JPH06268492A - クロック切り換え回路 - Google Patents

クロック切り換え回路

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Publication number
JPH06268492A
JPH06268492A JP5661893A JP5661893A JPH06268492A JP H06268492 A JPH06268492 A JP H06268492A JP 5661893 A JP5661893 A JP 5661893A JP 5661893 A JP5661893 A JP 5661893A JP H06268492 A JPH06268492 A JP H06268492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
clock
output
flip
flop
Prior art date
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Pending
Application number
JP5661893A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Irisa
直喜 入佐
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Publication of JPH06268492A publication Critical patent/JPH06268492A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 クロック切り換え信号がハイレベルからロー
レベルに変化したとき、フリップフロップ1の出力Q1
はローレベルになる。その後、フリップフロップ2のデ
ータ部D2にハイレベルの信号が入力し、クロック信号
CK2に同期して、出力Q2がハイレベルになり、ノア回
路10から出力クロックとして、クロック信号CK1
らクロック信号CK2に切り換える。 【効果】 グリッチの発生及び所定より短かい幅の不要
パルスの発生を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータ等
に用いられるクロック信号切り換え回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来技術では、一般にクロック信号の選
択にはマルチプレクサを用いているが、この場合、クロ
ック切り換え信号が変化した瞬間にそれまで選択されて
いたクロック信号が禁止され、直ちに別のクロック信号
が選択されてしまうため、クロック切り換え時にグリッ
チが発生し、CPUを含むシステムの誤動作の原因とな
っていた。
【0003】そこで、例えば、特開平2−290322
号公報の記載に示すように、クロック切り換え時のグリ
ッチ発生を防止するために、保持回路(フリップフロッ
プ)を用いてクロック信号の入力を同期させる等の技術
を用いることにより、グリッチ発生防止が可能となっ
た。
【0004】図3は従来の保持回路を用いたクロック切
り換え回路の構成図であり、図4は同回路の動作説明に
供するタイミングチャートである。図3において、イン
バータ13を用いて、互いに相補レベルのクロック切り
換え信号(以下、「信号CK1/反転CK2」とする。)
及び周波数の異なるクロック信号(以下、「信号C
1」及び「信号CK2」とする。)が入力されるフリッ
プフロップ11及びフリップフロップ12が保持回路を
成し、フリップフロップ11の出力(以下、「出力
11」とする。)と信号CK1/反転CK2と信号CK1
とが入力される3入力のナンド回路14の出力と、フリ
ップフロップ12の出力(以下「出力Q12」とする。)
と信号CK1/反転CK2と信号CK2とが入力される3
入力のナンド回路15の出力とがナンド回路16に入力
され、ナンド回路16の出力がクロック信号出力(以下
「出力CKOUT」という。)となる。
【0005】次に、図3に示す回路動作を図4を用いて
説明する。まず、信号CK1/反転CK2がハイレベルの
時、フリップフロップ11が信号CK1に同期して、ハ
イレベル出力Q11を3入力ナンド回路14に出力し、3
入力ナンド回路は信号CK1を出力する。また、信号C
1/反転CK2のレベルが反転し、ローレベルが3入力
ナンド回路15に入力されているので、3入力ナンド回
路15の出力は、ハイレベルである。
【0006】次に、信号CK1/反転CK2がローレベル
に変化した時、3入力ナンド回路14にローレベル信号
が入力されるので、3入力ナンド回路14からの信号C
1の出力が禁止され、フリップフロップ12におい
て、信号CK2によって同期されるまでは、出力クロッ
ク(CKOUT)はローレベルが出力されることにな
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のクロック信
号切り換え回路を用いれば、クロック信号切り換え時の
グリッチの発生は防止できるが、切り換えた瞬間に、選
択されていた信号CK1の出力を禁止するため、図4の
点線枠内に示す様な信号CK1より短かい幅のパルス
(以下、「不要パルス」という。)が発生する恐れがあ
る。上記不要パルスの幅は信号CK1/反転CK2を信号
CK1(又は信号CK2)の入力に対して同期入力しない
限り不定であり、サンプリングができない等のシステム
の誤動作の原因となる。
【0008】本発明は、クロック切り換え信号が変化し
た瞬間にそれまで選択されていたクロック信号の出力を
直ちに禁止せずに、該クロック信号に同期させて禁止
し、該禁止処理後、次に選択されたクロック信号の出力
に切り換えることにより、クロック切り換え時のグリッ
チの発生及び切り換え前に選択されていたクロック信号
の不要パルスの発生を防止する手段を提供することを目
的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック信号切
り換え回路は、周波数の異なるクロック信号及び互いに
相補レベルのクロック切り換え信号が入力され、上記ク
ロック信号に同期して、上記クロック切り換え信号を出
力する第1フリップフロップ及び第2フリップフロップ
と、上記第1フリップフロップの反転出力信号がアクテ
ィブレベルのとき、上記クロック切り換え信号を第2フ
リップフロップのデータ入力部に出力する第1ゲート回
路と、上記第2フリップフロップの反転出力信号がアク
ティブレベルのときに、上記クロック切り換え信号を第
1フリップフロップのデータ入力部に出力する第2ゲー
ト回路と、上記2種類のクロック信号及び上記第1及び
第2フリップフロップの出力信号が入力し、アクティブ
レベル出力である方の上記フリップフロップに入力され
ている上記クロック信号を出力する第3ゲート回路とを
有することを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上記構成にすることにより、クロック切り換え
前に選択されていたクロック信号は、クロック切り換え
時に即禁止されず、該クロック信号の次の立ち上がり時
に禁止し、該禁止処理後、次に選択されたクロック信号
の最初の立ち上がり時に、クロック出力が切り換えられ
る。
【0011】
【実施例】以下、一実施例に基づいて、本発明を詳細に
説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例のクロック信号切
り換え回路の構成図であり、図2は同回路の動作説明に
供するタイミングチャートである。図1において、本発
明の一実施例のクロック信号切り換え回路は、インバー
タ5を用いて、互いに相補レベルのクロック切り換え信
号(以下、「信号CK1/反転CK2」という。)及びク
ロック信号(以下、「信号CK1」という。)が入力さ
れるフリップフロップ1と信号CK1/反転CK2及び信
号CK1とは周波数の異なるクロック信号(以下、「信
号CK2」という。)が入力されるフリップフロップ2
とが保持回路を成している。また、信号CK1/反転C
2とフリップフロップ2の出力(以下、「出力Q2」と
いう。)の反転信号とがアンド回路3を介して、フリッ
プフロップ1のデータ部に入力され、同様に、反転信号
CK1/反転CK2とフリップフロップ1の出力(以下、
「出力Q1」という。)の反転信号とがアンド回路4を
介して、フリップフロップ2のデータ部に入力される。
更に、出力Q1とインバータ6によって反転された信号
CK1とがアンド回路8に入力し、出力Q2とインバータ
7によって反転された信号CK2とがアンド回路9に入
力し、アンド回路8及び9の出力信号がノア回路10を
介して、出力クロック(CKOUT)として出力される
構成になっている。
【0013】次に図2を用いて、図1に示す回路の動作
説明をする。
【0014】まず、出力クロックに信号CK1が出力さ
れている場合、信号CK1/反転CK2がハイレベルであ
り、反転出力Q2がハイレベルであるのでアンド回路3
を介して、フリップフロップ1のデータ部D1にはハイ
レベルの信号が入力される。一方、反転信号CK1/反
転CK2がローレベルであり、反転出力Q1はローレベル
であるので、アンド回路4を介してフリップフロップ2
のデータ部D2にはローレベルの信号が入力される。
【0015】次に、信号CK1/反転CK2がハイレベル
からローレベルに変化すると、アンド回路3の出力はロ
ーレベルとなり、信号CK1/反転CK2が反転した後の
最初の信号CK1の立ち上がりで、出力Q1はハイレベル
からローレベルに変化し、一方、反転出力Q1がハイレ
ベルとなり、反転信号CK1/反転CK2がハイレベルと
なるので、アンド回路4を介して、フリップフロップ2
のデータ部D2にはハイレベルの信号が入力し、信号C
1/反転CK2が反転した後の最初の信号CK2の立ち
上がりで、出力Q2はローレベルからハイレベルに変化
する。
【0016】その後、出力Q2がハイレベルなので反転
信号CK2がアンド回路9を介して、ノア回路10へ入
力され、また、出力Q1はローレベルなので、反転信号
CK2はノア回路10へは入力されないので、ノア回路
10からは出力クロックとして、信号CK2が出力され
る。
【0017】上記信号CK1/反転CK2が反転した後、
最初の信号CK1の立ち上がり時から最初の信号CK2
立ち上がり時までの間は、出力Q1及び出力Q2共にロー
レベルであるので、出力クロックは信号CK1及び信号
CK2のいずれの信号も出さず、ハイレベル状態の期間
(クロック停止期間)となる。
【0018】また、クロック出力が信号CK2から信号
CK1に切り換えられる際も、上述と同様の動作を行
う。
【0019】
【発明の効果】以上、詳細に説明した様に、本発明を用
いることにより、クロック切り換え信号をクロック信号
に同期させることができ、クロック切り換え時に発生す
るグリッチを防止し、更に、クロック切り換え信号が出
力される前に出力されていたクロック信号は、クロック
切り換え信号入力時に即時に禁止されないため、上記ク
ロック信号による不要パルスを出力せずに、新たなクロ
ック信号へ切り換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のクロック切り換え回路の構
成図である。
【図2】同実施例の動作説明に供するタイミングチャー
トである。
【図3】従来のクロック切り換え回路の構成図である。
【図4】同従来回路の動作説明に供するタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
1,2 フリップフロップ 3,4,8,9 アンド回路 5,6,7 インバータ 10 ノア回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数の異なるクロック信号及び互いに
    相補レベルのクロック切り換え信号が入力され、上記ク
    ロック信号に同期して、上記クロック切り換え信号を出
    力する第1フリップフロップ及び第2フリップフロップ
    と、 上記第1フリップフロップの反転出力信号がアクティブ
    レベルのとき、上記クロック切り換え信号を第2フリッ
    プフロップのデータ入力部に出力する第1ゲート回路
    と、 上記第2フリップフロップの反転出力信号がアクティブ
    レベルのときに、上記クロック切り換え信号を第1フリ
    ップフロップのデータ入力部に出力する第2ゲート回路
    と、 上記2種類のクロック信号及び上記第1及び第2フリッ
    プフロップの出力信号が入力し、アクティブレベル出力
    である方の上記フリップフロップに入力されている上記
    クロック信号を出力する第3ゲート回路とを有すること
    を特徴とするクロック切り換え回路。
JP5661893A 1993-03-17 1993-03-17 クロック切り換え回路 Pending JPH06268492A (ja)

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JP5661893A JPH06268492A (ja) 1993-03-17 1993-03-17 クロック切り換え回路

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JP5661893A JPH06268492A (ja) 1993-03-17 1993-03-17 クロック切り換え回路

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JPH06268492A true JPH06268492A (ja) 1994-09-22

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JP5661893A Pending JPH06268492A (ja) 1993-03-17 1993-03-17 クロック切り換え回路

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