JPS6236243Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6236243Y2 JPS6236243Y2 JP1981145678U JP14567881U JPS6236243Y2 JP S6236243 Y2 JPS6236243 Y2 JP S6236243Y2 JP 1981145678 U JP1981145678 U JP 1981145678U JP 14567881 U JP14567881 U JP 14567881U JP S6236243 Y2 JPS6236243 Y2 JP S6236243Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature coefficient
- positive temperature
- coefficient thermistor
- insulator
- electrodes
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 14
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 11
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 6
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 6
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
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- JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N barium titanate Chemical compound [Ba+2].[Ba+2].[O-][Ti]([O-])([O-])[O-] JRPBQTZRNDNNOP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Details Of Resistors (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、正の抵抗温度係数を有するチタン酸
バリウム系半導体磁器を使用した正特性サーミス
タ装置に関する。
バリウム系半導体磁器を使用した正特性サーミス
タ装置に関する。
正特性サーミスタは、キユリー温度を適当に選
定することにより任意の発熱温度が得られるこ
と、また発熱温度もしくは外部から与えられる温
度がある特定温度に達すると、抵抗値が急激に増
加する特異な正の抵抗温度特性を有し、電流制御
機能または自己温度制御機能が得られること等々
の特異な性質があり、これらの特性、機能の故に
各種発熱装置の発熱素子、電流制御用素子或は感
熱素子として広く利用されている。
定することにより任意の発熱温度が得られるこ
と、また発熱温度もしくは外部から与えられる温
度がある特定温度に達すると、抵抗値が急激に増
加する特異な正の抵抗温度特性を有し、電流制御
機能または自己温度制御機能が得られること等々
の特異な性質があり、これらの特性、機能の故に
各種発熱装置の発熱素子、電流制御用素子或は感
熱素子として広く利用されている。
本考案は、この正特性サーミスタを被加熱体も
しくは熱源に対して熱結合させる場合に、高度の
熱結合性、電気的絶縁性を確保しつつ、簡単に組
立てることの可能な正特性サーミスタ装置を提供
することを目的とする。
しくは熱源に対して熱結合させる場合に、高度の
熱結合性、電気的絶縁性を確保しつつ、簡単に組
立てることの可能な正特性サーミスタ装置を提供
することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案に係る正特性
サーミスタ装置は、両面に電極を有する平板状の
正特性サーミスタの前記電極の一方にのみリード
線を接続し、このリード線接続側の片面に絶縁体
を装着すると共に、少なくとも前記電極の他方の
表面に絶縁皮膜を設けたことを特徴とする。
サーミスタ装置は、両面に電極を有する平板状の
正特性サーミスタの前記電極の一方にのみリード
線を接続し、このリード線接続側の片面に絶縁体
を装着すると共に、少なくとも前記電極の他方の
表面に絶縁皮膜を設けたことを特徴とする。
以下実施例たる添付図面を参照して、本考案の
内容を具体的に説明する。第１図は本考案に係る
正特性サーミスタ装置の正面部分断面図、第２図
は同じくその分解斜視図である。図において、１
は正特性サーミスタである。この実施例では、該
正特性サーミスタ１は円板状に形成されていて、
その厚み方向の一面の略全面に電極２を設けると
共に、他面側に第３図に示す如く、ギヤツプg1に
よつて互に分離された一対の分割電極３，４を設
け、該分割電極３，４のそれぞれにリード線５，
６を半田付け等の手段で接続固定した構造となつ
ている。したがつて、この実施例の場合は、電極
２が分割電極３，４に対する共通電極となり、電
極２−３，２−４間にそれぞれ正特性サーミスタ
部分が形成されることとなる。
内容を具体的に説明する。第１図は本考案に係る
正特性サーミスタ装置の正面部分断面図、第２図
は同じくその分解斜視図である。図において、１
は正特性サーミスタである。この実施例では、該
正特性サーミスタ１は円板状に形成されていて、
その厚み方向の一面の略全面に電極２を設けると
共に、他面側に第３図に示す如く、ギヤツプg1に
よつて互に分離された一対の分割電極３，４を設
け、該分割電極３，４のそれぞれにリード線５，
６を半田付け等の手段で接続固定した構造となつ
ている。したがつて、この実施例の場合は、電極
２が分割電極３，４に対する共通電極となり、電
極２−３，２−４間にそれぞれ正特性サーミスタ
部分が形成されることとなる。
この正特性サーミスタ１のリード線５，６を接
続した片面側には、磁器または耐熱プラスチツク
等より成る耐熱性の絶縁体７を、接着等の手段に
よつて装着してある。この実施例では、該絶縁体
７は、正特性サーミスタ１の外形形状に適合する
円孔状凹部８を形成すると共に、凹部８の底面の
前記リード線５，６と対応する部分に、リード線
５，６を受ける凹受溝９，１０を設けた構造とな
つている。正特性サーミスタ１は、凹受溝９，１
０内にリード線５，６を入れた状態で凹部８内に
接着してある。絶縁体７の外形は任意でよく、ま
た凹部８および凹受溝９，１０の形状も正特性サ
ーミスタ１の構造、形状に従つて自由に変化させ
ることができる。
続した片面側には、磁器または耐熱プラスチツク
等より成る耐熱性の絶縁体７を、接着等の手段に
よつて装着してある。この実施例では、該絶縁体
７は、正特性サーミスタ１の外形形状に適合する
円孔状凹部８を形成すると共に、凹部８の底面の
前記リード線５，６と対応する部分に、リード線
５，６を受ける凹受溝９，１０を設けた構造とな
つている。正特性サーミスタ１は、凹受溝９，１
０内にリード線５，６を入れた状態で凹部８内に
接着してある。絶縁体７の外形は任意でよく、ま
た凹部８および凹受溝９，１０の形状も正特性サ
ーミスタ１の構造、形状に従つて自由に変化させ
ることができる。
上記正特性サーミスタ１と絶縁体７との組立体
のまわりは、耐熱性の高い絶縁皮膜１１によつて
被覆してある。この絶縁皮膜１１は、主として、
リード線を持たない電極２に対する絶縁体となる
ものであり、少なくとも電極２の表面に設ければ
足りるものであるが、この実施例では、正特性サ
ーミスタ１と絶縁体７との組立体のまわりに、絶
縁テープを巻付けることによつて構成してある。
絶縁テープを巻付ける代りに、耐熱絶縁フイルム
等を用いて袋状に形成したものの中に、正特性サ
ーミスタ１と絶縁体７の組立体を挿入する構造と
することも可能である。
のまわりは、耐熱性の高い絶縁皮膜１１によつて
被覆してある。この絶縁皮膜１１は、主として、
リード線を持たない電極２に対する絶縁体となる
ものであり、少なくとも電極２の表面に設ければ
足りるものであるが、この実施例では、正特性サ
ーミスタ１と絶縁体７との組立体のまわりに、絶
縁テープを巻付けることによつて構成してある。
絶縁テープを巻付ける代りに、耐熱絶縁フイルム
等を用いて袋状に形成したものの中に、正特性サ
ーミスタ１と絶縁体７の組立体を挿入する構造と
することも可能である。
上述のように、正特性サーミスタ１の片面側の
電極３，４にのみリード線５，６を接続し、その
面に絶縁体７を装着する構造であると、リード線
を持たない電極２側を被加熱体もしくは熱源体に
面接触させることができるので、熱結合が非常に
密になり、熱効率熱感度が向上する。しかも、熱
結合面となる電極２の表面に薄い絶縁皮膜１１を
設けてあるので、被加熱体もしくは熱源体が金属
等の導電体であつても、熱結合度を低下させるこ
となく、そのまま面接触させることができる。こ
のため、本考案によれば、熱結合度、電気絶縁が
非常に高く、組立の容易な発熱素子、電流制御用
素子、感熱素子等を実現することができる。例え
ば第４図に示すように、金属で成る被加熱体もし
くは熱源体１２に対して電極２側を絶縁皮膜１１
を介して面接触させると共に、絶縁体７側に押圧
バネ１３を備えるだけの簡単な構造、或は第５図
に示す如く、被加熱体もしくは熱源体１２に溝１
４を設け、該溝１４内に当該正特性サーミスタ装
置及びこれを弾圧するバネ１３を備えるだけの簡
単な構造で、電気絶縁性が高く、熱結合度が密な
高感度、高効率かつ高信頼度の発熱素子、電流制
御用素子または感熱素子を実現することができ
る。
電極３，４にのみリード線５，６を接続し、その
面に絶縁体７を装着する構造であると、リード線
を持たない電極２側を被加熱体もしくは熱源体に
面接触させることができるので、熱結合が非常に
密になり、熱効率熱感度が向上する。しかも、熱
結合面となる電極２の表面に薄い絶縁皮膜１１を
設けてあるので、被加熱体もしくは熱源体が金属
等の導電体であつても、熱結合度を低下させるこ
となく、そのまま面接触させることができる。こ
のため、本考案によれば、熱結合度、電気絶縁が
非常に高く、組立の容易な発熱素子、電流制御用
素子、感熱素子等を実現することができる。例え
ば第４図に示すように、金属で成る被加熱体もし
くは熱源体１２に対して電極２側を絶縁皮膜１１
を介して面接触させると共に、絶縁体７側に押圧
バネ１３を備えるだけの簡単な構造、或は第５図
に示す如く、被加熱体もしくは熱源体１２に溝１
４を設け、該溝１４内に当該正特性サーミスタ装
置及びこれを弾圧するバネ１３を備えるだけの簡
単な構造で、電気絶縁性が高く、熱結合度が密な
高感度、高効率かつ高信頼度の発熱素子、電流制
御用素子または感熱素子を実現することができ
る。
以上述べたように、本考案に係る正特性サーミ
スタ装置は、両面に電極を有する平板状の正特性
サーミスタの前記電極の一方にのみリード線を接
続し、このリード線接続側の片面に絶縁体を装着
すると共に、少なくとも前記電極の他方の表面に
絶縁皮膜を設けたことを特徴とするから、被加熱
体または熱源体に対して熱結合させる場合に、高
度の熱結合性、電気絶縁性を確保しつつ、簡単に
組立てることの可能な正特性サーミスタ装置を提
供することができる。
スタ装置は、両面に電極を有する平板状の正特性
サーミスタの前記電極の一方にのみリード線を接
続し、このリード線接続側の片面に絶縁体を装着
すると共に、少なくとも前記電極の他方の表面に
絶縁皮膜を設けたことを特徴とするから、被加熱
体または熱源体に対して熱結合させる場合に、高
度の熱結合性、電気絶縁性を確保しつつ、簡単に
組立てることの可能な正特性サーミスタ装置を提
供することができる。
第１図は本考案に係る正特性サーミスタ装置の
正面部分断面図、第２図は要部の分解斜視図、第
３図は正特性サーミスタの底面図、第４図及び第
５図は本考案に係る正特性サーミスタ装置の使用
状態の別々の実施例における各部分断面図であ
る。 １……正特性サーミスタ、２，３，４……電
極、５，６……リード線、７……絶縁体、１１…
…絶縁皮膜。
正面部分断面図、第２図は要部の分解斜視図、第
３図は正特性サーミスタの底面図、第４図及び第
５図は本考案に係る正特性サーミスタ装置の使用
状態の別々の実施例における各部分断面図であ
る。 １……正特性サーミスタ、２，３，４……電
極、５，６……リード線、７……絶縁体、１１…
…絶縁皮膜。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 両面に電極を有する平板状の正特性サーミス
タの前記電極の一方にのみリード線を接続し、
このリード線接続側の片面に絶縁体を装着し、
少なくとも前記電極の他方の表面に絶縁皮膜を
設けたことを特徴とする正特性サーミスタ装
置。 (2) 前記電極の一方は、ギヤツプによつて分離さ
れた一対の分割電極で成ることを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第１項に記載の正特性サ
ーミスタ装置。 (3) 前記絶縁皮膜は、絶縁テープで成ることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第１項または
第２項に記載の正特性サーミスタ装置。 (4) 前記絶縁テープは、前記正特性サーミスタ及
び前記絶縁体のまわりに巻装したことを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第３項に記載の正
特性サーミスタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14567881U JPS5851402U (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 正特性サ−ミスタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14567881U JPS5851402U (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 正特性サ−ミスタ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5851402U JPS5851402U (ja) | 1983-04-07 |
| JPS6236243Y2 true JPS6236243Y2 (ja) | 1987-09-16 |
Family
ID=29938601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14567881U Granted JPS5851402U (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 正特性サ−ミスタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5851402U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS525778U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-14 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS616634Y2 (ja) * | 1979-03-26 | 1986-02-27 | ||
| JPS5926563Y2 (ja) * | 1979-03-30 | 1984-08-02 | ティーディーケイ株式会社 | 正特性サ−ミスタ |
-
1981
- 1981-09-30 JP JP14567881U patent/JPS5851402U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS525778U (ja) * | 1975-06-24 | 1977-01-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5851402U (ja) | 1983-04-07 |
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