JP3109315B2 - 厨芥処理機 - Google Patents

厨芥処理機

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JP3109315B2
JP3109315B2 JP05040786A JP4078693A JP3109315B2 JP 3109315 B2 JP3109315 B2 JP 3109315B2 JP 05040786 A JP05040786 A JP 05040786A JP 4078693 A JP4078693 A JP 4078693A JP 3109315 B2 JP3109315 B2 JP 3109315B2
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久夫 津永
幸雄 林田
基道 三島
英明 酒谷
博史 西田
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家庭の厨芥を処理する厨
芥処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、生活の多様化に伴い家庭より発生
する厨芥は多種、多量になってきており、簡単にかつ衛
生的に処理できることが求められている。
【0003】従来、この種の厨芥処理機としては、厨芥
を粉砕して下水へ流すディスポ−ザや、粉砕した厨芥を
さらに脱水する厨芥脱水機などがある。
【0004】図8は従来例としてのディスポ−ザを示
す。図8において、流し台のシンク1の下に取り付けら
れたディスポ−ザ2の電源(図示せず)を入れると、電
動機3により回転刃4が回転する。水道の水を少量ずつ
流しながら、厨芥を少量ずつ投入口5から粉砕室6に投
入すると、厨芥は回転刃4と固定刃7とにより粉砕さ
れ、回転刃4と固定刃7の隙間を通って排出口8から下
水へと排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のディ
スポ−ザでは、粉砕した厨芥を下水へ流すため、下水道
処理施設のない地域では河川を汚し、環境汚染の原因と
なる。また、下水道処理施設のある地域においても、下
水道処理施設に過大な負荷がかかるという課題があっ
た。
【0006】また、脱水処理し、下水に流さずに回収す
る厨芥脱水機の場合には、回収した厨芥、および装置細
部に残留した厨芥が、腐敗し悪臭を放つという問題があ
った。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、厨芥を乾燥状
態にして腐敗しないように処理するとともに厨芥の巻き
つき、こびりつきのない厨芥処理機を提供することを第
1の目的とするものである。
【0008】また、厨芥の粉砕トルクの軽減をはかった
厨芥処理機を提供することを第2の目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために本発明の第1の手段は、加熱乾燥手段と連絡
し、厨芥を収納、乾燥させる乾燥室と、この乾燥室の内
壁に突出する櫛状の固定刃と、側部中央部を回転中心と
して前記乾燥室内で回転する矩形枠状の回転体と、前記
回転体の外周部に突出して設け回転に伴い前記固定刃と
交錯して厨芥を粉砕撹拌する複数の回転刃とを備えた厨
芥処理機とするものである。
【0010】また第2の目的を達成するために本発明の
第2の手段は、第1の手段に加え、櫛状の固定刃を複数
箇所に分散配置するとともに、回転刃を回転体の外周上
に分散配置した厨芥処理機とするものである。
【0011】
【作用】つぎに上記各手段における作用について説明す
る。第1の手段により、乾燥室内に投入された厨芥は、
回転刃と固定刃によって粉砕され、中心部まで加熱乾燥
されるので、腐敗しにくくなり、かつ減容される。そし
て乾燥中は、回転刃により攪拌されているので、乾燥速
度が速く、かつ乾燥ムラがない。
【0012】ここで、乾燥室内の回転体は矩形枠状とな
っているため、厨芥の中に含まれるうどん、かんぴょう
等の長いものが巻きついたり、でんぷん質のものが粘く
なって、こびりついたりする部分がない。また回転刃の
部分は、固定刃と交錯運動を行っているため、上記の巻
きつき、こびりつきが発生しても堆積しない。
【0013】さらに、回転体は矩形枠状でその面積が小
さいため、これに付着する乾燥厨芥の量は極少であると
共に、乾燥室側壁に付着する乾燥厨芥に対してスクレ−
パとして働き、付着を防止する。
【0014】また、第2の手段によれば、上記第1の手
段による作用に加え、次の作用が付加される。すなわ
ち、一方の回転刃が固定刃と交錯する時機と、他方の回
転刃と固定刃が交錯する時機がずれ、回転刃と固定刃に
よる厨芥の粉砕トルクを軽減することができる。
【0015】
【実施例】本発明の第1の手段の実施例を図1、図2、
図3に基づいて説明する。厨芥を収納、乾燥させる乾燥
室9は、熱風入口9a、熱風出口で9b、厨芥を投入す
る厨芥投入口9cを有する。この乾燥室9内には、矩形
枠状の回転体10がその側部中央部を回転中心として回
転するように設けられている。回転体10は、側板10
a、外周板10b、回転軸10cで構成され、外周板1
0bの外周部には、回転に伴い厨芥を粉砕撹拌する複数
の短冊状の回転刃10dを突出して設けている。
【0016】また、乾燥室9の内壁には櫛状の固定刃1
1が突出して設けてあり、前記回転刃10dがこの固定
刃11の谷部位置に配列され、回転体10の回転に伴
い、固定刃11と交錯し厨芥を粉砕撹拌する。粉砕撹拌
し乾燥終了した厨芥は乾燥室9の底に設けた排出口12
から排出し、ゴミ容器17に溜められる。なお回転体1
0はモ−タ13、ベルト14により回転駆動されるもの
である。
【0017】さらに、ヒ−タ15と送風ファン16は加
熱乾燥手段を構成しており、熱風を熱風入口9aから乾
燥室9に送り込むようにしている。
【0018】次に、上記構成における動作を説明する。
厨芥投入口9cより乾燥室9内に投入された厨芥は、回
転刃10dと固定刃11により粉砕される。粉砕された
厨芥に対し熱風により加熱乾燥が開始され、同時に回転
刃10dも回転運動を続け厨芥を攪拌する。なお前記粉
砕動作と加熱乾燥動作とは同時に行うこともできる。
【0019】以上のようにして乾燥を行い乾燥が終了す
ると、排出口12を開いて回転刃10dを回転させ、ゴ
ミ容器17に厨芥を排出する。なお、乾燥された厨芥
は、回転刃10dと固定刃11により適度の大きさに荒
粉砕されているため、本実施例のように短冊状の回転刃
10dでも、その熊手式の掻き出し作用と回転の勢いに
より排出することができる。
【0020】ここで、乾燥室9内の回転体10は矩形枠
状となっており、乾燥室9内の中央に軸がないため、厨
芥の中に含まれるうどん、かんぴょう等の長いものが巻
きついたり、でんぷん質のものが粘くなって、こびりつ
いたりする部分がない。また回転刃10dの部分は、固
定刃11と交錯運動を行っているため、上記の巻きつ
き、こびりつきが発生しても堆積しない。さらに、回転
体10は矩形枠状でその面積が小さいため、これに付着
する乾燥厨芥の量は極少であると共に、回転時に乾燥室
9側壁に付着する乾燥厨芥に対してスクレ−パとして働
き、付着を防止するものである。
【0021】次に第2の手段の実施例について図4、図
5、図6、図7に基づいて説明する。全体の構成は第1
の手段と同様であるので相違点を中心に説明する。固定
刃11は、固定刃11aと11bに分散配置されてい
る。また、回転刃10dも2枚の外周板10b上に、1
0d1、10d3、10d5と、10d2、10d4とに分
散配置されている。
【0022】ここで、前記2箇所の固定刃11aと11
bは、互いに回転体10の回転中心を通る直線上からず
れた位置に配置されているため、回転刃10dと固定刃
11が交錯する時機は、10d3と11aとの交錯、1
0d2、10d4と11bとの交錯、10d2、10d4
11aとの交錯、10d1、10d5と11bとの交錯の
4回に分散し、回転刃10dの全てが同時に交錯する場
合に比べて、厨芥を粉砕するためのトルクが軽減され
る。
【0023】
【発明の効果】本発明の第1の手段によれば、厨芥は粉
砕されたうえに加熱乾燥されるので、中心部まで乾燥さ
れ腐敗しににくなるとともに減容される。また、回転刃
により攪拌されているので乾燥スピ−ドも速い。乾燥室
中央部に回転軸がないため、長いものが巻きついたり、
粘くなったでんぷん質がこびりついて堆積したりしな
い。さらに、回転体の側部に付着する乾燥厨芥の量を極
少とすると共に、乾燥室側壁に乾燥厨芥が付着するのを
防止するという効果を有している。
【0024】また第2の手段によれば、上記第1の手段
による効果に加えて、回転刃と固定刃の配置構成によ
り、厨芥の粉砕トルクを軽減することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の手段の実施例を示す厨芥処理機
の正面要部断面図
【図2】同厨芥処理機の側面要部断面図
【図3】同厨芥処理機の回転体の斜視図
【図4】本発明の第2の手段の実施例を示す厨芥処理機
の正面要部断面図
【図5】同厨芥処理機の側面要部断面図
【図6】同厨芥処理機の回転体の斜視図
【図7】同厨芥処理機の回転刃と固定刃の位置関係の説
明図
【図8】従来の厨芥処理機の正面要部断面図
【符号の説明】
9 乾燥室 10 回転体 10d 回転刃 11 固定刃 15 ヒ−タ 16 送風ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒谷 英明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 西田 博史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭55−107244(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02C 18/00 - 18/44 B02C 21/00 E03C 1/266 B09B 3/00 301 B09B 5/00 B65F 1/00 102

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱乾燥手段と連絡し、厨芥を収納、乾
    燥させる乾燥室と、この乾燥室の内壁に突出する櫛状の
    固定刃と、側部中央部を回転中心として前記乾燥室内で
    回転する矩形枠状の回転体と、前記回転体の外周部に突
    出して設け回転に伴い前記固定刃と交錯して厨芥を粉砕
    撹拌する複数の回転刃とを備えた厨芥処理機。
  2. 【請求項2】 櫛状の固定刃を複数箇所に分散配置する
    とともに、回転刃を回転体の外周上に分散配置した請求
    項1記載の厨芥処理機。
JP05040786A 1993-03-02 1993-03-02 厨芥処理機 Expired - Fee Related JP3109315B2 (ja)

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KR101957859B1 (ko) * 2017-06-27 2019-03-15 한국가스공사 가스를 열원으로 하는 열매체유 보일러를 이용한 악취 방지용 폐쇄회로형 음식물 쓰레기 건조 장치

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