JPH08506115A - 新規除草剤 - Google Patents

新規除草剤

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JPH08506115A JP6517609A JP51760994A JPH08506115A JP H08506115 A JPH08506115 A JP H08506115A JP 6517609 A JP6517609 A JP 6517609A JP 51760994 A JP51760994 A JP 51760994A JP H08506115 A JPH08506115 A JP H08506115A
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    • C07D261/18Carbon atoms having three bonds to hetero atoms, with at the most one bond to halogen

Abstract

(57)【要約】 本発明は式(I): [式中、Rは水素又は−CO25を表し;R1はアルキル、シクロプロピル又は1−メチルシクロプロピルを表し;R2は塩素、臭素;任意に置換されたアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ;−S(O)p61、ニトロ又はシアノを表し;R3は−S(O)n6を表し;R4は水素、フッ素、塩素、臭素;任意に置換されたアルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ;−S(O)q61、ニトロ、シアノ又は−CO252を表し;R5及びR61は同一でも異なってもよく、各々アルキル又はハロアルキルを表し;R51はアルキル又はハロアルキルを表し;R52はアルキルを表し;R6は1個以上のハロゲンにより任意に置換されたアルキル、アルケニル又はアルキニルを表し;n、p及びqは同一でも異なってもよく、各々0、1又は2を表す]の新規4−ベンゾイルイソオキサゾール誘導体及び除草剤としてのその使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】4−ベンゾイルイソオキサゾール誘導体及び除草剤としてのその使用 発明の属する技術分野 本発明は新規4−ベンゾイルイソオキサゾール誘導体、該誘導体を含有する組 成物、その製造方法、その製造における中間体及び除草剤としてのその使用に関 する。背景技術 除草特性を有する4−ベンゾイルイソオキサゾールはヨーロッパ特許第041 8175号明細書に記載されている。発明の説明 本発明は、有益な除草特性を有する式(I): [式中、 Rは水素原子又は−CO25基を表し; R1は炭素原子数3個までの直鎖もしくは分枝鎖アルキ ル基、シクロプロピル又は1−メチルシクロプロピルを表し; R2は塩素もしくは臭素原子;1個以上のハロゲン原子もしくは1個以上の− OR51基により任意に置換された炭素原子数4個までの直鎖もしくは分枝鎖アル キル基;1個以上のハロゲン原子により任意に置換された炭素原子数4個までの 直鎖もしくは分枝鎖アルコキシ基;又は−S(O)p61、ニトロ及びシアノか ら選択される基を表し; R3は−S(O)n6基を表し; R4は水素、フッ素、塩素もしくは臭素原子;1個以上のハロゲン原子もしく は1個以上の−OR51基により任意に置換された炭素原子数4個までの直鎖もし くは分枝鎖アルキル基;1個以上のハロゲン原子により任意に置換された炭素原 子数4個までの直鎖もしくは分枝鎖アルコキシ基;又は−S(O)q61、ニト ロ、シアノ及び−CO252から選択される基を表し; R5及びR61は同一でも異なってもよく、各々1個以上のハロゲン原子により 任意に置換された炭素原子数6個までの直鎖又は分枝鎖アルキル基を表し; R51は1個以上のハロゲン原子により任意に置換された 炭素原子数4個までの直鎖又は分枝鎖アルキル基を表し; R52は炭素原子数4個までの直鎖又は分枝鎖アルキル基を表し; R6は1個以上のハロゲン原子により任意に置換された炭素原子数6個までの 直鎖又は分枝鎖アルキル、アルケニル又はアルキニル基を表し; n、p及びqは同一でも異なってもよく、各々0、1又は2を表し; 但しR2が−S(O)p61を表すとき、n及びpの一方は0を表す] の4−ベンゾイルイソオキサゾール誘導体を提供する。 更に、場合によりR、R1、R2、R3、R4、R5、R51、R52、R6及びR61基 の選択次第で光学異性体が形成される場合もある。本発明はこのような全形態を 包含する。 本発明の化合物はその活性の所定の側面、例えばエノコログサ属(Setar ia viridis 及びSetaria faberii)、イヌビエ(Ec hinochloa crus−galli )、カラスムギ属(Avena f atua )及びblackgrass(Alopercurus myosur oides )を含む主要雑 草の防除や、所定の主要作物におけるその選択性において公知化合物に優る利点 を示す。発明の詳細な説明 式(I)の化合物の1好適類は、 R2が塩素もしくは臭素原子;1個以上のハロゲン原子により任意に置換され た炭素原子数4個までの直鎖もしくは分枝鎖アルキル基;1個以上のハロゲン原 子により任意に置換された炭素原子数4個までの直鎖もしくは分枝鎖アルコキシ 基;又は−S(O)p61基を表し; R4が水素、フッ素、塩素もしくは臭素原子;1個以上のハロゲン原子により 任意に置換された炭素原子数4個までの直鎖もしくは分枝鎖アルキル基;1個以 上のハロゲン原子により任意に置換された炭素原子数4個までの直鎖もしくは分 枝鎖アルコキシ基;又は−S(O)q61基を表し; R61が炭素原子数4個までの直鎖又は分枝鎖アルキル基を表し; R5が炭素原子数6個までの直鎖又は分枝鎖アルキル基を表し; R52がメチル又はエチル基を表し; R6が炭素原子数4個までの直鎖又は分枝鎖アルキル、アルケニル又はアルキ ニル基を表し; R2が−S(O)p61を表すとき、R4が−S(O)q61以外の基を表す 化合物である。 式(I)の化合物の別の好適類は、 R1がシクロプロピル基を表し; R2が塩素もしくは臭素原子;1個以上のハロゲン原子により任意に置換され た炭素原子数1もしくは2個のアルキル基;1個以上のハロゲン原子により任意 に置換された炭素原子数1もしくは2個のアルコキシ基;又は−S(O)p61 基を表し; R4がフッ素、塩素もしくは臭素原子;1個以上のハロゲン原子により任意に 置換された炭素原子数1もしくは2個のアルキル基;1個以上のハロゲン原子に より任意に置換された炭素原子数1もしくは2個のアルコキシ基;又は−S(O )q61基を表し; R61がメチル又はエチル基を表し; R5が炭素原子数6個までの直鎖又は分枝鎖アルキル基を表し; R51がメチル又はエチル基を表し; R52がメチル又はエチル基を表し; R6がメチル又はエチル基を表し; R2が−S(O)p61を表すとき、R4が−S(O)q61以外の基を表す 化合物である。 式(I)の特に重要な化合物を以下に挙げる。 1.4−[2,3−ビス(メチルスルフェニル)−4−クロロベンゾイル]−5 −シクロプロピルイソオキサゾール; 2.4−[4−クロロ−3−(メチルスルフェニル)−2−(メチルスルホニル )ベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 3.5−シクロプロピル−4−[2,4−ジクロロ−3−(メチルスルホニル) ベンゾイル]イソオキサゾール; 4.5−シクロプロピル−4−[3,4−ビス(メチルスルフェニル)−2−ト リフルオロメチルベンゾイル]イソオキサゾール; 5.5−シクロプロピル−4−[3−(メチルスルフェニル)−4−(メチルス ルホニル)−2−トリフルオロメチ ルベンゾイル]イソオキサゾール; 6.5−シクロプロピル−4−[3,4−ビス(メチルスルホニル)−2−トリ フルオロメチルベンゾイル]イソオキサゾール; 7.4−[4−クロロ−3−(メチルスルフェニル)−2ートリフルオロメチル ベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 8.4−[4−クロロ−2−(メチルスルホニル)−3−(プロプ−2−エニル スルフェニル)ベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 9.4−[4−ブロモ−3−(メチルスルフェニル)−2−(メチルスルホニル )ベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 10.4−[2,3−ビス(メチルスルフェニル)−4−ブロモベンゾイル]− 5−シクロプロピルイソオキサゾール; 11.4−[4−クロロ−3−(メチルスルホニル)−2−トリフルオロメチル ベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 12.4−[4−クロロ−3−(メチルスルフィニル)− 2−トリフルオロメチルベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 13.5−シクロプロピル−4−[2−メチル−3−(メチルスルフェニル)− 4−(メチルスルホニル)ベンゾイル]イソオキサゾール; 14.4−[3,4−ビス(メチルスルホニル)−2−メチルベンゾイル]−5 −シクロプロピルイソオキサゾール; 15.5−シクロプロピル−4−[2−メチル−3−(メチルスルフィニル)− 4−(メチルスルホニル)ベンゾイル]イソオキサゾール; 16.4−[2,3−ビス(メチルスルフェニル)−4−クロロベンゾイル]− 5−シクロプロピルイソオキサゾール−3−カルボン酸エチル; 17.4−[4−クロロ−3−(エチルスルフェニル)−2−(メチルスルフェ ニル)ベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 18.4−[4−クロロ−3−(クロロメチルスルフェニル)−2−メトキシベ ンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 19.4−[4−クロロ−3−(クロロメチルスルフィニル)−2−メトキシベ ンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 20.4−[4−クロロ−3−(クロロメチルスルホニル)−2−メトキシベン ゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 21.4−[4−クロロ−2−(メチルスルフェニル)−3−(プロピルスルフ ェニル)ベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 22.4−[4−クロロ−3−(1−メチルエチルスルフェニル)−2−(メチ ルスルフェニル)ベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール。 これらの化合物を以下に引用する際には番号1〜22で指定する。 式(I)の化合物は例えば以下に記載するような公知方法(即ち従来使用され ているか又は文献中に記載されている方法)を適用又は応用することにより製造 することができる。 以下の説明において式中の符号を特に定義しない場合には、明細書中の各符号 の最初の定義に従って「上記と同義」 であると理解されたい。 以下の製法の説明において工程は順序を変えて実施してもよく、所望の化合物 に達するために適切な保護基が必要な場合もあると理解されたい。 本発明の1特徴によると、Rが水素を表す式(I)の化合物は、式(II): (式中、Lは離脱基であり、R1、R2、R3及びR4は上記と同義である)の化合 物をヒドロキシルアミン又はヒドロキシルアミンの塩と反応させることにより製 造することができる。ヒドロキシルアミン塩酸塩が一般に好適である。一般にL はアルコキシ(例えばエトキシ)、又はN,N−ジアルキルアミノ(例えばN, N−ジメチルアミノ)である。反応は一般に、0〜100℃の温度で塩基又は酸 受容体(例えばトリエチルアミン又は酢酸ナトリウム)の任意存在下で有機溶媒 (例えばエタノール又はアセトニトリル) 中、又は好ましくは1:99〜99:1の有機溶媒:水比の水混和性有機溶媒と 水の混合物中で実施する。 本発明の別の特徴によると、Rが水素を表す式(I)の化合物は、式(III) : [式中、R1は上記と同義であり、Yはカルボキシ基又はその反応性誘導体(例 えばカルボン酸塩化物又はカルボン酸エステル)、又はシアノ基を表す]の化合 物をグリニャール試薬又はオルガノリチウム試薬等の適当な有機金属試薬と反応 させることにより製造することができる。反応は一般に、0℃〜混合物の還流温 度でエーテル又はテトラヒドロフラン等の不活性溶媒中で実施される。 本発明の別の特徴によると、Rが−CO25基を表し、nが0又は2を表し、 R2がR21を表し、R21はpが0又は2であるという条件下でR2と同義であり 、R4がR41基を表し、R41はpが0又は2であるという条件下でR4と同義であ る式(I)の化合物は、式(IV): (式中、R1、R21、R3及びR41は上記と同義であり、nは0又は2であり、P はN,N−ジアルキルアミノ等の離脱基である)の化合物を式:R52CC(Z )=NOH(式中、R5は上記と同義であり、Zはハロゲン原子である)の化合 物と反応させることにより製造することができる。一般に、Zは塩素又は臭素で ある。反応は一般に、塩基(例えばトリエチルアミン)又は触媒(例えば4Å分 子篩又はフッ素イオン)の存在下で不活性溶媒(例えばトルエン又はジクロロメ タン)中で実施される。 本発明の別の特徴によると、Rが−CO24基を表し、nが0又は2であり、 R2が上記R21を表し、R4が上記R41を表す式(I)の化合物は、式(V): (式中、R1、R21、R3及びR41は上記と同義であり、nは0又は2である)の 化合物を式:R52CC(Z)=NOH(式中、Z及びR5は上記と同義である )の化合物と反応させることにより製造することができる。反応は一般に、塩基 (例えばトリエチルアミン)又は触媒(例えば4Å分子篩又はフッ素イオン)の 任意存在下で不活性溶媒(例えばトルエン又はジクロロメタン)中で実施される 。反応は室温〜混合物の還流温度で実施することができる。 本発明の別の特徴によると、Rが−CO25を表し、nが0又は2であり、R2 が上記R21を表し、R4が上記R41を表す式(I)の化合物は、式(VI): (式中、R1、R21、R3及びR41は上記と同義であり、nは0又は2である)の 化合物の塩を式:R52CC(Z)=NOH(式中、R5及びZは上記と同義で ある)の化合物と反応させることにより製造することができる。好適塩としては 、ナトリウム又はマグネシウム塩を挙げることができる。反応は不活性溶媒(例 えばジクロロメタン又はアセトニトリル)中で室温〜混合物の還流温度で実施す ることができる。 式(I)の化合物の製造における中間体は公知方法の適用又は応用により製造 することができる。 式(II)の化合物は、式(VI)の化合物をオルトギ酸トリアルキル(例えばオ ルトギ酸トリエチル)又はジメチルホルムアミドジアルキルアセタール(例えば ジメチルホルムアミドジメチルアセタール)と反応させることにより製造するこ とができる。 オルトギ酸トリエチルとの反応は、混合物の還流温度で無水酢酸の存在下で実 施することができ、ジメチルホルムアミドジアルキルアセタールとの反応は室温 〜混合物の還流温度で不活性溶媒の任意存在下で実施する。 式(IV)の化合物は、式(VII)の化合物を式(VIII): (式中、R1、R21、R3、R41及びPは上記と同義であり、nは0又は2である )の塩化ベンゾイルと反応させることにより製造することができる。反応は一般 に−20℃〜室温までの温度でトルエン又はジクロロメタン等の不活性溶媒中で トリエチルアミン等の有機塩基の存在下で実施される。 式(V)の化合物は、式(IX): R1C≡CH (IX) (式中、R1は上記と同義である)のアセチレンの金属化後、こうして得られた 金属塩を式(VIII)の塩化ベンゾイルと反応させることにより製造することがで きる。金属化は一般に、−78℃〜0℃で不活性溶媒(例えばエーテル又はテト ラヒドロフラン)中でn−ブチルリチウムを使用して実施する。その後の塩化ベ ンゾイルとの反応は、−78℃〜室温で同一溶媒中で実施する。 式(VI)の化合物を製造するには、式(VIII)の酸塩化物を式(X): (式中、R1は上記と同義である)の化合物の金属塩と反応させ、式(XI): (式中、R1、R21、R3及びR41は上記と同義であり、nは0又は2である)の 化合物を得た後、該化合物を脱カルボキシル化して式(VI)の化合物を得る。式 (X)の化合物の金属塩を製造するための反応は一般に溶媒(例えば低級アルコ ール、好ましくはメタノール)中で実施する。好ましくは金属はマグネシウムで ある。次いで式(X)の化合物の金属塩をトルエン又はアセトニトリル等の不活 性溶 媒中で式(VIII)の酸塩化物と反応させる。脱カルボキシル化は一般に、不活性 溶媒(例えばトルエン)中で触媒(例えばパラトルエンスルホン酸)の存在下で 式(XI)の化合物を還流させることにより実施される。 式(VIII)の酸塩化物は、混合物の還流温度で式(VII): (式中、R21、R3及びR41は上記と同義であり、nは0又は2である)の安息 香酸を塩素化剤(例えば塩化チオニル)と反応させることにより製造することが できる。 式(III)、(VII)、(IX)、(X)及び(XII)の中間体は公知であるし、 公知方法の適用又は応用により製造することもできる。 式(I)のある種の化合物が式(I)の他の化合物の相互変換により製造する ことができ、このような相互変換も本発明の更に別の特徴を構成することは当業 者に理解されよう。このような相互変換の例を以下に記載する。 本発明の別の特徴によると、pが1又は2であり、及び /又はqが1又は2である化合物は、p及び/又はqが0又は1である対応する 化合物の硫黄原子の酸化により製造することができる。硫黄原子の酸化は、一般 に−40℃〜室温でジクロロメタン等の不活性溶媒中で例えば3−クロロペルオ キシ安息香酸を使用して実施される。 以下の実施例は式(I)の化合物の製造を説明するものであり、参考例は本発 明の中間体の製造を説明するものである。本明細書中、b.p.は沸点を意味し 、m.p.は融点を意味し、cPrはシクロプロピルを意味する。実施例1 エタノール中の1−[2,3−ビス(メチルスルフェニル)−4−クロロフェ ニル]−3−シクロプロピル−2−エトキシメチレンプロパン−1,3−ジオン (4.1g)及び塩酸ヒドロキシルアミン(1.11g)の混合物に酢酸ナトリ ウム(1.31g)を加え、混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を水に注ぎ、 形成された固体を濾取し、エタノールを加えて粉砕し、濾過し、4−[2,3− ビス(メチルスルフェニル)−4−クロロベンゾイル]−5−シクロプロピルイ ソオキサゾール(化合物1、2.48g)をオフホワイト固体として得た。m. p.130.5−1 31.5℃。 同様に操作することにより、適切に置換した出発材料から式(I)の以下の化 合物を調製した。 実施例2 酢酸及び無水酢酸の混合物中の4−[3,4−ビス(メチルスルフェニル)− 2−トリフルオロメチルベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール( 1.0g)の溶液に過酸化水素(30%、1.3ml)を加え、混合物を撹拌下 で70℃に1時間加熱した。更に無水酢酸及び過酸化水素(2.0ml)を加え 、混合物を70℃に3時間加熱した。混合物を冷却して水に注いだ。固体を濾取 し、重亜硫酸ナトリウム水溶液及び水で洗浄し、4−[3,4−ビス(メチルス ルホニル)−2−トリフルオロメチルベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオ キサゾール(化合物6、0.85g)を白色固体として得た。m.p.222− 223℃。 同様に操作することにより、適切に置換した出発材料5−シクロプロピル−4 −[2−メチル−3−(メチルスルフェニル)−4−(メチルスルホニル)ベン ゾイル]イソオキサゾールから化合物4−[3,4−ビス(メチルスルホニル) −2−メチルベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール(化合物14 )を調製した。m.p.191−193℃。実施例3 4−[4−クロロ−3−(メチルスルフェニル)−2−トリフルオロメチルベ ンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール(1.5g)のジクロロメタ ン溶液を撹拌下で0℃に冷却した中に、3−クロロペルオキシ安息香酸(50% 、2.7g)を加えた。混合物を0℃で1時間、室温で一晩撹拌した。混合物を メタ重亜硫酸ナトリウム水溶液で洗浄した後、重炭酸ナトリウム水溶液及び水で 迅速に洗浄し、脱水(Na2SO4)及び濾過した。濾液を蒸発乾涸させ、残渣を クロマトグラフィーにより主2成分に分離し、白色固体として4−[4−クロロ −3−(メチルスルホニル)−2−トリフルオロメチルベンゾイル]−5−シク ロプロピルイソオキサゾール(化合物11、0.86g、m.p.139.5− 141℃)及び白色固体として4−[4−クロロ−3−(メチルスルフィニル) −2−トリフルオロメチルベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール (化合物12、0.28g、m.p.122−124℃)を得た。 同様に操作することにより適切に置換した出発材料から以下の化合物を調製し た。 5−シクロプロピル−4−[2−メチル−3−(メチルスルフェニル)−4− (メチルスルホニル)ベンゾイル]イソオキサゾールから5−シクロプロピル− 4−[2−メチル−3−(メチルスルフィニル)−4−(メチルスルホニル)ベ ンゾイル]イソオキサゾール(化合物15)。m.p.153−154.5℃。 4−[4−クロロ−3−(クロロメチルスルフェニル)−2−メトキシベンゾ イル]−5−シクロプロピルイソオキサゾールから透明ガムとして4−[4−ク ロロ−3−(クロロメチルスルフィニル)−2−メトキシベンゾイル]−5−シ クロプロピルイソオキサゾール(化合物19)。 NMR(CDCl3)1.2−1.4(m,4H),3.9(s,3H),4. 9(d,1H),5.2(d,1H),7.4(d,1H),7.6(d,1H ),8.2(s,1H)。 4−[4−クロロ−3−(クロロメチルスルフェニル)−2−メトキシベンゾ イル]−5−シクロプロピルイソオキサゾールから白色固体として4−[4−ク ロロ−3−(クロロメチルスルホニル)−2−メトキシベンゾイル]−5−シク ロプロピルイソオキサゾール(化合物20)。 m.p.118.9−119.8℃。実施例4 マグネシウム(0.27g)と四塩化炭素(0.1ml)を含有するメタノー ルの混合物を還流温度に30分間加熱した。混合物を冷却し、1−[2,3−ビ ス(メチルスルフェニル)−4−クロロフェニル]−3−シクロプロピルプロパ ン−1,3−ジオン(3.4g)を加えた。得られた混合物を撹拌下で還流温度 に2時間加熱した。混合物を冷却し、蒸発乾涸させた。残渣をジクロロメタンに 溶解し、クロロオキシミド酢酸エチル(1.82g)のジクロロメタン溶液を加 えた。混合物を室温で一晩撹拌した。塩酸(2M)を加え、混合物を30分間撹 拌した。層を分離し、有機相を水洗、脱水(Na2SO4)及び濾過した。濾液を 蒸発乾涸させ、酢酸エチルとヘキサンの混合物(1:9)を溶離剤として残渣を クロマトグラフィー精製し、4−[2,3−ビス(メチルスルフェニル)−4− クロロベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール−3−カルボン酸エ チル(化合物16、3.02g)をオレンジ色油状物として得た。NMR(CD Cl3)1.1(m,2H),1.15(t,3H),1.3(m,2H), 2.25(m,1H),2.35(s,3H),2.4(s,3H),4.1( q,2H),7.2(d,1H),7.45(d,1H)。実施例5 1−[4−クロロ−3−(クロロメチルスルフェニル)−2−メトキシフェニ ル]−3−シクロプロピル−2−エトキシメチレンプロパン−1,3−ジオン及 び1−[4−クロロ−2−メトキシ−3−(メチルスルフェニル)フェニル]− 3−シクロプロピル−2−エトキシメチレンプロパン−1,3−ジオン(約1: 2、25.1g)の粗混合物をエタノールに溶解し、塩酸ヒドロキシルアミン( 6.03g)、次いで酢酸ナトリウム(5.25g)を加えた。混合物を室温で 一晩撹拌した後、蒸発乾涸させた。残渣を酢酸エチルに溶解し、水洗、脱水(M gSO4)及び濾過した。濾液を蒸発乾涸させ、4−[4−クロロ−3−(クロ ロメチルスルフェニル)−2−メトキシベンゾイル]−5−シクロプロピルイソ オキサゾール及び4−[4−クロロ−2−メトキシ−3−(メチルスルフェニル )ベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾールの粗混合物を得、酢酸エ チルとヘキサンの混合物(1:20)を溶離剤 としてカラムクロマトグラフィー精製し、生成物4−[4ークロロ−3−(クロ ロメチルスルフェニル)−2−メトキシベンゾイル]−5−シクロプロピルイソ オキサゾール(化合物18、4.01g)のみを純粋状態で単離した。m.p. 70−71.6℃。NMR(CDCl3)1.2−1.4(m,4H),2.6 5−2.8(m,1H),3.8(s,3H),5.05(s,2H),7.4 (s,2H),8.25(s,1H)。参考例1 酢酸中の1−[2,3−ビス(メチルスルフェニル)−4−クロロフェニル] −3−シクロプロピルプロパン−1,3−ジオン(3.45g)と無水酢酸(3 .37g)の混合物を撹拌下で還流温度に3時間加熱した。混合物を冷却し、蒸 発乾涸させた。残渣をトルエンに溶解し、再蒸発させ、1−[2,3−ビス(メ チルスルフェニル)−4−クロロフェニル]−3−シクロプロピル−2−エトキ シメチレンプロパン−1,3−ジオン(4.1g)を茶色油状物として得、それ 以上精製しなかった。 同様に操作することにより、適切に置換した出発材料から下記化合物を調製し た。 参考例2 マグネシウム(0.44g)ど四塩化炭素(0.1ml)を含有するメタノー ルの混合物を還流温度に30分間加熱した。3−シクロプロピル−3−オキソプ ロピオン酸t−ブチル(3.0g)を滴下し、得られた懸濁液を還流温度に1時 間加熱した。懸濁液を冷却し、蒸発乾涸させた。トルエンを加え、混合物を再蒸 発乾涸させた。残渣をトルエ ンに溶解し、2,3−ビス(メチルスルフェニル)−4−クロロベンゾイルクロ リド(4.35g)を加えた。混合物を室温で一晩撹拌した。塩酸(2M)を加 え、混合物を30分間撹拌した。層を分離し、有機層を水洗し、Dean & Stark装置を使用して水を共沸除去することにより脱水した。4−トルエン スルホン酸(0.1g)を加え、混合物を還流温度に2時間加熱した。混合物を 冷却し、水洗、脱水(Na2SO4)及び濾過した。濾液を蒸発乾涸させ、酢酸エ チルとn−ヘキサンの混合物を溶離剤として残渣をクロマトグラフィー精製し、 1−[2,3−ビス(メチルスルフェニル)−4−クロロフェニル]−3−シク ロプロピルプロパン−1,3−ジオン(3.45g)をオレンジ色油状物として 得た。NMR(CDCl3)0.9−1.1(m,2H),1.2−1.3(m ,2H),1.7−1.8(m,1H),2.45(s,3H),2.48(s ,3H),6.0(s,1H),7.3(d,1H),7.45(d,1H), 15.6−16.0(bs,1H)。 同様に操作することにより適切に置換した出発材料から上記式(VI)の下記化 合物を調製した。 注1:第1段階ではトルエンをアセトニトリルに置き換えた。 対応する安息香酸を塩化チオニルで処理し、還流温度に4時間加熱することに より塩化ベンゾイルを調製した。蒸発、トルエン処理及び再蒸発により過剰の塩 化チオニルを除去した。残留塩化ベンゾイルをそれ以上精製せずに使用した。参考例3 水酸化リチウム・1水和物(4.95g)をメチルメルカプタン(4.4g) のN,N−ジメチルホルムアミド溶液に加え、得られた混合物に4−クロロ−3 −フルオロ−2−(メチルスルフェニル)安息香酸(5.5g)を加えた。混合 物を室温で1時間撹拌し、80℃に一晩加熱した。混合物を冷却し、水に注ぎ、 エーテルで抽出し、水洗、脱水(Na2SO4)及び濾過した。濾液を蒸発乾涸さ せ、酢酸、エーテル及びヘキサンの混合物(1:10:89)を溶離剤としてカ ラムクロマトグラフィーにより残渣を精製し、2,3−ビス(メチルスルフェニ ル)−4−クロロ安息香酸(3.24g)をオフホワイト固体として得た。m. p.130−131℃。 同様に操作することにより、適切に置換した出発材料から以下の化合物を調製 した。 3,4−ビス(メチルスルフェニル)−2−トリフルオロメチル安息香酸。N MR(CDCl3)2.35(s,3H),2.4(s,3H),4.7−5. 4(bs,1H),7.2(d,1H),7.5(d,1H)。 2,3−ビス(メチルスルフェニル)−4−ブロモ安息香酸。m.p.99− 101℃。 4−クロロ−3−(エチルスルフェニル)−2−(メチルスルフェニル)安息 香酸。NMR(CDCl3)1.25(t,3H),2.55(s,3H),3 .0(q,2H),7.55(d,1H),7.9(d,1H)。 4−クロロ−2−(メチルスルフェニル)−3−(プロピルスルフェニル)安 息香酸。m.p.92−3℃。 4−クロロ−3−(1−メチルエチルスルフェニル)−2−(メチルスルフェ ニル)安息香酸。NMR(CDCl3)1.3(d,6H),2.55(s,3 H),3.65(m,1H),7.55(d,1H),7.9(d,1H)。参考例4 温度を−40℃未満に維持しながら、テトラヒドロフラン中の4−クロロ−3 −フルオロ安息香酸(37.5g) の撹拌冷却溶液にn−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M、180ml)を滴 下した。混合物を−40℃で3時間撹拌した。テトラヒドロフラン中の二硫化ジ メチル(60.5g)を滴下し、混合物を−40℃で30分間、室温で一晩撹拌 した。塩酸(2M)を加え、層を分離した。水層をエーテルで抽出し、有機層を あわせて水酸化ナトリウム水溶液(2M)で抽出した。水性抽出物をpH1に酸 性化し、エーテルで抽出し、水洗、脱水(Na2SO4)及び濾過した。濾液を蒸 発乾涸させ、残渣にn−ヘキサンを加えて粉砕し、濾過し、4−クロロ−3−フ ルオロ−2−(メチルスルフェニル)安息香酸(32.84g)を白色固体とし て得た。m.p.149.5−150.5℃。参考例5 メチルメルカプタン(0.72g)のジメチルホルムアミド溶液に水酸化リチ ウム・1水和物(1.26g)を加えた。この混合物に4−クロロ−3−フルオ ロ−2−(メチルスルホニル)安息香酸(3.7g)を加えた。混合物を2時間 撹拌後、水に注ぎ、pH1に酸性化した。酸性化した混合物をエーテルで抽出し 、水洗、脱水(Na2SO4)及び濾過した。濾液を蒸発乾涸させ、残渣にn−ヘ キサン を加えて粉砕し、濾過し、4−クロロ−3−(メチルスルフェニル)−2−(メ チルスルホニル)安息香酸(2.26g)を白色固体として得た。NMR(CD Cl3)2.5(s,3H),3.1H(s,3H),7.5(d,1H),7 .7(d,1H)。 同様に操作することにより、適切に置換した出発材料から下記化合物を調製し た。 3−(メチルスルフェニル)−4−(メチルスルホニル)−2−トリフルオロ メチル安息香酸。NMR(CDCl3)2.2(s,3H),3.2(s,3H ),7.4(d,1H),8.1(d,1H)。 4−クロロ−3−(メチルスルフェニル)−2−トリフルオロメチル安息香酸 。NMR(CDCl3)2.45(s,3H),5.2−5.8(bs,1H) ,7.5(d,1H),7.7(d,1H)。 4−クロロ−2−(メチルスルホニル)−3−(プロプ−2−エニルスルフェ ニル)安息香酸。NMR(CDCl3)3.5(s,3H),3.7(d,2H ),5.1(dd,2H),5.9(m,1H),7.5(d,1H),7.8 (d,1H)。 4−ブロモ−3−(メチルスルフェニル)−2−(メチルスルホニル)安息香 酸。m.p.174−176℃。 2−メチル−3−(メチルスルフェニル)−4−(メチルスルホニル)安息香 酸。m.p.116−117℃。参考例6 濃硫酸(1ml)を含有する氷酢酸中の4−クロロ−3−フルオロ−2−(メ チルスルフェニル)安息香酸(18.39g)の撹拌懸濁液に過酸化水素(30 %;30ml)を加えた。混合物を1時間撹拌後、90℃まで徐々に加熱し、こ の温度に3時間維持した。混合物を冷却し、一晩放置した後、水に注ぎ、15分 間撹拌した。沈殿固体を濾取し、4−クロロ−3−フルオロ−2−(メチルスル ホニル)安息香酸(12.25g)を白色固体として得た。m.p.207.5 −209℃。 同様に操作することにより、適切に置換した出発材料から下記化合物を調製し た。 2,4−ジクロロ−3−(メチルスルホニル)トルエン。m.p.84−85 .5℃。参考例7 2,4−ジクロロ−3−(メチルスルホニル)トルエン (16.88g)の水中懸濁液を撹拌下で95〜100℃に加熱した中に、過マ ンガン酸カリウム(33.66g)を少量ずつ加えた。混合物を撹拌下で還流温 度に1.5時間加熱した。熱懸濁液を濾過し、濾液を0℃に冷却し、酸性化した 。酸性化した濾液を濾過し、2,4−ジクロロ−3−(メチルスルホニル)安息 香酸(5.35g)をオレンジ色固体として得た。m.p.157.5−158 .5℃。参考例8 温度を10℃未満に維持しながら、氷酢酸と濃塩酸の混合物中の2,6−ジク ロロ−3−メチルアニリン(30.0g)の撹拌懸濁液に亜硝酸ナトリウム(1 2.0g)の水溶液を加えた。混合物を0℃で45分間撹拌した後、氷酢酸中の 二硫化ジメチル(20ml)と銅粉末(0.25g)の混合物に加えた。混合物 を4時間撹拌し、エーテルで抽出した。有機層を炭酸ナトリウム水溶液(2M) 、水で洗浄し、脱水(Na2SO4)及び濾過した。濾液を蒸発乾涸させ、2,4 −ジクロロ−3−(メチルスルフェニル)トルエン(27.2g)を赤色液体と して得た。NMR(CDCl3)2.4(s,3H),2.45(s,3 H),7.15(d,1H),7.3(d,1H)。参考例9 温度を−70℃未満に維持しながら、エーテル中の6−ブロモ−2−フルオロ −3−(メチルスルフェニル)ベンゾトリフルオリド(30.6g)の撹拌冷却 溶液にn−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M、51ml)を加えた。混合物 を−78℃で4時間撹拌後、二酸化炭素ペレットに注ぎ、2時間撹拌し、水で希 釈した。水で希釈した混合物をエーテルで洗浄し、水層を酸性化し、エーテルで 抽出し、水洗、脱水(MgSO4)及び濾過した。濾液を蒸発乾涸させ、3−フ ルオロ−4−(メチルスルフェニル)−2−トリフルオロメチル安息香酸(23 .4g)をベージュ色固体として得た。NMR(DMSO−d6)3.14(s ,3H),7.99(d,1H),8.19(t,1H)。 同様に操作することにより、適切に置換した出発材料から4−クロロ−3−フ ルオロ−2−トリフルオロメチル安息香酸を調製した。m.p.108−109 ℃。参考例10 温度を5℃未満に維持しながら、氷酢酸中の4−ブロモ −2−フルオロ−3−トリフルオロメチルアニリン(40g)の撹拌冷却懸濁液 に亜硝酸ナトリウム(11.2g)の濃硫酸溶液を加えた。混合物を5℃で1. 5時間撹拌した。得られた混合物を45℃で氷酢酸中の二硫化ジメチル(20m l)及び銅粉末(0.224g)の混合物に漸次加えた。混合物を撹拌下で70 ℃に3時間加熱した。混合物を冷却し、水に注ぎ、エーテルで抽出し、水洗、脱 水(MgSO4)及び濾過した。濾液を蒸発乾涸させ、石油スピリット(b.p .60−80℃)を溶離剤としてカラムクロマトグラフィーにより精製し、6− ブロモ−2−フルオロ−3−(メチルスルフェニル)ベンゾトリフルオリド(3 0.6g)をオレンジ色油状物として得た。NMR(CDCl3)2.45(s ,3H),7.25(t,1H),7.5(d,1H)。参考例11 N−ブロモスクシンイミド(24.9g)のN,N−ジメチルホルムアミド溶 液を2−フルオロ−3−トリフルオロメチルアニリン(25g)のジメチルホル ムアミド溶液に加えた。混合物を4.5時間撹拌した。混合物を水に注ぎ、油状 物を分離した。水層をエーテルで抽出し、有機層 をあわせて水洗、脱水(MgSO4)及び濾過した。濾液を蒸発乾涸させ、残渣 を蒸留し、4−ブロモ−2−フルオロ−3−トリフルオロメチルアニリン(27 .44g)をオレンジ色油状物として得た。b.p.88−94℃/4mbar 。参考例12 酢酸と無水酢酸の混合物中の3−フルオロ−4−(メチルスルフェニル)−2 −トリフルオロメチル安息香酸(5.0g)の溶液に過酸化水素(30%、19 ml)を滴下した。混合物を1時間撹拌し、70℃に4時間加熱した。混合物を 冷却し、水に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。有機抽出物をメタ重亜硫酸ナトリウ ム水溶液、水、硫酸第一鉄水溶液、水で洗浄し、脱水(MgSO4)及び濾過し た。濾液を蒸発乾涸させ、3−フルオロ−4−(メチルスルホニル)−2−トリ フルオロメチル安息香酸(0.8g)を得た。水層をあわせて蒸発乾涸させ、残 渣を酢酸エチルに懸濁し、還流温度に30分間加熱した。熱酢酸エチル溶液をデ カントし、飽和塩化ナトリウム溶液で洗浄し、脱水(MgSO4)及び濾過した 。濾液を蒸発乾涸させ、3−フルオロ−4−(メチルスルホニル)−2−トリフ ルオロメチ ル安息香酸(4.0g)をベージュ色固体として得た。NMR(CDCl3+C D3CN)3.15(s,3H),7.45(d,1H),8.05(t,1H )。 同様に操作することにより、適切に置換した出発材料から4−ブロモ−3−フ ルオロ−2−(メチルスルホニル)安息香酸を調製した。m.p.250−25 2℃。参考例13 温度を15℃未満に維持しながら、氷酢酸中の4−ブロモ−2−フルオロ−3 −トリフルオロメチルアニリン(27.4g)の撹拌冷却溶液に亜硝酸ナトリウ ム(7.3g)の濃硫酸溶液を加えた。混合物を10〜15℃で1.5時間撹拌 した後、塩酸(5M)中の塩化銅(I)(10.5g)の混合物に注いだ。混合 物を1.5時間撹拌した後、水で希釈し、エーテルで抽出し、水酸化ナトリウム 水溶液(2M)、水で洗浄し、脱水(MgSO4)及び濾過した。濾液を蒸発乾 涸させ、残渣を蒸留し、6−ブロモ−3−クロロ−2−フルオロベンゾトリフル オリド(8.3g)を黄色油状物として得た。b.p.44−45℃/2mba r。参考例14 温度を0℃に維持しながら、ジイソプロピルアミンの無水テトラヒドロフラン 溶液にn−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M、63ml)を加えた。添加が 完了したら冷却浴を除去し、混合物を30分間室温で撹拌した。温度を−50℃ に維持しながら、得られたリチウムジイソプロピルアミド(LDA)の溶液を4 −ブロモ−3−フルオロ安息香酸(14.6g)のテトラヒドロフラン溶液に加 えた。次いで混合物を−30℃で5時間撹拌した。次いで二硫化ジメチル(21 g)のテトラヒドロフラン溶液を加え、冷却浴を除去し、混合物を室温で一晩撹 拌した。混合物をエーテルで希釈し、水洗した。水層を2M塩酸でpH1に酸性 化し、エーテルで抽出し、水洗、脱水(MgSO4)及び濾過した。濾液を蒸発 乾涸させ、残渣に石油スピリット(b.p.60−80℃)を加えて粉砕し、4 −ブロモ−3−フルオロ−2−(メチルスルフェニル)安息香酸(14g)を白 色固体として得た。m.p.152−154℃。参考例15 ピリジン及び水中の4−ブロモ−3−フルオロトルエン(35g)及び水酸化 ナトリウム(7.7g)の溶液を撹 拌下で還流温度まで加熱した。過マンガン酸カリウム(123g)を2時間かけ て混合物に加えた。得られた懸濁液を更に3時間還流温度に加熱した。混合物を 高温状態でハイフロシリカで濾過した。シリカを沸騰水、次いで酢酸エチルで洗 浄した。水層を冷却して濃塩酸でpH1に酸性化し、酢酸エチルで抽出した。有 機抽出物を水洗、脱水(MgSO4)及び濾過した。濾液を蒸発乾涸させ、残渣 に石油スピリット(b.p.60−80℃)を加えて粉砕し、4−ブロモ−3− フルオロ安息香酸(21.25g)を白色固体として得た。m.p.213−2 15℃。参考例16 無水酢酸中に1−[4−クロロ−3−(クロロメチルスルフェニル)−2−メ トキシフェニル]−3−シクロプロピルプロパン−1,3−ジオン及び1−[4 −クロロ−2−メトキシ−3−(メチルスルフェニル)フェニル]−3−シクロ プロピルプロパン−1,3−ジオンを含有する粗混合物(約1:2、20g)を オルトギ酸トリエチル(96g)で処理した。混合物を撹拌下で還流温度に4時 間加熱した。混合物を冷却し、蒸発乾涸させた。キシレンを加え、再蒸発乾涸さ せ、1−[4−クロロ−3−(クロロメ チルスルフェニル)−2−メトキシフェニル]−3−シクロプロピル−2−エト キシメチレンプロパン−1,3−ジオン及び1−[4−クロロ−2−メトキシ− 3−(メチルスルフェニル)フェニル]−3−シクロプロピル−2−エトキシメ チレンプロパン−1,3−ジオン(25.1g)の粗1:2混合物を粗茶色油状 物として得、それ以上精製しなかった。参考例17 4−クロロ−2−メトキシ−3−(メチルスルフェニル)安息香酸(14.7 g)の塩化チオニル溶液を撹拌下で還流温度に5時間加熱した。溶液を冷却し、 蒸発乾涸させた。トルエンを加え、再蒸発させ、オレンジ色油状物を得た。 マグネシウム(2.0g)と四塩化炭素(1ml)を含有するメタノールの混 合物を30分間かけて徐々に昇温させた。3−シクロプロピル−3−オキソプロ ピオン酸t−ブチル(18.4g)を加え、混合物を還流温度に30分間加熱し た。混合物を蒸発乾涸させた。残渣をトルエンに溶解し、再蒸発乾涸させた。残 留白色固体をトルエンに溶解し、上述のように調製した塩化ベンゾイルを加えた 。混合物を室温で一晩撹拌した。塩酸(2M)を加え、混合物 を30分間撹拌した。層を分離し、有機層を脱水(MgSO4)及び濾過した。 4−トルエンスルホン酸(1g)を濾液に加え、混合物を還流温度に4時間加熱 した。混合物を冷却し、水、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、水で洗浄し、脱水( MgSO4)及び濾過した。濾液を蒸発乾涸させ、1−[4−クロロ−3−(ク ロロメチルスルフェニル)−2−メトキシフェニル]−3−シクロプロピルプロ パン−1,3−ジオン及び1−[4−クロロ−2−メトキシ−3−(メチルスル フェニル)フェニル]−3−シクロプロピルプロパン−1,3−ジオンの1:2 混合物(22.1g)を茶色油状物として得た。NMR(CDCl3)0.95 −1.05(m,2H),1.15−1.3(m,2H),1.75−1.9( m,1H),2.5(s,0.9H),3.9(s,3H),5.05(s,1 .4H),6.55(s,2H),7.3(d,0.3H),7.4(d,0. 7H),7.7(d,0.3H),7.75(d,0.7H)。この混合物は、 上記NMRスペクトルにおける2.5ppmのメチルプロトンに対する5.05 ppmのメチレンプロトンの比から、夫々の化合物の1:2混合物であることが 判明した。参考例18 水性メタノール中の4−クロロ−2−メトキシ−3−(メチルスルフェニル) 安息香酸メチル(純度85%、16.9g)と水酸化リチウム・1水和物(3. 85g)の混合物を室温で一晩撹拌した。混合物を蒸発させた後、水で処理し、 pH1に酸性化した。酸性化した混合物を酢酸エチルで抽出し、脱水(MgSO4 )及び濾過した。濾液を蒸発乾涸させ、4−クロロ−2−メトキシ−3−(メ チルスルフェニル)安息香酸(14.7g)を白色固体として得た。m.p.1 21.3−122.7℃。NMR(CDCl3)2.45(s,3H),4.0 5(s,3H),7.3(d,1H),7.95(d,1H)。(NMRによる と)生成物中に4−クロロ−3−(クロロメチルスルフェニル)−2−メトキシ 安息香酸をほんの微量含有していた。参考例19 4−クロロ−2−フルオロ−3−(メチルスルフェニル)安息香酸メチル(純 度85%、19.2g)の無水テトラヒドロフラン溶液にナトリウムメトキシド (5.6g)を加え、混合物を室温で一晩撹拌した。水を加え、混合物を エーテルで抽出し、脱水(MgSO4)及び濾過した。濾液を蒸発乾涸させ、4 −クロロ−2−メトキシ−3−(メチルスルフェニル)安息香酸メチル(17. 1g)を黄色油状物として得た。NMR(CDCl3)2.5(s,3H),3 .95(s,3H),4.0(s,3H),7.25(d,1H),7.65( d,1H)。(NMRシグナルの比によると)生成物は4−クロロ−3−(クロ ロメチルスルフェニル)−2−メトキシ安息香酸メチル15%で汚染されていた 。参考例20 4−クロロ−2−フルオロ−3−(メチルスルフェニル)安息香酸(18.2 5g)と塩化チオニルの混合物を撹拌下で還流温度に5時間加熱した。混合物を 蒸発乾涸させ、残渣をトルエンに溶解し、再蒸発させた。残渣をメタノールに溶 解し、室温で一晩撹拌した。そのメタノール溶液を蒸発乾涸させ、残渣をエーテ ルに溶解し、水、飽和重炭酸ナトリウム水溶液、水で洗浄し、脱水(MgSO4 )し、脱色用木炭で処理し、濾過した。濾液を蒸発乾涸させ、4−クロロ−2− フルオロ−3−(メチルスルフェニル)安息香酸メチル(19.2g)を黄色油 状物として得た。N MR(CDCl3)2.5(s,3H),3.95(s,3H),7.3(d, 1H),7.8(t,1H)。(NMRシグナルの比によると)生成物は4−ク ロロ−3−(クロロメチルスルフェニル)−2−フルオロ安息香酸メチル15% で汚染されていた。参考例21 温度を−70℃未満に維持しながら、無水テトラヒドロフラン中の粗2−クロ ロ−6−フルオロチオアニソール(60.0g)の撹拌冷却溶液にn−ブチルリ チウム(ヘキサン中2.5M、140ml)を加えた。混合物を−78℃で3. 5時間撹拌後、固体二酸化炭素ペレットに注ぎ、撹拌し、室温まで昇温させた。 混合物を蒸発乾涸させ、残渣を水に溶解し、エーテルで洗浄した。水層をpH1 に酸性化し、エーテルで抽出し、水洗、脱水(MgSO4)及び濾過した。濾液 を蒸発乾涸させ、残渣にヘキサンを加えて粉砕し、濾過し、4−クロロ−2−フ ルオロ−3−(メチルスルフェニル)安息香酸を白色固体として得た。m.p. 183−185℃。参考例22 温度を−70℃未満に維持しながら、3−フルオロクロ ロベンゼン(35g)の無水テトラヒドロフラン溶液にnーブチルリチウム(ヘ キサン中2.5M、129ml)を加えた。混合物を−78℃で3時間撹拌し、 二硫化ジメチル(60.65g)を加えた。混合物を室温まで昇温させ、一晩撹 拌した。混合物を蒸発乾涸させ、残渣をエーテルに懸濁し、水洗、脱水(MgS O4)及び濾過した。濾液を蒸発乾涸させ、多少の二硫化ジメチルを含有する粗 黄色油状物として2−クロロ−6−フルオロチオアニソール(60g)を得た。 NMR(CDCl3)2.45(s,3H),6.95(t,1H),7.1− 7.3(m,2H)。 本発明の1特徴によると、所定の場所における雑草(即ち望ましくない植生) の成長の防除方法が提供され、該方法は除草剤として有効量の少なくとも1種の 式(I)のイソオキサゾール誘導体を該場所に施用することからなる。この目的 のために、イソオキサゾール誘導体は一般に例えば後述するような除草剤組成物 の形態で(即ち除草剤組成物中で使用するのに適した相容性希釈剤又はキャリヤ ー及び/又は界面活性剤と共に)使用される。 式Iの化合物は、発芽前及び/又は発芽後施用により双 子葉(即ち広葉)及び単子葉(即ちイネ科)雑草に対して除草活性を示す。 「発芽前施用」なる用語は、雑草が土壌表面上に出現する前に、雑草種子又は 実生が埋もれている土壌に施用することを意味する。「発芽後施用」なる用語は 、土壌表面上に出現した雑草の地上部又は露出部分に施用することを意味する。 例えば、式(I)の化合物は、 広葉雑草として例えば、イチビ(Abutilon theophrasti )、アオビユ(Amaranthus retroflexus)、コセンダン グサ(Bidens pilosa)、アカザ(Chenopodium al bum)、ヤエムグラ(Galium aparine)、サツマイモ属植物( Ipomoea spp.)(例えばマルバアサガオ(Ipomoea pur purea))、アメリカツノクサネム(Sesbania exaltata )、ノハラガラシ(Sinapis arvensis)、イヌホオズキ(So lanum nigrum)及びオナモミ(Xanthium strumar ium)、 イネ科雑草として例えばスズメノテッポウ(Alope curus myosuroides)、カラスムギ(Avena fatua )、メヒシバ(Digitaria sanguinalis)、イヌビエ(E chinochloa crus−galli)、モロコシ(Sorghum bicolor)、オヒシバ(Eleusine indica)、及びエノコ ログサ属植物(Setaria spp.)(例えばアキノエノコログサ(Se taria faberii)又はエノコログサ(Setaria virid is))並びに、 スゲ類(sedges)として例えばカヤツリグサ(Cyperus esc ulentus) の成長を防除するために用いることができる。 式(I)の化合物の施用量は、雑草の種類、使用する組成物、施用時期、気候 及び土壌条件並びに(作物栽培区域で雑草の成長を防除するために用いる場合に は)作物の種類により異なる。作物栽培区域に施用する場合、施用量は、作物に 実質的永続的被害を生じることなく雑草の成長を防除するのに充分な量とすべき である。一般に、これらの要因を考慮すると、活性物質0.01kg〜5kg/ haの施用量で良好な結果が得られる。しかしながら、直面する 特定の雑草防除の問題に依存して、前記範囲以下又は以上の施用量を使用する場 合もあると理解されたい。 式(I)の化合物は、作物、例えば穀類(例えばコムギ、オオムギ、エンバク 、トウモロコシ及びイネ)、ダイズ、飼料用ツルナシインゲンマメ、エンドウ、 ムラサキウマゴヤシ、ワタ、ラッカセイ、アマ、タマネギ類、ニンジン類、キャ ベツ、アブラナ、ヒマワリ、テンサイを栽培するために使用しているか又は使用 を予定している区域で雑草が繁茂した場所や、永年又は播種した牧草地に、作物 の播種前もしくは後又は作物の発芽前もしくは後に、指向(direction al)又は非指向様式で雑草の発芽前又は発芽後施用(例えば指向又は非指向噴 霧)により、雑草の成長を選択的に防除するため、例えば上記雑草種の成長を防 除するために用いることができる。作物、例えば上記作物を栽培するために使用 しているか又は使用を予定している区域で雑草が繁茂した場所において雑草を選 択的に防除するためには、活性物質0.01kg〜4.0kg/ha、好ましく は0.01kg〜2.0kg/haの施用量が特に適している。 また、式(I)の化合物は、果樹園及び他の樹木生育区 域(例えば森林及び公園)並びに農園(例えばサトウキビ園、アブラヤシ園及び ゴム園)において発芽前又は発芽後施用により、雑草、特に上記種の雑草の成長 を防除するために用いることもできる。この目的のためには、樹木又は農園作物 の植え付け前もしくは植え付け後に、雑草又は雑草が出現すると予想される土壌 に指向又は非指向様式で(例えば指向又は非指向噴霧により)活性物質0.25 kg〜5.0kg/ha、好ましくは0.5kg〜4.0kg/haを施用する ことができる。 また、式(I)の化合物は、作物栽培区域ではないが雑草の防除が望まれる場 所において雑草、特に上記種の雑草の成長を防除するために用いることもできる 。 このような作物非栽培区域の例としては、特に火災の危険を減らすために雑草 の成長を防除することが望まれる飛行場、工業用地、鉄道、路肩、川端、潅漑及 び他の水路、低木林及び休閑地又は未墾地が挙げられる。全体的除草効果が望ま れることの多いこのような目的に用いる場合、活性化合物は、通常、前述のよう な作物栽培区域で用いるよりも高い施用量を用いる。厳密な施用量は、処理する 植生の種類及び所望の効果に依存する。 この目的には、活性物質1.0kg〜20.0kg/ha、好ましくは5.0 kg〜10.0kg/haの施用量を指向又は非指向様式で(例えば指向又は非 指向噴霧により)発芽前又は発芽後施用、好ましくは発芽前施用すると特に適切 である。 発芽前施用により雑草の成長を防除するために用いる場合には、雑草が出現す ると予想される土壌中に式(I)の化合物を混和することができる。発芽後施用 、即ち出現した雑草の地上部又は露出部分に施用することにより雑草の成長を防 除するために式(I)の化合物を用いる場合、式(I)の化合物は、通常は土壌 とも接触し、まだ発芽していない土壌中の雑草に対しても発芽前防除作用を及ぼ すことが理解されよう。 特に長期の雑草防除が必要な場合には、必要に応じて式(I)の化合物の施用 を繰り返す。 本発明の別の特徴によると、式(I)のイソオキサゾール誘導体の1種以上を 1種以上の農業的に許容可能な相容性希釈剤又はキャリヤー及び/又は界面活性 剤[即ち、除草剤組成物中で使用するのに適切であると業界で一般に認められて おり且つ式(I)の化合物に対して相容性の型の 希釈剤又はキャリヤー及び/又は界面活性剤]と共に含有し、好ましくは前記誘 導体を前記希釈剤等に均一に分散した状態で含有する除草剤に適した組成物が提 供される。「均一に分散した」なる用語は、式(I)の化合物が他の成分に溶解 している組成物を含めて用いる。「除草剤組成物」なる用語は、除草剤として即 使用可能な組成物のみならず、使用前に希釈する必要のある濃厚物も含めて広義 に用いる。好ましくは、組成物は、0.05〜90重量%の式(I)の1種以上 の化合物を含有する。 除草剤組成物は、希釈剤又はキャリヤーと界面活性剤(例えば、湿展剤、分散 剤又は乳化剤)の両方を含有してもよい。本発明の除草剤組成物中に存在し得る 界面活性剤はイオン性型でも非イオン性型でもよく、例えば、スルホリシノレー ト類、第四級アンモニウム誘導体、酸化エチレンとアルキル及びポリアリールフ ェノール類(例えばノニルフェノール又はオクチルフェノール)との縮合物をベ ースとする生成物、又は酸化エチレンとの縮合による遊離水酸基のエーテル化に より可溶化されたアンヒドロソルビトール類のカルボン酸エステル類、硫酸エス テル類及びスルホン酸類のアルカリ及びアルカリ土類金属塩(例えばジノ ニルナトリウムスルホノスクシネート及びジオクチルナトリウムスルホノスクシ ネート)、並びに高分子量スルホン酸誘導体のアルカリ及びアルカリ土類金属塩 (例えばナトリウムリグノスルホネート類、カルシウムリグノスルホネート類、 ナトリウムアルキルベンゼンスルホネート類及びカルシウムアルキルベンゼンス ルホネート類)である。 適切には、本発明の除草剤組成物は、10重量%まで、例えば0.05〜10 重量%の界面活性剤を含有し得るが、所望であれば、本発明の除草剤組成物は、 前記割合以上、例えば、乳化性懸濁濃厚液においては15重量%まで、水溶性濃 厚液においては25重量%までの界面活性剤を含有し得る。 適切な固体希釈剤又はキャリヤーの例としては、ケイ酸アルミニウム、タルク 、か焼マグネシア、ケイソウ土、燐酸三カルシウム、粉末コルク、吸着性カーボ ンブラック並びにクレー(例えばカオリン及びベントナイト)が挙げられる。( 粉剤、粒剤又は水和剤の形態をとり得る)固体組成物は好ましくは、式(I)の 化合物を固体希釈剤と共に粉砕することにより、又は揮発性溶媒中の式(I)の 化合物の溶液を固体希釈剤もしくはキャリヤーに含浸させ、溶 媒を蒸発させ、必要に応じて生成物を粉砕して粉末とすることにより製造される 。粒状製剤は、(所望に応じて揮発性であり得る適切な溶媒に溶解した)式(I )の化合物を粒状形態の固体希釈剤もしくはキャリヤーに吸着させ、所望であれ ば溶媒を蒸発させることにより、又は上記のようにして得られた粉末形態の組成 物を粒状化することにより製造することができる。固体除草剤組成物、特に水和 剤及び粒剤は、固体の場合には希釈剤又はキャリヤーとしても機能し得る(例え ば上記型の)湿展剤又は分散剤を含有し得る。 本発明による液体組成物は、界面活性剤を含有し得る水性、有機又は水性−有 機の溶液、懸濁液及びエマルジョンの形態をとることができる。液体組成物中へ の配合に適切な液体希釈剤としては、水、グリコール類、テトラヒドロフルフリ ルアルコール、アセトフェノン、シクロヘキサノン、イソホロン、トルエン、キ シレン、鉱油、動物油、植物油、並びに石油の軽芳香族及びナフテン画分(及び これら希釈剤の混合物)が挙げられる。液体組成物中に存在し得る界面活性剤は 、(例えば上記型の)イオン性でも非イオン性でもよく、液体の場合には希釈剤 又はキャリヤーと しても機能し得る。 濃厚物の形態の粉末、分散性粒剤及び液体組成物は、水又は他の適当な希釈剤 (例えば、特に希釈剤又はキャリヤーが油である液体濃厚物の場合には鉱油又は 植物油)で希釈し、即使用可能な組成物を得ることができる。 所望であれば、式(I)の化合物の液体組成物は、乳化剤に溶解するか又は、 活性物質に対して相容性の乳化剤を含有する溶媒に溶解した活性物質を含有する 自己乳化性濃厚物の形態で用いることができ、このような濃厚物に水を加えるだ けで即使用可能な組成物が得られる。 希釈剤又はキャリヤーが油である液体濃厚物は、希釈せずに静電噴霧法を用い て使用することができる。 本発明による除草剤組成物は、所望であれば、固着剤、保護コロイド、増粘剤 、浸透剤、安定剤、金属イオン封鎖剤、固化防止剤、着色剤及び腐食防止剤のよ うな慣用補助剤も含有し得る。これらの補助剤は、キャリヤー又は希釈剤として も機能し得る。 特に明記しない限り、以下の百分率は重量に基づく。本発明による好ましい除 草剤組成物は、 1種以上の式(I)の化合物10〜70%、界面活性剤 2〜10%、増粘剤0.1〜5%及び水15〜87.9%から成る水性懸濁濃厚 物; 1種以上の式(I)の化合物10〜90%、界面活性剤2〜10%及び固体希 釈剤又はキャリヤー8〜88%から成る水和剤; 1種以上の式(I)の化合物10〜90%、炭酸ナトリウム2〜40%及び固 体希釈剤0〜88%から成る水溶性又は水分散性粉末; 1種以上の式(I)の化合物5〜50%、例えば10〜30%、界面活性剤5 〜25%及び水混和性溶媒(例えばジメチルホルムアミド)又は水混和性溶媒と 水の混合物25〜90%、例えば45〜85%から成る水溶性液体濃厚物; 1種以上の式(I)の化合物10〜70%、界面活性剤5〜15%、増粘剤0 .1〜5%及び有機溶媒10〜84.9%から成る乳化性懸濁液体濃厚物; 1種以上の式(I)の化合物1〜90%例えば2〜10%、界面活性剤0.5 〜7%例えば0.5〜2%、及び粒状キャリヤー3〜98.5%、例えば88〜 97.5%から成る粒剤;並びに 1種以上の式(I)の化合物0.05〜90%好ましくは1〜60%、界面活 性剤0.01〜10%好ましくは1〜10%及び有機溶媒9.99〜99.94 %好ましくは39〜98.99%から成る乳化性濃厚物である。 本発明による除草剤組成物は更に、1種以上の他の農薬として活性な化合物及 び、所望であれば、1種以上の農薬として許容可能な相容性希釈剤又はキャリヤ ー、界面活性剤及び上記のような慣用補助剤と式(I)の化合物を併有し、好ま しくは前記希釈剤等に前記化合物を均一に分散した状態で含有してもよい。本発 明の除草剤組成物に含有又は併用し得る他の農薬として活性な化合物の例として は、例えば防除する雑草種の範囲を拡大するための除草剤として例えばアラクロ ール[2−クロロ−2,6′−ジエチルーN−(メトキシメチル)アセトアニリ ド]、アトラジン[2−クロロ−4−エチルアミノ−6−イソプロピルアミノ− 1,3,5−トリアジン]、ブロモキシニル[3,5−ジブロモ−4−ヒドロキ シベンゾニトリル]、クロルトルロン[N′-(3−クロロ−4−メチルフェニ ル)−N,N−ジメチル尿素]、シアナジン[2−クロロ−4−(1−シアノ− 1−メチルエチルアミノ)−6−エチルアミノ −1,3,5−トリアジン]、2,4−D[2,4−ジクロロフェノキシ酢酸] 、ジカンバ[3,6−ジクロロ−2−メトキシ安息香酸]、ジフェンゾクァット [1,2−ジメチル−3,5−ジフェニルピラゾリウム塩]、フラムプロップメ チル[メチルN−2−(N−ベンゾイル−3−クロロ−4−フルオロアニリノ) プロピオネート]、フルオメツロン[N′−(3−トリフルオロメチルフェニル )−N,N−ジメチルウレア]、イソプロツロン[N′−(4−イソプロピルフ ェニル)−N,N−ジメチル尿素];殺虫剤として例えば合成ピレソイド類(例 えばペルメトリン(permethrin)及びシペルメトリン(cyperm ethrin));並びに殺菌剤として例えばカーバメート類(例えばメチルN −(1−ブチルカルバモイルベンズイミダゾール−2−イル)カーバメート)及 びトリアゾール類(例えば1−(4−クロロフェノキシ)−3,3−ジメチル− 1−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−ブタン−2−オン)が挙げられ る。例えば前述のような本発明の除草剤組成物に含有又は併用し得る農薬として 活性な化合物及び他の生物学的に活性な物質が酸である場合には、所望であれば 、慣用誘導体、例えばアルカリ金属及 びアミンの塩及びエステル類の形態で利用することができる。 以下、実施例により本発明の除草剤組成物を具体的に説明する:実施例C1 活性成分(化合物1)20%w/v、水酸化カリウム33%w/v溶液10% v/v、テトラヒドロフルフリルアルコール(THFA)10%V/V、水10 0容量までを使用し、THFA、活性成分(化合物1)及び水90容量%を撹拌 し、安定してpH7〜8が得られるまで水酸化カリウム溶液をゆっくりと加えた 後、水を補充することにより、可溶性濃厚物を形成する。 イソオキサゾール(化合物1)の代わりに式(I)の他の化合物を使用するこ とにより、上記方法で同様の可溶性濃厚物を調製することができる。実施例C2 活性成分(化合物1)50%w/w、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 3%w/w、リグノ硫酸ナトリウム5%w/w、ホルムアルデヒドアルキルナフ タレンスルホン酸ナトリウム2%w/w、微粉二酸化ケイ素3%w/ w及びチャイナクレー37%w/wを使用し、これらの成分をブレンドし、エア ジェットミルで混合物を粉砕することにより、水和剤を形成する。 イソオキサゾール(化合物1)の代わりに式(I)の他の化合物を使用するこ とにより、上記方法で同様の水和剤を調製することができる。実施例C3 活性成分(化合物1)50%w/w、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1%w/w、微粉二酸化ケイ素2%w/w、重炭酸ナトリウム47%w/wを使 用し、これらの成分をブレンドし、ハンマーミルで混合物を粉砕することにより 、水溶性粉末を形成する。 イソオキサゾール(化合物1)の代わりに式(I)の他の化合物を使用するこ とにより、上記方法で同様の水溶性粉末を調製することができる。 以下の手順に従って、本発明の化合物を除草に用いた。除草性化合物の使用法 a)概要 植物の処理に使用するのに適切な量の化合物をアセトンに溶解し、試験化合物 1000g/haまでの施用量に等 価の溶液を得た。噴霧液290リットル/haに等価の量を放出する標準実験室 用除草剤噴霧器によりこれらの溶液を散布した。 b)雑草防除:発芽前 70ミリ平方、深さ75ミリのプラスチックポットに非滅菌土壌を入れ、種子 をまいた。ポット当りの種子量は以下の通りとした。 雑草種 種子概数/ポット 1)広葉雑草 イチビ 10 アオビユ 20 ヤエムグラ 10 マルバアサガオ 10 ノハラガラシ 15 オナモミ 2 2)イネ科雑草 スズメノテッポウ 15 カラスムギ 10 イヌビエ 15 エノコログサ 20 3)スゲ類 カヤツリグサ 3作物 1)広葉 ワタ 3 ダイズ 3 2)イネ科 トウモロコシ 2 イネ 6 コムギ 6 種子を蒔いた土壌の表面に本発明の化合物を(a)の記載に従って施用した。 各作物及び各雑草毎に1個のポットを各処理に割り当て、対照として噴霧しない ものと、アセトンのみを噴霧したものを使用した。 処理後、ガラス室内に維持した毛管マット上にポットを置き、上部から灌水し た。噴霧から20〜24日後に作物の被害を視覚的に評価した。対照ポット中の 植物と比較して作物又は雑草の成長又は被害の減少百分率として結果を表した。 c)雑草防除:発芽後 深さ75ミリ、70ミリ平方のポット内のジョンインズ(John Inne s)鉢植えコンポストに雑草及び作物を直接播種した。但し、アオビユは苗の段 階で苗床から取り出し、噴霧から1週間前にポットに移植した。その後、植物処 理用化合物を噴霧できるようになるまで苗を温室で育てた。ポット当りの苗数は 、以下の通りである: 1)広葉雑草 2)イネ科雑草 3)スゲ類 1)広葉 2)イネ科 植物処理用化合物を(a)の記載に従って植物に施用した。各作物及び雑草種 毎に1個のポットを各処理に割り当て、対照として噴霧しないものと、アセトン のみを噴霧したものを使用した。 処理後、ガラス室内に維持した毛管マット上にポットを置き、24時間後に上 部から1回灌水し、次いで制御下に地下潅漑した。噴霧から20〜24日後に作 物被害及び雑草防除を視覚的に評価した。対照ポット中の苗と比較して 作物又は雑草の成長又は被害の減少百分率として結果を表した。 本発明の化合物を1kg/ha以下の施用量で使用した処、上記実験に使用し た雑草に対して優れたレベルの除草活性と作物耐性を有することが判明した。 発芽前又は発芽後に1000g/haの施用量で施用した処、化合物1〜22 は雑草種の1種以上の成長を少なくとも90%防除することが判明した。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年1月13日 【補正内容】 新規除草剤 発明の属する技術分野 本発明は新規4−ベンゾイルイソオキサゾール誘導体、該誘導体を含有する組 成物、その製造方法、その製造における中間体及び除草剤としてのその使用に関 する。背景技術 除草特性を有する4−ベンゾイルイソオキサゾールはヨーロッパ特許第041 8175号及び0487357号明細書に記載されている。各明細書は部分的に 本発明の化合物を属的に開示している。しかしながら、本発明の範囲に該当し、 従って、これらの明細書の範囲内から(部分的に)新規選択される化合物種はど ちらの明細書にも開示されていない。発明の説明 本発明は、有益な除草特性を有する式(I): [式中、 Rは水素原子又は−CO25基を表し; R1は炭素原子数3個までの直鎖もしくは分枝鎖アルキル基、シクロプロピル 又は1−メチルシクロプロピルを表し; R2は塩素もしくは臭素原子;1個以上のハロゲン原子もしくは1個以上の− OR51基により任意に置換された炭素原子数4個までの直鎖もしくは分枝鎖アル キル基;1個以上のハロゲン原子により任意に置換された炭素原子数4個までの 直鎖もしくは分枝鎖アルコキシ基;又は−S(O)p61、ニトロ及びシアノか ら選択される基を表し; R3は−S(O)n6基を表し; R4は水素、フッ素、塩素もしくは臭素原子;1個以上のハロゲン原子もしく は1個以上の−OR51基により任意に置換された炭素原子数4個までの直鎖もし くは分枝鎖アルキル基;
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ランバート,クロード フランス国、エフ―69009・リヨン、シユ マン・ドウ・モンペラ、12 (72)発明者 ウオリス,デレク・イアン イギリス国、エセツクス・シー・エム・ 5・0・エイチ・ダブリユ、オンガー、フ アイフイールド・ロード(番地なし) ロ ーヌ―プーラン・アグリカルチヤー・リミ テツド・リサーチ・ステイシヨン (72)発明者 ヤーウツド,トーマス イギリス国、エセツクス・シー・エム・ 5・0・エイチ・ダブリユ、オンガー、フ アイフイールド・ロード(番地なし) ロ ーヌ―プーラン・アグリカルチヤー・リミ テツド・リサーチ・ステイシヨン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式(I): [式中、 Rは水素原子又は−CO25基を表し; R1は炭素原子数3個までの直鎖もしくは分枝鎖アルキル基、シクロプロピル 又は1−メチルシクロプロピルを表し; R2は塩素もしくは臭素原子;1個以上のハロゲン原子もしくは1個以上の− OR51基により任意に置換された炭素原子数4個までの直鎖もしくは分枝鎖アル キル基;1個以上のハロゲン原子により任意に置換された炭素原子数4個までの 直鎖もしくは分枝鎖アルコキシ基;又は−S(O)p61、ニトロ及びシアノか ら選択される基を表し; R3は−S(O)n6基を表し; R4は水素、フッ素、塩素もしくは臭素原子;1個以上 のハロゲン原子もしくは1個以上の−OR51基により任意に置換された炭素原子 数4個までの直鎖もしくは分枝鎖アルキル基;1個以上のハロゲン原子により任 意に置換された炭素原子数4個までの直鎖もしくは分枝鎖アルコキシ基;又は− S(O)q61、ニトロ、シアノ及び−CO252から選択される基を表し; R5及びR61は同一でも異なってもよく、各々1個以上のハロゲン原子により 任意に置換された炭素原子数6個までの直鎖又は分枝鎖アルキル基を表し; R51は1個以上のハロゲン原子により任意に置換された炭素原子数4個までの 直鎖又は分枝鎖アルキル基を表し; R52は炭素原子数4個までの直鎖又は分枝鎖アルキル基を表し; R6は1個以上のハロゲン原子により任意に置換された炭素原子数6個までの 直鎖又は分枝鎖アルキル、アルケニル又はアルキニル基を表し; n、p及びqは同一でも異なってもよく、各々0、1又は2を表し; 但しR2が−S(O)p61を表すとき、n及びpの一方は0を表す] の4−ベンゾイルイソオキサゾール誘導体。 2.R2が塩素もしくは臭素原子;1個以上のハロゲン原子により任意に置換さ れた炭素原子数4個までの直鎖もしくは分枝鎖アルキル基;1個以上のハロゲン 原子により任意に置換された炭素原子数4個までの直鎖もしくは分枝鎖アルコキ シ基;又は−S(O)p61基を表し; R4が水素、フッ素、塩素もしくは臭素原子;1個以上のハロゲン原子により 任意に置換された炭素原子数4個までの直鎖もしくは分枝鎖アルキル基;1個以 上のハロゲン原子により任意に置換された炭素原子数4個までの直鎖もしくは分 枝鎖アルコキシ基;又は−S(O)q61基を表し; R61が炭素原子数4個までの直鎖又は分枝鎖アルキル基を表し; R5が炭素原子数6個までの直鎖又は分枝鎖アルキル基を表し; R52がメチル又はエチル基を表し; R6が炭素原子数4個までの直鎖又は分枝鎖アルキル、アルケニル又はアルキ ニル基を表し; R2が−S(O)p61を表すとき、R4が−S(O)q61 以外の基を表す 請求項1に記載の化合物。 3.R1がシクロプロピル基を表し; R2が塩素もしくは臭素原子;1個以上のハロゲン原子により任意に置換され た炭素原子数1もしくは2個のアルキル基;1個以上のハロゲン原子により任意 に置換された炭素原子数1もしくは2個のアルコキシ基;又は−S(O)p61 基を表し; R4がフッ素、塩素もしくは臭素原子;1個以上のハロゲン原子により任意に 置換された炭素原子数1もしくは2個のアルキル基;1個以上のハロゲン原子に より任意に置換された炭素原子数1もしくは2個のアルコキシ基;又は−S(O )q61基を表し; R61がメチル又はエチル基を表し; R5が炭素原子数6個までの直鎖又は分枝鎖アルキル基を表し; R51がメチル又はエチル基を表し; R52がメチル又はエチル基を表し; R6がメチル又はエチル基を表し; R2が−S(O)p61を表すとき、R4が−S(O)q61 以外の基を表す 請求項1に記載の化合物。 4.R1がシクロプロピル基を表す請求項1に記載の化合物。 5.Rが水素又は−CO2Etを表し; R1がシクロプロピル基を表し; R2が塩素原子;メチル、トリフルオロメチル、メトキシ又は−S(O)p61 を表し: R3が−S(O)n6基を表し; R4が塩素もしくは臭素原子;又は−S(O)q61基を表し; R6がメチル、エチル、プロピル、クロロメチル又はプロペニルを表し; R61がメチルを表し; n、p及びqが独立して0、1又は2を表す 請求項1に記載の化合物。 6.4−[2,3−ビス(メチルスルフェニル)−4−クロロベンゾイル]−5 −シクロプロピルイソオキサゾール; 4−[4−クロロ−3−(メチルスルフェニル)−2− (メチルスルホニル)ベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 5−シクロプロピル−4−[2,4−ジクロロ−3−(メチルスルホニル)ベン ゾイル]イソオキサゾール; 5−シクロプロピル−4−[3,4−ビス(メチルスルフェニル)−2−トリフ ルオロメチルベンゾイル]イソオキサゾール; 5−シクロプロピル−4−[3−(メチルスルフェニル)−4−(メチルスルホ ニル)−2−トリフルオロメチルベンゾイル]イソオキサゾール; 5−シクロプロピル−4−[3,4−ビス(メチルスルホニル)−2−トリフル オロメチルベンゾイル]イソオキサゾール; 4−[4−クロロ−3−(メチルスルフェニル)−2−トリフルオロメチルベン ゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 4−[4−クロロ−2−(メチルスルホニル)−3−(プロプ−2−エニルスル フェニル)ベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 4−[4−ブロモ−3−(メチルスルフェニル)−2− (メチルスルホニル)ベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 4−[2,3−ビス(メチルスルフェニル)−4−ブロモベンゾイル]−5−シ クロプロピルイソオキサゾール; 4−[4−クロロ−3−(メチルスルホニル)−2−トリフルオロメチルベンゾ イル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 4−[4−クロロ−3−(メチルスルフィニル)−2−トリフルオロメチルベン ゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 5−シクロプロピル−4−[2−メチル−3−(メチルスルフェニル)−4−( メチルスルホニル)ベンゾイル]イソオキサゾール; 4−[3,4−ビス(メチルスルホニル)−2−メチルベンゾイル]−5−シク ロプロピルイソオキサゾール; 5−シクロプロピル−4−[2−メチル−3−(メチルスルフィニル)−4−( メチルスルホニル)ベンゾイル]イソオキサゾール; 4−[2,3−ビス(メチルスルフェニル)−4−クロロベンゾイル]−5−シ クロプロピルイソオキサゾール−3 −カルボン酸エチル; 4−[4−クロロ−3−(エチルスルフェニル)−2−(メチルスルフェニル) ベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 4−[4−クロロ−3−(クロロメチルスルフェニル)−2−メトキシベンゾイ ル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 4−[4−クロロ−3−(クロロメチルスルフィニル)−2−メトキシベンゾイ ル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 4−[4−クロロ−3−(クロロメチルスルホニル)−2−メトキシベンゾイル ]−5−シクロプロピルイソオキサゾール; 4−[4−クロロ−2−(メチルスルフェニル)−3−(プロピルスルフェニル )ベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール;又は 4−[4−クロロ−3−(1−メチルエチルスルフェニル)−2−(メチルスル フェニル)ベンゾイル]−5−シクロプロピルイソオキサゾール である請求項1に記載の化合物。 7.(a)Rが水素を表す場合には、式(II): (式中、Lは離脱基であり、R1、R2、R3及びR4は請求項1と同義である)の 化合物をヒドロキシルアミン又はヒドロキシルアミンの塩と反応させ、 (b)Rが水素を表す場合には、式(III): (式中、R1は請求項1と同義であり、Yはカルボキシ基又はその反応性誘導体 を表す)の化合物を適当な有機金属試薬と反応させ、 (c)Rが−CO25基を表し、nが0又は2を表し、R2がR21を表し、R21 はpが0又は2であるという条件下でR2と同義であり、R4がR41基を表し、R41 はpが0又 は2であるという条件下でR4と同義である場合には、式(IV): (式中、R1及びR3は請求項1と同義であり、R21及びR41は上記と同義であり 、nは0又は2であり、Pは離脱基である)の化合物を式:R52CC(Z)= NOH(式中、R5は請求項1と同義であり、Zはハロゲン原子である)の化合 物と反応させ、 (d)Rが−CO24基を表し、nが0又は2であり、R2が上記R21を表し、 R4が上記R41を表す場合には、式(V): (式中、R1及びR3は請求項1と同義であり、R21及びR41は上記と同義であり 、nは0又は2である)の化合物を式:R52CC(Z)=NOH(式中、R5 は請求項1と同義であり、Zはハロゲン原子である)の化合物と反応させ、 (e)Rが−CO24基を表し、nが0又は2であり、R2が上記R21を表し、 R4が上記R41を表す場合には、式(VI): (式中、R1及びR3は請求項1と同義であり、R21及びR41は上記と同義であり 、nは0又は2である)の化合物の塩を式:R52CC(Z)=NOH(式中、 R5は請求項1と同義であり、Zは上記と同義である)の化合物と反応させ、 (f)nが1又は2であり及び/又はpが1又は2であり及び/又はqが1又は 2である場合には、n及び/又はp 及び/又はqが0又は1である対応する化合物の硫黄原子を酸化させる ことからなる請求項1に記載の式(I)の化合物の製造方法。 8.農業的に許容可能なキャリヤー又は希釈剤及び/又は界面活性剤と共に除草 剤として有効量の請求項1に記載の式(I)の化合物を活性成分として含有する 除草剤組成物。 9.活性成分0.05〜90重量%を含有する請求項8に記載の除草剤組成物。 10.所定の場所における雑草の成長の防除方法であって、除草剤として有効量 の請求項1に記載の式(I)の化合物を前記場所に施用することからなる前記方 法。 11.前記場所が作物栽培に使用されているか又は使用する予定の区域であり、 0.01kg〜4.0kg/haの施用量で化合物を施用する請求項10に記載 の方法。
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