JPH0524743Y2 - - Google Patents

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JPH0524743Y2
JPH0524743Y2 JP1987099823U JP9982387U JPH0524743Y2 JP H0524743 Y2 JPH0524743 Y2 JP H0524743Y2 JP 1987099823 U JP1987099823 U JP 1987099823U JP 9982387 U JP9982387 U JP 9982387U JP H0524743 Y2 JPH0524743 Y2 JP H0524743Y2
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connector
bent
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JP1987099823U
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JPS644728U (ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は横葺き屋根における屋根板のジヨイン
ト装置に関する。
(従来技術とその問題点) 近年、縦葺き屋根板に代つて、横葺き屋根板が
用いられることが多い。横葺きの屋根板は、平面
以外の屋根面上に施工が容易であるほか、壁面に
もそのまま転用できる等の利便を有する反面、大
型連築物の屋根面を葺く場合、一枚の屋根板は約
15メートル程度の長さにしか加工できないので、
屋根の横巾全長をカバーすることができない場合
があつた。したがつて、通常は屋根板同士を連結
することが行われているが、従来のジヨイント装
置(実公昭55−51954号、同55−51955号、同55−
51956号)は連結用差込片の左右両側の差込面部
に被連結用屋根板を差込み固定するものである。
しかし、該ジヨイント装置は連結用差込片の形状
が複雑で成形が困難であるとともに、屋根板の連
結側端部を特殊な形状に切欠く必要があるので高
価にならざるを得ない、屋根板の連結部からの雨
水等の浸入を確実に防止することができない等の
難点があり、この点の解決が望まれていた。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は上記の観点に鑑みてなされたものであ
つて、特に、構造が簡単で安価であるとともに、
取付作業が容易に行え、且つ雨水等の浸入を確実
に防止することができる屋根板のジヨイント装置
を提案することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための手段として、本考案
に係る屋根板のジヨイント装置は、横葺きのドブ
板を横方向に連結するためのジヨイント装置であ
つて、該ドブ板は折返し部11aと、上面部11
bと、垂下部11cとから成る上端部11と、膨
出部12aと、垂下部12bと屈曲部12cとか
ら成る下端部12とを備えるとともに、上記ジヨ
イント装置は、連結具1と該連結具1に摺動可能
に取付けられたジヨイントカバー2から成り、該
連結具は金属板の中央部の縦方向に所定間隔も以
つて対向形成した差込収納部3,3を有する葛折
り状の折曲段部4と、その外側に平行して形成し
た複数の葛折り状の折曲段部を有し、且つその上
端部は上記ドブ板の折返し部11aの外側に当接
し、下端部は上記ドブ板の垂下部12bの内側面
と嵌合するように折曲げされる一方、上記ジヨイ
ントカバー2は長手両側に中央部をZ字形に折曲
げることにより両側方に張出し形成された張出部
14,14が上記連結具1の折曲段部4の差込収
納部3,3内に摺動可能に挿嵌され、連結具1と
の間にドブ板の側端部が差込まれ、且つ上端部が
上記ドブ板の上端部11の折返し部11a内に嵌
合され、下端部がドブ板の下端部12の外側面に
嵌合するように折曲して形成されたことを特徴と
する。
(考案の作用、効果) 上記構成のように、屋根板のジヨイント装置に
よれば、屋根板の連結にあたつては、連結具1に
対しジヨイントカバー2を下方に引いた状態にお
いて、上記連結具1の表面に沿つてドブ板10,
10の側端部をスライドさせ、各側端部を連結具
1とジヨイントカバー2との間に嵌入させる。次
に、上記ジヨイントカバー2を上方に押込んでそ
の上端部15を上記ドブ板10,10の上端部1
1の折返し部11a内に押圧嵌合させるととも
に、下端部16をドブ板10,10の下端部12
の外側面に嵌合することによつて連結は完了す
る。したがつて、連結作業を簡単に行なうことが
できる。
また、ジヨイントカバー2の両側部の中央に形
成された張出部14,14は連結具1の折曲段部
4,4によつて形成された差込収納部3,3内に
挿嵌され、差込収納部3,3の上下端は連結具1
の上下端の折曲げによつて閉鎖されているから、
上記張出部14,14は差込収納部3,3内に摺
動自在に保持される。このように連結具1とジヨ
イントカバー2とは一体的になつているから、ド
ブ板の連結作業にあたつては、連結具1とジヨイ
ントカバー2とを一体のものとして扱うことがで
き、作業能率が向上する。また、連結具1とジヨ
イントカバー2の数を合わせたり、紛失防止のた
めの配慮が必要でないから、取扱いか楽である。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施態様の一例に
ついて説明する。
図において、符号Aは本考案に係る屋根板のジ
ヨイント装置を示す。この屋根板のジヨイント装
置Aは連結具1と該連結具1に摺動可能に取付け
られたジヨイントカバー2から構成されている。
連結具1は第1図aに示すように金属板の中央
部の縦方向に所定間隔を以つて対向して形成され
た差込収納部3,3を有する葛折り状の折曲段部
4,4と、その両側に平行して形成された複数の
葛折り状の折曲段部5,5及び6,6とによつて
形成されるとともに、その上下端部7,8は互い
に反対側に略90°折曲げ加工して形成されている。
そして、上記上端部7には上記連結具1の両側部
から差込んで連結されるドブ板(屋根板)10,
10の折返し部11aと、上面部11bと、垂下
部11cから成る上端部11の外側に当接する折
曲部7aが形成されるとともに、下端部8は上記
ドブ板10,10の膨出部12aと、垂下部12
b、屈曲部12cから成る下端部12の内側部と
整合する折曲部8aが形成されている。一方、上
記ジヨイントカバー2は長手両側の中央部をZ字
形に折曲げて両側方に張出す張出部14,14を
形成し、さらに上下端部15,16をそれぞれ反
対側に折曲げして形成されている。下端部16は
ドブ板10の下端部12に対応するように形成さ
れている。そして、上記両側の張出部14,14
は上記連結具1の折曲段部4,4の差込収納部
3,3に挿嵌されている。これによつて、ジヨイ
ントカバー2は連結具1に一体に取付けられて形
成され、且つ該差込収納部3,3の範囲内で上下
に移動させることができる。
屋根板のジヨイント装置Aは上述のように構成
されているので、その連結にあたつては、第1図
aに示すように連結具1に対しジヨイントカバー
2を下方に引いた状態において、上記連結具1の
表面に沿つてドブ板(屋根板)10,10の側端
部をスライドさせ、各側端部を連結具1とジヨイ
ントカバー2との間に嵌入させる。次に、上記ジ
ヨイントカバー2を上方に押込んでその上端部1
5を上記ドブ板10,10の上端部11の折返し
部11a内に押圧嵌合させるとともに、下端部1
6をドブ板10,10の下端部12の外側面に嵌
合することによつて、同図bに示すように連結は
完了する。
上述のように屋根板のジヨイント装置Aによれ
ば、連結具1の両側部からドブ板10,10の側
端部をジヨイントカバー2側に接近させ、さらに
連結具1とジヨイントカバー2との間に嵌入した
あと上記ジヨイントカバー2を上方に押し込むだ
けで簡単に連結することができる。また、ジヨイ
ントカバー2の両側部の中央に形成された張出部
14,14は連結具1の折曲段部4,4によつて
形成された差込収納部3,3内に嵌挿され、差込
収納部3,3の上下端は連結具1の上下端の折曲
げによつて閉鎖されているから、上記張出部1
4,14は差込収納部3,3内に摺動自在に保持
される。このように連結具1とジヨイントカバー
2とは一体的になつているから、ドブ板の連結作
業にあたつては、連結具1とジヨイントカバー2
とを一体のものとして扱うことができ、作業能率
が向上する。また、連結具1とジヨイントカバー
2の数を合わせたり、紛失防止のための配慮が必
要でないから、取扱いが楽である。さらに、上記
連結具1には折曲段部4,5,6が所定間隔を以
つて形成されているので、該折曲段部4,5,6
によつてドブ板10,10の連結部からの雨水等
の浸入を確実に防止することができるとともに、
強度的にも優れる。加えて、上記ドブ板10,1
0の連結端部に切欠きを形成する必要がないの
で、製造コストを低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案に係る屋根板のジヨイン
ト装置の分解斜視図及びドブ板を連結した状態の
斜視図、第2図は第1図bのA−Aの断面図であ
る。 符号、A……ジヨイント装置、1……連結具、
2……ジヨイントカバー、3……差込収納部、
4,5,6……折曲段部、10……ドブ板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横葺きのドブ板を横方向に連結するためのジヨ
    イント装置であつて、該ドブ板は折返し部11a
    と、上面部11bと、垂下部11cとから成る上
    端部11と、膨出部12aと、垂下部12bと屈
    曲部12cとから成る下端部12とを備えるとと
    もに、上記ジヨイント装置は、連結具1と該連結
    具1に摺動可能に取付けられたジヨイントカバー
    2から成り、該連結具は金属板の中央部の縦方向
    に所定間隔を以つて対向形成した差込収納部3,
    3を有する葛折り状の折曲段部4と、その外側に
    平行して形成した複数の葛折り状の折曲段部を有
    し、且つその上端部は上記ドブ板の折返し部11
    aの外側に当接し、下端部は上記ドブ板の垂下部
    12bの内側面と嵌合するように折曲げされる一
    方、上記ジヨイントカバー2は長手両側に中央部
    をZ字形に折曲げることにより両側方に張出し形
    成された張出部14,14が上記連結具1の折曲
    段部4の差込収納部3,3内に摺動可能に挿嵌さ
    れ、連結具1との間にドブ板の側端部が差込ま
    れ、且つ上端部が上記ドブ板の上端部11の折返
    し部11a内に嵌合され、下端部がドブ板の下端
    部12の外側面に嵌合するように折曲して形成さ
    れたことを特徴とする屋根板のジヨイント装置。
JP1987099823U 1987-06-29 1987-06-29 Expired - Lifetime JPH0524743Y2 (ja)

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JP1987099823U JPH0524743Y2 (ja) 1987-06-29 1987-06-29

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JPS644728U JPS644728U (ja) 1989-01-12
JPH0524743Y2 true JPH0524743Y2 (ja) 1993-06-23

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