JPH03114313A - 論理回路のクロック同期化方式 - Google Patents

論理回路のクロック同期化方式

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JPH03114313A
JPH03114313A JP1253108A JP25310889A JPH03114313A JP H03114313 A JPH03114313 A JP H03114313A JP 1253108 A JP1253108 A JP 1253108A JP 25310889 A JP25310889 A JP 25310889A JP H03114313 A JPH03114313 A JP H03114313A
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JP
Japan
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clock
level
signal
direct
reset
Prior art date
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Application number
JP1253108A
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English (en)
Inventor
Yoji Nogami
曜二 能上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH03114313A publication Critical patent/JPH03114313A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、セットまたはリセット入力信号による論理回
路の状態変化をクロックに同期化させることにより高い
ノイズマージンを確保し、誤動作を除土する論理回路の
クロック同期化方式に関する。
〔従来の技術〕
従来の論理回路では、クロックに同期しないセットまた
はリセット入力信号によって状態変化させ、動作を行な
う非同期式の設計が多く行なわれていた0例えば、第5
図に示すダイレクトリセット入力端子Rを有するD型フ
リップフロップ(6a)を用いたものである。このフリ
ップフロップ(6a)では、下表に示すようにダイレク
トリセット入力端子RがHレベル(有意でない)の場合
、クロック入力端子Tに供給されるクロック入力の立上
りエツジにおいて、データ入力端子りに供給されている
データ入力の値をD型フリップフロップ(6a)の状態
として保持し、その値を正論理データのデータ出力とし
て出力端子Qから出力する。一方、ダイレクトリセット
端子RがLレベル(有意)の場合には、クロック入力及
びデータ入力に無関係にD型フリップフロップ(6a)
の状態にリセットかかかり、正論理のデータ出力はLレ
ベルとなる。
即ち、リセットはクロックに同期して行なわれていない
ただし、↑はクロックの立上り、Xは不定である。
第6図は、このような記憶素子を用いた論理回路の一例
である。同図において、(6a)は第5図に示したダイ
レクトリセット付きのD型フリップフロップであり、こ
れのダイレクトリセット入力端子Rに供給される信号を
RST、クロック入力端子Tに供給されるクロック信号
なCLKI、データ人力りに供給される信号をDI、正
論理のデータ出力なFQOとする。(6b)はダイレク
トリセット機能を有しないD型フリップフロップで、ク
ロック入力端子Tに供給されるクロック信号をCLK2
.ダイレクトリセット入力付きのD型フリップフロップ
(6a)のデータ出力FQOをデータ入力とし、正論理
のデータ出力をDOとしている。
第6図の回路の動作を第7図に示すタイミングチャート
を参照しながら説明する。ダイレクトリセット付きD型
フリップフロップ(6a)のダイレクト入力信号RST
が第7図の第2乃至第5周期に示すようにHレベル(有
意ではない)の場合には、両フリップフロップ(6a)
、(6b)のデータ出力FQO,Doは両フリップフロ
ップ(6a)、(6b)のクロック信号CLKI、CL
K2の立上りエツジ(実際には両フリップフロップ(6
a)、(6b)の伝播遅延時間分の遅延が生じる。)に
よって変化する。即ち、クロック信号CLKIか立上っ
たとき、FQOはDIと一致し、クロック信号CLK2
が立上ったとき、DoはFQOに一致する。
一方、第7図の第1周期に示すように、ダイレクトリセ
ット入力信号RSTがLレベル(有意)のとき、D型フ
リップフロップ(6a)のデータ入力DI、クロック信
号CLKIがいかなる状態であろうと、D型フリップフ
ロップ(6a)はリセット状態となり、そのデータ出力
FQOは、Lレベルを保持する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の論理回路は多くの場合、上記のような記憶素子を
用いて構成されている。このような論理回路は、ノイズ
(信号に対してクロストーク・電磁波障害等の外部要因
によって発生する波形の乱れ)若しくはハザード(入力
が変化する際に、回路中の論理素子の遅延によって理想
的な場合と異なる出力を生じてしまう現象)による誤動
作を発生しやすい0例えば、第7図の第4周期において
RSTに点線で示すようにノイズ若しくは一ハザードが
生じた場合、本来Hレベルであるべきダイレクトリセッ
ト付きD型フリップフロップ(6a)のデータ出力FQ
OがLレベルとなる。このダイレクトリセット付きD型
フリップフロップ(6a)はクロック信号CLKIの立
上りで動作するものであるので、ノイズやハザードが速
やかに収束したとしても、データ出力FQOはクロック
信号CLKIの次の立上り(第5周期)まで、誤った状
態を保持する。それまでの間に次段のD型フリップフロ
ップ(6b)にクロック信号CLK2が立上るので、ダ
イレクトリセット入力を持たないD型フリップフロップ
(6b)にまで誤った状態が伝播される。即ち、DOは
、本来クロック信号CLK2の第4周期の立上りにおい
て実線で示すようにHレベルとなるべきであるのに、前
段のフリップフロップ・(6a)の誤動作の影響を受け
て、点線で示すようにLレベルとなる。このような誤動
作は、ダイレクトセット入力を有するD型フリップフロ
ップにおいても生じる。
このようにクロックに同期しないセットまたはリセット
入力によって状態変化を行なう非同期型の論理回路では
、そのセットまたはリセット入力に、ノイズ若しくはハ
ザードが乗った場合には誤動作しやすいという問題点が
あった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、セットまたはリセット入力にノイズ若しくは
ハザードが乗った場合にも誤動作の発生を抑えることを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明では、レベルセンシティブなクロック同朝型の記
憶素子を用いることによってダイレクトセットまたはダ
イレクトリセット等のクロックに同期しない論理回路中
の状態をクロックに同期化させたものである。
〔作用〕
上記のような手段を採用したことにより、論理回路中の
状態変化はクロックに同期して行なわれる。レベルセン
シティブなグロック同期型の記憶素子は、クロックがア
クティブな間、イネ−ツルな状態になるので、この期間
中にノイズやハザードの影響を吸収し、誤動作を抑える
ことができる。
〔実施例〕
第1の実施例は、レベルセンシティブなクロック同期型
の記憶素子として、第2図に示すようなりう・ンチ(7
)を用いている。同図において、Dはデータ入力端子、
Eはクロック入力端子、Qは正論理のデータ出力端子、
QCは負論理のデータ出力端子である。このDラッチ(
7)は、下表にも示すようにクロック入力端子Eに供給
される信号TがHレベル(有意)のとき、データ入力端
子りに供給された信号の値D1をDラッチ(7)の状態
として保持し、その値を正論理のデータ出力端子Qから
出力する。
ただし、Xは不定、*は変化せずである。
このようなりラッチ(7)を用い、第5図に示したダイ
レクトリセット付きのD型フリップフロップ(6a)を
第1図にように置換することによって、ダイレクトリセ
ットによるクロックに同期しない論理回路中の状態変化
をクロックに同期させることができる。即ち、第1図で
は、第2図に示したDラッチ(7)のデータ入力端子り
に、アンドゲート10を介してデータ入力信号D1とリ
セット入力信号R1を供給しであるので、下表に示すよ
うに、クロック入力端子Eに供給される信号TがHレベ
ル(有意)の場合に、リセット入力信号R1がHレベル
(有意でない)であると、データ入力信号DIの値をそ
のDラッチの状態として保持し、その値を正論理出力Q
として出力する。同様に、クロック入力信号TがHレベ
ルの場合、リセット入力信号R1かLレベル(有意)で
あると、データ入力D1の値に拘らず、正論理出力Qを
Lレベルとするものである。即ち、リセットはクロック
入力信号Tに同期して行なわれている。
ただし、Xは不定、*は変化せずである。
このような置換を行なうことによって、第6図に示した
論理回路は第3図のようになる。同図において、(7)
は第2図に示したDラッチであり、そのデータ入力端子
りには、アンドゲート(10)を介してデータ入力信号
DIとダイレクトリセット入力信号RSTが供給され、
クロック入力端子Eにはクロック信号CLKIが供給さ
れている。そして、その論理出力信号LQOが第6図に
示したのと同様なダイレクトリセット機能を有しないフ
リップフロップ(6b)のデータ入力端子りに供給され
ている。
第3図の回路の動作を第4図を参照しながら説明する。
Dラッチ(7)のデータ出力信号LQOは、クロック信
号CLKIがHレベル(有意)の期間において変化し、
Dフリップフロップ(6b)のデータ出力信号DOは、
クロック信号CLK2の立上りエツジによって変化する
(実際には、Dラッチ(7)またはDフリップフロップ
(6b)の伝播遅延時間分の遅延が生じる)、このクロ
ック信号CLK2の立上りタイミングにおいて、LQO
とDOとは第4図の第2乃至第4周期に示すように同一
の値になる。
ここで第4図の第1周期に示すように、ダイレクトリセ
ット入力信号RSTによるダイレクトリセット動作はク
ロック信号CLKIがHレベルてある間に行なわれる。
従って、第4図の第4周期に点線で示すように、クロッ
ク信号CLKIがHレベルである間に、リセット入力信
号RSTにノイズ若しくはハザードが生じたとしても、
Dラッチ(7)はレベルセンセンシティブなものである
ので、ノイズまたはハザードがクロック信号CLKlの
立ち下りまでに収束すれば、誤動作を生じることはない
、また、クロック信号CLKIがLレベル(有意でない
)の場合には、リセット入力信号RSTにノイズまたは
ハザードが生じても影響はない。
上記の実施例は、ダイレクトリセット付きD型フリップ
フロップのクロック同期化に関して説明したが、ダイレ
クトセット付きD型フリップフロップに関しても同様の
クロック同期化を行なうことかできる。第10図のよう
なダイレクトセット付きD型フリップフロップ(6C)
を用いた論理回路は、上述したようレベルセンシティブ
なりラッチ(7)を用いてのクロック同期化によって第
8図のように変換される。第8図の回路の動作を第9図
のタイミングチャートに、第1O図の回路の動作を第1
1図のタイミングチャートに示す。
第1O図のダイレクトセット付きD型フリップフロップ
(6c)は、ダイレクトセット信号SETかLレベル(
有意)の場合、クロック信号CLKI、データ入力信号
DIとは無関係にデータ出力FQOをHレベルとするも
のて、ダイレクトセット信号SETがHレベル(有意で
ない)の場合、クロック信号CLKIの立上りに応じて
、データ入力信号DIの値を保持して、その値をデータ
出力FQOとして出力するものである。
第11図の第4周期に点線で示すようにダイレクトセッ
ト信号SETにノイズやハザードか生じると、D型フリ
ップフロップ(6C)のデータ出力FQOが本来Lレベ
ルであるはずであるにも拘らず、Hレベルとなり、この
状態は第5周期において、クロック信号CLKIか立上
るまで継続し、第4周期においてクロック信号CLK2
の立上りによってD型フリップフロップ(6b)にまで
伝播する。
しかし、第8図に示すようにレベルセンシティブなりラ
ッチ(7)のデータ入力端子りに、データ入力信号DI
と、ダイレクトセット信号をインバータ(11)で反転
させたものとをオアゲート(12)を介してDラッチ(
7)のデータ入力端子りに供給すれば、第9図の第4周
期に示すようにダイレクトセット信号SETにノイズや
ハザードが生じても、Dラッチ(7)はレベルセンシテ
ィブであるので、クロック信号CLK2の立上りまでに
ノイズやハザードが収束すれば、正常に動作する。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、クロックに同期しない
状態変化を発生するセットまたはリセット入力を有する
論理回路を、レベルセンシティブなクロック同期型の記
憶素子を用いることにより、全ての状態変化をクロック
に同期させ、セットまたはリセット入力信号に対するノ
イズやハザードによる誤動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による論理回路のクロック同期化方式の
第1の実施例のブロック図、第2図は同第1の実施例に
使用したDラッチのブロック図、第3図は同第1の実施
例によって第6図の論理回路を同期化した回路のブロッ
ク図、第4図は第3図の回路のタイミング図、第5図は
従来の論理回路で使用されているダイレクトリセット付
きのD型フリップフロップのブロック図、第6図は第5
図のD型フリップフロップを用いた論理回路のブロック
図、第7図は第6図の回路のタイミング図、第8図は本
発明による論理回路のクロック同期化方式の第2の実施
例によって第10図の論理回路を同期化した回路のブロ
ック図、第9図は第8図の回路のタイミング図、第10
図は従来のダイレクトセット付きのD型フリップフロッ
プを用いた論理回路のブロック図、第11図は第10図
の回路のタイミング図である。 (6b)・・・・D型フリップフロップ、(7)・・・
・Dラッチ。 代  理  人   大  岩  増  雄手 続 補 正 t (自発) 1、事件の表示 特願\平1−253108号 3、補正をする者 代表者 岐 守 哉 4゜ 代 理 人 5 補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄。 6 補正の内容 (1)明細書第5頁第20行目にr (6b)に」とあ
るのをr (6b)の」と訂正する・ (2)同第8頁第2行目に「Dl」とあるのをrDJと
訂正する。 (3)同第1O頁第3行目に「その論理出力信号」とあ
るのを「その正論理出力信号」と訂正する。 以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クロックに同期しない状態変化を発生させるセッ
    トまたはリセット入力を有する記憶素子によって構成さ
    れた論理回路において、上記記憶素子にレベルセンシテ
    ィブなクロック同期型のものを用い、全ての状態変化を
    クロックに同期させた論理回路のクロック同期化方式。
JP1253108A 1989-09-28 1989-09-28 論理回路のクロック同期化方式 Pending JPH03114313A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1253108A JPH03114313A (ja) 1989-09-28 1989-09-28 論理回路のクロック同期化方式

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JP1253108A JPH03114313A (ja) 1989-09-28 1989-09-28 論理回路のクロック同期化方式

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JPH03114313A true JPH03114313A (ja) 1991-05-15

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ID=17246609

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JP1253108A Pending JPH03114313A (ja) 1989-09-28 1989-09-28 論理回路のクロック同期化方式

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49128630A (ja) * 1973-04-09 1974-12-10
JPS59104820A (ja) * 1982-12-08 1984-06-16 Hitachi Ltd フリツプフロツプ回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49128630A (ja) * 1973-04-09 1974-12-10
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