JPS6234270Y2 - - Google Patents

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JPS6234270Y2
JPS6234270Y2 JP18979981U JP18979981U JPS6234270Y2 JP S6234270 Y2 JPS6234270 Y2 JP S6234270Y2 JP 18979981 U JP18979981 U JP 18979981U JP 18979981 U JP18979981 U JP 18979981U JP S6234270 Y2 JPS6234270 Y2 JP S6234270Y2
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JP
Japan
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temperature sensor
lead wire
temperature
heat
resin
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JP18979981U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、抵抗温度特性を有する耐熱抵抗体に
2本の電極線を接合したサーミスタ素子を用いた
温度センサーの内、耐熱性、耐水性、耐湿性、耐
油性、耐薬品性に優れた温度センサーの構造に関
するものである。
従来この種サーミスタ素子を用いた温度センサ
ーは、サーミスタ素子の温度による抵抗変化を、
信号電流に変えて取り出す機構から成つている。
この場合、信号電流は温度センサーの抵抗値R、
即ちサーミスタ素子の抵抗値R1と温度センサー
の構造に起因して発生する抵抗値R2との合成抵
抗値R/R+Rによつて決定される。従つて
誤差の 小さい精度の良い温度センサーを得るためには、
R2の値を極力∝に近ずけることが要求される。
この目的達成のために従来から用いられている方
法を示すと第1図の通りである。耐熱抵抗体5は
これに接続された2本の裸電極線6,6′を介し
て、一方を同軸ケーブル11の中心導体7に、他
方を該ケーブルの外側編組導体8より延長した裸
導体7′にそれぞれ接続される。この際サーミス
タ素子及び片側リード線は絶縁材料9(一般には
絶縁チユーブが用いられる)により他極のリード
線7′と電気的に絶縁されて測温部が形成され
る。かくして得られた測温部は、一端を封じた金
属パイプ10中に収納されると共に、該金属パイ
プの開放端を同軸ケーブル11の外側導体8に加
締め等の方法により固定し、更に、金属パイプ1
0と同軸ケーブル11の接続部を封止剤12を用
いて密封加工し、外部より保護される構造が採用
されている。これら従来構造の温度センサーは、
測定温度が180℃迄ならば前記R2値を左右する測
温部の絶縁材料9、同軸ケーブルの絶縁体、更に
は封止剤12等の部材を広範囲の材料から選択出
来るため経済的に、優れた品質のものが得られて
いる。
然し乍ら、測定温度が200〜250℃と高温度域と
なると普通の絶縁材料は物性が低下し満足な電気
絶縁が得られなくなる。又封止剤や同軸ケーブル
の絶縁体の劣化は封止部の気密性を損いパイプ内
の環境を悪化し、絶縁性を一層低下させR2を増
大する結果を招くため200〜250℃の高温用温度セ
ンサーは決して満足なものが得られないのが実状
である。
本考案はかゝる事情に鑑み種々の実験を重ねた
結果なされたもので、200〜250℃の高温度域にお
いて使用に耐え得る温度センサー容易にかつ経済
的に提供するものである。
以下実施例図に従い詳述する。第2図は本考案
になる温度センサーの断面図である。2本の裸電
極線2,2′を接続した耐熱抵抗体1からなるサ
ーミスタ素子にPTFE樹脂で絶縁を施したりリー
ド線3,3′を電極線を介して接続し、一方のリ
ード線3′を該接続部で折返し両リード線を平行
に配列する。
次にPFA樹脂チユーブをサーミスタ及び両リ
ード線にわたり密接して被覆する。しかして後、
PTFA樹脂の収縮チユーブ4を前記PFA樹脂チユ
ーブの直上に該チユーブの全面を被う様に密着し
て被せる。
かくして形成された測温部を約400℃で数秒間
加熱しPFA樹脂チユーブを軟化させると共に
PTFAチユーブを収縮させ一体させる。
本考案は上述の如く、サーミスタ素子及びリー
ド線が耐熱性、耐水性、耐薬品性、耐油性、電気
的特性に優れPFA樹脂中に封入されかつ外表面
を機械的にも優れ、熱溶融することがないPTFE
樹脂層で保護されている。
又両リード線は絶縁体が熱溶融することの無い
PTFA樹脂から成つているために製造工程中或い
は使用中に受ける高温度に対しても短絡すること
は皆無である。
本考案の温度センサーは上述の構造から成つて
いるため、構造上に起因するR2は0に近く、又
200〜250℃の高温度にも熱劣化することがなくし
かもコンパクトな温度センサーを複雑な工法も、
特殊加工技術も必要とせず製造し得るものであ
る。
更に温度センサーは周囲に空気層を持たないた
め、外気温度に対する対応が極めて優れており又
冷熱サイクルにより起る呼吸作用の悪影響も全く
無い利点を有するものであり、かつ又、各種薬
品、油中に浸漬しても支障を来すことの無い理想
の温度センサーである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の温度センサーの構造をす断面図
であり、第2図は本考案になる温度センサーの断
面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正又は負の抵抗温度特性を有する耐熱抵抗体お
    よび該耐熱抵抗体に接合した2本の電極線からな
    るサーミスタ素子と該サーミスタ素子に、前記電
    極線を介して電流を流すための可とう性のリード
    線(以下単にリード線という)よりなる温度セン
    サーにおいて、該リード線をポリテトラフルオロ
    エチレン樹脂(以下単にPTFEという)絶縁電線
    で構成すると共に、前記サーミスタおよびリード
    線がPFA樹脂絶縁層中に一括包含され、更に該
    PFA樹脂絶縁層の直上にPTFE樹脂層を有するこ
    とを特徴とする温度センサー。
JP18979981U 1981-12-19 1981-12-19 温度センサ− Granted JPS5893839U (ja)

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JP18979981U JPS5893839U (ja) 1981-12-19 1981-12-19 温度センサ−

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Publication Number Publication Date
JPS5893839U JPS5893839U (ja) 1983-06-25
JPS6234270Y2 true JPS6234270Y2 (ja) 1987-09-01

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ID=29994025

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JPH0328353Y2 (ja) * 1984-10-17 1991-06-18

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JPS5893839U (ja) 1983-06-25

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