JPH0523986Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0523986Y2 JPH0523986Y2 JP1985114313U JP11431385U JPH0523986Y2 JP H0523986 Y2 JPH0523986 Y2 JP H0523986Y2 JP 1985114313 U JP1985114313 U JP 1985114313U JP 11431385 U JP11431385 U JP 11431385U JP H0523986 Y2 JPH0523986 Y2 JP H0523986Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil cooler
- oil
- mounting
- synthetic resin
- resin tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 8
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 claims description 7
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 2
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- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、オイルクーラ内蔵型熱交換器に係
り、詳しくは、合成樹脂製タンクに於けるオイル
クーラの取付構造の改良に関するものである。
り、詳しくは、合成樹脂製タンクに於けるオイル
クーラの取付構造の改良に関するものである。
従来、この種のオイルクーラ内蔵型熱交換器
は、例えば実開昭59−119922号公報又は第3図乃
至第5図に示すものが知られている。
は、例えば実開昭59−119922号公報又は第3図乃
至第5図に示すものが知られている。
オイルクーラ1は、両側部にオイルの導出入部
(図示せず)を設け、これらのオイルの導出入部
に継手部材であるコネクタ3が夫々ろう付け等に
より固定されている。
(図示せず)を設け、これらのオイルの導出入部
に継手部材であるコネクタ3が夫々ろう付け等に
より固定されている。
そして、2個のコネクタ3には、両端に雄ねじ
(図示せず)を設けたオイル導出入管2が夫々取
り付けられている。
(図示せず)を設けたオイル導出入管2が夫々取
り付けられている。
そして、このオイルクーラ1は、合成樹脂製タ
ンク8内に配設され、両オイル導出入管2を合成
樹脂製タンク8に設けた2個のオイルクーラ取付
部9の取付壁9aのオイル導出入管挿通孔9bか
ら夫々突出させている。
ンク8内に配設され、両オイル導出入管2を合成
樹脂製タンク8に設けた2個のオイルクーラ取付
部9の取付壁9aのオイル導出入管挿通孔9bか
ら夫々突出させている。
この際に、両コネクタ3には、第4図に示すよ
うに、O−リング4が装着され、オイルクーラ取
付部9の取付壁9aの内側面9cとの間に止水構
造を形成すると共に、オイルクーラ取付部9の取
付壁9aの外側面9dに於ては平ワツシヤ5,バ
ネ座金6をオイル導出入管2に挿入し、ナツト7
をオイル導出入管2の外周に設けた雄ねじに締め
付けることにより固定される。
うに、O−リング4が装着され、オイルクーラ取
付部9の取付壁9aの内側面9cとの間に止水構
造を形成すると共に、オイルクーラ取付部9の取
付壁9aの外側面9dに於ては平ワツシヤ5,バ
ネ座金6をオイル導出入管2に挿入し、ナツト7
をオイル導出入管2の外周に設けた雄ねじに締め
付けることにより固定される。
又、合成樹脂製タンク8は、上部の環状取付部
10が外側に突出するように設けられている。こ
れは、合成樹脂製タンク8と座板12との間に介
挿された弾性シール材(O−リング)11を圧縮
し、座板12の爪13を折り曲げて引つ掛けるよ
うにするためである。即ち、座板12と合成樹脂
製タンク8とは、座板12に設けた多数の爪13
を環状取付部10にカシメることによつて一体的
に組み付けられる。
10が外側に突出するように設けられている。こ
れは、合成樹脂製タンク8と座板12との間に介
挿された弾性シール材(O−リング)11を圧縮
し、座板12の爪13を折り曲げて引つ掛けるよ
うにするためである。即ち、座板12と合成樹脂
製タンク8とは、座板12に設けた多数の爪13
を環状取付部10にカシメることによつて一体的
に組み付けられる。
尚、14は熱交換器コアであり、上下に座板1
2を取り付け、上述した下端部の合成樹脂製タン
ク8と同様に上部の合成樹脂製タンク15を弾性
シール材(O−リング)11を介して組み付けて
いる。
2を取り付け、上述した下端部の合成樹脂製タン
ク8と同様に上部の合成樹脂製タンク15を弾性
シール材(O−リング)11を介して組み付けて
いる。
又、第3図乃至第5図では、オイル導出入管2
の外周に設けた雄ねじにナツト7を締め付けて固
定した場合について説明したが、実開昭59−
119922号公報に示されたように、コネクタの外周
に設けた雄ねじにナツト7を締め付けて固定する
ようにしても良い。
の外周に設けた雄ねじにナツト7を締め付けて固
定した場合について説明したが、実開昭59−
119922号公報に示されたように、コネクタの外周
に設けた雄ねじにナツト7を締め付けて固定する
ようにしても良い。
斯かる構成のオイルクーラ内蔵型熱交換器によ
れば、合成樹脂製タンク8の環状取付部10が弾
性シール材(O−リング)11を介して爪13を
カシメるために外方に突出しているので、箱型状
に外方に突出するオイルクーラ取付部9を形成し
ても、オイルクーラ取付部9の取付壁9aの外側
面9dと合成樹脂製タンク8の環状取付部10の
外側面10aとの間隔Aが生じる。
れば、合成樹脂製タンク8の環状取付部10が弾
性シール材(O−リング)11を介して爪13を
カシメるために外方に突出しているので、箱型状
に外方に突出するオイルクーラ取付部9を形成し
ても、オイルクーラ取付部9の取付壁9aの外側
面9dと合成樹脂製タンク8の環状取付部10の
外側面10aとの間隔Aが生じる。
この間隔Aにより、合成樹脂製タンク8の内容
積は決められる。
積は決められる。
又、オイルクーラ1の装着に際し、第4図に示
すように、2個のオイル導出入管2を装着する部
位に於ては、単にオイルクーラ1の外径だけでな
く、継手部材であるコネクタ3を含めた外径寸法
を加味する必要があり、合成樹脂製タンク8の内
径に近似した大きさのオイルクーラ1を用いるこ
とはできない。
すように、2個のオイル導出入管2を装着する部
位に於ては、単にオイルクーラ1の外径だけでな
く、継手部材であるコネクタ3を含めた外径寸法
を加味する必要があり、合成樹脂製タンク8の内
径に近似した大きさのオイルクーラ1を用いるこ
とはできない。
これらの理由によつて、合成樹脂製タンク8内
に入るオイルクーラ1の大きさは、決められてし
まう。
に入るオイルクーラ1の大きさは、決められてし
まう。
そのため、放熱性能向上のためにオイルクーラ
1の径を大きくする場合には、合成樹脂製タンク
8や座板12を大きな寸法のものに取り替えない
と、径を大きくしたオイルクーラ1を内蔵するこ
とができなくなる。
1の径を大きくする場合には、合成樹脂製タンク
8や座板12を大きな寸法のものに取り替えない
と、径を大きくしたオイルクーラ1を内蔵するこ
とができなくなる。
又、オイルクーラ1をオイルクーラ取付部9の
取付壁9aの外側面9dにレンチ等でナツト7を
締め付けるとき、環状取付部10が邪魔になり作
業性が悪いという問題があつた。
取付壁9aの外側面9dにレンチ等でナツト7を
締め付けるとき、環状取付部10が邪魔になり作
業性が悪いという問題があつた。
本考案は斯かる従来の問題点を解決するために
為されたもので、その目的は、合成樹脂製タンク
や座板の大きさを変えることなく径を大きくした
オイルクーラを内蔵することができると共に、オ
イルクーラの組付作業性を向上することができる
オイルクーラ内蔵型熱交換器を提供することにあ
る。
為されたもので、その目的は、合成樹脂製タンク
や座板の大きさを変えることなく径を大きくした
オイルクーラを内蔵することができると共に、オ
イルクーラの組付作業性を向上することができる
オイルクーラ内蔵型熱交換器を提供することにあ
る。
本考案に係るオイルクーラ内蔵型熱交換器は、
複数の通液管の間に夫々フインを配した熱交換器
コアと、周囲に多数の爪を設け、熱交換器コアの
上下に配される2個の座板と、開口部に外方に突
出する環状取付部を設け、弾性シール材を介して
両座板の多数の爪をかしめることによつて両座板
に組み付けられる合成樹脂製タンクと、この合成
樹脂製タンクの壁面から箱型状に突出するオイル
クーラのオイル導出入管の取付壁を設けると共
に、この取付壁にオイル導出入管挿通孔を設けた
2個のオイルクーラ取付部と、オイルの導出入部
に固定した2個のコネクタに夫々オイル導出入管
を取り付けると共にコネクタにO−リングを取り
付けたオイルクーラと、オイルクーラのオイル導
出入管又はコネクタをオイルクーラ取付部の取付
壁の外側面でねじ止めするナツトとから成り、オ
イルクーラを合成樹脂製タンクの開口部側からオ
イルクーラ取付部のオイル導出入管挿通孔にO−
リングを介してコネクタを当接すると共にコネク
タを介して固定されているオイル導出入管を挿通
し且つオイルクーラ取付部の取付壁の外側面でオ
イル導出入管又はコネクタをナツトでねじ止めし
て構成されたオイルクーラ内蔵型熱交換器に於
て、2個のオイルクーラ取付部が、合成樹脂製タ
ンクから箱型状に突出すると共に、取付壁の外側
面が、環状取付部の外側面とほぼ面一状に連なる
垂直壁面を形成して成るものである。
複数の通液管の間に夫々フインを配した熱交換器
コアと、周囲に多数の爪を設け、熱交換器コアの
上下に配される2個の座板と、開口部に外方に突
出する環状取付部を設け、弾性シール材を介して
両座板の多数の爪をかしめることによつて両座板
に組み付けられる合成樹脂製タンクと、この合成
樹脂製タンクの壁面から箱型状に突出するオイル
クーラのオイル導出入管の取付壁を設けると共
に、この取付壁にオイル導出入管挿通孔を設けた
2個のオイルクーラ取付部と、オイルの導出入部
に固定した2個のコネクタに夫々オイル導出入管
を取り付けると共にコネクタにO−リングを取り
付けたオイルクーラと、オイルクーラのオイル導
出入管又はコネクタをオイルクーラ取付部の取付
壁の外側面でねじ止めするナツトとから成り、オ
イルクーラを合成樹脂製タンクの開口部側からオ
イルクーラ取付部のオイル導出入管挿通孔にO−
リングを介してコネクタを当接すると共にコネク
タを介して固定されているオイル導出入管を挿通
し且つオイルクーラ取付部の取付壁の外側面でオ
イル導出入管又はコネクタをナツトでねじ止めし
て構成されたオイルクーラ内蔵型熱交換器に於
て、2個のオイルクーラ取付部が、合成樹脂製タ
ンクから箱型状に突出すると共に、取付壁の外側
面が、環状取付部の外側面とほぼ面一状に連なる
垂直壁面を形成して成るものである。
本考案に於ては、オイルクーラを合成樹脂製タ
ンクの開口部側からオイル導出入管を先頭にして
挿入すると共に、両オイル導出入管をオイルクー
ラ取付部のオイル導出入管挿通孔に挿通すると、
コネクタに取り付けたO−リングを介してコネク
タが合成樹脂製タンクの内側に当接し、次に、オ
イル導出入管挿通孔から外側に突出するオイル導
出入管又はコネクタの外周に設けた雄ねじにナツ
トをねじ止めすることによつて固定することがで
きる。
ンクの開口部側からオイル導出入管を先頭にして
挿入すると共に、両オイル導出入管をオイルクー
ラ取付部のオイル導出入管挿通孔に挿通すると、
コネクタに取り付けたO−リングを介してコネク
タが合成樹脂製タンクの内側に当接し、次に、オ
イル導出入管挿通孔から外側に突出するオイル導
出入管又はコネクタの外周に設けた雄ねじにナツ
トをねじ止めすることによつて固定することがで
きる。
そして、2個のオイルクーラ取付部では、オイ
ルクーラ取付部の取付壁が、環状取付部の外側面
とほぼ面一状に連なる垂直壁面を形成しているた
め、合成樹脂製タンクの環状取付部の肉厚相当部
分が外方へ膨出し、オイルクーラ取付部の容積が
大きくなつているため、オイルクーラの径が大き
くなつても収容することができる。
ルクーラ取付部の取付壁が、環状取付部の外側面
とほぼ面一状に連なる垂直壁面を形成しているた
め、合成樹脂製タンクの環状取付部の肉厚相当部
分が外方へ膨出し、オイルクーラ取付部の容積が
大きくなつているため、オイルクーラの径が大き
くなつても収容することができる。
又、座板の環状取付部の外側面がオイルクーラ
のオイル導出入管の取付壁の外側面より突出しな
いため、2個のオイルクーラ取付部の取付壁にオ
イルクーラのオイル導出入管又はコネクタをナツ
トでねじ止めをする際に、ボツクスレンチ等の工
具が座板の環状取付部の外側面にぶつかることが
ない。
のオイル導出入管の取付壁の外側面より突出しな
いため、2個のオイルクーラ取付部の取付壁にオ
イルクーラのオイル導出入管又はコネクタをナツ
トでねじ止めをする際に、ボツクスレンチ等の工
具が座板の環状取付部の外側面にぶつかることが
ない。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図及び第2図は本考案の一実施例に係るオ
イルクーラ内蔵型熱交換器を示すものである。
イルクーラ内蔵型熱交換器を示すものである。
尚、本考案は、オイルクーラ取付部に於ける構
造に特長を有するものであり、他の構成は第3図
乃至第5図に示す従来例と同様であるから、同一
の符号を付して説明する。
造に特長を有するものであり、他の構成は第3図
乃至第5図に示す従来例と同様であるから、同一
の符号を付して説明する。
オイルクーラ取付部20は、合成樹脂製タンク
8から外側に箱型状に突出するように形成される
と共に、オイルクーラ1のオイル導出入管2が貫
通するオイル導出入管挿通孔20aを有する取付
壁21が合成樹脂製タンク8の環状取付部10と
同一レベルに成るように突出して段差が生じない
ように垂直壁面としてある。
8から外側に箱型状に突出するように形成される
と共に、オイルクーラ1のオイル導出入管2が貫
通するオイル導出入管挿通孔20aを有する取付
壁21が合成樹脂製タンク8の環状取付部10と
同一レベルに成るように突出して段差が生じない
ように垂直壁面としてある。
即ち、合成樹脂製タンク8の環状取付部10に
於ける座板12の爪13側の外側面21cと取付
壁21の外側面21bとに段がないように構成さ
れている。
於ける座板12の爪13側の外側面21cと取付
壁21の外側面21bとに段がないように構成さ
れている。
又、取付壁21の上部21aは、他の環状取付
部10と同様に座板12の環状溝12aに嵌入で
きる幅になつており、他の環状取付部10と同様
に弾性シール材(O−リング)11を圧縮してい
る。
部10と同様に座板12の環状溝12aに嵌入で
きる幅になつており、他の環状取付部10と同様
に弾性シール材(O−リング)11を圧縮してい
る。
斯して構成された本実施例に係るオイルクーラ
内蔵型熱交換器は、オイルクーラ取付部20の取
付壁21の外側面21bが合成樹脂製タンク8の
環状取付部10の外側面21cと同一レベルとな
るように突出している(この突出量は第4図に於
ける間隔Aに相当)ため、オイルクーラ1全体が
その突出分だけ外側にずれることになる。
内蔵型熱交換器は、オイルクーラ取付部20の取
付壁21の外側面21bが合成樹脂製タンク8の
環状取付部10の外側面21cと同一レベルとな
るように突出している(この突出量は第4図に於
ける間隔Aに相当)ため、オイルクーラ1全体が
その突出分だけ外側にずれることになる。
即ち、設置されたオイルクーラ1の中心がオイ
ルクーラ取付部20の取付壁21側にずれること
になり、この取付壁21と対峙する壁面との隙間
が大きくなる。
ルクーラ取付部20の取付壁21側にずれること
になり、この取付壁21と対峙する壁面との隙間
が大きくなる。
従つて、この隙間を利用して少なくとも従来の
オイルクーラ設置位置に於ける中心点に、オイル
クーラの中心点が来る程度の外径を有するオイル
クーラを内蔵することが可能となる。
オイルクーラ設置位置に於ける中心点に、オイル
クーラの中心点が来る程度の外径を有するオイル
クーラを内蔵することが可能となる。
又、本実施例によれば、同径のオイルクーラ1
を使用する場合には、合成樹脂製タンク8の容積
を小さくすることが可能となり、小型,軽量化と
なる。
を使用する場合には、合成樹脂製タンク8の容積
を小さくすることが可能となり、小型,軽量化と
なる。
更に、本実施例によれば、オイルクーラ取付部
20の取付壁21が合成樹脂製タンク8の環状取
付部10の外側面21cと同一レベルとなるよう
に突出している(この突出量は第4図に於ける間
隔Aに相当)ため、2個のオイルクーラ取付部2
0の取付壁21にオイルクーラ1のオイル導出入
管2をナツト7によつて固定する際に、平ワツシ
ヤ5及びバネ座金6を取り付けた後にナツト7を
ボツクスレンチ等の工具によつて締め付けても、
工具が合成樹脂製タンク8の環状取付部10の外
側面21cにぶつかることがない。
20の取付壁21が合成樹脂製タンク8の環状取
付部10の外側面21cと同一レベルとなるよう
に突出している(この突出量は第4図に於ける間
隔Aに相当)ため、2個のオイルクーラ取付部2
0の取付壁21にオイルクーラ1のオイル導出入
管2をナツト7によつて固定する際に、平ワツシ
ヤ5及びバネ座金6を取り付けた後にナツト7を
ボツクスレンチ等の工具によつて締め付けても、
工具が合成樹脂製タンク8の環状取付部10の外
側面21cにぶつかることがない。
従つて、従来の如く、モンキースパナ等の小形
の工具を使つて締付作業を行なうという不具合が
解消される。
の工具を使つて締付作業を行なうという不具合が
解消される。
尚、オイルクーラ取付部20の取付壁21の上
部21aに於ける弾性シール材(O−リング)1
1は、従来に於てもカイメられておらず、他の部
位でのカシメ力で補われており、水漏れの虞はな
い。
部21aに於ける弾性シール材(O−リング)1
1は、従来に於てもカイメられておらず、他の部
位でのカシメ力で補われており、水漏れの虞はな
い。
又、上記実施例図では、オイル導出入管2の外
周に設けた雄ねじにナツト7を締め付けて固定し
た場合について説明したが、実開昭59−119922号
公報に示されたように、コネクタの外周に設けた
雄ねじにナツト7を締め付けて固定するようにし
ても良い。
周に設けた雄ねじにナツト7を締め付けて固定し
た場合について説明したが、実開昭59−119922号
公報に示されたように、コネクタの外周に設けた
雄ねじにナツト7を締め付けて固定するようにし
ても良い。
以上の如く、本考案によれば、2個のオイルク
ーラ取付部が、合成樹脂製タンクから箱型状に突
出すると共に、オイルクーラのオイル導出入管の
取付壁の外側面が、環状取付部の外側面とほぼ面
一状に連なる垂直壁面を形成して成るので、オイ
ルクーラを設置する空間が広くなり、径を大きく
したオイルクーラの設置が可能となる。
ーラ取付部が、合成樹脂製タンクから箱型状に突
出すると共に、オイルクーラのオイル導出入管の
取付壁の外側面が、環状取付部の外側面とほぼ面
一状に連なる垂直壁面を形成して成るので、オイ
ルクーラを設置する空間が広くなり、径を大きく
したオイルクーラの設置が可能となる。
このため、合成樹脂製タンクの容積を大きくし
ないで、放熱性能を向上させることができる。
ないで、放熱性能を向上させることができる。
又、本考案によれば、座板の環状取付部がオイ
ルクーラのオイル導出入管の取付壁の外側面より
突出しないため、2個のオイルクーラ取付部の取
付壁にオイルクーラのオイル導出入管又はコネク
タをナツトでねじ止めをする際に、ボツクスレン
チ等の工具が座板の環状取付部にぶつかることが
なくなり、オイルクーラの取付作業性が向上す
る。
ルクーラのオイル導出入管の取付壁の外側面より
突出しないため、2個のオイルクーラ取付部の取
付壁にオイルクーラのオイル導出入管又はコネク
タをナツトでねじ止めをする際に、ボツクスレン
チ等の工具が座板の環状取付部にぶつかることが
なくなり、オイルクーラの取付作業性が向上す
る。
第1図は本考案の一実施例に係るオイルクーラ
内蔵型熱交換器の要部断面図である。第2図はそ
の外観図である。第3図はオイルクーラ内蔵型熱
交換器の正面図である。第4図は従来のオイルク
ーラ内蔵型熱交換器の要部断面図である。第5図
はその外観図である。 符号の説明、1……オイルクーラ、2……オイ
ル導出入管、3……コネクタ、4……O−リン
グ、7……ナツト、8……合成樹脂製タンク、1
0……環状取付部、11……弾性シール材(O−
リング)、12……座板、、13……爪、14……
熱交換器コア、20……オイルクーラ取付部、2
0a……オイル導出入管挿通孔、21……取付
壁、21a……取付壁21の上部、21b……取
付壁21の外側面、21c……環状取付部10の
外側面。
内蔵型熱交換器の要部断面図である。第2図はそ
の外観図である。第3図はオイルクーラ内蔵型熱
交換器の正面図である。第4図は従来のオイルク
ーラ内蔵型熱交換器の要部断面図である。第5図
はその外観図である。 符号の説明、1……オイルクーラ、2……オイ
ル導出入管、3……コネクタ、4……O−リン
グ、7……ナツト、8……合成樹脂製タンク、1
0……環状取付部、11……弾性シール材(O−
リング)、12……座板、、13……爪、14……
熱交換器コア、20……オイルクーラ取付部、2
0a……オイル導出入管挿通孔、21……取付
壁、21a……取付壁21の上部、21b……取
付壁21の外側面、21c……環状取付部10の
外側面。
Claims (1)
- 複数の通液管の間に夫々フインを配した熱交換
器コアと、周囲に多数の爪を設け、熱交換器コア
の上下に配される2個の座板と、開口部に外方に
突出する環状取付部を設け、弾性シール材を介し
て両座板の多数の爪をかしめることによつて両座
板に組み付けられる合成樹脂製タンクと、この合
成樹脂製タンクの壁面から箱型状に突出するオイ
ルクーラのオイル導出入管の取付壁を設けると共
に、この取付壁にオイル導出入管挿通孔を設けた
2個のオイルクーラ取付部と、オイルの導出入部
に固定した2個のコネクタに夫々オイル導出入管
を取り付けると共にコネクタにO−リングを取り
付けたオイルクーラと、オイルクーラのオイル導
出入管又はコネクタをオイルクーラ取付部の取付
壁の外側面でねじ止めするナツトとから成り、オ
イルクーラを合成樹脂製タンクの開口部側からオ
イルクーラ取付部のオイル導出入管挿通孔にO−
リングを介してコネクタを当接すると共にコネク
タを介して固定されているオイル導出入管を挿通
し且つオイルクーラ取付部の取付壁の外側面でオ
イル導出入管又はコネクタをナツトでねじ止めし
て構成されたオイルクーラ内蔵型熱交換器に於
て、2個のオイルクーラ取付部が、合成樹脂製タ
ンクから箱型状に突出すると共に、取付壁の外側
面が、環状取付部の外側面とほぼ面一状に連なる
垂直壁面を形成して成ることを特徴とするオイル
クーラ内蔵型熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985114313U JPH0523986Y2 (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985114313U JPH0523986Y2 (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6224292U JPS6224292U (ja) | 1987-02-14 |
JPH0523986Y2 true JPH0523986Y2 (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=30996938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985114313U Expired - Lifetime JPH0523986Y2 (ja) | 1985-07-25 | 1985-07-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0523986Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5057065U (ja) * | 1973-09-22 | 1975-05-28 |
-
1985
- 1985-07-25 JP JP1985114313U patent/JPH0523986Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6224292U (ja) | 1987-02-14 |
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