JPH05237407A - 厨芥処理機 - Google Patents
厨芥処理機Info
- Publication number
- JPH05237407A JPH05237407A JP4040816A JP4081692A JPH05237407A JP H05237407 A JPH05237407 A JP H05237407A JP 4040816 A JP4040816 A JP 4040816A JP 4081692 A JP4081692 A JP 4081692A JP H05237407 A JPH05237407 A JP H05237407A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drying
- kitchen waste
- garbage
- rotary blade
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Disintegrating Or Milling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】厨芥を中心部まで乾燥し、腐敗しないように
し、かつ、乾燥スピードが速く、かつ、魚などが油でべ
とついたり、ごはんがもち状になったりするのを防止し
た厨芥処理機を提供する。 【構成】熱風等の加熱乾燥手段を有し、厨芥を収納、乾
燥させる乾燥室１１と、前記乾燥室１１内の下部に、固
定刃１４とモーター１３により回転駆動される回転刃１
２とで構成される粉砕器を有する厨芥処理機において、
前記乾燥室１１内に投入された厨芥を前記粉砕器で粉砕
した後、前記モーター１３を間欠運転し前記回転刃を間
欠回転させながら、前記加熱乾燥手段により厨芥を乾燥
させる。
し、かつ、乾燥スピードが速く、かつ、魚などが油でべ
とついたり、ごはんがもち状になったりするのを防止し
た厨芥処理機を提供する。 【構成】熱風等の加熱乾燥手段を有し、厨芥を収納、乾
燥させる乾燥室１１と、前記乾燥室１１内の下部に、固
定刃１４とモーター１３により回転駆動される回転刃１
２とで構成される粉砕器を有する厨芥処理機において、
前記乾燥室１１内に投入された厨芥を前記粉砕器で粉砕
した後、前記モーター１３を間欠運転し前記回転刃を間
欠回転させながら、前記加熱乾燥手段により厨芥を乾燥
させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は家庭の厨芥を処理する厨
芥処理機に関するものである。
芥処理機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、生活の多様化に伴い家庭より発生
する厨芥は多種、多量になってきており、簡単にかつ衛
生的に処理できることが求められている。従来、この種
の厨芥処理機は、厨芥を粉砕して下水へ流すディスポー
ザや、粉砕した厨芥をさらに脱水する厨芥脱水機などが
ある。
する厨芥は多種、多量になってきており、簡単にかつ衛
生的に処理できることが求められている。従来、この種
の厨芥処理機は、厨芥を粉砕して下水へ流すディスポー
ザや、粉砕した厨芥をさらに脱水する厨芥脱水機などが
ある。
【０００３】図２は従来例としての厨芥処理機の縦断面
図を示す。図２において、流し台のシンク１の下に取り
付けられた厨芥処理機本体２の電源（図示せず）を入れ
ると、モーター３により回転刃４が回転する。水道の水
を少量ずつ流しながら、厨芥を少量ずつ投入口５から粉
砕室６に投入すると、厨芥は回転刃４と固定刃７とによ
り粉砕され、回転刃４と固定刃７の隙間を通って排出口
８から下水へと排出される。
図を示す。図２において、流し台のシンク１の下に取り
付けられた厨芥処理機本体２の電源（図示せず）を入れ
ると、モーター３により回転刃４が回転する。水道の水
を少量ずつ流しながら、厨芥を少量ずつ投入口５から粉
砕室６に投入すると、厨芥は回転刃４と固定刃７とによ
り粉砕され、回転刃４と固定刃７の隙間を通って排出口
８から下水へと排出される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の厨芥
処理機では、粉砕した厨芥を下水へ流すため、下水道処
理施設のない地域では河川を汚し、環境汚染の原因とな
る。また、下水道処理施設のある地域においても、下水
道処理施設に過大な負荷がかかるという課題があった。
また、脱水処理し、下水に流さずに回収する厨芥脱水機
の場合には、回収した厨芥、及び装置細部に残留した厨
芥が、腐敗し悪臭を放つという問題があった。
処理機では、粉砕した厨芥を下水へ流すため、下水道処
理施設のない地域では河川を汚し、環境汚染の原因とな
る。また、下水道処理施設のある地域においても、下水
道処理施設に過大な負荷がかかるという課題があった。
また、脱水処理し、下水に流さずに回収する厨芥脱水機
の場合には、回収した厨芥、及び装置細部に残留した厨
芥が、腐敗し悪臭を放つという問題があった。
【０００５】本発明は上記問題点に鑑み、厨芥を乾燥状
態にして腐敗しないように処理し、乾燥スピードも速
く、かつ厨芥が過度にすりつぶされたり攪拌されたりす
るのを防ぐ厨芥処理機を提供することを第１の目的とし
ている。
態にして腐敗しないように処理し、乾燥スピードも速
く、かつ厨芥が過度にすりつぶされたり攪拌されたりす
るのを防ぐ厨芥処理機を提供することを第１の目的とし
ている。
【０００６】また、さらに乾燥のスピードが速い厨芥処
理機を提供することを第２の目的としている。
理機を提供することを第２の目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記第１の目的を達成す
るための本発明の第１の手段は、熱風等の加熱乾燥手段
を有し、厨芥を収納、乾燥させる乾燥室の下部に、固定
刃とモーターにより回転駆動される回転刃とで構成され
る粉砕器を有し、前記乾燥室内に投入された厨芥を前記
粉砕器で粉砕した後、前記モーターを間欠運転し前記回
転刃を間欠回転させながら、前記加熱乾燥手段により厨
芥を乾燥させる厨芥処理機を提供するものである。
るための本発明の第１の手段は、熱風等の加熱乾燥手段
を有し、厨芥を収納、乾燥させる乾燥室の下部に、固定
刃とモーターにより回転駆動される回転刃とで構成され
る粉砕器を有し、前記乾燥室内に投入された厨芥を前記
粉砕器で粉砕した後、前記モーターを間欠運転し前記回
転刃を間欠回転させながら、前記加熱乾燥手段により厨
芥を乾燥させる厨芥処理機を提供するものである。
【０００８】また、第２の目的を達成するための本発明
の第２の手段は、熱風等の加熱乾燥手段を有し、厨芥を
収納、乾燥させる乾燥室の下部に、固定刃とモーターに
より回転駆動される回転刃とで構成される粉砕器を有
し、前記乾燥室内に投入された厨芥の加熱乾燥開始と同
時もしくは開始後に、回転刃の間欠回転運動を開始し、
厨芥の乾燥と粉砕を同時に進行させる厨芥処理機を提供
するものである。
の第２の手段は、熱風等の加熱乾燥手段を有し、厨芥を
収納、乾燥させる乾燥室の下部に、固定刃とモーターに
より回転駆動される回転刃とで構成される粉砕器を有
し、前記乾燥室内に投入された厨芥の加熱乾燥開始と同
時もしくは開始後に、回転刃の間欠回転運動を開始し、
厨芥の乾燥と粉砕を同時に進行させる厨芥処理機を提供
するものである。
【０００９】
【作用】上記第１の手段によれば、粉砕された厨芥を加
熱乾燥させるため、厨芥は中心部まで乾燥され、腐敗し
なくなる。また、加熱乾燥中は、厨芥を適当な方法で攪
拌することが、乾燥スピードをあげる上で重要な手段と
なるが、本発明では回転刃を回転させて攪拌を行ってい
る。
熱乾燥させるため、厨芥は中心部まで乾燥され、腐敗し
なくなる。また、加熱乾燥中は、厨芥を適当な方法で攪
拌することが、乾燥スピードをあげる上で重要な手段と
なるが、本発明では回転刃を回転させて攪拌を行ってい
る。
【００１０】ここで、粉砕器で攪拌を兼用しようとする
と、魚などにおいては攪拌時に過度にすりつぶされて、
細胞内の油脂分が流出し、厨芥がべとつき、乾燥の妨げ
となる。また、ごはんの処理においては、過度の攪拌を
するとごはんがもち状になって回転刃にからみついて処
理不能となる。しかし、本発明の如く回転刃を間欠回転
させることにより、必要な攪拌動作を確保しつつ、過度
のすりつぶしや過度の攪拌を防止することができる。
と、魚などにおいては攪拌時に過度にすりつぶされて、
細胞内の油脂分が流出し、厨芥がべとつき、乾燥の妨げ
となる。また、ごはんの処理においては、過度の攪拌を
するとごはんがもち状になって回転刃にからみついて処
理不能となる。しかし、本発明の如く回転刃を間欠回転
させることにより、必要な攪拌動作を確保しつつ、過度
のすりつぶしや過度の攪拌を防止することができる。
【００１１】次に、第２の手段の作用について説明す
る。乾燥室に投入された厨芥は、粉砕前では適度な大き
さと適度な空隙を有しており、加熱乾燥の媒体である熱
風もしくは空気の通風状態が良いので、乾燥開始初期に
おいては過度に粉砕しないほうが厨芥は乾燥しやすい。
本発明ではそのような状態で乾燥を開始し、同時に回転
刃が間欠回転運動を始める。回転刃は攪拌効果を与える
と共に厨芥を徐々に粉砕していく。このようにして乾燥
の進行と共に粉砕も進行し、乾燥終了時には粉砕も終了
し、厨芥は中心部まで完全に乾燥される。
る。乾燥室に投入された厨芥は、粉砕前では適度な大き
さと適度な空隙を有しており、加熱乾燥の媒体である熱
風もしくは空気の通風状態が良いので、乾燥開始初期に
おいては過度に粉砕しないほうが厨芥は乾燥しやすい。
本発明ではそのような状態で乾燥を開始し、同時に回転
刃が間欠回転運動を始める。回転刃は攪拌効果を与える
と共に厨芥を徐々に粉砕していく。このようにして乾燥
の進行と共に粉砕も進行し、乾燥終了時には粉砕も終了
し、厨芥は中心部まで完全に乾燥される。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の第１の手段の実施例を図１に
基づいて説明する。図１は本発明による厨芥処理機の縦
断面図を示す。９はヒーターで、送風ファン１０により
送られた風を熱風とし乾燥室１１に送り込む。ここで、
ヒーター９と送風ファン１０とで加熱乾燥手段を構成し
ている。１１−ａは熱風入口、１１−ｂは熱風出口であ
る。１２はモーター１３により回転する回転刃で、固定
刃１４とで粉砕器を構成している。モーター１２は外部
の制御装置（図示せず）により、例えば１秒ＯＮ、１０
秒ＯＦＦといった具合に間欠運転できるようになってい
る。
基づいて説明する。図１は本発明による厨芥処理機の縦
断面図を示す。９はヒーターで、送風ファン１０により
送られた風を熱風とし乾燥室１１に送り込む。ここで、
ヒーター９と送風ファン１０とで加熱乾燥手段を構成し
ている。１１−ａは熱風入口、１１−ｂは熱風出口であ
る。１２はモーター１３により回転する回転刃で、固定
刃１４とで粉砕器を構成している。モーター１２は外部
の制御装置（図示せず）により、例えば１秒ＯＮ、１０
秒ＯＦＦといった具合に間欠運転できるようになってい
る。
【００１３】上記構成における動作を説明する。投入口
１５より投入された厨芥は、固定刃１４と回転刃１２に
より粉砕される。粉砕された厨芥に対し、熱風による加
熱乾燥が開始され、同時に回転刃１２は間欠回転運動を
し、厨芥を適宜攪拌する。以上の動作により厨芥を乾燥
させる。
１５より投入された厨芥は、固定刃１４と回転刃１２に
より粉砕される。粉砕された厨芥に対し、熱風による加
熱乾燥が開始され、同時に回転刃１２は間欠回転運動を
し、厨芥を適宜攪拌する。以上の動作により厨芥を乾燥
させる。
【００１４】次に第２の手段による実施例を説明する。
構成は図１と同じである。投入口１５より投入された厨
芥に対し、熱風による加熱乾燥を開始し、開始と同時も
しくは開始後に回転刃１２の間欠回転運動を開始する。
回転刃１２の間欠回転運動は厨芥を攪拌すると同時に粉
砕を進行させる。以上のようにして厨芥の乾燥と粉砕を
同時に進行せしめ、乾燥終了時には粉砕も完了させ、厨
芥の中心部まで乾燥させる。
構成は図１と同じである。投入口１５より投入された厨
芥に対し、熱風による加熱乾燥を開始し、開始と同時も
しくは開始後に回転刃１２の間欠回転運動を開始する。
回転刃１２の間欠回転運動は厨芥を攪拌すると同時に粉
砕を進行させる。以上のようにして厨芥の乾燥と粉砕を
同時に進行せしめ、乾燥終了時には粉砕も完了させ、厨
芥の中心部まで乾燥させる。
【００１５】
【発明の効果】本発明の第１の手段によれば、厨芥は粉
砕されたうえに加熱乾燥されるので、中心部まで乾燥さ
れ腐敗しなくなる。また、回転刃により攪拌されている
ので乾燥スピードも速い。攪拌時の回転刃の運動は間欠
運動のため、厨芥が過度にすりつぶされたり攪拌された
りするのを防ぎ、魚などが油でべとついたりごはんがも
ち状になって処理不能となるのを防ぐ。
砕されたうえに加熱乾燥されるので、中心部まで乾燥さ
れ腐敗しなくなる。また、回転刃により攪拌されている
ので乾燥スピードも速い。攪拌時の回転刃の運動は間欠
運動のため、厨芥が過度にすりつぶされたり攪拌された
りするのを防ぎ、魚などが油でべとついたりごはんがも
ち状になって処理不能となるのを防ぐ。
【００１６】本発明の第２の手段によれば、第１の手段
による効果に加え、さらに乾燥のスピードが速くなる。
による効果に加え、さらに乾燥のスピードが速くなる。
【図１】本発明の厨芥処理機の実施例を示す縦断面図
【図２】従来の厨芥処理機の縦断面図
９ ヒーター １０ 送風ファン １１ 乾燥室 １１−ａ 熱風入口 １１−ｂ 熱風出口 １２ 回転刃 １３ モーター １４ 固定刃 １５ 投入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西田 博史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】熱風等の加熱乾燥手段を有し、厨芥を収
納、乾燥させる乾燥室の下部に、固定刃とモーターによ
り回転駆動される回転刃とで構成される粉砕器を有し、
前記乾燥室内に投入された厨芥を前記粉砕器で粉砕した
後、前記モーターを間欠運転し前記回転刃を間欠回転さ
せながら、前記加熱乾燥手段により厨芥を乾燥させるこ
とを特徴とする厨芥処理機。 - 【請求項２】熱風等の加熱乾燥手段を有し、厨芥を収
納、乾燥させる乾燥室の下部に、固定刃とモーターによ
り回転駆動される回転刃とで構成される粉砕器を有し、
前記乾燥室内に投入された厨芥の加熱乾燥開始と同時も
しくは開始後に、前記回転刃の間欠回転運動を開始し、
厨芥の乾燥と粉砕を同時に進行させることを特徴とする
厨芥処理機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4040816A JPH05237407A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 厨芥処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4040816A JPH05237407A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 厨芥処理機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05237407A true JPH05237407A (ja) | 1993-09-17 |
Family
ID=12591182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4040816A Pending JPH05237407A (ja) | 1992-02-27 | 1992-02-27 | 厨芥処理機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05237407A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100943032B1 (ko) * | 2009-06-30 | 2010-02-18 | 최병월 | 음식물쓰레기 건조장치 |
-
1992
- 1992-02-27 JP JP4040816A patent/JPH05237407A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100943032B1 (ko) * | 2009-06-30 | 2010-02-18 | 최병월 | 음식물쓰레기 건조장치 |
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