JPH05243916A - 論理反転エラー防止機能付フリップフロップ回路 - Google Patents
論理反転エラー防止機能付フリップフロップ回路Info
- Publication number
- JPH05243916A JPH05243916A JP4018031A JP1803192A JPH05243916A JP H05243916 A JPH05243916 A JP H05243916A JP 4018031 A JP4018031 A JP 4018031A JP 1803192 A JP1803192 A JP 1803192A JP H05243916 A JPH05243916 A JP H05243916A
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- JP
- Japan
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- flip
- flop
- logic inversion
- circuit
- inversion error
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Abstract
(57)【要約】
【目的】宇宙環境などでICに使用され、放射線、外来
ノイズによる論理反転エラーを防止する。 【構成】フリップフロップ1の出力に、遅延回路A2,
B3および排他的論理和回路のEX−OR回路4を組合
せ使用し、フリップフロップ1の論理反転エラーを検出
し、これにより論理状態を、自動的に正しい状態へ復帰
させることで、フリップフロップ1の論理反転エラーを
防止する。
ノイズによる論理反転エラーを防止する。 【構成】フリップフロップ1の出力に、遅延回路A2,
B3および排他的論理和回路のEX−OR回路4を組合
せ使用し、フリップフロップ1の論理反転エラーを検出
し、これにより論理状態を、自動的に正しい状態へ復帰
させることで、フリップフロップ1の論理反転エラーを
防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は論理反転エラー防止機能
付フリップフロップ回路に関し、特にIC回路にて使用
され、放射線や外来ノイズを受け易い環境において、安
定した状態保持が要求される場合に有効な、論理反転エ
ラー防止機能付フリップフロップ回路に関する。
付フリップフロップ回路に関し、特にIC回路にて使用
され、放射線や外来ノイズを受け易い環境において、安
定した状態保持が要求される場合に有効な、論理反転エ
ラー防止機能付フリップフロップ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフリップフロップ回路
は、放射線や外来ノイズ等の影響により、論理反転が発
生する可能性が大きいことから、フリップフロップ周辺
のノイズレベル低減や被曝放射線量の低減等の対策を施
していた。
は、放射線や外来ノイズ等の影響により、論理反転が発
生する可能性が大きいことから、フリップフロップ周辺
のノイズレベル低減や被曝放射線量の低減等の対策を施
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の論理反
転エラー防止方法では、放射線量や外来ノイズの低減が
十分でなく、フリップフロップの論理反転防止に十分な
効果が得られていないという欠点がある。
転エラー防止方法では、放射線量や外来ノイズの低減が
十分でなく、フリップフロップの論理反転防止に十分な
効果が得られていないという欠点がある。
【0004】本発明の目的は上述した欠点を除去し、論
理反転防止に十分な効果が得られる論理反転エラー防止
機能付フリップフロップ回路を提供することにある。
理反転防止に十分な効果が得られる論理反転エラー防止
機能付フリップフロップ回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の論理反転エラー
防止機能付フリップフロップは、IC回路で使用され、
放射線もしくは外来ノイズによって引き起こされるフリ
ップフロップの論理反転を、論理復元して防止する機能
を有して構成される。
防止機能付フリップフロップは、IC回路で使用され、
放射線もしくは外来ノイズによって引き起こされるフリ
ップフロップの論理反転を、論理復元して防止する機能
を有して構成される。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0007】図1は、本発明の一実施例の回路図であ
る。図1に示す本実施例の論理反転エラー防止機能付フ
リップフロップ回路は、論理反転の生ずる可能性を有し
たフリップフロップ1、フリップフロップ1出力を遅延
させるための遅延回路A2、フリップフロップ1の直接
出力と遅延回路A2を通った出力との排他的論理和をと
るためのEX−OR(排他的論理和)回路4、遅延回路
A2の出力を更に遅延させるための遅延回路B3、フリ
ップフロップ1へのアクセスモードと、データ保持モー
ドとを切り替えるための切替スイッチ5を備えて構成さ
れる。
る。図1に示す本実施例の論理反転エラー防止機能付フ
リップフロップ回路は、論理反転の生ずる可能性を有し
たフリップフロップ1、フリップフロップ1出力を遅延
させるための遅延回路A2、フリップフロップ1の直接
出力と遅延回路A2を通った出力との排他的論理和をと
るためのEX−OR(排他的論理和)回路4、遅延回路
A2の出力を更に遅延させるための遅延回路B3、フリ
ップフロップ1へのアクセスモードと、データ保持モー
ドとを切り替えるための切替スイッチ5を備えて構成さ
れる。
【0008】図2は、図1の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。以下図2を併せ参照しつつ本実
施例の動作について説明する。
ミングチャートである。以下図2を併せ参照しつつ本実
施例の動作について説明する。
【0009】本実施例における論理反転エラー防止機能
は、イネーブル入力8をL(ロウ)レベルとし、データ
保持モードとした時に有効となる。
は、イネーブル入力8をL(ロウ)レベルとし、データ
保持モードとした時に有効となる。
【0010】いま、データ保持モードにおいて、フリッ
プフロップ1の状態がH(ハイ)レベルからLレベルへ
反転エラーを生じたと仮定する。
プフロップ1の状態がH(ハイ)レベルからLレベルへ
反転エラーを生じたと仮定する。
【0011】このとき、EX−OR回路入力4の入力9
のレベルは即座にHレベルからLレベルへ変化するが、
入力10のレベルは、遅延回路A2による遅延分だけ遅
れてHレベルからLレベルへ変化する。従って、この時
間差の分だけ、EX−OR回路4の出力は一時的にLレ
ベルからHレベルへ変化する。
のレベルは即座にHレベルからLレベルへ変化するが、
入力10のレベルは、遅延回路A2による遅延分だけ遅
れてHレベルからLレベルへ変化する。従って、この時
間差の分だけ、EX−OR回路4の出力は一時的にLレ
ベルからHレベルへ変化する。
【0012】この、LレベルからHレベルへの出力変化
をクロックとして、遅延回路B3の出力がフリップフロ
ップ1に取り込まれ、状態設定される。このとき、遅延
回路B3の出力はエラー発生前の状態Hレベルを保持し
ているためフリップフロップ1の状態はエラー発生前の
状態であるHレベルに自動的に復帰することになる。
をクロックとして、遅延回路B3の出力がフリップフロ
ップ1に取り込まれ、状態設定される。このとき、遅延
回路B3の出力はエラー発生前の状態Hレベルを保持し
ているためフリップフロップ1の状態はエラー発生前の
状態であるHレベルに自動的に復帰することになる。
【0013】以上の動作は、フリップフロップ1の状態
がLレベルからHレベルへ反転エラーを起こした場合で
も同様に行われる。
がLレベルからHレベルへ反転エラーを起こした場合で
も同様に行われる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、フリップ
フロップ出力に対する論理反転を、遅延回路と排他的論
理回路を組合せ利用して元の状態に自動的に論理復元さ
せることにより、フリップフロップの論理反転エラーを
自動的に防止することができる効果がある。
フロップ出力に対する論理反転を、遅延回路と排他的論
理回路を組合せ利用して元の状態に自動的に論理復元さ
せることにより、フリップフロップの論理反転エラーを
自動的に防止することができる効果がある。
【図1】本発明の一実施例の論理反転エラー防止機能付
フリップフロップ回路の回路図である。
フリップフロップ回路の回路図である。
【図2】図1の実施例の動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
グチャートである。
1 フリップフロップ 2 遅延回路A 3 遅延回路B 4 EX−OR回路 5 切替スイッチ 6 データ入力 7 クロック入力 8 イネーブル入力 9 入力 10 入力
Claims (1)
- 【請求項1】 IC回路で使用され、放射線もしくは外
来ノイズによって引き起こされるフリップフロップの論
理反転を、論理復元して防止する機能を有して成ること
を特徴とする論理反転エラー防止機能付フリップフロッ
プ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4018031A JPH05243916A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 論理反転エラー防止機能付フリップフロップ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4018031A JPH05243916A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 論理反転エラー防止機能付フリップフロップ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05243916A true JPH05243916A (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=11960301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4018031A Withdrawn JPH05243916A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 論理反転エラー防止機能付フリップフロップ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05243916A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013008442A (ja) * | 2011-06-23 | 2013-01-10 | Thales | 高エネルギー粒子の衝突の影響を補正するメモリ素子 |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP4018031A patent/JPH05243916A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013008442A (ja) * | 2011-06-23 | 2013-01-10 | Thales | 高エネルギー粒子の衝突の影響を補正するメモリ素子 |
EP2538414B1 (fr) * | 2011-06-23 | 2019-08-28 | Thales | Dispositif de mémoire corrigeant l'effet de collisions de particules à hautes énergie |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |