JPS6234270Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6234270Y2 JPS6234270Y2 JP18979981U JP18979981U JPS6234270Y2 JP S6234270 Y2 JPS6234270 Y2 JP S6234270Y2 JP 18979981 U JP18979981 U JP 18979981U JP 18979981 U JP18979981 U JP 18979981U JP S6234270 Y2 JPS6234270 Y2 JP S6234270Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature sensor
- lead wire
- temperature
- heat
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 12
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 12
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 5
- 229920001343 polytetrafluoroethylene Polymers 0.000 claims description 5
- 239000004810 polytetrafluoroethylene Substances 0.000 claims description 5
- -1 polytetrafluoroethylene Polymers 0.000 claims 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 4
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 3
- 239000000565 sealant Substances 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 231100000989 no adverse effect Toxicity 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、抵抗温度特性を有する耐熱抵抗体に
2本の電極線を接合したサーミスタ素子を用いた
温度センサーの内、耐熱性、耐水性、耐湿性、耐
油性、耐薬品性に優れた温度センサーの構造に関
するものである。
2本の電極線を接合したサーミスタ素子を用いた
温度センサーの内、耐熱性、耐水性、耐湿性、耐
油性、耐薬品性に優れた温度センサーの構造に関
するものである。
従来この種サーミスタ素子を用いた温度センサ
ーは、サーミスタ素子の温度による抵抗変化を、
信号電流に変えて取り出す機構から成つている。
この場合、信号電流は温度センサーの抵抗値R、
即ちサーミスタ素子の抵抗値R1と温度センサー
の構造に起因して発生する抵抗値R2との合成抵
抗値R1R2/R1+R2によつて決定される。従つて
誤差の 小さい精度の良い温度センサーを得るためには、
R2の値を極力∝に近ずけることが要求される。
この目的達成のために従来から用いられている方
法を示すと第1図の通りである。耐熱抵抗体5は
これに接続された2本の裸電極線6,6′を介し
て、一方を同軸ケーブル11の中心導体7に、他
方を該ケーブルの外側編組導体8より延長した裸
導体7′にそれぞれ接続される。この際サーミス
タ素子及び片側リード線は絶縁材料9(一般には
絶縁チユーブが用いられる)により他極のリード
線7′と電気的に絶縁されて測温部が形成され
る。かくして得られた測温部は、一端を封じた金
属パイプ10中に収納されると共に、該金属パイ
プの開放端を同軸ケーブル11の外側導体8に加
締め等の方法により固定し、更に、金属パイプ1
0と同軸ケーブル11の接続部を封止剤12を用
いて密封加工し、外部より保護される構造が採用
されている。これら従来構造の温度センサーは、
測定温度が180℃迄ならば前記R2値を左右する測
温部の絶縁材料9、同軸ケーブルの絶縁体、更に
は封止剤12等の部材を広範囲の材料から選択出
来るため経済的に、優れた品質のものが得られて
いる。
ーは、サーミスタ素子の温度による抵抗変化を、
信号電流に変えて取り出す機構から成つている。
この場合、信号電流は温度センサーの抵抗値R、
即ちサーミスタ素子の抵抗値R1と温度センサー
の構造に起因して発生する抵抗値R2との合成抵
抗値R1R2/R1+R2によつて決定される。従つて
誤差の 小さい精度の良い温度センサーを得るためには、
R2の値を極力∝に近ずけることが要求される。
この目的達成のために従来から用いられている方
法を示すと第1図の通りである。耐熱抵抗体5は
これに接続された2本の裸電極線6,6′を介し
て、一方を同軸ケーブル11の中心導体7に、他
方を該ケーブルの外側編組導体8より延長した裸
導体7′にそれぞれ接続される。この際サーミス
タ素子及び片側リード線は絶縁材料9(一般には
絶縁チユーブが用いられる)により他極のリード
線7′と電気的に絶縁されて測温部が形成され
る。かくして得られた測温部は、一端を封じた金
属パイプ10中に収納されると共に、該金属パイ
プの開放端を同軸ケーブル11の外側導体8に加
締め等の方法により固定し、更に、金属パイプ1
0と同軸ケーブル11の接続部を封止剤12を用
いて密封加工し、外部より保護される構造が採用
されている。これら従来構造の温度センサーは、
測定温度が180℃迄ならば前記R2値を左右する測
温部の絶縁材料9、同軸ケーブルの絶縁体、更に
は封止剤12等の部材を広範囲の材料から選択出
来るため経済的に、優れた品質のものが得られて
いる。
然し乍ら、測定温度が200〜250℃と高温度域と
なると普通の絶縁材料は物性が低下し満足な電気
絶縁が得られなくなる。又封止剤や同軸ケーブル
の絶縁体の劣化は封止部の気密性を損いパイプ内
の環境を悪化し、絶縁性を一層低下させR2を増
大する結果を招くため200〜250℃の高温用温度セ
ンサーは決して満足なものが得られないのが実状
である。
なると普通の絶縁材料は物性が低下し満足な電気
絶縁が得られなくなる。又封止剤や同軸ケーブル
の絶縁体の劣化は封止部の気密性を損いパイプ内
の環境を悪化し、絶縁性を一層低下させR2を増
大する結果を招くため200〜250℃の高温用温度セ
ンサーは決して満足なものが得られないのが実状
である。
本考案はかゝる事情に鑑み種々の実験を重ねた
結果なされたもので、200〜250℃の高温度域にお
いて使用に耐え得る温度センサー容易にかつ経済
的に提供するものである。
結果なされたもので、200〜250℃の高温度域にお
いて使用に耐え得る温度センサー容易にかつ経済
的に提供するものである。
以下実施例図に従い詳述する。第2図は本考案
になる温度センサーの断面図である。2本の裸電
極線2,2′を接続した耐熱抵抗体1からなるサ
ーミスタ素子にPTFE樹脂で絶縁を施したりリー
ド線3,3′を電極線を介して接続し、一方のリ
ード線3′を該接続部で折返し両リード線を平行
に配列する。
になる温度センサーの断面図である。2本の裸電
極線2,2′を接続した耐熱抵抗体1からなるサ
ーミスタ素子にPTFE樹脂で絶縁を施したりリー
ド線3,3′を電極線を介して接続し、一方のリ
ード線3′を該接続部で折返し両リード線を平行
に配列する。
次にPFA樹脂チユーブをサーミスタ及び両リ
ード線にわたり密接して被覆する。しかして後、
PTFA樹脂の収縮チユーブ4を前記PFA樹脂チユ
ーブの直上に該チユーブの全面を被う様に密着し
て被せる。
ード線にわたり密接して被覆する。しかして後、
PTFA樹脂の収縮チユーブ4を前記PFA樹脂チユ
ーブの直上に該チユーブの全面を被う様に密着し
て被せる。
かくして形成された測温部を約400℃で数秒間
加熱しPFA樹脂チユーブを軟化させると共に
PTFAチユーブを収縮させ一体させる。
加熱しPFA樹脂チユーブを軟化させると共に
PTFAチユーブを収縮させ一体させる。
本考案は上述の如く、サーミスタ素子及びリー
ド線が耐熱性、耐水性、耐薬品性、耐油性、電気
的特性に優れPFA樹脂中に封入されかつ外表面
を機械的にも優れ、熱溶融することがないPTFE
樹脂層で保護されている。
ド線が耐熱性、耐水性、耐薬品性、耐油性、電気
的特性に優れPFA樹脂中に封入されかつ外表面
を機械的にも優れ、熱溶融することがないPTFE
樹脂層で保護されている。
又両リード線は絶縁体が熱溶融することの無い
PTFA樹脂から成つているために製造工程中或い
は使用中に受ける高温度に対しても短絡すること
は皆無である。
PTFA樹脂から成つているために製造工程中或い
は使用中に受ける高温度に対しても短絡すること
は皆無である。
本考案の温度センサーは上述の構造から成つて
いるため、構造上に起因するR2は0に近く、又
200〜250℃の高温度にも熱劣化することがなくし
かもコンパクトな温度センサーを複雑な工法も、
特殊加工技術も必要とせず製造し得るものであ
る。
いるため、構造上に起因するR2は0に近く、又
200〜250℃の高温度にも熱劣化することがなくし
かもコンパクトな温度センサーを複雑な工法も、
特殊加工技術も必要とせず製造し得るものであ
る。
更に温度センサーは周囲に空気層を持たないた
め、外気温度に対する対応が極めて優れており又
冷熱サイクルにより起る呼吸作用の悪影響も全く
無い利点を有するものであり、かつ又、各種薬
品、油中に浸漬しても支障を来すことの無い理想
の温度センサーである。
め、外気温度に対する対応が極めて優れており又
冷熱サイクルにより起る呼吸作用の悪影響も全く
無い利点を有するものであり、かつ又、各種薬
品、油中に浸漬しても支障を来すことの無い理想
の温度センサーである。
第1図は従来の温度センサーの構造をす断面図
であり、第2図は本考案になる温度センサーの断
面図である。
であり、第2図は本考案になる温度センサーの断
面図である。
Claims (1)
- 正又は負の抵抗温度特性を有する耐熱抵抗体お
よび該耐熱抵抗体に接合した2本の電極線からな
るサーミスタ素子と該サーミスタ素子に、前記電
極線を介して電流を流すための可とう性のリード
線(以下単にリード線という)よりなる温度セン
サーにおいて、該リード線をポリテトラフルオロ
エチレン樹脂(以下単にPTFEという)絶縁電線
で構成すると共に、前記サーミスタおよびリード
線がPFA樹脂絶縁層中に一括包含され、更に該
PFA樹脂絶縁層の直上にPTFE樹脂層を有するこ
とを特徴とする温度センサー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18979981U JPS5893839U (ja) | 1981-12-19 | 1981-12-19 | 温度センサ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18979981U JPS5893839U (ja) | 1981-12-19 | 1981-12-19 | 温度センサ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5893839U JPS5893839U (ja) | 1983-06-25 |
JPS6234270Y2 true JPS6234270Y2 (ja) | 1987-09-01 |
Family
ID=29994025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18979981U Granted JPS5893839U (ja) | 1981-12-19 | 1981-12-19 | 温度センサ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5893839U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0328353Y2 (ja) * | 1984-10-17 | 1991-06-18 |
-
1981
- 1981-12-19 JP JP18979981U patent/JPS5893839U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5893839U (ja) | 1983-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5999081A (en) | Shielding unique for filtering RFI and EFI interference signals from the measuring elements | |
US4971452A (en) | RTD assembly | |
US5864282A (en) | Unique strain relief junction | |
CN109073480A (zh) | 温度传感器、传感器元件以及温度传感器的制造方法 | |
GB2062860A (en) | Temperature sensing assembly | |
US2216375A (en) | Resistance thermometer | |
JPS6234270Y2 (ja) | ||
JP4008570B2 (ja) | 電気化学式センサの製造方法および装置 | |
US4995731A (en) | Method for measuring heat transfer coefficient and sensor including heat transfer element and thermal insulation element | |
JP2980710B2 (ja) | センサの防水構造及びセンサの製造方法 | |
JPS6234269Y2 (ja) | ||
JP2515067Y2 (ja) | サーミスタ温度センサ | |
US7365631B2 (en) | Overheat detection sensor | |
US4695793A (en) | Resistive sensing thermal device for current measurement | |
JP5257099B2 (ja) | 温度測定用センサ | |
JPS6113178B2 (ja) | ||
JPH0120664Y2 (ja) | ||
JPH01267427A (ja) | 表面温度監視用温度検知装置 | |
KR920002071B1 (ko) | 유체상태의 계측에 사용하는 가열센서의 제조법 | |
JP3060490U (ja) | 温度センサ装置 | |
KR102511323B1 (ko) | 레이저 용접 방법 및 이를 이용한 온도센서 제조방법 | |
JPS6219952Y2 (ja) | ||
CN208223673U (zh) | 一种温度传感器 | |
JP2003270054A (ja) | 密閉型感熱装置 | |
CN108036875B (zh) | 一种快速响应温度传感器及其制作方法 |