JPH0125300Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0125300Y2 JPH0125300Y2 JP1983007366U JP736683U JPH0125300Y2 JP H0125300 Y2 JPH0125300 Y2 JP H0125300Y2 JP 1983007366 U JP1983007366 U JP 1983007366U JP 736683 U JP736683 U JP 736683U JP H0125300 Y2 JPH0125300 Y2 JP H0125300Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- sensitive
- temperature sensor
- sensitive plate
- tongue piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 3
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Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、熱源体に直接装着して使用され得る
温度センサに関する。
温度センサに関する。
従来技術
従来の温度センサとしては、例えば第１図に示
すように、ガラス封止型サーミスタ等で構成され
る感熱素子１のまわりを耐熱性絶縁樹脂２で被覆
し、前記感熱素子１の軸方向の両端面から導出さ
れた成るリード線３，４に対し、絶縁樹脂２の内
部でリード線５，６を半田付けもしくはカシメ等
の手段によつて接続した構造のものが知られてい
る。前記ガラス封止型サーミスタで構成される感
熱素子１は、第２図に示すように、サーミスタ素
子１０１、その両端面に設けた電極１０２，１０
３及び該電極１０２，１０３に導通接続させたリ
ード線端子３１，４１のまわりをガラス１０６に
よつて封止した構造となつていて、耐湿性の高い
ものである。
すように、ガラス封止型サーミスタ等で構成され
る感熱素子１のまわりを耐熱性絶縁樹脂２で被覆
し、前記感熱素子１の軸方向の両端面から導出さ
れた成るリード線３，４に対し、絶縁樹脂２の内
部でリード線５，６を半田付けもしくはカシメ等
の手段によつて接続した構造のものが知られてい
る。前記ガラス封止型サーミスタで構成される感
熱素子１は、第２図に示すように、サーミスタ素
子１０１、その両端面に設けた電極１０２，１０
３及び該電極１０２，１０３に導通接続させたリ
ード線端子３１，４１のまわりをガラス１０６に
よつて封止した構造となつていて、耐湿性の高い
ものである。
従来技術の欠点
しかしながら上述の従来の温度センサは、例え
ば電子レンジ、オーブンレンジまたは他の各種調
埋器等において、雰囲気温度を検出する用途には
向いているが、熱源体に直接装着する必要のある
用途には、熱源体に対する取付構造を持たないた
め、使用することができない。
ば電子レンジ、オーブンレンジまたは他の各種調
埋器等において、雰囲気温度を検出する用途には
向いているが、熱源体に直接装着する必要のある
用途には、熱源体に対する取付構造を持たないた
め、使用することができない。
本考案の目的
そこで本考案は、熱源体に直接装着して使用で
き、熱源体の温度を高感度、高精度で検出しえ、
しかも部品点数が少なく、組立の簡単な小型かつ
薄型の温度センサを提供することを目的とする。
き、熱源体の温度を高感度、高精度で検出しえ、
しかも部品点数が少なく、組立の簡単な小型かつ
薄型の温度センサを提供することを目的とする。
本考案の構成
上記目的を達成するため、本考案に係る温度セ
ンサは、少なくとも一面側を平担面とした金属感
熱板の他面側に打抜加工による舌片を設け、感熱
素子を該舌片によつて抱込むようにして前記感熱
板の前記他面側に装着すると共に、前記感熱板の
前記他面側に外部との結合部分となる打抜加工に
よる突起を突設し、前記突起を耐熱性絶縁被覆部
材によつて被覆したことを特徴とする。
ンサは、少なくとも一面側を平担面とした金属感
熱板の他面側に打抜加工による舌片を設け、感熱
素子を該舌片によつて抱込むようにして前記感熱
板の前記他面側に装着すると共に、前記感熱板の
前記他面側に外部との結合部分となる打抜加工に
よる突起を突設し、前記突起を耐熱性絶縁被覆部
材によつて被覆したことを特徴とする。
実施例
第３図は本考案に係る温度センサの平面図、第
４図は同じく正面部分断面図、第５図は同じく側
面図である。図において、８はアルミニユウム等
の金属板によつて構成された感熱板である。該感
熱板８の一面８１は平担な平面となつている。従
つて、この平担な一面８１側を調理器等の熱源体
に直接密着して使用し得るから、当該温度センサ
の熱源体に対する熱結合度が非常に良好になり、
雰囲気温度に左右されることなく、感熱板８を通
して伝達される熱源体の温度を正確に検出するこ
とができる。
４図は同じく正面部分断面図、第５図は同じく側
面図である。図において、８はアルミニユウム等
の金属板によつて構成された感熱板である。該感
熱板８の一面８１は平担な平面となつている。従
つて、この平担な一面８１側を調理器等の熱源体
に直接密着して使用し得るから、当該温度センサ
の熱源体に対する熱結合度が非常に良好になり、
雰囲気温度に左右されることなく、感熱板８を通
して伝達される熱源体の温度を正確に検出するこ
とができる。
前記感熱板８の他面８２側の略中央部には、前
記一面８１側から他面８２側に向つてプレス打抜
加工等を施すことによつて形成された舌片８３を
設けてある。舌片８３の個数は一個であつても、
それ以上の個数であつてもよい。そして、第６図
にも拡大して示すように、該舌片８３によつて抱
込むようにして、感熱板８の他面８２側に感熱素
子９を装着してある。
記一面８１側から他面８２側に向つてプレス打抜
加工等を施すことによつて形成された舌片８３を
設けてある。舌片８３の個数は一個であつても、
それ以上の個数であつてもよい。そして、第６図
にも拡大して示すように、該舌片８３によつて抱
込むようにして、感熱板８の他面８２側に感熱素
子９を装着してある。
上述の如く、感熱板８自体の打抜加工によつて
形成された舌片８３を利用して、感熱素子９を感
熱板８に装着する構造であると、感熱板８の熱が
その一部を構成する前記舌片８３を通して、直接
的に感熱素子９に伝達される。しかも、感熱素子
９を舌片８３によつて抱込むようにしてあるか
ら、舌片８３から感熱素子９への熱伝導効率も高
くなる。このため、感熱板８の一面８１側に熱結
合された熱源体の温度を高感度、高精度で検出す
ることが可能になる。また、感熱板８自体の加工
によつて感熱素子９を固定するための舌片８３を
構成したから、部品点数が少なく、組立の簡単な
小型かつ薄型の温度センサが得られる。
形成された舌片８３を利用して、感熱素子９を感
熱板８に装着する構造であると、感熱板８の熱が
その一部を構成する前記舌片８３を通して、直接
的に感熱素子９に伝達される。しかも、感熱素子
９を舌片８３によつて抱込むようにしてあるか
ら、舌片８３から感熱素子９への熱伝導効率も高
くなる。このため、感熱板８の一面８１側に熱結
合された熱源体の温度を高感度、高精度で検出す
ることが可能になる。また、感熱板８自体の加工
によつて感熱素子９を固定するための舌片８３を
構成したから、部品点数が少なく、組立の簡単な
小型かつ薄型の温度センサが得られる。
前記感熱素子９は従来と同様にガラス封止型サ
ーミスタ等で構成され、軸方向の両端面から導出
されたリード線１０，１１に対し、半田付けまた
はカシメ等の手段によつて、絶縁被覆リード線１
２及び１３を接続してある。感熱素子９及びリー
ド線１０〜１３の露出部分は、耐熱性の高い絶縁
チユーブ１４で被覆してあり、該絶縁チユーブ１
４によつて感熱板８に対する電気絶縁を確保する
と同時に、組立時等に感熱板８及び舌片８３から
感熱素子９に加わる機械的シヨツクを和らげ、感
熱素子９の破損を防止できるようになつている。
１５はリード線１２及び１３を終端するコネクタ
である。
ーミスタ等で構成され、軸方向の両端面から導出
されたリード線１０，１１に対し、半田付けまた
はカシメ等の手段によつて、絶縁被覆リード線１
２及び１３を接続してある。感熱素子９及びリー
ド線１０〜１３の露出部分は、耐熱性の高い絶縁
チユーブ１４で被覆してあり、該絶縁チユーブ１
４によつて感熱板８に対する電気絶縁を確保する
と同時に、組立時等に感熱板８及び舌片８３から
感熱素子９に加わる機械的シヨツクを和らげ、感
熱素子９の破損を防止できるようになつている。
１５はリード線１２及び１３を終端するコネクタ
である。
また、感熱板８の他面８２側には、前記舌片８
３と同様の打抜加工による突起８４を突設してあ
り、該突起８４によつて当該温度センサを外部取
付部分に支持固定する構造となつている。該突起
８４は例えばガラスチユーブ等の耐熱性の高い絶
縁被覆部材１６によつて被覆してある。このよう
な構造であると、外部との結合部分となる突起８
４を通して外部へ逃げる熱が、前記絶縁被覆部材
１６によつて遮断されて減少し、熱感度が向上す
ること、電気絶縁がより完全になり信頼性が向上
すること等の利点が得られる。
３と同様の打抜加工による突起８４を突設してあ
り、該突起８４によつて当該温度センサを外部取
付部分に支持固定する構造となつている。該突起
８４は例えばガラスチユーブ等の耐熱性の高い絶
縁被覆部材１６によつて被覆してある。このよう
な構造であると、外部との結合部分となる突起８
４を通して外部へ逃げる熱が、前記絶縁被覆部材
１６によつて遮断されて減少し、熱感度が向上す
ること、電気絶縁がより完全になり信頼性が向上
すること等の利点が得られる。
本考案の効果
以上述べたように、本考案によれば、次のよう
な効果が得られる。
な効果が得られる。
(a) 少なくとも一面側を平担面とした金属感熱板
の他面側に打抜加工による舌片を設け、感熱素
子を該舌片によつて抱込むようにして感熱板の
他面側に装着したから、熱源体に直接装着して
使用でき、熱源体の温度を高感度、高精度で検
出しえ、しかも部品点数が少なく、組立の簡単
な小型、かつ、薄型の温度センサを提供でき
る。
の他面側に打抜加工による舌片を設け、感熱素
子を該舌片によつて抱込むようにして感熱板の
他面側に装着したから、熱源体に直接装着して
使用でき、熱源体の温度を高感度、高精度で検
出しえ、しかも部品点数が少なく、組立の簡単
な小型、かつ、薄型の温度センサを提供でき
る。
(b) 感熱板の他面側に外部との結合部分となる打
抜加工による突起を突設し、突起を耐熱性絶縁
被覆部材によつて被覆したから、外部との結合
部分となる突起を通して外部へ逃げる熱が絶縁
被覆部材によつて遮断されて減少し、熱感度が
高く、しかも電気絶縁性に優れた高信頼度の温
度センサを提供できる。
抜加工による突起を突設し、突起を耐熱性絶縁
被覆部材によつて被覆したから、外部との結合
部分となる突起を通して外部へ逃げる熱が絶縁
被覆部材によつて遮断されて減少し、熱感度が
高く、しかも電気絶縁性に優れた高信頼度の温
度センサを提供できる。
第１図は従来の温度センサの断面図、第２図は
ガラス封止型サーミスタの断面図、第３図は本考
案に係る温度センサの平面図、第４図は同じく正
面部分断面図、第５図は同じく側面図、第６図は
本考案に係る温度センサの要部における拡大部分
断面図である。 ８……感熱板、８１……一面、８２……他面、
８３……舌片、９……感熱素子。
ガラス封止型サーミスタの断面図、第３図は本考
案に係る温度センサの平面図、第４図は同じく正
面部分断面図、第５図は同じく側面図、第６図は
本考案に係る温度センサの要部における拡大部分
断面図である。 ８……感熱板、８１……一面、８２……他面、
８３……舌片、９……感熱素子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少なくとも一面側を平担面とした金属感熱板
の他面側に打抜加工による舌片を設け、感熱素
子を該舌片によつて抱込むようにして前記感熱
板の前記他面側に装着すると共に、前記感熱板
の前記他面側に外部との結合部分となる打抜加
工による突起を突設し、前記突起を耐熱性絶縁
被覆部材によつて被覆したことを特徴とする温
度センサ。 (2) 前記感熱素子は、絶縁チユーブで被覆して成
ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
１項に記載の温度センサ。 (3) 前記感熱素子は、サーミスタ素子をガラスに
よつて封止した構造のものであることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第１項または第２
項に記載の温度センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP736683U JPS59113729U (ja) | 1983-01-22 | 1983-01-22 | 温度センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP736683U JPS59113729U (ja) | 1983-01-22 | 1983-01-22 | 温度センサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59113729U JPS59113729U (ja) | 1984-08-01 |
| JPH0125300Y2 true JPH0125300Y2 (ja) | 1989-07-28 |
Family
ID=30138899
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP736683U Granted JPS59113729U (ja) | 1983-01-22 | 1983-01-22 | 温度センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59113729U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS48108678U (ja) * | 1972-03-22 | 1973-12-15 |
-
1983
- 1983-01-22 JP JP736683U patent/JPS59113729U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59113729U (ja) | 1984-08-01 |
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