JP2850443B2 - 調理器 - Google Patents
調理器Info
- Publication number
- JP2850443B2 JP2850443B2 JP2032028A JP3202890A JP2850443B2 JP 2850443 B2 JP2850443 B2 JP 2850443B2 JP 2032028 A JP2032028 A JP 2032028A JP 3202890 A JP3202890 A JP 3202890A JP 2850443 B2 JP2850443 B2 JP 2850443B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal body
- heating chamber
- lead wire
- plate
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は調理器のヒーター配線構造に関するものであ
る。
る。
従来の技術 従来の例えば第4図に示す調理器では、加熱手段とし
て用いたヒータ2に棒状の金属体4を介してその他端に
リード線接続用の差し込み式接続用端子12を溶接してい
た。
て用いたヒータ2に棒状の金属体4を介してその他端に
リード線接続用の差し込み式接続用端子12を溶接してい
た。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、この調理器の構成においては、リード
線接続用の差し込み式接続用端子12を金属体4に溶接し
ているため部品代、加工代がかかり、また棒状金属体の
ため放熱が十分に行なわれないという課題があった。
線接続用の差し込み式接続用端子12を金属体4に溶接し
ているため部品代、加工代がかかり、また棒状金属体の
ため放熱が十分に行なわれないという課題があった。
本発明はこのような従来の課題を解消するものであ
り、コストがより安く、放熱効果をあげる調理器を提供
することを目的としている。
り、コストがより安く、放熱効果をあげる調理器を提供
することを目的としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明の調理器は本体ケー
スと、本体ケース内に所定間隔をおいて設けた加熱室
と、加熱室内の食品を加熱するヒーターと、一端に接続
した板状の金属体と、金属体の他端に接続したリード線
とを備え、金属体のリード線接続部に差し込み式接続端
子形状を有し、金属体の短辺を本体ケースと加熱室に対
向する構成である。
スと、本体ケース内に所定間隔をおいて設けた加熱室
と、加熱室内の食品を加熱するヒーターと、一端に接続
した板状の金属体と、金属体の他端に接続したリード線
とを備え、金属体のリード線接続部に差し込み式接続端
子形状を有し、金属体の短辺を本体ケースと加熱室に対
向する構成である。
作用 本発明の調理器は、加熱する手段としてのヒーターに
接続する金属体を板状にすることにより、リード線接続
用の差し込み式接続端子形状を一体化でき、また板状の
ため同一断面積の棒材と比較して表面積が広くなり放熱
効果を向上できるという効果を有するものである。
接続する金属体を板状にすることにより、リード線接続
用の差し込み式接続端子形状を一体化でき、また板状の
ため同一断面積の棒材と比較して表面積が広くなり放熱
効果を向上できるという効果を有するものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図に示すように、1はヒーター2により電熱加熱
する加熱室で、この加熱室1は第2図のごとく本体ケー
スA内に所定間隔Bをおいて収納されている。
する加熱室で、この加熱室1は第2図のごとく本体ケー
スA内に所定間隔Bをおいて収納されている。
次に上記ヒーター2に電力を供給するためにリード線
6を接続する必要があるが、実施例ではヒーター2の端
子3は200℃以上の高温となるので板状の金属体4を接
続し、その他端を補強板8を貫通させて、配電室5へ突
出させる。この金属体4はL字状に曲げられ、短辺を絶
縁距離が短かい方向すなわち本体ケース上面13と加熱室
上面14に対向させ、金属体4は一端をヒーター2の端子
3および補強板9ならびに補強板8の貫通穴11で保持
し、その保持部はマイカの積層板よりなる絶縁物10で構
成している。上記金属体4の一端はヒーター2の端子3
にビスによって接続固定され、配電室5側の他端には、
リード線接続用の差し込み式端子が一体化されており、
電力を供給する為のリード線6に取付けられた差し込み
式端子7と接続される。このような構成にすれば金属体
4の放熱効果は同断面積の棒状の金属体と比較すると表
面積が広くなる分良くなり、リード線の耐熱温度の低い
線を使うことができ、また前記金属体4の短辺を本体ケ
ース上面13と加熱室上面14に対向させているため、組立
上やサービス上、変形が発生しても、本体ケース上面13
や加熱室上面14方向の変形はしにくく絶縁距離を確保で
き、L字形の金属体4を展開した時に一枚の板金ですむ
ため材料取りにムダがなくコストが安く済む。
6を接続する必要があるが、実施例ではヒーター2の端
子3は200℃以上の高温となるので板状の金属体4を接
続し、その他端を補強板8を貫通させて、配電室5へ突
出させる。この金属体4はL字状に曲げられ、短辺を絶
縁距離が短かい方向すなわち本体ケース上面13と加熱室
上面14に対向させ、金属体4は一端をヒーター2の端子
3および補強板9ならびに補強板8の貫通穴11で保持
し、その保持部はマイカの積層板よりなる絶縁物10で構
成している。上記金属体4の一端はヒーター2の端子3
にビスによって接続固定され、配電室5側の他端には、
リード線接続用の差し込み式端子が一体化されており、
電力を供給する為のリード線6に取付けられた差し込み
式端子7と接続される。このような構成にすれば金属体
4の放熱効果は同断面積の棒状の金属体と比較すると表
面積が広くなる分良くなり、リード線の耐熱温度の低い
線を使うことができ、また前記金属体4の短辺を本体ケ
ース上面13と加熱室上面14に対向させているため、組立
上やサービス上、変形が発生しても、本体ケース上面13
や加熱室上面14方向の変形はしにくく絶縁距離を確保で
き、L字形の金属体4を展開した時に一枚の板金ですむ
ため材料取りにムダがなくコストが安く済む。
発明の効果 以上のように本発明の調理器によれば次の効果を得る
ことができる。
ことができる。
(1) ヒーターの熱が板状の金属体で放熱され、その
放熱効果は同断面積の棒体より優れ、接続されるリード
線は耐熱温度の低い線にできる。
放熱効果は同断面積の棒体より優れ、接続されるリード
線は耐熱温度の低い線にできる。
(2) 板状の金属体にリード線接続用の端子形状が一
体化されているために、材料費、加工費が安くなりコス
トダウンできる。
体化されているために、材料費、加工費が安くなりコス
トダウンできる。
(3) 板状の金属体のため、注意書き等の刻印が容易
に打てサービス上安全性が高い。
に打てサービス上安全性が高い。
(4) 板状の金属体の短辺を本体ケースと加熱室に対
向させることで、本体ケースや加熱室方向の変形がしに
くく絶縁距離を十分確保できるのでコンパクト設計を可
能とする。
向させることで、本体ケースや加熱室方向の変形がしに
くく絶縁距離を十分確保できるのでコンパクト設計を可
能とする。
第1図は本発明の一実施例である調理器の要部斜視図、
第2図は同装置の断面図、第3図は同装置の板状金属体
の斜視図、第4図は従来例の金属体を示す斜視図であ
る。 1……加熱室、2……ヒーター、3……ヒーター端子、
4……板状の金属体、5……配電室、6……リード線、
7……接続用端子、8……補強板、9……補強板、10…
…絶縁体、11……貫通穴、12……リード線接続用端子、
13……本体ケース上面、14……加熱室上面。
第2図は同装置の断面図、第3図は同装置の板状金属体
の斜視図、第4図は従来例の金属体を示す斜視図であ
る。 1……加熱室、2……ヒーター、3……ヒーター端子、
4……板状の金属体、5……配電室、6……リード線、
7……接続用端子、8……補強板、9……補強板、10…
…絶縁体、11……貫通穴、12……リード線接続用端子、
13……本体ケース上面、14……加熱室上面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 7/04 - 7/06 F24C 7/08 350
Claims (1)
- 【請求項1】本体ケースと、この本体ケース内に所定間
隔をおいて設けた加熱室と、この加熱室内の食品を加熱
するヒーターと、その一端に接続した板状の金属体と、
前記金属体の他端に接続したリード線とを備え、前記金
属体のリード線接続部に差し込み式接続端子形状を有
し、前記板状の金属体の短辺を本体ケースと加熱室に対
向する構成とした調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2032028A JP2850443B2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | 調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2032028A JP2850443B2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | 調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03236521A JPH03236521A (ja) | 1991-10-22 |
JP2850443B2 true JP2850443B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=12347411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2032028A Expired - Fee Related JP2850443B2 (ja) | 1990-02-13 | 1990-02-13 | 調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2850443B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS569125Y2 (ja) * | 1975-11-27 | 1981-02-27 | ||
JPS5813931A (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 調理器 |
JPS5912289U (ja) * | 1982-07-16 | 1984-01-25 | 三洋電機株式会社 | ヒ−タ−ユニツト |
JPS6010105U (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-24 | 東芝テック株式会社 | 電気調理器 |
-
1990
- 1990-02-13 JP JP2032028A patent/JP2850443B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03236521A (ja) | 1991-10-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071113 Year of fee payment: 9 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081113 Year of fee payment: 10 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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