JPH0524147Y2 - - Google Patents

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JPH0524147Y2
JPH0524147Y2 JP9997388U JP9997388U JPH0524147Y2 JP H0524147 Y2 JPH0524147 Y2 JP H0524147Y2 JP 9997388 U JP9997388 U JP 9997388U JP 9997388 U JP9997388 U JP 9997388U JP H0524147 Y2 JPH0524147 Y2 JP H0524147Y2
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heating chamber
plate
terminal
heat shield
attached
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は加熱調理器に関する。
(ロ) 従来の技術 特開昭63−16592号公報に示される如く、加熱
調理器では一般にヒータなどの加熱源を備えてい
るが、このような加熱源のリード線は、端子板を
介して電源線に接続されるのが普通である。その
構造は例えば第4図の如く、加熱室構成体の上板
2a外面に平面ヒータ5及び断熱材7を重ねて遮
熱板8で覆つて取り付け、また遮熱板8に切起部
8eを形成して端子板13を取り付け、断熱材7
に形成した小孔7aから導いた平面ヒータ5のリ
ード線6をその端子板13の端子16を介して電
源線17に接続したものである。そしてこのよう
にして端子16を平面ヒータ5などから離間さ
せ、リード線6などから伝わつてくる平面ヒータ
5の熱のよる端子16の温度上昇を防止してい
る。しかるに、斯かる構成において、端子16と
加熱調理器の外殻1との間隔Aは、絶縁のため所
定以上の距離を必要とするのであるが、このよう
な切起部8eによる取り付けではその強度が不足
しがちであり、端子16を締め付ける時などに加
わつた力により切起部8eが変形し、間隔Aが狭
くなつて絶縁性能が低下する虞れがある。それに
対し、遮熱板8を厚みの大きなものにして強度を
高めればコスト高になつてしまい、また、外殻1
と遮熱板8との間隔Bを十分に広くすれば間隔A
も広くなるが、それでは加熱調理器全体が大型化
してしまう。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 本考案は、端子の温度上昇を防ぎながら端子板
を強固に固定して十分な絶縁性能を保ち、且つ小
型、安価で簡単な構成の加熱調理器を提供するも
のである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案の加熱調理器は、内部に加熱室を形成す
る加熱室構成体と、前記加熱室内に収容される被
加熱物を加熱する加熱源と、前記加熱室構成体の
外側に取り付けられる遮熱板とを備え、該遮熱板
に略山形の突出部を形成し、該突出部の傾斜部に
端子板を取り付け、該端子板において前記加熱源
のリード線を電源線に接続したことを特徴とす
る。
(ホ) 作用 端子板が取り付けられる略山形の突出部は、遮
熱板の厚みが格別に大きくなくても十分な強度が
あり、容易に変形することはない。また、突出部
の傾斜部に端子板を斜めに取り付けているのでリ
ード線を長くでき、それを介して伝わつてくる熱
的影響が軽減され、且つ外殻と端子との距離は十
分に大きい。
(ヘ) 実施例 本考案を図面に示す実施例につき以下に詳述す
る。
第1図乃至第3図において、1は加熱調理器の
外殻、2は外殻1内に配置される金属製の加熱室
構成体で、その内部に加熱室3が形成される。加
熱室構成体2外方に形成される電装室4には図示
しない電気部品が収納される。
5は加熱室構成体2上板2aの上側外面に取り
付けられる加熱源としての平面ヒータで、面状の
発熱体の両面に絶縁層を設けて構成され、給電用
のリード線6を有している。7は平面ヒータ5の
上側に取り付けられる断熱材、8は該断熱材の上
側に取り付けられる金属製遮熱板である。また、
9は被加熱物10が発する赤外線を赤外線センサ
11へ導くために上板2aに設けられた筒部であ
り、平面ヒータ5、断熱材7、遮熱板8には筒部
9貫通用の貫通孔5a,7a,8aが形成されて
いる。7b,8bは断熱材7、遮熱板8に形成さ
れたリード線6導出用の小孔、8c,8dは遮熱
板8の小孔8b近傍にその長手方向が平行となる
様に並べて形成された長孔、12は長孔8c,8
d間の遮熱板8をプレス加工により断面略V字状
の略山形に形成した突出部、13は該突出部の傾
斜面12aにネジ14により取り付けられる端子
板である。
而して、リード線6は絶縁用のセラミツク管1
5を挿通し小孔7b,8bを介して遮熱板8の上
部に導出され、端子板13の端子16において、
電源線17と接続される。
斯かる構成によれば、突出部12はその両側の
基部12bにおいて遮熱板8と一体につながつて
おり、十分な強度を有していて容易に変形するこ
とはない。従つて、斯かる突出部12に取り付け
られる端子板13も十分に強固に固定され、端子
16を締め付ける力などにより突出部12が変形
して間隔Aが狭くなり、絶縁性能が低下すること
はない。また、突出部12の傾斜面12aに端子
板13を取り付けているのでリード線6を長くで
き、それを伝わつてくる熱的影響が軽減され、且
つ間隔Bを狭くしても外殻1と端子16との距離
Aは十分に大きいので絶縁性能は高く、加熱調理
器を小型化できる。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、低コストで簡単な構成である
にもかかわらず、端子板の固定が強固に行なえ、
絶縁、耐熱性能などが良い信頼性に優れた加熱調
理器が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は同要部断面図、第3図は同分解斜視図、第4
図は従来例を示す要部断面図である。 2……加熱室構成体、3……加熱室、5……平
面ヒータ、6……リード線、8……遮熱板、12
……突出部、12a……傾斜面、13……端子
板、17……電源線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に加熱室を形成する加熱室構成体と、前記
    加熱室内に収容される被加熱物を加熱する加熱源
    と、前記加熱室構成体の外側に取り付けられる遮
    熱板とを備え、該遮熱板に略山形の突出部を形成
    し、該突出部の傾斜部に端子板を取り付け、該端
    子板において前記加熱源のリード線を電源線に接
    続したことを特徴とする加熱調理器。
JP9997388U 1988-07-28 1988-07-28 Expired - Lifetime JPH0524147Y2 (ja)

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JP9997388U JPH0524147Y2 (ja) 1988-07-28 1988-07-28

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JP9997388U JPH0524147Y2 (ja) 1988-07-28 1988-07-28

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JPH0222595U JPH0222595U (ja) 1990-02-15
JPH0524147Y2 true JPH0524147Y2 (ja) 1993-06-18

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JP9997388U Expired - Lifetime JPH0524147Y2 (ja) 1988-07-28 1988-07-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2548688Y2 (ja) * 1992-11-18 1997-09-24 日本特殊陶業株式会社 圧力センサ

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JPH0222595U (ja) 1990-02-15

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