JPH05262407A - 自動倉庫におけるパレット供給装置及びその方法 - Google Patents
自動倉庫におけるパレット供給装置及びその方法Info
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- JPH05262407A JPH05262407A JP9208392A JP9208392A JPH05262407A JP H05262407 A JPH05262407 A JP H05262407A JP 9208392 A JP9208392 A JP 9208392A JP 9208392 A JP9208392 A JP 9208392A JP H05262407 A JPH05262407 A JP H05262407A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動倉庫棚からのパレットの取り出し及びパ
レットとコンテナとの組み合わせ作業の効率を向上させ
る。 【構成】 自動倉庫１０は、自動倉庫棚１２に段積みさ
れた複数枚のパレットを出し入れ可能なスタッカクレー
ン１４と、これとの間でパレットの受け渡しが可能であ
るとともに自動倉庫棚１２の端部に設けられているリフ
タ付入出庫チェンコンベア１６と、を有しており、上記
自動倉庫１０には、パレット取出しの要求信号を自動倉
庫１０に出力するとともにパレットの段をばらす空パレ
ット段ばらしユニット１８と、パレットを１枚ずつ移送
するパレタイズステーション２６と、コンテナをパレッ
ト上に載せるパレタイズロボット２４と、パレット及び
コンテナを移送する実バッファライン２０と、リフタ付
入出庫チェンコンベア１６、空パレット段ばらしユニッ
ト１８、及び実バッファライン２０との間でパレットの
受け渡しが可能なトラバーサ２２と、が設けられてい
る。
レットとコンテナとの組み合わせ作業の効率を向上させ
る。 【構成】 自動倉庫１０は、自動倉庫棚１２に段積みさ
れた複数枚のパレットを出し入れ可能なスタッカクレー
ン１４と、これとの間でパレットの受け渡しが可能であ
るとともに自動倉庫棚１２の端部に設けられているリフ
タ付入出庫チェンコンベア１６と、を有しており、上記
自動倉庫１０には、パレット取出しの要求信号を自動倉
庫１０に出力するとともにパレットの段をばらす空パレ
ット段ばらしユニット１８と、パレットを１枚ずつ移送
するパレタイズステーション２６と、コンテナをパレッ
ト上に載せるパレタイズロボット２４と、パレット及び
コンテナを移送する実バッファライン２０と、リフタ付
入出庫チェンコンベア１６、空パレット段ばらしユニッ
ト１８、及び実バッファライン２０との間でパレットの
受け渡しが可能なトラバーサ２２と、が設けられてい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動倉庫におけるパレ
ット供給装置及びその方法に関するものである。
ット供給装置及びその方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の自動倉庫におけるパレット供給方
法としては次のようなものがある。すなわち、あらかじ
め各棚の中にパレットが１枚ずつ搬入されており、コン
テナを投入する際には、これが投入される棚のパレット
がスタッカクレーンによって引き出される。スタッカク
レーンによって保持されているパレットの上にコンテナ
が置かれる。コンテナを載せたパレットは、スタッカク
レーンによって再びもとの棚に投入される。
法としては次のようなものがある。すなわち、あらかじ
め各棚の中にパレットが１枚ずつ搬入されており、コン
テナを投入する際には、これが投入される棚のパレット
がスタッカクレーンによって引き出される。スタッカク
レーンによって保持されているパレットの上にコンテナ
が置かれる。コンテナを載せたパレットは、スタッカク
レーンによって再びもとの棚に投入される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動倉庫におけるパレット供給方法では、あらかじ
め各棚に１枚づつパレットを搬入しておく必要があり、
また、複数のコンテナを投入する際には、スタッカクレ
ーンによって１つの棚からパレットを取り出して、この
上にコンテナを載せ、再び棚の中に投入するという作業
を繰り返す必要があるので、作業効率が悪かった。本発
明は、上記課題を解決することを目的としている。
来の自動倉庫におけるパレット供給方法では、あらかじ
め各棚に１枚づつパレットを搬入しておく必要があり、
また、複数のコンテナを投入する際には、スタッカクレ
ーンによって１つの棚からパレットを取り出して、この
上にコンテナを載せ、再び棚の中に投入するという作業
を繰り返す必要があるので、作業効率が悪かった。本発
明は、上記課題を解決することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、空パレット待
機位置にパレットがない場合、あらかじめ段積みされて
自動倉庫の空パレット格納位置にストックされているパ
レット１山を取り出して段をばらした後、空パレット待
機位置まで搬送して順次コンテナを載せて自動倉庫棚に
収容することにより上記課題を解決する。すなわち本発
明の自動倉庫におけるパレット供給装置は、スタッカク
レーン（１４）によって自動倉庫棚（１２）へのパレッ
トの出し入れを行う自動倉庫（１０）において、上記自
動倉庫（１０）は、段積みされた複数枚のパレットを上
記スタッカクレーン（１４）によって上記自動倉庫棚
（１２）に出し入れ可能であり、スタッカクレーン（１
４）との間でパレットの受け渡しが可能なリフタ付入出
庫チェンコンベア（１６）を自動倉庫棚（１２）の端部
に有しており、上記自動倉庫（１０）には、段積みされ
たパレットの取り出しの要求信号を自動倉庫（１０）に
出力するとともに段積みされたパレットの段をばらす空
パレット段ばらしユニット（１８）と、パレットを１枚
ずつ移送するパレタイズステーション（２６）と、パレ
タイズステーション（２６）の手前まで運ばれてきたコ
ンテナをパレタイズステーション（２６）から運ばれて
きたパレットの上に載せるパレタイズロボット（２４）
と、パレタイズロボット（２４）から受け渡されたコン
テナを載せたパレットを移送する実パレットバッファラ
イン（２０）と、リフタ付入出庫チェンコンベア（１
６）、空パレット段ばらしユニット（１８）、及び実パ
レットバッファライン（２０）との間でパレットの受け
渡しが可能なトラバーサ（２２）と、が設けられている
ことを特徴とする。また本発明の自動倉庫におけるパレ
ット供給方法は、パレットに載せた状態で自動倉庫棚に
収容されていた製品の入った実コンテナがパレットごと
出庫された後、返送されてきた空パレットを自動倉庫内
の空パレット格納位置に段積みしてストックしておき、
外部から自動倉庫に搬送されてきた実コンテナを棚に収
容する際、搬入待ち実コンテナの待機する位置近傍の空
パレット待機位置に空パレットがない場合には、ストッ
クされている空パレットの内の１山分を取り出して段ば
らしした後、空パレット待機位置まで搬送し、これらに
順次実コンテナを載せて、空いている自動倉庫棚に収容
するようにしたものである。なお、かっこ内の符号は実
施例の部材を示す。
機位置にパレットがない場合、あらかじめ段積みされて
自動倉庫の空パレット格納位置にストックされているパ
レット１山を取り出して段をばらした後、空パレット待
機位置まで搬送して順次コンテナを載せて自動倉庫棚に
収容することにより上記課題を解決する。すなわち本発
明の自動倉庫におけるパレット供給装置は、スタッカク
レーン（１４）によって自動倉庫棚（１２）へのパレッ
トの出し入れを行う自動倉庫（１０）において、上記自
動倉庫（１０）は、段積みされた複数枚のパレットを上
記スタッカクレーン（１４）によって上記自動倉庫棚
（１２）に出し入れ可能であり、スタッカクレーン（１
４）との間でパレットの受け渡しが可能なリフタ付入出
庫チェンコンベア（１６）を自動倉庫棚（１２）の端部
に有しており、上記自動倉庫（１０）には、段積みされ
たパレットの取り出しの要求信号を自動倉庫（１０）に
出力するとともに段積みされたパレットの段をばらす空
パレット段ばらしユニット（１８）と、パレットを１枚
ずつ移送するパレタイズステーション（２６）と、パレ
タイズステーション（２６）の手前まで運ばれてきたコ
ンテナをパレタイズステーション（２６）から運ばれて
きたパレットの上に載せるパレタイズロボット（２４）
と、パレタイズロボット（２４）から受け渡されたコン
テナを載せたパレットを移送する実パレットバッファラ
イン（２０）と、リフタ付入出庫チェンコンベア（１
６）、空パレット段ばらしユニット（１８）、及び実パ
レットバッファライン（２０）との間でパレットの受け
渡しが可能なトラバーサ（２２）と、が設けられている
ことを特徴とする。また本発明の自動倉庫におけるパレ
ット供給方法は、パレットに載せた状態で自動倉庫棚に
収容されていた製品の入った実コンテナがパレットごと
出庫された後、返送されてきた空パレットを自動倉庫内
の空パレット格納位置に段積みしてストックしておき、
外部から自動倉庫に搬送されてきた実コンテナを棚に収
容する際、搬入待ち実コンテナの待機する位置近傍の空
パレット待機位置に空パレットがない場合には、ストッ
クされている空パレットの内の１山分を取り出して段ば
らしした後、空パレット待機位置まで搬送し、これらに
順次実コンテナを載せて、空いている自動倉庫棚に収容
するようにしたものである。なお、かっこ内の符号は実
施例の部材を示す。
【０００５】
【作用】実コンテナはこれを棚に収容する際に、搬入待
ちの実コンテナが待機する位置近傍の空パレット待機位
置に空パレットがない場合に限って、あらかじめ段積み
された空パレットが収納されている自動倉庫内の空パレ
ット格納位置から、パレットの１山が運び出される。パ
レットは段をばらされた後、空パレット待機位置まで搬
送され、これらに順次実コンテナが載せられて、空いて
いる自動倉庫棚に収容される。これにより、単位時間あ
たりに空パレット格納位置からパレットを運び出す回数
を少なくすることができるとともに、実コンテナをパレ
ットに載せて自動倉庫棚に投入する回数を多くすること
ができる。
ちの実コンテナが待機する位置近傍の空パレット待機位
置に空パレットがない場合に限って、あらかじめ段積み
された空パレットが収納されている自動倉庫内の空パレ
ット格納位置から、パレットの１山が運び出される。パ
レットは段をばらされた後、空パレット待機位置まで搬
送され、これらに順次実コンテナが載せられて、空いて
いる自動倉庫棚に収容される。これにより、単位時間あ
たりに空パレット格納位置からパレットを運び出す回数
を少なくすることができるとともに、実コンテナをパレ
ットに載せて自動倉庫棚に投入する回数を多くすること
ができる。
【０００６】
【実施例】図１に本発明の実施例を示す。自動倉庫１０
は、複数の棚が隣接して１列に配置されている自動倉庫
棚１２を４列有している。対向する２列の自動倉庫棚１
２の間には、これらの両端部間を走行するスタッカクレ
ーン１４が配置されている。自動倉庫１０の一端には、
リフタ付入出庫チェンコンベア１６が配置されている。
自動倉庫１０に隣接して空パレット段ばらしユニット１
８が配置されている。空パレット段ばらしユニット１８
を挟んで自動倉庫１０とは反対側に実パレットバッファ
ライン２０が設置されている。リフタ付入出庫チェンコ
ンベア１６及び空パレット段ばらしユニット１８の端部
に隣接してトラバーサ２２が配置されている。トラバー
サ２２は、リフタ付入出庫チェンコンベア１６、空パレ
ット段ばらしユニット１８及び実パレットバッファライ
ン２０との間のパレットの受け渡しが可能である。実パ
レットバッファライン２０に隣接してパレタイズロボッ
ト２４が設置されている。パレタイズロボット２４は、
これに隣接して配置されているパレタイズステーション
２６から運ばれてきたパレット上に実コンテナを持ち上
げて載せ、これらを実パレットバッファライン２０へ移
送可能である。パレタイズステーション２６に隣接して
コンテナ供給移載ユニット２８が設置されている。コン
テナ供給移載ユニット２８は、これに隣接して配置され
ている実コンテナ供給ライン３０の実コンテナをパレタ
イズステーション２６の手前まで搬送可能である。実コ
ンテナ供給ライン３０を挟んでコンテナ供給移載ユニッ
ト２８と対向する位置にコンテナ供給移載ユニット３２
が配置されている。コンテナ供給移載ユニット３２は、
実コンテナを実コンテナ供給ライン３０へ供給可能であ
る。自動倉庫１０のリフタ付入出庫チェンコンベア１６
が配置されている側とは反対側の端部に隣接して、出荷
後、外部から返送されてきた空パレット及び空コンテナ
を一時ストックするためのパレット及びコンテナ返納場
所３４が設けられている。パレット及びコンテナ返納場
所３４に隣接して、折りたたまれた状態のコンテナが段
積みされているコンテナストックコンベア３６が配置さ
れている。コンテナストックコンベア３６の実コンテナ
供給ライン３０側端部には、移載ユニット３８が配置さ
れている。移載ユニット３８は、これに隣接して配置さ
れているコンテナ組立段積み装置４０にコンテナストッ
クコンベア３６から送られた空コンテナを移載可能であ
る。コンテナ組立段積み装置４０は、折りたたまれた状
態で送られてきた空コンテナを組立可能である。コンテ
ナ組立段積み装置４０に隣接してバッファコンベア４２
が配置されている。コンテナ供給移載ユニット３２及び
バッファコンベア４２の前を通って、製品搬送台車４６
が走行する台車走行ライン４４が設置されている。パレ
ット及びコンテナ返納場所３４を挟んでコンテナストッ
クコンベア３６の反対側に空パレットマガジン４８が配
置されている。空パレットマガジン４８には空パレット
を複数段積み上げ可能である。空パレットマガジン４８
に隣接してパレット供給装置の制御を行うＣＰＵ端末機
５０が設けられている。
は、複数の棚が隣接して１列に配置されている自動倉庫
棚１２を４列有している。対向する２列の自動倉庫棚１
２の間には、これらの両端部間を走行するスタッカクレ
ーン１４が配置されている。自動倉庫１０の一端には、
リフタ付入出庫チェンコンベア１６が配置されている。
自動倉庫１０に隣接して空パレット段ばらしユニット１
８が配置されている。空パレット段ばらしユニット１８
を挟んで自動倉庫１０とは反対側に実パレットバッファ
ライン２０が設置されている。リフタ付入出庫チェンコ
ンベア１６及び空パレット段ばらしユニット１８の端部
に隣接してトラバーサ２２が配置されている。トラバー
サ２２は、リフタ付入出庫チェンコンベア１６、空パレ
ット段ばらしユニット１８及び実パレットバッファライ
ン２０との間のパレットの受け渡しが可能である。実パ
レットバッファライン２０に隣接してパレタイズロボッ
ト２４が設置されている。パレタイズロボット２４は、
これに隣接して配置されているパレタイズステーション
２６から運ばれてきたパレット上に実コンテナを持ち上
げて載せ、これらを実パレットバッファライン２０へ移
送可能である。パレタイズステーション２６に隣接して
コンテナ供給移載ユニット２８が設置されている。コン
テナ供給移載ユニット２８は、これに隣接して配置され
ている実コンテナ供給ライン３０の実コンテナをパレタ
イズステーション２６の手前まで搬送可能である。実コ
ンテナ供給ライン３０を挟んでコンテナ供給移載ユニッ
ト２８と対向する位置にコンテナ供給移載ユニット３２
が配置されている。コンテナ供給移載ユニット３２は、
実コンテナを実コンテナ供給ライン３０へ供給可能であ
る。自動倉庫１０のリフタ付入出庫チェンコンベア１６
が配置されている側とは反対側の端部に隣接して、出荷
後、外部から返送されてきた空パレット及び空コンテナ
を一時ストックするためのパレット及びコンテナ返納場
所３４が設けられている。パレット及びコンテナ返納場
所３４に隣接して、折りたたまれた状態のコンテナが段
積みされているコンテナストックコンベア３６が配置さ
れている。コンテナストックコンベア３６の実コンテナ
供給ライン３０側端部には、移載ユニット３８が配置さ
れている。移載ユニット３８は、これに隣接して配置さ
れているコンテナ組立段積み装置４０にコンテナストッ
クコンベア３６から送られた空コンテナを移載可能であ
る。コンテナ組立段積み装置４０は、折りたたまれた状
態で送られてきた空コンテナを組立可能である。コンテ
ナ組立段積み装置４０に隣接してバッファコンベア４２
が配置されている。コンテナ供給移載ユニット３２及び
バッファコンベア４２の前を通って、製品搬送台車４６
が走行する台車走行ライン４４が設置されている。パレ
ット及びコンテナ返納場所３４を挟んでコンテナストッ
クコンベア３６の反対側に空パレットマガジン４８が配
置されている。空パレットマガジン４８には空パレット
を複数段積み上げ可能である。空パレットマガジン４８
に隣接してパレット供給装置の制御を行うＣＰＵ端末機
５０が設けられている。
【０００７】次に、上記実施例の動作について図２のフ
ローチャートにしたがって説明する。バッファコンベア
４２によってこれの前方まで移送された空コンテナは、
バッファコンベア４２の前で停止する製品搬送台車４６
に載せられて待機位置（図示せず）まで運ばれる。製品
搬送台車４６は空コンテナに製品が入れられた後、この
実コンテナごと台車走行ライン４４を走行してコンテナ
供給移載ユニット３２の前で停止する。製品搬送台車４
６は、ここで実コンテナをコンテナ供給移載ユニット３
２に受け渡し、再び前述のバッファコンベア４２の前ま
で走行して空コンテナを受け取り、待機位置まで走行す
る。コンテナ供給移載ユニット３２に運ばれた実コンテ
ナは、実コンテナ供給ライン３０に移動し、ここに一時
ストックされる（ステップ１００）。次いで、実コンテ
ナが、コンテナ供給移載ユニット２８によってパレタイ
ズステーション２６の手前まで運ばれたかどうか確認さ
れる（同１０２）。次いで、実コンテナが運ばれていな
い場合は、ステップ１００の動作が繰り返され、実コン
テナが運ばれている場合は、パレタイズステーション２
６（空パレット待機位置）に空パレットがあるかどうか
確認される（同１０４）。次いで、空パレットがある場
合は、後述のステップ１０８の動作が行われる。空パレ
ットがない場合は、空パレット段ばらしユニット１８か
ら自動倉庫１０へ要求信号が出力される。これにより、
スタッカクレーン１４は自動倉庫棚１２から空パレット
の１山分を取り出し、リフタ付入出庫チェンコンベア１
６まで運び、これに受け渡す。リフタ付入出庫チェンコ
ンベア１６は、空パレットの山をトラバーサ２２に受け
渡す。トラバーサ２２は、空パレットを空パレット段ば
らしユニット１８まで移送し、これに受け渡す。空パレ
ット段ばらしユニット１８では、積み上げられているパ
レットの段をばらす。この段をばらされた空パレット
は、一枚ずつパレタイズステーション２６によってコン
テナ供給移載ユニット２８の手前まで運ばれる（同１０
６）。次いで、パレタイズロボット２４によって、実コ
ンテナが空パレット上に載せられ、実パレットバッファ
ライン２０へ送られる。実コンテナを載せたパレット
は、実パレットバッファライン２０からトラバーサ２２
に移送され、これによって自動倉庫１０のリフタ付入出
庫チェンコンベア１６に受け渡される。実コンテナはパ
レットに載せられたまま、リフタ付入出庫チェンコンベ
ア１６からスタッカクレーン１４に受け渡され、これに
よって自動倉庫１０の自動倉庫棚１２に投入され、保管
される（同１０８）。次いで、自動倉庫棚１２から実コ
ンテナを搬出する要求があるか確認される（同１１
０）。要求がある場合は、所定の実コンテナが、スタッ
カクレーン１４によってパレットごと自動倉庫棚１２か
ら取り出され、フォークに引き渡される（同１１２）。
要求がない場合は、実コンテナは搬出されない。次い
で、実コンテナの格納要求があるか確認される（同１１
４）。格納要求がある場合は、ステップ１００からの動
作を繰り返し行い、格納要求がない場合は、自動倉庫１
０の運転は終了される。なお、出荷後、外部から返送さ
れてきた空パレット及び空コンテナは、パレット及びコ
ンテナ返納場所３４に一時ストックされる。空パレット
は、フォーク（外部搬送装置）でパレット及びコンテナ
返納場所３４から空パレットマガジン４８に移送され、
所定数量積み上げられる。段積みされた空パレットは、
自動倉庫に格納される要求がある場合には、１山がフォ
ークによって自動倉庫１０へ移送され、スタッカクレー
ン１４に受け渡される。スタッカクレーン１４は、空い
ている自動倉庫棚１２に段積みされた状態の空パレット
を格納する。空コンテナは、折りたたまれた状態でパレ
ット及びコンテナ返納場所３４にストックされており、
折りたたまれた状態のまま人手によってコンテナストッ
クコンベア３６上に段積みされる。コンテナストックコ
ンベア３６上の折りたたまれた空コンテナは、移載ユニ
ット３８によってコンテナ組立段積み装置４０へ運ば
れ、ここで組み立てられる。
ローチャートにしたがって説明する。バッファコンベア
４２によってこれの前方まで移送された空コンテナは、
バッファコンベア４２の前で停止する製品搬送台車４６
に載せられて待機位置（図示せず）まで運ばれる。製品
搬送台車４６は空コンテナに製品が入れられた後、この
実コンテナごと台車走行ライン４４を走行してコンテナ
供給移載ユニット３２の前で停止する。製品搬送台車４
６は、ここで実コンテナをコンテナ供給移載ユニット３
２に受け渡し、再び前述のバッファコンベア４２の前ま
で走行して空コンテナを受け取り、待機位置まで走行す
る。コンテナ供給移載ユニット３２に運ばれた実コンテ
ナは、実コンテナ供給ライン３０に移動し、ここに一時
ストックされる（ステップ１００）。次いで、実コンテ
ナが、コンテナ供給移載ユニット２８によってパレタイ
ズステーション２６の手前まで運ばれたかどうか確認さ
れる（同１０２）。次いで、実コンテナが運ばれていな
い場合は、ステップ１００の動作が繰り返され、実コン
テナが運ばれている場合は、パレタイズステーション２
６（空パレット待機位置）に空パレットがあるかどうか
確認される（同１０４）。次いで、空パレットがある場
合は、後述のステップ１０８の動作が行われる。空パレ
ットがない場合は、空パレット段ばらしユニット１８か
ら自動倉庫１０へ要求信号が出力される。これにより、
スタッカクレーン１４は自動倉庫棚１２から空パレット
の１山分を取り出し、リフタ付入出庫チェンコンベア１
６まで運び、これに受け渡す。リフタ付入出庫チェンコ
ンベア１６は、空パレットの山をトラバーサ２２に受け
渡す。トラバーサ２２は、空パレットを空パレット段ば
らしユニット１８まで移送し、これに受け渡す。空パレ
ット段ばらしユニット１８では、積み上げられているパ
レットの段をばらす。この段をばらされた空パレット
は、一枚ずつパレタイズステーション２６によってコン
テナ供給移載ユニット２８の手前まで運ばれる（同１０
６）。次いで、パレタイズロボット２４によって、実コ
ンテナが空パレット上に載せられ、実パレットバッファ
ライン２０へ送られる。実コンテナを載せたパレット
は、実パレットバッファライン２０からトラバーサ２２
に移送され、これによって自動倉庫１０のリフタ付入出
庫チェンコンベア１６に受け渡される。実コンテナはパ
レットに載せられたまま、リフタ付入出庫チェンコンベ
ア１６からスタッカクレーン１４に受け渡され、これに
よって自動倉庫１０の自動倉庫棚１２に投入され、保管
される（同１０８）。次いで、自動倉庫棚１２から実コ
ンテナを搬出する要求があるか確認される（同１１
０）。要求がある場合は、所定の実コンテナが、スタッ
カクレーン１４によってパレットごと自動倉庫棚１２か
ら取り出され、フォークに引き渡される（同１１２）。
要求がない場合は、実コンテナは搬出されない。次い
で、実コンテナの格納要求があるか確認される（同１１
４）。格納要求がある場合は、ステップ１００からの動
作を繰り返し行い、格納要求がない場合は、自動倉庫１
０の運転は終了される。なお、出荷後、外部から返送さ
れてきた空パレット及び空コンテナは、パレット及びコ
ンテナ返納場所３４に一時ストックされる。空パレット
は、フォーク（外部搬送装置）でパレット及びコンテナ
返納場所３４から空パレットマガジン４８に移送され、
所定数量積み上げられる。段積みされた空パレットは、
自動倉庫に格納される要求がある場合には、１山がフォ
ークによって自動倉庫１０へ移送され、スタッカクレー
ン１４に受け渡される。スタッカクレーン１４は、空い
ている自動倉庫棚１２に段積みされた状態の空パレット
を格納する。空コンテナは、折りたたまれた状態でパレ
ット及びコンテナ返納場所３４にストックされており、
折りたたまれた状態のまま人手によってコンテナストッ
クコンベア３６上に段積みされる。コンテナストックコ
ンベア３６上の折りたたまれた空コンテナは、移載ユニ
ット３８によってコンテナ組立段積み装置４０へ運ば
れ、ここで組み立てられる。
【０００８】
【発明の効果】本発明によれば、パレタイズステーショ
ンに空パレットがない場合に限って、空パレット段ばら
しユニットから自動倉庫に要求信号が出力され、スタッ
カクレーンによって空パレット１山分が動倉庫棚から取
り出され、空パレット段ばらしに移送されて、ここで段
をばらされて１枚ずつの空パレットにされる。これによ
り、スタッカクレーンが空パレットを取りに行く回数が
大幅に減少するため、この作業に要する時間を大幅に減
少することができる。これにより、スタッカクレーン
は、製品を自動倉庫棚に投入する作業及び段積みされた
空パレットを自動倉庫棚に投入する作業に時間をまわす
ことができるため、作業効率が向上する。また、パレタ
イズロボットによって、空パレット上に実コンテナを載
せる作業が自動でできるため、省力化がはかられる。
ンに空パレットがない場合に限って、空パレット段ばら
しユニットから自動倉庫に要求信号が出力され、スタッ
カクレーンによって空パレット１山分が動倉庫棚から取
り出され、空パレット段ばらしに移送されて、ここで段
をばらされて１枚ずつの空パレットにされる。これによ
り、スタッカクレーンが空パレットを取りに行く回数が
大幅に減少するため、この作業に要する時間を大幅に減
少することができる。これにより、スタッカクレーン
は、製品を自動倉庫棚に投入する作業及び段積みされた
空パレットを自動倉庫棚に投入する作業に時間をまわす
ことができるため、作業効率が向上する。また、パレタ
イズロボットによって、空パレット上に実コンテナを載
せる作業が自動でできるため、省力化がはかられる。
【図１】本発明の実施例を示す図である。
【図２】本発明の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
１０ 自動倉庫 １２ 自動倉庫棚 １４ スタッカクレーン １６ リフタ付入出庫チェンコンベア １８ 空パレット段ばらしユニット ２０ 実パレットバッファライン ２２ トラバーサ ２４ パレタイズロボット ２６ パレタイズステーション
Claims (2)
- 【請求項１】 スタッカクレーン（１４）によって自動
倉庫棚（１２）へのパレットの出し入れを行う自動倉庫
（１０）において、 上記自動倉庫（１０）は、段積みされた複数枚のパレッ
トを上記スタッカクレーン（１４）によって上記自動倉
庫棚（１２）に出し入れ可能であり、スタッカクレーン
（１４）との間でパレットの受け渡しが可能なリフタ付
入出庫チェンコンベア（１６）を自動倉庫棚（１２）の
端部に有しており、 上記自動倉庫（１０）には、段積みされたパレットの取
り出しの要求信号を自動倉庫（１０）に出力するととも
に段積みされたパレットの段をばらす空パレット段ばら
しユニット（１８）と、パレットを１枚ずつ移送するパ
レタイズステーション（２６）と、パレタイズステーシ
ョン（２６）の手前まで運ばれてきたコンテナをパレタ
イズステーション（２６）から運ばれてきたパレットの
上に載せるパレタイズロボット（２４）と、パレタイズ
ロボット（２４）から受け渡されたコンテナを載せたパ
レットを移送する実パレットバッファライン（２０）
と、リフタ付入出庫チェンコンベア（１６）、空パレッ
ト段ばらしユニット（１８）、及び実パレットバッファ
ライン（２０）との間でパレットの受け渡しが可能なト
ラバーサ（２２）と、が設けられていることを特徴とす
る自動倉庫におけるパレット供給装置。 - 【請求項２】 パレットに載せた状態で自動倉庫棚に収
容されていた製品の入った実コンテナがパレットごと出
庫された後、返送されてきた空パレットを自動倉庫内の
空パレット格納位置に段積みしてストックしておき、外
部から自動倉庫に搬送されてきた実コンテナを棚に収容
する際、搬入待ち実コンテナの待機する位置近傍の空パ
レット待機位置に空パレットがない場合には、ストック
されている空パレットの内の１山分を取り出して段ばら
しした後、空パレット待機位置まで搬送し、これらに順
次実コンテナを載せて、空いている自動倉庫棚に収容す
るようにした自動倉庫におけるパレット供給方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9208392A JPH05262407A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 自動倉庫におけるパレット供給装置及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9208392A JPH05262407A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 自動倉庫におけるパレット供給装置及びその方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05262407A true JPH05262407A (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=14044555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9208392A Pending JPH05262407A (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 自動倉庫におけるパレット供給装置及びその方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05262407A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008201572A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Daido Steel Co Ltd | 自動倉庫および入庫方法 |
| US7871231B2 (en) | 2005-12-16 | 2011-01-18 | Muratec Automation Co., Ltd. | Vertical carrying apparatus |
-
1992
- 1992-03-18 JP JP9208392A patent/JPH05262407A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7871231B2 (en) | 2005-12-16 | 2011-01-18 | Muratec Automation Co., Ltd. | Vertical carrying apparatus |
| JP2008201572A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Daido Steel Co Ltd | 自動倉庫および入庫方法 |
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