JPH05260264A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH05260264A
JPH05260264A JP4053417A JP5341792A JPH05260264A JP H05260264 A JPH05260264 A JP H05260264A JP 4053417 A JP4053417 A JP 4053417A JP 5341792 A JP5341792 A JP 5341792A JP H05260264 A JPH05260264 A JP H05260264A
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images
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圭介 岩崎
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健吾 高濱
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画素数の少ない複数の画像から、高精細・広
範囲の画像を得る画像処理装置を提供すること及び、通
常の撮像素子1個を用い非接触に撮像素子の解像度以上
の多値画像を入力でき、入力時の撮像素子の走査に特殊
かつ厳密な制限のないパノラマ多値画像の撮影が行える
画像処理装置および、低解像画像を入力し高解像度画像
を表示する画像処理装置を提供する。 【構成】 画像入力手段11から入力した画像と、画像
蓄積手段13内の画像をパラメタ決定回路27で比較す
ることにより補正のパラメタを算出し、入力された画像
と以前に蓄積されている画像をそれぞれ別の補正方法に
より補正した後、合成する。該処理を、時間的に連続し
た入力画像に対し逐次行うことで画像蓄積手段内13に
入力画像23よりも高解像度の画像が生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像データを入力し、
該入力データを処理して、高解像度の画像を生成する、
画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高解像度または、パノラマ画像を
入力するためには、以下の方法がある。 (1) 高解像度の撮像素子を用いる方法。 画像処理装置の入力手段に高解像度の撮像素子を用いる
ことにより、高解像度の画像を入力できる。
【0003】(2) ラインセンサをスキャンさせる方
法。 この方式は、主に密着型イメージスキャナとして、イメ
ージスキャナ、FAX、コピア等に広く用いられている
技術で、ライン状のCCDセンサの一回の読み取り動作
で1主走査方向の画像を読み取り、副走査を機械的・光
学的に行うことにより、画像情報を入力する技術であ
る。
【0004】また、下記の文献1には、非接触のライン
イメージセンサを機械的・光学的に副走査することによ
り、パノラマ画像を得る試みが記載されている。 (文献1) 環境のパノラマ表現;辻(阪大・基礎
工);信学誌 Vol.74,No4,pp.354−359(199
1) (3) 複数の撮像素子を用いる方法。
【0005】この方法は、下記の文献2乃至文献5で述
べられている方法で、複数の相対的な位置関係が既知の
撮像素子から得られた画像情報を繋ぎ合わせることで高
解像度の画像を入力するものである。 (文献2) 超高精細画像取得のための基礎検討 −ス
テレオ画像処理による高精細画像取得−;相沢(東大
工)斎藤,小松(神奈川大工);IE90−54(19
90) (文献3) 撮像領域合成法による高速静止画入力方
式;上平(NTT HI研);信学春季全大予稿集7−
103(1991) (文献4) 撮像領域合成法による高速高精細文書読み
取り技術;上平,松木(NTT);画像電子学会全国大
会予稿集18pp75−78(1989) (文献5) 光学接続型静止画カメラ;上平(NT
T);画像電子学会誌pp203−208,Vol.2
0,No.3(1991) (4) 画像を張り合わせる方法。 この方法は、時系列的に入力した複数の画像を繋ぎ合わ
せることにより、パノラマまたは広範囲の画像を入力す
る方法で、下記の文献6乃至文献8に述べられている。 (文献6) 実時間画像貼り合わせ機能を持つハンドス
キャン型文書画像入力装置;岡田,大田,坂井(京大工
学部);IE81−17(1981) (文献7) 動画像のパニングを考慮した背景画像の合
成;吉沢,花村,富永(早大);信学春季全大予稿集7
−51(1990) (文献8) 分割撮像によるパノラマ画像の生成法;中
村,金子(東京理科大),林(NHK放送技研);信学
春季全大予稿集7−165(1991) (5)撮像素子を振動させる方法。 この方法は、以下の文献9に述べられているように、C
CD撮像素子を振動させることにより、振動方向に対し
て2倍の解像度の画像が得られる。 (文献9) スウィング撮像によるCCDの高解像度
化;吉田,遠藤,原田(東芝);IE83−65(19
83)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の様
な画像入力方式においては、以下のような問題点が存在
する。 (a) 上記従来技術の(1)で述べた「高解像度の撮
像素子を用いる方法」では、入力する画像の画素数は撮
像素子に依存するため、撮像素子の性能以上の画素数の
入力は不可能である。
【0007】(b) 上記従来技術の(2)で述べた
「ラインセンサをスキャンさせる方式」では、主走査方
向の画素数は、上記(a)と同様にラインセンサの画素
数に制限される他、副走査方向の機械的・光学的スキャ
ンを精密に行わないと、ライン間の画像の整合性が悪く
なり、きれいな画像が入力できない。
【0008】(c) 上記従来技術の(3)で述べた
「複数の撮像素子を用いる方法」では、画素数は、個々
の撮像素子の「(画素数)×(撮像素子の数)」で制限
される他、複数の撮像素子を用いるので、生産コストや
撮像系の規模の増大は必至である。
【0009】(d) 上記従来技術の(4)で述べた
「画像を張り合わせる方式」においては以下の問題点が
ある。文献6に示す方式では、対象画像は2値画像に限
られている他、オペレータによる走査方向が限られてい
る、及び、走査方向と直角の手振れに弱いなどの問題点
がある。
【0010】文献7に示す方式では、フレーム間の平行
移動成分のみでフレーム間の画像に対する位置合わせを
行っているため、フレーム間で画像が回転や拡大・縮小
した場合、解像度は低下するという欠点がある。
【0011】文献8に示す方法では、複数のフレームの
位置関係すなわち、カメラのパン/チルトの移動量・角
度等に制限がある他、1点から見たパノラマ画像をえる
ことができるが、カメラの平行移動には対応できない。
【0012】(e) 上記従来技術の(5)で述べた
「撮像素子を振動させる方法」では、振動は1方向のみ
で、解像度は高々撮像素子の画素数の2倍に限られるほ
か、振動の振幅と撮像信号の取り込みを正確に同期させ
るための特殊な撮像素子が必要となる問題点がある。
【0013】本発明は、以上の種々の問題点を解決する
ためになされたものであり、その目的は、画素数の少な
い複数の画像から、高精細・広範囲の画像を生成する画
像処理装置を提供すること、及び、通常の撮像素子を単
数用い、入力時の撮像素子の走査に特殊かつ厳密な制限
のない、非接触に撮像素子の解像度以上の多値画像を入
力できる、また、パノラマ多値画像の撮影が行え、低解
像度の画像が入力されても高解像度画像を生成出力でき
る特徴を持つ画像処理装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る画像処理装置は、画像情報を蓄積す
る画像蓄積手段と、画像を入力するための画像入力手段
と、前記画像蓄積手段に蓄積された画像と前記画像入力
手段から入力された画像の合成処理を行う画像合成手段
と、前記画像蓄積手段に蓄積された画像と前記画像入力
手段から入力された画像を比較する画像比較手段とを備
え、前記画像合成手段は、前記画像比較手段によって得
られた2種の画像の差異に基づいて画像合成を行うこと
を特徴とするよう構成している。
【0015】
【作用】画像入力手段により入力した画像と、画像メモ
リに蓄積された画像とを画像合成手段によって合成する
際に、画像比較手段によって前記2種の画像を比較し、
その結果得られた画像の差異をパラメータとして合成処
理がなされる。
【0016】
【実施例】<第1の実施例>本発明に係る、高解像度か
つ広範囲な画像の生成が可能な画像処理装置を実施例と
して、図に基づいて説明する。
【0017】本実施例の画像処理装置のハードウエア
は、図2に示す様に、画像入力手段11と入力処理手段
12と画像蓄積手段13と出力処理手段14と画像出力
手段15で構成される。
【0018】画像入力手段11は、画像を光電変換し、
デジタルデータに変換するための装置で、例えばCCD
カメラとA/Dコンバータおよび周辺回路で構成され
る。入力処理手段12は、画像入力手段によってデジタ
ル信号に変換された画像データおよび画像蓄積手段13
内の画像データを処理する装置で、例えばDSPやLS
I、半導体メモリおよび周辺回路で構成される。
【0019】画像蓄積手段13は、入力処理手段12か
ら出力される画像データを蓄積するための手段で、例え
ば半導体メモリおよび周辺回路から構成される。出力処
理手段14は、画像蓄積手段13内の画像データを、出
力手段15に出力可能な形式に変換する装置で、例え
ば、ICやLSI、半導体メモリおよび周辺回路で構成
される。出力手段15は、出力処理手段によって適当な
形式に変換された画像データを表示またはプリントアウ
トするための装置で、例えば、プリンタ装置またはディ
スプレイ装置で構成される。
【0020】図1は、本実施例の、画像入力手段11、
入力処理手段12および画像蓄積手段13の構成例を示
す図である。
【0021】本実施例では、オペレータが手に持ったカ
メラをパンしながら連続撮像した複数フレームの画像を
繋ぎ合わせることにより、撮像した範囲のパノラマ画像
を生成するための装置の一例を示す。
【0022】図1において、同期手段20は、デジタル
回路で構成され、画像入力手段11、入力処理手段12
および画像蓄積手段13の処理を同期させるための同期
パルス信号を各種手段に出力する。同期手段20が発生
する同期パルス信号には、3種類ある。すなわち、図1
2に示すように、 リセット信号:システムのリセットを示し、アクティブ
になった後の最初のフレーム切り替え信号がアクティブ
になるまでアクティブ状態を保持する2値の信号。 フレーム切り替え信号:処理するフレーム毎にアクティ
ブになり、フレームに対する処理が行われている間、ア
クティブ状態を保持する2値の信号。 画素切り替え信号:メインメモリ1画素の処理を行う毎
に発生する2値のパルス信号。 図12におけるこれらの信号の働きについては後に詳述
する。
【0023】図1の画像入力手段11は、CCD撮像部
21およびA/D変換回路22で構成され、CCD撮像
部21は、CCD素子および周辺回路からなり、同期手
段20から入力する同期信号のフレーム切り替え信号に
同期して、画像を光電変換し、A/D変換回路22へ電
気信号として出力する。
【0024】A/D変換回路22は、A/D変換器およ
び周辺回路からなり、同期手段20から入力する信号に
同期して、すなわち、フレーム切り替え信号が非アクテ
ィブに変化するか、リセット信号がアクティブに変化し
た後、再度フレーム切り替え信号がアクティブになるま
での期間に、CCD撮像部21から送られてきた電気信
号をA/D変換し、1画面分のデジタル画像データとし
て入力画像メモリ23に出力する。この1画面分の画像
データを以後フレームと呼ぶ。
【0025】入力処理手段12は、入力画像メモリ2
3、画像合成回路24、入力画像補正回路25、メイン
画像補正回路26およびパラメタ決定回路27で構成さ
れる。
【0026】入力画像メモリ23は、半導体メモリと周
辺回路からなり、A/D変換回路から入力したデジタル
画像データを次の入力があるまで蓄積するとともに、パ
ラメタ決定回路27および入力画像補正回路25からの
座標入力に対し、対応する画素値をそれぞれの回路に出
力する。ただし、メモリ内に画素が存在しない座標を入
力した場合、0を出力する。
【0027】入力画像メモリの画素数は、画像入力手段
における1フレームの画素数で決定され、メイン画像メ
モリの画素数より少ない。
【0028】本実施例では、入力画像メモリ23は、横
方向XI、縦方向YIの画素数を持ち、各画素にはGI
階調の明度情報が格納されている。この入力画素メモリ
の座標(i,j)での画素値をI(i,j)とする。た
だし、0≦i<XI,0≦j<YI,0≦I(i,j)
<GI、また、i,j,およびI(i,j)は整数であ
る。
【0029】画像合成回路24は、デジタル演算回路で
構成され、入力画像補正回路25およびメイン画像補正
回路26に座標値を出力し、その結果として得られるそ
れぞれの回路からの画素データを演算し、座標値ととも
に演算結果の値をメイン画像メモリ28に出力する。こ
の画像合成回路24の詳細な動作は、後に述べる。
【0030】入力画像補正回路25は、デジタル演算回
路、半導体メモリおよび周辺回路からなり、パラメタ決
定回路27から入力するパラメタによって、入力画像メ
モリ23内に蓄積されているデジタル画像データを変換
補正し、画像合成回路24から入力する座標値に対応す
る画素データを画像合成回路24に出力する。この入力
画像補正回路25の詳細な動作は、後に詳述する。
【0031】本実施例では、記述を簡便にするため、入
力画像補正回路25での補正処理を関数をFiで記述
し、補正後の座標(k,l)での画素値をFi(k,
l)とする。ただし、0≦k<XM,0≦l<YM,0
≦Fi(k,l)<GM、また、k,l,およびF
i(k,l)は整数である。
【0032】メイン画像補正回路26は、デジタル演算
回路、半導体メモリおよび周辺回路で構成され、パラメ
タ決定回路27から入力するパラメタにより、メイン画
像メモリ28内の画像データを座標変換し、画像合成回
路24から入力する座標値に対応する画素データを画像
合成回路24に出力する。このメイン画像補正回路26
の詳細な動作は、後に述べる。
【0033】本実施例では、記述を簡便にするため、メ
イン画像補正回路26での補正処理を関数をFmで記述
し、補正後の座標(k,l)での画素値をFm(k,
l)とする。ただし、0≦k<XM,0≦l<YM,0
≦Fm(k,l)<GM,また、k,l,およびF
m(k,l)は整数である。
【0034】パラメタ決定回路27は、デジタル演算回
路、半導体メモリおよび周辺回路で構成され、入力画像
メモリ23とメイン画像メモリ28のそれぞれに蓄積さ
れている画像データを比較し、補正パラメタを入力画像
補正回路25およびメイン画像補正回路26に出力す
る。このパラメタ決定回路27の詳細な動作は、後で詳
述する。
【0035】画像蓄積手段13は、メイン画像メモリ2
8で構成され、メイン画像メモリ28は、半導体メモリ
と周辺回路からなり、画像合成回路24から座標と画素
値を入力し、入力した座標に対応するメモリ領域に画素
値を書き込む。また、パラメタ決定回路27および画像
補正回路26からの座標入力に対し、対応する画素値
を、それぞれの回路に出力する。ただし、メモリ内に画
素が存在しない座標を入力した場合、0を出力する。
【0036】また、メイン画像メモリ28は、同期手段
20からのリセット信号がアクティブになった後、フレ
ーム切り替え信号がアクティブになるまでに、全ての画
素の値を0にクリアする。
【0037】メイン画像メモリ28の画素数は、入力画
像メモリの画素数より多く、本実施例では、XM×YM
の画素数を持ち、各画素にはGM階調の明度情報が格納
される。メイン画像メモリの座標(m,n)での画素値
をM(m,n)とする。ただし、0≦m<XM,0≦n
<YM,0≦M(m,n)<GM、また、m,nおよ
び,M(m,n)は整数である。
【0038】<図1による処理の詳細説明>以下に、画
像合成回路24、入力画像補正回路25、メイン画像補
正回路26および、パラメタ決定回路27の動作につい
て、さらに詳細に述べる。
【0039】<画像合成回路24の説明>画像合成回路
24は、図3に示すように座標発生部31と画素演算部
32で構成され、座標発生部31で生成されるメイン画
像メモリの座標値に対応する画素値を入力画像補正回路
25およびメイン画像補正回路26から入力し、演算し
た結果を上記座標値に対応するメイン画像メモリに書き
込む。
【0040】座標発生部31は、同期手段20からの同
期信号30の画素切り替えパルス信号に同期して、メイ
ン画像メモリに存在する全座標値を、ラスタ順に発生す
る。すなわち、図4のフローチャートに示すように、内
部のX,Y方向のカウンタを同期信号によってインクリ
メントする。
【0041】S41では、Yカウンタの値yを0にリセ
ットする。S42では、Xカウンタの値xを0にリセッ
トする。S43では、画素切り替えパルスが立ち上がる
まで処理を中断する。S44では、現在のX,Yカウン
タの値の組(x,y)を信号線33および34に出力す
る。S45では、Xカウンタの値xを1だけ増加する。
S46では、Xカウンタの値xと、メイン画像メモリの
X方向画素数XMを比較する。x≧XMの場合、S47
に進み、x<XMの場合、S43からの処理を再度行
う。S47では、Yカウンタの値yを1だけ増加する。
S48では、Yカウンタの値yと、メイン画像メモリの
Y方向画素数YMを比較する。y≧YMの場合、S41
からの、y<YMの場合、S42からの処理を再度行
う。
【0042】図3の画素演算部32は、同期手段20か
らの同期信号30に同期して、すなわち、画素切り替え
信号がアクティブから非アクティブに変化した時点で、
入力画像補正回路25およびメイン画像補正回路26か
ら、それぞれ信号線35または36を介して画素値を入
力し、それらの画素値に下記の数式1の演算を施し、そ
の結果を画素切り替え信号が再度アクティブになるまで
にメイン画像メモリ28に信号線37を介して出力す
る。
【0043】
【数1】 M=α×Fi+(1−α)×Fm (Fi>0 かつ Fm
>0 の場合) M=Fm (Fi=0 の場合) M=Fi (Fm=0 の場合) M=0 (Fi=Fm=0 の
場合) if M≧GM then M=GM ただし、 αは、予め定めた定数で、0<α<1 Mは、信号線37に出力する画素値 Fiは、信号線35から入力する画素値 Fmは、信号線36から入力する画素値 ただし、リセット信号がアクティブである間は、下記の
数式2の演算、すなわち、入力画像補正回路25からの
入力のみをメイン画像メモリ28に書き込む処理を行
う。
【0044】
【数2】 M=Fi if M≧GM then M=GM <入力画像補正回路25の説明>入力画像補正回路25
は、図5に示すようにアフィン変換部51と補間演算部
52で構成される。
【0045】アフィン変換部51は、以下の処理を行
う。 (1) 同期信号30のフレーム切り替え信号が立ち上
がってから、画素切り替え信号が立ち上がるまでに、パ
ラメタ決定回路27から信号線53を介して、アフィン
変換係数を入力する。 (2) 画素切り替え信号が立ち上がる毎に、画像合成
回路24から信号線33を介して入力する座標値を、下
記の数式3により変換して、信号線56に出力する。
【0046】
【数3】
【0047】ただし、行列要素pijは、パラメタ決定回
路27から入力するアフィン変換係数。(x,y)は、
信号線33から入力する座標値。(x′,y′)は、信
号線56に出力する座標値。
【0048】補間演算部52は、以下の処理を行う。 (3) 上記のアフィン変換部51における上記(2)
の処理結果である座標値をアフィン変換部51から信号
線56を介して入力する。 (4) 入力した座標値に対して、画素切り替え信号が
アクティブである期間に以下の数式4で示す3次補間法
による画素補間演算処理を行い、得られた結果を信号線
35を介して画像合成回路24に出力する。
【0049】<補間方式1:3次補間法>
【0050】
【数4】
【0051】また、上記の3次補間法による画素補間処
理方式の他、下記の双線形補間法、あるいは最近傍法に
よる演算でも画素補間処理が可能である。
【0052】<補間方式2:双線形補間法>
【0053】
【数5】
【0054】<補間方式3:最近傍法>
【0055】
【数6】 β≦0.5 γ≦0.5の時 M=M(x″,y″) β>0.5 γ≦0.5の時 M=M(x″+1,y″) β≦0.5 γ>0.5の時 M=M(x″,y″+1) β>0.5 γ>0.5の時 M=M(x″+1,y″+1) なお、これらの画素補間方法は、下記の文献10に記載
されている。 (文献10) 「画像処理ハンドブック」昭晃堂刊p
p.274−275 <メイン画像補正回路26の説明>メイン画像補正回路
26は、図6に示すように画像バッファ61と座標演算
部62で構成される。画像バッファ61は、メイン画像
メモリ28と同容量の画像メモリで、同期手段20から
の同期信号30のフレーム切り替え信号が非アクティブ
になった時点から、再度アクティブになるまでの間に、
メイン画像メモリの内容全部を複写する。ただし、リセ
ット信号がアクティブである場合は、この複写処理を行
わない。
【0056】また、画像バッファ61は、座標演算部6
2から入力した座標値に対応する画素の値を信号線36
を介して画像合成回路24に出力する。
【0057】座標演算部62は、以下の処理を行う。 (1) 同期手段20からの同期信号30のフレーム切
り替え信号がアクティブになった時点から画素切り替え
信号がアクティブになるまでに、パラメタ決定回路27
から信号線63を介して座標変換のための係数(qx
y)を入力する。
【0058】(2) 画素切り替え信号がアクティブに
なった時点で、画像合成回路24から入力する座標値
を、下記の数式7により変換して画像バッファ61に出
力する。
【0059】
【数7】(x′,y′,1)=(x+qx,y+qy) ただし、係数qx,qyは、パラメタ決定回路27から入
力する整数値。(x,y)は、画像合成回路24から信
号線33を介して入力する座標値。(x′,y′)は、
画像バッファ61に出力する座標値。
【0060】(3) この結果、画像バッファ61か
ら、座標(x′,y′)に対応する画素値が画像合成回
路に出力される。ただし上記(2)、(3)の処理は、
画素切り替え信号がアクティブである間に行われ、リセ
ット信号がアクティブである間は、これらの処理は行わ
ない。
【0061】上記の処理により、メイン画像補正回路2
6は、メイン画像メモリの画像データを整数値(qx
y)だけ平行移動し、画像合成回路24に出力処理が
実現される。
【0062】<パラメタ決定回路27の説明>パラメタ
決定回路27は、図7に示すように、ベクトル検出部7
1、係数計算部72、パラメタ分割部73および、原点
バッファ75で構成され、同期手段20からの同期信号
30に同期して処理を行う。
【0063】原点バッファ75には、ベクトル検出部7
1、係数計算部72、およびパラメタ分割部73で用い
るためのマッチング原点座標値 (Xo,Yo) ただし、Xo,Yoは整数。 が格納されており、同期手段20からの同期信号30に
同期して、パラメタ分割部73によって、1画面の処理
終了毎に書き換えられる。
【0064】初期値は (Xo,Yo)=(Dx,Dy) で、本実施例では図8に示すように、入力画像が、メイ
ン画像メモリ28の中心に位置するように配置するた
め、(Dx,Dy)は、 Dx=int{(XM−XI)/2} Dy=int{(YM−YI)/2} ただし、int{a}は、aを越えない最大の整数。X
M,YMは、メイン画像メモリ28のx,y方向の画素
数。XI,YIは、入力画像メモリ23のx,y方向の
画素数。で計算される定数を、同期信号30からのリセ
ット信号がアクティブになった時点で、パラメタ分割部
73が書き込む。
【0065】ベクトルバッファ76は、代表点の座標値
と各代表点における動きベクトル値を、図30に示すよ
うな表形式で蓄積するための一時的な記憶手段で、半導
体メモリと周辺回路で構成される。ベクトルバッファ7
6は、ベクトル検出部71によって書き込みと読み出し
が行われ、係数計算部72によって読み出される。
【0066】ベクトル検出部71では、メイン画像メモ
リ内28の画像データと、入力画像メモリ23内の画像
データを比較し、入力画像中に設定した複数の代表点に
おける動きベクトルを求める。
【0067】次に代表点決定部の説明を行う。本実施例
では、入力画像中にK個の代表点をとり、これらの代表
点の座標を、 (xi,yi) ただし、 i=0〜(K−1) 0≦xi<XI,0≦yi<YI とする。
【0068】入力画像中に、複数の代表点を設定する場
合、図9(a)に示すように、水平、垂直方向に予め決
めておいた周期で決定するか、図9(b)のように、入
力画像毎に、エッジ部分や局所的に画素の統計量が大き
い領域に集中してとる。
【0069】図9(a)に示すように周期的に代表点を
設定する場合、代表点の座標は、例えば以下の数式のよ
うになる。すなわち、x方向にKx個、y方向にKy個
の代表点が、間隔Idx,Idy画素毎に配置される場合、
i番目の代表点の座標(xi,yi)は、以下の数式によ
り求められる。
【0070】 xi=Idx×{1+i mod Kx)} yi=Idy×{1+int(i/Ky)} ただし、 Idx=int{XI/(Kx+1)} Idy=int{YI/(Ky+1)} Kx,Kyは、x方向、y方向における代表点の個数で、
x×Ky=K を満たす整数。a mod bは、aを
bで割った際の剰余を示す。
【0071】これらの代表点の座標は、入力画像によっ
ては変化しないため、予めK個の代表点座標を、上記ベ
クトルバッファの「代表点番号」の項に書き込んでお
く。
【0072】図9(b)に示すように、入力画像によっ
て代表点の座標を変化させる場合は、以下に例示する処
理を行い、代表点座標を決定する必要がある。
【0073】(1) 図10(a)に示すように、入力
画像メモリ内の画像を(Kx×Ky)個のブロックに分割
する。この際、ブロックの個数(Kx×Ky)は、必要な
代表点の数Kよりも大きい値とする。
【0074】(2) 全てのブロックにおいて、各ブロ
ック内の画素データの統計量(例:最大値と最小値の
差、分散のいずれか)を計算する。
【0075】(3) 上記(2)で計算した統計量の大
きい順にKブロックを選び、その選ばれたブロックの中
心座標をi番目の代表点の座標とする。
【0076】上記の処理方式を実現するためには、以下
の手段を用いる。すなわち、上記(1)のブロック分割
においては、j番目のブロックの左上の座標(Bxj,B
yj)は、以下の数式により求められる。
【0077】 Bxj=(j mod Kx)×Idxyj=int(j/Ky)×Idx ただし、 Idx=int(XI/Kx) Idy=int(YI/Ky) Kx、Kyは、x方向、y方向におけるブロックの個数
で、Kx×Ky>K を満たす整数。
【0078】これらの座標は、入力画像によっては変化
しないため、ブロック番号jを入力することによりブロ
ック左上座標(Bxj,Byj)を出力する回路を、半導体
メモリを用いたルックアップテーブルまたは上記の計算
を行う回路として、ベクトル検出部71内に持つことに
より実現する。
【0079】上記(2)のブロック内の統計量計算にお
いては、以下の手段を用いる。すなわち、i番目のブロ
ックにおいては、上記(1)より、左上座標(Bxj,B
yj)が得られるから、以下のC言語で記述した処理を行
い、各ブロックでの統計量Sjを求める。例として、ブ
ロック内の最大値と最小値の差を統計量Sjとする処理
を示す。
【0080】 ただし、x,y,max,min,S[j]は、整数型
の変数バッファ。
【0081】a=bは、左辺のバッファaに右辺の値b
を書き込む処理を示す。
【0082】Bxj,Byjは、j番目のブロックの左上の
座標を上記(1)に示す手段で求める処理を示す。I
(m,n)は、信号線713を介して入力画像メモリ2
3に座標値(m,n)を出力し、信号線714を介して
入力画像メモリ23の対応する画素値を得る処理を意味
する。
【0083】上記(3)の代表点選択においては、以下
の手段で実現する。 [I] S[j]を、大きい順にソートした配列バッフ
ァSS[i]を作成する。結果として、SS[i]に
は、i番目に統計量S[j]の大きいjの値が格納され
る。
【0084】[II] SS[i]のi=0からK−1
までが、選択された代表点番号となるので、i番目の代
表点の座標(xi,yi)は、以下の計算処理により求め
られる。 j=SS[i] xi=Bxj+int(Idx/2) yi=Byj+int(Idy/2) ただし、Bxj,Byjは、上記(1)で示した手段で得ら
れる、ブロックの左上座標。
【0085】そして、上記の処理によって計算された代
表点の座標(xi,yi)を、入力画像が入力画像メモリ
に取り込まれてから、同期信号30のフレーム切り替え
信号が非アクティブである期間に、ベクトルバッファ7
6の「代表点座標」の項に書き込む。ただし、リセット
信号がアクティブである場合は、上記の処理は行わな
い。
【0086】以下にベクトル検出部71におけるベクト
ル計算部の説明を行う。以上の処理で求めた各代表点
(xi,yi)の、メイン画像メモリ上対応点 (x'i,y'i),i=0〜(K−1) または動きベクトル (vxi,vyi)=(x'i−xi,y'i−yi),i=0〜(K−1) を、以下に説明するブロックマッチングまたは濃度勾配
法のいずれかの方式によって求める。
【0087】<方式1−1:ブロックマッチング>第1
の方式は、一般的にブロックマッチングと呼ばれている
方法で、図11に示すように、各代表点を中心とするM
×Nの画素を1つのブロックとして、メイン画像メモリ
と画像の差を計算し、各代表点での動きベクトル
(vxi,vyi)を求める。すなわち、以下の処理を、全
ての代表点に対して行う。この際、メイン画像メモリの
座標(Xo,Yo)と、入力画像の座標(0,0)を対応
させてマッチングを行う。
【0088】入力画像の各代表点(xi,yi)を含むブ
ロックBi内の画素について、
【0089】
【数8】
【0090】M(m,n)は、信号線711を介してメ
イン画像メモリ28に座標値(m,n)を出力し、信号
線712を介してメイン画像メモリ28の対応する画素
値を得る処理を意味する。I(m,n)は、信号線54
を介して入力画像メモリ23に座標値(m,n)を出力
し、信号線55を介して入力画像メモリ23の対応する
画素値を得る処理を意味する。Xo,Yoは、信号線を介
して、原点バッファ75内に記録されている座標値を参
照する処理を意味する。vx,vyは整数である。なる計
算を、予め限定した範囲の(vx,xy)の組について全
てを行い、最も上記の数式のDi(vx,vy)の値を小
さくする(vx,xy)の組を、代表点(xi,yi)にお
ける動きベクトル(vxi,vyi)とする。
【0091】上記の処理において、一般的には、M×N
=4×4,8×8,16×16,32×32などの値
で、vx,xyの範囲は、ブロック内すなわち、 −M≦vx≦M −N≦vy≦N である。
【0092】<方式1−2:濃度勾配法>第2の方式
は、一般的に濃度勾配法と呼ばれている方法で、以下の
文献11に詳細に述べられている。 (文献11) 「画像信号による動対象の移動量、速度
の測定」吹抜;電子通信学会 画像工学研究会資料;I
E78−67(1978年) この濃度勾配法によって、各代表点における動きベクト
ル (vxi,vyi),i=0〜(K−1) を求める際にも、ベクトル検出部71は、メイン画像メ
モリの座標(Xo,Yo)と、入力画像の座標(0,0)
を対応させて、すなわち、入力画像I(i,j)と、メ
イン画像M(m,n)において、原点バッファ内の座標
(Xo,Yo)を基準点として、 (i+Xo,j+Yo)=(m,n) と対応させて処理を行う。
【0093】上記いずれかの処理をベクトルバッファ7
6内に蓄積されている各代表点(xi,yi)に対して行
い、結果(vxi,vyi)を、ベクトルバッファ76の
「動ベクトル」の所定の項に記録する。
【0094】次にパラメタ決定回路27の係数計算部7
2の説明を行う。係数計算部72においては、ベクトル
検出部71による以上の処理の結果としてベクトルバッ
ファ76に記録された、各代表点(xi,yi)に対する
動きベクトル(vxi,vyi)から、以下のいずれかの方
式による処理により、パラメタ(pa,pb,pc,pd
e,pf)を計算する。
【0095】<方式1−3:最小二乗法>各代表点(x
i,yi)の動きベクトル(vxi,vyi)を、アフィン変
換を示す方程式 x′=pa・x+pb・y+pc y′=pd・x+pe・y+pf に代入した結果として得られる。
【0096】
【数9】 vxi=xi'-xi=(pa−1)・xi+pb・yi+pcyi=yi'-yi=pd・xi+(pe−1)・yi+pf ただし i=0〜(K−1) に示す2K個の方程式から最小二乗法により、変換パラ
メタ(pa,pb,・・・,pf)を計算する。
【0097】この方法は、下記文献12に述べられてい
る技術である。
【0098】(文献12) 「大きさ・向きを変える物
体の動きベクトル検出法の一検討」田中、八木、榎並;
電子情報通信学会1989年春季全国大会予稿集p.7
−91 <方程式1−4:偏微分方程式による方法>上記数式9
を、誤差を明らかにして書き直し、
【0099】
【数10】
【0100】に示す2K個の方程式を得る。
【0101】上記数式10で示された誤差の二乗和
【0102】
【数11】
【0103】を最小にするパラメタ(pa,pb,pc
d,pe,pf)は、誤差の二乗和を各パラメタで偏微
分して、
【0104】
【数12】
【0105】で示す連立方程式を解くことによって得ら
れる。
【0106】すなわち、以下の計算を行うことにより、
パラメタ(pa,pb,pc,pd,pe,pf)を求める。
【0107】
【数13】
【0108】ただし、上記の数式において、Σの加算範
囲は、i=0〜(K−1)とする。
【0109】xi,yi,vxi,vyiは、i番目の代表点
座標または動きベクトルを、ベクトルバッファ76から
読み込む処理を意味する。
【0110】また
【0111】
【数14】
【0112】上記、数式14とA,B,C,D,E,
F,G,α,pa,pb,pc,pd,pe,pfは、ベクト
ル検出部71内の、浮動小数点型変数バッファで、a=
bは、左辺のバッファaに右辺の値bを書き込む処理を
示す。また、演算は、浮動小数点精度で行われる。
【0113】係数計算部72は、以上の計算処理により
得られた、パラメタ(pa,pb,pc,pd,pe,pf
を、パラメタ分割部73に出力する。
【0114】次にパラメタ分割部73の説明を行う。パ
ラメタ分割部73は、係数計算部72から入力したパラ
メタ(pa,pb,pc,pd,pe,pf)を、メイン画像
補正回路26および入力画像補正回路25に出力するた
めのパラメタに、すなわち、整数画素単位の平行移動成
分とアフィン変換成分に分割すると共に、必要に応じ
て、原点バッファ75の内容を変更する。
【0115】すなわち、以下の処理を行う。
【0116】(1) 入力画像の4頂点の変換後のメイ
ンメモリ上での座標を計算する。すなわち、以下の計算
を行う。 Xi0=pa・Xo+pb・Yo+pci0=pd・Xo+pe・Yo+pfi1=pa・(Xo+XI−1)+pb・Yo+pci1=pd・(Xo+XI−1)+pe・Yo+pfi2=pa・(Xo+XI−1)+pb・(Yo+YI−1)+pci2=pd・(Xo+XI−1)+pe・(Yo+YI−1)+pfi3=pa・Xo+pb・(Yo+YI−1)+pci3=pd・Xo+pe・(Yo+YI−1)+pf ただし、Xi0,Yi0,Xi1,Yi1,Xi2,Yi2,Xi3
i3は、パラメタ分割部73内の、浮動小数点型変数バ
ッファで、a=bは、左辺のバッファaに右辺の値bを
書き込む処理を示す。X0,Y0は、原点バッファ75か
ら、現在の原点の座標を読み出す処理を示す。XI,Y
Iは、入力画像のX,Y方向の画素数を示す定数であ
る。
【0117】(2) 変換後の4頂点の座標値が、メイ
ン画像メモリ28内の予め設定された矩形範囲
(Mx0,My0)−(Mx2,My2)の内側に位置するかど
うかを判別する。すなわち、 Dx0=Xi0−Mx0x1=Xi1−Mx1x3=Xi3−Mx0x2=Xi2−Mx1y0=Yi0−My0y1=Yi1−My1y3=Yi3−My0y2=Yi2−My1 ただし、Dx0,Dx1,Dx3,Dx2,Dy0,Dy1,Dy3
y2は、パラメタ分割部73内の、浮動小数点型変数バ
ッファで、a=bは、左辺のバッファaに右辺の値bを
書き込む処理を示す。Mx0,My0,Mx1,My1は0≦M
x0<Mx1<XM,0≦My0<My1<YM,を満たす整数
の定数で、変数後の入力画像がメイン画像メモリ内のこ
の座標範囲内におさまる様にするための座標値である。
i0,Yi0,Xi1,Yi1,Xi2,Yi2,Xi3,Yi3は、
上記のバッファから、記録された数値を読み出す処理を
示す。
【0118】(3) 変換後の入力画像が、メイン画像
メモリ内の上記範囲内におさまるように、パラメタ(p
00,p10,・・・,p21),(qx,qy)および、次の
処理での原点座標(Xo,Yo)を、以下の処理により計
算する。
【0119】[1] 以下の通りに、各変数を設定す
る。 Xo=Dx0,Yo=Dy0, p00=pa,p10=pb,p20=pc+Dx0, p01=pd,p11=pe,p21=pf+Dy0x=0,qy=0 [2] 以下の通りに、場合に応じて変数の一部を書き
直す。 [2−1] Dx0<0またはDx3<0の場合、 Xo=Mx0, Dx0<Dx3の場合:qx=int(Dx0) Dx3≦Dx0の場合:qx=int(Dx3) p20=pc−qx [2−2] Dy0<0またはDy3<0の場合、 Yo=My0, Dy0<Dy3の場合:qy=int(Dy0) Dy3≦Dy0の場合:qy=int(Dy3) p21=pf−qy [2−3] Dx1>0またはDx2>0の場合、 Dx1>Dx2の場合:qx=−{int(Dx1)+1} Dx2≦Dx1の場合:qx=−{int(Dx2)+1} Xo=Xi0+qx20=pc+qx [2−4] Dy1>0またはDy2>0の場合、 Dy1>Dy2の場合:qy=−{int(Dy1)+1} Dx2≦Dx1の場合:qy=−{int(Dy2)+1} Yo=Yi0+qy21=pf+qy ただし、上記の数式で、Xo,Yo,p00,p10,p20
01,p11,p21,qx,qyは、パラメタ分割部73内
の、変数バッファで、Xo,Yo,qx,qyは実数型、そ
の他は浮動小数点型である。a=bは、左辺のバッファ
aに右辺の値bを書き込む処理を示す。
【0120】以上の処理により計算されたパラメタのう
ち、Xo,Yoは、原点バッファ75に書き込み、以前の
値を変更する。p00,p10,p20,p01,p11,p
21は、信号線53を介して入力画像補正回路25に出力
される。qx,qyは、信号線63を介してメイン画像補
正回路26に出力される。
【0121】ベクトル検出部71、係数計算部72およ
びパラメタ分割部73は、上記の処理を、同期手段20
から発生するフレーム切り替え信号がアクティブになっ
た時点から、画素切り替え信号がアクティブになるまで
の期間に行う。
【0122】ただし、同期手段20から発せられるリセ
ット信号がアクティブである際は、ベクトル検出部71
および係数計算部72は処理を行わず、パラメタ分割部
73のみが、以下の処理を行う。
【0123】すなわち、 p00=0,p10=0,p20=Dx,p10=0,p11
0,p21=Dy を入力画像補正回路25に出力し、 qx=0,qy=0 をメイン画像補正回路qx,qyに出力する。
【0124】また、上記の方式によるアフィン変換パラ
メタ計算方式の以外の方式によってでも、パラメタ(p
a,pb,pc,pd,pe,pf)を決定できる場合、その
方式を、フレーム切り替え信号がアクティブになった時
点から、画素切り替え信号がアクティブになるまでの期
間に行うことで、本実施例でのパラメタ決定回路27は
上記方式と同様に動作する。
【0125】<第1の実施例の全体的な説明>以上に述
べたような動作を行う各回路を用いて、以下の順に処理
を行うことにより、時間的に連続して入力した画像(以
下フレーム)を繋ぎ合わせ、広範囲の画像をメイン画像
メモリ内に構成することを説明する。
【0126】すべての処理は、同期手段20から、信号
線30を介して出力される同期信号に同期して行われ
る。同期信号には、以下の3種類が存在する。
【0127】すなわち、 (1)リセット信号 システムをリセットするためのパルス信号で、オペレー
タの操作により立ち上げられ、第0フレームの間アクテ
ィブである。
【0128】(2)フレーム切り替え信号 処理するフレームが切り替わる事を示すためのパルス信
号で、フレームの処理を開始する際に立ち上げられ、フ
レーム内の処理が行われている間アクティブである。
【0129】(3)画素切り替え信号 処理する画素が切り替わる事を示すためのパルス信号
で、画素毎にパルスが発せられる。
【0130】図12に、各同期信号の関係を示す。図1
2では、ハイレベルがアクティブ状態である。リセット
信号の立ち上がりに反応して、フレーム切り替え信号が
アクティブになり、画素切り替え信号が、メイン画像メ
モリ28の画素数であるXM×YM個のパルスを発生す
る。画素切り替え信号がXM×YM個のパルスを発生し
終えると、フレーム切り替え信号は、非アクティブにな
り、次のフレームの処理を開始するために再度立ち上が
る。
【0131】この同期信号に沿って、各部の動作を説明
する。図12中の期間番号は、以下に説明する各期間番
号を示している。
【0132】期間(1):リセット信号がアクティブに
なり、フレーム切り替え信号がアクティブになるまで
に、以下の処理が行われる。
【0133】[1] メイン画像メモリ28は、メモリ
の全内容をクリアする。すなわち、全てのメイン画像メ
モリ内の画素値を0に書き換える。
【0134】[2] パラメタ決定回路27は、原点バ
ッファの原点座標を初期値(Dx、Dy)に設定する。
【0135】[3] 画像入力手段11は、1フレーム
分の画像データを入力画像メモリ23に書き込む。
【0136】期間(2):リセット信号および、第1フ
レームを示すフレーム切り替え信号がアクティブで、か
つ、第1画素を示す画素切り替え信号がアクティブにな
るまでに、以下の処理が行われる。
【0137】パラメタ決定回路27は、入力画像補正回
路25に、以下のパラメタを出力する。
【0138】(p00,p10,p20,p01,p11,p21
=(0,0,Dx,0,0,Dy) また、メイン画像補正回路26に、以下のパラメタを出
力する。 (qx,qy)=(0,0) これらのパラメタは、入力画像を拡大・縮小・回転処理
を行わず、平行移動のみでメイン画像メモリ25の中央
部に(図8に示すように)書き込むためのものである。
【0139】期間(3):リセット信号がアクティブの
間で、画素切り替えパルスがアクティブになる毎に、画
像合成回路24は、入力画像補正回路25を介して入力
した画素値をラスタ順にメイン画像メモリ28に書き込
む。
【0140】以上の「期間(1)〜(3)」で行う処理
の結果として、図8に示されるような、メイン画像メモ
リ28の中央部分に、入力画像メモリ23上の画像デー
タが書き込まれる。
【0141】リセット信号が非アクティブになった後
は、以下の処理が繰り返し実行される。
【0142】期間(4):フレーム切り替え信号が非ア
クティブになった時点から、再度アクティブになるまで
の期間には、以下の処理が行われる。 [1] 画像入力手段11は、次の1フレーム分の画像
データを入力画像メモリ23に書き込む。 [2] メイン画像補正回路26は、メイン画像メモリ
28の内容を、画像バッファ61に複写する。 [3] パラメタ決定回路27は、必要ならば入力画像
から代表点を選択し、座標値をベクトルバッファ76に
書き込む。
【0143】期間(5):リセット信号が非アクティブ
の状態で、フレーム切り替え信号がアクティブになった
時点から、画素切り替え信号がアクティブになるまでの
間には、以下の処理が行われる。
【0144】パラメタ決定回路27は、入力画像メモリ
23に記録された次のフレームの画像とメイン画像メモ
リ28に記録されている、いままでに作成された画像と
のマッチングを行い、パラメタ(p00,p10,p20,p
01,p11,p21)および(qx,qy)を計算し、入力画
像補正回路25およびメイン画像補正回路26に出力す
るとともに、必要ならば原点バッファの内容を新しい原
点座標に書き換える。
【0145】期間(6):リセット信号が非アクティブ
の間で、画素切り替えパルスがアクティブになる毎に、
画像合成回路24は、入力画像補正回路25を介して入
力した画素値と、メイン画像補正回路26を介して入力
したメイン画像を合成し、ラスタ順にメイン画像メモリ
28に書き込む。
【0146】この画素毎の処理を、タイムチャートで示
すと、図13の通りである。図13において、左端の項
目にふられた番号は、本実施例の図3における信号線の
番号で、−座標1−、−画素1−、−結果1−などは、
各信号線上で値が確定していることを示すもので、x
は、各信号線での値が不定であることを示すものであ
る。
【0147】また、図13中の[1][2]・・・は、
下記の処理を行う時期を示す。 [1] 画像合成回路24は、同期信号30の画素切り
替え信号の立ち上がりを検出して、座標値を信号線33
を介して入力画像補正回路25およびメイン画像補正回
路26に出力する。また、同じ座標値を信号線34を介
してメイン画像メモリに出力する。
【0148】[2] 入力画像補正回路25は、信号線
33を介して入力した座標に対応する画素データを、パ
ラメタ決定回路27から入力したパラメタに基づいて、
入力画像メモリ23内の画像から計算し、画素切り替え
信号の立ち下がりまでに画像合成回路24に出力する。
【0149】[3] メイン画像補正回路26は、パラ
メタ決定回路27から入力したパラメタに基づいて、信
号線33を介して入力した座標に対応する画素データ
を、画素切り替え信号の立ち下がりまでに画像合成回路
24に出力する。
【0150】上記[1]、[2]、[3]の結果、画素
切り替え信号の立ち下がりでは、座標値(33)および
画素値(35、36)が確定となる。
【0151】[4] 画像合成回路24は、画素切り替
え信号の立ち下がりを検出し、入力画像補正回路25お
よびメイン画像補正回路26から、信号線35、36を
介して入力した画素データを演算処理し、演算結果を次
の画素切り替え信号の立ち上がりまでに、信号線37を
介してメイン画像メモリ28に出力する。
【0152】[5] この結果、画素切り替え信号の立
ち上がりでは、座標値(34)演算結果(37)が確定
となるため、メイン画像メモリは、画素切り替え信号の
立ち上がりで、座標値(34)に対応する画素に、画素
値(37)を書き込む。
【0153】以上の「期間(4)〜期間(6)」で行う
処理により、メイン画像メモリ28には、図14に示す
ように、画像入力手段11から時間的に連続して入力し
たフレームが、同じ画像を示す領域をのりしろ様に繋ぎ
合わされた画像が作成される。
【0154】また、本実施例においては、入力画像補正
回路25でアフィン変換を行い、メイン画像補正回路2
6で1画素単位の平行移動を行ったが、入力画像補正回
路25で1画像単位の平行移動を、メイン画像補正回路
26でアフィン変換を行う様にすることも同様に可能
で、この場合、以下の点が、本実施例と異なる。
【0155】(1)パラメタ決定回路27において、代
表点をメイン画像メモリ28上の画像に取り、入力画像
とのマッチングを取る。
【0156】(2)パラメタ決定回路で、平行移動成分
(qx、qy)を入力画像補正回路に、アフィン変換パラ
メタ(p00,p10,p20,・・・,p21)をメイン画像
補正回路に出力する。
【0157】(3)入力画像補正回路は、上記実施例で
のメイン画像補正回路と同様の構成を持ち、入力画像メ
モリの画像データに対して整数画素単位の平行移動を行
った結果を画像合成回路に出力する。
【0158】(4)メイン画像補正回路は、上記実施例
での入力画像補正回路と同様の処理すなわち、メイン画
像メモリの画像全体に対してアフィン変換および画素補
間処理を行う。この際のメイン画像補正回路の構成およ
び動作は、以下に示す第2の実施例でのメイン画像補正
回路156と同様である。
【0159】<第2の実施例>次に、本発明における、
画像処理装置の第2の実施例を、図に基づいて説明す
る。本実施例では、画素拡大補間によって動画高画質化
を行う装置、即ち、連続して入力した画像の画素数を、
以前に入力したフレームの画像情報を用いて補間するこ
とにより、入力画像よりも画素数の多い画像を生成する
画像処理装置の一例を示す。
【0160】図15は、本発明における第2の実施例
の、入力処理手段12および画像蓄積手段13の構成例
を示す図である。図15において、同期手段150、入
力画像メモリ153および、メイン画像メモリ158
は、それぞれ第1の実施例での同期手段20、入力画像
メモリ23、メイン画像メモリ28と同様の回路で、以
下に述べる点を除いては、同様の仕様を持ち、同様の動
作を行う。
【0161】入力処理手段12は、入力画像メモリ15
3、画像合成回路154、画像拡大回路155、メイン
画像補正回路156、パラメタ決定回路157、拡大画
像メモリ159で構成され、入力画像メモリ153は、
画像拡大回路155からの座標入力に対し、対応する画
素値を出力する。
【0162】画像合成回路154は、拡大画像メモリ1
59およびメイン画像補正回路156に座標値を出力
し、その結果として得られるそれぞれの回路からの画素
データを演算し、座標値とともに演算結果の値をメイン
画像メモリ158に出力する。この画像合成回路154
の詳細な動作は、後に述べる。
【0163】画像拡大回路155は、デジタル演算回
路、半導体メモリおよび周辺回路からなり、入力画像メ
モリ153内に蓄積されているデジタル画像データをメ
イン画像メモリ158の画素数に拡大処理し、拡大画像
メモリ159に書き込む。この画像拡大回路155の詳
細な動作は、後に述べる。
【0164】拡大画像メモリ159は、画像拡大回路に
よって拡大された入力画像を記録するための回路で、半
導体メモリおよび周辺回路からなる。拡大画像メモリ1
59の容量は、メイン画像メモリと同じで、本実施例で
は、XM×YMの画素数を持ち、各画素にはGM階調の
明度情報が格納される。
【0165】また、表記を簡便にするため、拡大画像メ
モリの座標(m,n)での画素値をFi(m,n)とす
る。ただし、0≦i<XM,0≦j<YM,0≦F
i(m,n)<GM、また、m,n,Fi(m,n)は整
数である。
【0166】メイン画像補正回路156は、デジタル演
算回路、半導体メインおよび周辺回路で構成され、パラ
メタ決定回路157から入力するパラメタにより、メイ
ン画像メモリ28内の画像データを変換し、画像合成回
路154から入力する座標値に対応する画像データを画
像合成回路154に出力する。このメイン画像補正回路
156の詳細な動作は、後に述べる。
【0167】本実施例では、記述を簡便にするため、メ
イン画像補正回路156での補正処理を関数をFmで記
述し、補正後の座標(k,1)での画素値をFm(m,
1)とする。ただし、0≦k<XM,0≦1≦YM,0
≦Fm(k,1)<GM、また、k,1,Fm(k,1)
は整数とする。
【0168】パラメタ決定回路157は、デジタル演算
回路、半導体メモリおよび周辺回路で構成され、拡大画
像メモリ159とメイン画像メモリ158のそれぞれに
蓄積されている画像データを比較し、補正パラメタをメ
イン画像補正回路156に出力する。このパラメタ決定
回路157の詳細な動作は、後に述べる。
【0169】画像蓄積手段13は、メイン画像メモリ1
58で構成され、メイン画像メモリ158は、画像合成
回路154から座標と画素値を入力し、入力した座標に
対応するメモリ領域に画素値を書き込む。また、パラメ
タ決定回路157およびメイン画像補正回路156から
の座標入力に対し、対応する画素値を、それぞれの回路
に出力する。
【0170】以下に、図15を用いて、画像合成回路1
54、画像拡大回路155、メイン画像補正回路15
6、パラメタ決定回路157、の作用について、さらに
詳細に述べる。
【0171】画像合成回路154について説明する。画
像合成回路154は、図3に示す画像合成回路24と同
様の構成・機能を持つもので、画像合成回路24と比較
した場合、構成上、以下の点が異なる。
【0172】(1) 入力画像補正回路25の代わりに
拡大画像メモリ159と接続されている。 (2) メイン画像補正回路26の代わりにメイン画像
補正回路156と接続されている。
【0173】座標発生部は、第1の実施例で示したと同
様に、画素切り替えパルス信号立ち上がり毎に、メイン
画像メモリに存在する全座標値を、ラスタ順に順次発生
する。
【0174】画像演算部は、画素切り替え信号がアクテ
ィブから非アクティブに変化した時点で、拡大入力メモ
リ159およびメイン画像補正回路156から、それぞ
れの画素値を入力し、それらの画素値に以下の演算を施
し、その結果を画素切り替え信号が再度アクティブにな
るまでにメイン画像メモリ158に出力する。
【0175】 M=α×Fi+(1−α)×Fm if M≧GM then M=GM ただし、 αは、予め定めた定数で、0<α<1 Mは、メイン画像メモリ158に出力する画素値。
【0176】Fiは、拡大画像メモリ159から入力す
る画素値。
【0177】Fmは、メイン画像補正回路156から入
力する画素値。
【0178】ただし、リセット信号がアクティブである
間は、以下の演算、すなわち、拡大画像メモリ159か
らの入力のみをメイン画像メモリ158に書き込む処理
を行う。
【0179】 M=Fi if M≧GM then M=GM 画像拡大回路155について説明する。画像拡大回路1
55は、入力画像メモリ内の(XI,YI)画素の画像
データを、メイン画像メモリの画素数(XM,YM)に
拡大する処理を行う部分で、図16に示すように座標発
生部161、座標縮小部162および補間演算部163
で構成される。
【0180】座標発生部161は、フレーム切り替え信
号が非アクティブになり、入力画像メモリに次のフレー
ムの画像が入力された後、再度フレーム切り替え信号が
アクティブになるまでに、上記画像合成回路154の座
標発生部と同様に、拡大画像メモリ内の全ての画素の座
標をラスタ順に発生し、座標縮小部162に順次出力す
るとともに、信号線164を介して拡大画像メモリ15
9に出力する。
【0181】座標縮小部162は、座標発生部161か
ら入力する各座標値に対して以下の処理を行い結果値を
補間演算部163に出力する。
【0182】 (x′,y′)=(a・x,b・y) ただし、a,bは、拡大率を示す浮動小数点型の定数
で、以下の計算により算出される。 a=XI/XM b=YI/YM x,yは、座標発生部161から入力する整数の座標
値。x′,y′は、補間演算部163に出力する浮動小
数点型の座標値。補間演算部163は、第1の実施例に
おける補間演算部52と同様の以下の処理を、座標縮小
部162から入力する各座標値について行う。
【0183】すなわち、 Mi=F(x′,y′) ただし、(x′,y′)は、座標縮小部162から入力
する座標値。Miは、信号線165を介して拡大画像メ
モリ159に出力する計算結果。F(x′,y′)は、
各座標値(x′,y′)に対して、第1の実施例で示し
た、「3次補間法」「双線形補間法」「再近傍法」のい
づれかの方法を用いて、入力画像メモリ153の画像デ
ータの演算を行うことを意味する。図16の信号線16
6は、この演算の際に、入力画像メモリ153に必要な
画素の座標値を出力するためのもので、信号線168
は、信号線166から出力した座標値に対する画素値を
入力するためのものである。
【0184】以上の画像拡大回路155における処理の
結果、フレーム切り替え信号が非アクティブになった時
点から、再度フレーム切り替え信号がアクティブになる
までの期間に、入力画像メモリの画像をメイン画像メモ
リの画素数に拡大した画像が、拡大画像メモリ159内
に作成される。
【0185】次にメイン画像補正回路156の説明を行
う。メイン画像補正回路156は、図17に示すように
画像バッファ171とアフィン変換部172および補間
演算部173で構成され、第1の実施例における入力画
像補正回路25と同様なアフィン変換をメイン画像に対
して行う。
【0186】画像バッファ171は、メイン画像メモリ
158と同容量の画像メモリで、同期信号160のフレ
ーム切り替え信号が非アクティブになった時点から、再
度アクティブになるまでの間に、メイン画像メモリの内
容全部を複写する。
【0187】また、画像バッファ171は、補間演算部
173から入力した座標値に対応する画素の値を補間演
算部173に出力する。
【0188】アフィン変換部172は、第1の実施例に
おけるアフィン変換部51と同様の、以下の処理を行
う。
【0189】(1) 同期信号160のフレーム切り替
え信号が立ち上がってから、画素切り替え信号が立ち上
がるまでに、パラメタ決定回路157から信号線175
を介してアフィン変換係数を入力する。
【0190】(2) 画素切り替え信号が立ち上がる毎
に、画像合成回路154から信号線177を介して入力
する座標値を、以下の数式15により変換して、補間演
算部173に出力する。
【0191】
【数15】
【0192】ただし、行列要素pa,pb,pc,pd,p
e,pfは、パラメタ決定回路157から入力するアフィ
ン変換係数。(x,y)は、画像合成回路154から入
力する座標値。(x′,y′)は、補間演算部173に
出力する座標値。
【0193】補間演算部173は、第1の実施例におけ
る補間演算部52と同様の、以下の作用を行う。 (3) アフィン変換部172から上記処理結果の座標
値を入力する。 (4) 入力した座標値に対して、画素切り替え信号が
アクティブである期間に以下の画素補間演算処理を行
い、得られた結果を信号線176を介して画像合成回路
154に出力する。
【0194】 Mm=F(x′,y′) ただし、(x′,y′)は、アフィン変換部172から
入力する座標値。Mmは、信号線176を介して画像合
成回路拡大画像メモリ154に出力する、計算結果。F
(x′,y′)は、各座標値(x′,y′)に対して、
第1の実施例で示した、「3次補間法」「双線形補間
法」「再近傍法」のいづれかの方法を用いて、画像バッ
ファ171の画像データに対して演算を行うことを意味
する。
【0195】上記の処理により、このメイン画像補正回
路156は、メイン画像メモリ158の画像データを、
パラメタ決定回路157からのパラメタによってアフィ
ン変換し、画像合成回路154に出力する。ただし、同
期手段150から発せられるリセット信号がアクティブ
である際は、メイン画像補正回路156は処理を行わな
い。
【0196】次にパラメタ決定回路157の説明を行
う。パラメタ決定回路157は、図18に示すように、
ベクトル検出部181、係数計算部182、ベクトルバ
ッファ183で構成され、同期手段150からの同期信
号160に同期して処理を行う。
【0197】ベクトルバッファ183は、第1の実施例
におけるベクトルバッファ76と同様に、K個の代表点
の座標値と各代表点における動きベクトル値を、表1に
示すような表形式で蓄積するための一時的な記憶手段
で、半導体メモリと周辺回路で構成される。ベクトルバ
ッファ183は、ベクトル検出部181によって書き込
み/読み出しが行われ、係数計算部182によって読み
出される。
【0198】ベクトル検出部181では、メイン画像メ
モリ内158の画像データと、拡大画像メモリ159内
の画像データを比較し、メイン画像中に設定した複数の
代表点における動きベクトルを求める。
【0199】代表点決定部について説明する。本実施例
では、メイン画像中にK個の代表点をとり、これらの代
表点の座標を、 (xi,yi) ただし、 i=0〜(K−1) 0≦xi<XI,0≦yi≦YI とする。
【0200】代表点の座標決定の方法は、第1の実施例
のベクトル検出部71と同様に、 (1) 対象画像によらず、予め決定して、その座標値
をベクトルバッファ183の「代表点座標」の項に書き
込んでおく。または、(2) フレーム切り替え信号が
非アクティブにである期間に、第1の実施例と同様の方
法により、メイン画像メモリの画から代表点の座標を決
定し、その都度ベクトルバッファに記入する。ただし、
リセット信号がアクティブである場合は、上記の処理は
行わない。
【0201】次にベクトル計算部を説明する。以上の処
理で求めたメイン画像中の各代表点(xi,yi)に対す
る、拡大画像中の画像の対応点 (x'i,y'i),i=0〜(K−1) または動きベクトル (vxi,vyi)=(x'i−xi,y'i−yi),i=0〜
(K−1) を、第1の実施例と同様に、ブロックマッチングまたは
濃度勾配法のいずれかの方式によって求め、結果をベク
トルバッファ183の「動ベクトル」の項に書き込む。
【0202】第1の実施例との違いは以下の通りであ
る。すなわち、第1の実施例では、図11に示すよう
に、入力画像の原点(左上)をメイン画像の座標
(Xo,Yo)と対応させた後、各代表点での動きベクト
ルを検出していたが、本実施例では、拡大画像とメイン
画像の画素数が等しいため、拡大画像との原点をメイン
画像の原点に常時対応させて動きベクトルの計算処理を
行う。
【0203】次に、係数計算部182を説明する。係数
計算部182は、ベクトル検出部181による以上の処
理の結果としてベクトルバッファ183に記録された、
各代表点(xi,yi)に対する動きベクトル(vxi,v
yi)から、第1の実施例に示した、最小二乗法、偏微分
方程式による方法のいずれかの処理により、パラメタ
(pa,pb,pc,pd,pe,pf)を計算し、信号線1
84を介してメイン画像補正回路156に送出する。
【0204】ベクトル検出部181および係数計算部1
82は、上記の処理を、同期手段20から発生するフレ
ーム切り替え信号がアクティブになった時点から、画素
切り替え信号がアクティブになるまでの期間に行う。
【0205】ただし、同期手段150から発せられるリ
セット信号がアクティブである際は、パラメタ決定回路
157は処理を行わない。
【0206】<第2の実施例の全体的な説明>以上に述
べたような動作を行う各回路を用いて、以下の順に処理
を行うことにより、時間的に連続して入力した画像(以
下フレーム)を拡大・合成し、入力画像より高解像度の
画像をメイン画像メモリ内に構成することを説明する。
【0207】すべての処理は、同期手段150から、信
号線160を介して出力される同期信号に同期して行わ
れる。同期信号には、第1の実施例の図12に示すと同
様に、 (1) リセット信号 (2) フレーム切り替え信号 (3) 画素切り替え信号 の3種類が存在する。
【0208】この図12に示す同期信号に沿って、各部
の動作を説明する。
【0209】期間(1):リセット信号がアクティブに
なり、フレーム切り替え信号がアクティブになるまで
に、以下の処理が行われる。 [1] メイン画像メモリ158は、メモリの全内容を
クリアする。すなわち、全てのメイン画像メモリ内の画
素値を0に書き換える。 [2] 画像入力手段11は、1フレーム分の画像デー
タを入力画像メモリ153に書き込む。 [3] 画像拡大回路155は、上記[2]の処理によ
り入力画像メモリ153に書き込まれた画像を拡大・補
間し、拡大画像メモリ159内に書き込む。
【0210】期間(2):リセット信号および、第1フ
レームを示すフレーム切り替え信号アクティブで、か
つ、第1画素を示す画素切り替え信号がアクティブにな
るまでは、特に処理は行わない。
【0211】期間(3):リセット信号がアクティブの
間で、画素切り替えパルスがアクティブになる毎に、画
像合成回路154は、拡大画像メモリ159に記録され
た画像をラスタ順にメイン画像メモリ28に書き込む。
【0212】以上の「期間(1)〜期間(3)」で行う
処理の結果として、メイン画像メモリ158の画素数に
拡大された入力画像が、メイン画像メモリ158に書き
込まれる。
【0213】リセット信号が非アクティブになった後
は、以下の処理が繰り返し実行される。
【0214】期間(4):フレーム切り替え信号が非ア
クティブになった時点から、再度アクティブになるまで
の期間には以下の処理が行われる。 [1] 画像入力手段11は、次の1フレーム分の画像
データを入力画像メモリ153に書き込む。 [2] 画像拡大回路155は、入力画像メモリ153
に記録された画像を拡大補間処理し拡大画像メモリ15
9に書き込む。 [3] メイン画像補正回路156は、メイン画像メモ
リの内容を、画像バッファ171に複写する。 [4] パラメタ決定回路157は、必要ならばメイン
画像から代表点を選択し、座標値をベクトルバッファ1
83に書き込む。
【0215】期間(5):リセット信号が非アクティブ
の状態で、フレーム切り替え信号がアクティブになった
時点から、画素切り替え信号がアクティブになるまでの
間には以下の処理が行われる。 パラメタ決定回路157は、拡大画像メモリ159に記
録された次のフレームの拡大画像とメイン画像メモリ1
58に記録されている、いままでに作成された画像との
マッチングを行い、パラメタ(pa,pb,pc,pd,p
e,pf)を計算し、メイン画像補正回路156に出力す
る。
【0216】期間(6):リセット信号が非アクティブ
の間で、画素切り替えパルスがアクティブになる毎に、
画像合成回路154は、拡大画像メモリ159内の画像
と、メイン画像補正回路156を介して入力したメイン
画像を合成し、ラスタ順にメイン画像メモリ28に書き
込む。
【0217】これらの画像毎の処理を、タイムチャート
で示すと、図19の通りである。図19において、左端
の項目に付した番号は、以下の信号を伝達する信号線を
示す。 160:同期手段150から出力される同期信号160
の内、画素切り替えパルス信号。 177:画像合成回路154からメイン画像補正回路1
56に出力される座標値。 191:画像合成回路154から拡大画像メモリ159
に出力される座標値。 176:メイン画像補正回路156から画像合成回路1
54に出力される画素値。 192:拡大画像メモリ159から画像合成回路154
に出力される画素値。 193:画像合成回路154からメイン画像メモリ15
8に出力される座標値および画素値。
【0218】また、図19において、−座標1−、−画
素1−、−結果1−などは、各信号線での値が確定して
いることを示すもので、xは、各信号線での値が不定で
あることを示すものである。図19中の[1]、
[2]、・・・は、下記の処理を行う時期を示す。
【0219】[1] 画像合成回路154は、同期信号
160の画素切り替え信号の立ち上がりを検出して、座
標値を信号線177、191を介してメイン画像補正回
路156および拡大画像メモリ159に出力する。ま
た、同じ座標値を信号線193を介してメイン画像メモ
リに出力する。
【0220】[2] 拡大画像メモリ159は、信号線
191を介して入力した座標に対応する画素データを、
画素切り替え信号の立ち下がりまでに画像合成回路15
4に信号線192を介して出力する。
【0221】[3] メイン画像補正回路156は、パ
ラメタ決定回路157から入力したパラメタに基づい
て、信号線177を介して入力した座標に対応する画素
データを画像バッファ171の画像データから計算し、
画素切り替え信号の立ち下がりまでに画像合成回路15
4に信号線176を介して出力する。
【0222】上記[1]、[2]、[3]の結果、この
結果画素切り替え信号の立ち下がりでは、座標値(17
7、192、193)および画素値(176、192)
が確定となる。
【0223】[4] 画像合成回路154は、画素切り
替え信号の立ち下がりを検出し、拡大画像メモリ159
およびメイン画像補正回路156から信号線192、1
76を介して入力した画素データを演算処理し、演算結
果を、次の同期信号の立ち上がりまでに、メイン画像メ
モリ158に、信号線193を介して出力する。
【0224】[5] この結果、画素切り替え信号の立
ち上がりでは、信号線193上で座標値および演算結果
が確定となるため、メイン画像メモリ158は、画素切
り替え信号の立ち上がりで、画像合成回路154から入
力する座標値に対応する画素に、画素値を書き込む。
【0225】以上の「期間(4)〜期間(6)」で行う
処理により、メイン画像メモリ158には、画像入力手
段11から時間的に連続して入力したフレームの内、最
後に入力したフレームの拡大画像を、それまでに入力し
たフレームの画像の情報によって補間・補正処理した画
像が作成される。この様子を模式的に示すと図20のよ
うになる。
【0226】図20で、A,N,Mは、座標に対する変
換処理を示しており、Aは、アフィン変換、Nは変換な
し、Mは拡大処理を示す。また、i0,i1,i2は、
時間順に入力する画像を、im0,im1,im2は、
入力した画像i0,i1,i2を拡大処理した画像を、
m0,m1,m2は、メイン画像メモリ上に作成される
画像を示す。
【0227】第0フレームの処理は、リセット信号がア
クティブの際に行われるもので、入力画像i0を拡大し
た画像im0がメイン画像メモリに画像m0として記録
される。
【0228】第1フレームでは、次の入力画像i1を拡
大した画像im1と、第0フレームで作成された画像m
0が合成され、画像m1としてメイン画像メモリ上に作
成されるが、この際、im1は座標変換されず、m0が
im1に合わせるべくアフィン変換により座標変換され
ているため、画像im1を画像m0で補間・補正した画
像m1が作成される。
【0229】第2フレームでは、第1フレームでの処理
で作成された画像と同様に、次の入力画像i2を拡大し
た画像im2を、第1フレームで作成された画像m1で
補間・補正した画像m2がメイン画像メモリ上に作成さ
れる。
【0230】これらの処理の際、以前の画像の情報が次
の画像に寄与する場合は、画像合成回路154での処理
における定数αを変化させることで制御可能である。
【0231】<第3の実施例>上記第2の実施例では、
拡大画像メモリ159の画像を中心に、メイン画像メモ
リ158の画像を合成することにより、時間的に一番最
後に入力した画像を以前に入力した画像で補正・補間し
ていたが、図21のような構成をとり、メイン画像を中
心に、拡大画像を合成するようにすることにより、最初
(システムリセット時)に入力した画像を補間・補正す
ることも可能である。この第3の実施例として入力画像
補正が可能な画像処理装置を以下に説明する。
【0232】図21において、同期手段210、入力画
像メモリ213、画像拡大回路215、拡大画像メモリ
219、画像合成回路214、拡大画像補正回路21
6、パラメタ決定回路217およびメイン画像メモリ2
18は、それぞれ第2の実施例での同期手段15、入力
画像メモリ153、画像拡大回路155、拡大画像メモ
リ159、画像合成回路154、メイン画像補正回路1
56、パラメタ決定回路157およびメイン画像メモリ
158と同様の回路で、以下に示すように、同様の仕様
を持ち、同様の動作を行う。
【0233】入力画像メモリ213は、画像拡大回路2
15からの座標入力に対し、対応する画素値を出力す
る。
【0234】画像合成回路214は、第2の実施例と同
様に、同期信号の画素切り替え信号の立ち上がり毎に、
拡大画像補正回路216およびメイン画像メモリ218
に、メイン画像メモリの全座標をラスタ順に順次出力
し、画素切り替え信号立ち下がり時に、その結果として
得られるそれぞれの回路からの画素値に対して以下の演
算を施し、画素切り替え信号が再度立ち上がるまでに、
座標値とともに演算結果の値をメイン画像メモリ218
に出力する。
【0235】 M=α×Fm+(1−α)×Fi if M≧GM then M=GM ただし、αは、予め定めた定数で、0<α<1 Mは、メイン画像メモリ158に出力する画素値。Fi
は、拡大画像補正回路216から入力する画素値。Fm
は、メイン画像メモリ218から入力する画素値。
【0236】ただし、リセット信号がアクティブである
間は、以下の演算,すなわち、拡大画像補正回路216
からの入力のみをメイン画像メモリ218に書き込む処
理を行う。
【0237】 M=Fi if M≧GM then M=GM 画像拡大回路215は、第2の実施例と同様に、入力画
像メモリ213内に蓄積されているデジタル画像データ
をメイン画像メモリ218の画素数に拡大補間し、拡大
画像メモリ219に書き込む処理を、フレーム切り替え
信号非アクティブである期間に行う。
【0238】拡大画像メモリ219は、画像拡大回路に
よって拡大された入力画像が書き込まれ、拡大画像補正
回路216によって読み出される、メイン画像メモリと
同じ画素数を持つ画像バッファである。
【0239】拡大画像補正回路216は、図22に示す
ように、パラメタ決定回路217から入力するパラメタ
(pa,pb,pc,pd,pe,pf)により、拡大画像メ
モリ219内の画像データをアフィン変換し、画像合成
回路214から入力する座標値に対応する画素データを
画像合成回路214に出力する回路で、内部構成および
処理方式は第1の実施例におけるメイン画像補正回路1
56と比較した場合、以下の点を除き、同様である。
【0240】(1) メイン画像の代わりに拡大画像を
変換する。そのため、補間演算部223は、拡大画像メ
モリ219に接続される。また、拡大画像メモリの画像
を直接参照すればよく、画像バッファは必要ない。
【0241】(2) 同期手段210から発せられるリ
セット信号がアクティブである際は、拡大画像補正回路
216は変換処理を行わず、画像合成回路214からの
座標入力に対し、拡大画像メモリの対応する画素値をそ
のまま出力する。
【0242】すなわち、この期間は、 ・アフィン変換部222は画像合成回路214から入力
した座標値をそのまま補間演算部223に出力する。 ・補間演算部223では、アフィン変換部222から入
力した座標値に対して、以下の処理を行う。
【0243】Fk=Fi(x,y) ただし、Fkは、画像合成回路214に出力する画素
値。(x,y)は、アフィン変換部222から入力する
座標値。Fi(x,y)は、拡大画像メモリの、座標
(x,y)に対応する画素値。
【0244】パラメタ決定回路217は、フレーム切り
替え信号が立ち上がってから、画素切り替え信号が立ち
上がるまでに、拡大画像メモリ219およびメイン画像
メモリ218のそれぞれに蓄積されている画像データを
比較し、補正パラメタ(pa,pb,pc,pd,pe
f)を拡大画像補正回路216に出力する。
【0245】この際、第2の実施例との相違は、第2の
実施例では、メイン画像上に代表点を取り、拡大画像と
のマッチングを行っていたが、本実施例では、拡大画像
上に代表点を設定し、メイン画像とのマッチング処理を
行う点のみである。
【0246】メイン画像メモリ218は、画像合成回路
214から座標と画素値を入力し、入力した座標に対応
するメモリ領域に画素値を書き込む。また、パラメタ決
定回路217からの座標入力に対し、対応する画素値を
出力する。
【0247】以上の構成を持つ装置による、第2の実施
例と同様の処理により、メイン画像には、画像入力手段
11から時間的に連続して入力したフレームの内、最初
に入力したフレームの拡大画像を、以後に入力したフレ
ームの画像の情報によって補間・補正処理した画像が作
成される。
【0248】この様子を模式的に示すと図23のように
なる。図23で、A,N,Mは、座標に対する変換処理
を示しており、Aは、アフィン変換、Nは変換なし、M
は拡大処理を示す。
【0249】また、i0,i1,i2,は、順に入力す
る画像を、im0,im1,im2は、入力した画像i
0,i1,i2を拡大処理した画像を、m0,m1,m
2は、メイン画像メモリ上に作成される画像を示す。
【0250】第0フレームの処理は、リセット信号がア
クティブの際に行われるもので、入力画像i0を拡大し
た画像im0がメイン画像メモリに画像m0として記録
される。
【0251】第1フレームでは、次の入力画像i1を拡
大した画像im1と、第0フレームで作成された画像m
0が合成され、画像m1としてメイン画像メモリ上に作
成されるが、この際、m0は座標変換されず、im1が
m0に合わせるべくアフィン変換により座標変換されて
いるため、画像m0を画像im0で補間・補正した画像
m1が作成される。
【0252】第2フレームでは、第1フレームでの処理
で作成された画像と同様に、次の入力画像i2を拡大し
た画像im2により、第1フレームで作成された画像m
1を補間・補正した画像m2がメイン画像メモリ上に作
成される。
【0253】<第4の実施例>上記第2および第3の実
施例では、パラメタ決定回路において、メイン画像メモ
リと拡大画像メモリ159の画像を比較し、変換パラメ
タを決定していたが、図24、図25に示すような構成
をとることにより、パラメタ決定の処理量を軽減するこ
とが可能である。この縮小マッチングを行う画像処理装
置を第4の実施例として以下に説明する。
【0254】図24は第2の実施例を、図25は、第3
の実施例を変更したものであるが、これらの実施例と第
2、第3の実施例との相違は以下の項目である。
【0255】すなわち、パラメタ決定回路において、第
2、第3の実施例においては、拡大画像メモリとメイン
画像メモリの比較を行っていたが、本実施例では、入力
画像メモリと、メイン画像を縮小した画像が記録されて
いる縮小画像メモリとの比較を行う点である。
【0256】このため本実施例では、拡大画像メモリお
よび画像拡大回路を削減し、縮小画像メモリ249、2
59および画像縮小回路242、252を新設してい
る。これらの回路の作用を以下に示す。
【0257】まず縮小画像メモリについて説明する。縮
小画像メモリ249、259は、メイン画像メモリに作
成された画像を入力画像メモリと同じ画素数に縮小した
画像を蓄積するための画像バッファで入力画像メモリと
同じ画素数を持つ。また、縮小画像メモリは、パラメタ
決定回路247、257からの座標入力により、対応す
る画素値を出力する。
【0258】次に画像縮小回路について説明する。画像
縮小回路242、252は、メイン画像メモリ内の(X
M,YM)画素の画像データを、入力画像メモリの画素
数(XI,YI)に縮小する処理を行う部分で、図26
に示す様に座標発生部261、座標拡大部262および
補間演算部263で構成される。
【0259】座標発生部261は、同期手段からのフレ
ーム切り替え信号立ち下がりから、再度フレーム切り替
え信号が立ち上がるまでの期間に、縮小画像メモリ内の
全ての画素の座標をラスタ順に発生し、座標拡大部26
2に順次出力するとともに、同じ座標値を縮小画像メモ
リ249/259に出力する。
【0260】座標拡大部262は、座標発生部261か
ら入力する各座標値に対して以下の処理を行い、結果値
を補間演算部263に出力する。
【0261】(x',y')=(a・x,b・y) ただし、a,bは、縮小率を示す浮動小数点型の定数
で、以下の計算により算出される。 a=XM/XI b=YM/YI x,yは、座標発生部261から入力する整数の座標
値。x',y'は、補間演算部263に出力する浮動小数
点型の座標値。
【0262】補間演算部263は、座標拡大部262か
ら入力した各座標値について、例えば以下の様な重み付
き平均演算を行う。
【0263】
【数16】
【0264】以上の画像縮小回路242、252におけ
る処理の結果、フレーム切り替え信号立ち下がりから再
度立ち上がるまでの期間に、メイン画像メモリ内の画像
が入力画像メモリの画素数に縮小された画像が、縮小画
像メモリ249/259内に作成される。
【0265】次にパラメタ決定回路について説明する。
パラメタ決定回路247/257は、フレーム切り替え
信号が立ち上がってから、画素切り替え信号が立ち上が
るまでの期間に、入力画像メモリと縮小画像メモリのそ
れぞれに蓄積されている画像データを比較し、補正パラ
メタ(pa,pb,pc,pd,pe,pf)をメイン画像補
正回路246または入力画像補正回路255に出力す
る。
【0266】この際、第2、第3の実施例との相違は、
それぞれ、マッチングする画素数が異なる。すなわち、
第2、第3の実施例では、メイン画像メモリの画素数
(XM,YM)の画素に対して処理を行っていたのに対
し、本実施例では、入力画像メモリの画素数(XI,Y
I)の画像に対してのみ処理を行えば良いため、計算量
が減少される点である。
【0267】<第5の実施例>上記の各実施例において
は、パラメタ決定回路において、画像処理のみでパラメ
タを決定していたが、図27に示すように、画像入力手
段11において、ジャイロ271を装備し、オペレータ
が画像入力手段を持ち、パン操作等で移動するる際の動
きに応じた移動パラメタをパラメタ決定回路に出力し、
パラメタ決定回路は、ジャイロから入力するカメラ移動
量により、補正パラメタの決定の処理量を軽減すること
が可能である。以下にジャイロを利用した、本発明に係
る画像処理装置を第5の実施例として説明する。
【0268】図27は、第1の実施例におけるパノラマ
画像生成装置の画像入力手段11にジャイロ装置を装備
したもので、本実施例では、ジャイロ装置は、画像入力
手段11のCCD撮像面に対する平行移動速度(jx
y)をパラメタ決定回路に出力する。
【0269】パラメタ決定回路では、ジャイロ装置から
得られるカメラの平行移動速度(jx,jy)を、パラメ
タ決定回路27のベクトル検出部におけるブロックマッ
チングの際に、ベクトル検索範囲vx,vyを減少させる
ことが可能で、例えば、以下の方法により、検索範囲を
1/4にすることが可能である。
【0270】 M0=−M,M1=M,N0=−N,N1=N if (jx>0) then M0=0 if (jx≦0) then M1=0 if (jy>0) then N0=0 if (jy≦0) then N1=0 とし、検索範囲を M0≦vx≦M10≦vy≦N1 とすることにより、検索範囲は、vxがM画素、vyがN
画素となり、第1の実施例に示す方式では合計(2M×
2N)画素の範囲の検索が必要であったのに対し、本実
施例では、(N×N)画素のみの検索でよくなる。
【0271】また、本実施例では第1の実施例にジャイ
ロ装置を装備する例について示したが、第2、第3、第
4の実施例においても同様に、ジャイロ装置を画像入力
手段に装備することにより、パラメタ決定回路での処理
量の軽減が可能である。
【0272】<第6の実施例>上記の各実施例において
は、入力画像は、画像入力手段11を操作するオペレー
タのカメラ移動によって変化していたが、図28に示す
ように、画像入力手段11を能動的に移動させることに
より、オペレータが画像入力手段を固定していた場合で
も、パノラマ画像または高解像度の画像を入力すること
が可能である。以下に第6の実施例として説明する。図
28(a)は、本実施例での画像入力手段の正面図で、
図28(b)は、側面断面図である。
【0273】281は画像入力手段におけるCCD撮像
部で、CCD素子および周辺回路で構成され、信号線に
よってA/D変換部に接続される。CCD撮像面は、図
28(a)では、正面に、図28(b)では左面に位置
する。
【0274】282は外殻で、プラスチックや金属で構
成される。283はCCD撮像部281と外殻282を
物理的に結合するための振動素子で、圧電素子またはバ
ネなどで構成される。
【0275】本実施例における画像入力手段において、
振動素子が圧電素子の場合、圧電素子は、電源からの交
流電圧により、常時振動している。この際、外殻をオペ
レータが固定して持つのみで、圧電素子の振動によりC
CD撮像部には振動範囲での複数種の画像が連続して入
力され、これを上記の実施例における入力処理手段に順
次入力することにより、振動範囲での高解像度画像がメ
イン画像メモリ上に作成される。
【0276】また、振動子がバネの場合、外角をオペレ
ータが持ち、最初に微小振動を与えることにより、バネ
が振動する期間、その振動範囲での画像が連続して入力
され、これを上記の実施例における入力処理手段に順次
入力することにより、振動範囲での高解像度画像がメイ
ン画像メモリ上に作成される。
【0277】<第7の実施例>上記第2の実施例におけ
る入力処理手段を、図29に示す様に、高解像度表示装
置に接続することにより、低解像度の動画像を高解像度
化することが可能である。以下に第7の実施例として説
明する。
【0278】第29図における高解像度画像表示装置
は、動画供給手段291、入力処理手段292、画像蓄
積手段293および画像表示手段294で構成される。
【0279】動画供給手段291は、動画すなわち時間
的に連続した複数の画像を、第2の実施例の画像入力手
段と同様の形式のデジタルデータとして入力処理手段2
92に出力するもので、たとえばNTSCの信号をフレ
ーム毎にデジタイズする装置等で構成される。
【0280】入力処理手段292および画像蓄積手段2
93は、第2の実施例と同様の装置である。画像表示手
段294は、動画供給手段291で供給される画像の画
素数よりも多い画素数の画像を表示可能な装置で、入力
処理手段292の一回のフレーム処理毎に、画像蓄積手
段293の画像をそのまま表示する。例えばハイビジョ
ン表示装置などで構成される。
【0281】本装置によれば、動画供給手段291から
入力する動画像に、第2の実施例における処理を施し、
画像表示手段294に出力することにより、少ない画素
の動画像から、多い画素の動画像を得、表示することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図
【図2】本発明の画像生成装置の構成図
【図3】第1の実施例における画像合成回路の構成図
【図4】座標発生部の処理を示すフローチャート
【図5】第1の実施例における入力画像補正回路の構成
【図6】第1の実施例におけるメイン画像補正回路の構
成図
【図7】第1の実施例におけるパラメタ決定回路の構成
【図8】第1の実施例におけるメイン画像と入力画像と
の関係を説明するための図
【図9】パラメタ決定回路での代表点の例を示す図
【図10】代表点の選択方法を説明するための図
【図11】ブロックマッチングを説明するための図
【図12】同期信号の関係を説明するための図
【図13】画素毎の処理を説明するための図
【図14】第1の実施例における処理結果を例示した図
【図15】第2の実施例の構成図
【図16】第2の実施例における画像拡大回路の構成図
【図17】第2の実施例におけるメイン画像補正回路の
構成図
【図18】第2の実施例におけるパラメタ決定回路の構
成図
【図19】第2の実施例における画素事の処理を説明す
るための図
【図20】第2の実施例における処理を模式的に説明す
るための図
【図21】第3の実施例の構成図
【図22】第3の実施例における拡大画像補正回路の構
成図
【図23】第3の実施例における処理を模式的に説明す
るための図
【図24】第4の実施例の構成図
【図25】第4の実施例の構成図
【図26】第4の実施例における画像縮小回路の構成図
【図27】第5の実施例の構成図
【図28】第6の実施例における画像入力手段の構成図
【図29】第7の実施例の構成図
【図30】代表点の例を示す図
【符号の説明】
11 画像入力手段 12 入力処理手段 13 画像蓄積手段 14 出力処理手段 15 画像出力手段 20 同期手段 21 CCD撮像部 22 A/D変換 23 入力画像メモリ 24 画像合成回路 25 入力画像補正回路 26 メイン画像補正回路 27 パラメタ決定回路 28 メイン画像メモリ 31 座標発生部 32 画素演算部 51 アフィン変換部 52 補間演算部 61 画像バッファ 62 座標演算部 71 ベクトル検出部 72 係数計算部 73 パラメタ分割部 75 原点バッファ 76 ベクトルバッファ 150 同期手段 153 入力画像メモリ 154 画像合成回路 155 画像拡大回路 156 メイン画像補正回路 157 パラメタ決定回路 158 メイン画像メモリ 161 座標発生部 162 座標縮小部 163 補間演算部 171 画像バッファ 172 アフィン変換部 173 補間演算部 181 ベクトル検出部 182 係数計算部 183 ベクトルバッファ 210 同期手段 213 入力画像メモリ 214 画像合成回路 215 画像拡大回路 216 拡大画像補正回路 217 パラメタ決定回路 218 メイン画像メモリ 219 拡大画像メモリ 222 アフィン変換部 223 補間演算部 240 同期手段 252 画像縮小回路 253 入力画像メモリ 254 画像合成回路 255 入力画像補正回路 257 パラメタ決定回路 258 メイン画像メモリ 261 座標発生部 262 座標拡大部 263 補間演算部 271 ジャイロ 281 CCD撮像部 282 外殻 283 振動素子 291 動画供給手段 292 入力処理手段 293 画像蓄積手段 294 画像表示手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を蓄積する画像蓄積手段と、 画像を入力するための画像入力手段と、 前記画像蓄積手段に蓄積された画像と前記画像入力手段
    から入力された画像の合成処理を行う画像合成手段と、 前記画像蓄積手段に蓄積された画像と前記画像入力手段
    から入力された画像を比較する画像比較手段とを備え、 前記画像合成手段は、前記画像比較手段によって得られ
    た2種の画像の差異に基づいて画像合成を行うことを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記合成処理が、前記入力手段から入力
    された画像、または、前記画像蓄積手段に蓄積されてい
    る画像をアフィン変換するとともに、 画像蓄積手段に蓄積されている画像、または、入力手段
    から入力された画像を平行移動し、 両画像を重み付き平均により加算することを特徴とする
    請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像比較手段が、画像を比較するこ
    とにより、アフィン変換および平行移動のパラメータを
    検出することを特徴とする請求項2記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記画像比較手段が、予め設定された座
    標値を有する複数の代表点における動きベクトルから、
    アフィン変換および平行移動のパラメータを検出するこ
    とを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記画像比較手段が、入力画像における
    画素データの統計量に応じて代表点の座標を決定するこ
    とを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記画像入力手段がジャイロ装置を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記画像入力手段が振動子を有すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記画像比較手段が、比較対象となる画
    像を縮小した後に比較することを特徴とする請求項3記
    載の画像処理装置。
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