にスライダ3の天板3aを重ねた状態でホルダ2のガ
イドピン2fをスライダ3のガイド溝3dに嵌合させた
状態で取り付けられる。ホルダ2内にディスクカートリ
ッジが挿入されると、前述したラッチレバー24がディ
スクカートリッジに押圧されて時計方向に回動する。
【0032】これにより、ディスクカートリッジのシャ
ッタがラッチレバー24のシャッタ開閉部24bにより
開方向に押圧されるとともに、ラッチレバー24による
スライダ3の係止部3hに対する係止が解除される。そ
のため、スライダ3はバネ力によりB方向に摺動する。
スライダ3がB方向に摺動することより、図8,図9に
示されるように、ホルダ2のガイドピン2fがスライダ
3のガイド溝3dに沿って下方に移動し、ホルダ2が装
着位置に降下する。スライダ3は、両側の係合孔3e1
がシャーシ4の両側面に突出する突部4bに係合してい
るので、昇降せずA,B方向に摺動動作のみ行えるよう
に取り付けられている。
【0033】また、ディスクカートリッジがホルダ2の
降下動作により装着された後、イジェクト釦26が押圧
操作されると、スライダ3がA方向に摺動することにな
るため、ホルダ2が図6,図7に示すディスクカートリ
ッジ挿入・イジェクト位置に上昇する。そして、ラッチ
レバー24に対するスライダ3の係止部3hによる回動
規制が解除されてラッチレバー24が反時計方向に回動
する。そのため、ホルダ2内のディスクカートリッジ
は、ラッチレバー24のシャッタ開閉部24bに押圧さ
れてイジェクトされる。
【0034】図10は上記ホルダ2とスライダ3をシャ
ーシ4に取り付けた状態を示す正面図である。シャーシ
4の左側の側壁4eは、スライダ3の側板3bと摺動部
3eとの間に嵌合し、シャーシ4の右側の側壁4fは、
スライダ3の側板3cと摺動部3eとの間に嵌合した状
態に組み付けられる。また、シャーシ4の側壁4e,4
fには、ホルダ2を上下方向にガイドする溝(図示せ
ず)が設けられており、スライダ3の摺動動作と共にホ
ルダ2の両側から突出したピンがシャーシ4の側壁4
e,4fの内壁に形成された溝に沿ってガイドされる。
【0035】そして、ディスクカートリッジの挿入・イ
ジェクト操作によりスライダ3が前後方向(A,B方
向)に摺動する際、両側の摺動部3eがシャーシ4の側
壁4e,4fの外側を摺動してスライダ3の摺動方向を
ガイドする。そのため、スライダ3はシャーシ4の側壁
4e,4fの延在方向に安定に摺動することができる。
さらに、スライダ3の両側には、夫々一対のガイド溝3
dが設けられているので、上記のようにスライダ3が摺
動すると共に、ホルダ2の両側に設けられた4本の各ガ
イドピン2fがガイド溝3dに沿って上下方向に移動す
る。そして、ホルダ2は両側に2本ずつ設けられたガイ
ドピン2fがスライダ3のガイド溝3dに沿って移動す
ることにより、がたつきのない安定した状態でスムーズ
に昇降動作することができ、ディスクカートリッジの挿
入・イジェクト操作が確実に行える。
【0036】次にヘッドキャリッジ8について図11乃
至図14を併せ参照して説明する。尚、図11はヘッド
キャリッジ8の側面図であり、図12はヘッドキャリッ
ジ8の平面図であり、図13はヘッドキャリッジ8の背
面図である。また、図14はキャリッジ本体9を説明す
るための図である。ヘッドキャリッジ8は、合成樹脂と
板金とが一体成形されたキャリッジ本体9と、キャリッ
ジ本体9上で上下方向に回動可能に設けられたヘッドア
ーム10とを有する。キャリッジ本体9は、図14に示
されるように、先端部分に磁気ヘッド6を支持するジン
バル取付部9aが設けられ、基端部分にリードスクリュ
ウ11を支持するリードスクリュウ支持部9bが設けら
れている。
【0037】また、キャリッジ本体9の両側の中間位置
には、ガイドシャフト27が貫通し、ヘッド移動時はガ
イドシャフト27に沿って摺動してA,B方向にガイド
される貫通孔9cが設けられている。30はトラック位
置検出用の検出片で、キャリッジ本体9の側面より移動
方向であるA,B方向に突出しており、基板16の平面
と平行となる方向に延在している。また、検出片30
は、磁気ヘッド6,7がディスクの最外周トラック「0
0」に摺接する位置にあるとき、トラック位置検出セン
サ17の取付位置に至る。そのため、トラック位置検出
センサ17は、検出片30を検出したとき最外周トラッ
ク「00」検出信号を出力する。
【0038】31はヘッドアーム10を支持する支持部
で、リードスクリュウ支持部9bより上方に突出してい
る。32は板バネで、一端が支持部31上にビス33に
より固定され、他端がヘッドアーム10の下面に結合さ
れている。ヘッドアーム10は、板バネ32が撓むこと
により先端に設けられた磁気ヘッド7が昇降するように
回動することができる。また、支持部31の上部には、
トーションバネ34のコイル部分34aに挿通されてこ
れを支持するトーションバネ支持部35が設けられてい
る。
【0039】トーションバネ34は、一端34bがヘッ
ドアーム10の上面を下方に押圧し、他端43cが支持
部31に係止されている。そのため、ヘッドアーム10
はトーションバネ34により下方に付勢され、上側の磁
気ヘッド7を下方に押圧する。そして、トーションバネ
34の付勢力が磁気ヘッド6,7のディスク面に対する
ヘッド圧となる。
【0040】36はリードスクリュウ11の螺旋溝に下
方から係合する係合突部で、リードスクリュウ支持部9
bの上面に設けられている。この係合突部36は、合成
樹脂製のキャリッジ本体9と一体成形されており、且つ
リードスクリュウ11の螺旋溝に対応した角度に傾斜す
るように設けられている。リードスクリュウ11がステ
ッピングモータ13により回転駆動されると、その回転
角度に応じた距離だけ係合突部36がA,B方向に移動
する。そのため、ヘッドキャリッジ8は、係合突部36
がリードスクリュウ11に係合された状態に保持されて
いることを条件として、リードスクリュウ11の回転量
に比例した距離だけA,B方向に移動することができ
る。
【0041】37はリードスクリュウ11を係合突部3
6側に押圧するためのトーションバネで、支持部31の
後部に突出するバネ支持部38にコイル部37aを嵌合
させた状態で支持されている。トーションバネ37の一
端37bは、リードスクリュウ11の上側を横切るよう
に延在し、その先端が支持部31の係止孔31aに挿入
される。
【0042】そのため、トーションバネ37の一端37
bは、係止孔31a内を上下方向に変位できるため、そ
の範囲でリードスクリュウ11に対する相対変位を許容
するように移動可能に設けられている。また、トーショ
ンバネ37の他端37cは、支持部31に係止されてい
る。次に、ディスクカートリッジがホルダ2内に挿入さ
れる際、ディスクカートリッジの前端がヘッドキャリッ
ジ8の下側磁気ヘッド6に当接しないようにディスクカ
ートリッジの挿入高さ位置を規制するヘッド当接防止機
構について図15乃至図18を併せ参照して説明する。
尚、図15はヘッドキャリッジ8及びプロテクタ14を
示す斜視図であり、図16はディスクカートリッジ挿入
前のプロテクタ14を示す平面図であり、図17はディ
スクカートリッジ挿入前のプロテクタ14を示す側面図
であり、図18はディスクカートリッジ挿入前のプロテ
クタ14と下側磁気ヘッド6の位置関係を示す背面図で
ある。
【0043】本実施例のプロテクタ14は、ヘッドキャ
リッジ8に支持された磁気ヘッド6,7の近傍に位置す
るように設けられており、且つヘッドキャリッジ8の移
動範囲をカバーできるようにA,B方向に延在する向き
に取り付けられている。プロテクタ14は、合成樹脂製
で一体成形されており、ホルダ2内に挿入されたディス
クカートリッジの前端の挿入高さ位置を規制する第1の
規制部14aと、第1の規制部14aの後方に延在する
第2の規制部14bと、第1の規制部14aの回動中心
となる軸14cと、第2の規制部14bの回動中心とな
る軸14dと、第1の規制部14aと第2の規制部14
bとの間を結合する軸14eと、軸14dの端部より第
1の規制部14a及び第2の規制部14bに対し所定角
度α傾斜した方向に延在する係合部14fとを有する。
【0044】また、プロテクタ14は、ホルダ4の昇降
動作により軸14c〜14eを中心に回動するようにシ
ャーシ4上に設けられている。シャーシ4の平面4a上
には、プロテクタ14の各軸14c〜14eを回動可能
に支持するためのボス41a〜41cが突出している。
そして、各軸14c〜14eは、同軸となるように設け
られており、シャーシ4の平面4a上に固定された板バ
ネ42の押圧部42a〜42cによりボス41a〜41
cの側面に押圧保持されている。この板バネ42は、プ
ロテクタ14が脱落しないように軸14c〜14eを押
圧しているが、プロテクタ14自体を回動させるもので
はない。
【0045】ホルダ2の後部には、図9に示されるよう
にU字状に折曲されてホルダ2の下方でA,B方向に延
在するレバー部43が設けられている。尚、レバー部4
3は、プロテクタ14の係合部14fの当接する第1の
当接部43aと、プロテクタ14の第2の規制部14b
に当接する第2の当接部43bとを有する。第2の当接
部43bは、プロテクタ14の形状に応じて第1の当接
部43aの先端の段差部分を介して支持される構成とな
っている。
【0046】このレバー部43は、ホルダ2が装着位置
からディスク挿入・イジェクト位置に上昇する過程で第
2の当接部43bが第2の規制部14bを持ち上げてプ
ロテクタ14を起立させ、ホルダ2がディスク挿入・イ
ジェクト位置から装着位置に降下する過程で第1の当接
部43aが係合部14fを下方に押圧してプロテクタ1
4を規制解除位置に回動させる。
【0047】このように、本実施例では、ホルダ2に設
けられたレバー部43がプロテクタ14を直接押圧して
当接防止位置又は規制解除位置に回動させることができ
るので、従来のようにスライダ3の摺動動作を回動レバ
ーの回動動作を介して当接防止部材(本実施例のプロテ
クタ14に相当する)を当接防止位置又は規制解除位置
に摺動させる構成のものよりも構成の簡略化、部品点数
の削減を図ることができる。
【0048】その結果、回動レバーの設置スペースや当
接防止部材の摺動範囲を確保する必要がなく、プロテク
タ14が回動するスペースがあれば良いので、省スペー
ス化及び装置の小型化に対応することができる。次に上
記のように構成されたヘッド当接防止機構の動作につい
て説明する。ディスクカートリッジの挿入前は、図18
に示されるように、ホルダ2に設けられたレバー部43
が第2の当接部43bをプロテクタ14の底面側である
第2の規制部14bの側面に当接させ、これを持ち上げ
ている。そのため、第1の規制部14a及び第2の規制
部14bはシャーシ4の平面4a上に起立した状態とな
り、第1の規制部14aの端面14g及び第2の規制部
14bの端面14hは、ホルダ2内に挿入されたディス
クカートリッジの挿入高さを規制する高さ位置に形成さ
れる。
【0049】従って、ホルダ2内に挿入されたディスク
カートリッジの前端は、プロテクタ14の端面14g及
び端面14hを摺動して下側磁気ヘッド6のヘッド面6
aより寸法aだけ上方を通過することになる。そのた
め、ディスクカートリッジをホルダ2内に挿入させたと
き、ディスクカートリッジの前端が下側磁気ヘッド6に
衝突することが防止される。
【0050】図19はディスクカートリッジ装着時のプ
ロテクタ14を示す平面図であり、図20はディスクカ
ートリッジ装着時のプロテクタ14を示す側面図であ
り、図21はディスクカートリッジ装着時のプロテクタ
14と下側磁気ヘッド6の位置関係を示す背面図であ
る。そして、ホルダ2は前述したスライダ3のB方向へ
の摺動動作により装着位置に降下してディスクカートリ
ッジを所定装着位置に装着する。このようにホルダ2が
装着位置に降下することにより、ホルダ2に設けられた
レバー部43の第1の当接部43aがプロテクタ14の
係合部14fを下方に押圧する。
【0051】プロテクタ14はレバー部43の当接部4
3aにより係合部14fが下方に押圧されるため、ホル
ダ2の降下動作に伴ってシャーシ4上に起立した当接防
止位置から規制解除位置に回動する。そのため、ホルダ
2が装着位置に降下したとき、プロテクタ14は図21
に示されるように磁気ヘッド6のヘッド面6aよりも寸
法bだけ低い位置に回動変位する。
【0052】その結果、プロテクタ14は第1の規制部
14a及び第2の規制部14bがシャーシ4の平面4a
と平行な規制解除状態となり、その位置に保持される。
このように、ホルダ2の降下動作に連動してプロテクタ
14が規制解除位置に回動することにより、装着された
ディスクカートリッジ内のディスクはプロテクタ14に
邪魔されずに磁気ヘッド6に接触することができる。
【0053】磁気ヘッド6,7により磁気記録・再生が
終了してイジェクト操作されると、前述したようにスラ
イダ3がA方向に摺動動作すると共にホルダ2がカート
リッジ挿入・イジェクト位置に上昇する。そのため、図
18に示されるように、ホルダ2の上昇動作に伴ってホ
ルダ2に設けられたレバー部43の第2の当接部43b
がプロテクタ14の底面側にある第2の規制部14bの
側面を持ち上げて第1の規制部14a及び第2の規制部
14bをシャーシ4の平面4a上に起立させた当接防止
位置に回動させる。これで、プロテクタ14はホルダ2
内に挿入されるディスクカートリッジのヘッド衝突を防
止する当接防止位置に保持される。
【0054】尚、上記実施例では、磁気ディスク装置を
例に挙げて説明したが、これに限らず、これ以外の例え
ば光ディスク装置あるいは光磁気ディスク装置等にも適
用できるのは勿論である。また、上記実施例では、プロ
テクタ14をA,B方向に延在する向きで設けて横方向
に回動させるように構成させたが、これに限らず、プロ
テクタ14をA,B方向に回動させる向きに設けるよう
にしても良い。その場合、ディスクカートリッジの挿入
高さをヘッドキャリッジ8の移動範囲全体で規制するこ
とはできないが、少なくとも磁気ヘッド6が最内周トラ
ックに摺接する位置の近傍でディスクカートリッジの挿
入高さを規制できるようにすれば良い。
【0055】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、摺動部材のヘッドキャリッジが摺動する側の逃げ部
を除く部分にホルダのガイドピンが係合するガイド溝を
有する複数の板部と摺動部とを平行に設けると共に、摺
動部がガイド溝の外側に位置するように形成したため、
装置の奥行き寸法を小さくして小型化できると共に、ヘ
ッドキャリッジが移動するための開口が設けられた側の
ホルダの側面にもガイドピンを複数の箇所に設けること
が可能になる。これにより、ヘッドキャリッジが摺動す
る側でも複数のガイド溝とガイドピンとの係合によりホ
ルダを水平状態のまま安定に装着位置又はカートリッジ
挿入・イジェクト位置に移動させることができる。さら
に、板金により形成された摺動部材にホルダのガイドピ
ンが係合するガイド溝を有する複数の板部が曲げ加工さ
れているので、複数の板部を曲げる際に摺動部材に形成
される開口部分の面積を小さくして剛性を高められると
共に、複数の板部間に他の部材を挿通させることも可能
になる。 また、請求項2記載の発明によれば、摺動部材
のヘッドキャリッジが摺動する側の逃げ部を除く部分
に、ホルダのガイドピンが係合するガイド溝を有する板
部と、摺動部と、板部と摺動部との間に位置する側板と
を平行に設け、摺動部がシャーシの側壁の外側を摺動
し、側板がシャーシの側壁の内側に位置するように形成
されたため、ヘッドキャリッジが移動するための開口を
有する摺動部材の幅狭部分をシャーシの側壁に乗り上げ
た安定状態に支持でき、摺動部材の幅狭部分の強度を高
めることができると共に、ヘッドキャリッジが摺動する
側でもホルダを水平状態のまま安定に装着位置又はカー
トリッジ挿入・イジェクト位置に移動させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるディスク装置の一実施例の斜視図
である。
【図2】ディスク装置の分解斜視図である。
【図3】ホルダとスライダの取付状態を示す斜視図であ
る。
【図4】ホルダの構成を示す図である。
【図5】スライダの構成を示す図である。
【図6】ディスクカートリッジ挿入・イジェクト状態の
ときのホルダとスライダの取付状態を示す平面図であ
る。
【図7】ディスクカートリッジ挿入・イジェクト状態の
ときのホルダとスライダの取付状態を示す側面図であ
る。
【図8】ディスクカートリッジ装着状態のときのホルダ
とスライダの取付状態を示す平面図である。
【図9】ディスクカートリッジ装着状態のときのホルダ
とスライダの取付状態を示す側面図である。
【図10】ホルダとスライダをシャーシに取り付けた状
態を示す正面図である。
【図11】ヘッドキャリッジの側面図である。
【図12】ヘッドキャリッジの平面図である。
【図13】ヘッドキャリッジの背面図である。
【図14】キャリッジ本体の構成を示す図である。
【図15】ヘッドキャリッジ及びプロテクタを示す斜視
図である。
【図16】ディスクカートリッジ挿入前のプロテクタを
示す平面図である。
【図17】ディスクカートリッジ挿入前のプロテクタを
示す側面図である。
【図18】ディスクカートリッジ挿入前のプロテクタと
下側磁気ヘッドの位置関係を示す背面図である。
【図19】ディスクカートリッジ装着時のプロテクタを
示す平面図である。
【図20】ディスクカートリッジ装着時のプロテクタを
示す側面図である。
【図21】ディスクカートリッジ装着時のプロテクタと
下側磁気ヘッドの位置関係を示す背面図である。
【符号の説明】
1 ディスク装置 2 ホルダ 2d,2e 開口 2f ガイドピン 3 スライダ 3b,3c 側板 3d ガイド溝 3e 摺動部 3f 逃げ部 3i 切り起こし部 4 シャーシ 6,7 磁気ヘッド 8 ヘッドキャリッジ 9 キャリッジ本体 10 ヘッドアーム 11 リードスクリュウ 13 ステッピングモータ 14 プロテクタ 42 板バネ 43 レバー部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクカートリッジに収納された磁気
    ディスクを回転駆動するターンテーブルが取り付けられ
    たシャーシと、 該ディスクカートリッジの挿入・イジェクト方向に対し
    て直交する方向に延在し、前記シャーシ上をディスク半
    径方向に移動するヘッドキャリッジと、 両側面にガイドピンが設けられると共に、一方の側に前
    記ヘッドキャリッジが移動するための開口を有し、内部
    に前記ディスクカートリッジが挿入されるホルダと、 両側に前記ホルダのガイドピンに係合して前記ガイドピ
    ンの移動をガイドするガイド溝を有し、且つ一方の側に
    前記ホルダの開口を遮蔽しないように形成された逃げ部
    を有し、摺動動作と共に前記ガイドピンを前記ガイド溝
    に沿って移動させて前記ホルダをディスク挿入・イジェ
    クト位置又はディスク装着位置に移動させる摺動部材
    と、 前記摺動部材に設けられ前記挿入・イジェクト方向に延
    在する前記シャーシの側壁を摺動して前記摺動部材をガ
    イドする摺動部と、 を備えたディスク装置であって、 前記摺動部材は、板金により形成され、前記ヘッドキャ
    リッジが摺動する側の前記逃げ部を除く部分に、複数の
    板部と前記摺動部とが平行に延在するように曲げ加工さ
    れており、 前記複数の板部には、前記ホルダのガイドピンが係合す
    る前記ガイド溝を設け、 前記摺動部は前記ガイド溝の外側に位置するように形成
    されたことを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 ディスクカートリッジに収納された磁気
    ディスクを回転駆動するターンテーブルが取り付けられ
    たシャーシと、 該ディスクカートリッジの挿入・イジェクト方向に対し
    て直交する方向に延在し、前記シャーシ上をディスク半
    径方向に移動するヘッドキャリッジと、 両側面にガイドピンが設けられると共に、一方の側に前
    記ヘッドキャリッジが移動するための開口を有し、内部
    に前記ディスクカートリッジが挿入されるホル ダと、 両側に前記ホルダのガイドピンに係合して前記ガイドピ
    ンの移動をガイドするガイド溝を有し、且つ一方の側に
    前記ホルダの開口を遮蔽しないように形成された逃げ部
    を有し、摺動動作と共に前記ガイドピンを前記ガイド溝
    に沿って移動させて前記ホルダをディスク挿入・イジェ
    クト位置又はディスク装着位置に移動させる摺動部材
    と、 前記摺動部材に設けられ前記挿入・イジェクト方向に延
    在する前記シャーシの側壁を摺動して前記摺動部材をガ
    イドする摺動部と、 を備えたディスク装置であって、 前記摺動部材の前記ヘッドキャリッジが摺動する側の前
    記逃げ部を除く部分に、前記ホルダのガイドピンが係合
    する前記ガイド溝を有する板部と、前記摺動部と、前記
    板部と前記摺動部との間に位置する側板とを平行に設
    け、 前記摺動部は前記シャーシの側壁の外側を摺動し、前記
    側板は前記シャーシの側壁の内側に位置するように形成
    されたことを特徴とするディスク装置。
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