JPH0525764Y2 - - Google Patents

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JPH0525764Y2
JPH0525764Y2 JP1985111843U JP11184385U JPH0525764Y2 JP H0525764 Y2 JPH0525764 Y2 JP H0525764Y2 JP 1985111843 U JP1985111843 U JP 1985111843U JP 11184385 U JP11184385 U JP 11184385U JP H0525764 Y2 JPH0525764 Y2 JP H0525764Y2
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backward
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camshaft
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は、自動旋盤の技術分野において利用
され、特に製品の旋削完了直前に加工位置まで前
進して製品を受取りその後に後退する製品受取り
装置に関する。
(従来の技術) この種の従来装置としては添付図面の第2図及
び第3図に示されるごとくのものが知られてい
る。この従来装置は、モータ1Aに直結された軸
1により回転されるクランク腕2を介して連結桿
3によつて往復駆動されるロツド4の前部に受皿
5を取り付けて成つている。モータ1Aは、製品
の旋削完了直前時期を指示する信号を、旋削プロ
セスを制御するカム軸(図示せず)から受けるこ
とにより回転を開始し、上記機構によつて受皿5
は前進する。受皿5を支えているロツド4と連結
桿3とはピン8により結合されている。ロツド4
には段階的にピン8の位置をずらして設定できる
ように複数の曲状歯をもつた長穴6が設けられ、
また連結桿3にはピン8は移動できるような長穴
7が設けられている。したがつて連結桿3が最前
の位置(以下「前進位置」という。)に達した後
に、後退動作に入つても連結桿3はピン8に対し
てその長穴7にて移動するが、ロツド4はその間
後退しない。その結果受皿5は前進位置にて一定
時間だけ停止することとなる。そして該停止時間
内に製品は素材から切り離され受皿5に落下す
る。しかる後、連結桿3はその長穴7の前縁がピ
ン8に係止して、該ピン8を介してロツド4を後
退せしめる。すなわち受皿5が後退する。最後退
位置(以下「後退位置」という。)に戻るとクラ
ンク腕2はスイツチ9を押し、モータ1Aの回転
は停止せられる。そして再び、カム軸から前進信
号が発せられるまで、モータ1Aは停止する。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のごとくの従来の装置にあつて、受皿5の
前進開始時期は、旋削プロセスを制御する信号に
基づいているので容易に同期させることができ
る。一方、受皿の前進位置における停止時間は、
ピン8の位置により定められるが、所望の停止時
間とするためのピンの位置調整がきわめて難し
い。またピンの長穴6に対する遊びがあると、停
止時間が不安定となるという問題点をも生ずる。
本考案は、以上のごとくの従来装置がかかえて
いた問題点を解決せんとするもので、受皿の前進
位置における停止時間の調整を容易とし、かつ停
止時間を安定化した装置を提供することを、その
目的とするものである。
(2) 考案の構成 (問題点を解決するための手段及び作用) 本考案は、上述の従来装置が有していた問題点
を解決するために、 クランク機構により軸方向に前進後退するロツ
ドの前部に受皿を取り付け、 旋削プロセスを制御するためのカム軸もしくは
これと連動する軸に、ロツドの前進及び後退信号
を発する、カム及び該カムで作動するスイツチか
ら成る前進・後退指令手段を備えると共に、 ロツドが前進位置に達したことを直接検知し
て、前進・後退指令手段からの後退信号を受ける
までロツドを該前進位置に停止せしめる前方停止
手段と、ロツドが後退位置に戻つたことを直接検
知して、上記前進・後退指令手段からの前進指令
を受けるまで、ロツドを上記後退位置に停止せし
めておく後方停止手段とを具備している、 ことにより構成される。
このような本考案装置にあつては、旋削により
できあがる製品は次の手順で受取られる。
先ず、カム軸もしくはこれと連動する軸に備
えられた前進・後退指令手段のカムが、製品の
旋削の完了直前時期すなわち製品の素材からの
切り離し直前時期に、スイツチと協働して前進
指令信号を発する。
上記前進指令信号はモータ等の駆動手段にも
たらされ、クランク機構が駆動される。かくし
てロツドの前部に取りつけられた受皿は旋削位
置の直下である前進位置に達する。
受皿(ロツド)が前進位置に達すると、前方
停止手段はこれを直接的に検知し、駆動手段の
回路を遮断してロツドを該位置に停止せしめ
る。上記検出は例えば、カム・マイクロスイツ
チ等で容易に達成できる。
上記ロツドすなわち受皿が停止しているの
で、その間に製品が素材から切り離されて受皿
に落下する。
所定の停止期間経過後、前進・後退指令手段
は後退信号を発し、例えば駆動手段を逆転して
ロツドを後退せしめる。
ロツドが後退位置に戻ると、後方停止手段は
これを直接検知し、上記の次の前進指令信号
が発せられるまでロツドを該後退位置に停止し
ておく。
そして、における次の前進指令信号が発せ
られると、次の製品を受け取りに受皿(ロツ
ド)は再び上述の手順で前進し、受け取り後に
後退する。
(実施例) 以下、添付図面第1図にもとづいて本考案の一
実施例を説明する。なお図中、第2図及び第3図
の従来装置と共通部分には同一符号を付してあ
る。
第1図においてモータ14の駆動軸1には、ク
ランク腕2の一端部が固定され、該クランク腕2
の他端部はピン2′にて連結桿3の一端部と揺動
自在に連結されている。また、該連結桿3の他端
部(前端部)は、ピン8を介してロツド4に揺動
自在に連結されている。ロツド4は装置本体(図
示せず)に対して固定された軸受部11によつ
て、長手方向に摺動自在に支承されている。また
該ロツド4の前部にはシユート状の受皿5がねじ
5′によつて取付けられている。
上記ロツド4の後部寄りの位置には弧状の凹部
12が形成され、該凹部12からロツド4のスト
ローク分だけ前方の位置には前方停止手段となる
スイツチ14が装置本体に取付けられており、該
スイツチ14の先端に設けられたコンタクトロー
ラ14′が上記ロツド4に弾圧接触している。そ
して、ロツド4が上記ストロークだけ前進した際
には、コンタクトローラ14′がロツド4の凹部
12に係合したときに、上記スイツチ14はモー
タ1Aを停止するように設定されている。上記ス
トロークは、ロツド4が該ストロークだけ前進し
たときに受皿5が製品受取り位置にくるように定
められている。かくして、上記凹部12とこれに
係合して作動するスイツチ14とが前方停止手段
を構成している。
一方、クランク2の他端には、L字状板の係止
片15が取り付けられており、また装置本体には
この係止片15の縁によつて押されるコンタクト
ローラ9′をもつスイツチ9が固定されている。
該スイツチ9は、上記クランクがロツド4の後退
位置に戻つた際にコンタクトローラ9′が係止片
15に押されて、作動しモータ1Aを停止するよ
うに設定されている。上記係止片15とこれが係
止して作動するスイツチ9とが後方停止手段を構
成している。
21は旋削プロセスを制御するためのカム軸で
ある。該カム軸には、図示してはいないが製品を
削り出す各工具の動作あるいは送り等のプロセス
を定めるための各種カムが取りつけられている。
そして該カム軸21には、さらに、次のようなカ
ム及びスイツチから成る前進・後退指令手段20
が具備されている。先ず、製品の旋削完了直前時
期に該当する位置にロツド4を前進せしめる信号
を発するカム22がネジ22′によつて位置が可
変に取り付けられている。該カム22には、スイ
ツチ23の先端に取付けられたコンタクトローラ
23′が弾圧接触している。さらに、上記カム軸
20には、他のカム24がネジ24′にて位置が
可変に取りつけられている。上記カム22,24
の回転面には該カムに押圧されてオン・オフを繰
り返す、コンタクトローラ23′をもつスイツチ
23が装置本体に対して取りつけられている。そ
して該スイツチ23は、カム22によつてモータ
1Aを正回転せしめてロツド4を前進。そしてカ
ム24によつてモータ1Aを逆回転せしめてロツ
ド4を後退させるように設定されている。
以上のごとくの本実施例にあつては、製品の受
取り動作は次のようである。
先ずカム軸21の回転に伴い、カム22がコ
ンタクトローラ23′を圧してスイツチ23を
作動させる。するとモータ1Aは正回転を開始
して、クランク腕2及び連結桿を介してロツド
4を前進せしめる。そして受皿5は前進位置に
達して製品の受取りに備える。
ロツド4は前進位置に達すると、ロツド4の
凹部12がコンタクトローラ14′の位置にく
るので、スイツチ14が作動してモータ1Aの
回転を停止せしめる。すなわち受皿5は上記前
進位置にて停止状態を保つ。そしてその間に製
品は素材より切り離されて、受皿5上に落下す
る。
次に、カム軸21に取り付けられたもう一つ
のカム24がコンタクトローラ23′を圧して
スイツチ23を再び作動させる。するとスイツ
チ23はモータ1Aを逆回転せしめる。したが
つて、ロツド4は後退を始める。ロツド4が後
退位置に達すると、クランク腕の他端に取り付
けられた係止片15がコンタクトローラ9′を
圧してスイツチ9が作動し、モータ1Aの回転
を停止せしめる。
さらに、カム軸21が回転して、カム22が
スイツチ23を再び作動させると、次の製品受
取動作が上述の要領で繰返しなされる。
(3) 考案の効果 以上のごとく、本考案装置によるならば、受皿
の前進位置での停止時期、後退位置での停止時期
は該受皿が取付けられているロツドの位置を直接
検知した上で定められ、ロツドの前進及び後退信
号を発するカムが旋削プロセスの制御用カム軸等
に取り付け位置を可変に配設されるので、上記時
期そして停止期間がきわめて安定かつ調整が容易
である。その結果、寸法・形状が異なる他の製品
を旋削する際に、上記時期・期間を短時間で変更
できるので作業の能率化において大いに貢献す
る。さらには上記時期・期間が安定しているの
で、製品の受取りミスなどを生ずることがなく信
頼性の向上をも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の要部を示す斜視
図、第2図は従来装置を示す斜視図、第3図は第
2図における連結桿とロツドとの結合部を拡大し
て示す部分斜視図である。 2……クランク腕、4……ロツド、5……受
皿、12,14……前方停止手段(12……凹
部、14……スイツチ)、9,15……後方停止
手段(9……スイツチ、15……係止片)、20
……前進・後退指令手段、22,24……カム、
23……スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 クランク機構により軸方向に前進後退するロツ
    ドの前部に受皿を取り付け、 旋削プロセスを制御するためのカム軸もしくは
    これと連動する軸に、ロツドの前進及び後退信号
    を発する、取り付け位置を可変とするカム及び該
    カムで作動するスイツチから成る前進・後退指令
    手段を備えると共に、 ロツドが前進位置に達したことを直接検知し
    て、前進・後退指令手段からの後退信号を受ける
    までロツドを該前進位置に停止せしめる前方停止
    手段と、ロツドが後退位置に戻つたことを直接検
    知して、上記前進・後退指令手段からの前進指令
    を受けるまで、ロツドを上記後退位置に停止せし
    めておく後方停止手段とを具備している、 こととする自動旋盤用製品受取り装置。
JP1985111843U 1985-07-23 1985-07-23 Expired - Lifetime JPH0525764Y2 (ja)

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JP1985111843U JPH0525764Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

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JPS6222002U JPS6222002U (ja) 1987-02-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59171048A (ja) * 1983-03-18 1984-09-27 Hitachi Ltd 情報記録媒体

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