JPH05243051A - ビーズインダクタ - Google Patents

ビーズインダクタ

Info

Publication number
JPH05243051A
JPH05243051A JP4111692A JP4111692A JPH05243051A JP H05243051 A JPH05243051 A JP H05243051A JP 4111692 A JP4111692 A JP 4111692A JP 4111692 A JP4111692 A JP 4111692A JP H05243051 A JPH05243051 A JP H05243051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
bead inductor
holes
lead terminal
inductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4111692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Amada
天田義弘
Yoshimitsu Tamai
玉井好光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
Priority to JP4111692A priority Critical patent/JPH05243051A/ja
Publication of JPH05243051A publication Critical patent/JPH05243051A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 実装基板面に安定して密着固定でき、またリ
ード端子のテーピングを可能にするビーズインダクタを
提供する。 【構成】 ビーズインダクタにおいて、リード端子17
が貫通孔15,16に貫通固定され、貫通孔15,16
から突出したリード端子17部分に、他の貫通孔13,
14を介して捲回された巻線の端部をからげ接続した構
造とし、またさらに上記ビーズインダクタにおいて、実
装基板面に接する巻線22を捲回するための貫通孔13
〜16以外の磁性体底面19の一部に巻線22の直径よ
りも高い凸部20,21を設けた構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フェライト等の軟磁性
体材料より成るビーズインダクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビーズインダクタはその高周波における
インピーダンスの増加により、パルスの立ち上がりを鈍
らせることができ、各種デジタル機器におけるデジタル
信号の波形整形、データラインの高周波ノイズ吸収等の
目的で現在多用されている小型電子部品である。
【0003】従来の複数の貫通孔を有するビーズインダ
クタの斜視図を図5に示す。
【0004】図から判るように従来の複数の貫通孔を有
する所謂多孔型ビーズインダクタ1は、フェライト等の
軟磁性体を材料とし、該磁性体材料本体(寸法8mm角
程度)2に設けた複数の貫通孔3〜6間に巻線7を1〜
3回捲回し、外部へ導出してリード端子8とした構造を
有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のビーズインダクタ1においては、単に磁性体2の貫
通孔3〜6に巻線7を捲回したのみであり、実装基板に
半田付けした場合にリード端子8は巻線7の延長に過ぎ
ないので軟性で曲がり易く、ビーズインダクタ1が不安
定で実装基板面に固定させることが出来ないという問題
点を有していた。
【0006】この点、巻線7の硬さを大きくすれば上記
問題点は改善されるが、巻線を複数回捲回する時は巻線
の線径を細くせざるを得ず、また捲回の作業効率を考慮
すれば巻線の硬さを大きくするのは難しい。
【0007】また、従来のビーズインダクタ1は実装基
板面と接する底面9に貫通孔3と貫通孔6間を巻架する
巻線部分10が本体2より突出しているので、ビーズイ
ンダクタ1の底面9を実装基板面に安定して固定するこ
とが不可能であるという問題点を有していた。
【0008】さらに、一般の小型電子部品は多数を一度
に運搬・出荷するのを通常とし、このため取扱い易いよ
うに一列に並べた小型電子部品のリード端子部分をテー
ピングする方法が採られている場合が多い。
【0009】この点、従来のビーズインダクタ1におい
てはリード端子8は巻線7の延長で線径が細く、ビーズ
インダクタ1のリード端子部分8をテーピングすること
は困難である。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、安定して実装基板面に固定でき、またテーピング
による取扱いを可能とするビーズインダクタを提供する
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の貫通孔
を有する磁性体に該貫通孔を通して巻線が捲回されたビ
ーズインダクタにおいて、リード端子が貫通孔に貫通固
定され、貫通孔から突出したリード端子部分に巻線端部
を接続したことを特徴とするビーズインダクタを提供す
ることにより、テーピングによる取扱いを可能とし、さ
らには実装基板面に接する巻線を捲回する貫通孔以外の
磁性体底面の一部に巻線の直径よりも高い凸部を設けた
ことにより、安定して実装基板面に固定できるようにし
たことを特徴とするビーズインダクタを提供し、上記目
的を達成するものである。
【0012】
【作用】本発明におけるビーズインダクタは、巻線とは
別に磁性体本体を支持固定するに充分な硬さを持ち、巻
線よりも太いリード端子が軟磁性材料より成る本体に設
けられた貫通孔に貫通固定されているので、リード端子
のテーピングが可能である。
【0013】また、実装基板面に接する巻線を捲回する
ための貫通孔以外の磁性体底面の一部に巻線の直径より
も高い凸部を設けたビーズインダクタは、凸部にて実装
基板面に当接され、底面に突出した巻線部分は基板との
間隙に余裕があり、該部分による不安定は解消される。
【0014】
【実施例】図1に本発明に係わるビーズインダクタの斜
視図を示し、以下詳述する。
【0015】本発明に係わるビーズインダクタ11の本
体12はフェライトをはじめとする軟磁性体を材料と
し、貫通孔13〜16が穿孔され、且つ磁性体上面18
において前記貫通孔15、16の開口部23は直方体状
に切削加工されている。さらに、磁性体底面19におい
て貫通孔13、14以外の一部分に巻線22の直径より
も高い凸部20、21が設けられている。
【0016】上記磁性体本体12の貫通孔13、14に
巻線22を1〜3回捲回し、しかる後貫通孔15、16
に上面18より2本のリード端子17が貫通固定され
る。
【0017】この際、リード端子17の端部は前記貫通
孔15、16の開口部分23に嵌合するように直方体状
の鍔24が設けられた構造となっている。
【0018】なお、貫通孔13、14は巻線22を捲回
するに充分な大きさを有し、貫通孔15、16はリード
端子17を挿入するに適度の大きさを有するように設計
されている。
【0019】次に、巻線端部は磁性体上面18側でリー
ド端子17の鍔部24から突出した部分にからげられ、
半田付けされる(図中25)。
【0020】この際、前記貫通孔開口部23に嵌合され
ているリード端子17の鍔部分24は、からげ時の応力
によってリード端子17が回らないようにして、巻線の
からげ処理がスムーズにできるように作用する。
【0021】また、リード端子17は磁性体本体12を
支持し、テーピングが可能な程度に充分堅く、太い線材
を使用する。
【0022】図2は本考案荷係わるビーズインダクタ1
2の断面図である。
【0023】図から判るように、前記貫通孔15、16
の開口部23は直方体状に切削加工されているが、該側
面部は若干傾斜を設けて磁性体本体の成形加工を容易に
している。
【0024】また、磁性体本体底面部19から突出して
いる巻線部分27は、底面26に設けられた凸部20、
21の頂部より突出しないので、該頂部が実装基板面に
密着した場合に基板に接触する虞はない。
【0025】なお、上記底面部19の凸部20、21の
形状は本実施例に限定されるものではなく、例えば図3
に示す磁性体本体の底面部形状において、(A)は本実
施例であるが、他の(B)、(C)、(D)における凸
部28〜35であってもよい。
【0026】図4は本実施例のビーズインダクタを並べ
リード端子をテープ36にてテーピングした状態を示す
斜視図である。
【0027】このような状態でのビーズインダクタの取
扱いはリード端子を曲げてしまうこともなく、保管、運
搬、出荷等が容易となる。
【0028】
【発明の効果】本発明に係わるビーズインダクタは、上
記のように構成されているため、以下に記載するような
効果を有する。
【0029】(1)実装基板面に安定して密着固定でき
るという優れた効果を有する。
【0030】(2)リード端子のテーピングが可能とな
り、取扱いが容易であるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるビーズインダクタの斜視図
【図2】 同ビーズインダクタの断面図
【図3】 本発明に係わる磁性体本体の底面部各種凸部
形状を示す底面図
【図4】 本発明に係わるビーズインダクタをテーピン
グした状態を示す斜視図
【図5】 従来のビーズインダクタの斜視図
【符号の説明】
1 ビーズインダクタ 2 磁性体本体 3〜6 貫通孔 7 巻線 8 リード端子 9 磁性体底面 10 巻線の底面からの突出部分 11 ビーズインダクタ 12 磁性体本体 13〜16 貫通孔 17 リード端子 18 磁性体上面 19 磁性体底面 20〜21 凸部 22 巻線 23 貫通孔開口部 24 リード端子の鍔部 25 からげ処理部 27 巻線の底面からの突出部分 28〜35 凸部 36 電子部品テーピング用テープ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の貫通孔を有する磁性体に該貫通孔
    を通して巻線が捲回されたビーズインダクタにおいて、
    リード端子が貫通孔に貫通固定され、貫通孔から突出し
    たリード端子部分に巻線端部を接続したことを特徴とす
    るビーズインダクタ。
  2. 【請求項2】 実装基板面に接する巻線を捲回するため
    の貫通孔以外の磁性体底面の一部に巻線の直径よりも高
    い凸部を設けたことを特徴とする請求項1記載のビーズ
    インダクタ。
JP4111692A 1992-02-27 1992-02-27 ビーズインダクタ Withdrawn JPH05243051A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4111692A JPH05243051A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 ビーズインダクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4111692A JPH05243051A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 ビーズインダクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05243051A true JPH05243051A (ja) 1993-09-21

Family

ID=12599493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4111692A Withdrawn JPH05243051A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 ビーズインダクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05243051A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180218828A1 (en) * 2017-01-27 2018-08-02 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Inductor with variable permeability core

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20180218828A1 (en) * 2017-01-27 2018-08-02 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Inductor with variable permeability core

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6483412B1 (en) Transformer or inductor containing a magnetic core
JP3295355B2 (ja) 電子部品
JPH0210705A (ja) 線輪部品
JP2003068531A (ja) インダクタ及びインダクタの製造方法
JPH05243051A (ja) ビーズインダクタ
JP3590532B2 (ja) コイル部品実装回路基板装置
JP3186891B2 (ja) インダクタンス素子
JP3336993B2 (ja) チョークトランス
JP3432290B2 (ja) 表面実装コイル
JPH0536530A (ja) チツプ状インダクタおよびその製造方法
JPH06255673A (ja) 電子部品収納用キャリアテープ
JP2602038B2 (ja) 小型コイル
JP2591266B2 (ja) 表面実装トランス
JP2003109824A (ja) 薄型インダクタ
JPH1064736A (ja) コイル部品
JPH10135049A (ja) 伝送用トランス
JPH07201596A (ja) 面実装型コイル部品
JP2593455Y2 (ja) フェライト磁心及びそれを用いるバルントランス
JPS6247101A (ja) チツプコイル
JPH0726298Y2 (ja) 端子付ボビン
JPH10303038A (ja) コイル装置
JPH04162509A (ja) 端子台座付チョークコイル及びその製造方法
JPH0745437A (ja) フェライトチップ部品およびそれを用いた電子回路装置
JPH0714618U (ja) 電磁装置の実装構造
JPH04279482A (ja) テーピング部品連の包装箱

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518