JPH05235014A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH05235014A JPH05235014A JP4031223A JP3122392A JPH05235014A JP H05235014 A JPH05235014 A JP H05235014A JP 4031223 A JP4031223 A JP 4031223A JP 3122392 A JP3122392 A JP 3122392A JP H05235014 A JPH05235014 A JP H05235014A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/40—Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/41—Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions
- H01L29/417—Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by their shape, relative sizes or dispositions carrying the current to be rectified, amplified or switched
- H01L29/41708—Emitter or collector electrodes for bipolar transistors
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/40—Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/43—Electrodes ; Multistep manufacturing processes therefor characterised by the materials of which they are formed
- H01L29/45—Ohmic electrodes
- H01L29/456—Ohmic electrodes on silicon
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】N型エピタキシャル層3と埋込み金属領域4の
間に、シリコンを主成分とする非晶質膜または多結晶膜
の、ショットキー効果防止のための側壁5を形成するこ
とで、コレクタ直列抵抗を下げるとともに、素子の高集
積化を図る。 【構成】コレクタ電極直下のN型シリコンエピタキシャ
ル層3にN+ 型低抵抗領域まで到達する溝を開けた後、
その溝の側壁にシリコン非晶質膜5を形成する。続い
て、溝の中に金属を充填し、埋込み金属領域4を形成す
る。
間に、シリコンを主成分とする非晶質膜または多結晶膜
の、ショットキー効果防止のための側壁5を形成するこ
とで、コレクタ直列抵抗を下げるとともに、素子の高集
積化を図る。 【構成】コレクタ電極直下のN型シリコンエピタキシャ
ル層3にN+ 型低抵抗領域まで到達する溝を開けた後、
その溝の側壁にシリコン非晶質膜5を形成する。続い
て、溝の中に金属を充填し、埋込み金属領域4を形成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の構造に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来のバイポーラトランジスタの構造を
図4(a)に示す。P型シリコン基板1上にN+ 型低抵
抗領域2があり、その上部にN型シリコンエピタキシャ
ル層3を形成する。隣接する素子を分離するため、素子
分離領域12を形成する。続いて、表面に絶縁膜8を形
成する。ベース領域となるところの絶縁膜をエッチング
により除去し、P型不純物を拡散し、ベース領域6を形
成する。同様にN型不純物を拡散することでエミッタ領
域7を形成する。最後にアルミなどの電極材料を蒸着
し、エッチングにより、コレクタ電極9、エミッタ電極
10、ベース電極11を形成する。
図4(a)に示す。P型シリコン基板1上にN+ 型低抵
抗領域2があり、その上部にN型シリコンエピタキシャ
ル層3を形成する。隣接する素子を分離するため、素子
分離領域12を形成する。続いて、表面に絶縁膜8を形
成する。ベース領域となるところの絶縁膜をエッチング
により除去し、P型不純物を拡散し、ベース領域6を形
成する。同様にN型不純物を拡散することでエミッタ領
域7を形成する。最後にアルミなどの電極材料を蒸着
し、エッチングにより、コレクタ電極9、エミッタ電極
10、ベース電極11を形成する。
【0003】N型シリコンエピタキシャル層3は、エピ
タキシャル層形成時にN型不純物濃度が1016cm-3程
度である。そのため、よりコレクタ直列抵抗を下げるた
めに、コレクタ電極9とN+ 型低抵抗領域2の間のN型
シリコンエピタキシャル層に、N型不純物、たとえばリ
ンを拡散し、図4(a)のようにコレクタのリン拡散領
域16を形成する方法が行われている。
タキシャル層形成時にN型不純物濃度が1016cm-3程
度である。そのため、よりコレクタ直列抵抗を下げるた
めに、コレクタ電極9とN+ 型低抵抗領域2の間のN型
シリコンエピタキシャル層に、N型不純物、たとえばリ
ンを拡散し、図4(a)のようにコレクタのリン拡散領
域16を形成する方法が行われている。
【0004】また、コレクタ直列抵抗を下げるため、図
4(b)に示すように、コレクタ電極9から埋め込み領
域2までのN型シリコンエピタキシャル層に溝を形成
し、その中に金属(タングステンなど)を充填し埋込み
金属領域4を形成するという方法が提案されている。こ
の方法では、上記のリンを拡散する方法に比べ、よりコ
レクタ直列抵抗が下がるという利点をもっている。
4(b)に示すように、コレクタ電極9から埋め込み領
域2までのN型シリコンエピタキシャル層に溝を形成
し、その中に金属(タングステンなど)を充填し埋込み
金属領域4を形成するという方法が提案されている。こ
の方法では、上記のリンを拡散する方法に比べ、よりコ
レクタ直列抵抗が下がるという利点をもっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の方法
では以下のような欠点があった。N型不純物を拡散する
方法では、拡散時にN型不純物は基板の下方向と同時に
横方向にも拡散する。拡散したN型不純物がベース領域
と接触するのを防ぐため、コレクタ領域とベース領域を
十分に離すか、または、ベース領域とコレクタ領域を絶
縁膜で分離しなければならない。そのため、集積回路の
高集積化が困難になる。
では以下のような欠点があった。N型不純物を拡散する
方法では、拡散時にN型不純物は基板の下方向と同時に
横方向にも拡散する。拡散したN型不純物がベース領域
と接触するのを防ぐため、コレクタ領域とベース領域を
十分に離すか、または、ベース領域とコレクタ領域を絶
縁膜で分離しなければならない。そのため、集積回路の
高集積化が困難になる。
【0006】また、金属を充填する方法では、埋め込ま
れた金属とN型シリコンエピタキシャル層のショットキ
ー効果により、金属の横方向からN+ 型低抵抗領域にキ
ャリアの注入による電流のパスが生じ、その電流のパス
がベース領域と接触するのを防ぐために、埋め込まれた
金属とベース領域の間を離さなければならない。そのた
め、集積回路の高集積化が困難になる。
れた金属とN型シリコンエピタキシャル層のショットキ
ー効果により、金属の横方向からN+ 型低抵抗領域にキ
ャリアの注入による電流のパスが生じ、その電流のパス
がベース領域と接触するのを防ぐために、埋め込まれた
金属とベース領域の間を離さなければならない。そのた
め、集積回路の高集積化が困難になる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
コレクタ抵抗を下げ、素子の高集積化を図るために、N
型エピタキシャル層とたとえばコレクタ引出し電極とな
る埋め込み金属領域の間にシリコンを主成分とする非晶
質膜または多結晶膜を形成する。金属はモリブデン、タ
ングステン/窒化チタン/チタンもしくは銅であること
ができる。又、非晶質膜または多結晶膜にはN型の不純
物が5×1018atoms/cm3 以上ドープされてい
ることが好ましい。
コレクタ抵抗を下げ、素子の高集積化を図るために、N
型エピタキシャル層とたとえばコレクタ引出し電極とな
る埋め込み金属領域の間にシリコンを主成分とする非晶
質膜または多結晶膜を形成する。金属はモリブデン、タ
ングステン/窒化チタン/チタンもしくは銅であること
ができる。又、非晶質膜または多結晶膜にはN型の不純
物が5×1018atoms/cm3 以上ドープされてい
ることが好ましい。
【0008】
【実施例】本発明についての実施例を参照にして詳細に
説明する。実施例においてはバイポーラトランジスタの
コレクタ引出し部について述べているが、すべての引出
し部について用いることができるのはいうまでもない。
説明する。実施例においてはバイポーラトランジスタの
コレクタ引出し部について述べているが、すべての引出
し部について用いることができるのはいうまでもない。
【0009】図1は本発明の第1の実施例の断面構造図
である。P型シリコン記番1上にN+ 型低抵抗領域2が
あり、その上部にN型シリコンエピタキシャル層3があ
る。12は誘電体を充填した素子分離領域であり、8は
絶縁膜である。6はP型不純物を拡散したベース領域、
7はN型不純物を拡散したエミッタ領域、9はコレクタ
電極、10はエミッタ電極、11はベース電極である。
である。P型シリコン記番1上にN+ 型低抵抗領域2が
あり、その上部にN型シリコンエピタキシャル層3があ
る。12は誘電体を充填した素子分離領域であり、8は
絶縁膜である。6はP型不純物を拡散したベース領域、
7はN型不純物を拡散したエミッタ領域、9はコレクタ
電極、10はエミッタ電極、11はベース電極である。
【0010】コレクタ電極9の下からN+ 型低抵抗領域
2まで埋め込み金属領域4が形成され、埋め込み金属領
域4とN型シリコンエピタキシャル層の間にドーピング
していない非晶質シリコン膜5がある。このシリコン膜
5により、N型シリコンエピタキシャル層3と埋め込み
金属領域4の間を絶縁しショットキー効果によるキャリ
ヤの注入を防ぐことができる。よって、ベース領域と埋
め込み金属領域の間を、N型非晶質シリコン層を用いな
い構造に比べ80%狭くすることができ、素子の微細化
と高集積化が可能になる。
2まで埋め込み金属領域4が形成され、埋め込み金属領
域4とN型シリコンエピタキシャル層の間にドーピング
していない非晶質シリコン膜5がある。このシリコン膜
5により、N型シリコンエピタキシャル層3と埋め込み
金属領域4の間を絶縁しショットキー効果によるキャリ
ヤの注入を防ぐことができる。よって、ベース領域と埋
め込み金属領域の間を、N型非晶質シリコン層を用いな
い構造に比べ80%狭くすることができ、素子の微細化
と高集積化が可能になる。
【0011】図2は本実施例による半導体装置の製造工
程を示したもので、図1の断面構造になる前を示してい
る。P型半導体基板1上にN+ 型低抵抗領域2を形成
し、その上部にN型シリコンエピタキシャル層3を成長
する。素子分離領域になるところに溝を異方性エッチン
グにより開けた後、その中に誘電体を充填し素子分離領
域12を形成する。その上に絶縁膜8を形成する。続い
て、ベース領域なるところの上の絶縁膜を除去し、P型
不純物をイオン注入することにより、ベース領域6を形
成する。同様な方法により、N型不純物をイオン注入し
エミッタ領域7を形成する。次に、埋め込み金属領域と
なる溝13を異方性エッチングにより形成する。この溝
はN+ 型低抵抗領域に溝の底面が接触するようにし、決
して突き抜けない(図2(a))。続いて、全面に、非
晶質シリコン膜14を形成する(図2(b))。溝の側
壁にのみシリコン膜が残るように、異方性エッチングを
行い、絶縁膜8上と埋め込み金属領域となる溝の底面の
シリコン膜を除去する。次に、全面に金属(たとえばタ
ングステン/窒化チタン/チタン)を堆積し、エッチン
グをし、溝のところのみ金属を残し、埋込み金属領域4
を形成する(図2(c)。絶縁膜8の一部を除去して、
Al系金属を蒸着し、パターニングして、コレクタ電極
9、エミッタ電極10、ベース電極11を形成すると図
1の断面図になる。
程を示したもので、図1の断面構造になる前を示してい
る。P型半導体基板1上にN+ 型低抵抗領域2を形成
し、その上部にN型シリコンエピタキシャル層3を成長
する。素子分離領域になるところに溝を異方性エッチン
グにより開けた後、その中に誘電体を充填し素子分離領
域12を形成する。その上に絶縁膜8を形成する。続い
て、ベース領域なるところの上の絶縁膜を除去し、P型
不純物をイオン注入することにより、ベース領域6を形
成する。同様な方法により、N型不純物をイオン注入し
エミッタ領域7を形成する。次に、埋め込み金属領域と
なる溝13を異方性エッチングにより形成する。この溝
はN+ 型低抵抗領域に溝の底面が接触するようにし、決
して突き抜けない(図2(a))。続いて、全面に、非
晶質シリコン膜14を形成する(図2(b))。溝の側
壁にのみシリコン膜が残るように、異方性エッチングを
行い、絶縁膜8上と埋め込み金属領域となる溝の底面の
シリコン膜を除去する。次に、全面に金属(たとえばタ
ングステン/窒化チタン/チタン)を堆積し、エッチン
グをし、溝のところのみ金属を残し、埋込み金属領域4
を形成する(図2(c)。絶縁膜8の一部を除去して、
Al系金属を蒸着し、パターニングして、コレクタ電極
9、エミッタ電極10、ベース電極11を形成すると図
1の断面図になる。
【0012】図3は本発明の第2の実施例の断面構造図
である。この第2の実施例では、溝の側壁の非晶質シリ
コン膜に、N型の不純物を5×1018atoms/cm
3 以上ドープし、N型非晶質シリコン層15を形成す
る。このようにN型不純物をドープすることにより、N
型シリコンエピタキシャル層3と埋込み金属の間は、シ
ョットキー効果による整流性障壁ではなく、オーム性障
壁になる。そのため、電位差によるキャリヤの注入を防
ぐことができる。よってベース領域と埋込み金属の間を
第1の実施例に比べさらに10%短くすることができ、
素子の微細化が可能になる。
である。この第2の実施例では、溝の側壁の非晶質シリ
コン膜に、N型の不純物を5×1018atoms/cm
3 以上ドープし、N型非晶質シリコン層15を形成す
る。このようにN型不純物をドープすることにより、N
型シリコンエピタキシャル層3と埋込み金属の間は、シ
ョットキー効果による整流性障壁ではなく、オーム性障
壁になる。そのため、電位差によるキャリヤの注入を防
ぐことができる。よってベース領域と埋込み金属の間を
第1の実施例に比べさらに10%短くすることができ、
素子の微細化が可能になる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はN型シリ
コンエピタキシャル層と埋込み金属領域の間に非晶質ま
たは多結晶シリコン層をはさみこむことでショットキー
効果を防ぎ、コレクタ抵抗を下げると同時に素子の微細
化を実現するという効果を有する。
コンエピタキシャル層と埋込み金属領域の間に非晶質ま
たは多結晶シリコン層をはさみこむことでショットキー
効果を防ぎ、コレクタ抵抗を下げると同時に素子の微細
化を実現するという効果を有する。
【図1】本発明の半導体装置の第1の実施例であるバイ
ポーラトランジスタの構造を示す断面図。
ポーラトランジスタの構造を示す断面図。
【図2】第1の実施例のトランジスタの製造工程を示す
断面図。
断面図。
【図3】本発明の第2の実施例であるバイポーラトラン
ジスタの構造を示す断面図。
ジスタの構造を示す断面図。
【図4】従来の半導体装置の構造を示す断面図。
1 P型シリコン基板 2 N+ 型低抵抗領域 3 N型シリコンエピタキシャル層 4 埋込み金属領域 5 N型非晶質シリコン層 6 ベース領域 7 エミッタ領域 8 絶縁膜 9 コレクタ電極 10 エミッタ電極 11 ベース電極 12 素子分離領域
Claims (10)
- 【請求項1】 第一導電型の半導体基板上に選択的に形
成された第二導電型の島状領域と、該島状領域上に設け
られ絶縁分離された第二導電型のエピタキシャル成長層
を有し、該エピタキシャル層上に絶縁膜を有し、該絶縁
膜から該第二導電型の島状領域に到達する選択的に形成
された溝を有し、該溝の側壁にシリコンが主成分の単結
晶膜以外の膜を有し、かつ前記側壁に単結晶膜以外の膜
を有する溝が金属により充填されていることを特徴とす
る半導体装置。 - 【請求項2】 前記単結晶以外の膜は多結晶膜であるこ
とを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記単結晶以外の膜は非晶質膜であり、
非晶質膜にN型の不純物が5×1018atoms/cm
3 以上ドープされていることを特徴とする請求項1に記
載の半導体装置。 - 【請求項4】 多結晶膜にN型の不純物が5×1018a
toms/cm3 以上ドープされていることを特徴とす
る請求項2に記載の半導体装置。 - 【請求項5】 溝がバイポーラトランジスタのコレクタ
引出し電極であることを特徴とする請求項1,請求項
2,請求項3もしくは請求項4に記載の半導体装置。 - 【請求項6】 絶縁膜が酸化膜よりなることを特徴とす
る請求項1,請求項2,請求項3,請求項4もしくは請
求項5に記載の半導体装置。 - 【請求項7】 絶縁膜が酸化膜と窒化膜の複層からなる
ことを特徴とする請求項1,請求項2,請求項3,請求
項4もしくは請求項5に記載の半導体装置。 - 【請求項8】 前記金属はタングステン/窒化チタン/
チタンの複層からなっていることを特徴とする請求項1
もしくは請求項2に記載の半導体装置。 - 【請求項9】 前記金属はモリブデンが主成分であるこ
とを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の半導
体装置。 - 【請求項10】 前記金属は銅が主成分であることを特
徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の半導体装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4031223A JP2808965B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 半導体装置 |
US08/329,992 US5475257A (en) | 1992-02-19 | 1994-10-27 | Semiconductor device having an improved low resistive contact |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4031223A JP2808965B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05235014A true JPH05235014A (ja) | 1993-09-10 |
JP2808965B2 JP2808965B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=12325434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4031223A Expired - Fee Related JP2808965B2 (ja) | 1992-02-19 | 1992-02-19 | 半導体装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5475257A (ja) |
JP (1) | JP2808965B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0676815A1 (en) * | 1994-04-05 | 1995-10-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Metal-oxide semiconductor device with a substrate contact structure |
US6028344A (en) * | 1997-02-28 | 2000-02-22 | Nec Corporation | Bipolar transistor on a semiconductor-on-insulator substrate |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0897224A (ja) * | 1994-09-29 | 1996-04-12 | Mitsubishi Electric Corp | バイポーラトランジスタおよびその製造方法 |
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