JPH05260122A - 通信機間のフロー制御方法 - Google Patents

通信機間のフロー制御方法

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Publication number
JPH05260122A
JPH05260122A JP4086525A JP8652592A JPH05260122A JP H05260122 A JPH05260122 A JP H05260122A JP 4086525 A JP4086525 A JP 4086525A JP 8652592 A JP8652592 A JP 8652592A JP H05260122 A JPH05260122 A JP H05260122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
reception
variable
transmitting
communication
Prior art date
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Pending
Application number
JP4086525A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Aoki
孝浩 青木
Masahiko Nishino
昌彦 西野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Aerospace Systems Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Aerospace Systems Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Aerospace Systems Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP4086525A priority Critical patent/JPH05260122A/ja
Publication of JPH05260122A publication Critical patent/JPH05260122A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信回線を経由して結合された通信機間で、
通信時のバッファのオーバーフローを防止する。 【構成】 受信側通信機(3)の受信部(1)から送信
側通信機(6)の送信部(9)に同期電文(10)を送
信し、この同期電文(10)により送信部(4)を制御
することにより、両通信機(3,6)間の同期をとっ
て、通信時のバッファのオーバーフローを防止する。 【効果】 通信システムの信頼性を大幅に向上させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線を経由して結
合された通信機間でフロー制御を行う方法に関し、特に
同期電文を使用して送信側と受信側とで通信の同期をと
ることにより、通信時のバッファのオーバーフローを防
止する通信機間のフロー制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】通信回
線を経由して結合された通信機間では、従来特に送信側
プロセスと受信側プロセスとで通信の同期をとるための
フロー制御は行っていなかった。このため、ハードウエ
アでバッファがオーバーフローしたとき、これを検知で
きない通信機では送信側プロセスの送信スピードが受信
側プロセスの受信スピードよりも高速の状態が続くと、
送信側のバッファがオーバーフローして送信エラーが発
生する。このため、通信システムの信頼性の低下を招く
ことになる。
【0003】本発明は、上記事情にかんがみてなされた
もので、通信回線を経由して結合された通信機間で通信
時のバッファのオーバーフローを確実に防止し、通信シ
ステムの信頼性を向上させることができる通信機間のフ
ロー制御方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、受信可能電文数を送信側に通知することができる受
信部を有する受信側通信機と、上記受信部からの通知を
もとに電文を送信する送信部を有する送信側通信機との
間で、通信回線を経由して通信を行う際、受信側の受信
速度より送信側の送信速度が勝る場合に、上記受信部か
ら上記送信部に受信可能電文数を通知する同期電文を送
信し、この同期電文により送信部を制御することによ
り、両通信機間の同期をとって、通信時のバッファのオ
ーバーフローを防止するように構成したものである。
【0005】
【作用】本発明の通信機間のフロー制御方法は、上記の
通り、通信回路を経由して互いに結合された通信機間に
おいて、送信側通信機の受信部から送信した同期電文に
より送信側通信機の送信部を制御して両通信機間の同期
をとり、これにより通信時のバッファのオーバーフロー
を防止するものである。
【0006】より具体的に説明すると、例えば下記の手
順により受信側通信機と送信側通信機とで同期をとり、
通信時のバッファのオーバーフローを防止するものであ
る。すなわち、まず受信側通信機の受信部が電文を受信
可能になると、送信側通信機の送信部に対していくつの
電文を送信して良いかを同期電文の形で通知するととも
に、その値を受信変数に代入する。送信側通信機の送信
部は、通知された値を送信変数に代入し、通常電文を送
信して良いかを送信変数により判断した後電文を送信す
る。
【0007】このとき、送信部は通常電文を送信するた
びに送信変数を減算して送信変数が「0」になった時点
で送信を中止し、一方受信部は送信部からの通常電文を
受信するたびに受信変数を減算して受信変数が「0」に
なった時点で通常電文の受信が完了したと判断する。す
ると、再び受信側通信機の受信部から送信部に同期電文
が送信され、上記の手順に従って送信部と受信部との通
信が繰り返される。
【0008】したがって、本発明の通信機間のフロー制
御方法によれば、受信側通信機の受信部からの同期電文
により送信側通信機の送信部を制御するようになってい
るので、両通信機間でその処理速度応じて逐次同期をと
ることができ、これにより通信時のバッファのオーバー
フローを確実に防止して、通信システムの信頼性を大幅
に向上させることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明のフロー制御方法によりバ
ッファのオーバーフローを防止して通信を行うように構
成した通信システムの一例を示すもので、このシステム
は受信可能電文数を送信側に通知することができる受信
部1及び受信プロセス2を有する受信側通信機3と、上
記受信部2からの通知をもとに電文を送信する送信部4
及び送信プロセス5を有する送信側通信機6とを通信回
線で連結したものである。
【0010】ここで、上記受信側通信機3の受信部1は
受信可能な電文数を数値情報として代入する受信変数7
を有し、また上記送信側通信機6の送信部4は数値情報
を代入して通常電文を送信して良いかを判断する送信変
数8を有している。
【0011】次に、上記通信機3,6間で通信を行う場
合の動作について説明する。初期状態において、上記送
信部4の通信変数8は「0」になっており、この状態で
は送信部4は送信プロセス5からの通常電文9を送信し
ないようになっている。この状態で、両通信機3,6間
で通信を行う場合、まず送信側通信機3の受信部1から
受信が可能であることを示すために送信側通信機6の送
信部4に同期電文10を送信する。
【0012】このとき、この同期電文10には数値情報
が含まれており、受信部7は同期電文10を送信すると
ともに、この数値情報を受信変数7に代入し、また送信
部4はその数値情報を送信変数8に代入する。例えば、
同期電文10に含まれた数値情報が「3」であったなら
ば、図2に示すように、受信部変数7及び送信変数8に
それぞれ「3」が代入される。
【0013】つぎに、送信部4は送信プロセス5から通
常電文9の送信要求があると、図3に示すように、受信
部7に対してこの通常電文9を送信すると同時に送信変
数8に代入された数値を減算し、一方受信部1では通常
電文9を受信するたびに受信変数7に代入された数値を
減算する。
【0014】そして、図4に示すように、送信変数8に
代入された数値が「0」になると、送信部4はバッファ
のオーバーフローを防止するため、通常電文9の送信を
停止する。一方、受信部1では最後の通常電文9を受信
すると、受信変数7に代入された数値が「0」になり、
これにより送信部4が送信した通常電文9をすべて受信
したと判断し、送信部4に再び同期電文10を送信す
る。以降、上記と同様の動作が繰り返され、受信プロセ
ス2と送信プロセス5との同期をとりながら通信が行わ
れる。
【0015】このように、本実施例の方法によれば、受
信部1から送信部4に送信される同期電文10によって
送信部4の制御を行い、これによって通信を行うプロセ
ス2,5間で逐次同期をとりながら通信を行うので、受
信側の受信速度より送信側の送信速度が勝る場合でも、
通信時のバッファのオーバーフローを確実に防止して、
通信システムの信頼性を大幅に向上させることができ
る。
【0016】なお、本発明の通信機間のフロー制御方法
は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要
旨の範囲内で種々変更して差し支えない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信機間
のフロー制御方法によれば、受信側通信機の受信部から
の同期電文により送信側通信機の送信部を制御するよう
になっているので、受信側の受信速度より送信側の送信
速度が勝る場合でも、通信時のバッファのオーバーフロ
ーを確実に防止することができ、通信システムの信頼性
を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる通信機間のフロー制
御方法によりフロー制御を行う通信システムの一例を示
すブロック図である。
【図2】同フロー制御方法を説明するブロック図であ
る。
【図3】同フロー制御方法を説明するブロック図であ
る。
【図4】同フロー制御方法を説明するブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 受信部 2 受信プロセス 3 受信側通信機 4 送信部 5 送信プロセス 6 送信側受信機 7 受信変数 8 送信変数 9 通常電文 10 同期電文

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信可能電文数を送信側に通知すること
    ができる受信部を有する受信側通信機と、上記受信部か
    らの通知をもとに電文を送信する送信部を有する送信側
    通信機との間で、通信回線を経由して通信を行う際、受
    信側の受信速度より送信側の送信速度が勝る場合に、上
    記受信部から上記送信部に受信可能電文数を通知する同
    期電文を送信し、この同期電文により送信部を制御する
    ことにより、両通信機間の同期をとって、通信時のバッ
    ファのオーバーフローを防止することを特徴とする通信
    機間のフロー制御方法。
  2. 【請求項2】 受信側通信機の受信部に受信変数を設け
    るとともに、送信側受信機の送信部に送信変数を設け、
    同期電文に数値情報を含ませるとともに、この数値情報
    を上記送信変数及び受信変数にそれぞれ代入し、送信部
    はその送信変数に数値情報が代入されると通常電文を送
    信するとともに、送信のたびに送信変数を減算して送信
    変数が「0」になった時点で送信を中止し、一方受信部
    は送信部からの通常電文を受信するたびに受信変数を減
    算して受信変数が「0」になった時点で通常電文の受信
    が完了したと判断して、再び送信部に同期電文を送信す
    るようにした請求項1記載の通信機間のフロー制御方
    法。
JP4086525A 1992-03-10 1992-03-10 通信機間のフロー制御方法 Pending JPH05260122A (ja)

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JPH05260122A true JPH05260122A (ja) 1993-10-08

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