JPH0524237U - ワーククランプ装置 - Google Patents

ワーククランプ装置

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Publication number
JPH0524237U
JPH0524237U JP8182691U JP8182691U JPH0524237U JP H0524237 U JPH0524237 U JP H0524237U JP 8182691 U JP8182691 U JP 8182691U JP 8182691 U JP8182691 U JP 8182691U JP H0524237 U JPH0524237 U JP H0524237U
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JP
Japan
Prior art keywords
work
solenoid valve
air cylinder
axis direction
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP8182691U
Other languages
English (en)
Inventor
文彦 松波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pacific Industrial Co Ltd
Original Assignee
Pacific Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Pacific Industrial Co Ltd filed Critical Pacific Industrial Co Ltd
Priority to JP8182691U priority Critical patent/JPH0524237U/ja
Publication of JPH0524237U publication Critical patent/JPH0524237U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、ロボット等のハンド15が閉動作
に入り完全にワークをチャックするまでの間は、ワーク
のX軸方向の端部をワーク押えA9で軽く押し付けて支
えることにより、ワークの取出を正確に行えるようにす
る。 【構成】 本考案のワーククランプ装置は、ベース板1
にワーク2を載置させるためのアンダーベースA5とB
6を設け、ベースのX軸方向には、位置決め用の固定ブ
ロックA3と先端部にワーク押えA9を備え、電磁弁に
よって駆動制御されるエアシリンダA8を設けると共
に、ベースのY軸方向には、位置決め用の固定ブロック
B4と先端部にワーク押えB12を備え、電磁弁によっ
て駆動制御されるエアシリンダB11を設けてなるワー
ククランプ装置において、X軸方向に作動させるエアシ
リンダA8には3位置中間排気電磁弁18を用い、Y軸
方向に作動させるエアシリンダB11には電磁弁B10
を用いたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フライス盤等の機械加工機に取り付けられるワーククランプ装置に 係り、特にロボット等のハンドにより加工の終了したワークの取出しが正確に行 えるようにしたワーククランプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のワーククランプ装置の一例を図3に基づいて説明する。 ベース板1のほぼ中央部に平行して設けられたアンダーベースA5とアンダーベ ースB6は、ワーク2を載置させるためのものである。 また、ワーク2を挟んでベースのX軸方向には、位置決め用の固定ブロックA3 と先端部にワーク押えA9を備えたエアシリンダA8が設けられ、当該エアシリ ンダA8は電磁弁A7によって駆動制御されるようになっている。 一方、ワーク2を挟んでベースのY軸方向には、位置決め用の固定ブロックB4 と先端部にワーク押えB12を備えたエアシリンダB11が設けられ、当該エア シリンダB11は電磁弁B10によって駆動制御されるようになっている。 また、ロボット等のハンド15によりワーク2を取り出すに際し、ハンド15 が固定ブロックB4に引っ掛からないようにするために、ワーククランプ時のセ ンター14とワーク取出し時のセンター13をずらしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなワーククランプ装置にあっては、ワーククランプ解 除後に、ロボット等のハンド15に取り付けてある爪A16、爪B17を同時に 閉じてワーク2端部をチャックする時、前記爪A16は爪B17より早くワーク 2に当接するようになっているため、ワークが横方向に移動する際に傾き、ロボ ット等のハンド15に対して平行にワーク2をチャックすることができないとい う問題点があった。 本考案は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、ロボット等 のハンド15が閉動作に入り完全にワークをチャックするまでの間は、ワークの X軸方向の端部をワーク押えA9で軽く押し付けて支えることにより、ワークの 取出を正確に行えるようにすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案のワーククランプ装置は、ベース板1のほぼ中央部にワーク2を載置さ せるためのアンダーベースA5とアンダーベースB6を平行して設け、ワーク2 を挟んでベースのX軸方向には、位置決め用の固定ブロックA3と先端部にワー ク押えA9を備え、電磁弁によって駆動制御されるエアシリンダA8を設けると 共に、ワーク2を挟んでベースのY軸方向には、位置決め用の固定ブロックB4 と先端部にワーク押えB12を備え、電磁弁によって駆動制御されるエアシリン ダB11を設けてなるワーククランプ装置において、X軸方向に作動させるエア シリンダA8には3位置中間排気電磁弁18を用い、Y軸方向に作動させるエア シリンダB11には電磁弁B10を用いたことを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案のワーククランプ装置を示すものであるが、ベース板1に設けら れた各種の部品は、図3に示した従来品と全く同じであるから、その詳細な説明 は省略する。 本考案は、エアシリンダを駆動制御させるための電磁弁が下記のように構成さ れている。 つまり、X軸方向に作動させるエアシリンダA8には3位置中間排気電磁弁18 を用い、一方、Y軸方向に作動させるエアシリンダB11には電磁弁B10を用 いている。 従って、ロボット等のハンド15が閉動作に入り完全にワークをチャックするま での間は、ワーク2のX軸方向の端部を、3位置中間排気電磁弁18により作動 させたワーク押え9Aで軽く押し付けて支えることにより、ワーク2を傾けるこ となく取り出すことができるようになっている。
【0006】
【考案の作動】
本考案に係るワーククランプ装置について、ロボット等によりワーク2をセッ トする状態から取り出すまでの作動を図2の工程図に基づいて説明する。なお、 工程としては1〜5工程まである。 工程1:ワーク2をアンダーベースA5とアンダーベースB6の上に載せ、3位 置中間排気電磁弁18のコイルA19に通電し、エアトリンダA8のワーク押え A9をスライドさせる。 そして、電磁弁B10のコイルC21に通電し、エアシリンダB11のワーク押 えB12をスライドさせて、ワーク2をクランプする。 工程2:ワークを適宜な工具によって加工した後、電磁弁B10のコイルC21 を非通電し、ワーク押えB12を後退させる。 工程3:3位置中間排気電磁弁18のコイルA19を非通電とする。その時、エ アトリンダA8のワーク押えA9はワーク2を押さえ状態でありながら、クラン プ力は発生していない状態にある。 工程4:ロボットハンド15を閉じることにより、ワーク2をY軸方向に水平移 動させる。 工程5:3位置中間排気電磁弁18のコイルB20を通電する。これで、クラン プの解除ができ、ロボット15を移動し、ワーク2を取り出す。 用が得られることは容易に推察できる。
【0007】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、3位置中間排気電磁弁18で制御されるエア シリンダA8とワーク押えAにより、ワーク2を軽く押さえながら、ロボットハ ンド15の閉動作に追従してワーク2を水平移動させることができるので、従来 のようにワークが傾いたままの状態でチャックされるという恐れが全くない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案のワーククランプ装置の外観斜視図。
【図2】 本考案のワーククランプ装置の動作を説明す
る工程図。
【図3】 従来のワーククランプ装置の外観斜視図。
【符号の説明】
1 ベース板。 2 ワーク。
3 固定ブロックA。 4 固定ブロックB。5 アン
ダーベースA。 6 アンダーベース
B。7 電磁弁A。 8 エア
シリンダA。9 ワーク押えA。 1
0 電磁弁B。11 エアシリンダB。
12 ワーク押えB。13 ワーク取出し時のセンタ
ー。 14 ワーククランプ時のセンター。15
ハンド。 16 爪A。17
爪B。 18 3位置中間排気電磁
弁。19 コイルA。 20 コ
イルB。21 コイルC。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース板1のほぼ中央部にワーク2を載
    置させるためのアンダーベースA5とアンダーベースB
    6を平行して設け、ワーク2を挟んでベースのX軸方向
    には、位置決め用の固定ブロックA3と先端部にワーク
    押えA9を備え、電磁弁によって駆動制御されるエアシ
    リンダA8を設けると共に、ワーク2を挟んでベースの
    Y軸方向には、位置決め用の固定ブロックB4と先端部
    にワーク押えB12を備え、電磁弁によって駆動制御さ
    れるエアシリンダB11を設けてなるワーククランプ装
    置において、X軸方向に作動させるエアシリンダA8に
    は3位置中間排気電磁弁18を用い、Y軸方向に作動さ
    せるエアシリンダB11には電磁弁B10を用いたこと
    を特徴とするワーククランプ装置。
JP8182691U 1991-09-11 1991-09-11 ワーククランプ装置 Pending JPH0524237U (ja)

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JP8182691U JPH0524237U (ja) 1991-09-11 1991-09-11 ワーククランプ装置

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JP8182691U JPH0524237U (ja) 1991-09-11 1991-09-11 ワーククランプ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0524237U true JPH0524237U (ja) 1993-03-30

Family

ID=13757282

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8182691U Pending JPH0524237U (ja) 1991-09-11 1991-09-11 ワーククランプ装置

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JP (1) JPH0524237U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9475126B2 (en) 2013-07-10 2016-10-25 Smc Corporation Chucking device and chucking method for machine tool

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