JPH0669765A - Rdsラジオ受信機 - Google Patents
Rdsラジオ受信機Info
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- JPH0669765A JPH0669765A JP24426092A JP24426092A JPH0669765A JP H0669765 A JPH0669765 A JP H0669765A JP 24426092 A JP24426092 A JP 24426092A JP 24426092 A JP24426092 A JP 24426092A JP H0669765 A JPH0669765 A JP H0669765A
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Abstract
において、AFリストに含まれる周波数と同一でPIの
違う所定の電界強度レベル以上の放送局を誤受信した時
の条件を第2メモリー11に記憶してその放送局を再受
信しないように該メモリー記憶条件でのAFサーチを禁
止する。
Description
ステム)を利用した自動追従により同一番組放送局を受
信するRDSラジオ受信機に係わり、特に自動追従時の
誤受信を防止することができるRDSラジオ受信機に関
する。
がドライバーであること、車が長距離を移動し受信局の
サービスエリアを外れる場合そのたびに再選局が必要と
なることなどから、選局機能の高度化が求められてき
た。特に比較的サービスエリアの狭いFM放送をラジオ
放送サービスの主体とし、カーラジオでの放送受信比率
の高いヨーロッパでは、この要求が強かった。この要求
を満たすべくヨーロッパ放送連合により規格化されたデ
ジタルデータ多重システムが、RDS(ラジオデータシ
ステム)である。
種データ(最良受信局の自動選局、交通情報識別、放送
局名表示などに利用できるデータ)を多重伝送する方式
であり、その中のAFリストとPIデータを利用して受
信状態が良好な同一番組放送局を次々と選局する自動追
従を行うことができる。
れ、同一または隣接受信地域で同一番組を放送している
放送局(AF局という)の周波数リストに相当し、係る
AFリストを参照することにより、同一番組放送局の周
波数が全て分かるようになっている。また、PIデータ
はプログラム識別データとも呼ばれ、同一の放送プログ
ラム(番組)に与えられた固有のデータであり、放送局
が違っても同一放送プログラムであれば共通のPIデー
タを有している。
での同一放送番組局の自動追従は、復調されたAFリス
トに載っている各AF局の受信電界強度を所定時間ごと
にチェック(AFサーチという)して、それまでの受信
局の受信電界強度より大きく、かつ受信電界強度が最大
のAF局からの放送を受信し、しかる後、該最大AF局
のPIデータが検出される場合には該PIデータが元の
受信局のPIデータと一致するか判別し、検出PIデー
タが元の受信局のPIデータと一致する場合には最大A
F局からの受信を継続し、PIデータが検出されない場
合、あるいは検出PIデータが元の受信局のPIデータ
と一致しない場合には、次に受信電界強度が大きいAF
局を最大AF局とみなし、該最大AF局に同調を移し、
以後PIデータの同一性を確認し、不一致なら同様の処
理を継続し、一致すれば該最大AF局を受信するように
なっている。
っている放送局は現受信局と同一の番組が放送され、従
来方法のように最大AF局に移ってからPIデータの同
一性の確認を行っても何等問題はなく、PIデータの同
一性の確認は単に念のためという色彩が濃い。ところ
が、国境付近やフランス、イタリア等の国では、同一周
波数の放送局が多数存在しているため、PIデータが異
なる場合が多い。従来はAF局に移って放送を受信して
から、PIデータの同一性の確認を行っているため、P
Iデータが異なる場合にはその同一性が完了するまで間
違った局に同調し、それまでの番組とは別の番組が放送
されてしまい、ユーザーに不快感を与える。
異なる放送番組を再度受信しないようにできるRDSラ
ジオ受信機を提供するにある。
ては、FM放送信号に重畳されて送られてくるAFリス
トやPIデータ等を利用し、受信放送局の受信電界強度
が所定のレベル以下になった時に、前記AFリストに載
っている各AF局の受信電界強度をチェックし、それま
での受信放送局の受信電界強度より大きいAF局であっ
て、受信電界強度が最大のAF局からの放送を受信し、
しかる後該AF局のPIデータが元の受信放送局のPI
データと一致するか判別し、一致すれば該AF局からの
受信を継続し、一致しなければ順次つぎに受信電界強度
が大きいAF局からの放送を受信して、同様の処理を繰
り返して所望のAF局を受信する自動追従機能を備えた
RDSラジオ受信機において、AFリストに載っている
周波数と同一でPIデータが違う放送局を誤受信した時
の条件を記憶するメモリーと、該メモリーの記憶条件に
おけるAFサーチを禁止するAFサーチ禁止手段を有す
る制御部とを備えたことにより達成される。
おいて、AFリストに載っている周波数で放送している
所定の電界強度レベル以上のPIコードが違う放送局を
誤受信した時の条件をメモリーに記憶して再度その放送
局を受信しないようにする。
ステム)ラジオ受信機の要部ブロック図である。1はP
LL回路であり、受信すべき局に応じた所定の電圧信号
をFMフロントエンド2へ出力する。FMフロントエン
ド2は、電圧信号に基づいてアンテナANTから入力さ
れる放送局を受信し、所定の中間周波数信号(IF)を
発生する。3は中間周波検波増幅器であり、FMフロン
トエンド2により変換された中間数周波信号を所定のレ
ベルまで増幅し、検波する。
から入力される検波信号をステレオ信号に復調する。5
は増幅器(AMP)であり、ステレオ信号を図示しない
ボリューム設定値に応じて増幅する。6はスピーカであ
り、増幅器5により駆動されれ、音声信号を出力する。
7はRDSデコーダであり、所定の送信タイミングで送
られてくるAFリスト、PIデータ等を復調する。8は
エラー訂正回路であり、RDSデコーダ7により復調さ
れたAFリスト、PIデータ等のRDSデータの誤り
を、グループ毎に同期を取りながら検出し、その誤りを
訂正する。
検波器3から出力される中間周波数信号の信号強度(例
えば電界強度)を監視することにより受信局の受信状態
のレベルを検出する。
んだRDSデータ(AFリスト、PIデータ等)を記憶
している第1メモリーであり、11は自動追従して誤受
信した時の条件を記憶している第2メモリーであり、つ
ぎのような条件を記憶している。すなわちRDS受信機
における自動追従は、現在聞いている受信局の電界強度
レベルが下がり、AFリストに載っている同一番組を放
送中のAF局へ自動追従しようとすると、良好に受信で
きる電界強度レベルにある前記リスト中の周波数と全く
同じ周波数で放送中の内容の違った番組を誤受信するこ
とがしばしある。しかしPIデータをチェックし、違っ
ていればすぐに元の受信局に戻る。この時点における元
の受信局における受信周波数、PIデータ、誤受信した
AF局の周波数の3つを記憶している。
る制御部であり、自動追従時、現在の受信局の信号強度
と選局したAF局の信号強度を、シグナルメータ9の検
出レベルに基づいて比較し、受信状態の良いAF局を捜
すAFサーチ手段と、該AFサーチが以前誤受信した放
送局のAFサーチであるか否かを前記第2メモリー11
のデータに基づいてチェックをし、以前誤受信した放送
局であればAFサーチを禁止するAFサーチ禁止手段を
有している。AFサーチの禁止は上述の3つのAND条
件下において行われる。すなわち、3つのどの条件が欠
けても追従のアルゴリズムに異常を起こし、通常のAF
サーチをしない状態になるからである。図2は本発明の
流れ図であり、以下この流れ図に従って図1に示すRD
Sラジオ受信機の自動追従処理を説明する。図2で制御
部12は、ラジオ受信機により所定のRDS局からの放
送番組が受信されている状態において、以下の自動追従
処理を行う。まず現受信局のFM放送に重畳されて送ら
れてきているAFリスト、PIデータ等をRDSデコー
ダ7、エラー訂正回路8を介して受信する(ステップ1
01)と、データを読み取り(ステップ102)、第1
メモリー10に記憶する(ステップ103)。
態の維持を目的として、該受信局の信号強度をシグナル
メータ9により監視し(ステップ104)、信号強度が
所定レベル以下になると、制御部12はAFリストより
AF局周波数を求め、各AF局に対する周波数制御信号
をPLL回路1に出力し、各AFサーチを開始する(ス
テップ105)。最大の信号強度のAF局を受信すると
(ステップ106)、元の受信局の信号強度レベルと比
較し(ステップ107)、元の受信局の信号強度レベル
より大きくなければ元の受信局に戻し(ステップ10
8)、以後ステップ104へ戻り同様の処理を繰り返
す。
強度レベルより受信したAF局の信号強度レベルの方が
大であれば、該AF局のデータを読み取り(ステップ1
09)、PIデータをチェックし(ステップ110)、
PIデータが一致していなければ、そのときの条件を第
2メモリー11に記憶させ(ステップ112)、元の受
信局に戻し(ステップ113)、次に強いAF局を受信
して(ステップ114)、以後ステップ107へ戻り同
様の処理を繰り返す。
していれば、該AF局を受信局として受信確定し(ステ
ップ110)、第1メモリーの前のデータを更新して該
受信局のデータを記憶し(ステップ115)、シグナル
メータ9により該受信局の信号強度を監視して(ステッ
プ116)、信号強度が所定レベル以下であることを確
認すると、制御部12はAFリストよりAF局周波数を
求め、第2メモリーに記憶されている条件でのAFサー
チを除く各AF局のサーチを開始する(ステップ11
7)。以後ステップ106へ戻り同様の処理を繰り返
す。
畳されて送られてくるAFリストやPIデータ等を利用
し、受信放送局の受信電界強度が所定のレベル以下にな
った時に、前記AFリストに載っている各AF局の受信
電界強度をチェックし、それまでの受信放送局の受信電
界強度より大きいAF局であって、受信電界強度が最大
のAF局からの放送を受信し、しかる後該AF局のPI
データが元の受信放送局のPIデータと一致するか判別
し、一致すれば該AF局からの受信を継続し、一致しな
ければ順次つぎに受信電界強度が大きいAF局からの放
送を受信して、同様の処理を繰り返して所望のAF局を
受信する自動追従機能を備えたRDSラジオ受信機にお
いて、AFリストに載っている周波数と同一でPIデー
タが違う放送局を誤受信した時の条件を記憶するメモリ
ーと、該メモリーの記憶条件におけるAFサーチを禁止
するAFサーチ禁止手段を有する制御部とを備えている
ので、AFリストに載っていると同一の周波数を持ち、
受信できる信号強度レベルにあるPIデータ違う放送番
組を追従に際して再選局するという誤受信を防止するこ
とができる。
Claims (1)
- 【請求項1】 FM放送信号に重畳されて送られてくる
AFリストやPIデータ等を利用し、受信放送局の受信
電界強度が所定のレベル以下になった時に、前記AFリ
ストに載っている各AF局の受信電界強度をチェック
し、それまでの受信放送局の受信電界強度より大きいA
F局であって、受信電界強度が最大のAF局からの放送
を受信し、しかる後該AF局のPIデータが元の受信放
送局のPIデータと一致するか判別し、一致すれば該A
F局からの受信を継続し、一致しなければ順次つぎに受
信電界強度が大きいAF局からの放送を受信して、同様
の処理を繰り返して所望のAF局を受信する自動追従機
能を備えたRDSラジオ受信機において、AFリストに
載っている周波数と同一でPIデータが違う放送局を誤
受信した時の条件を記憶するメモリーと、該メモリーの
記憶条件におけるAFサーチを禁止するAFサーチ禁止
手段を有する制御部とを備えたことを特徴とするRDS
ラジオ受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4244260A JP3065442B2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | デジタルデータ多重システム用受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4244260A JP3065442B2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | デジタルデータ多重システム用受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0669765A true JPH0669765A (ja) | 1994-03-11 |
JP3065442B2 JP3065442B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=17116111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4244260A Expired - Fee Related JP3065442B2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-08-19 | デジタルデータ多重システム用受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3065442B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009008113A1 (ja) * | 2007-07-09 | 2009-01-15 | Mitsubishi Electric Corporation | Fm多重放送受信装置 |
JP2013162162A (ja) * | 2012-02-01 | 2013-08-19 | Alpine Electronics Inc | ラジオ受信機 |
-
1992
- 1992-08-19 JP JP4244260A patent/JP3065442B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009008113A1 (ja) * | 2007-07-09 | 2009-01-15 | Mitsubishi Electric Corporation | Fm多重放送受信装置 |
JPWO2009008113A1 (ja) * | 2007-07-09 | 2010-09-02 | 三菱電機株式会社 | Fm多重放送受信装置 |
JP4790064B2 (ja) * | 2007-07-09 | 2011-10-12 | 三菱電機株式会社 | Fm多重放送受信装置 |
JP2013162162A (ja) * | 2012-02-01 | 2013-08-19 | Alpine Electronics Inc | ラジオ受信機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3065442B2 (ja) | 2000-07-17 |
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