JPH05255284A - 新規除草剤 - Google Patents

新規除草剤

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JPH05255284A
JPH05255284A JP5017612A JP1761293A JPH05255284A JP H05255284 A JPH05255284 A JP H05255284A JP 5017612 A JP5017612 A JP 5017612A JP 1761293 A JP1761293 A JP 1761293A JP H05255284 A JPH05255284 A JP H05255284A
Authority
JP
Japan
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methoxyethoxy
general formula
compound
group
bromo
Prior art date
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Pending
Application number
JP5017612A
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English (en)
Inventor
Paul Alfred Cain
ポール・アルフレツド・ケイン
Susan M Cramp
スーザン・メアリー・クランプ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer Agriculture Ltd
Original Assignee
Rhone Poulenc Agriculture Ltd
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Publication date
Application filed by Rhone Poulenc Agriculture Ltd filed Critical Rhone Poulenc Agriculture Ltd
Publication of JPH05255284A publication Critical patent/JPH05255284A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D261/00Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings
    • C07D261/02Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings not condensed with other rings
    • C07D261/06Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings not condensed with other rings having two or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D261/08Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings not condensed with other rings having two or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D261/00Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings
    • C07D261/02Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings not condensed with other rings
    • C07D261/06Heterocyclic compounds containing 1,2-oxazole or hydrogenated 1,2-oxazole rings not condensed with other rings having two or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/72Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms
    • A01N43/80Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with nitrogen atoms and oxygen or sulfur atoms as ring hetero atoms five-membered rings with one nitrogen atom and either one oxygen atom or one sulfur atom in positions 1,2

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  • Zoology (AREA)
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雑草に対して特異的に除草活性を有する除草
剤を得る。 【構成】 一般式(I): 【化1】 [式中、R1 はアルキル基又は場合により置換されたシ
クロアルキル基を表わし、R2 は、ハロゲン原子、又は
5 、−OR5 、S(O)m 5 、−O(CH2q
OR5 、−CO2 5 及びニトロから選択される基を表
わし、R3 はハロゲン原子、又はR5 、−OR5 、−S
(O)m 5 及び−O(CH2 q −OR5 から選択さ
れる基を表わし、R4 は水素若しくはハロゲン原子、又
はR5 、−OR5 、−S(O)m 5 、−O(CH2
q −OR5 及びニトロから選択される基を表わし、但
し、基R2 、R3 及びR4 の少くとも1つは−O(CH
2 q −OR5 を表わすことを条件とし、R5 は場合に
より置換されたアルキル基を表わし、mは0、1又は2
を表わし、qは1〜3の整数を表わす]の4−ベンゾイ
ルイソオキサゾール誘導体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な4−ベンゾイルイ
ソオキサゾール誘導体、それらを含有する組成物、及び
除草剤としてのそれらの使用に関する。除草性4−ベン
ゾイルイソオキサゾールは欧州特許公告番号第0418175
号に記載されている。
【0002】本発明は一般式(I):
【0003】
【化6】
【0004】[式中、R1 は、1〜4個の炭素原子を含
有する直鎖若しくは分枝鎖アルキル基又は、場合により
4個までの炭素原子を含有する直鎖若しくは分岐鎖アル
キル基により置換された3若しくは4員シクロアルキル
基を表わし、R2 は、ハロゲン原子、又はR5 、−OR
5 、S(O)m 5 、−O(CH2q −OR5 、−C
2 5 及びニトロから選択される基を表わし、R3
ハロゲン原子、又はR5 、−OR5 、−S(O)m 5
及び−O(CH2 q −OR5 から選択される基を表わ
し、R4 は水素若しくはハロゲン原子、又はR5 、−O
5 、−S(O)m 5 、−O(CH2 q −OR5
びニトロから選択される基を表わし、但し、基R2 、R
3 及びR4 の少くとも1つは−O(CH2 q −OR5
を表わすことを条件とし、R5 は場合により1個以上の
ハロゲン原子により置換された1〜4個の炭素原子を含
有する直鎖又は分岐鎖アルキル基を表わし、mは0、1
又は2を表わし、及びqは1〜3の整数を表わす。]の
4−ベンゾイルイソオキサゾール誘導体を提供する。
【0005】本発明化合物はコッケルバール(cockelbu
r )(Xanthium strumarium )を含む有力な雑草の種属
に対して公知化合物に比較して予想外で高度の除草作用
を示す。
【0006】R3 が−O(CH2 q −OR5 である式
(I)の化合物が好ましい。
【0007】好ましい除草特性をもつ式(I)の化合物
の種類は式中、R2 がハロゲン原子又はR5 、−O
5 、−S(O)m 5 、−CO2 5 及びニトロから
選択される基を表わし、R3 が−O(CH2 q −OR
5 を表わし、R4 が水素若しくはハロゲン原子、又はR
5 、−OR5 、−S(O)m 5 及びニトロから選択さ
れる基を表わし、qが2又は3を表わす、化合物であ
る。
【0008】更に好ましい除草特性をもつ式(I)の化
合物の種類は、次の特徴:R1 がメチル、エチル、1−
メチルエチル、シクロプロピル又は1−メチルシクロプ
ロピル基を表わす;R2 が塩素、臭素若しくは弗素原
子、又はR5 及び−S(O)m 5 から選択される基を
表わす;R4 が塩素、臭素若しくは弗素原子、又はR5
及び−S(O)m 5 から選択される基を表わす;R5
が場合により1個以上のハロゲン原子により置換された
1〜4個の炭素原子を含有する直鎖又は分岐鎖アルキル
基を表わす;の1つ以上を有する化合物である。
【0009】更に好ましい除草特性をもつ式(I)の化
合物の種類は、次の特徴:R1 が1−メチルエチル、1
−メチルシクロプロピル又はシクロプロピル基を表わ
す;R5 がメチル、エチル又はトリフルオロメチル基を
表わす;R2 とR4 が同時に−SO2 CH3 を表わさな
いという条件の下で、基R2 及びR4 の少くとも1つが
−S(O)m CH3 を表わす;qが2を表わす;の1つ
以上を有する化合物である。
【0010】特に好ましい除草特性をもつ一般式(I)
の化合物の種類は、式中、R1 がシクロプロピル基を表
わし、R2 が塩素、臭素若しくは弗素原子、又はメチ
ル、トフルオロメチル及び−S(O)m CH3 から選択
される基を表わし、R3 が−O(CH2 q −OR5
表わし、R4 が塩素、臭素若しくは弗素原子、又はメチ
ル、トリフルオロメチル及び−S(O)m CH3 から選
択される基を表わし、R2 とR4 が同時に−SO2 CH
3 を表わさないという条件の下で、基R2 及びR4 の少
くとも1つが−S(O)m CH3 を表わし、qが2を表
わす、化合物である。
【0011】特に好ましい除草活性をもつ化合物として
は下記のものが挙げられる。
【0012】1. 4−[2,4−ジブロモ−3−(2
−メトキシエトキシ)ベンゾイル]−5−シクロプロピ
ルイソオキサゾール;2. 4−[2−ブロモ−3−
(2−メトキシエトキシ)−4−メチルスルホニルベン
ゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール;3.
4−[2−ブロモ−3−(2−メトキシエトキシ)−
4−メチルスルホニルベンゾイル]−5−(1−メチル
シクロプロピル)イソオキサゾール;4. 4−[2−
ブロモ−3−(2−メトキシエトキシ)−4−メチルス
ルホニルベンゾイル]−5−メチルイソオキサゾール;
5. 4−[2−クロロ−3−(2−メトキシエトキ
シ)−4−メチルスルホニルベンゾイル]−5−シクロ
プロピルイソオキサゾール;6. 4−[2−クロロ−
3−(2−メトキシエトキシ)−4−メチルスルホニル
ベンゾイル]−5−イソプロピルイソオキサゾール;
7. 4−[2−クロロ−3−(2−メトキシエトキ
シ)−4−メチルスルホニルベンゾイル]−5−メチル
イソオキサゾール;8. 4−[2−ブロモ−3−(2
−メトキシエトキシ)−4−メチルスルフェニルベンゾ
イル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール;9.
4−[2−ブロモ−3−(2−メトキシエトキシ)−4
−メチルスルフィニルベンゾイル]−5−シクロプロピ
ルイソオキサゾール;10. 4−[4−ブロモ−3−
(2−メトキシエトキシ)−2−メチルスルホニルベン
ゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール;11.
5−シクロプロピル−4−[2−メチルスルフェニル
−3−(2−メトキシエトキシ)−ベンゾイル]イソオ
キサゾール;12. 5−シクロプロピル−4−[2−メ
チルスルフィニル−3−(2−メトキシエトキシ)−ベ
ンゾイル]イソオキサゾール;及び13. 5−シクロプ
ロピル−4−[2−メチルスルホニル−3−(2−メト
キシエトキシ)−ベンゾイル]イソオキサゾール。
【0013】本書中、後の引用と同定のためこれらの化
合物に番号1〜13を付ける。
【0014】一般式(I)の化合物は、たとえば本書中
後記のような公知方法(即ち従来使用され、又は文献に
記載された方法)の応用又は適用により製造し得る。
【0015】以下の記載中式に現われる記号について特
に定義しない場合、それらは本明細書中の各記号の最初
の定義に従って「本書中前記定義と同じ」と理解された
い。
【0016】以下の方法の説明中、シーケンスは異なる
順序で行い得ること、及び求める化合物を得るため適当
な保護基を必要とし得ることは明白である。
【0017】本発明の特徴として、一般式(I)の化合
物を一般式(II):
【0018】
【化7】
【0019】[式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は本書
中前記と同義であって、Lは離脱基である]の化合物と
ヒドロキシルアミンの塩の反応により製造し得る。塩酸
ヒドロキシルアミンが一般に好ましい。一般的にLはア
ルコキシ、たとえばエトキシ、又はN,N−ジアルキル
アミノ(たとえばジメチルアミノ)である。反応は一般
にエタノール又はアセトニトリルのような溶媒中で、場
合によりトリエチルアミン又は酢酸ナトリウムのような
塩基又は酸受容体の存在下に行われる。
【0020】本発明の別の特徴として、一般式(I)の
化合物は、一般式(III ):
【0021】
【化8】
【0022】[式中、R1 は本書中前記と同義である]
の化合物と一般式(IV):
【0023】
【化9】
【0024】[式中、R2 、R3 及びR4 は本書中前記
と同義である]の化合物の反応により製造し得る。反応
は一般に室温と100 ℃の間の温度で塩化アルミニウムの
ようなルイス酸触媒の存在下に行われる。
【0025】本発明の別の特徴として、一般式(I)の
化合物は、一般式(V):
【0026】
【化10】
【0027】[式中、R1 は本書中前記と同義であっ
て、Yはカルボキシ基若しくはその反応性誘導体(たと
えばカルボン酸塩化物又はカルボン酸エステル)、又は
シアノ基を表わす]の化合物とグリニャール試薬又は有
機リチウム試薬のような適当な有機金属試薬の反応によ
り製造し得る。反応は一般に0°から混合物の還流温度
までの温度でエーテル又はテトラヒドロフランのような
不活性溶媒中で行われる。
【0028】一般式(I)の化合物の製造の中間体は、
公知方法の応用又は適用により製造し得る。
【0029】一般式(II)の化合物は、一般式(VI)
【0030】
【化11】
【0031】[式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は本書
中前記と同義である]の化合物とオルトギ酸トリエチル
のようなオルトギ酸トリアルキル又はジメチルホルムア
ミドジメチルアセタールのようなジメチルホルムアミド
ジアルキルアセタールのどちらかとの反応により製造し
得る。オルトギ酸トリエチルとの反応は一般に無水酢酸
の存在下に混合物の還流温度で行われ、ジメチルホルム
アミドジアルキルアセタールとの反応は場合により不活
性溶媒の存在下に室温から混合物の還流温度までの温度
で行われる。
【0032】反応は一般に−20℃と室温の間の温度でト
ルエン又はジクロロメタンのような不活性溶媒の中でト
リエチルアミンのような有機塩基の存在下に行われる。
【0033】式(VI)の化合物は、式(VII ):
【0034】
【化12】
【0035】[式中、R2 、R3 及びR4 は本書中前記
と同義である]の酸塩化物と式(VIII):
【0036】
【化13】
【0037】[式中、R1 は本書中前記と同義である]
の化合物の金属塩の反応により式(IX):
【0038】
【化14】
【0039】[式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は本書
中前記と同である]の化合物を得、続いてこれを脱炭酸
して式(VI)の化合物を得ることにより製造し得る。一
般に、式(IX)の化合物を生成する反応は低級アルコー
ル、好ましくはメタノールのような溶媒中で、金属、好
ましくはマグネシウムの存在下に実施される。脱炭酸反
応は一般に不活性溶媒、たとえばトルエンの中で、p−
トルエンスルホン酸のような触媒の存在下に式(IX)の
化合物を還流することにより実施される。
【0040】一般式(III )、(IV)、(V)、(VII
)及び(VIII)の中間体は公知であるか又は公知方法
の応用若しくは適用により製造し得る。
【0041】一般式(I)の幾つかの化合物は一般式
(I)の他の化合物の相互転換により製造し得ることは
当業者には明らかであって、このような相互転換は本発
明の更に別の特徴を構成する。このような相互転換の例
については後記する。
【0042】本発明の別の特徴として、mが1又は2で
ある化合物は、mが0である化合物の硫黄原子の酸化に
より製造し得る。硫黄原子の酸化は、−40℃から室温ま
での温度でジクロロメタンのような不活性溶媒中たとえ
ば3−クロロペルオキシ安息香酸を使用して行われるの
が一般的である。
【0043】
【実施例】以下の実施例では一般式(I)の化合物の製
造を説明し、以下の参考例では本発明の中間体の製造を
説明する。本明細書中bpは沸点を意味し、m.p.は
融点を意味する。NMRの文字が出て来る場合、プロト
ン核磁気共鳴スペクトルの特性が続く。
【0044】実施例1 3−シクロプロピル−2−エトキシメチレン−1−[2
−ブロモ−3−(2−メトキシエトキシ)−4−メチル
スルホニルフェニル]プロパン−1,3−ジオン(8.5
g)と塩酸ヒドロキシルアミン(1.77g)の混合物をエ
タノール中で撹拌し、酢酸ナトリウム(1.65g)を添加
した。混合物を室温で終夜撹拌し、次いで蒸発乾固し
た。残留物を酢酸エチルに溶解して水洗し、乾燥(無水
硫酸マグネシウム)して濾過した。濾液を蒸発乾固し
た。残留物をシリカ上でクロマトグラフ処理し、酢酸エ
チルとシクロヘキサンの混合物(1:5)を用いて溶出
し、4−[2−ブロモ−3−(2−メトキシエトキシ)
−4−メチルスルホニルベンゾイル]−5−シクロプロ
ピルイソオキサゾール(化合物2)を黄色油状物(3.3
g)として得た。NMR(CDCl3 ),1.3(2H,m) ,
1.4(2H,m) ,2.6(1H,m),3.3(3H,s) ,3.5(3H,s) ,3.9
(2H,m) ,4.5(2H,m) ,7.3(1H,d) ,8.1(1H,d),8.15(1
H,s)。
【0045】同様に処理して一般式(I)の下記化合物
を製造した。
【0046】
【表1】
【0047】実施例2 5−シクロプロピル−4−[2−ブロモ−3−(2−メ
トキシエトキシ)−4−メチルスルフェニルベンゾイ
ル]イソオキサゾール(1.9 g)のジクロメタン中の溶
液に、温度を約−15℃に保ちながら、3−クロロペルオ
キシ安息香酸(50〜60%)(1.3 g)を添加した。混合
物を−15℃で1時間、それから室温で1時間撹拌した。
溶液をジクロロメタンを用いて希釈し、重亜硫酸ナトリ
ウム(2M)を用いて洗浄し、続いて水洗した。有機層
を乾燥(無水硫酸マグネシウム)して濾過した。濾液を
蒸発乾固した。残留物を乾式カラムフラッシュクロマト
グラフィーにより精製し、酢酸エチルとシクロヘキサン
の混合物(1:5)を用いて溶出し5−シクロプロピル
−4−[2−ブロモ−3−(2−メトキシエトキシ)−
4−メチルスルフィニルベンゾイル]イソオキサゾール
(化合物9)(1.52g)を白色固体、m.p.86.2〜8
7.0℃として得た。
【0048】同様に処理して次の化合物を製造した。
【0049】5−シクロプロピル−4−[2−メチルス
ルフィニル−3−(2−メトキシエトキシ)]ベンゾイ
ルイソオキサゾール(化合物12)、m.p.82〜84℃。
【0050】5−シクロプロピル−4−[2−メチルス
ルホニル−3−(2−メトキシエトキシ)]ベンゾイル
イソオキサゾール(化合物13)、m.p.111 〜114
℃。
【0051】参考例1 無水酢酸中の3−シクロプロピル−1−[2−ブロモ−
3−(2−メトキシエトキシ)−4−メチルスルホニル
フェニル]プロパン−1,3−ジオン(7.5 g)とオル
トギ酸トリエチル(10.3g)混合物を撹拌して還流下に
3時間加熱した。それを蒸発乾固して、残留物をキシレ
ンを用いて処理し、再蒸発して粗製3−シクロプロピル
−1−[2−ブロモ−3−(2−メトキシエトキシ)−
4−メチルスルホニルフェニル]−2−エトキシメチレ
ンプロパン−1,3−ジオン(8.5 g)を暗褐色油状物
として得、これはあらためて精製しなかった。
【0052】同様に処理して、適当に置換した出発物質
から以下の化合物を製造した(ただし、精製せず)。
【0053】
【化15】
【0054】
【表2】
【0055】参考例2 乾燥トルエン中の粗製t−ブチル2−[2−ブロモ−3
−(2−メトキシエトキシ)−4−メチルスルホニルベ
ンゾイル]−3−シクロプロピル−3−オキソプロパノ
アート(10.2g)と4−トルエンスルホン酸(2g)の
混合物を撹拌して、還流下に2時間加熱した。冷却した
混合物を水洗し、乾燥(無水硫酸マグネシウム)して濾
過した。濾液を蒸発乾固して3−シクロプロピル−1−
[2−ブロモ−3−(2−メトキシエトキシ)−4−メ
チルスルホニルフェニル]プロパン−1,3−ジオン
(7.5 g)を褐色油状物として得た。NMR(CDCl
3 ),0.9(4H,m) ,1.5(1H,m) ,3.1(3H,s) ,3.3(3H,
s) ,3.6(2H,t) ,4.2(2H,t),5.7(1H,s) ,7.15(1H,
d),7.8(1H,d) 。
【0056】同様に処理して、適当に置換した出発物質
から下記化合物を製造した。
【0057】
【化16】
【0058】
【表3】
【0059】参考例3 t−ブチル−3−シクロプロピル−3−オキソプロピオ
ナート(4.5 g)とマグネシウム(0.68g)の混合物を
メタノール中で撹拌し、四塩化炭素(1ml)を添加し
て、激しい反応を起させた。混合物を0.25時間撹拌し
て、蒸発乾固した。残留物をアセトニトリルに溶解し
て、2−ブロモ−3−(2−メトキシエトキシ)−4−
メチルスルホニルベンゾイルクロリドのアセトニトリル
(50ml)中の溶液を添加し、得られた混合物を室温で2
時間撹拌した後、終夜放置した。アセトニトリルを減圧
下に除去して、残留物をトルエンに懸濁した。トルエン
懸濁液を2M HClを用いて洗浄し、続いて水洗し
た。得た有機溶液を乾燥(無水硫酸マグネシウム)して
濾過した。濾液を蒸発乾固して、粗製tert−ブチル2−
[2−ブロモ−3−(2−メトキシエトキシ)−4−メ
チルスルホニルベンゾイル]−3−シクロプロピル−3
−オキソプロピオナート(10.27 g)を粗製褐色油状物
として得た。
【0060】同様に処理して下記化合物を製造した。
【0061】
【化17】
【0062】
【表4】
【0063】塩化ベンゾイル類は適当に置換した安息香
酸を還流下に塩化チオニルと共に3時間加熱することに
より製造した。
【0064】参考例4 水(25ml)と工業用メタノール変性酒精(300ml )中に
水酸化カリウム(9.1g)を溶液にして、エチル2−ブ
ロモ−3−(2−メトキシエトキシ)−4−メチルスル
フェニルベンゾアート(24.3g)を添加した。得られた
混合物を還流下に4時間加熱し、次いでそのまま終夜冷
却して室温にした。混合物を蒸発して、残留物を水に溶
解し、エーテルを用いて洗浄した。水性層を2M HC
lを用いてpH1に酸性化し、酢酸エチルを用いて抽出
した。酢酸エチル層を水洗し、乾燥(無水硫酸マグネシ
ウム)して濾過した。濾液を蒸発乾固して2−ブロモ−
3−(2−メトキシエトキシ)−4−メチルスルフェニ
ル安息香酸(19.4g)を白色固体として得た。NMR
(CDCl3 ),2.2(3H,s) ,3.25(3H,s),3.6(2H,t)
,3.8(2H,t) ,7.0(2H,m) 。
【0065】エチル4−ブロモ−3−(2−メトキシエ
トキシ)−2−メチルスルホニルベンゾアートから出発
し、同様に処理して、4−ブロモ−3−(2−メトキシ
エトキシ)−2−メチルスルホニル安息香酸を白色固
体、m.p.156 〜157.8 ℃として製造した。
【0066】参考例5 エチル4−ブロモ−3−(2−メトキシエトキシ)−2
−メチルスルフェニルベンゾアート(5.0 g)を酢酸
(8.0ml )及び無水酢酸(2.0ml )中0℃で撹拌した。
混合物に過酸化水素(11ml)を添加した。混合物を0℃
で1時間、次いで室温で終夜撹拌した。それから混合物
を85℃に1時間加熱した。室温に冷却した後、混合物を
酢酸エチルを用いて希釈し、水洗に続いて硫酸第一鉄を
用いて洗浄し、続いて水洗した。有機抽出物を乾燥(無
水硫酸マグネシウム)して濾過した。濾液を蒸発乾固し
て、エチル−4−ブロモ−3−(2−メトキシエトキ
シ)−2−メチルスルホニルベンゾアート(4.7 g)を
得た。NMR(CDCl3 ),1.8(3H,t) ,3.4(3H,s)
,3.8(3H,s) ,4.15(2H,t),4.3(2H,q) ,4.6(2H,t)
,7.15(H,d) ,7.85(1H,d)。
【0067】参考例6 エチル2,4−ジブロモ−3−(2−メトキシエトキ
シ)ベンゾアート(32.2g)を炭酸カリウム(36g)と
共にDMF(80ml)中で撹拌した。得られた懸濁液に、
DMF(20ml)中のメタンチオール(13ml)の溶液を添
加した。得られた混合物を室温で終夜撹拌した。次いで
エーテルを用いて希釈し、混合物を水洗し、乾燥(無水
硫酸マグネシウム)して濾過した。濾液を蒸発乾固し
た。残留物をシリカ上のカラムクロマトグラフィーによ
り精製し、酢酸エチルとシクロヘキサン(1:20)を用
いて溶出し、エチル4−ブロモ−3−(2−メトキシエ
トキシ)−2−メチルスルフェニルベンゾアート(3.5
g)を油状物して得、これはそれ以上特性を調べなかっ
た。
【0068】参考例7 2−[3−(2−メトキシエトキシ)−2−メチルスル
フェニルフェニル]−4,4−ジメチル−2−オキサゾ
リン(48.7g)を塩酸の3M溶液(700ml )に90℃で添
加した。混合物を90℃で3時間撹拌し、室温に冷却して
酢酸エチルを用いて抽出した。有機抽出物を水洗し、乾
燥(無水硫酸マグネシウム)して濾過した。濾液を蒸発
乾固して、3−(2−メトキシエトキシ)−2−メチル
スルフェニル安息香酸を金色油状物(40.9g)として得
た。NMR(CDCl3 ),2.5(3H,s) ,3.5(3H,s) ,
3.8(2H,m) ,4.3(2H,t) ,7.1(1H,m) ,7.4(1H,m) ,7.
6(1H,m) 。
【0069】参考例8 2−[3−(2−メトキシエトキシ)フェニル]−4,
4−ジメチル−2−オキサゾリン(63.4g)のテトラヒ
ドロフラン中の溶液を不活性雰囲気下に−40℃に冷却し
た。n−ブチルリチウム(122ml の 2.5M溶液)を溶液
に添加した。得られた混合物を−15℃で1時間撹拌し、
次いで−40℃に再冷却した。二硫化ジメチル(52.7g)
を添加し、次いで反応混合物をそのまま室温まで昇温さ
せて、1時間撹拌した。塩化アンモニウム飽和溶液を添
加して混合物をエーテルを用いて抽出した。有機抽出物
を水洗し、乾燥(無水硫酸マグネシウム)して濾過し
た。濾液を蒸発乾固して、残留物をヘキサンから再結晶
し、2−[3−(2−メトキシエトキシ)−2−メチル
スルフェニルフェニル]−4,4−ジメチル−2−オキ
サゾリン(56.5g)を粉末、m.p.44.4〜46.4℃とし
て得た。
【0070】参考例9 N−(2−ヒドロキシ−1,1−ジメチルエチル)−3
−(2−メトキシエトキシ)ベンズアミドを0℃で撹拌
した。塩化チオニル(90ml)を1時間かかって添加し
た。得た溶液を15℃で更に 1.5時間撹拌して、乾燥ジエ
チルエーテルを添加した。過剰の溶媒を真空下に除去し
て、残留物をジエチルエーテルに懸濁し、2M水酸化ナ
トリウム溶液を用いて洗浄し、有機相を分離した。有機
抽出物を水洗し、乾燥(無水硫酸マグネシウム)して濾
過した。濾液を蒸発乾固し、残留物を残した。それを減
圧下に蒸留して2−[3−(2−メトキシエトキシ)フ
ェニル]−4,4−ジメチル−2−オキサゾリン(66
g)(1.5mmHg におけるb.p.164 〜168 °を得た。
【0071】参考例10 2−アミノ−2−メチルプロパン−1−オール(57.6
g)をジクロロメタンに溶解して、0℃に冷却した。ジ
クロロメタン中の3−(2−メトキシエトキシ)ベンゾ
イルクロリド(67.8g)溶液を添加して、溶液を室温で
終夜撹拌し、この時間中に沈澱が形成した。混合物を濾
過して濾液を蒸発乾固し、N−(2−ヒドロキシ−1,
1−ジメチルエチル)−3−(2−メトキシエトキシ)
ベンズアミド(95.9g)をシロップ状液として得た。N
MR:CDCl3 ,1.4(6H,s) ,3.5(3H,s) ,3.65(2H,
s),3.7(2H,t) ,4.2(2H,t) ,5.4(1H,s) ,6.3(1H,s)
,7.0(1H,m) ,7.3(2H,m) 。
【0072】参考例11 3−(2−メトキシエトキシ)安息香酸(72.9g)と塩
化チオニル(119 g)を一緒に還流下に 1.5時間加熱
し、次いで終夜放冷した。塩化チオニルを減圧下に蒸発
させた。残留物を減圧下に蒸留して3−(2−メトキシ
エトキシ)ベンゾイルクロリド(67.7g)、b.p. 1
30℃/0.4mmHg を得た。
【0073】参考例12 2−メトキシエチル3−(2−メトキシエトキシ)ベン
ゾアート(133 g)を工業用メタノール変性酒精と2M
水酸化ナトリウム溶液に溶解し、加熱して 1.5時間還流
した。混合物を冷却させ、氷を添加した。得られた混合
物をエーテルを用いて洗浄し、水性層を塩酸を用いてp
H1に酸性化し、得られた混合物を濾過した。残留物を
水洗いして風乾した。残留物をエーテルと石油エーテル
(b.p.40〜65℃)から再結晶し、3−(2−メトキ
シエトキシ)安息香酸(86g)を白色固体、m.p.7
9.6〜81.8℃として得た。
【0074】参考例13 3−ヒドロキシ安息香酸(73g)をジメチルホルムアミ
ドと炭酸カリウム(160 g)に溶解し、2−クロロエチ
ルメチルエーテル(200 g)と沃化カリウム(8.8 g)
を添加した。混合物を72℃で42時間加熱した。冷却後、
混合物を氷上に注いで、エーテルを用いて抽出した。有
機抽出物を2M水酸化ナトリウム溶液、水、ブラインを
用いて洗浄し、乾燥(無水硫酸マグネシウム)して濾過
した。濾液を蒸発乾固して2−メトキシエチル3−(2
−メトキシエトキシ)ベンゾアート(135.5 g)を得、
それはこれ以上精製しなかった。
【0075】本発明の特徴として、除草に有効な量の、
一般式(I)の少くとも1個のイソオキサゾール誘導体
を地域に散布することから成る、地域の雑草(即ち望ま
ない植生)の成長の制御方法を提供している。この目的
には、イソオキサゾール誘導体は、たとえば本書中後記
のように、除草剤組成物の形態で(即ち、除草剤組成物
での使用に適する相容性の希釈剤若しくは担体及び/又
は界面活性剤と併用して)使用するのが普通である。
【0076】一般式(I)の化合物は、出芽前及び/又
は出芽後散布により双子葉(即ち広葉)及び単子葉(即
ち草)雑草に対して除草活性を示す。「出芽前散布」と
いう用語は、土壌の表面上の雑草の発芽前に雑草の種子
又は芽生えが土中に存在している土壌に対する散布を意
味する。「出芽後散布」という用語は、土壌の表面上に
発生している雑草の気中又は露出部分に対する散布を意
味する。たとえば、一般式(I)の化合物は下記雑草の
成長を制御するために使用し得る。
【0077】公葉雑草、たとえば、Abutilon theophras
tiAmaranthus retroflexusBidens pilosa Chenop
odium album Galium aparineIpomoea 種(たとえば
Ipomoea purpurea),Sesbania exaltata Sinapis ar
vensisSolanum nigrum及びXanthium strumarium ,並
びに イネ科雑草、たとえばAlopecurus myosuroidesAvenaf
atuaDigitaria sanguinalis Echinochloa crus-gal
liSorghum bicolor Eleusine indica 及びSetaria
,(たとえばSetaria faberii 又はSetaria viridis
),並びに カヤツリグサ、たとえば、Cyperus esculentus
【0078】散布される一般式(I)の化合物の量は、
雑草の種類、使用される組成物、散布時期、気候及び土
壌条件並びに(作物生育地区で雑草の成長を制御するた
めに使用する場合)作物の種類に伴って変化する。作物
生育地区に対し散布する場合、散布量は作物に実質的な
永続性被害をもたらすことなく、雑草の成長を制御する
ために十分でなければならない。一般に、これらの要因
を考慮に入れて、1ha当り0.01kg〜4kgの間の活性物質
の散布量が良好な結果を生じる。しかしながら、直面す
る雑草防除の個別の問題に応じて、使用し得る散布量が
上下することを理解しなければならない。
【0079】作物の播種の前後とか作物の出芽の前後
に、作物、たとえば小麦、大麦、エンバク、トウモロコ
シ及び米のような穀物、大豆、ソラマメとツルナシイン
ゲンマメ、エンドウマメ、ムラサキウマゴヤシ、綿、落
花生、亜麻、タマネギ、ニンジン、キャベツ、油料種子
用アブラナ、ヒマワリ、サトウダイコンを栽培するた
め、現在又は将来使用する雑草が害のある地域及び永年
草地又は人口草地に対して、定方向性または無方向性方
法で出芽前又は出芽後散布(例えば定方向性または無方
向性噴霧)により、雑草の成長を選択的に制御するため
に、たとえば本書中前記の種の成長を制御するために一
般式(I)の化合物を使用し得る。作物、たとえば本書
中前記の作物の栽培のため現在使用されている又は将来
使用され、雑草による被害のある地域の雑草の選択的制
御には、1ha当り、0.01kg〜4.0kg 、好ましくは0.01kg
〜2.0kg の間の活性物質の散布量が特に適当である。
【0080】造成された果樹園及び他の樹木生育地区、
たとえば森林及び公園、並びに農園、たとえばサトウキ
ビ園、ギネアアブラヤシ園及びゴム園において、出芽前
又は出芽後散布により雑草、特に前記した雑草の成長を
制御するためにも、一般式(I)の化合物を使用し得
る。この目的には、1ha当り0.25kg〜5.0kg 、好ましく
は0.5kg 〜4.0kg の間の活性物質の散布量で、樹木又は
造林の定植の前又は後に、雑草又はそれらの発生が予想
される土壌に対して、定方向性又は無方向性方法で(た
とえば定方向又は無方向噴霧によって)それらを散布し
得る。
【0081】一般式(I)の化合物は、作物栽培地区で
はないが、それでも雑草の防除が望ましい地域で、雑
草、特に前記した雑草の成長を制御するためにも使用し
得る。
【0082】そのような非作物栽培地区の例には、飛行
場、工業用地、鉄道線路、路肩、河川敷、灌漑等の水
路、低木地及び特に火事の危険を低減するために雑草の
成長を制御することが望まれる休閑地又は未耕地が挙げ
られる。完全な除草効果をしばしば望まれるこのような
目的に使用する場合、前記の作物栽培地区で使用される
よりも更に高い薬量率で活性化合物を散布するのが普通
である。正確な薬量は植生の種類と求める効果により左
右される。
【0083】この目的には、1ha当り1.0kg 〜20.0kgの
間、好ましくは5.0 〜10.0kgの間の有効物質の散布量
で、定方向性又は無方向性方法(たとえば定方向性又は
無方向性噴霧)により出芽前又は後の散布、好ましくは
出芽前散布が適当である。出芽前散布による雑草の成長
を制御するために使用する場合、一般式(I)の化合物
は雑草が発生すると予想される土壌に混和し得る。一般
式(I)の化合物を出芽後散布により、即ち、発生雑草
の気中又は露出部分に対する散布により雑草の成長を制
御するために使用する場合、一般式(I)の化合物は通
常土壌とも接触し、その後土壌中で遅れて発芽する雑草
に対して出芽前制御をも及ぼし得ることは明らかであ
る。
【0084】雑草制御を特に長期間にわたって行なうこ
とが必要な場合、一般式(I)の化合物の散布を必要に
より反復し得る。
【0085】本発明の別の特徴として、1種以上の一般
式(I)のイソオキサゾール誘導体を、1種以上の相容
性で農業上受け入れ得る希釈剤若しくは担体及び/又は
界面活性剤[即ち、雑草剤組成物の使用に適当であると
して当業界で一般的に受け入れられる型であり、かつ一
般式(I)の化合物との相容性がある希釈剤若しくは担
体及び/又は界面活性剤]と一緒に、好ましくはそれら
に均一に分散して含む除草用に適する組成物を提供す
る。「均一分散」という用語は一般式(I)の化合物が
他の成分に溶解する組成物を包含するように使用する。
「除草剤組成物」という用語は広義に使用し、除草剤と
して直ぐ使用し得る組成物のみならず使用前に希釈しな
ければならない濃厚物をも包含する。組成物は0.05〜90
重量%の1種以上の一般式(I)の化合物を含有するの
が好ましい。
【0086】除草剤組成物には希釈剤又は担体と界面活
性(たとえば湿展、分散又は乳化)剤の両方を含有し得
る。本発明の除草剤組成物中に存在し得る界面活性剤
は、イオン又は非イオン型であって、たとえばスルホリ
シノレイン酸塩、第四級アンモニウム誘導体、エチレン
オキシドとアルキル及びポリアリールフェノール(たと
えばノニル−又はオクチル−フェノール)の縮合物を基
剤とする生成物、又はエチレンオキシドと縮合して遊離
ヒドロキシ基のエーテル化により可溶性に変えられたア
ンヒドロソルビトールのカルボン酸エステル、ジノニル
−及びジオクチル−スルホノスクシン酸ナトリウムのよ
うな硫酸エステル及びスルホン酸のアルカリ及びアルカ
リ土金属塩及びリグノスルホン酸ナトリウム及びカルシ
ウムのような高分子量スルホン酸のアルカリ及びアルカ
リ土金属塩並びにアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウ
ム塩であり得る。
【0087】本発明の除草剤組成物は10重量%まで、た
とえば0.05重量%〜10重量%の界面活性剤を含み得るの
が適当であるが、所望により、本発明除草剤組成物は更
に高比率の界面活性剤、たとえば乳化懸濁濃厚物中15重
量%まで、水溶性濃厚物中25重量%までを含み得る。
【0088】適当な固体希釈剤又は担体の例は、珪酸ア
ルミニウム、タルク、焼成マグネシア、キーゼルグー
ル、燐酸三石灰、コルク末、吸収性カーボンブラック、
並びにカオリン及びベントナイトのような粘土である。
固体組成物(粉剤、粒剤又は水和剤の形態をとり得る)
は、一般式(I)の化合物を固体希釈剤と共に磨砕する
ことによるか、又は固体希釈剤又は担体を一般式(I)
の化合物の揮発性溶媒溶液と共に含浸し、溶媒を蒸発し
て、必要な場合生成物を磨砕して粉体を得るようにする
ことによって製造するのが好ましい。粒状製剤は一般式
(I)の化合物(所望により揮発性であり得る適当な溶
媒に溶解する)を粒状形態の固体希釈剤又は担体上に吸
収させ、所望により溶媒を蒸発するか又は前記のように
して得られる粉末形態の組成物を造粒することにより製
造し得る。固体除草剤組成物、特に水和剤及び粒剤には
湿展剤又は分散剤(たとえば前記の型の)を含有し得、
それが固体の場合には希釈剤又は担体としても役立ち得
る。
【0089】本発明の液体組成物は、界面活性剤を混和
し得る、水性、有機性又は水性−有機性の溶液、懸濁液
及び乳濁液の形態をとり得る。液体組成物に混和するの
に適当な液体希釈剤には水、グリコール、テトラヒドロ
フルフリルアルコール、アセトフェノン、シクロヘキサ
ノン、イソホロン、トルエン、キシレン、鉱油、動物油
及び植物油、並びに石油の芳香族及びナフテン系軽質成
分(とそれらの希釈剤の混合物)が挙げられる。液体組
成物に存在し得る界面活性剤はイオン又は非イオン性
(たとえば前記の型の)であり得、液体である場合希釈
剤又は担体としても役立ち得る。
【0090】濃厚物の形態の粉末、分散型粒剤及び液体
組成物は、水又は他の適当な希釈剤たとえば鉱油又は植
物油を用いて希釈し得、特に希釈剤又は担体が油である
液体濃厚物の場合は、直ぐ使用し得る組成物が得られ
る。
【0091】所望により、一般式(I)の化合物の液体
組成物は乳化剤中又は活性物質と相容性のある乳化剤を
含有する溶媒中に溶解した活性物質を含有する自己乳化
濃厚液の形態で使用し得、このような濃厚物に単純に水
を添加して直ぐ使用し得る組成物が得られる。
【0092】希釈剤又は担体が油である液体濃厚物は静
電噴霧法を使用して、更なる希釈をしないで使用し得
る。
【0093】本発明の除草剤組成物には、所望により、
慣用の補助剤、たとえば固着剤、保護コロイド、増粘
剤、浸透剤、分解防止剤、金属イオン封鎖剤、固化防止
剤、着色剤及び腐食抑制剤をも含有し得る。これらの補
助剤は担体又は希釈剤としても役立ち得る。
【0094】別に断らない限り、以下の百分率は重量百
分率である。本発明の好ましい除草剤組成物は下記のも
のである。
【0095】10〜70%の1つ以上の一般式(I)の化合
物、2〜10%の界面活性剤、0.1 〜5%の増粘剤及び15
〜87.9%の水から成る水性懸濁濃厚物。
【0096】10〜90%の1つ以上の一般式(I)の化合
物、2〜10%の界面活性剤及び8〜88%の固体希釈剤又
は担体から成る水和剤。
【0097】10〜90%の1つ以上の一般式(I)の化合
物、2〜40%の炭酸ナトリウム及び0〜88%の固体希釈
剤から成る水溶性又は水分散性粉剤。
【0098】5〜50%(たとえば10〜30%)の1つ以上
の一般式(I)の化合物、5〜25%の界面活性剤、及び
25〜90%(たとえば45〜85%)の水混和性溶媒(たとえ
ばジメチルホルムアミド)、又は水混和性溶媒と水の混
合物から成る液体水溶性濃厚物。
【0099】10〜70%の1つ以上の一般式(I)の化合
物、5〜15%の界面活性剤、0.1 〜5%の増粘剤及び10
〜84.9%の有機溶媒から成る液体乳化性懸濁濃厚物。
【0100】1〜90%(たとえば2〜10%)の1つ以上
の一般式(I)の化合物、0.5 〜7%(たとえば0.5 〜
2%)の界面活性剤及び3〜98.5%(たとえば88〜97.5
%)の粒状担体から成る粒剤、並びに0.05〜90%(好ま
しくは1〜60%)の1つ以上の一般式(I)の化合物、
0.01〜10%(好ましくは1〜10%)の界面活性剤及び9.
99〜99.94 %(好ましくは39〜98.99 %)の有
機溶媒から成る乳化性濃厚物。
【0101】また、本発明の除草剤組成物は、一般式
(I)の化合物を、1種以上の他の農薬活性化合物と、
所望により1種以上の相容性のある農薬として受け入れ
得る希釈剤又は担体、界面活性剤及び前記の慣用の補助
剤と一緒に、好ましくはそれらに均一に分散して含み得
る。本発明の除草剤組成物中に包含され、又はそれと併
用され得る他の農薬活性化合物の例としては、たとえば
防除される雑草種の範囲を増大するために除草剤、たと
えばalachlor[2−クロロ−2,6′−ジエチル−N−
(メトキシ−メチル)−アセトアニリド]、atrazine
[2−クロロ−4−エチルアミノ−6−イソプロピルア
ミノ−1,3,5−トリアジン]、bromoxynil[3,5
−ジブロモ−4−ヒドロキシベンゾニトリル]、chlort
oluron[N′−(3−クロロ−4−メチルフェニル)−
N,N−ジメチル尿素]、cyanazine[2−クロロ−4
−(1−シアノ−1−メチルエチルアミノ)−6−エチ
ルアミノ−1,3,5−トリアジン]、2,4−D
[2,4−ジクロロフェノキシ−酢酸]、dicamba
[3,6−ジクロロ−2−メトキシ安息香酸]、difenz
oquat [1,2−ジメチル−3,5−ジフェニル−ピラ
ゾリウム塩]、flampropmethyl[メチルN−2−(N−
ベンゾイル−3−クロロ−4−フルオロアニリノ)−プ
ロピオナート]、fluometuron [N′−(3−トリフル
オロ−メチルフェニル)−N,N−ジメチル尿素]、is
oproturon [N′−(4−イソプロピルフェニル)−
N,N−ジメチル尿素]、殺虫剤、たとえば合成ピレス
ロイド、たとえばpermethrin及びcypermethrin、並びに
殺菌剤、たとえばカルバミン酸エステル、たとえばメチ
ルN−(1−ブチル−カルバモイル−ベンズイミダゾー
ル−2−イル)カルバマート、及びトリアゾールたとえ
ば1−(4−クロロ−フェノキシ)−3,3−ジメチル
−1−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−ブタ
ン−2−オンが挙げられる。
【0102】本発明の除草剤組成物、たとえば前記の組
成物に包含され、又はそれらと併用され得、かつ酸であ
る農薬活性化合物及び他の生物活性物質は、所望により
慣用の誘導体、たとえばアルカリ金属塩及びアミン塩並
びにエステルの形態で使用し得る。
【0103】本発明の別の特徴として、少くとも1つの
一般式(I)のイソオキサゾール誘導体を含む製造品又
は好ましくは前記の除草剤組成物及び好ましくは一般式
(I)の1つ以上の誘導体用の容器内の少くとも1つの
一般式(I)のイソオキサゾール誘導体又は前記除草剤
組成物及びその中に収納される一般式(I)の前記の1
つ以上の誘導体を雑草の成長の制御に使用する仕方を説
明する、前記容器に物理的に結合した使用説明書から成
る、使用前に希釈しなければならない除草剤濃厚物が提
供される。容器は通常の周囲温度で固体である化学物質
と特に濃厚物の形態の除草剤組成物の貯蔵に慣用される
型式であり、たとえば内部をラッカー塗装し得る金属及
びプラスチック材料のかんとドラム、ガラスやプラスチ
ックの瓶、並びに容器の内容物が固体、たとえば粒状除
草剤組成物である場合、たとえばボール紙、プラスチッ
ク材料及び金属の箱又は袋であるのが普通である。容器
は雑草の成長を制御するため少くとも1エーカーの土地
を処理するのに十分な量のイソオキサゾール誘導体又は
除草剤組成物を中に収納する十分な容量であるのが普通
であるが、慣用の取扱い方法に便利な寸法を超えること
はない。使用説明書は、たとえば直接容器上又はそれに
固着した貼り紙又は札に印刷することにより物理的に容
器と結合する。使用法には、容器の内容物が、必要なら
ば希釈後に、前記の仕方と目的で1ha当り0.01kgと20kg
の間の活性物質の散布量で雑草の成長の制御に使用する
ように指示するのが普通である。
【0104】以下の実施例により本発明の除草剤組成物
について説明する。
【0105】実施例C1 可溶性濃厚物を次の配合から調製した。
【0106】 有効成分(化合物1) 20% w/v 水酸化カリウム33%w/v溶液 10% v/v テトラヒドロフルフリルアルコール(THFA) 10% v/v 水 容積 100まで加える THFA、有効成分(化合物1)及び水の体積の90%を
撹拌して、水酸化カリウム溶液をゆっくり添加し、安定
したpH7〜8が得られるようにした後、水を用いて容
積を調整して製造する。
【0107】イソオキサゾール(化合物1)を一般式
(I)の他の化合物で置換えることにより前記と同じよ
うにして同様な可溶性濃厚物を製造し得る。
【0108】実施例C2 水和剤を以下の配合により製造した。
【0109】 有効成分(化合物1) 50% w/w ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 3% w/w リグノスルホン酸ナトリウム 5% w/w ホルムアルデヒドアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム 2% w/w 極微小二酸化珪素 3% w/w及 び 白陶土 37% w/w 前記成分を一緒に混合して、混合物をエアジェットミル
で粉砕することにより製造する。
【0110】イソオキサゾール(化合物1)を一般式
(I)の他の化合物を用いて置換えることにより前記と
同じようにして同様な水和剤を製造し得る。
【0111】実施例C3 水溶性粉末を次の配合により製造した。
【0112】 有効成分(化合物1) 50% w/w ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1% w/w 極微小二酸化珪素 2% w/w 重炭酸ナトリウム 47% w/w 前記成分を混合してハンマーミルで前記混合物を粉砕す
ることにより製造する。
【0113】イソオキサゾール(化合物1)を一般式
(I)の他の化合物で置換えることにより前記と同じよ
うにして同様の水溶性粉末を製造し得る。
【0114】本発明の化合物を以下の操作により除草用
に使用した。
【0115】除草性化合物の使用の方法 a)一般的事項 植物を処理するために使用する適当な量の化合物をアセ
トンに溶解して1ha当り4000gまでの供試化合物(g/
ha)の散布量に相当する溶液を得た。これらの溶液を標
準的な実験室用除草剤噴霧器から散布して1ha当り290
lの噴霧流体の相当量を供給した。
【0116】b)雑草制御:出芽前 70mm正方形、深さ75mmのプラスチックポットに種子を未
滅菌土壌中に播いた。ポット毎の種子の量は下記の通り
であった。
【0117】雑草種 ポット毎の種子の概数 1)広葉雑草 Abutilon theophrasti 10 Amaranthus retroflexus 20 Galium aparine 10 Ipomoea purpurea 10 Sinapis arvensis 15 Xanthium strumarium 2 2)イネ科雑草 Alopecurus myosuroides 15 Avena fatua 10 Echinochloa crus-galli 15 Setaria viridis 20 3)カヤツリグサ Cyperus esculentus 3作物 1)広葉 綿 3 大豆 3 2)イネ科 トウモロコシ 2 コメ 6 コムギ 6 本発明化合物を(a)に記載のように種子を含有する土
壌表面に散布した。噴霧しない対照とアセトン単独を用
いて噴霧した対照を用い、各作物と各雑草の1個のポッ
トを各処理に割当てた。
【0118】処理後ットをガラス室に入れた毛管マット
上に置き、樹上灌水した。作物の被害の視覚による評価
を噴霧後20〜24日で行った。結果は対照ポットの植物と
比較して、作物又は雑草に対する成長又は被害の低下百
分率として表わした。
【0119】c)雑草防除:出芽後 芽ばえ期に仮植して噴霧の1週間前にポットに移植した
Amaranthus以外は、雑草と作物を深さ75mm、70mm正方形
のポットのJohn Innes鉢植え堆肥に直播した。次いで植
物を処理する化合物を用いて噴霧する準備ができるま
で、温室で生育した。ポット毎の植物の数は次の通りで
あった。
【0120】 1)広葉雑草 雑草種 ポット毎の植物数 成長段階 Abutilon theophrasti 3 1〜2葉 Amaranthus retroflexus 4 1〜2葉 Galium aparine 3 第1旋毛 Ipomoea purpurea 3 1〜2葉 Sinapis arvensis 4 2葉 Xanthium strumarium 1 2〜3葉 2)イネ科雑草 雑草種 ポット毎の植物数 成長段階 Alopecurus myosuroides 8〜12 1〜2葉 Avena fatua 12〜18 1〜2葉 Echinochloa crus-galli 4 2〜3葉 Setaria viridis 15〜25 1〜2葉 3)カヤツリグサ 雑草種 ポット毎の植物数 成長段階 Cyperus esculentus 3 3葉 1)広葉 作物 ポット毎の植物数 成長段階 綿 2 1葉 大豆 2 2葉 2)イネ科 作物 ポット毎の植物数 成長段階 トウモロコシ 2 2〜3葉 米 4 2〜3葉 小麦 5 2〜3葉 植物を処理するために使用する化合物は(a)に記載し
たように植物に散布した。各作物及び雑草種の1個だけ
のポットを各処理に割当て、噴霧しない対照とアセトン
単独を噴霧した対照を用いた。
【0121】処理後、ポットをガラス室内の毛管マット
上に置いて、24時間後1回樹上灌水し、次いで制御副次
灌水した。作物被害と雑草防除の視覚による評価を噴霧
後20〜24日で行った。結果は、対照ポットの植物と比較
して、作物又は雑草に対する成長又は被害の低下百分率
として表わした。
【0122】本発明化合物は、4kg/ha以下で使用する
と、作物の耐性と共に前記実験に使用した雑草に対して
卓抜した水準の除草活性を示した。
【0123】1000g/haで出芽前又は出芽後に散布した
場合、化合物1〜13は少くとも1つの雑草種の成長にお
いて少くとも90%の低下をもたらした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール・アルフレツド・ケイン イギリス国、エセツクス・シー・エム・ 5・オー・エイチ・ダブリユ、オンガー、 フアイフイールド・ロード、ローヌ−プー ラン・アグリカルチヤー・リミテツド気付 (番地なし) (72)発明者 スーザン・メアリー・クランプ イギリス国、エセツクス・シー・エム・ 5・オー・エイチ・ダブリユ、オンガー、 フアイフイールド・ロード、ローヌ−プー ラン・リミテツド気付(番地なし)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 [式中、 R1 は、1〜4個の炭素原子を含有する直鎖若しくは分
    枝鎖アルキル基又は、場合により4個までの炭素原子を
    含有する直鎖若しくは分岐鎖アルキル基により置換され
    た、3若しくは4員シクロアルキル基を表わし、 R2 は、ハロゲン原子、又はR5 、−OR5 、S(O)
    m 5 、−O(CH2q −OR5 、−CO2 5 及び
    ニトロから選択される基を表わし、 R3 はハロゲン原子、又はR5 、−OR5 、−S(O)
    m 5 及び−O(CH2 q −OR5 から選択される基
    を表わし、 R4 は水素若しくはハロゲン原子、又はR5 、−O
    5 、−S(O)m 5 、−O(CH2 q −OR5
    びニトロから選択される基を表わし、 但し、基R2 、R3 及びR4 の少くとも1つは−O(C
    2 q −OR5 を表わすことを条件とし、 R5 は場合により1個以上のハロゲン原子により置換さ
    れた、1〜4個の炭素原子を含有する直鎖又は分岐鎖ア
    ルキル基を表わし、 mは0、1又は2を表わし、そして qは1〜3の整数
    を表わす]の4−ベンゾイルイソオキサゾール誘導体。
  2. 【請求項2】 R3 が−O(CH2 q −OR5 を表わ
    すことを特徴とする請求項1に記載の化合物。
  3. 【請求項3】 R2 がハロゲン原子又はR5 、−O
    5 、−S(O)m 5、−CO2 5 及びニトロから
    選択される基を表わし、 R3 が−O(CH2 q −OR5 を表わし、 R4 が水素若しくはハロゲン原子、又はR5 、−O
    5 、−S(O)m 5 及びニトロから選択される基を
    表わし、 qが2又は3を表わすことを特徴とする請求項1又は2
    に記載の化合物。
  4. 【請求項4】 次の特徴:R1 がメチル、エチル、1−
    メチルエチル、シクロプロピル又は1−メチルシクロプ
    ロピル基を表わす;R2 が塩素、臭素若しくは弗素原
    子、又はR5 及び−S(O)m 5 から選択される基を
    表わす;R4 が塩素、臭素若しくは弗素原子、又はR5
    及び−S(O)m 5 から選択される基を表わす;R5
    が場合により1個以上のハロゲン原子により置換され
    た、1〜4個の炭素原子を含有する直鎖又は分岐鎖アル
    キル基を表わす;の1つ以上を有する請求項1、2又は
    3項に記載の化合物。
  5. 【請求項5】 次の特徴:R1 が1−メチルエチル、1
    −メチルシクロプロピル又はシクロプロピル基を表わ
    す;R5 がメチル、エチル又はトリフルオロメチル基を
    表わす;R2 とR4 が同時に−SO2 CH3 を表わさな
    いという条件の下で、基R2 及びR4 の少くとも1つが
    −S(O)m CH3 を表わす;qが2を表わす;の1つ
    以上を有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の化合
    物。
  6. 【請求項6】 R1 がシクロプロピル基を表わし、 R2 が塩素、臭素若しくは弗素原子、又はメチル、トリ
    フルオロメチル及び−S(O)m CH3 から選択される
    基を表わし、 R3 が−O(CH2 q −OR5 を表わし、 R4 が塩素、臭素若しくは弗素原子、又はメチル、トリ
    フルオロメチル及び−S(O)m CH3 から選択される
    基を表わし、 R2 とR4 が同時に−SO2 CH3 を表わさいなという
    条件の下で、基R2 及びR4 の少くとも1つが−S
    (O)m CH3 を表わし、 qが2を表わすことを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か一項に記載の化合物。
  7. 【請求項7】4−[2,4−ジブロモ−3−(2−メト
    キシエトキシ)ベンゾイル]−5−シクロプロピルイソ
    オキサゾール;4−[2−ブロモ−3−(2−メトキシ
    エトキシ)−4−メチルスルホニルベンゾイル]−5−
    シクロプロピルイソオキサゾール;4−[2−ブロモ−
    3−(2−メトキシエトキシ)−4−メチルスルホニル
    ベンゾイル]−5−(1−メチルシクロプロピル)イソ
    オキサゾール;4−[2−ブロモ−3−(2−メトキシ
    エトキシ)−4−メチルスルホニルベンゾイル]−5−
    メチルイソオキサゾール;4−[2−クロロ−3−(2
    −メトキシエトキシ)−4−メチルスルホニルベンゾイ
    ル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール;4−[2
    −クロロ−3−(2−メトキシエトキシ)−4−メチル
    スルホニルベンゾイル]−5−(1−メチルエチル)イ
    ソオキサゾール;4−[2−クロロ−3−(2−メトキ
    シエトキシ)−4−メチルスルホニルベンゾイル]−5
    −メチルイソオキサゾール;4−[2−ブロモ−3−
    (2−メトキシエトキシ)−4−メチルスルフェニルベ
    ンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール;4
    −[2−ブロモ−3−(2−メトキシエトキシ)−4−
    メチルスルフィニルベンゾイル]−5−シクロプロピル
    イソオキサゾール;4−[4−ブロモ−3−(2−メト
    キシエトキシ)−2−メチルスルホニルベンゾイル]−
    5−シクロプロピルイソオキサゾール;5−シクロプロ
    ピル−4−[2−メチルスルフェニル−3−(2−メト
    キシエトキシ)−ベンゾイル]イソオキサゾール;5−
    シクロプロピル−4−[2−メチルスルフィニル−3−
    (2−メトキシエトキシ)−ベンゾイル]イソオキサゾ
    ール;又は5−シクロプロピル−4−[2−メチルスル
    ホニル−3−(2−メトキシエトキシ)−ベンゾイル]
    イソオキサゾール。である、請求項1又は2に記載の化
    合物。
  8. 【請求項8】 (a)一般式(II): 【化2】 [式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は請求項1と同義で
    あって、Lは離脱基である]の化合物とヒドロキシルア
    ミンの塩の反応; (b)一般式(III ): 【化3】 [式中、R1 は請求項1と同義である]の化合物と一般
    式(IV): 【化4】 [式中、R2 、R3 及びR4 は請求項1と同義である]
    の化合物の反応;又は (c)一般式(V): 【化5】 [式中、R1 は請求項1と同義であって、Yはカルボキ
    シ基若しくはその反応性誘導体、又はシアノ基を表わ
    す]の化合物と適当な有機金属試薬の反応;から成る請
    求項1と同義の一般式(I)の化合物の製造方法。
  9. 【請求項9】 農業で受け入れられる希釈剤若しくは担
    体及び/又は界面活性剤と併用して、請求項1〜7のい
    ずれか一項に記載の一般式(I)の除草に有効な量の4
    −ベンゾイルイソオキサゾール誘導体を有効成分として
    含む除草剤組成物。
  10. 【請求項10】 請求項1〜7のいずれか一項に記載の
    一般式(I)の、除草に有効な量の4−ベンゾイルイソ
    オキサゾール誘導体を、地域に散布することから成る地
    域の雑草の成長の制御方法。
  11. 【請求項11】 地域が作物の生育に現在又は将来使用
    される地区であって、化合物がha当り0.01kg〜4.0kg の
    散布量で散布される請求項10に記載の方法。
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