JPH06103573B2 - カートリッジ式ディスク装置 - Google Patents

カートリッジ式ディスク装置

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JPH06103573B2
JPH06103573B2 JP2293444A JP29344490A JPH06103573B2 JP H06103573 B2 JPH06103573 B2 JP H06103573B2 JP 2293444 A JP2293444 A JP 2293444A JP 29344490 A JP29344490 A JP 29344490A JP H06103573 B2 JPH06103573 B2 JP H06103573B2
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渡辺  孝
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ティアツク株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はカートリッジ式のディスク装置に係り、特に薄
型化しうるカートリッジ式のディスク装置に関する。
従来の技術 第8図(A),(B)、第9図は夫々従来の一例のカー
トリッジ式の磁気ディスク装置1を示す。
第8図(A)は、磁気ディスクカートリッジ装着前の状
態を示し、同図(B)は装着された状態を示す。第9図
は第8図(A)中IX−IX線に沿う断面矢視図である。
2はフロントベゼル、3は磁気ヘッドキャリッジ、4は
下側磁気ヘッド、5はヘッドアーム、6は上側磁気ヘッ
ドである。
7はモータ、8はターンテーブル、9は回路基板組立体
であり、装置1の底面側に取り付けてある。
10はカートリッジホルダであり、第10図に併せて示すよ
うに、両側に保持溝10a,10bを有し、下面は開口10cとな
っている。
なお、下面が開口10cとされたカートリッジホルダ10を
使用するのは、回路基板及びその他の機構の配置の自由
度を上げて、磁気ディスク装置1の薄型化を図るためで
ある。
第8図(A)中、11はカートリッジ挿入口であり、高さ
H1の位置にある。
磁気ディスク装置1の高さ寸法はh1である。
20はディスクカートリッジであり、磁気ディスク21が収
容してある。
カートリッジ20は、装置1が第8図(A)に示す状態に
おいて、水平の姿勢で挿入口11を通して、矢印X1方向に
挿入され、更には両側をカートリッジホルダ10の保持溝
10a,10bに支持されつつ挿入される。
カートリッジ20の挿入方向上先端20aが磁気ヘッド4,6を
越え、第8図(A)中、二点鎖線で示す最終位置P1まで
挿入されると、カートリッジホルダ10が上記X1方向と直
交するZ1方向に下降して沈み込み、カートリッジ20が第
8図(B)に示すように、装着される。
即ち、磁気ディスク21の中心のハブがターンテーブル8
上に載置され、磁気ヘッド4,6がシャッタ(第2図中符
号20cで示す)が摺動して開いた開口窓(第2図中符号2
0bで示す)を通してカートリッジ20内に入り込み、磁気
ディスク21の下面及び上面に添接する。
この状態で、磁気ディスク21が回転され、キャリッジ3
が変位して情報の記録再生が行われる。
発明が解決しようとする課題 カートリッジ20がカートリッジホルダ10内に挿入された
ときに、カートリッジ20の挿入方向先端20aが磁気ヘッ
ド4と衝突すると、磁気ヘッド4を傷めてしまう。従っ
て、装置1は、カートリッジ20が磁気ヘッド4と衝突し
ないような構成とする必要がある。
一方、ティスクカートリッジの中には、第9図中二転鎖
線で示すように、反ったディスクカートリッジ20Aもあ
る。
このようなカートリッジ20Aが挿入されると、磁気ヘッ
ド4と衝突し易くなる。このような場合であっても、衝
突が起きないようにするために、カートリッジホルダ10
は、第8図(A)に示すように、そのカートリッジを支
持する面10dが、磁気ヘッド4のヘッド面4aから寸法a1
だけ高く配設してある。この寸法は安全を見込んで、例
えば数mmとしてある。
このため、カートリッジ挿入口11の高さH1の装置1の底
面からの寸法がb1と高くなり、装置1の高さ寸法h1が大
となってしまい、装置1の薄型化が困難であった。
本発明は上記課題を解決したカートリッジ式ディスク装
置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明は、 ディスクが収納されたディスクカートリッジを保持する
ホルダを、昇降させるカートリッジ昇降機構と、 前記ディスクカートリッジを支持する支持部と、該支持
部へ前記ディスクカートリッジを案内する案内部とを有
するディスクカートリッジ支持部材と、 前記ディスクカートリッジ昇降機構に連動し、前記ディ
スクカートリッジ支持部材の前記支持部を昇降する支持
部材昇降機構とを備え、 前記ホルダが前記カートリッジ昇降機構により上昇した
位置にあるとき前記支持部材の前記支持部を前記支持部
材昇降機構により上昇させヘット面より上側に位置させ
てなる。
作用 カートリッジ昇降機構によりホルダが上昇し、ディスク
カートリッジがヘッドの上方を通過するディスクカート
リッジの挿入脱状態では、支持部材昇降機構によりディ
スクカートリッジ支持部材が、上昇されディスクカート
リッジに当接する方向へ付勢し、上記支持部材の高さ位
置をヘッドよりも高くした支持位置とする。
従って、いかなる反った形状のディスクカートリッジで
あっても上記支持部材がこれを上方へ押し上げて、ヘッ
ドとの間に僅かな隙間を設けてディスクカートリッジの
挿入を案内するため、ディスクカートリッジの反りを見
込んで厚く設定された、ディスクカートリッジとヘッド
との間の隙間を省略することができる。このため、装置
の薄型化に寄与する。
実施例 第1図乃至第3図は本発明の一実施例になる磁気ディス
ク装置30を示す。各図中、第8図乃至第10図に示す構成
部分と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。
第1図(A),第3図(A)はカートリッジ装着前の状
態(カートリッジ挿入時の状態)を示し、第1図
(B),第3図(B)はカートリッジが装着された状態
を示す。
第1図,第2図において31はディスクカートリッジ支持
部材であり、第2図において矢印X1−X2で示されるディ
スクカートリッジ20の挿入脱方向に沿って細長状に設け
られたディスクカートリッジ支持部31a(以下、支持部3
1aという)と、これにより一の側方に延出した腕部31b
とよりなる。
この支持部材31は、腕部31bの支持部31aと反対側の端部
をスライド部材32aに固定している。このスライド部材3
2aは、ディスク装置30の装置本体35に固定された2つの
固定ネジ32bに、スライド部材32a上に穿設された2つの
スライド溝32a-1を嵌合することにより上記装置本体35
に対して摺動自在となる。固定ネジ32bはディスクカー
トリッジ20の挿入脱方向に対して垂直方向(図中矢印Y1
−Y2で示す)に列設されており、従って支持部材31も上
記挿入脱方向に対して垂直方向(Y1−Y2方向)に摺動自
在である。
腕部31bは弾性を有する板状部材で形成され、これによ
り支持部31aは、第1図において矢印A1−A2方向に回動
可能であり、且つA1方向に付勢するように設けられてい
る。
第2図に示すように、スライド部材32aの中央部にはL
字状部材34の一方の端部34bが軸着されており、このL
字状部材34の角部は固定ネジ34aにより装置本体35に軸
着され回動自在とされている。また、L字状部材34の他
方の端部34cはディスクカートリッジ昇降用スライド板3
3の切欠33aに嵌合してある。従って上述した支持部31a
のY1−Y2方向の摺動は、上記スライド板33のX1−X2方向
の摺動がL字状部材34の回動運動によりスライド部材32
aに伝達されて行われる構成である。
ここでスライド板33の動作をスライド部材32aの動作へ
伝達する機構は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば第7図に示すように固定ネジ32cをスライド部材3
2a′の後端部に新たに設け、スライド板33には上記固定
ネジ32cと嵌合する案内溝33dを斜めに設けた案内板33e
を設けた構成としても同様の作用となる。
第1図に示すように支持部31aの裏面には、凸部31a-1
下方に向けて形成してある。そしてこの凸部31a-1のう
ち、磁気ヘッド4と対向する側面は斜面31a-1aとしてあ
る。また、凸部31a-1の先端である下端は平坦な面31a-1
bである。
支持部31aは、カートリッジ挿入方向からみて、下側磁
気ヘッド4の右側の位置であって、磁気ヘッド4の近傍
の位置に配されている。
第4図に第2図中IV−IV線に沿う断面矢視図を示す。
第4図に示すように、支持部31aが後述する支持位置に
到った状態で、支持部31aのうちフロントベゼル2A側の
端31a-2は、磁気ヘッド4よりフロントベゼル2A側に寸
法C偏倚して位置しており、この部分は傾斜面31a-3
なっている。このようにすることにより、X1方向に挿入
された反ったディスクカートリッジ20Aは磁気ヘッド4
と衝突する前に図中矢印Dで示すように上方へ案内され
る。
第5図は第2図中、カートリッジホルダ及びディスクカ
ートリッジ支持部材を取り除いて示す斜視図である。
第5図中、35はダイキャスト製の装置本体であり、35a
はそのシャーシベースである。
上記のディスクカートリッジ昇降用スライド板33は、上
記シャーシベース35a上に矢印X1,X2方向に摺動可能に設
けてある。
またスライド板33の溝33c内に、第10図のカートリッジ
ホルダ10の両側のピン10eが嵌合している。
スライド板33が矢印X1,X2方向に摺動すると、上述した
ようにL字上部材34とスライド部材32aの作用により上
記の支持部材31がY1−Y2方向に移動する。
第1図、第5図に示される35a-1は凸部であり、また35a
-2はスライド部材32aの台部材である。凸部35a-1及び台
部材35a-2は共にシャーシベース35aと一体形成してあ
る。
この凸部35a-1の長手方向の寸法は、第4図に示すよう
に上記支持部31aの長手方向の寸法と大略同一であり、
その部位は、支持部材31が矢印Y2方向に変位したとき凸
部31a-1と対向する位置である。
凸部35a-1との台部材35a-2側の側面は斜面35a-1aとなっ
ている。
スライド板33がX2方向に摺動している状態では、第2図
に示すようにL字状部材34が時計方向に回動し、スライ
ド部材32aがY1方向に移動しているため、支持部材31は
第1図(B)に示す位置P10に位置している。
凸部31a-1は凸部35a-1に対して矢印Y1方向にずれてお
り、支持部材31は矢印A1方向に変位しており、支持部31
aは、退避位置S1に位置している。
この位置S1は、装着されたディスクカートリッジ20の下
面よりも寸法tだけ低い位置である。そしてこの位置S1
は、第3図(B),第5図に示すように、支持部31a
が、ヘッドキャリッジ3の高さに略対応する位置であ
り、ディスクカートリッジ20の装着(第3図(A)中矢
印Z1方向の沈み込み)を妨害しない位置である。
また位置S1は、第1図に示すように支持部31aが凸部35a
-1の平坦頂部35a-1bと略同一高さとされ、支持部31aが
作用をしていない退避位置にあっては、コンパクト化が
図られている。
次に、スライド板33がX1方向に摺動したときには、L字
状部材34及びスライド部材32a共に上記とは逆方向に作
動し、支持部材31がY2方向に移動するため支持部31は第
1図(A)に示す位置P20に到る。
支持部材31が移動するとき、斜面31a-1aが斜面35a-1aに
沿って移動して、凸部31a-1が凸部35a-1の平坦な頂部35
a-1bに乗り上がる。
これにより、支持部31aは、腕部31bの付勢力に抗して矢
印A2方向に回動し、支持部31aは、磁気ヘッド4のヘッ
ド面4aから例えば0.3mm程度の僅かの寸法a2だけ突出し
た位置である支持位置S2に到る。
上記のように、ディスクカートリッジ支持部材31を設け
たことにより、カートリッジホルダ10は第1図(A)及
び第3図(A)に示すように、カートリッジ支持面10d
が磁気ヘッド4のヘッド面4aから例えば0.3mmという僅
かな寸法a2だけ高い高さ位置、即ち従来例に比べて数mm
低い高さ位置に配設されている。
これに伴って、フロントベゼル2Aのカートリッジ挿入口
11Aの高さH2も数mm低くなってb2となり、最終的には装
置30は、高さ寸法が従来に比べて数mm短い寸法h2とな
り、装置30は従来に比べて薄型となる。
次に、第6図に基づいて、支持部材31をディスクカート
リッジ20の挿入脱方向と垂直方向(Y1−Y2方向)に移動
させて上記支持位置とすることによる効果について説明
する。
第6図はディスクカートリッジ20が装着された状態を示
しており、ディスクカートリッジ20のシャッタ20cは開
状態とされ開口窓20bには磁気ヘッド4が入り込んでい
る。また支持部材31の支持部31aは位置P10の退避位置に
ある。
ここでディスクカートリッジ20が挿入脱される時の状態
を考える。ディスクカートリッジ20が挿入脱される時に
は、上述したように支持部31aが位置P20で示される支持
位置(図中、ハッチングで示す位置)に移動することに
より上動する作用となる。
ここで、支持部材31が、もう1つの移動方向であるX1
X2方向に移動することにより支持部31aを上動させる構
成を考える。この方法に支持部材31を移動させればスラ
イド板33の移動方向と同一となり、上記実施例のような
複雑なリンク機構を設ける必要がない利点もある。しか
しながらこの場合、下記に述べる不都合な点が存在す
る。
図中ハッチングで示した支持位置において、支持部31a
のX2方向側の端部31a-2の位置P50は、第4図で説明した
ように磁気ヘッド4より寸法C分X2方向側にある必要が
ある。
従ってこの場合、支持部31aの退避位置は位置P50よりも
更にX2方向側とされた位置P40となる。即ち支持部31aは
P40からP50に矢印Bで示すように移動すことにより上動
し、ハッチングで示した支持位置となる。しかしなが
ら、この位置P40は第3図及び第6図に示すようにスピ
ンドルモータ7のロータ部と配置上衝合してしまう。そ
こで上記寸法Cを維持した状態で、支持部31aをX1−X2
方向に移動することによって支持位置とさせるために
は、退避位置をスピンドルモータ7を避けた位置P30
しなければならない。
しかしながら、この位置P30からX1方向に移動してなる
支持部31aの支持位置は、磁気ヘッド4からX方向にか
なりの距離を置いた位置となる。この場合、実際の磁気
ヘッド4のある位置ではディスクカートリッジ20を支持
するものが何もなく、磁気ヘッド4とディスクカートリ
ッジ20が衝突してしまう可能性が高くなる。
また同図に示すように位置P30は開状態の上記シャッタ2
0cからY1方向に外れた位置にあり、この部分はシャッタ
20cがスライドしてディスクカートリッジ20自体が薄く
なった部分である。そのため、ディスクカートリッジ20
は支持部31aに対して上記薄くなった分だけ下動し、こ
れも磁気ヘッド4とディスクカートリッジ20が衝突する
可能性を高くする要因となる。
そして、磁気ヘッド4とディスクカートリッジ20が衝突
する可能性が高くなることにより、上記隙間寸法a2を大
きくしなければならず薄型化の効果を低下させてしま
う。
しかし、本実施例のように支持部材31がY方向に移動す
ることにより支持位置となるようにすれば、スピンドル
モータ7の位置に影響されることなくハッチングで示し
た支持位置とすることができ、この支持位置では磁気ヘ
ッド4の近傍位置であることと、シャッタ20c上を直接
支持するため上記問題は無くなり上記寸法a2を十分小さ
くすることができる。
また、凸部35a-1がシャーシベース35aに一体形成され、
更にこの凸部35a-1の平坦な頂部35a-1bが同じく平坦な
面31a-1b全体を一様に作用していることによって、支持
部31aは撓むことが無く上記の支持位置S2は誤差が少な
くなり精度良く定まる。
このため、上記の寸法a2は精度が良くなった分小さく出
来、装置30は更に薄型となる。
また、凸部35a-1はシャーシベース35aにこれと一体形成
してあるものであり、凸部35a-1に対応する凸部を有す
る別の部材を設けた構成に比べて部品点数が少なくて済
み、且つ堅牢となる。
次に上記の装置30に対するディスクカートリッジ20の装
着動作について説明する。
ディスクカートリッジ20は第3図(A)に示すように、
水平の姿勢で挿入口11を通して、矢印X1方向に挿入さ
れ、更には両側をカートリッジホルダ10の保持溝10a,10
bに支持されつつ挿入される。
支持部材31は上記支持位置S1に位置している。このた
め、前記のように反ったカートリッジ20Aが挿入された
場合であっても、挿入方向先端が磁気ヘッド4の位置に
到達する前に、カートリッジ20Aの幅方向上略中央部分2
0aがディスクカートリッジ支持部31aの端31a-2に到り、
傾斜面31a-3に案内され、支持部31aに乗り上がる。即
ち、ディスクカートリッジ20Aは、第1図(A)中、2
点鎖線で示される変形した状態から実線で示すように磁
気ヘッド4と対向する位置の近傍を磁気ヘッド4のヘッ
ド面4aより若干高い位置まで押し上げられる。
これにより、カートリッジ20Aは、磁気ヘッド4のヘッ
ド面4aとの間に若干の隙間を確実に確保して、この若干
上方を通って磁気ヘッド4に衝突することなく磁気ヘッ
ド4を越えて最終位置P1まで挿入される。
カートリッジ20Aが最終位置P1まで挿入されると、検出
レバー(図示せず)が回動し、スライド板33のロックが
解除されて、スライド板33が矢印X2方向に復帰する。
上述したようにスライド板33の復帰により支持部材31が
Y1方向へ移動し、第1図(A),(B)に示すように、
第1図には、支持部材31が凸部35a-1による係止を解除
されて、腕部31bの付勢力により矢印A1方向に回動され
て退避位置S1に到る。
第2には、カートリッジホルダ10が矢印Z1方向に下降す
る。
ディスクカートリッジ20Aは支持部材31により妨害され
ることなく、カートリッジホルダ10と共に所定位置まで
下降し、第1図(B)及び第3図(B)に示すように装
着される。
そしてこの状態で、情報の記録再生が行われる。
次に、ディスクカートリッジ20Aを離脱するときの動作
について説明する。
第3図中、イジェクト釦(図示せず)を押す。
これにより、第1には、スライド板33が矢印X1方向に移
動し、第3図(B)中、カートリッジホルダ10が矢印Z2
方向に上昇されると共に、ヘッドアーム5が上方に回動
される。
これにより、磁気ヘッド4,6が磁気ディスク21より離れ
てディスクカートリッジ20Aより抜け出す。
第2には、上述したように支持部材31がY2方向へ移動さ
れ、第1図(A)、(B)に示すように支持部31aが凸
部35a-1に乗り上がり、腕部31bの付勢力に抗して矢印A2
方向に回動されて、支持位置S2に到る。
この状態で、カートリッジ20Aは挿入口11Aを通して矢印
X2方向に押し出され、装置30から離脱される。
カートリッジ20が押し出されるとき、カートリッジ20の
奥部側の下面は、支持部31aにより支持されて、磁気ヘ
ッド4より確実に離れた高さ位置に保たれ、カートリッ
ジ20Aは磁気ヘッド4のヘッド面4aと擦ることなく磁気
ヘッド4に対向する部位から外れる。
これにより、カートリッジの離脱時においても、磁気ヘ
ッド4が傷付くことが確実に防止される。
また、上記凸部35a-1に対応する凸部を有する別の部材
を設け、この部材がシャーシベース35a上を移動するこ
とによって支持部材31のうち支持部31aの裏側に作用し
てこれを押し上げるように構成してもよい。
なお、ディスクカートリッジ支持部材を、カートリッジ
挿入方向からみて、左右両側に設けてもよい。
また本発明は、磁気ディスク装置に限らず、光ディスク
装置にも同様に適用し得る。この場合には、カートリッ
ジ支持部材を光学ヘッドの近傍に設けた構成となる。
さらに、本発明によれば、ディスクカートリッジ支持部
材をディスクカートリッジの挿入脱方向で略直交する方
向に移動して支持位置とする構成であるため、装置内の
配置上干渉を防止でき、ディスクカートリッジ支持部材
をヘッドに対して近づけることができ、ディスクカート
リッジ支持作用の精度を高くすることができる。そして
精度が上がった分、ヘッドからのディスクカートリッジ
支持部材の突き出し寸法を小さく定めることができ、そ
の結果、カートリッジ式ディスク装置を更に薄型とする
ことが出来る。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ディスクカートリッジが
挿入される高さを従来に比べてヘッドに近づけても、挿
入の過程でディスクカートリッジがヘッドに衝突するこ
とを確実に防止することが出来、然してヘッドが破損し
ないことを確実に保証してカートリッジ式ディスク装置
の薄型化を図ることが出来る等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のカートリッジ式ディスク装
置の動作を説明する断面図、第2図は本発明の一実施例
になるカートリッジ式ディスク装置の平面図、第3図は
第2図に示すカートリッジ式ディスク装置の側面図、第
4図は第2図中IV−IV線に沿う断面矢視図、第5図は第
2図中、カートリッジホルダ及びディスクカートリッジ
支持部材を取り除いて示す斜視図、第6図はディスクカ
ートリッジ支持部材をディスクカートリッジの挿入脱方
向と垂直方向に移動させる効果を説明する図、第7図は
リンク機構の他の実施例を示す図、第8図は従来のカー
トリッジ式ディスク装置の一例の側面図、第9図は第8
図(A)中、IX−IX線に沿う断面矢視図、第10図はカー
トリッジホルダの斜視図である。 2A……フロントベゼル、3……磁気ヘッドキャリッジ、
4……下側磁気ヘッド、5……ヘッドアーム、6……上
側磁気ヘッド、7……モータ、8……ターンテーブル、
9……回路基板組立体、10……カートリッジホルダ、10
a,10b……保持溝、10c……開口、10d……カートリッジ
支持面、11A……カートリッジ挿入口、20……ディスク
カートリッジ、20A……反ったディスクカートリッジ、2
1……磁気ディスク、30……磁気ディスク装置、31……
ディスクカートリッジ支持部材、31a-1……凸部、31a-1
a……斜面、31a-1b……平坦面、31a-2……端、31a-3
…傾斜面、31b……腕部、32a……スライド部材、32b…
…固定ネジ、33……ディスクカートリッジ昇降用スライ
ド板、33a……切欠、33c……溝、34……L字状部材、35
……装置本体、35a……シャーシベース、35a-1……凸
部、35a-1a……斜面、35a-1b……平坦頂部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクが収納されたディスクカートリッ
    ジを保持するホルダを、昇降させるカートリッジ昇降機
    構と、 前記ディスクカートリッジを支持する支持部と、該支持
    部へ前記ディスカートリッジを案内する案内部とを有す
    るディスクカートリッジ支持部材と、 前記ディスクカートリッジ昇降機構に連動し、前記ディ
    スクカートリッジ支持部材の前記支持部を昇降する支持
    部材昇降機構とを備え、 前記ホルダが前記カートリッジ昇降機構により上昇した
    位置にあるとき前記支持部材の前記支持部を前記支持部
    材昇降機構により上昇させヘッド面より上側に位置させ
    ることを特徴とするカートリッジ式ディスク装置。
  2. 【請求項2】前記支持部材昇降機構は前記ディスクカー
    トリッジ支持部材に係合し、前記カートリッジ昇降機構
    に結合され、前記カートリッジ昇降機構の昇降動作に連
    動して移動するカム部材を有し、 前記カートリッジ昇降機構により前記ホルダが上昇され
    た位置にあるとき、 前記カム部材と前記ディスクカートリッジ支持部材とが
    係合し、前記支持部材を上方に押圧付勢する構成として
    なる請求項1記載のカートリッジ式ディスク装置。
JP2293444A 1990-08-20 1990-10-30 カートリッジ式ディスク装置 Expired - Lifetime JPH06103573B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2293444A JPH06103573B2 (ja) 1990-10-30 1990-10-30 カートリッジ式ディスク装置
US07/638,041 US5187622A (en) 1990-08-20 1991-01-04 Magnetic disk drive apparatus having a protection mechanism for protecting a magnetic head from collision with a magnetic disk when loading or unloading the magnetic disk
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