JPH05241297A - 複素環窒素添加剤を含んで成る組成物及びこれらの存在下における画像現像方法 - Google Patents

複素環窒素添加剤を含んで成る組成物及びこれらの存在下における画像現像方法

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JPH05241297A
JPH05241297A JP4313577A JP31357792A JPH05241297A JP H05241297 A JPH05241297 A JP H05241297A JP 4313577 A JP4313577 A JP 4313577A JP 31357792 A JP31357792 A JP 31357792A JP H05241297 A JPH05241297 A JP H05241297A
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coupler
silver halide
heterocyclic nitrogen
dye
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JP4313577A
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Paul B Merkel
バレット マーケル ポール
Stephen P Singer
ポール シンガー スティーブン
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Eastman Kodak Co
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    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 2当量ピラゾロンマゼンタ色素生成性カプラ
ー並びにプロトン性イミダゾール類もしくはピリジン類
である複素環窒素添加剤を含有するハロゲン化銀乳剤並
びに支持体を備えた写真要素を提供する。 【効果】 複素環窒素化合物は、現像液より取り出した
後の2当量マゼンタ色素生成性カプラー類のカプリング
の継続を低減し、現像段階後の停止浴を不必要とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規組成物類並びに写
真要素の処理方法に関する。より詳細には、本発明は複
素環窒素添加剤及びマゼンタ色素生成性カプラーを含有
する新規組成物類並びに新規組成物の存在下における画
像の現像方法に関する。添加剤の語は、カプラーもしく
はカプラー溶剤以外の油相に添加される成分を称する。
【0002】
【従来の技術】カプリング脱離基を備えた2当量ピラゾ
ロンマゼンタ色素生成性カプラー類を含有するフィルム
類は、現像液より取り出され、そして間に停止浴で処理
することなく漂白液に直接入れられる場合、カプリング
の継続を生じる傾向を示す。これは、望ましくないバッ
クグラウンド濃度の増強、すなわち、汚染を発生させう
る。より活性な漂白剤類の使用及び調整上での漂白pHの
増強は、この現象をいっそう悪化する傾向がある。
【0003】2当量ピラゾロンマゼンタ色素生成性カプ
ラー類でマゼンタ色素汚染を低減するために芳香族アミ
ン類の使用が、例えば、米国特許第4,483,918
号明細書及びヨーロッパ特許第81,768号明細書に
提案されている。これらの文献は、連続カプリングより
生じる汚染が、芳香族アミン添加剤で低減しようとする
汚染のタイプ範囲内であることを示す。
【0004】汚染を低減するために、2当量ピラゾロン
カプラー類と組み合わさった特定の複素環及び脂肪族ア
ミン類の使用が、米国特許第4,555,479号及び
同第4,585,728号明細書に記載されている。し
かしながら、従来のアミン添加剤類は、満足のいく程度
までカプリングの継続を低減しないことが多い。より詳
細には、従来の添加剤類は、不安定性の問題を有するこ
とが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、カプラー活性
を著しく低減することなく満足のいく程度まで2当量ピ
ラゾロンマゼンタ色素生成性カプラー類のカプリングの
継続を低減する必要がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この欲求及び別の欲求
が、2当量ピラゾロンマゼンタ色素生成性カプラー類の
カプリングの継続を低減するために分散添加剤としてプ
ロトン性イミダゾール類及びピリジン類から成る群より
選ばれる複素環窒素化合物を提供することにより満たさ
れた。
【0007】更に、2当量ピラゾロンマゼンタ色素生成
性カプラーと組み合わさったハロゲン化銀乳剤層及び支
持体を含んで成る写真要素であって、更にプロトン性イ
ミダゾール類及びピリジン類から成る群より選ばれる複
素環窒素化合物を含んで成る要素を提供している。「組
み合わさった」の語は、関与している材料が処理工程中
相互に作用するように同一分散体もしくは同一層に塗布
されることを意味する。
【0008】更に、現像可能なハロゲン化銀粒子の像様
分布を含有するハロゲン化銀乳剤及び支持体を含んで成
る写真要素に画像を現像する方法であって、2当量マゼ
ンタ色素生成性カプラー並びにプロトン性イミダゾール
類及びピリジン類から成る群より選ばれる複素環窒素添
加剤の存在下、要素をハロゲン化銀発色現像主薬で現像
する工程を含んで成る方法が提供されている。添加剤が
カプリングの継続を低減するために供給されるため、イ
ンスタント添加剤は現像段階後に停止浴を介することな
く処理工程をあらかじめ形成するようにする。
【0009】また、少なくとも1つのシアン色素生成性
カプラーと組み合わさった少なくとも1つの赤感性ハロ
ゲン化銀乳剤層を含んで成るシアン色素画像形成性単
位、少なくとも1つのマゼンタ色素生成性カプラーと組
み合わさった少なくとも1つの緑感性ハロゲン化銀乳剤
層を含んで成るマゼンタ色素画像形成性単位、並びに少
なくとも1つのイエロー色素生成性カプラーと組み合わ
さった少なくとも1つの青感性ハロゲン化銀乳剤層を含
んで成るイエロー色素画像形成性単位を担持する支持体
を含んで成る多色写真要素であって、マゼンタ色素生成
性カプラーが、2当量ピラゾロンマゼンタカプラーであ
り、そしてマゼンタ色素生成性カプラーがプロトン性イ
ミダゾール類及びピリジン類から成る群より選ばれる複
素環窒素添加剤と組み合わさっている多色写真要素が提
供されている。
【0010】
【具体的な態様】今や、分散添加剤としてのプロトン性
イミダゾール類及びピリジン類の使用は、著しくカプラ
ー活性を低減することなく2当量ピラゾロンマゼンタ色
素生成性カプラー類のカプリングの継続を低減すること
が見い出されている。プロトン性イミダゾール類は、安
定性の継続を低減することなくカプリングの継続を低減
する際に、従来技術のアミンもしくはアニリン誘導体類
よりも有効である。ピリジン誘導体類は、それらの高い
潜在的酸化能力により、優れた安定性を示す。アミン添
加剤は、カプラー類のカプリングの継続を低減するよう
な量で使用される。好ましくは、添加剤対カプラーの重
量比が、約0.02対約2.0、最も好ましくは約0.
05対約1.0で用いられる。
【0011】「プロトン性イミダゾール」の語は、NH
基を備えたイミダゾールを意味する。好ましいプロトン
性イミダゾール類は、式Iで表される。
【0012】
【化1】
【0013】上式中、R1 及びR2 は、個別に水素、好
ましくは炭素原子数1〜30個の未置換もしくは置換の
直鎖もしくは有枝鎖アルキル、好ましくは炭素原子数2
〜30個の未置換もしくは置換アルキレン、好ましくは
炭素原子数1〜30個の未置換もしくは置換アルコキ
シ、好ましくは炭素原子数6〜30個の未置換もしくは
置換アリール又は式IIもしくは式III の基
【0014】
【化2】
【0015】(上式中、R3 は、好ましくは炭素原子数
1〜40個の未置換もしくは置換アルキレンであり、そ
してR4 は、水素、好ましくは炭素原子数1〜30個の
未置換もしくは置換の直鎖もしくは有枝鎖アルキル又は
好ましくは炭素原子数2〜30個の未置換もしくは置換
アルケニルである)であって、R1 及びR2 のわずかに
1つが式IIもしくは式III の基であることを条件とす
る。R1 及びR2 の1つがこれら2つの基の1つである
場合には、得られるイミダゾール化合物はビス化合物で
ある。
【0016】好ましいピリジン類は、一般式IVで表され
る。
【化3】
【0017】上式中、R5 は、水素、好ましくは炭素原
子数1〜30個の未置換もしくは置換の直鎖もしくは有
枝鎖アルキル、好ましくは炭素原子数2〜30個の未置
換もしくは置換アルケニル又は式Vの基
【0018】
【化4】
【0019】(上式中、R6 は、好ましくは炭素原子数
1〜40個の未置換もしくは置換アルキレンであり、そ
してR7 及びR8 は、個別に水素又は好ましくは炭素原
子数1〜30個の置換もしくは未置換アルキルである)
である。
【0020】好ましいR1 〜R8 の置換基としては、ア
ルキル、フェニル、アルコキシ、アリールオキシ、ハロ
ゲン、アシル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、
アシルアミノ、カルバモイル、スルホナミド、スルファ
モイル、スルホニル及び/又はスルホキシル基が挙げら
れる。化合物I及びIVが、水溶性及び揮発性を最小限に
するために少なくとも12個の炭素原子を含有すること
が好ましい。
【0021】本発明に用いられるプロトン性イミダゾー
ル類及びピリジン類は、バラスト化されていなくても又
はバラスト化されていてもよい。バラスト基は、プロト
ン性イミダゾールもしくはピリジンを実質的に固定す
る。換言すれば、バラスト化されたプロトン性イミダゾ
ールもしくはピリジンは、例えば、米国特許第4,42
0,556号及び同第4,923,789号明細書に記
載されるような化合物を非拡散性にするような分子サイ
ズ及び配置の基を含む。優れたバラスト基としては、炭
素原子数約8〜32個のアルキル基及びアリール基が挙
げられる。
【0022】以下は、本発明の実施に有用な好ましいプ
ロトン性イミダゾール類及びピリジン類の具体例であ
る。
【0023】
【化5】
【0024】
【化6】
【0025】特に有用なものは、化合物1,2,3及び
15である。本発明に従う組成物に用いられる好ましい
2当量ピラゾロンマゼンタカプラー類は、式VIにより表
される。
【0026】
【化7】
【0027】上式中、Arは、ハロゲン、シアノ、アル
キルスルホニル、アリールスルホニル、スルファモイ
ル、スルホナミド、カルバモイル、カルボナミド、アル
コキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アシル
オキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ウレイド、ニト
ロ、アルキルもしくはトリフルオロメチルから成る群よ
り選ばれる1つ以上の置換基を担持するアリール基であ
るか、又は置換ピリジル基であり、Xは、アリールチオ
基、アルキルチオ基、アリールオキシ基、アルコキシ
基、アシルオキシ基、窒素含有複素環式基、イミド基、
スルホナミド基、カルボナミド基、スルホニルオキシ基
及びアリールアゾ基(これらの各々が、未置換もしくは
置換されうる)、又はハロゲンから成る群より選ばれる
カプリング脱離基であり、そしてYは、置換もしくは未
置換アニリノ、置換もしくは未置換アシルアミノ又は置
換もしくは未置換ウレイド(これらのいずれも、6〜3
0個の炭素原子を含む)である。好ましいAr基は式VI
I で表される。
【0028】
【化8】
【0029】上式中、R9 は、ハロゲン、シアノ、アル
キルスルホニル、アリールスルホニル、スルファモイ
ル、スルホナミド、カルバモイル、カルボナミド、ウレ
イド、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニ
ル、アシルオキシ、アルコキシ、アリールオキシ、ニト
ロもしくはトリフルオロメチルである。
【0030】具体的なカプリング脱離基Xとしては、ピ
ラゾリル、イミダゾリル、スクシンイミド及びヒダント
イニルが挙げられる。特に好ましいカプリング脱離基
は、式VIIIにより表されるアリールチオカプリング脱離
基である。
【0031】
【化9】
【0032】上式中、R11は、硫黄原子に関してパラあ
るいはメタ位のどちらかであり、そしてR10及びR
11は、個別にアルキル、アルコキシ、アリールオキシ、
カルボナミド、ウレイド、カルバメート、スルホナミ
ド、カルバモイル、スルファモイル、アシルオキシ、ア
ルコキシカルボニル、アミノもしくはカルボキシル(こ
れらの各々が、置換もしくは未置換でありうる)、水素
又はハロゲンである。
【0033】特に好ましいカプリング脱離基は、R10
少なくとも1つの炭素原子を有するもの及びR10及びR
11を合わせた総炭素原子数が5〜25個までの範囲内で
あるものである。
【0034】Yに好ましい置換基としては、ハロゲン、
アルキル、アリール、アルコキシ、アリールオキシ、カ
ルボナミド、カルバモイル、スルホナミド、スルファモ
イル、アルキルスルホキシル、アリールスルホキシル、
アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルコキシ
カルボニル、アリールオキシカルボニル、アシル、アシ
ルオキシ、ウレイド、イミド、カルバメート、複素環、
シアノ、トリフルオロメチル、アルキルチオ、ニトロ、
カルボキシル及びヒドロキシル基並びに生成されるポリ
マーカプラーへの連結基として提供される基又はポリマ
ー鎖の一部である基が挙げられる。このようなポリマー
カプラー類は、例えば、米国特許第4,367,282
号及び同第4,388,404号明細書に記載されてお
り、これらは引用することにより、本明細書に組み入れ
られる。
【0035】特に好ましいYは、上記式IXで表されるア
ニリノ基である
【化10】
【0036】上式中、R12は、水素、アルキル、アルコ
キシ、アリールオキシ、カルボナミド、カルバモイル、
スルホナミド、スルファモイル、アルキルスルホニル、
アリールスルホキシル、アルキルスルホニル、アルコキ
シカルボニル、アリールオキシカルボニル、アシルオキ
シ、ウレイド、イミド、カルバメート、複素環、シア
ノ、ニトロ、アシル、トリフルオロメチル、アルキルチ
オもしくはカルボキシル基又はハロゲンであり、R
13は、水素、ハロゲン又はアルキル、アルコキシ、アリ
ールオキシ、アルキルチオ、カルボナミド、カルバモイ
ル、スルホナミド、スルファモイル、アルキルスルホニ
ル、アリールスルホニル、アルコキシカルボニル、アシ
ルオキシ、アシル、シアノ、ニトロもしくはトリフルオ
ロメチル基であり、そしてnは、1もしくは2であっ
て、上式中、R12が水素以外である場合には、それはN
H基に関してパラあるいはメタ位のどちらかであるだろ
う。
【0037】好ましくはR13がクロロもしくはアルコキ
シ基である。本発明の実施に有用な2当量ピラゾロンマ
ゼンタカプラー類の具体例としては、以下のものが挙げ
られる。
【0038】
【化11】
【0039】
【化12】
【0040】
【化13】
【0041】
【化14】
【0042】
【化15】
【0043】
【化16】
【0044】
【化17】
【0045】
【化18】
【0046】上記カプラー類及び添加剤類は、リサーチ
・ディスクロージャー(Research Discl
osure)、1989年12月、Item30811
9に記載の方法に従って、写真要素に組み入れることが
できる。カプラー類及び別の添加剤類は、カプラー溶剤
として写真技術分野で周知である高沸点有機溶剤の助剤
を用いて水中油型分散体として写真乳剤に分散できる。
このようなカプラー溶剤としては、例えば、フタル酸ジ
−n−ブチル、フタル酸ジ−t−ブチル、フタル酸ジイ
ソプロピル、フタル酸ジ−t−オクチル、フタル酸ジシ
クロヘキサン、フタル酸ビス(2−エチルヘキシル)、
フタル酸ジドデシル、リン酸トリフェニル、リン酸トリ
クレシル、2−エチルヘキシルジフェニルホスフェー
ト、リン酸トリシクロヘキシル、リン酸トリス(2−エ
チルヘキシル)、リン酸トリドデシル、リン酸トリブト
キシエチル、リン酸トリクロロプロピル、リン酸ビス
(2−エチルヘキシル)、安息香酸2−エチルヘキシ
ル、安息香酸ドデシル、p−ヒドロキシ安息香酸2−エ
チルヘキシル、1,4−シクロヘキシレンジメチレンビ
ス(2−エチルヘキサノエート)、アゼライン酸ジオク
チル、トリブチル酸グリセロール、乳酸イソステアリ
ル、クエン酸トリオクチル、イソステアリルアルコー
ル、2,4−ジ−t−アミルフェノール、2,4−ジ−
n−ペンチルフェノール、N,N−ジエチルドデカナミ
ド、N−テトラデシルピロリドン、N−n−ブチルアセ
トアニリド、N,N−ジブチル−2−ブトキシ−5−t
−オクチルアニリン、パラフィン、ドデシルベンゼン及
びジイソプロピルナフタレンが挙げられる。
【0047】カプラー類等の溶液を調整する際には、後
に蒸発、ヌードル洗浄もしくは超濾過により除去できる
補助溶剤が使用できる。補助溶剤の具体例としては、酢
酸エチル、酢酸ブチル、プロピオン酸エチル、メチルエ
チルケトン、シクロヘキサノン、酢酸2−エトキシエチ
ル、酢酸2−(2−ブトキシエトキシ)エチル及びジメ
チルホルムアミドが挙げられる。有用なカプラー溶剤類
の具体例が、例えば、Jelley他、米国特許第2,
322,027号明細書;Sawday他、米国特許第
2,533,514号明細書;Fierke他、米国特
許第2,801,171号明細書;Smith、米国特
許第3,748,141号明細書;並びにKrishn
amurthy、米国特許第4,540,657号及び
同第4,684,606号明細書に記載されている。
【0048】本発明に従う乳剤類及び要素類での使用に
適する材料についての以下の論述では、リサーチ・ディ
スクロージャー、1989年12月、Item3081
19、Kenneth Mason Publicat
ions Ltd.,Emsworth,Hampsh
ire PO10 7DQ,U.K.より出版、が引用
され、この記載内容は引用することにより本明細書内に
組み入れられる。この刊行物は、以下本明細書では、
「リサーチ・ディスクロージャー」と称される。本発明
の要素は、これらの刊行物及びそこで引用される刊行物
に記載される乳剤及び添加剤類を含んで成ることができ
る。
【0049】本発明に従う要素に使用されるハロゲン化
銀乳剤類は、臭化銀、塩化銀、ヨウ化銀、塩臭化銀、塩
ヨウ化銀、臭ヨウ化銀、塩臭ヨウ化銀もしくはそれらの
混合物を含んで成ることができる。乳剤は、いかなる伝
統的な形状もしくは大きさのハロゲン化銀粒子でも包含
できる、詳細には、乳剤は、粗、中位もしくは微細なハ
ロゲン化銀粒子を包含できる。Mignot、米国特許
第4,386,156号明細書;Wey、米国特許第
4,399,215号明細書;Maskasky、米国
特許第4,400,463号明細書;Wey他、米国特
許4,414,306号明細書;Maskasky、米
国特許第4,414,966号明細書;Daubend
iek他、米国特許第4,424,310号明細書;S
olberg他、米国特許第4,433,048号明細
書;Wilgus他、米国特許第4,434,226号
明細書;Maskasky、米国特許第4,435,5
01号明細書;Evans他、米国特許第4,504,
570号明細書;並びにDaubendiek他、米国
特許第4,672,027号及び同第4,693,96
4号明細書に開示されるものを初めとする、高アスペク
ト比平板状粒子乳剤類が特に考慮される。また、粒子の
外面よりも粒子のコアのヨウ化物のモル比率が高い臭ヨ
ウ化銀粒子、例えば、イギリス特許第1,027,14
6号明細書;日本特許第544/48521号明細書;
米国特許第4,379,837号;同第4,444,8
77号;同第4,565,778号;同第4,636,
461号;同第4,665,012号;同第4,66
8,614号;同第4,686,178号;及び同第
4,728,602号明細書並びにヨーロッパ特許第2
64,954号明細書に記載のものが、特に考慮され
る。ハロゲン化銀乳剤類は、沈殿するので単分散もしく
は多分散のどちらかにできる。乳剤類の粒子サイズ分布
は、ハロゲン化銀粒子分離方法又は異なる粒子サイズの
ハロゲン化銀乳剤を混合することにより調節できる。
【0050】増感性化合物、例えば、銅、タリウム、
鉛、ビスマス、カドミウム及び第VIII族貴金属類の化合
物類は、ハロゲン化銀乳剤の沈殿生成工程中に存在する
ことができる。
【0051】乳剤は、表面増感乳剤、すなわち、主にハ
ロゲン化銀粒子の表面に潜像を形成する乳剤、又は内部
潜像形成性乳剤、すなわち、主にハロゲン化銀粒子の内
部に潜像を形成する乳剤であることができる。乳剤は、
ネガ型乳剤、例えば、表面増感乳剤もしくはカブらせて
いない内部潜像形成性乳剤、又は現像が均一な光露光で
もしくは核形成剤の存在下で遂行される場合にポジ型で
ある、カブらせていない内部潜像形成性タイプの直接ポ
ジティブ乳剤であることができる。
【0052】ハロゲン化銀乳剤は、表面増感できる。貴
金属(例えば、金)、中間カルコゲン(例えば、硫黄、
セレンもしくはテルル)及び還元増感剤類が特に考慮さ
れ、それらは個別に又は組み合わせて使用される。典型
的な化学増感剤は、リサーチ・ディスクロージャー、第
III 節に列挙されている。
【0053】ハロゲン化銀乳剤は、シアニン類、メロシ
アニン類、複合シアニン類及びメロシアニン類(例え
ば、トリ、テトラ及び多核のシアニン類及びメロシアニ
ン類)、オキソノール類、ヘミオキソノール類、スチリ
ル類、メロスチリル類及びストレプトシアニン類を包含
するポリメチン色素クラスを包含する各種クラス由来の
色素類で分光増感できる。具体的な分光増感色素類は、
リサーチ・ディスクロージャー、第IV節及びそこに記載
される刊行物に記載されている。
【0054】乳剤層及び本発明に従う要素の別の層に適
するベヒクルは、リサーチ・ディスクロージャー、It
em17643、第IX節及びそこに記載される刊行物に
記載されている。
【0055】本明細書に記載されるマゼンタカプラーに
加えて、本発明の写真要素は更なるカプラー、例えば、
リサーチ・ディスクロージャー第VII 節、パラグラフD
〜G及びそこに記載の刊行物に記載のものを包含でき
る。これらの更なるカプラーは、リサーチ・ディスクロ
ージャー第VII 節、パラグラフC及びそこに記載の刊行
物に記載されるように組み入れることができる。本発明
に従うカプラーの組み合わせは、米国特許第4,88
3,746号明細書に記載されるようなカラードマスキ
ングカプラー類、米国特許第3,148,062号;同
第3,227,554号;同第3,733,201号;
同第4,409,323号及び同第4,248,962
号明細書に記載されるような画像変性カプラー類並びに
ヨーロッパ特許第193,389号明細書に記載される
ような漂白促進剤を放出するカプラー類と共に使用でき
る。
【0056】また、本発明に従う写真要素もしくはそれ
らの個別の層は、いずれかの数多くの別の周知添加剤及
び層を含有できる。これらとしては、例えば、蛍光増白
剤類(リサーチ・ディスクロージャー第V節参照)、カ
ブリ防止剤類及び画像安定剤類(リサーチ・ディスクロ
ージャー第VI節参照)、光吸収材料(例えば、フィルタ
ー層の粒子内吸収体類)及び光散乱材料(リサーチ・デ
ィスクロージャー第VIII節参照)、ゼラチン硬膜剤類
(リサーチ・ディスクロージャー第X節参照)、酸化現
像スカベンジャー類、塗布助剤類及び各種界面活性剤
類、オーバーコート層、中間層、障壁層及びハレーショ
ン防止層(リサーチ・ディスクロージャー第VII 節、パ
ラグラフK参照)帯電防止剤類(リサーチ・ディスクロ
ージャー第XIII節参照)、可塑剤類及び滑剤類(リサー
チ・ディスクロージャー第XII 節参照)、艶消剤類(リ
サーチ・ディスクロージャー第XVI 節参照)、汚染防止
剤類及び画像色素安定化剤類(リサーチ・ディスクロー
ジャー第VII 節、パラグラフI及びJ参照)、現像抑制
剤放出性カプラー類及び漂白促進剤放出性カプラー類
(リサーチ・ディスクロージャー第VII 節、パラグラフ
F参照)、現像変性剤類(リサーチ・ディスクロージャ
ー第XXI 節参照)、並びに当該技術分野で既知である別
の添加剤及び層が挙げられる。
【0057】本発明に従う写真要素は、リサーチ・ディ
スクロージャー第XVII節及びそこに記載される引用文献
に記載されているような各種の支持体上に塗布できる。
これらの支持体としては、ポリマーフィルム類、例え
ば、セルロースエステル類(例えば、三酢酸及び二酢酸
セルロース)及び二塩基性芳香族カルボン酸と二価アル
コールのポリエステル類(例えば、ポリエチレンテレフ
タレート)、紙、及びポリマーコートペーパーが挙げら
れる。
【0058】本発明に従う写真要素は、化学輻射線、典
型的には可視スペクトル領域で露光されて、リサーチ・
ディスクロージャー第XVIII 節に記載されるように潜像
を形成し、次いでリサーチ・ディスクロージャー第XIX
節に記載されるように処理されて目視可能な色素画像を
形成できる。目視可能な色素画像を形成する処理工程
は、要素を発色現像主薬と接触せしめて現像可能なハロ
ゲン化銀を還元しかつ発色現像主薬を酸化する工程を含
んで成る。酸化された発色現像主薬は、次いでカプラー
と反応して色素を与える。
【0059】好ましい発色現像主薬はp−フェニレンジ
アミン類である。特に好ましいものは、4−アミノ−3
−メチル−N,N−ジエチルアニリン塩酸塩、4−アミ
ノ−3−メチル−N−エチル−N−β−(メタンスルホ
ナミド)エチルアニリン硫酸塩水和物、4−アミノ−3
−メチル−N−エチル−N−β−ヒドロキシエチルアニ
リン硫酸塩、4−アミノ−3−β−(メタンスルホナミ
ド)エチル−N,N−ジエチルアニリン塩酸塩及び4−
アミノ−N−エチル−N−(2−メトキシエチル)−m
−トルイジン ジ−p−トルエンスルホン酸である。
【0060】ネガ型ハロゲン化銀を用いて、上記処理工
程はネガティブ画像を提供する。好ましくは記載された
要素が、例えばthe British Journa
lof Photography Annual of
1988、196〜198ページに記載されるような
既知C−41カラープロセスで処理される。複素環窒素
添加剤は、停止浴を加えることなく現存する処理工程を
使用可能にする。これは、停止浴がカプリングの継続を
調節するのに用いられるため、及び添加剤がこの作用を
するためである。ポジティブ(もしくはリバーサル)画
像を得るための発色現像工程は、非色素生成性現像液で
現像して色素を生成せずに露光されたハロゲン化銀を現
像し、次いで要素を均一にカブらせて露光されていない
ハロゲン化銀を現像可能にし、続いて色素生成性現像液
で現像する工程に付随できる。あるいは、直接ポジティ
ブ乳剤がポジティブ画像を得るために使用できる。
【0061】現像は、銀及びハロゲン化銀を除去するた
めの漂白、定着もしくは漂白定着、洗浄及び乾燥の伝統
的な工程に従う。漂白及び定着工程は、この目的で用い
られることが既知であるいずれかの材料で行うことがで
きる。一般的に、漂白浴は、酸化剤、例えば鉄(III)の
水溶性塩及び複合体(例えば、フェリシアン化カリウ
ム、塩化鉄(III)、エチレンジアミン四酢酸鉄(III)の
アンモニウム塩もしくはカリウム塩)、及び水溶性ジク
ロメート類(例えば、ジクロメートカリウム、ナトリウ
ム及びリチウム)などの水性溶液を含んで成る。一般的
には定着浴は、銀イオンと可溶性塩を形成する化合物、
例えばチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニウム、チ
オシアン酸カリウム、チオシアン酸ナトリウム及びチオ
尿素などの水性溶液を含んで成る。
【0062】
【実施例】本発明は以下の例により更に具体的に説明さ
れるが、それによって限定される訳ではない。添加剤1
及び2をこれらの例で用いた。以下のアミンもしくはア
ニリン添加剤は、比較例として用いた。
【0063】
【化19】
【0064】例1 リン酸トリトシルに溶解したカプラーM1の分散体を、
各種アミン添加剤を含有するように調整した。カプラー
対溶剤プラスアミンの重量比を1:1で固定したが、カ
プラー溶剤対アミンの比はカプラー活性(ガンマ)を維
持させるためにある程度変更した。ハンドコーティング
を用いる予備実験でより著しい活性の低減を与えること
が認められた添加剤を、より低レベルで用いた。下記フ
ォーマットで0.05ミリモル/ft2(0.54ミリモル
/m2 )で分散体を塗布した。C−41漂白pHを、適切
な漂白溶液のpHと同様に6.00に調整した。デルタD
mi n と称される、停止浴を用いることなく得られるD
min 値の増大は、カプリングの継続の測度である。活性
の測度として与えられる写真ガンマ値は、ステータスM
グリーン濃度対露光量のプロットにより得られた。
【0065】
【表1】
【0066】アミン添加剤及びレベル、処理された塗膜
についてのデルタDmin 値及びガンマ値を第I表に列挙
する。また、ガンマ対デルタDmin の比についての値を
第I表に列挙する。この比は、カプリングの継続を低減
すると同時にカプラー活性を維持する際の添加剤の総有
効性の指標として提供する。比がより大きいと、添加剤
はより有効である。
【0067】
【表2】
【0068】明らかに、化合物1及び2は非常に有効な
添加剤である。化合物2の高い酸化電位と関連する化合
物2の酸化に対する安定性は、上記のこの化合物の更な
る有用性である。
【0069】例2 カプラーM2の分散体を調整し、そして例1と同様の方
法でハロゲン化銀乳剤を塗布した。アミン添加剤を加え
ずに、添加剤1及びAを用いて塗膜を生成した。例1の
ように塗膜を露光し、処理し、そして分析した。結果を
第II表に要約する。
【0070】
【表3】
【0071】例3 カプラーM6もしくはM8の分散体を調整し、そして例
1のようにハロゲン化銀乳剤(Ag100mg/ft2 =1
080mg/m2 )と共に0.05ミリモル/ft 2(0.5
4ミリモル/m2 )で塗布した。アミン添加剤を用いず
に例1中の溶剤を用いて、そして溶剤プラス化合物1あ
るいはAのどちらかを10重量%で用いて塗膜を生成し
た。例1のようにフィルムを露光し、処理しそして分析
した。結果を第III 表及び第IV表に要約する。
【0072】
【表4】
【0073】第III 表に示されるガンマ/デルタDmin
比より、カプラー活性(ガンマ)を維持すると同時にカ
プリングの継続を低減する上で、本発明に従う添加剤1
が比較添加剤Aより優れていることは明らかである。
【0074】前記詳細な説明及び特定の具体例、並びに
本発明の好ましい態様を具体的に提供してきたが、これ
らに限定される訳ではないことは、理解されるであろ
う。本発明の範囲内で、多くの変更及び修正がそれらの
精神からはずれることなく行えるであろうし、かつ本発
明は、このような修正をすべて包含する。
【0075】
【更なる具体的な態様】2当量ピラゾロンマゼンタ色素
生成性カプラーと組み合わさったハロゲン化銀乳剤層及
び支持体を含んで成る写真要素であって、更にプロトン
性イミダゾール類及びピリジン類から成る群より選ばれ
る複素環窒素化合物を含んで成る写真要素。
【0076】上記複素環窒素化合物がプロトン性イミダ
ゾールである写真要素。上記プロトン性イミダゾールが
上記式IもしくはII又はIII で表され、R1 及びR2
わずかに1つが式IIもしくはIII の基であることを条件
とする写真要素。
【0077】上記R1 〜R4 基が、個別に、未置換であ
るか又は1つ以上のアルキル、フェニル、アルコキシ、
アリールオキシ、ハロゲン、アシル、アシルオキシ、ア
ルコキシカルボニル、アシルアミノ、カルバモイル、ス
ルホナミド、スルファモイル、スルホニル又はスルホキ
シル基で置換されている写真要素。
【0078】上記プロトン性イミダゾールが
【化20】 である写真要素。
【0079】上記複素環窒素化合物がピリジンである写
真要素。上記ピリジンが上記一般式IVで表される写真要
素。
【0080】上記ピリジンが、
【化21】 である写真要素。
【0081】上記複素環窒素化合物が少なくとも12個
の炭素原子を含有する写真要素。上記マゼンタ色素生成
性カプラーが上記式VIで表される写真要素。
【0082】上記アリール基Arが上記式VII で表され
る写真要素。上記カプリング脱離基Xがピラゾリル、イ
ミダゾリル、スクシンイミドもしくはヒダントイニル基
である写真要素。
【0083】上記カプリング脱離基Xが上記式VIIIで表
されるアリールチオカプリング脱離基である写真要素。
10が少なくとも1つの炭素原子を有し、かつR10がR
11を合わせた総炭素原子数が5から25までの範囲内で
ある写真要素。
【0084】Yが、ハロゲン、アルキル、アリール、ア
ルコキシ、アリールオキシ、カルボナミド、カルバモイ
ル、スルホナミド、スルファモイル、アルキルスルホキ
シル、アリールスルホキシル、アルキルスルホニル、ア
リールスルホニル、アルコキシカルボニル、アリールオ
キシカルボニル、アシル、アシルオキシ、ウレイド、イ
ミド、カルバメート、複素環、シアノ、トリフルオロメ
チル、アルキルチオ、ニトロ、カルボキシルもしくはヒ
ドロキシル基又は連結基として提供される基又はポリマ
ー鎖の一部である基で置換されている写真要素。
【0085】Yが上記式IXで表されるアニリノ基である
写真要素。R13が塩素原子もしくはアルコキシ基である
写真要素。
【0086】上記窒素化合物対上記カプラーの重量比
が、約0.02対約2.0である写真要素。上記添加剤
がプロトン性イミダゾールである記載された組成物。
【0087】上記プロトン性イミダゾールが式I, IIも
しくはIII で表され、R1 及びR2のわずかに1つが式I
II もしくはIVの基であることを条件とする特許請求し
た組成物。
【0088】上記添加剤がピリジンである組成物。上記
ピリジンが一般式IVで表される特許請求した組成物。分
散体の状態である組成物。
【0089】2当量ピラゾロンマゼンタ色素生成性カプ
ラーが上記式VIで表される組成物。上記複素環窒素添加
剤対上記カプラーの重量比が約0.02対約2.0であ
る組成物。
【0090】少なくとも1つのシアン色素生成性カプラ
ーと組み合わさった少なくとも1つの赤感性ハロゲン化
銀乳剤層を含んで成るシアン色素画像形成性単位、少な
くとも1つのマゼンタ色素生成性カプラーと組み合わさ
った少なくとも1つの緑感性ハロゲン化銀乳剤層を含ん
で成るマゼンタ色素画像形成性単位、並びに少なくとも
1つのイエロー色素生成性カプラーと組み合わさった少
なくとも1つの青感性ハロゲン化銀乳剤層を含んで成る
イエロー色素画像形成性単位を担持する支持体を含んで
成る多色写真要素であって、マゼンタ色素生成性カプラ
ーが、2当量ピラゾロンマゼンタカプラーであり、そし
て上記マゼンタ色素生成性カプラーがプロトン性イミダ
ゾール類及びピリジン類から成る群より選ばれる複素環
窒素添加剤と組み合わさっている多色写真要素。
【0091】停止浴が現像段階後に使用されない方法。
2当量ピラゾロンマゼンタ色素生成性カプラー並びにプ
ロトン性イミダゾール類及びピリジン類から成る群より
選ばれる複素環窒素添加剤を含んで成る写真ハロゲン化
銀乳剤。
【0092】
【発明の効果】本発明は、2当量ピラゾロンマゼンタ色
素生成性カプラー類のカプリングの継続を低減するため
に分散添加剤としてプロトン性イミダゾール類及びピリ
ジン類から成る群より選ばれる複素環窒素化合物を含有
する組成物を提供する。また、本発明は、このような組
成物を含有する写真要素の処理方法を提供する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2当量ピラゾロンマゼンタ色素生成性カ
    プラー並びにプロトン性イミダゾール類及びピリジン類
    から成る群より選ばれる複素環窒素添加剤を含んで成る
    組成物。
  2. 【請求項2】 現像可能なハロゲン化銀粒子の像様分布
    を含有するハロゲン化銀乳剤及び支持体を含んで成る写
    真要素に画像を現像する方法であって、2当量色素生成
    性マゼンタカプラー並びにプロトン性イミダゾール類及
    びピリジン類から成る群より選ばれる複素環窒素化合物
    の存在下、上記要素をハロゲン化銀発色現像液で現像す
    る工程を含んで成る方法。
JP4313577A 1991-11-25 1992-11-24 複素環窒素添加剤を含んで成る組成物及びこれらの存在下における画像現像方法 Pending JPH05241297A (ja)

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US07/797,660 US5441851A (en) 1991-11-25 1991-11-25 Use of heterocyclic nitrogen addenda to reduce continued coupling of magenta dye-forming couplers

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