JPH05238454A - スクータ型車両 - Google Patents
スクータ型車両Info
- Publication number
- JPH05238454A JPH05238454A JP4073423A JP7342392A JPH05238454A JP H05238454 A JPH05238454 A JP H05238454A JP 4073423 A JP4073423 A JP 4073423A JP 7342392 A JP7342392 A JP 7342392A JP H05238454 A JPH05238454 A JP H05238454A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- type vehicle
- scooter type
- vehicle
- lighting device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、簡単な構造で、灯火器の破損
と、汚れを防止するスクータ型車両を提供する。 【構成】 スクータ型車両1において、ヘッドパイプ2
の周囲を前側カバー64と後側カバー65で覆い、この
前側カバー64に灯火器を備え、前側カバー64は、灯
火器を備える上カバー部68と、この上カバー部68の
灯火器の下方位置から車体側方へ張り出す張出部69a
が形成された下カバー部69とを有している。
と、汚れを防止するスクータ型車両を提供する。 【構成】 スクータ型車両1において、ヘッドパイプ2
の周囲を前側カバー64と後側カバー65で覆い、この
前側カバー64に灯火器を備え、前側カバー64は、灯
火器を備える上カバー部68と、この上カバー部68の
灯火器の下方位置から車体側方へ張り出す張出部69a
が形成された下カバー部69とを有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ヘッドパイプの周囲
を前側カバーと後側カバーで覆い、この前側カバーに灯
火器を備えるスクータ型車両に関する。
を前側カバーと後側カバーで覆い、この前側カバーに灯
火器を備えるスクータ型車両に関する。
【0002】
【従来の技術】スクータ型車両では、例えば、ヘッドパ
イプの周囲を前側カバーと後側カバーで覆い、この前側
カバーと後側カバー内にバッテリ及び他の電装品等の物
品を収納すると共に、この前側カバーにフラッシャ等の
灯火器を備えるものがある。
イプの周囲を前側カバーと後側カバーで覆い、この前側
カバーと後側カバー内にバッテリ及び他の電装品等の物
品を収納すると共に、この前側カバーにフラッシャ等の
灯火器を備えるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、前側カバ
ーに備えられた灯火器は、その周囲が前側カバーで覆わ
れているが、駐車場に停車させる場合等に、他の車両等
と接触して破損することがある。また、灯火器が前輪の
上方位置に備えられる場合等には、走行による前輪から
の泥の跳ね上りによって、灯火器のレンズが汚れること
がある。
ーに備えられた灯火器は、その周囲が前側カバーで覆わ
れているが、駐車場に停車させる場合等に、他の車両等
と接触して破損することがある。また、灯火器が前輪の
上方位置に備えられる場合等には、走行による前輪から
の泥の跳ね上りによって、灯火器のレンズが汚れること
がある。
【0004】この発明は、このような実情に鑑みなされ
たもので、簡単な構造で、灯火器の破損と、汚れを防止
するスクータ型車両を提供することを目的としている。
たもので、簡単な構造で、灯火器の破損と、汚れを防止
するスクータ型車両を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明は、ヘッドパイプの周囲を前側カバーと後
側カバーで覆い、この前側カバーに灯火器を備えるスク
ータ型車両において、前記前側カバーが、前記灯火器を
備える上カバー部と、この上カバー部の前記灯火器の下
方位置から車体側方へ張り出す張出部が形成された下カ
バー部とを有することを特徴としている。
に、この発明は、ヘッドパイプの周囲を前側カバーと後
側カバーで覆い、この前側カバーに灯火器を備えるスク
ータ型車両において、前記前側カバーが、前記灯火器を
備える上カバー部と、この上カバー部の前記灯火器の下
方位置から車体側方へ張り出す張出部が形成された下カ
バー部とを有することを特徴としている。
【0006】
【作用】この発明では、駐車場に停車させる場合等に、
他の車両と接触することがあっても、前側カバーの張出
部に当接して張出部の上方位置に設けられた灯火器に接
触することが防止される。
他の車両と接触することがあっても、前側カバーの張出
部に当接して張出部の上方位置に設けられた灯火器に接
触することが防止される。
【0007】また、走行で前輪が泥等を跳ね上げること
があっても、前側カバーの張出部に当り、その上方位置
に設けられた灯火器に汚が付着することが防止される。
があっても、前側カバーの張出部に当り、その上方位置
に設けられた灯火器に汚が付着することが防止される。
【0008】
【実施例】以下、この発明のスクータ型車両の一実施例
を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明
を適用したスクータ型車両の側面図、図2はスクータ型
車両の平面図、図3はスクータ型車両の前側部の側面
図、図4はスクータ型車両の前側部の正面図、図5はス
クータ型車両の前側部の平面図、図6は前側カバーの図
3のVI−VI断面図である。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明
を適用したスクータ型車両の側面図、図2はスクータ型
車両の平面図、図3はスクータ型車両の前側部の側面
図、図4はスクータ型車両の前側部の正面図、図5はス
クータ型車両の前側部の平面図、図6は前側カバーの図
3のVI−VI断面図である。
【0009】図において符号1はスクータ型車両で、こ
のスクータ型車両1の車体を構成するヘッドパイプ2の
下部にはブラケット3が溶接され、このブラケット3の
左右には左右一対のサイドフレーム4が接続されてい
る。この左右一対のサイドフレーム4は、車体前側下方
に延びた後、屈曲して車体後方へ延びており、このサイ
ドフレーム4の間にはメインフレーム5の前側がブラケ
ット3に溶接して設けられ、このメインフレーム5の後
側は左右一対のサイドフレーム4の間に連結されたクロ
スフレーム6に溶接されている。
のスクータ型車両1の車体を構成するヘッドパイプ2の
下部にはブラケット3が溶接され、このブラケット3の
左右には左右一対のサイドフレーム4が接続されてい
る。この左右一対のサイドフレーム4は、車体前側下方
に延びた後、屈曲して車体後方へ延びており、このサイ
ドフレーム4の間にはメインフレーム5の前側がブラケ
ット3に溶接して設けられ、このメインフレーム5の後
側は左右一対のサイドフレーム4の間に連結されたクロ
スフレーム6に溶接されている。
【0010】このクロスフレーム6の中央には左右一対
のシートレール7が接続され、このシートレール7は後
方に延びて左右一対のサイドフレーム4の後方の立上が
り部4aに接続されている。この左右一対のサイドフレ
ーム4の立上がり部4aにはリヤフレーム8が接続さ
れ、このリヤフレーム8は後方からさらに下方に延び、
このリヤフレーム8の接続部はブラケット9で補強さ
れ、さらにこのブラケット9にリヤフレーム8がステー
10を介して支持されている。
のシートレール7が接続され、このシートレール7は後
方に延びて左右一対のサイドフレーム4の後方の立上が
り部4aに接続されている。この左右一対のサイドフレ
ーム4の立上がり部4aにはリヤフレーム8が接続さ
れ、このリヤフレーム8は後方からさらに下方に延び、
このリヤフレーム8の接続部はブラケット9で補強さ
れ、さらにこのブラケット9にリヤフレーム8がステー
10を介して支持されている。
【0011】左右一対のサイドフレーム4のクロスフレ
ーム6の接続部には支持ブラケット11が溶接されてお
り、この支持ブラケット11にはリンク12を介してエ
ンジンブラケット13が接続され、このエンジンブラケ
ット13はエンジンユニット14に取付けられている。
このエンジンユニット14はエンジンケース15と気筒
16からなり、エンジンケース15にエンジンブラケッ
ト13がボルト17で締付固定されている。このエンジ
ンケース15の後部はリヤクッション18を介してブラ
ケット9に設けられた取付部9aに支持されている。
ーム6の接続部には支持ブラケット11が溶接されてお
り、この支持ブラケット11にはリンク12を介してエ
ンジンブラケット13が接続され、このエンジンブラケ
ット13はエンジンユニット14に取付けられている。
このエンジンユニット14はエンジンケース15と気筒
16からなり、エンジンケース15にエンジンブラケッ
ト13がボルト17で締付固定されている。このエンジ
ンケース15の後部はリヤクッション18を介してブラ
ケット9に設けられた取付部9aに支持されている。
【0012】エンジンユニット14の気筒16はクロス
フレーム6の後方に近接して位置しており、この気筒1
6の上部に接続された吸気管19には気化器20が接続
され、この気化器20にはエアクリーナ21が接続さ
れ、このエアクリーナ21はエンジンケース15に支持
され、これらの吸気系は車体の左側に配置されている。
また、気筒16の下部に接続された排気管22にはマフ
ラー23が接続され、このマフラー23はエンジンケー
ス15に支持され、これらの排気系は車体の右側に配置
されている。
フレーム6の後方に近接して位置しており、この気筒1
6の上部に接続された吸気管19には気化器20が接続
され、この気化器20にはエアクリーナ21が接続さ
れ、このエアクリーナ21はエンジンケース15に支持
され、これらの吸気系は車体の左側に配置されている。
また、気筒16の下部に接続された排気管22にはマフ
ラー23が接続され、このマフラー23はエンジンケー
ス15に支持され、これらの排気系は車体の右側に配置
されている。
【0013】このエンジンケース15の後方には後輪2
4が軸支され、この後輪24を覆うリヤ可動フェンダ2
5はエンジンケース15に支持されている。さらに、後
輪24の後側上方を覆うリヤ固定フェンダ26は左右一
対のサイドフレーム4及びリヤフレーム8に取付けられ
ている。
4が軸支され、この後輪24を覆うリヤ可動フェンダ2
5はエンジンケース15に支持されている。さらに、後
輪24の後側上方を覆うリヤ固定フェンダ26は左右一
対のサイドフレーム4及びリヤフレーム8に取付けられ
ている。
【0014】このリヤ固定フェンダ26の上方には燃料
タンク27がリヤフレーム8の間に配置され、この燃料
タンク27はリヤフレーム8に支持されている。この燃
料タンク27の前側には収納ボックス28が配置され、
この収納ボックス28はシートレール7及びサイドフレ
ーム4に支持されている。この収納ボックス28には例
えば図示しないヘルメットが収納される。この収納ボッ
クス28の上方から燃料タンク27の上方はタンデムシ
ート29で覆われており、このタンデムシート29は収
納ボックス28の前側に軸支され、前側に開閉可能にな
っている。
タンク27がリヤフレーム8の間に配置され、この燃料
タンク27はリヤフレーム8に支持されている。この燃
料タンク27の前側には収納ボックス28が配置され、
この収納ボックス28はシートレール7及びサイドフレ
ーム4に支持されている。この収納ボックス28には例
えば図示しないヘルメットが収納される。この収納ボッ
クス28の上方から燃料タンク27の上方はタンデムシ
ート29で覆われており、このタンデムシート29は収
納ボックス28の前側に軸支され、前側に開閉可能にな
っている。
【0015】このタンデムシート29の後方には燃料タ
ンク27の左右の側部から後方上方を覆うようにキャリ
ヤ30が取付けられている。即ち、キャリヤ30の前側
両端は左右一対のサイドフレーム4の立上り部4aにボ
ルト31で、またキャリヤ30の後部中央部は左右のサ
イドフレーム4の後端部に連結されたブラケット32に
ボルト33で締付固定され、このキャリヤ30の後部に
は荷台受34が取付けられている。キャリヤ30の荷台
受34の前側位置にはグリップ35が取付けられ、さら
にキャリヤ30の側部は広幅にしてスタンディングハン
ドルとなっている。また、このキャリヤ30の左側側部
には前後に孔部36,37が形成され、この後方の孔部
36に燃料タンク27の注入部27aが位置しており、
また前方の孔部37にはダンデムシート29を固定する
ロック装置38のキー部38aが位置している。
ンク27の左右の側部から後方上方を覆うようにキャリ
ヤ30が取付けられている。即ち、キャリヤ30の前側
両端は左右一対のサイドフレーム4の立上り部4aにボ
ルト31で、またキャリヤ30の後部中央部は左右のサ
イドフレーム4の後端部に連結されたブラケット32に
ボルト33で締付固定され、このキャリヤ30の後部に
は荷台受34が取付けられている。キャリヤ30の荷台
受34の前側位置にはグリップ35が取付けられ、さら
にキャリヤ30の側部は広幅にしてスタンディングハン
ドルとなっている。また、このキャリヤ30の左側側部
には前後に孔部36,37が形成され、この後方の孔部
36に燃料タンク27の注入部27aが位置しており、
また前方の孔部37にはダンデムシート29を固定する
ロック装置38のキー部38aが位置している。
【0016】タンデムシート29の前下方は前側サイド
カバー39で、また左右下方は右側サイドカバー40と
左側サイドカバー41で、さらに後下でキャリヤ30の
下方は後側サイドカバー42で覆われている。この後側
サイドカバー42にはテールランプユニット43が取付
けられている。
カバー39で、また左右下方は右側サイドカバー40と
左側サイドカバー41で、さらに後下でキャリヤ30の
下方は後側サイドカバー42で覆われている。この後側
サイドカバー42にはテールランプユニット43が取付
けられている。
【0017】この左側サイドカバー41から後側サイド
カバー42の下方は左側カールサイドカバー44で、ま
た右側サイドカバー40から後側サイドカバー42の下
方は右側カールサイドカバー45で覆われている。この
右側カールサイドカバー45と左側カールサイドカバー
44の後側は連結カバー46で覆われ、また左側サイド
カバー41と左側カールサイドカバー44の接合部と、
また右側サイドカバー40と右側カールサイドカバー4
5の接続部とに沿って、フートボード47が前側の延び
て左右のサイドフレーム4とメインフレーム5に取付け
られている。また、フートボード47には左右のサイド
フレーム4とメインフレーム5を下方から覆うようにア
ンダカバー50が取付けられている。
カバー42の下方は左側カールサイドカバー44で、ま
た右側サイドカバー40から後側サイドカバー42の下
方は右側カールサイドカバー45で覆われている。この
右側カールサイドカバー45と左側カールサイドカバー
44の後側は連結カバー46で覆われ、また左側サイド
カバー41と左側カールサイドカバー44の接合部と、
また右側サイドカバー40と右側カールサイドカバー4
5の接続部とに沿って、フートボード47が前側の延び
て左右のサイドフレーム4とメインフレーム5に取付け
られている。また、フートボード47には左右のサイド
フレーム4とメインフレーム5を下方から覆うようにア
ンダカバー50が取付けられている。
【0018】前記ヘッドパイプ2にはステアリングシャ
フト51が挿通され、このステアリングシャフト51の
上部にはバーハンドル52が取付けられ、このバーハン
ドル52は前側ハンドルカバー53と後側ハンドルカバ
ー54で覆われている。この前側ハンドルカバー53の
中央上部にはスクリーン55が取付けられ、この下部に
はヘッドライト56が取付けられている。
フト51が挿通され、このステアリングシャフト51の
上部にはバーハンドル52が取付けられ、このバーハン
ドル52は前側ハンドルカバー53と後側ハンドルカバ
ー54で覆われている。この前側ハンドルカバー53の
中央上部にはスクリーン55が取付けられ、この下部に
はヘッドライト56が取付けられている。
【0019】このステアリングシャフト51の下部には
前輪57を跨ぐブラケット58が設けられ、このブラケ
ット58に左右一対のフロントフォーク59のアウタパ
イプ60が支持され、このアウタパイプ60に上下動可
能に支持されたインナパイプ61がアウタパイプ60の
下部60aと車軸62とを連結するリンク63に連結さ
れている。この車軸62に前輪57が支持され、この前
輪57の上方を覆うフロントフェンダ100はステアリ
ングシャフト51のブラケット58に支持され、フロン
トフォーク59と一体に旋回する。
前輪57を跨ぐブラケット58が設けられ、このブラケ
ット58に左右一対のフロントフォーク59のアウタパ
イプ60が支持され、このアウタパイプ60に上下動可
能に支持されたインナパイプ61がアウタパイプ60の
下部60aと車軸62とを連結するリンク63に連結さ
れている。この車軸62に前輪57が支持され、この前
輪57の上方を覆うフロントフェンダ100はステアリ
ングシャフト51のブラケット58に支持され、フロン
トフォーク59と一体に旋回する。
【0020】ヘッドパイプ2からメインフレーム5の前
部は前側カバー64と後側カバー65で覆われている。
この後側カバー65はヘッドパイプ2及びメインフレー
ム5に支持され、さらにこの後側カバー65の下部はフ
ートボード47及びアンダカバー50に接続され、この
後側カバー65の中央部には収納カバー66が設けられ
ている。
部は前側カバー64と後側カバー65で覆われている。
この後側カバー65はヘッドパイプ2及びメインフレー
ム5に支持され、さらにこの後側カバー65の下部はフ
ートボード47及びアンダカバー50に接続され、この
後側カバー65の中央部には収納カバー66が設けられ
ている。
【0021】また、前側カバー64は、灯火器として左
右一対のフラッシャ67を備える上カバー部68と、こ
のカバー部68の左右一対のフラッシャ67の下方位置
から車体側方へ張り出す張出部69aが形成された下カ
バー部69とを有している。この上カバー部68は所定
の曲面を有するように形成され、この上カバー部68の
下部の左右にはフラッシャ取付部68aが形成されてい
る。この上カバー部68に接合する下カバー部69の上
部69bは上カバー部68と同一曲面に形成されてお
り、この上カバー部68と下カバー部69との接合部に
フラッシャ67が配置され、このフラッシャ67のレン
ズは上カバー部68及び下カバー部69の上部69bの
曲面と同一曲面になっている。この左右一対のフラッシ
ャ67の間にはフラッシャ取付カバー70が設けられ、
このフラッシャ取付カバー70を外してフラッシャ67
の交換等が行なわれる。
右一対のフラッシャ67を備える上カバー部68と、こ
のカバー部68の左右一対のフラッシャ67の下方位置
から車体側方へ張り出す張出部69aが形成された下カ
バー部69とを有している。この上カバー部68は所定
の曲面を有するように形成され、この上カバー部68の
下部の左右にはフラッシャ取付部68aが形成されてい
る。この上カバー部68に接合する下カバー部69の上
部69bは上カバー部68と同一曲面に形成されてお
り、この上カバー部68と下カバー部69との接合部に
フラッシャ67が配置され、このフラッシャ67のレン
ズは上カバー部68及び下カバー部69の上部69bの
曲面と同一曲面になっている。この左右一対のフラッシ
ャ67の間にはフラッシャ取付カバー70が設けられ、
このフラッシャ取付カバー70を外してフラッシャ67
の交換等が行なわれる。
【0022】下カバー部69には上部69bの曲面から
左右の車体側方へ張り出す張出部69aが形成されてお
り、この張出部69aから下方後方に延びて、フロント
フェンダ100の上方を覆っている。
左右の車体側方へ張り出す張出部69aが形成されてお
り、この張出部69aから下方後方に延びて、フロント
フェンダ100の上方を覆っている。
【0023】このように、スクータ型車両の前側カバー
64が、フラッシャ67を備える上カバー部68と、こ
のカバー部68のフラッシャ67の下方位置から車体側
方へ張り出す張出部69aが形成された下カバー部69
とを有しているため、スクータ型車両を駐車場に停車さ
せる場合等に、他の車両と接触することがあっても、前
側カバー64の張出部69aが当接し、この張出部69
aの上方位置に設けられたフラッシャ67に接触するこ
とが防止される。
64が、フラッシャ67を備える上カバー部68と、こ
のカバー部68のフラッシャ67の下方位置から車体側
方へ張り出す張出部69aが形成された下カバー部69
とを有しているため、スクータ型車両を駐車場に停車さ
せる場合等に、他の車両と接触することがあっても、前
側カバー64の張出部69aが当接し、この張出部69
aの上方位置に設けられたフラッシャ67に接触するこ
とが防止される。
【0024】また、スクータ型車両の走行で、前輪57
が泥等を跳ね上げることがあっても、前側カバー64の
張出部69aに当り、その上方位置に設けられたフラッ
シャ67に汚が付着することが防止される。
が泥等を跳ね上げることがあっても、前側カバー64の
張出部69aに当り、その上方位置に設けられたフラッ
シャ67に汚が付着することが防止される。
【0025】なお、この実施例では、前側カバー64の
上カバー部64と下カバー部69は別体に形成されてい
るが、一体に形成したものでもよい。また、フラッシャ
67は、そのレンズが上カバー部64と同一面を形成す
るようになっているが、このレンズは突出させてもよ
く、またへこませてもよい。さらに、灯火器はフラッシ
ャ67に限定されず、例えばヘッドライトを前カバー6
4に備える場合にも、同様に適用できる。
上カバー部64と下カバー部69は別体に形成されてい
るが、一体に形成したものでもよい。また、フラッシャ
67は、そのレンズが上カバー部64と同一面を形成す
るようになっているが、このレンズは突出させてもよ
く、またへこませてもよい。さらに、灯火器はフラッシ
ャ67に限定されず、例えばヘッドライトを前カバー6
4に備える場合にも、同様に適用できる。
【0026】
【発明の効果】前記のように、この発明は、前側カバー
が灯火器を備える上カバー部と、このカバー部の灯火器
の下方位置から車体側方へ張り出す張出部が形成された
下カバー部とを有するから、スクータ型車両を駐車場に
停車させる場合等に、他の車両と接触することがあって
も、前側カバーの張出部が当接し、この張出部の上方位
置に設けられた灯火器に接触することが防止される。
が灯火器を備える上カバー部と、このカバー部の灯火器
の下方位置から車体側方へ張り出す張出部が形成された
下カバー部とを有するから、スクータ型車両を駐車場に
停車させる場合等に、他の車両と接触することがあって
も、前側カバーの張出部が当接し、この張出部の上方位
置に設けられた灯火器に接触することが防止される。
【0027】また、スクータ型車両の走行で、前輪が泥
等を跳ね上げることがあっても、前側カバーの張出部に
当り、その上方位置に設けられた灯火器に汚が付着する
ことが防止される。
等を跳ね上げることがあっても、前側カバーの張出部に
当り、その上方位置に設けられた灯火器に汚が付着する
ことが防止される。
【図1】スクータ型車両の側面図である。
【図2】スクータ型車両の平面図である。
【図3】スクータ型車両の前側部の側面図である。
【図4】スクータ型車両の前側部の正面図である。
【図5】スクータ型車両の前側部の平面図である。
【図6】図3の前側カバーのVI−VI断面図である。
1 スクータ型車両 2 ヘッドパイプ 64 前側カバー 65 後側カバー 67 フラッシャ 68 上カバー部 69 下カバー部 69a 張出部
Claims (1)
- 【請求項1】 ヘッドパイプの周囲を前側カバーと後側
カバーで覆い、この前側カバーに灯火器を備えるスクー
タ型車両において、前記前側カバーが、前記灯火器を備
える上カバー部と、この上カバー部の前記灯火器の下方
位置から車体側方へ張り出す張出部が形成された下カバ
ー部とを有することを特徴とするスクータ型車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07342392A JP3263823B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | スクータ型車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07342392A JP3263823B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | スクータ型車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05238454A true JPH05238454A (ja) | 1993-09-17 |
JP3263823B2 JP3263823B2 (ja) | 2002-03-11 |
Family
ID=13517807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07342392A Expired - Fee Related JP3263823B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | スクータ型車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3263823B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110149587A1 (en) * | 2009-12-17 | 2011-06-23 | Kazuhito Hayashi | Front portion structure of saddle-ride type vehicle |
CN107021159A (zh) * | 2016-01-29 | 2017-08-08 | 雅马哈发动机株式会社 | 跨坐型车辆 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1992
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