JPS5933195Y2 - 密閉円筒型ヒ−タ - Google Patents
密閉円筒型ヒ−タInfo
- Publication number
- JPS5933195Y2 JPS5933195Y2 JP1976076185U JP7618576U JPS5933195Y2 JP S5933195 Y2 JPS5933195 Y2 JP S5933195Y2 JP 1976076185 U JP1976076185 U JP 1976076185U JP 7618576 U JP7618576 U JP 7618576U JP S5933195 Y2 JPS5933195 Y2 JP S5933195Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermistor
- metal tube
- cylindrical heater
- temperature coefficient
- positive temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Resistance Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は正特性サーミスタを発熱体として用い、この正
特注サーミスタを密閉用の金属管との熱結合をよくする
ために円筒状として該金属管内に封入し、 (1)昇温性能がきわめて早い。
特注サーミスタを密閉用の金属管との熱結合をよくする
ために円筒状として該金属管内に封入し、 (1)昇温性能がきわめて早い。
(2)熱応答性が非常に優れている。
(3)高温度、熱衝撃に対して優れて釦り、高信頼性で
ある。
ある。
などの特長を有した密閉円筒型ヒータを提供しようとす
るものである。
るものである。
従来の正特性サーミスタ(以下P、T、Cサーミスタと
いう)を用いた円筒状の密閉型のヒータとしては、第1
図および第2図に示すように、P。
いう)を用いた円筒状の密閉型のヒータとしては、第1
図および第2図に示すように、P。
T、Cサーミスタ10両面に電極2を取付けたものに引
出し線3を半田付けし、それを耐熱性のシリコン系樹脂
4でモールドしたものが多くみられた。
出し線3を半田付けし、それを耐熱性のシリコン系樹脂
4でモールドしたものが多くみられた。
5は半田付は部分である。これはP、T、Cサーミスタ
の発熱が樹脂を介して外部に放熱されるため、その間の
熱抵抗が大きなものとなって、昇温性能および外部温度
変化に対する応答速度が悪くなり、定温ヒータとしての
効果が少なくなる欠点を有していた。
の発熱が樹脂を介して外部に放熱されるため、その間の
熱抵抗が大きなものとなって、昇温性能および外部温度
変化に対する応答速度が悪くなり、定温ヒータとしての
効果が少なくなる欠点を有していた。
オた、信頼性の点でもP、T、Cサーミスタの電極と引
出し線を半田付けしているため、電源0N−OFFによ
るP、T、Cサーミスタの膨張、収縮などの熱衝機によ
って半田付は部分がはくりするという問題、並びに樹脂
によるモールドのため、高温度での樹脂の劣化、絶縁性
の劣化などの問題を有していた。
出し線を半田付けしているため、電源0N−OFFによ
るP、T、Cサーミスタの膨張、収縮などの熱衝機によ
って半田付は部分がはくりするという問題、並びに樹脂
によるモールドのため、高温度での樹脂の劣化、絶縁性
の劣化などの問題を有していた。
本考案は上述のような従来における欠点を除去すべく創
案されたものであり、以下その一実施例について第3図
釦よび第4図とともに説明する。
案されたものであり、以下その一実施例について第3図
釦よび第4図とともに説明する。
図に示すように、円筒状をしたP、T、Cサーミスタ6
0両端に電極7を設けたものを一方が開口している金属
管8の内部に絶縁シート9を介して収納し、上記両端の
電極Iには絶縁ブロック10を介してスプリング性を有
する金属端子11が圧着されている。
0両端に電極7を設けたものを一方が開口している金属
管8の内部に絶縁シート9を介して収納し、上記両端の
電極Iには絶縁ブロック10を介してスプリング性を有
する金属端子11が圧着されている。
上記金属管8の開口部側は上記端子11に圧着力を加え
るように鮫められてi−リ、さらに密閉用としてシリコ
ン系ゴム12などで金属管8の開口部側を密閉している
。
るように鮫められてi−リ、さらに密閉用としてシリコ
ン系ゴム12などで金属管8の開口部側を密閉している
。
オた、上記金属端子11には溶接、半田付けなどの適宜
の手段で引出し線13が電気的に接続されており、この
引出し線13はその一方が上記P、T、Cサーミスタ6
の内部を通った後、絶縁ブロック10およびシリコン系
ゴム12を貫通して金属管8の外部に引出されている。
の手段で引出し線13が電気的に接続されており、この
引出し線13はその一方が上記P、T、Cサーミスタ6
の内部を通った後、絶縁ブロック10およびシリコン系
ゴム12を貫通して金属管8の外部に引出されている。
そして、上記の構造において金属管8とP、T。
Cサーミスタ6は絶縁シート9を介して密着するよう十
分な配慮を行い、また引出し線13はその一方がP、T
、Cサーミスタ60円筒部の内部を通過するようにして
、金属管8とP、T、CT−ミスタ6の接する面をでき
るだけ大きくとる構成としている。
分な配慮を行い、また引出し線13はその一方がP、T
、Cサーミスタ60円筒部の内部を通過するようにして
、金属管8とP、T、CT−ミスタ6の接する面をでき
るだけ大きくとる構成としている。
この結果、第5図に示すように、従来構造のヒータでは
、電圧印加したのちの温度上昇曲線がaのように温度が
一定温度に安定するまでに約6分間必要であったが、本
考案品では、bのように約265分で安定した。
、電圧印加したのちの温度上昇曲線がaのように温度が
一定温度に安定するまでに約6分間必要であったが、本
考案品では、bのように約265分で安定した。
これは発熱体としてノP、T。Cサーミスタの発熱が効
率よく、金属管表面に伝導しているためである。
率よく、金属管表面に伝導しているためである。
また、第6図に示すように、周囲の条件が変化した場合
の熱応答性を調べ1、:o その方法として0.2〜0
.3cc の水を滴下し、その後の表面温度の復旧性
を調べた結果、従来品はaのように200℃から155
℃才で下がり、その後200℃まで復旧するのに約3分
間要し1.;一方、本考案品では、200℃から163
℃まで下がり、その後約1.5分で200℃に復旧した
。
の熱応答性を調べ1、:o その方法として0.2〜0
.3cc の水を滴下し、その後の表面温度の復旧性
を調べた結果、従来品はaのように200℃から155
℃才で下がり、その後200℃まで復旧するのに約3分
間要し1.;一方、本考案品では、200℃から163
℃まで下がり、その後約1.5分で200℃に復旧した
。
これからも解るように、外部条件の変化に対する熱応答
性が非常に優れたものとなった。
性が非常に優れたものとなった。
さらに、信頼性の点でも、従来品のように半田付により
電気的接合をしなく、スプリング性を有する金属端子に
よる電極との圧着方式を用いたため、熱衝激による膨張
、収縮を吸収する構造となり、非常に安定した電気接続
を得ることができ、信頼性が高斗った。
電気的接合をしなく、スプリング性を有する金属端子に
よる電極との圧着方式を用いたため、熱衝激による膨張
、収縮を吸収する構造となり、非常に安定した電気接続
を得ることができ、信頼性が高斗った。
そして、P、T、Cサーミスタはその両端に電極を設け
た構成であるため、P、T、Cサー□スタの長手方向の
外周面に分割電極を設ける場合に比較して発熱面積が広
くとれるため大きな発熱効果を得ることができた。
た構成であるため、P、T、Cサー□スタの長手方向の
外周面に分割電極を設ける場合に比較して発熱面積が広
くとれるため大きな発熱効果を得ることができた。
斗た、発熱体としてのP、T、Cサーミスタの周囲には
樹脂などを用いないため、耐熱性の向上が図られた。
樹脂などを用いないため、耐熱性の向上が図られた。
第1図は従来品に釦けるP、T、Cサーミスタの斜視図
、第2図は同従来品の密閉円筒型ヒータの断面図、第3
図は本考案に係る密閉円筒型ヒータを構成するP 、T
、Cサー□スタの一実施例の斜視図、第4図は同密閉
円筒型ヒータの一実施例を示す断面図、第5図は従来品
と本考案品との昇温特性の比較図、第6図は同じく熱応
答性の比較図である。 6・・・正特性サーミスタ(P、T、Cサーミスタ)、
7・・・電極、8・・・金属管、11・・・金属端子、
13・・:引出し線。
、第2図は同従来品の密閉円筒型ヒータの断面図、第3
図は本考案に係る密閉円筒型ヒータを構成するP 、T
、Cサー□スタの一実施例の斜視図、第4図は同密閉
円筒型ヒータの一実施例を示す断面図、第5図は従来品
と本考案品との昇温特性の比較図、第6図は同じく熱応
答性の比較図である。 6・・・正特性サーミスタ(P、T、Cサーミスタ)、
7・・・電極、8・・・金属管、11・・・金属端子、
13・・:引出し線。
Claims (1)
- 円筒状をした正特性サー□スタの周囲を絶縁被覆して金
属管内に収納し、上記正特性サーミスタの両端に設けら
れた電極にスプリング性゛を有する金属端子を圧着し、
かつ上記金属端子と電気的に接続された引出し線の一方
を上記正特性サーミスタの内部を通して引出してなる密
閉円筒型ヒータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976076185U JPS5933195Y2 (ja) | 1976-06-10 | 1976-06-10 | 密閉円筒型ヒ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976076185U JPS5933195Y2 (ja) | 1976-06-10 | 1976-06-10 | 密閉円筒型ヒ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52166143U JPS52166143U (ja) | 1977-12-16 |
JPS5933195Y2 true JPS5933195Y2 (ja) | 1984-09-17 |
Family
ID=28550967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976076185U Expired JPS5933195Y2 (ja) | 1976-06-10 | 1976-06-10 | 密閉円筒型ヒ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5933195Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS419800Y1 (ja) * | 1964-08-20 | 1966-05-11 | ||
JPS4728902U (ja) * | 1971-05-04 | 1972-12-02 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS527554Y2 (ja) * | 1972-03-17 | 1977-02-17 |
-
1976
- 1976-06-10 JP JP1976076185U patent/JPS5933195Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS419800Y1 (ja) * | 1964-08-20 | 1966-05-11 | ||
JPS4728902U (ja) * | 1971-05-04 | 1972-12-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52166143U (ja) | 1977-12-16 |
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