JPH05237408A - 厨芥処理機 - Google Patents

厨芥処理機

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Publication number
JPH05237408A
JPH05237408A JP4040818A JP4081892A JPH05237408A JP H05237408 A JPH05237408 A JP H05237408A JP 4040818 A JP4040818 A JP 4040818A JP 4081892 A JP4081892 A JP 4081892A JP H05237408 A JPH05237408 A JP H05237408A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying
arm
scraper
rotary blade
garbage
Prior art date
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Pending
Application number
JP4040818A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Tsunaga
久夫 津永
Yukio Hayashida
幸雄 林田
Motomichi Mishima
基道 三島
Hiroshi Nishida
博史 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4040818A priority Critical patent/JPH05237408A/ja
Publication of JPH05237408A publication Critical patent/JPH05237408A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】厨芥をスピ−ディに乾燥させ、腐敗しない状態
に処理する厨芥処理機を提供する。 【構成】熱風等の加熱乾燥手段を有し、厨芥を収納、乾
燥させる乾燥室11の下部に、固定刃14と、モーター
13等により回転駆動される回転刃12により、投入さ
れた厨芥を粉砕する粉砕器を設け、前記乾燥室11内の
上部に、前記回転刃12と共に回転するア−ム16を設
け、前記ア−ム16端部より下方に向かってスクレ−パ
17を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭の厨芥を処理する厨
芥処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、生活の多様化に伴い家庭より発生
する厨芥は多種、多量になってきており、簡単にかつ衛
生的に処理できることが求められている。
【0003】従来、この種の厨芥処理機は、厨芥を粉砕
して下水へ流すディスポーザや、粉砕した厨芥をさらに
脱水する厨芥脱水機などがある。
【0004】図7は従来例としての厨芥処理機の縦断面
図を示す。図7において、流し台のシンク1の下に取り
付けられた厨芥処理機の本体2の電源(図示せず)を入
れると、モーター3により回転刃4が回転する。水道水
を少量ずつ流しながら、厨芥を少量ずつ投入口5から粉
砕室6に投入すると、厨芥は回転刃4と固定刃7とによ
り粉砕され、回転刃4と固定刃7の隙間を通って排出口
8から下水へと排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の厨芥
処理機では、粉砕した厨芥を下水へ流すため、下水道処
理施設のない地域では河川を汚し、環境汚染の原因とな
る。また、下水道処理施設のある地域においても、下水
道処理施設に過大な負荷がかかるという課題があった。
また、脱水処理し、下水に流さずに回収する厨芥脱水機
の場合には、回収した厨芥、及び装置細部に残留した厨
芥が、腐敗し悪臭を放つという問題があった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑み、厨芥を乾燥状
態にして腐敗しないように処理し、乾燥スピードも速
く、また、良好な粉砕性能を有し、かつ乾燥室内壁に厨
芥が付着残留することもない厨芥処理機を提供すること
を第1の目的としている。
【0007】また、さらに乾燥スピードが速い厨芥処理
機を提供することを第2の目的としている。
【0008】さらに、乾燥が終了した厨芥を排出口より
簡単に取り出すことができる厨芥処理機を提供すること
を第3の目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るための本発明の第1の手段は、熱風等の加熱乾燥手段
を有し、厨芥を収納、乾燥させる乾燥室と、前記乾燥室
内の下部に、固定刃と、モーター等により回転駆動され
る回転刃により、投入された厨芥を粉砕する粉砕器を設
け、前記乾燥室内の上部に、前記回転刃と共に回転する
アームを設け、前記アーム端部より下方に向かってスク
レーパを取り付けるものである。
【0010】また、第2の目的を達成するための本発明
の第2の手段は、前記第1の手段に加え、アームにねじ
れを加えるものである。
【0011】また、第3の目的を達成するための本発明
の第3の手段は、前記第1の手段に加え、スクレーパを
その円周軌跡上で回転方向に対して傾けて取り付け、回
転刃を正逆回転可能とすると共に、粉砕、乾燥した厨芥
を排出する排出口を前記スクレーパより上方に設けるも
のである。
【0012】
【作用】上記第1の手段によれば、粉砕された厨芥を加
熱乾燥させるため、厨芥は中心部まで乾燥され、腐敗し
なくなり、また、乾燥スピードも速くなる。粉砕時に厨
芥は乾燥室内壁に飛散し付着するが、スクレーパにより
かき落とされる。粉砕は回転刃の衝撃力によるところが
大きく、スクレーパあるいはスクレーパを取り付けるア
ームが回転刃の回転面に近接していると、粉砕前の厨芥
がスクレーパ及びアームにより移動してしまい、厨芥に
対する回転刃の衝撃力が低下し粉砕機能が低下してしま
うが、本発明によるスクレーパは、乾燥室上部に設けた
アームから下方に向かって取り付けられているため、粉
砕の邪魔にならない。
【0013】また、第2の手段、即ちアームにねじれを
加えることにより、アームが扇風機の羽根のような働き
をし、乾燥室内の空気が攪拌され、乾燥が促進される。
【0014】また、第3の手段により、例えば、回転刃
とスクレーパが正回転の時には乾燥室内壁に付着した厨
芥をかき落とす方向にスクレーパを傾けておけば、逆回
転の時には厨芥をかき上げて、排出口より排出させるこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の第1の手段の実施例を図1、
図2に基づいて説明する。9はヒーターで、送風ファン
10により送られた風を熱風とし、乾燥室11に送り込
む。ここで、ヒーター9と送風ファン10とで加熱乾燥
手段を構成している。11は乾燥室で、熱風入口11−
a、熱風出口11−bを有し、外部(図示せず)より熱
風を与えられるようになっている。12はモーター13
により回転する回転刃で、固定刃14とで粉砕器を構成
している。また、モーター13の回転軸15にはアーム
16が取り付けられ、アーム16の端部より下方に向か
ってスクレーパ17が取り付けられている。
【0016】上記構成における動作を説明する。投入口
18より投入された厨芥は、固定刃14と回転刃12に
より粉砕される。粉砕された厨芥は、外部より供給され
る熱風により加熱乾燥される。乾燥中もモーター13は
駆動されており、回転刃12は攪拌器として働いてい
る。スクレーパ17は粉砕時に飛散して乾燥室11内壁
に付着した厨芥をかき落とす働きをする。なお、硬いも
のの粉砕は回転刃12の衝撃力によるところが大きい
が、スクレーパ17はアーム16により上方より吊り下
げられており、被粉砕物が回転刃12に衝突するのを邪
魔しにくいので粉砕機能が低下しない。
【0017】次に、第2の手段の実施例を図3、図4に
基づいて説明する。図3、図4は、図1、図2における
アーム16にひねりを加えたものである。乾燥中は、回
転軸15と共にアーム16も回転しており、前記ひねり
の効果で乾燥室11内の空気が攪拌され、乾燥が促進さ
れる。その他の構成、動作については本発明の第1の実
施例と同様であり、説明は省略する。
【0018】次に、第3の手段の実施例を図5、図6に
基づいて説明する。スクレーパ17はその円周軌跡上で
回転方向に対して傾けて取り付けられている。即ち、モ
ーター13が、上方より見て時計方向に回る時は後退角
となり、反時計方向に回る時は前進角となるように取り
付けられている。11−cは厨芥の排出口、11−dは
排出口カバーである。その他の構成については第1の実
施例と同様である。
【0019】次に、上記構成における動作を説明する。
厨芥粉砕時、並びに乾燥時にはモーター13を上方から
見て時計方向に回転させる。そうすると、乾燥室11の
内壁に付着した厨芥はスクレーパ17によりかき落とさ
れる。乾燥終了後、モーター13を逆回転させると、乾
燥が終了した厨芥は回転刃12により、外周部へ振り回
されると同時に、スクレーパ17により今度はかき上げ
られ、自身の遠心力で排出口11−cより排出される。
排出口カバー11−dは、粉砕、乾燥時には閉じてお
き、排出時に開けるようにする。その他の動作について
は第1の実施例と同様であるので、説明は省略する。
【0020】
【発明の効果】本発明の第1の手段によれば、厨芥は粉
砕された上に加熱乾燥されるので、厨芥は中心部まで乾
燥され、腐敗しなくなり乾燥スピードも速くなる。ま
た、良好な粉砕性能を有し、かつ乾燥室内壁に厨芥が付
着残留することもない。
【0021】本発明の第2の手段によれば、第1の手段
による効果に加え、さらに乾燥のスピードが速くなる。
【0022】また、第3の手段によれば、第1の手段に
よる効果に加え、乾燥が終了した厨芥を排出口より簡単
に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の手段による厨芥処理機の縦断面
【図2】本発明の第1の手段による厨芥処理機の回転刃
とアームとスクレーパを示す斜視図
【図3】本発明の第2の手段による厨芥処理機の縦断面
【図4】本発明の第2の手段による厨芥処理機の回転刃
とアームとスクレーパを示す斜視図
【図5】本発明の第3の手段による厨芥処理機の縦断面
【図6】本発明の第3の手段による厨芥処理機の回転刃
とアームとスクレーパを示す斜視図
【図7】従来の厨芥処理機の縦断面図
【符号の説明】
11 乾燥室 11−a 熱風入口 11−b 熱風出口 11−c 排出口 11−d 排出口カバー 12 回転刃 13 モーター 14 固定刃 15 回転軸 16 アーム 17 スクレーパ
フロントページの続き (72)発明者 西田 博史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱風等の加熱乾燥手段を有し、厨芥を収
    納、乾燥させる乾燥室の下部に、固定刃と、モーター等
    により回転駆動される回転刃により、投入された厨芥を
    粉砕する粉砕器を設け、前記乾燥室内の上部に、前記回
    転刃と共に回転するアームを設け、前記アーム端部より
    下方に向かってスクレーパを取り付けたことを特徴とす
    る厨芥処理機。
  2. 【請求項2】アームにねじれを加えたことを特徴とする
    請求項1記載の厨芥処理機。
  3. 【請求項3】スクレーパをその円周軌跡上で回転方向に
    対して傾けて取り付け、回転刃を正逆回転可能とすると
    共に、粉砕、乾燥した厨芥を排出する排出口を前記スク
    レーパより上方に設けたことを特徴とする請求項1記載
    の厨芥処理機。
JP4040818A 1992-02-27 1992-02-27 厨芥処理機 Pending JPH05237408A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4040818A JPH05237408A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 厨芥処理機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4040818A JPH05237408A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 厨芥処理機

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Publication Number Publication Date
JPH05237408A true JPH05237408A (ja) 1993-09-17

Family

ID=12591241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4040818A Pending JPH05237408A (ja) 1992-02-27 1992-02-27 厨芥処理機

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JP (1) JPH05237408A (ja)

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