JPH0523622U - ラジオ受信機 - Google Patents
ラジオ受信機Info
- Publication number
- JPH0523622U JPH0523622U JP7994491U JP7994491U JPH0523622U JP H0523622 U JPH0523622 U JP H0523622U JP 7994491 U JP7994491 U JP 7994491U JP 7994491 U JP7994491 U JP 7994491U JP H0523622 U JPH0523622 U JP H0523622U
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- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】AFリストサーチ時における異音の発生や音切
れをなくす。 【構成】S1において、サーチが禁止されていない場合
は次にサーチするリストの番号を所定の規則に従って書
替えてS2に移行し、サーチしているリストの番号の周
波数を受信するように受信周波数を設定し、その周波数
での受信感度検出器からの信号より受信電波の強度をA
Fリストテーブルのそのリストの番号の強度の欄に書込
み、S3に移行する。S3でPIコードが入力される
と、S4に移行する。S4では入力されたPIコードが
AFリストテーブルのPIコードと一致しているか否か
を判断し、一致していないと判断された場合はS5に移
行する。S5では、現在受信中のリスト番号の欄にサー
チ禁止を示すデータを書込みS1に移行する。
れをなくす。 【構成】S1において、サーチが禁止されていない場合
は次にサーチするリストの番号を所定の規則に従って書
替えてS2に移行し、サーチしているリストの番号の周
波数を受信するように受信周波数を設定し、その周波数
での受信感度検出器からの信号より受信電波の強度をA
Fリストテーブルのそのリストの番号の強度の欄に書込
み、S3に移行する。S3でPIコードが入力される
と、S4に移行する。S4では入力されたPIコードが
AFリストテーブルのPIコードと一致しているか否か
を判断し、一致していないと判断された場合はS5に移
行する。S5では、現在受信中のリスト番号の欄にサー
チ禁止を示すデータを書込みS1に移行する。
Description
【0001】
この考案はRDS(ラジオデータシステム)を利用するラジオ受信機に係わり 、特に、RDS内のAF(代替周波数)リストを利用して、同一プログラムを放 送している周波数から常に最も強い信号を選択するラジオ受信機に関する。
【0002】
VHF−FM送信信号に不可聴信号を付加して様々な機能を受信機に持たせる RDS(ラジオデータシステム)が知られている。このようなRDSデータの中 に含まれるAF(代替周波数)リストを使用して、同一の放送内容の最も強い信 号を自動的に選択する機能がある。
【0003】 しかしながら、AFリストを高速にサーチしても同一の放送内容であることを 確認しなければAFリスト内の周波数と同一の周波数の異なる放送内容を受信し てしまうことがある。同一の放送内容の確認にはRDSデータ内のPI(番組認 識)コードにより行うがPIコードはRDSの規格から約100msに1回の割 合で入力される。
【0004】 従来の受信機では、AFリストのサーチ毎に各周波数のPIコードを確認して いた。その場合、異なる放送内容であるとPIコードの確認の期間中だけ現在放 送中の内容が他の番組の内容に変わることになる。このような異音の発生を避け るためにはPIコードの確認の期間中だけミューティングにより音を消さなけれ ばならない。
【0005】 従って、例えば、AFリストに同一内容放送の周波数がN個ありその周波数の 1つから異なる放送内容が受信される場合には各サーチにおいてPIコードをN 個確認するたびに1度異音が発生し、あるいは、PIコード確認時にミューティ ングを行えばサーチ毎に音がとぎれるという問題があった。
【0006】
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ は、RDS内のAFリストを利用して、同一プログラムを放送している周波数か ら常に最も強い信号を選択するラジオ受信機において異音の発生や音のとぎれを 避けることにある。
【0007】
この考案のラジオ受信機は、RDSデータを受信可能でありAFリストを記憶 する手段、AFリスト内の周波数をサーチする手段およびサーチ時にPIコード の一致を確認する手段を有するラジオ受信機において、PIコードの一致の確認 時に現在受信中と同一番組の放送局と異なることが確認されたときにAFリスト 内のその周波数に関連して不一致であることを記憶し、次のサーチからその周波 数のPIコードの一致の確認を行わないように構成したものである。
【0008】
この考案のラジオ受信機によれば、RDS内のAFリスト内の周波数に現在受 信中のものと異なる放送内容のものがあっても、周波数サーチが1度行われると その放送内容の異なる周波数に関連して不一致であることが記憶され、次のサー チからその周波数のPIコードの一致の確認が行われないので異音が発生しなく なる。
【0009】
この考案の実施例であるラジオ受信機を図面に基づいて説明する。図1にこの 考案の実施例であるラジオ受信機の構成を示す。図において、1はアンテナであ り放送電波を吸収して電気信号を周波数変換器2に送る。周波数変換器2はアン テナ1から入力された信号の周波数とPLL3から入力された信号の周波数の差 の中間周波数の出力信号を中間周波増幅検波器4に出力する。中間周波増幅検波 器4は入力信号であるFM変調の中間周波数信号を増幅した後、復調してミュー ト回路6に出力する。
【0010】 ミュート回路6はマイクロコンピュータ11の出力信号に従って入力信号を電 力増幅器7に出力し、または出力が禁止される。電力増幅器7は入力信号を増幅 してスピーカ8を駆動する。
【0011】 受信感度検出器9は中間周波増幅検波器4での中間周波信号の大きさをデジタ ル値としてマイクロコンピュータ11に出力する。RDSデータ復調器10は中 間周波増幅検波器4で復調された不可聴信号をデコードして得られるデジタル信 号をマイクロコンピュータ11に出力する。マイクロコンピュータ11はその中 に内蔵するROMに書込まれたプログラムに従って、RDSデータ復調器10お よび受信感度検出器9からの信号を受け、PLL3に出力周波数を決定する信号 を出力し、また、ミュート回路6に制御信号を出力する。その際RAM12にR DSデータから得られたAFリストをテーブルとして記憶させる。
【0012】 次に、図2を参照して、この受信機におけるAFリストのサーチ動作を説明す る。AFリストのサーチルーチィンが実行されると、まず、ステップS1におい て、RAM12にあるAFリストのテーブルから次にサーチするリストの番号の サーチが禁止されているか否かを判断し、サーチが禁止されていない場合は次に サーチするリストの番号を所定の規則に従って書替えてステップS2に移行する 。ステップS1において次にサーチするリストの番号のサーチが禁止されている と判断したときは、次にサーチするリストの番号を所定の規則に従って書替えて ステップS1が繰返される。
【0013】 ステップS2ではサーチしているリストの番号の周波数を受信するようにPL L3の出力周波数を設定し、その周波数での受信感度検出器9からの信号より受 信電波の強度をAFリストテーブルのそのリストの番号の強度の欄に書込みステ ップS3に移行する。ステップS3では、PIコードが入力されるまで待ち、P Iコードが入力されると、ステップS4に移行する。ステップS4では入力され たPIコードがAFリストテーブルのPIコードと一致しているか否かを判断し 、一致している場合はステップS1が繰返される。ステップS4で入力されたP IコードがAFリストテーブルのPIコードと一致していないと判断された場合 はステップS5に移行する。
【0014】 ステップS5では、現在受信中のリスト番号の欄にサーチ禁止を示すデータを 書込みステップS1に移行する。このように、AFリストがサーチされるが、A Fリストを一回サーチするに十分の時間経過後に、周波数切替えのルーチィンが 実行される。そのときは、AFリストテーブルの最高の電波強度を有するリスト 番号の周波数が選択されて受信される。このようなAFリストサーチは定期的に 行うか、受信電波の強度が所定値より小さくなったときに行う。
【0015】
この考案のラジオ受信機によれば、異なった放送内容の周波数がAFリスト内 にあっても、一度そのことが確認されると、次のAFリストサーチから異音の発 生がなくなる。また、AFリストサーチ時の音切れも発生しない。
【図1】この考案の実施例であるラジオ受信機の構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】同ラジオ受信機の放送選択のサーチ動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
1 アンテナ 2 周波数変換器 3 PLL 4 中間周波増幅検波器 5 増幅器 6 ミュート回路 7 電力増幅器 8 スピーカ 9 受信感度検出器 10 RDSデータ復調器 11 マイクロコンピュータ 12 RAM
Claims (1)
- 【請求項1】 RDSデータを受信可能でありAFリス
トを記憶する手段、AFリスト内の周波数をサーチする
手段およびサーチ時にPIコードの一致を確認する手段
を有するラジオ受信機において、PIコードの一致の確
認時に現在受信中と同一番組の放送局と異なることが確
認されたときにAFリスト内のその周波数に関連して不
一致であることを記憶し、次のサーチからその周波数の
PIコードの一致の確認を行わないようにすることを特
徴とするラジオ受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991079944U JP2570285Y2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | ラジオ受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991079944U JP2570285Y2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | ラジオ受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0523622U true JPH0523622U (ja) | 1993-03-26 |
JP2570285Y2 JP2570285Y2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=13704423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991079944U Expired - Lifetime JP2570285Y2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | ラジオ受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2570285Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04326208A (ja) * | 1991-04-25 | 1992-11-16 | Sony Corp | 受信機 |
-
1991
- 1991-09-06 JP JP1991079944U patent/JP2570285Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04326208A (ja) * | 1991-04-25 | 1992-11-16 | Sony Corp | 受信機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2570285Y2 (ja) | 1998-05-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |