JP2980710B2 - センサの防水構造及びセンサの製造方法 - Google Patents

センサの防水構造及びセンサの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば内燃機関からの
排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサ等に使用さ
れるセンサの防水構造及びセンサの製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば酸素センサは、内燃機
関からの排気ガス中の酸素濃度を検出する手段として広
く知られている。この種の酸素センサにおいては、使用
しているうちに、排気ガスや液体(水,オイル等)のセ
ンサ内部への侵入によって、センサ電極やヒータ電極間
の短絡,端子の腐食,起電力の低下等の問題が生じるこ
とがあり、そのため、上記ガスや液体の侵入を防止する
目的でセンサの隙間に様々なシール材が使用されてい
る。
【0003】このシール材としては、例えばシリコンゴ
ム等の耐熱性ゴム、或はカーボン繊維やガラス繊維等を
含有する発水性フィルタなどが使用されている。そし
て、上記シール材は、例えばセンサ後端の開口部を閉塞
する様に配置されており、このシール材を貫いて、セン
サ内部のセンサ電極やヒータ電極から伸びる端子に接続
されるリード線が配設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様な酸素センサでは、下記〜の様な問題があり、必
ずしも好適ではなかった。センサ作動時における自身
の熱伝導及び/又は排気ガスからの熱伝導によって、シ
ール材が耐熱劣化してガスが発生し、このガスがセンサ
の特性に影響を及ぼして、正確なガス測定が困難になる
という問題があった。
【0005】シール材が耐久劣化することによって、
シール性が低下するという問題があった。シール材が
高温水蒸気により加水分解し劣化することによって、シ
ール性が低下するという問題があった。
【0006】素子やヒータの電極或は端末に接続され
たリード線が屈曲することによって、シール性が低下す
るという問題があった。本発明は、上記課題を解決する
ためになされたもので、ガスの発生を防止するとともに
ガス及び液体の侵入を防いで、センサの性能の低下を防
止することができるセンサの防水構造及びセンサの製造
方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的を達する
ためになされた請求項1記載の発明は、被測定ガス中の
ガス成分濃度を検出する検出部と、該検出部が格納され
たセンサ内部と外界とを気密するシール材と、該シール
材を貫通して上記検出部から伸びる被覆リード線と、を
備えたセンサの防水構造において、上記シール材の材料
として、上記リード線の被覆膜の融点より低い融点を有
する樹脂を用い、上記シール材を加熱することによって
溶融させて上記リード線の被覆膜に溶着させたことを特
徴とするセンサの防水構造を要旨とする。
【0008】また、請求項2の発明は、被測定ガス中の
ガス成分濃度を検出する検出部と、該検出部が格納され
たセンサ内部と外界とを気密するシール材と、該シール
材を貫通して上記検出部から伸びる被覆リード線と、を
備えたセンサの製造方法において、上記シール材の材料
として上記リード線の被覆膜の融点より低い融点を有
する樹脂を用い、上記シール材を加熱することによって
溶融させて上記リード線の被覆膜に溶着させたことを特
徴とするセンサの製造方法を要旨とする。
【0009】ここで、本発明を適用できるセンサとして
は、センサのシール材自身の温度が例えば200℃近く
の高温になるセンサ、例えば内燃機関の排気ガスの酸素
濃度を検出する酸素センサが挙げられる。上記リード線
の被覆膜としては、例えば融点が327℃であるPTF
Eを採用できる。
【0010】また、上記シール材の材料としては、融点
が約250〜310℃のPFA(テトラフルオロエチレ
ン−パーフルオロアルキルビニルエーテル)やFEP
(テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン
共重合体)を使用することができる。
【0011】また、上記シール材使用温度とは、センサ
の使用に伴って上昇したシール材の温度であり、本発明
で使用される樹脂は、このシール材使用温度でも変形し
たりガスが発生することのない耐熱温度、即ち高い連続
最高使用温度を有するものである。尚、上記シール材
が、不燃性,低温でも割れ等が生じない低温特性,耐化
学薬品性,絶縁性等の電気的特性を備えていることが好
ましい。
【0012】更に、上記シール材とリード線の被覆膜と
の溶着強度を向上させるために、被覆膜の表面に細かい
凹凸を形成するエッチング処理、或は被覆膜の表面に、
例えばPFA,FEP等のシール材のディスパージョン
の様な表面活性処理を施すと一層好適である。
【0013】
【作用】本発明では、シール材の材料として、リード線
の被覆膜の融点よりも低い融点を有する樹脂を使用して
いる。従って、リード線の貫通するシール材を加熱する
ことによって、シール材の温度をリード線の被覆膜の融
点より低い温度でしかもシール材の融点以上に上昇さ
せ、それによって、被覆膜ではなくシール材のみが溶融
することになる。その結果、この溶融したシール材がリ
ード線に溶着することにより、リード線とシール材との
隙間が閉ざされて気密される。
【0014】そして、この様にして気密されたセンサで
は、シール材として高い耐熱温度の材料を用いる場合に
、センサ使用時にシール材が高温になった場合でもガ
スの発生や変形が生じることが防止され、よって、セン
サの性能の劣化を防止することが可能になる。
【0015】
【実施例】以下に本発明によるセンサの防水構造及び
ンサの製造方法の実施例を、図に基づいて説明する。図
1は、例えば内燃機関の排気通路に取り付けられる第1
実施例の酸素センサ1の全体構造を示している。
【0016】図1に示すように、酸素センサ1は、筒状
のハウジング3の先端(下部)側に保護キャップ5が、
後端(上部)側に内筒7及び保護外筒9が取り付けられ
ており、更にハウジング3の内側に固体電解質の素子1
1が保持されている。上記ハウジング3は、その外周部
に六角部13と取付ねじ15とを備え、内周面にはセン
サの先端側に狭まるテーパ付段部17が形成されてい
る。
【0017】上記素子11は、先端が閉じるとともに後
端が開口した中空円筒状であり、その内側及び外側表面
には、多孔質の白金電極19a,19bが形成されてい
る。この白金電極19a,19bのうち、外側電極19
bには内燃機関からの排気ガスが接触し内側電極19a
には基準ガスが接触して、かかるガス中の酸素濃度の差
に基づき起電力が発生する。
【0018】上記ハウジング3と素子11とによって形
成される環状隙間21の先端側には、電気絶縁性のセラ
ミックス(例えば92%アルミナ)からなる絶縁環23
が配置されており、この絶縁環23にはパッキン25が
密接している。また、絶縁環23の後端側には、滑石
(タルク)からなる粉末シール材27が充填され、この
粉末シール材27によって、排気ガス側と基準ガス側と
の気密が保たれている。更に、粉末シール材27の後端
側には碍管29が配置され、碍管29の後端面にはパッ
キン31を介して内筒7の脚部7aが配置されている。
【0019】そして、この状態で、上記ハウジング3の
後端部3aを加締め、ハウジング3内に絶縁環23を介
して素子11を封止固着するとともに、脚部7aと碍管
29とを抜き止め状態に保持している。その後、ハウジ
ング3の後端側を高周波加熱装置などによって加熱する
ことにより、加締め変形に伴ってハウジング3内に発生
した内部応力を除去している。
【0020】一方、上記素子11の後端側の外周部に
は、外側電極19bから導かれた電極リード部33に接
続する端子35aが接続固定されており、この端子35
aの上部の表面にはPTFE(ポリテトラフルオロエチ
レン)からなる絶縁被覆37が形成されている。
【0021】また、素子11の後端側の内周面には、内
側電極19aから導かれた電極リード部39に接続する
端子35bが配置されており、この端子35bは素子1
1の加熱を目的とするヒータ43を保持し固定してい
る。尚、このヒータ43の後端側外周面には、対向して
配置された通電用端末45a,45bが形成されてお
り、この端末45a,45bに端子35c,35dが溶
接等によって接続されている。
【0022】そして、各端子35a〜35d(35と総
称する)は各々外部接続用リード線49a〜49d(4
9と総称する)に、加締め等の方法によって接続されて
いる。尚、このリード線49は、PTFEからなる被覆
膜50によって周囲を覆われて、絶縁されている。
【0023】上記内筒7の後端面は、コイル状スプリン
グ51の受け台を兼ね、このスプリング51の後端面
は、端子35とリード線49の接続部53を収納するス
テアタイト等のセラミックスからなる絶縁管55の先端
面と面接触している。上記絶縁管55には、各リード線
49を分離絶縁するための貫通孔57が設けられ、各貫
通孔57の内周面の後端側には、接続部53に外部方向
への引力が働いた場合に、接続部53及び端子35にか
かる力を分散させる段部59が形成されている。
【0024】更に、上記絶縁管55の後端側には、各リ
ード線49が嵌挿される貫通孔61が形成されたシール
部63が設けられている。このシール部63は、図2に
示す様に、異なるフッソ樹脂系の耐熱性樹脂からなるサ
ンドイッチ構造をしている。つまり、先端側の第1層6
5はPTFE、第2層67はPFA(テトラフルオロエ
チレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル)、第3
層69は第1層65と同じくPTFEから構成されてい
る。
【0025】尚、第1層65の貫通孔61の上部は、他
の層67,69の貫通孔61より若干大径になされてい
るので、貫通孔61の内周面とリード線49との間に
は、後の加熱で充填される間隙70(図1)が形成され
ている。そして、上記シール部63等を収納した保護外
筒9は、その先端側がハウジング3に嵌合されて加締め
られるとともに、中央部で内筒7とともに加締められ、
更に後端側のシール部63に対応する位置で外側から加
締められてシール部63が固定される。
【0026】その後、シール部63の第2層67の溶融
温度の近傍の温度(315℃)で加熱されることによっ
て、第2層67が溶融される。尚、リード線49の被覆
膜50の溶融温度は327℃であり、また第1層65及
び第3層69の溶融温度も327℃であり、上記加熱温
度はこれらの溶融温度より低いので、リード線49の被
覆膜50,第1層65及び第3層69は溶融しない。
【0027】従って、この加熱による第2層67の溶融
によって、第2層67はリード線49の被覆膜50に溶
着してシール部63とリード線49との間隙を気密す
る。更に、第2層67は第1層65及び第3層69に溶
着して気密する。この様に、本実施例では、第2層67
のシール材として、PFAの様な樹脂、即ち高い連続最
高使用温度,不燃性,低温でも割れ等が生じない低温特
性,耐化学薬品性,絶縁性等の電気的特性等の性質を備
えている樹脂を使用しているので、センサの性能や耐久
性が優れたものとなる。特に、シール部63が例えば2
00℃近くの高い温度になる様な環境で酸素センサ1を
使用しても、シール部63はガスや液体に対するシール
性が損なわれることがなく、またガスが発生することが
ないのでセンサの特性に影響を及ぼすこともない。
【0028】更に、気密を行なう方法として、この樹脂
製のシール部63を、第2層67の溶融温度より高い温
度で加熱するので、第2層67自身が溶融して周囲の部
材と密着することができ、それによって確実に気密を行
なうことができる。特に、本実施例では、第1層65の
貫通孔61に間隙70が形成されているので、加熱時に
溶融した第2層67がこの間隙70に入り込んで、一層
気密性を向上させるという効果がある。その上、溶融す
る第2層67が溶融しない第1層65及び第3層69に
挟まれているので、溶融した第2層67が外部やセンサ
内部に流れ出ないという効果がある。
【0029】次に、第2実施例について、図3に基づい
て説明する。図3に示す様に、本実施例の酸素センサ7
1は、その先端側は上記第1実施例とほぼ同様である
が、ハウジング73より後端側が異なるものである。こ
のハウジング3の上端部73aには、内筒が接続されて
おらず、保護外筒75が公知の接続手段(レーザ溶接,
アルゴン溶接,ロー接続等)によって全周密閉接合され
ている。
【0030】そして、保護外筒75の中央部近傍には内
側に突出する環状部75aが形成され、この環状部75
aにスプリング77の下端が係止されている。上記スプ
リング77の上部には、シール部79が形成されてい
る。このシール部79は、図4に示す様に、PTFEか
らなる第1層81とPFAからなる第2層83とからな
り、シール部79を貫いて貫通孔85が形成されてい
る。そして、貫通孔85には、表面がPTFEからなる
被覆膜87で覆われたリード線89が嵌挿されている。
【0031】そして、本実施例の酸素センサ71は、シ
ール部79に対応する位置で保護外筒75の外側から加
締めが行なわれて、シール部79が固定される。その
後、第2層83の溶融温度の近傍で、しかも第1層81
及びリード線89の被覆膜87の溶融温度以下の315
℃で加熱される。この加熱によって、第2層83が溶融
してリード線89の被覆膜87に溶着するので、十分な
気密が行われる。
【0032】この様な第2実施例によっても、上記第1
実施例と同様な効果を奏する。尚、本実施例では、構造
が簡単であるのでその製造が容易であり、その上、保護
外筒75を全周にわたって接合するので、気密性が向上
するという利点がある。次に、第3実施例について、図
5に基づいて説明する。
【0033】図5に示す様に、本実施例の酸素センサ9
1は、その先端側は上記第1実施例とほぼ同様である
が、絶縁管92より後端側が異なるものである。絶縁管
92の上部に形成されたシール部93は、図6に示す様
に、PFAからなる第1層94とPTFEからなる第2
層95とから構成されている。
【0034】第1層94の上部には、上方に突出するテ
ーパ状凸部94aが各貫通孔96毎に設けられ、一方、
第2層95の下部には、上記テーパ状凸部94aに対応
して、下方に開口するテーパ状凹部95aが各貫通孔9
6毎に設けられている。そして、テーパ状凸部94aが
テーパ状凹部95aに圧入されることによって、上下に
連通する貫通孔96が形成されている。
【0035】上記貫通孔96には、表面がPTFEから
なる被覆膜97に覆われたリード線98(図5)が嵌挿
され、シール部93は、絶縁管92を介してコイル状ス
プリング99によるバネ圧によって、上方に付勢されて
保持されている。そして、この酸素センサ91は、第1
層94の溶融温度近傍で、しかも第2層95及びリード
線98の被覆膜97の溶融温度以下の315℃で加熱さ
れることにより、第1層94が溶融してリード線98の
被覆膜97に溶着するので、十分な気密が行われる。ま
た、外筒99とシール部93においては、第2層95の
外周段部95bにて密着して気密を保っている。
【0036】この様な第3実施例においても、第1実施
例と同様な効果を奏する。また、本実施例では、構成部
品が減少し、かつ第1実施例で必要であったシール部の
加締め工程を省略できるという利点がある。更に、シー
ル部93の第1層94に設けられたテーパ状凸部94a
及び第2層95に設けられた凹部95aと、シール部9
3に加えられるバネ圧とによって、リード線98及び被
覆膜97に加圧しながら溶着を行うことができるので、
その気密性が一層向上するという効果がある。
【0037】次に、第4実施例について、図7に基づい
て説明する。図7に示す様に、本実施例の酸素センサ1
01は、その先端側は上記第3実施例とほぼ同様である
が、絶縁管102上に形成されたシール部103の形状
が異なるものである。
【0038】シール部103は、図8に示す様に、PF
Aからなる第1層104とPTFEからなる第2層10
5とから構成されており、第2層105のテーパ状凹部
105aに、該テーパ凹部105aに対応した形状の第
1層104の上部104aが圧入されることによって、
上下に連通する貫通孔106が形成されている。
【0039】上記貫通孔106には、表面がPTFEか
らなる被覆膜107に覆われたリード線108(図7)
が嵌挿され、シール部103は、絶縁管102を介して
コイル状スプリング109によるバネ圧によって、上方
に付勢されている。そして、この酸素センサ101は、
第1層104の溶融温度近傍で、しかも第2層105及
びリード線108の被覆膜107の溶融温度以下の31
5℃で加熱されることにより、第1層104が溶融して
リード線108の被覆膜107に溶着するので、十分な
気密が行われる。
【0040】この様な第4実施例においても、上記第3
実施例と同様な効果を奏する。また、本実施例では、構
成部品の形が単純になることから、径方向に小型化でき
るという利点がある。尚、本発明は、上記各実施例の何
等限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内で各種の態様で実施できることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、シ
ール材の材料としてリード線の被覆膜の融点よりも低い
融点を有する樹脂を使用している。従って、加熱してシ
ール材を溶融させることによって、シール材をリード線
の被覆膜に溶着させて十分な気密を行なうことができ
る。また、リード線の被覆膜に溶着したシール材として
高い耐熱温度を有する材料を使用する場合には、センサ
の使用時にシール材が高温になっても、シール材からガ
スが発生したり或はシール材が変形してシール性が低下
することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の酸素センサを一部破断し
て示す正面図である。
【図2】第1実施例のシール部を分解して示す斜視図で
ある。
【図3】第2実施例の酸素センサを一部破断して示す正
面図である。
【図4】第2実施例のシール部を分解して示す斜視図で
ある。
【図5】第3実施例の酸素センサを一部破断して示す正
面図である。
【図6】第3実施例のシール部を分解して示す斜視図で
ある。
【図7】第4実施例の酸素センサを一部破断して示す正
面図である。
【図8】第4実施例のシール部を分解して示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1,71,91,101…酸素センサ 49,49a,49b,49c,49d,89,98,
108…リード線 50,87,97,107…被覆膜 67,83,95,105…第2層 79,63,93,103…シール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−97720(JP,U) 実開 平2−91955(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 27/409 G01N 27/00 - 27/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定ガス中のガス成分濃度を検出する
    検出部と、該検出部が格納されたセンサ内部と外界とを
    気密するシール材と、該シール材を貫通して上記検出部
    から伸びる被覆リード線と、を備えたセンサの防水構造
    において、 上記シール材の材料として、上記リード線の被覆膜の融
    点より低い融点を有する樹脂を用い、上記シール材を加
    熱することによって溶融させて上記リード線の被覆膜に
    溶着させたことを特徴とするセンサの防水構造。
  2. 【請求項2】 被測定ガス中のガス成分濃度を検出する
    検出部と、該検出部が格納されたセンサ内部と外界とを
    気密するシール材と、該シール材を貫通して上記検出部
    から伸びる被覆リード線と、を備えたセンサの製造方法
    において、 上記シール材の材料として、上記リード線の被覆膜の融
    点より低い融点を有する樹脂を用い、上記シール材を加
    熱することによって溶融させて上記リード線の被覆膜に
    溶着させたことを特徴とするセンサの製造方法。
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