JPH03227134A - Rds受信機における受信周波数選択方法 - Google Patents
Rds受信機における受信周波数選択方法Info
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- JPH03227134A JPH03227134A JP2334490A JP2334490A JPH03227134A JP H03227134 A JPH03227134 A JP H03227134A JP 2334490 A JP2334490 A JP 2334490A JP 2334490 A JP2334490 A JP 2334490A JP H03227134 A JPH03227134 A JP H03227134A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
- 230000004044 response Effects 0.000 claims abstract description 6
- 238000010187 selection method Methods 0.000 claims description 11
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 abstract description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 16
- 230000006870 function Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
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- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は、ラジオデータシステム用受信機(以下、RD
S受信機と称する)における受信周波数選択方法に関す
る。
S受信機と称する)における受信周波数選択方法に関す
る。
背景技術
一般の放送局のプログラム放送の際にその番組内容に関
連する情報等の放送関連情報をデータとして多重変調に
て送信し、受信側にてこれを復調したデータに基づいて
所望の番組内容を選択できるようにしてラジオ聴取者に
対してそのサービスを提供できるようにしたラジオデー
タシステム(RDS)がある。
連する情報等の放送関連情報をデータとして多重変調に
て送信し、受信側にてこれを復調したデータに基づいて
所望の番組内容を選択できるようにしてラジオ聴取者に
対してそのサービスを提供できるようにしたラジオデー
タシステム(RDS)がある。
このラジオデータシステムにおいては、FM変調波の周
波数帯域外で19KHzのステレオパイロット信号の3
次高調波である57KHzを副搬送波とし、この副搬送
波をフィルタリングされかつバイフェーズ(Blpha
se)コード化された番組内容等の放送に関連する情報
を示すデータ信号により振幅変調してラジオデータ信号
とし、この振幅変調された副搬送波を主搬送波に周波数
変調して放送するようになされており、その放送方式の
規格は欧州放送連盟(EBU)から提案されている。
波数帯域外で19KHzのステレオパイロット信号の3
次高調波である57KHzを副搬送波とし、この副搬送
波をフィルタリングされかつバイフェーズ(Blpha
se)コード化された番組内容等の放送に関連する情報
を示すデータ信号により振幅変調してラジオデータ信号
とし、この振幅変調された副搬送波を主搬送波に周波数
変調して放送するようになされており、その放送方式の
規格は欧州放送連盟(EBU)から提案されている。
ラジオデータ信号は、そのベースバンドコーディング構
造を示す第3図から明らかなように、104ビツトを1
グループとして繰返し多重伝送される。1つのグループ
は各々26ビツト構成の4つのブロックからなり、各ブ
ロックは16ビツトの情報ワードと10ビツトのチエツ
クワードとからなっている。また、各グループはその内
容に応じて4ビツトにてタイプ0〜15の16通りに区
別され、さらに各タイプ(0〜15)に対しそれぞれA
、Bの2つのバージョンが定義されている。
造を示す第3図から明らかなように、104ビツトを1
グループとして繰返し多重伝送される。1つのグループ
は各々26ビツト構成の4つのブロックからなり、各ブ
ロックは16ビツトの情報ワードと10ビツトのチエツ
クワードとからなっている。また、各グループはその内
容に応じて4ビツトにてタイプ0〜15の16通りに区
別され、さらに各タイプ(0〜15)に対しそれぞれA
、Bの2つのバージョンが定義されている。
第4図(a)及び(b)に、タイプOA及びOBグルー
プのフォーマットをそれぞれ示す。タイプOAグループ
(a)において、ブロック1には国別コード、エリアコ
ード及び番組コードからなる16ビツト構成の番組識別
データ(以下、PIデータと称する)が、ブロック2に
はグループタイプコード、バージョンコード(Bo )
、交通情報放送局識別(TP)コード、番組内容識別
(PTY)コード等の各種コードが、ブロック3には同
一の番組を放送しているネットワーク局の局周波数デー
タ(以下、AFデータと略称する)が、ブロック4には
放送局名データ(以下、PSデータと略称する)がそれ
ぞれ配置されている。一方、タイプOBグループ(b)
においては、ブロック3の内容だけがタイプOAグルー
プの場合と異なっており、ブロック3にはPIデータが
配置されている。すなわち、ネットワーク局のAFデー
タはタイプOAグループのみで伝送され、PSSブタタ
イプOA及びOBグループで伝送されるようになってい
る。
プのフォーマットをそれぞれ示す。タイプOAグループ
(a)において、ブロック1には国別コード、エリアコ
ード及び番組コードからなる16ビツト構成の番組識別
データ(以下、PIデータと称する)が、ブロック2に
はグループタイプコード、バージョンコード(Bo )
、交通情報放送局識別(TP)コード、番組内容識別
(PTY)コード等の各種コードが、ブロック3には同
一の番組を放送しているネットワーク局の局周波数デー
タ(以下、AFデータと略称する)が、ブロック4には
放送局名データ(以下、PSデータと略称する)がそれ
ぞれ配置されている。一方、タイプOBグループ(b)
においては、ブロック3の内容だけがタイプOAグルー
プの場合と異なっており、ブロック3にはPIデータが
配置されている。すなわち、ネットワーク局のAFデー
タはタイプOAグループのみで伝送され、PSSブタタ
イプOA及びOBグループで伝送されるようになってい
る。
このように、タイプOAグループのラジオデータ信号中
には、現在受信中の放送局と同一の番組を放送している
ネットワーク局のAFデータも含まれている。したがっ
て、受信時において、復調して得られるAFデータ及び
PIデータを取り込んでAFリストとして記憶しておき
、例えばマルチパス妨害などの外乱により現在受信中の
放送局の受信感度が低下した場合、予め記憶しであるA
Fリストに基づいて同一ネットワーク局群内の他の局を
選局し、さらにPIデータを比較するいわゆるPIチエ
ツクによってAFリストに従って受信した番組が間違い
ないかどうかを確認するいわゆるネットワークフt o
−(Network Follow)機能により、外
乱の影響を受けることなく常に良好な受信状態で同一番
組を聴取できるのである。
には、現在受信中の放送局と同一の番組を放送している
ネットワーク局のAFデータも含まれている。したがっ
て、受信時において、復調して得られるAFデータ及び
PIデータを取り込んでAFリストとして記憶しておき
、例えばマルチパス妨害などの外乱により現在受信中の
放送局の受信感度が低下した場合、予め記憶しであるA
Fリストに基づいて同一ネットワーク局群内の他の局を
選局し、さらにPIデータを比較するいわゆるPIチエ
ツクによってAFリストに従って受信した番組が間違い
ないかどうかを確認するいわゆるネットワークフt o
−(Network Follow)機能により、外
乱の影響を受けることなく常に良好な受信状態で同一番
組を聴取できるのである。
このネットワークフォロー機能には、同一ネットワーク
局でもPIデータ中のエリアコードが違う局が存在する
ことから、PIチエツク時にエリアコードを無視するリ
ージョナル(Regional) OFFモードと、エ
リアコードをも含めてPIチエツクを行なうリージョナ
ルONモードとがある。
局でもPIデータ中のエリアコードが違う局が存在する
ことから、PIチエツク時にエリアコードを無視するリ
ージョナル(Regional) OFFモードと、エ
リアコードをも含めてPIチエツクを行なうリージョナ
ルONモードとがある。
リージョナルOFFモードでは、現在受信中の放送局が
存在するエリア外(以下、別す−ジョナルと称する)の
同一ネットワーク局を受信することがある。
存在するエリア外(以下、別す−ジョナルと称する)の
同一ネットワーク局を受信することがある。
しかしながら、別す−ジョナルの同一ネットワーク局、
すなわち移動先のリージョナルにおける同一ネットワー
ク局を積極的に受信したいというユーザの要望があった
とき、従来のネットワークフォロー機能ではこれに対応
できず、不便であった。
すなわち移動先のリージョナルにおける同一ネットワー
ク局を積極的に受信したいというユーザの要望があった
とき、従来のネットワークフォロー機能ではこれに対応
できず、不便であった。
発明の概要
[発明の目的]
そこで、本発明は、別す−ジョナルの同一ネットワーク
局を積極的に受信できるようにしたRDS受信機におけ
る受信周波数選択方法を提供することを目的とする。
局を積極的に受信できるようにしたRDS受信機におけ
る受信周波数選択方法を提供することを目的とする。
[発明の構成]
本発明による受信周波数選択方法は、同一ネットワーク
局群の複数のAFデータ、エリアコードを含むPIデー
タ及びPSデータが重畳されたRDS放送波を受信可能
なRDS受信機において、現受信周波数から前記複数の
AFデータの1で与えられる他の同一ネットワーク局周
波数へ受信周波数を切り換える受信周波数選択方法であ
って、指令に応答して現受信周波数の放送波から得られ
るPIデータ及びPSデータを保持する第1行程と、前
記複数のAFデータに基づく受信局の存在を検知する第
2行程と、前記第2行程で検知した受信局の放送波から
得られるPIデータが前記第1行程で保持したPIデー
タと前記エリアコードを除いて一致することを検知する
第3行程と、前記第2行程で検知した受信局の放送波か
ら得られるPSデータが前記第1行程で保持したPSデ
ータと不一致であることを検知したときその受信局の周
波数を新たな受信周波数とする第4行程とからなってい
る。
局群の複数のAFデータ、エリアコードを含むPIデー
タ及びPSデータが重畳されたRDS放送波を受信可能
なRDS受信機において、現受信周波数から前記複数の
AFデータの1で与えられる他の同一ネットワーク局周
波数へ受信周波数を切り換える受信周波数選択方法であ
って、指令に応答して現受信周波数の放送波から得られ
るPIデータ及びPSデータを保持する第1行程と、前
記複数のAFデータに基づく受信局の存在を検知する第
2行程と、前記第2行程で検知した受信局の放送波から
得られるPIデータが前記第1行程で保持したPIデー
タと前記エリアコードを除いて一致することを検知する
第3行程と、前記第2行程で検知した受信局の放送波か
ら得られるPSデータが前記第1行程で保持したPSデ
ータと不一致であることを検知したときその受信局の周
波数を新たな受信周波数とする第4行程とからなってい
る。
[発明の作用]
本発明による受信周波数選択方法においては、リージョ
ナルOFFモードにて、指令に応答して現在の受信局の
PIデータ及びPSデータを保持しておき、AFリスト
に基づく受信局の存在を検知し、その受信局の放送波か
ら得られるPIデータが先に保持したPIデータとエリ
アコードを除いて一致しかつPSデータが不一致である
とき、その受信局の周波数を新たな受信周波数とする。
ナルOFFモードにて、指令に応答して現在の受信局の
PIデータ及びPSデータを保持しておき、AFリスト
に基づく受信局の存在を検知し、その受信局の放送波か
ら得られるPIデータが先に保持したPIデータとエリ
アコードを除いて一致しかつPSデータが不一致である
とき、その受信局の周波数を新たな受信周波数とする。
実施例
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
第1図は、本発明による受信周波数選択方法が適用され
るRDS受信機の基本構成の概略を示すブロック図であ
る。図において、アンテナ1で受信されたFM多重放送
波はフロントエンド2で希望の局が選択され、中間周波
数(IF)に変換された後、IFアンプ3を介してFM
検波器4に供給される。フロントエンド2は、例えば、
プログラマブル分周器を含むPLL回路を用いたPLL
シンセサイザ一方式を採り、プログラマブル分周器の分
周比が後述するコントローラ13によって制御されるこ
とにより選局動作を行なう構成となっている。FM検波
器4の検波出力はMPX (マルチブレクス)復調回路
5に供給され、ステレオ放送の場合にはL(左)、R(
右)チャンネルのオーディオ信号に分離され、ミューテ
ィング回路18を経て再生オーディオ出力となる。ミュ
ーティング回路18はコントローラ13によってオン・
オフ制御がなされる。
るRDS受信機の基本構成の概略を示すブロック図であ
る。図において、アンテナ1で受信されたFM多重放送
波はフロントエンド2で希望の局が選択され、中間周波
数(IF)に変換された後、IFアンプ3を介してFM
検波器4に供給される。フロントエンド2は、例えば、
プログラマブル分周器を含むPLL回路を用いたPLL
シンセサイザ一方式を採り、プログラマブル分周器の分
周比が後述するコントローラ13によって制御されるこ
とにより選局動作を行なう構成となっている。FM検波
器4の検波出力はMPX (マルチブレクス)復調回路
5に供給され、ステレオ放送の場合にはL(左)、R(
右)チャンネルのオーディオ信号に分離され、ミューテ
ィング回路18を経て再生オーディオ出力となる。ミュ
ーティング回路18はコントローラ13によってオン・
オフ制御がなされる。
また、FM検波器4の検波出力がフィルタ6を通過する
ことにより、バイフェーズコード化されたデータ信号に
よって振幅変調された57KHzの副搬送波、すなわち
ラジオデータ信号が抽出されPLL回路7で復調される
。この復調出力はディジタル(D)PLL回路8及びデ
コーダ9に供給される。D−PLL回路8では、PLL
回路7の復調出力に基づいてデータ復調用のクロックが
生成される。デコーダ9では、PLL回路7の復調出力
であるバイフェーズコード化されたデータ信号がD−P
LL回路8で生成されたクロックに同期してデコードさ
れる。ロック検出回路10はD−PLL回路8のロック
状態及びアンロック状態を検出し、その検出出力によっ
てPLL回路7及びD−PLL回路8のロックレンジを
切換え制御する。
ことにより、バイフェーズコード化されたデータ信号に
よって振幅変調された57KHzの副搬送波、すなわち
ラジオデータ信号が抽出されPLL回路7で復調される
。この復調出力はディジタル(D)PLL回路8及びデ
コーダ9に供給される。D−PLL回路8では、PLL
回路7の復調出力に基づいてデータ復調用のクロックが
生成される。デコーダ9では、PLL回路7の復調出力
であるバイフェーズコード化されたデータ信号がD−P
LL回路8で生成されたクロックに同期してデコードさ
れる。ロック検出回路10はD−PLL回路8のロック
状態及びアンロック状態を検出し、その検出出力によっ
てPLL回路7及びD−PLL回路8のロックレンジを
切換え制御する。
デコーダ9の出力データは、第3図に示す如く、26ビ
ツト構成の4ブロツクからなる104ビツトのグループ
単位となっており、順次グループ。
ツト構成の4ブロツクからなる104ビツトのグループ
単位となっており、順次グループ。
ブロック同期&エラー検出回路11に供給される。
グループ、ブロック同期&エラー検出回路11では、各
ブロックの10ビツトのチエツクワードにそれぞれ割り
当てられた10ビツトのオフセットワードに基づいてグ
ループとブロック同期がとられると共に、チエツクワー
ドに基づいて16ビツトの情報ワードのエラー検出が行
なわれる。そして、エラー検出されたデータは次段のエ
ラー訂正回路12でエラー訂正された後コントローラ1
3に供給される。
ブロックの10ビツトのチエツクワードにそれぞれ割り
当てられた10ビツトのオフセットワードに基づいてグ
ループとブロック同期がとられると共に、チエツクワー
ドに基づいて16ビツトの情報ワードのエラー検出が行
なわれる。そして、エラー検出されたデータは次段のエ
ラー訂正回路12でエラー訂正された後コントローラ1
3に供給される。
コントローラ13はマイクロコンピュータによって構成
され、グループ単位で順次人力されるラジオデータ中の
各ブロックのコード情報、すなわち現在受信中の放送局
の番組内容に関連するPIデータ、AFデータ、PSデ
ータ等のラジオデータ情報を取り込んでメモリ14に記
憶しておき、操作部15からの選局指令に基づいてフロ
ントエンド2の一部を構成するPLL回路のプログラマ
ブル分周器(図示せず)の分周比を制御することによっ
てネットワークフォロー機能を実行する。
され、グループ単位で順次人力されるラジオデータ中の
各ブロックのコード情報、すなわち現在受信中の放送局
の番組内容に関連するPIデータ、AFデータ、PSデ
ータ等のラジオデータ情報を取り込んでメモリ14に記
憶しておき、操作部15からの選局指令に基づいてフロ
ントエンド2の一部を構成するPLL回路のプログラマ
ブル分周器(図示せず)の分周比を制御することによっ
てネットワークフォロー機能を実行する。
また、1Fアンプ3におけるIF信号レベルに基づいて
受信信号レベル(電界強度)を検出するレベル検出回路
16と、IFアンプ3におけるIF信号レベルが所定レ
ベル以上でかつFM検波器4におけるいわゆるSカーブ
特性の検波出力が所定レベル範囲内にあるとき受信局を
検出して局検出信号を出力する局検出回路17とが設け
られており、レベル検出回路16によって検出された受
信信号レベル及び局検出回路17から出力される局検出
信号はコントローラ13に供給される。
受信信号レベル(電界強度)を検出するレベル検出回路
16と、IFアンプ3におけるIF信号レベルが所定レ
ベル以上でかつFM検波器4におけるいわゆるSカーブ
特性の検波出力が所定レベル範囲内にあるとき受信局を
検出して局検出信号を出力する局検出回路17とが設け
られており、レベル検出回路16によって検出された受
信信号レベル及び局検出回路17から出力される局検出
信号はコントローラ13に供給される。
次に、操作部15からユーザによるキー操作によってリ
ージョナル選局指令が発せられたときにコントローラ1
3のプロセッサによって実行されるリージョナル選局の
処理手順について第2図のフローチャートにしたがって
説明する。なお、本ルーチンは、リージョナルOFFモ
ードにおいて、リージョナル選局指令によって呼び出さ
れて実行されるものとする。また、メモリ14には、受
信放送波を復調して得られるAFデータが取り込まれて
現在受信中の放送局と同一ネットワーク局のAFリスト
が既に作成されているものとする。
ージョナル選局指令が発せられたときにコントローラ1
3のプロセッサによって実行されるリージョナル選局の
処理手順について第2図のフローチャートにしたがって
説明する。なお、本ルーチンは、リージョナルOFFモ
ードにおいて、リージョナル選局指令によって呼び出さ
れて実行されるものとする。また、メモリ14には、受
信放送波を復調して得られるAFデータが取り込まれて
現在受信中の放送局と同一ネットワーク局のAFリスト
が既に作成されているものとする。
プロセッサは先ず、現在受信中の放送波のAFデータ、
PIデータ及びPSデータを取り込んでメモリ14の所
定領域に記憶保持しくステップS1)、先のAFリスト
に従ってリスト中の1のAFデータをメモリ14から読
み出しくステップS2)、続いてミューティング回路1
8をオン状態にして音声ミュートをかけ(ステップS3
)、しかる後読み出したAPデータをフロントエンド2
におけるPLL回路(図示せず)に出力しくステップS
4)、同時にPLL回路がロックするのに必要な時間T
1のPLLタイマーをセットする(ステップS5)。P
LL回路に供給されたAFデータはPLL回路内のプロ
グラマブル分周器にセットされ、PLLタイマーがタイ
ムアツプするまでの期間において、受信周波数が現受信
周波数から他のネットワーク局周波数に変化する。
PIデータ及びPSデータを取り込んでメモリ14の所
定領域に記憶保持しくステップS1)、先のAFリスト
に従ってリスト中の1のAFデータをメモリ14から読
み出しくステップS2)、続いてミューティング回路1
8をオン状態にして音声ミュートをかけ(ステップS3
)、しかる後読み出したAPデータをフロントエンド2
におけるPLL回路(図示せず)に出力しくステップS
4)、同時にPLL回路がロックするのに必要な時間T
1のPLLタイマーをセットする(ステップS5)。P
LL回路に供給されたAFデータはPLL回路内のプロ
グラマブル分周器にセットされ、PLLタイマーがタイ
ムアツプするまでの期間において、受信周波数が現受信
周波数から他のネットワーク局周波数に変化する。
PLLタイマーのタイムアツプ後(ステップS6)、プ
ロセッサは、局検出回路17からの局検出信号の出力を
監視することによって受信局が存在するか否かを判断し
くステップS7)、受信局の存在を検知した場合、その
受信局のPIデータを取り込み(ステップS8)、この
PIデータとステップS1で保持したPIデータとがエ
リアコードを除いて一致するか否かを判断しくステップ
S9)、一致する場合にはさらに、その受信局のPSデ
ータを取り込み(ステップ510)、このPSデータが
ステップS1で保持したPSデータと全て一致するか否
かを判断する(ステップ511)。
ロセッサは、局検出回路17からの局検出信号の出力を
監視することによって受信局が存在するか否かを判断し
くステップS7)、受信局の存在を検知した場合、その
受信局のPIデータを取り込み(ステップS8)、この
PIデータとステップS1で保持したPIデータとがエ
リアコードを除いて一致するか否かを判断しくステップ
S9)、一致する場合にはさらに、その受信局のPSデ
ータを取り込み(ステップ510)、このPSデータが
ステップS1で保持したPSデータと全て一致するか否
かを判断する(ステップ511)。
ところで、放送局名は最大8文字のアルファベット文字
によって表わされるようになっている。
によって表わされるようになっている。
この放送局名を示す最大8桁のPSデータは、第4図か
ら明らかなように、OAグループ(a)又はOBグルー
プ(b)においてグループ単位で2文字分(8ビツト×
2)が伝送されて4グループのラジオデータ信号の伝送
によって8文字分が伝送されることになる。伝送された
PSデータは、受信側において復調処理されることによ
り、最大8文字のアルファベット文字による放送局名と
して表示されるのである。放送局名はリージョナル(放
送エリア)が違うことによって異なるため、当然のこと
ながら、PSデータもリージョナルが違うことによって
異なることになる。
ら明らかなように、OAグループ(a)又はOBグルー
プ(b)においてグループ単位で2文字分(8ビツト×
2)が伝送されて4グループのラジオデータ信号の伝送
によって8文字分が伝送されることになる。伝送された
PSデータは、受信側において復調処理されることによ
り、最大8文字のアルファベット文字による放送局名と
して表示されるのである。放送局名はリージョナル(放
送エリア)が違うことによって異なるため、当然のこと
ながら、PSデータもリージョナルが違うことによって
異なることになる。
したがって、ステップS11においてPSデータの全一
致の比較を行なった際に、不一致の判定によって元の放
送局とは別す−ジョナルの同一ネットワーク局を受信で
きたことを検知できることになる。ステップS11で不
一致と判定したら、プロセッサは、ミューティング回路
18をオフ状態にして音声ミュートを解除しくステップ
512)、しかる後本ルーチンの処理を終了する。
致の比較を行なった際に、不一致の判定によって元の放
送局とは別す−ジョナルの同一ネットワーク局を受信で
きたことを検知できることになる。ステップS11で不
一致と判定したら、プロセッサは、ミューティング回路
18をオフ状態にして音声ミュートを解除しくステップ
512)、しかる後本ルーチンの処理を終了する。
これにより、現在受信中の放送局と同一のネットワーク
局群の中からエリアコードが異なる放送局、すなわち別
す−ジョナルの同一ネットワーク局が選局されたことに
なる。
局群の中からエリアコードが異なる放送局、すなわち別
す−ジョナルの同一ネットワーク局が選局されたことに
なる。
ステップS7において受信局が存在しないと判定した場
合、ステップS9においてPIデータが不一致と判定し
た場合又はステップSllにおいてPSデータが全て一
致すると判定した場合には、プロセッサは、AFリスト
の全てに対して受信局の存在のチエツク、P■データの
エリアコードを除く一致比較及びPSデータの不一致比
較の処理が終了したか否かを判断しくステップ813)
、終了していない場合には、ステップS2に戻って上述
した処理を繰り返す。AFリストの全てに対して終了し
た場合には、プロセッサは、ステップS1で保持した元
のAFデータを読み出しくステップ514)、続いて読
み出したAFデータをPLL回路に出力しくステップ5
15)、同時にPLLタイマーをセットする(ステップ
516)。
合、ステップS9においてPIデータが不一致と判定し
た場合又はステップSllにおいてPSデータが全て一
致すると判定した場合には、プロセッサは、AFリスト
の全てに対して受信局の存在のチエツク、P■データの
エリアコードを除く一致比較及びPSデータの不一致比
較の処理が終了したか否かを判断しくステップ813)
、終了していない場合には、ステップS2に戻って上述
した処理を繰り返す。AFリストの全てに対して終了し
た場合には、プロセッサは、ステップS1で保持した元
のAFデータを読み出しくステップ514)、続いて読
み出したAFデータをPLL回路に出力しくステップ5
15)、同時にPLLタイマーをセットする(ステップ
516)。
そして、PLLタイマーのタイムアツプ後(ステップ5
17)、ステップS12に移行して音声ミュートを解除
する。
17)、ステップS12に移行して音声ミュートを解除
する。
これにより、受信周波数は元の受信局の周波数に戻った
ことになる。すなわち、リージョナルOFFモードにお
いて、リージョナル選局指令を発して別す−ジョナルの
同一ネットワーク局の選局を行なう際に、受信局の存在
を検知できなかったり、或いはPIデータのエリアコー
ドを除く一致比較及びPSデータの不一致比較により別
す−ジョナルの同一ネットワーク局の存在を検知できな
かった場合には、元の受信局に戻ることになる。
ことになる。すなわち、リージョナルOFFモードにお
いて、リージョナル選局指令を発して別す−ジョナルの
同一ネットワーク局の選局を行なう際に、受信局の存在
を検知できなかったり、或いはPIデータのエリアコー
ドを除く一致比較及びPSデータの不一致比較により別
す−ジョナルの同一ネットワーク局の存在を検知できな
かった場合には、元の受信局に戻ることになる。
なお、上記実施例においては、別す−ジョナルの同一ネ
ットワーク局を選局する際に、エリアコードを除<PI
データの一致(ステップS9)及びPSデータの不一致
(ステップ511)の判断に先立って受信局の存在のみ
を検知する(ステップS7)としたが、受信局の存在を
検知したら、その受信局の受信信号レベルをレベル検出
回路16から取り込みかつこの受信信号レベルが設定レ
ベル以上であることを検知した後ステップS8に移行す
るようにすることも可能である。
ットワーク局を選局する際に、エリアコードを除<PI
データの一致(ステップS9)及びPSデータの不一致
(ステップ511)の判断に先立って受信局の存在のみ
を検知する(ステップS7)としたが、受信局の存在を
検知したら、その受信局の受信信号レベルをレベル検出
回路16から取り込みかつこの受信信号レベルが設定レ
ベル以上であることを検知した後ステップS8に移行す
るようにすることも可能である。
発明の詳細
な説明したように、本発明による受信周波数選択方法に
おいては、リージョナルOFFモードにて、指令に応答
して現在の受信局のPIデータ及びPSデータを保持し
ておき、AFリストに基づく受信局の存在を検知し、そ
の受信局の放送波から得られるPIデータが先に保持し
たPIデタとエリアコードを除いて一致しかつPSデー
タが不一致であるとき、その受信局の周波数を新たな受
信周波数とすることにより、別す−ジョナルの同一ネッ
トワーク局を積極的に受信できることになる。
おいては、リージョナルOFFモードにて、指令に応答
して現在の受信局のPIデータ及びPSデータを保持し
ておき、AFリストに基づく受信局の存在を検知し、そ
の受信局の放送波から得られるPIデータが先に保持し
たPIデタとエリアコードを除いて一致しかつPSデー
タが不一致であるとき、その受信局の周波数を新たな受
信周波数とすることにより、別す−ジョナルの同一ネッ
トワーク局を積極的に受信できることになる。
第1図は本発明による受信周波数選択方法が適用される
RDS受信機の基本的な構成を示すブロック図、第2図
は本発明による受信周波数選択方法であるリージョナル
選局の処理手順の一例を示すフローチャート、第3図は
ラジオデータのベースバンドコーディング構造を示す図
、第4図はグループタイプOA (a)及びOB (b
)のフォーマットを示す図である。 主要部分の符号の説明 2・・・・・・フロントエンド 4・・・・・・F
M検波器5・・・・・・マルチブレクス復調回路8・・
・・・・ディジタルPLL回路
RDS受信機の基本的な構成を示すブロック図、第2図
は本発明による受信周波数選択方法であるリージョナル
選局の処理手順の一例を示すフローチャート、第3図は
ラジオデータのベースバンドコーディング構造を示す図
、第4図はグループタイプOA (a)及びOB (b
)のフォーマットを示す図である。 主要部分の符号の説明 2・・・・・・フロントエンド 4・・・・・・F
M検波器5・・・・・・マルチブレクス復調回路8・・
・・・・ディジタルPLL回路
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 同一ネットワーク局群の複数の周波数データ、エリアコ
ードを含む番組識別データ及び放送局名データが重畳さ
れたRDS放送波を受信可能なRDS受信機において、
現受信周波数から前記複数の周波数データの1で与えら
れる他の同一ネットワーク局周波数へ受信周波数を切り
換える受信周波数選択方法であって、 指令に応答して現受信周波数の放送波から得られる番組
識別データ及び放送局名データを保持する第1行程と、 前記複数の周波数データに基づく受信局の存在を検知す
る第2行程と、 前記第2行程で検知した受信局の放送波から得られる番
組識別データが前記第1行程で保持した番組識別データ
と前記エリアコードを除いて一致することを検知する第
3行程と、前記第2行程で検知した受信局の放送波から
得られる放送局名データが前記第1行程で保持した放送
局名データと不一致であることを検知したときその受信
局の周波数を新たな受信周波数とする第4行程とからな
ることを特徴とする受信周波数選択方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2334490A JPH03227134A (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | Rds受信機における受信周波数選択方法 |
GB9101995A GB2240679B (en) | 1990-01-31 | 1991-01-30 | Method of selecting receiving frequency in RDS receiver |
DE19914102919 DE4102919C2 (de) | 1990-01-31 | 1991-01-31 | Verfahren zum Auswählen einer Empfangsfrequenz in einem RDS-Empfänger |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2334490A JPH03227134A (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | Rds受信機における受信周波数選択方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03227134A true JPH03227134A (ja) | 1991-10-08 |
Family
ID=12107975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2334490A Pending JPH03227134A (ja) | 1990-01-31 | 1990-01-31 | Rds受信機における受信周波数選択方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03227134A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04133511A (ja) * | 1990-09-26 | 1992-05-07 | Kenwood Corp | 車載用ラジオ受信機 |
-
1990
- 1990-01-31 JP JP2334490A patent/JPH03227134A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04133511A (ja) * | 1990-09-26 | 1992-05-07 | Kenwood Corp | 車載用ラジオ受信機 |
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