JP3450871B2 - 厨芥処理機 - Google Patents
厨芥処理機Info
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- JP3450871B2 JP3450871B2 JP00102993A JP102993A JP3450871B2 JP 3450871 B2 JP3450871 B2 JP 3450871B2 JP 00102993 A JP00102993 A JP 00102993A JP 102993 A JP102993 A JP 102993A JP 3450871 B2 JP3450871 B2 JP 3450871B2
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- crushing
- stirring
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は家庭の厨芥を処理する厨
芥処理機に関するものである。
芥処理機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、生活の多様化に伴い家庭より発生
する厨芥は多種、多量になってきており、簡単にかつ衛
生的に処理できることが求められている。従来、この種
の厨芥処理機は、厨芥を粉砕して下水へ流すディスポー
ザや、粉砕した厨芥を更に脱水する厨芥脱水機等があ
る。
する厨芥は多種、多量になってきており、簡単にかつ衛
生的に処理できることが求められている。従来、この種
の厨芥処理機は、厨芥を粉砕して下水へ流すディスポー
ザや、粉砕した厨芥を更に脱水する厨芥脱水機等があ
る。
【０００３】図４は従来例としてのディスポーザを示
し、制御手段１には回転刃を有する粉砕手段２が接続さ
れている。制御手段１で粉砕手段２の回転刃を回転させ
て水道の水を小量ずつ流しながら、厨芥を小量ずつ粉砕
室３に投入すると、回転刃の回転により粉砕され、下水
へと排出される。
し、制御手段１には回転刃を有する粉砕手段２が接続さ
れている。制御手段１で粉砕手段２の回転刃を回転させ
て水道の水を小量ずつ流しながら、厨芥を小量ずつ粉砕
室３に投入すると、回転刃の回転により粉砕され、下水
へと排出される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のディ
スポーザでは、粉砕した厨芥を下水へ流すため、下水道
処理施設のない地域では河川を汚し、環境汚染の原因と
なる。また、下水道処理施設のある地域においても、下
水道処理施設に過大な負荷がかかるという課題があっ
た。また、脱水処理し、下水に流さずに回収する厨芥脱
水機の場合には回収した厨芥、および装置細部に残留し
た厨芥が腐敗し悪臭を放つという問題があった。
スポーザでは、粉砕した厨芥を下水へ流すため、下水道
処理施設のない地域では河川を汚し、環境汚染の原因と
なる。また、下水道処理施設のある地域においても、下
水道処理施設に過大な負荷がかかるという課題があっ
た。また、脱水処理し、下水に流さずに回収する厨芥脱
水機の場合には回収した厨芥、および装置細部に残留し
た厨芥が腐敗し悪臭を放つという問題があった。
【０００５】本発明は上記問題点に鑑み、厨芥を乾燥状
態にして腐敗しないように処理するとともに、乾燥むら
をなくし乾燥を促進させる厨芥処理機を提供することを
目的とするものである。
態にして腐敗しないように処理するとともに、乾燥むら
をなくし乾燥を促進させる厨芥処理機を提供することを
目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の請求項１記載の発明は、厨芥を収納する乾燥
室と、この乾燥室内で厨芥を乾燥させる乾燥手段と、前
記乾燥手段を制御する制御手段と、厨芥を粉砕するとと
もに撹拌する粉砕撹拌手段を備え、前記制御手段は、厨
芥の粉砕撹拌の進行に伴って前記粉砕撹拌手段の回転数
を大から小とするものである。
め本発明の請求項１記載の発明は、厨芥を収納する乾燥
室と、この乾燥室内で厨芥を乾燥させる乾燥手段と、前
記乾燥手段を制御する制御手段と、厨芥を粉砕するとと
もに撹拌する粉砕撹拌手段を備え、前記制御手段は、厨
芥の粉砕撹拌の進行に伴って前記粉砕撹拌手段の回転数
を大から小とするものである。
【０００７】上記の目的を達成するため本発明の請求項
２記載の発明は、厨芥を収納する乾燥室と、この乾燥室
内で厨芥を乾燥させる乾燥手段と、前記乾燥手段を制御
する制御手段と、厨芥を粉砕するとともに撹拌する粉砕
撹拌手段を備え、前記制御手段が、厨芥の粉砕撹拌の進
行に伴って粉砕撹拌手段を連続運転から間欠運転に制御
するものである。
２記載の発明は、厨芥を収納する乾燥室と、この乾燥室
内で厨芥を乾燥させる乾燥手段と、前記乾燥手段を制御
する制御手段と、厨芥を粉砕するとともに撹拌する粉砕
撹拌手段を備え、前記制御手段が、厨芥の粉砕撹拌の進
行に伴って粉砕撹拌手段を連続運転から間欠運転に制御
するものである。
【０００８】
【作用】本発明の請求項１記載の発明によれば、厨芥は
乾燥手段により加熱乾燥されるので、腐敗しにくくな
る。また、粉砕撹拌手段を備えているので、厨芥の乾燥
が効率的に行われることはもちろんのこと、ビニール袋
に入れた厨芥でもビニール袋を破り厨芥の中心部まで加
熱乾燥するものである。さらに、厨芥の粉砕撹拌の進行
に従って粉砕撹拌手段の回転数を大から小とするので、
ビニール袋に入れた厨芥でも、粉砕撹拌の初期から粉砕
撹拌手段によりビニール袋を破ることができ、確実に初
期から乾燥むらなく厨芥を乾燥できる。さらに、ビニー
ル袋破りの工程と粉砕撹拌の工程を分けて、それぞれに
最も効率の良い制御方法としている。
乾燥手段により加熱乾燥されるので、腐敗しにくくな
る。また、粉砕撹拌手段を備えているので、厨芥の乾燥
が効率的に行われることはもちろんのこと、ビニール袋
に入れた厨芥でもビニール袋を破り厨芥の中心部まで加
熱乾燥するものである。さらに、厨芥の粉砕撹拌の進行
に従って粉砕撹拌手段の回転数を大から小とするので、
ビニール袋に入れた厨芥でも、粉砕撹拌の初期から粉砕
撹拌手段によりビニール袋を破ることができ、確実に初
期から乾燥むらなく厨芥を乾燥できる。さらに、ビニー
ル袋破りの工程と粉砕撹拌の工程を分けて、それぞれに
最も効率の良い制御方法としている。
【０００９】本発明の請求項２記載の発明によれば、厨
芥は乾燥手段により加熱乾燥されるので、腐敗しにくく
なる。また、粉砕撹拌手段を備えているので、厨芥の乾
燥が効率的に行われることはもちろんのこと、ビニール
袋に入れた厨芥でもビニール袋を破り厨芥の中心部まで
加熱乾燥するものである。さらに、厨芥の粉砕撹拌の進
行に伴って、粉砕撹拌手段を連続運転から間欠運転に制
御するので、ビニール袋に入れた厨芥でも、粉砕撹拌の
初期から粉砕撹拌手段によりビニール袋を破ることがで
き、確実に初期から乾燥むらなく厨芥を乾燥できる。さ
らに、ビニール袋破りの工程と粉砕撹拌の工程を分け
て、それぞれに最も効率の良い制御方法としている。
芥は乾燥手段により加熱乾燥されるので、腐敗しにくく
なる。また、粉砕撹拌手段を備えているので、厨芥の乾
燥が効率的に行われることはもちろんのこと、ビニール
袋に入れた厨芥でもビニール袋を破り厨芥の中心部まで
加熱乾燥するものである。さらに、厨芥の粉砕撹拌の進
行に伴って、粉砕撹拌手段を連続運転から間欠運転に制
御するので、ビニール袋に入れた厨芥でも、粉砕撹拌の
初期から粉砕撹拌手段によりビニール袋を破ることがで
き、確実に初期から乾燥むらなく厨芥を乾燥できる。さ
らに、ビニール袋破りの工程と粉砕撹拌の工程を分け
て、それぞれに最も効率の良い制御方法としている。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例の具体構成例を添付図
面に基づいて説明する。図１において、１０は厨芥を収
納する乾燥室で、その投入口に開閉自在な蓋１１を有す
る。１２は熱風を供給して乾燥室１０内で厨芥を乾燥さ
せる乾燥手段で、ヒータあるいはマグネトロン等の熱源
１３と、送風ファン１４と、送風路１５よりなる。１６
は乾燥室１０内の蒸気量または蒸気圧等の蒸気信号を検
出する蒸気検知手段で、この例では乾燥室１０の蒸気出
口１０ａと関連づけた位置に設けてあるが、乾燥室１０
内に設けてもよく、蒸気検知が可能ならば特にその設置
位置は限定されるものでない。１７は蒸気検知手段１６
による乾燥終了検知によりこれを報知する報知手段で、
音または表示、あるいはその両者により報知するもので
ある。１８は蒸気検知手段１６からの蒸気信号により乾
燥手段１２および報知手段１７を制御する制御手段で、
あらかじめ設定された設定値を有しており、入力される
蒸気信号と比較して運転制御するものである。１９は乾
燥室１０内の底部に回転自在に設けたカッター等よりな
る粉砕撹拌手段で、モータ２０の駆動により、乾燥室１
０内の厨芥２１を粉砕し同時に撹拌し、乾燥空気と均一
に混合するものである。２２は厨芥処理機の外装本体を
示す。
面に基づいて説明する。図１において、１０は厨芥を収
納する乾燥室で、その投入口に開閉自在な蓋１１を有す
る。１２は熱風を供給して乾燥室１０内で厨芥を乾燥さ
せる乾燥手段で、ヒータあるいはマグネトロン等の熱源
１３と、送風ファン１４と、送風路１５よりなる。１６
は乾燥室１０内の蒸気量または蒸気圧等の蒸気信号を検
出する蒸気検知手段で、この例では乾燥室１０の蒸気出
口１０ａと関連づけた位置に設けてあるが、乾燥室１０
内に設けてもよく、蒸気検知が可能ならば特にその設置
位置は限定されるものでない。１７は蒸気検知手段１６
による乾燥終了検知によりこれを報知する報知手段で、
音または表示、あるいはその両者により報知するもので
ある。１８は蒸気検知手段１６からの蒸気信号により乾
燥手段１２および報知手段１７を制御する制御手段で、
あらかじめ設定された設定値を有しており、入力される
蒸気信号と比較して運転制御するものである。１９は乾
燥室１０内の底部に回転自在に設けたカッター等よりな
る粉砕撹拌手段で、モータ２０の駆動により、乾燥室１
０内の厨芥２１を粉砕し同時に撹拌し、乾燥空気と均一
に混合するものである。２２は厨芥処理機の外装本体を
示す。
【００１１】上記構成の厨芥処理機においては、乾燥室
１０内で厨芥を粉砕撹拌し、同時に乾燥空気と混合して
乾燥するものである。そして蒸気検知手段１６により状
態を検知し、乾燥終了時には報知手段１７でこれを報知
し、制御手段１８の作用により運転を停止するものであ
る。そして、粉砕乾燥されて細かくなった厨芥は適宜な
手段により乾燥室１０内から取り出される。
１０内で厨芥を粉砕撹拌し、同時に乾燥空気と混合して
乾燥するものである。そして蒸気検知手段１６により状
態を検知し、乾燥終了時には報知手段１７でこれを報知
し、制御手段１８の作用により運転を停止するものであ
る。そして、粉砕乾燥されて細かくなった厨芥は適宜な
手段により乾燥室１０内から取り出される。
【００１２】次に図２に基づき本発明の第１の実施例に
ついて説明する。この第１の実施例においては、図１に
示した具体構成のうち、粉砕撹拌手段１９を省略し、乾
燥のみを行わせたものである。
ついて説明する。この第１の実施例においては、図１に
示した具体構成のうち、粉砕撹拌手段１９を省略し、乾
燥のみを行わせたものである。
【００１３】上記構成における動作を説明する。乾燥室
１０の投入口より投入された厨芥は乾燥手段１２のヒー
タとファンにより熱風またはマグネトロンにより電磁波
が当たり加熱され水分が徐々に蒸発する。乾燥室１０内
の蒸気は厨芥が乾燥されるとともに蒸気量または蒸気圧
が増加し蒸気出口１０ａから出ていく。また、厨芥の水
分が全て蒸発した後は蒸気の増加が無いので乾燥室１０
内の蒸気量または蒸気圧は徐々に減少する。制御手段１
８は蒸気検知手段１６から出力される蒸気信号を入力
し、まず第１の設定値と比較して設定値以上であれば厨
芥の乾燥が正常に行われ乾燥室１０内の蒸気が増加して
いることを判別し、次にしばらくして第２の設定値と比
較して設定値以下であれば厨芥が十分に乾燥し乾燥室１
０内の蒸気が減少していることを判別し、乾燥手段１２
に「停止」の運転信号を出力する。これにより乾燥手段
１２の運転を停止させるとともに報知手段１７に報知信
号を出力し、「乾燥終了」の表示をし、ブザーを鳴らし
て報知する。
１０の投入口より投入された厨芥は乾燥手段１２のヒー
タとファンにより熱風またはマグネトロンにより電磁波
が当たり加熱され水分が徐々に蒸発する。乾燥室１０内
の蒸気は厨芥が乾燥されるとともに蒸気量または蒸気圧
が増加し蒸気出口１０ａから出ていく。また、厨芥の水
分が全て蒸発した後は蒸気の増加が無いので乾燥室１０
内の蒸気量または蒸気圧は徐々に減少する。制御手段１
８は蒸気検知手段１６から出力される蒸気信号を入力
し、まず第１の設定値と比較して設定値以上であれば厨
芥の乾燥が正常に行われ乾燥室１０内の蒸気が増加して
いることを判別し、次にしばらくして第２の設定値と比
較して設定値以下であれば厨芥が十分に乾燥し乾燥室１
０内の蒸気が減少していることを判別し、乾燥手段１２
に「停止」の運転信号を出力する。これにより乾燥手段
１２の運転を停止させるとともに報知手段１７に報知信
号を出力し、「乾燥終了」の表示をし、ブザーを鳴らし
て報知する。
【００１４】次に図３に基づき本発明の第２の実施例に
ついて説明する。この第２の実施例は、図１に示した具
体構成そのものであり、カッターを備えた粉砕撹拌手段
１９が制御手段１８に接続されている。
ついて説明する。この第２の実施例は、図１に示した具
体構成そのものであり、カッターを備えた粉砕撹拌手段
１９が制御手段１８に接続されている。
【００１５】次に上記構成における動作を説明する。厨
芥の乾燥については上記第１の実施例と同様であるが、
粉砕撹拌手段１９を有するため厨芥は撹拌粉砕されるも
のである。ここでビニール袋に入れた厨芥が乾燥室１０
に投入された場合は、乾燥手段１２の作用により加熱さ
れ水分が徐々に蒸発すると共に粉砕撹拌手段１９のカッ
ターによりビニール袋が破れ粉砕されることになる。更
に粉砕された厨芥に乾燥手段１２の熱風が当たり、同時
に粉砕撹拌手段１９のカッターの回転により厨芥を撹拌
する。乾燥室１０内の蒸気は厨芥が乾燥されるとともに
蒸気量または蒸気圧が増加し蒸気出口１０ａから出てい
く。
芥の乾燥については上記第１の実施例と同様であるが、
粉砕撹拌手段１９を有するため厨芥は撹拌粉砕されるも
のである。ここでビニール袋に入れた厨芥が乾燥室１０
に投入された場合は、乾燥手段１２の作用により加熱さ
れ水分が徐々に蒸発すると共に粉砕撹拌手段１９のカッ
ターによりビニール袋が破れ粉砕されることになる。更
に粉砕された厨芥に乾燥手段１２の熱風が当たり、同時
に粉砕撹拌手段１９のカッターの回転により厨芥を撹拌
する。乾燥室１０内の蒸気は厨芥が乾燥されるとともに
蒸気量または蒸気圧が増加し蒸気出口１０ａから出てい
く。
【００１６】また、厨芥の水分が全て蒸発した後は蒸気
の増加が無いので乾燥室１０内の蒸気量または蒸気圧は
徐々に減少する。制御手段１８は蒸気検知手段１６から
出力される蒸気信号を入力し、まず第３の設定値と比較
して設定値以上であれば厨芥の乾燥が正常に行われ乾燥
室１０内の蒸気が増加していることを判別し、次にしば
らくして第４の設定値と比較して設定値以下であれば厨
芥が十分に乾燥し乾燥室１０の蒸気が減少していること
を判別し粉砕乾燥手段１９、乾燥手段１２に「停止」の
運転信号を出力し、粉砕乾燥手段１９、乾燥手段１２の
運転を停止させると共に報知手段１７に報知信号を出力
し「乾燥終了」の表示をし、ブザーを鳴らして報知す
る。
の増加が無いので乾燥室１０内の蒸気量または蒸気圧は
徐々に減少する。制御手段１８は蒸気検知手段１６から
出力される蒸気信号を入力し、まず第３の設定値と比較
して設定値以上であれば厨芥の乾燥が正常に行われ乾燥
室１０内の蒸気が増加していることを判別し、次にしば
らくして第４の設定値と比較して設定値以下であれば厨
芥が十分に乾燥し乾燥室１０の蒸気が減少していること
を判別し粉砕乾燥手段１９、乾燥手段１２に「停止」の
運転信号を出力し、粉砕乾燥手段１９、乾燥手段１２の
運転を停止させると共に報知手段１７に報知信号を出力
し「乾燥終了」の表示をし、ブザーを鳴らして報知す
る。
【００１７】次に本発明の第３の実施例について説明す
る。基本構成は第２の実施例と同じであるが、制御手段
１８の制御方法が異なる。
る。基本構成は第２の実施例と同じであるが、制御手段
１８の制御方法が異なる。
【００１８】第３の実施例の動作を説明する。乾燥室１
０の投入口より投入された市販のビニール袋に入れた厨
芥は、乾燥手段１２により熱風が当たり加熱され水分が
徐々に蒸発すると共に、粉砕撹拌手段１９のカッターの
連続回転によりビニール袋が破られる。そしてビニール
袋の中にこもっていた蒸気がもれて、乾燥室１６内の蒸
気量または蒸気圧が増加する。制御手段１８は蒸気検知
手段１６から出力される蒸気信号を入力し、第５の設定
値と比較して設定値以上であれば、ビニール袋が破れて
蒸気量または蒸気圧が十分増加していると判断する。す
ると、粉砕撹拌手段１９に運転信号を出力し連続運転か
らたとえば１０秒間運転、３０秒間停止の間欠運転にす
ると共にカッターの回転数を小さくする。
０の投入口より投入された市販のビニール袋に入れた厨
芥は、乾燥手段１２により熱風が当たり加熱され水分が
徐々に蒸発すると共に、粉砕撹拌手段１９のカッターの
連続回転によりビニール袋が破られる。そしてビニール
袋の中にこもっていた蒸気がもれて、乾燥室１６内の蒸
気量または蒸気圧が増加する。制御手段１８は蒸気検知
手段１６から出力される蒸気信号を入力し、第５の設定
値と比較して設定値以上であれば、ビニール袋が破れて
蒸気量または蒸気圧が十分増加していると判断する。す
ると、粉砕撹拌手段１９に運転信号を出力し連続運転か
らたとえば１０秒間運転、３０秒間停止の間欠運転にす
ると共にカッターの回転数を小さくする。
【００１９】次に第４の実施例を説明する。基本構成は
第１または第２の実施例と同じであるが、報知手段１７
には「乾燥不可」の表示とブザーを鳴らす機能を備えて
いる点で異なる。
第１または第２の実施例と同じであるが、報知手段１７
には「乾燥不可」の表示とブザーを鳴らす機能を備えて
いる点で異なる。
【００２０】第４の実施例の動作を説明する。図３にお
いて、制御手段１８は蒸気検知手段１６から蒸気信号を
入力し処理を開始してからあらかじめ設定された時間後
に、第６の設定値と比較し、設定値以下であれば厨芥の
乾燥が正常に行われていないので乾燥室１０内の蒸気が
少ないと判別して粉砕撹拌手段１９と乾燥手段１２に電
源信号を出力して電源を遮断すると共に報知手段１７に
報知信号を出力して「乾燥不可」の表示をし、ブザーを
鳴らして報知する。
いて、制御手段１８は蒸気検知手段１６から蒸気信号を
入力し処理を開始してからあらかじめ設定された時間後
に、第６の設定値と比較し、設定値以下であれば厨芥の
乾燥が正常に行われていないので乾燥室１０内の蒸気が
少ないと判別して粉砕撹拌手段１９と乾燥手段１２に電
源信号を出力して電源を遮断すると共に報知手段１７に
報知信号を出力して「乾燥不可」の表示をし、ブザーを
鳴らして報知する。
【００２１】次に第５の実施例を説明する。基本構成は
第１または第２の実施例と同じであるが、報知手段１７
には乾燥の「予測終了時刻」の表示機能を備えている。
第１または第２の実施例と同じであるが、報知手段１７
には乾燥の「予測終了時刻」の表示機能を備えている。
【００２２】第５の実施例の動作を説明する。制御手段
１８は蒸気検知手段１６から蒸気信号を入力し、第７の
設定値と比較して設定値以上であれば厨芥の乾燥が正常
に行われ、乾燥室１０内の蒸気が増加していることを判
別する。その後、あらかじめ設定された時間経過後の蒸
気信号から一定時間当たりの蒸気変化を算出し、第８の
設定値と比較して標準乾燥終了時間と蒸気の変化の関係
から終了までにかかる時間を算出し、現在時刻に加えて
報知手段１７に報知信号を出力し乾燥の「予測終了時
刻」を表示する。
１８は蒸気検知手段１６から蒸気信号を入力し、第７の
設定値と比較して設定値以上であれば厨芥の乾燥が正常
に行われ、乾燥室１０内の蒸気が増加していることを判
別する。その後、あらかじめ設定された時間経過後の蒸
気信号から一定時間当たりの蒸気変化を算出し、第８の
設定値と比較して標準乾燥終了時間と蒸気の変化の関係
から終了までにかかる時間を算出し、現在時刻に加えて
報知手段１７に報知信号を出力し乾燥の「予測終了時
刻」を表示する。
【００２３】
【発明の効果】本発明の請求項１または２記載の発明に
よれば、厨芥は加熱乾燥されるので、腐敗しなくなる。
また、市販のビニール袋に入れた厨芥が投入されても、
ビニール袋を破り粉砕した上で加熱乾燥するので、中心
部まで乾燥むら無く乾燥され、腐敗しなくなる。また、
粉砕撹拌手段により撹拌されているので、乾燥スピード
も速い。さらに、ビニール袋破りの工程と粉砕撹拌の工
程を分けて、それぞれに最も効率の良い制御方法として
いる。
よれば、厨芥は加熱乾燥されるので、腐敗しなくなる。
また、市販のビニール袋に入れた厨芥が投入されても、
ビニール袋を破り粉砕した上で加熱乾燥するので、中心
部まで乾燥むら無く乾燥され、腐敗しなくなる。また、
粉砕撹拌手段により撹拌されているので、乾燥スピード
も速い。さらに、ビニール袋破りの工程と粉砕撹拌の工
程を分けて、それぞれに最も効率の良い制御方法として
いる。
【図１】本発明の厨芥処理機の具体構成例を示した断面
図
図
【図２】本発明の第１の実施例を示す厨芥処理機のブロ
ック図
ック図
【図３】本発明の第２の実施例を示す厨芥処理機のブロ
ック図
ック図
【図４】従来の厨芥処理機のブロック図
１０ 乾燥室
１２ 乾燥手段
１３ 熱源
１６ 蒸気検知手段
１７ 報知手段
１８ 制御手段
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 三島 基道
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電
器産業株式会社内
(72)発明者 津永 久夫
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電
器産業株式会社内
(72)発明者 酒谷 英明
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電
器産業株式会社内
(72)発明者 西田 博史
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電
器産業株式会社内
(56)参考文献 特開 平４−256482（ＪＰ，Ａ)
特開 昭63−194747（ＪＰ，Ａ)
Claims (2)
- 【請求項１】 厨芥を収納する乾燥室と、この乾燥室内
で厨芥を乾燥させる乾燥手段と、前記乾燥手段を制御す
る制御手段と、厨芥を粉砕するとともに撹拌する粉砕撹
拌手段を備え、前記制御手段は、厨芥の粉砕撹拌の進行
に伴って前記粉砕撹拌手段の回転数を大から小とする厨
芥処理機。 - 【請求項２】 厨芥を収納する乾燥室と、この乾燥室内
で厨芥を乾燥させる乾燥手段と、前記乾燥手段を制御す
る制御手段と、厨芥を粉砕するとともに撹拌する粉砕撹
拌手段を備え、前記制御手段は厨芥の粉砕撹拌の進行に
伴って粉砕撹拌手段を連続運転から間欠運転に制御する
厨芥処理機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00102993A JP3450871B2 (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | 厨芥処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP00102993A JP3450871B2 (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | 厨芥処理機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06206061A JPH06206061A (ja) | 1994-07-26 |
| JP3450871B2 true JP3450871B2 (ja) | 2003-09-29 |
Family
ID=11490142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP00102993A Expired - Fee Related JP3450871B2 (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | 厨芥処理機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3450871B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100825361B1 (ko) * | 2007-03-16 | 2008-04-28 | (주)맥스텍 | 정전용량을 이용한 음식물 쓰레기 건조장치 |
-
1993
- 1993-01-07 JP JP00102993A patent/JP3450871B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06206061A (ja) | 1994-07-26 |
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|---|---|---|
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