JPH05233695A - 電子辞書 - Google Patents

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JPH05233695A
JPH05233695A JP3122944A JP12294491A JPH05233695A JP H05233695 A JPH05233695 A JP H05233695A JP 3122944 A JP3122944 A JP 3122944A JP 12294491 A JP12294491 A JP 12294491A JP H05233695 A JPH05233695 A JP H05233695A
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Fusao Nishiura
房夫 西浦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙面上に印刷された単語などの文字列を簡単
に翻訳できるようにする。 【構成】 イメージ読取器1により読取られた紙面上の
イメージは特定文字列イメージ抽出部19により1単語
分のイメージが抽出され、この抽出された1単語分の文
字列イメージは、文字認識部8により各文字の認識が行
なわれる。認識された各文字からなる単語は検索翻訳部
20により英和辞書メモリ14Aを介して翻訳され、そ
の翻訳された結果は表示部17に於いて表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子辞書に関し、辞書
内容がICメモリ等に記憶されてなる電子辞書に関す
る。
【0002】
【発明の概要】本発明は、上記のような電子辞書におい
て、辞書検索対象の単語等の文字列を、キーボード等に
より1文字ずつ入力することなく、例えばOCR(Opti
cal Character Reader)等のイメージ読取手段にて読取
り、読取られた文字列のイメージから特定文字列を判別
して辞書検索対象とすることにより、辞書検索対象の単
語等の文字列を高速に入力できるようにしたものであ
る。
【0003】
【従来の技術】従来の電子辞書においては、辞書検索対
象の単語の文字列をキーボード等により入力している。
このキーボードは、複数のキーに対し、それぞれ1文字
または複数の文字を割り当てておき、1個のキーを操作
することにより1文字を入力するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来技術
では、1文字1文字を手入力する必要があり、辞書検索
対象の単語等の文字列の入力に長時間を要していた。特
に、電子辞書の存在意義は、迅速に所望の訳語、意味等
を知得することができるという点にあり、この意味で、
入力時間の短縮化が強く望まれていた。本発明は、この
ような事情のもとに成されたもので、その目的とすると
ころは、辞書検索対象の単語等の文字列を高速に入力し
得る電子辞書を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の機能ブロ
ック図であり、Aは単語(熟語、構文等の単語群を含
む)とその単語に関する例えば語意(意味)、訳語等の
関連情報とを対応して記憶する辞書メモリ、Bは像を読
取る例えば、CCD固体撮像素子等の読取手段、Cはこ
の読取手段Bにて読取られた像に基づいて辞書メモリA
の検索対象となる単語(例えば、意味を調べたい単語)
を決定する決定手段、Dは決定手段Cにて決定された単
語に基づいて辞書メモリAを検索し、その単語に関する
関連情報を読出す読出手段、Eは読出手段Dにて読出さ
れた関連情報を表示、印字、音声等により知覚可能に出
力する出力手段である。この発明の手段は次の通りであ
る。
【0006】
【作用】本発明の作用について説明すると、読取手段B
により、例えば、本に印刷された文字列の像(イメー
ジ)が読取られると、決定手段Cは、その像に基づい
て、辞書メモリAを検索する際の検索対象となる単語を
決定する。その決定は、例えば、欧文の場合は、単語単
位で単語間スペースが形成されているので、その単語間
スペースや、行間スペースを判別することにより、単語
単位で像を切出し、そのうち、読取られた画像(像およ
びその背景)の中心点を含むものを検索対象の単語とし
て決定する。また、和文の場合は、例えば、行間スペー
スを基にして、画像の中心ライン上の像を切出し、切出
した像を、予め記憶しておいた例えば漢字パターン等の
特定文字種の文字パターンと照合し、一致した像に係る
文字列(上記例では漢字の文字列)を検索対象の単語と
して決定する。すなわち、決定手段Cは、検索対象の単
語の決定に際し、複雑な文法解析等を行うことはない。
このようにして、決定手段Cにより検索対象の単語が決
定されると、読出手段Dは、その単語に基づいて辞書メ
モリAを検索し、その単語に関する語意、訳語等の関連
情報を読出す。これを受けて、出力手段は、表示、印
字、音声等の形で知覚可能に出力する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 <第1実施例>構成 図2は、本発明の第1の実施例による電子辞書の構成図
であり、本実施例は電子国語辞書に適用した例である。
本電子国語辞書は、辞書検索対象の文字列の入力部とし
て、イメージ読取器1は具体的には、CCD固体撮像素
子により構成されている。このイメージ読取器1により
読取られたイメージデータは、文字認識されて文字コー
ド化され、その中の漢字コードのみが辞書検索対象とし
て特定されるが、このような一連の機能を、次のような
構成により実現している。
【0008】すなわち、イメージ処理制御部2は、イメ
ージ読取器1の読取動作を制御するものであり、その制
御によりイメージ読取器1から得られた電気信号(電荷
量)を所定の基準で“0”、“1”の2値信号に変換し
て読取イメージバッファ3に格納する。このイメージ処
理制御部2は、読取キー4の操作によりその制御が起動
/停止される。文字列イメージ抽出部5は、文字列方向
判別部6を制御して、読取イメージバッファ3に格納さ
れたイメージデータの行方向のデータ列の配列方向(行
の傾斜度)を判別させ、読取イメージバッファ3上の水
平方向の中心ライン上に位置する読取イメージデータを
含む行方向のデータ列の全てを抽出して、抽出文字列イ
メージバッファ7に格納する。文字列イメージ抽出部
5、および文字列方向判別部6は、次のような意味で設
けられている。すなわち、本電子国語辞書は、図3に示
したように、ハンド型の筺体Zに収納され、手動で読取
走査が行われるため、読取対象の文字列の配列方向(行
方向)に対して斜めに走査してしまう場合がある。な
お、図3の下側の凸部にイメージ読取器1が収納され、
リーダ部Rを形成している。また、図中、ON、OFF
の文字が印字された部分は、電源スイッチである。この
ように斜めに走査すると、読取イメージバッファ3に
は、斜めのままの読取イメージデータが格納されてしま
う。このとき、もし、読取イメージバッファ3上のイメ
ージデータを、所定幅で水平方向に切出したとすると、
使用者の意図する文字列の一部しか切出されないことと
なる。しかし、例え、斜め方向に走査したとしても、使
用者の意図する文字列の一部は、少なくとも、読取イメ
ージバッファ3上の水平方向の中心ライン上に位置して
いるはずである。そこで、水平方向の中心ライン上に位
置するイメージデータを含む行方向のデータ列の全て
を、文字列方向判別部6にて判別された配列方向に基づ
いて抽出し、抽出文字列イメージバッファ7に格納する
ようにしたものである。
【0009】文字認識部8は、抽出文字列イメージバッ
ファ7に格納されたイメージデータを認識用和文字パタ
ーンメモリ9を用いて文字認識し、認識した文字の文字
コードを認識文字コードバッファ10に格納する。すな
わち、認識用和文字パターンメモリ9には、平仮名、片
仮名、漢字等の各文字に対応する明朝体、清朝体等、種
々の字体の文字パターンが文字コードと対応して格納さ
れており、文字認識部8は、抽出文字列イメージバッフ
ァ7中のイメージデータと認識用和文字パターンメモリ
9中の文字パターンとを照合することにより、読取られ
たイメージデータの文字認識を行い、認識文字の文字コ
ードを認識文字コードバッファ10に格納する。特定文
字コード判別部11は、認識文字コードバッファ10に
格納された文字コードにつき、文字種指定キー12にて
指定された文字種の文字コードであるか否かを判別し、
指定された文字種の文字コードのみを検索対象文字コー
ドバッファ13に格納する。
【0010】国語辞書メモリ14は見出し領域と語意領
域とにより構成されている。見出し領域には、辞書検索
対象となるべき漢字(漢字熟語を含む)、外来語が見出
し語として、読み方の五十音順に、それぞれ漢字コー
ド、片仮名名コードで格納されている。語意領域には、
見出し領域の漢字、外来語の語意が、漢字コード、平仮
名コード等で格納されている。なお、漢字については、
その読みを示す平片仮名コード列が格納されている。キ
ャラクタ・ジェネレータ15には、漢字コード、平仮名
コード、片仮名コードと対応して、それらコードの示す
文字の表示用のパターンデータが格納されている。そこ
で、辞書検索部16は、先ず、検索対象文字コードバッ
ファ13に格納された文字コードを、キャラクタ・ジェ
ネレータ15を用いてパターンデータに変換して表示部
17に出力する。表示部17は、辞書検索部16から入
力されたパターンデータに基づいて画像信号を生成し、
検索対象の単語の文字列として表示する。したがって、
この表示内容を確認することにより、所望の単語の文字
列を正しく走査したか否かを認識することができ、も
し、正しく走査していなかったときは、走査し直せば良
い。その後、辞書検索部16は、検索対象文字コードバ
ッファ13に格納された文字コード基づいて、国語辞書
メモリ14の見出し領域を検索し、一致する見出し語に
対応する語意領域の文字コード列を読出し、読出した文
字コード列をキャラクタ・ジェネレータ15を用いてパ
ターンデータに変換し、表示部17に出力する。したが
って、表示部17の表示画面上には、その意味を知りた
い検索対象の単語の文字列と、語意とが同時に表示され
る。
【0011】動作 次に、第1の実施例の動作を図4を参照しつつ説明す
る。今、文字種指定キー12により漢字を指定し、読取
キー4をONした状態で、図4(a)に示した印字用紙
18に印字された文章に対し、矢印aで示した部分につ
き、矢印aの方向に走査したものとする。そうすると、
イメージ処理制御部2は、イメージ読取器1(CCD固
体撮像素子)のマトリクス状に配列された各画素からの
電荷の転送を制御し、イメージ読取器1から順次出力さ
れた各電圧を“0”、“1”の2値データに変換し、順
次読取イメージバッファ3に格納する。この場合、矢印
aのように斜めに走査されたので、それを反映して、読
取イメージバッファ3には、図4(b)に示したよう
に、傾斜した文字列を示すイメージデータが格納され
る。
【0012】そこで、文字列方向判別部6は、図示した
水平方向の中心ラインXを基準にして、読取イメージバ
ッファ3に格納されたイメージデータの行方向のデータ
列の配列方向を判別する。そうすると、文字列イメージ
抽出部5は、文字列方向判別部6にて判別された配列方
向と行間スペースとに基づいて、破線で示したような読
出エリアRAを設定し、その読出エリアRA内のイメー
ジデータを読出して抽出文字列イメージバッファ7に格
納する。これを受けて、文字認識部8は、まず、抽出文
字列イメージバッファ7に格納されたイメージデータに
対し文字間スペースを基にして、図4(c)に示したよ
うな文字単位での切出ラインLを設定し、その切出ライ
ンLで挟まれた領域のイメージデータ、すなわち、各文
字ごとのイメージデータを個々に切出す。そして、切出
した文字単位のイメージデータと、認識用和文字パター
ンメモリ9に格納された認識用文字パターンとを照合
し、最も似通った認識用文字パターンに対応する文字コ
ードを読出して、認識文字コードバッファ10に格納す
る(図4(d)参照)。
【0013】この際、図4(c)に示した
【外1】 のように、文字の一部が欠落した形で切出されたものに
ついては、似通った認識用文字パターンが認識用和文字
パターンメモリ9中に存在しないので、図4(d)に示
したように、対応する文字コードが存在しないこととな
る。なお図4(d)、および(e)に示した(難)のよ
うに、文字を( )でくくったものは、()内の文字
が、文字パターン(イメージデータ)ではなく、文字コ
ードであることを示している。このようにして、認識文
字コードバッファ10に文字コードが格納されると、今
は文字種指定キー12により漢字が指定されているの
で、特定文字コード判別部11は、認識文字コードバッ
ファ10中の各文字コードを調べ、漢字「難」、「解」
に対応する漢字コードのみを抽出し、抽出した「難」、
「解」対応の漢字コードを検索対象として検索対象文字
コードバッファ13に格納する。
【0014】そうすると、辞書検索部16は、まず、検
索対象文字コードバッファ13に格納された個々の漢字
コードに基づいて個別にキャラクタ・ジェネレータ15
を検索し、対応するパターンデータを読出して、表示部
17に表示せしめる。次に、辞書検索部16は、検索対
象文字コードバッファ13に格納された「難」と「解」
の漢字コード列に基づいて国語辞書メモリ14の見出し
領域を検索し、一致する見出し語に対応する語意領域の
文字コード列を全て読出す。そして、読出した文字コー
ド列を、キャラクタ・ジェネレータ15を用いてパター
ンデータに変換して表示部17に出力し、表示部17に
て表示せしめる。そうすると、図4(f)に示したよう
に、検索対象の単語の文字列「難解」と、その読み「な
んかい」と、その語意「むつかしい」、「わかりにく
い」が表示部17の一画面上に同時に表示されることと
なる。
【0015】このように、イメージ読取器1にて読取ら
れて読取イメージバッファ3に格納されたイメージデー
タ列の中から、読取イメージバッファ3上の水平方向の
中心ラインX上に位置するイメージデータを含む行方向
のデータ列の全てを抽出し、それらを文字コードに変換
した後、文字種指定キー12にて指定された文字種の文
字コードのみを自動的に検索対象として特定することに
した。したがって、キー操作等により検索対象の文字列
を1文字ずつ入力する必要がなく、印刷された検索対象
文字列をサッと走査するだけで、検索対象文字列が一括
して入力されるので、その入力速度が飛躍的に向上す
る。また、文字種指定キー12で指定された特定の文字
種で構成される単語を検索対象の単語とすることとした
ので、その単語の特定は、文法解析等の複雑な処理を行
うことなく、文字コードを判別するだけで容易に行うこ
とができる。
【0016】<第2実施例>構成 図5は、本発明の第2の実施例による電子辞書の構成図
であり、本実施例は電子英和辞書に適用した例である。
なお、本図において、図2に示した電子国語辞書と同一
の構成要素は、同一符号で示し、その機能の説明は省略
する。
【0017】特定文字列イメージ抽出部19は、イメー
ジ読取器1により読取られて、読取イメージバッファ3
に格納されたイメージデータの中から、単語間スペー
ス、および行間スペースに基づいて、1個の単語に対応
するイメージデータを抽出し、抽出文字列イメージバッ
ファ7に格納する。認識用英文字パターンメモリ9Aに
は、英大文字、英小文字の各文字に関する種々の文字パ
ターン(いわゆる花文字を含む)が、文字コードと対応
して格納されている。そこで、文字認識部8は、抽出文
字列イメージバッファ7に格納された1単語のイメージ
データと認識用英文字パターンメモリ9A中の文字パタ
ーンとを照合することにより、1単語を構成する各英文
字の文字認識を行い、認識した各英文字の文字コードを
検索対象文字コードバッファ13に順次格納する。
【0018】英和辞書メモリ14Aは、見出し領域と訳
語領域とにより構成されている。見出し領域には、辞書
検索対象となるべき英単語が見出し語として、アルファ
ベット順に、英文字コードで格納されている。訳語領域
には、見出し領域の英単語の訳語が、漢字コード、平仮
名コード、片仮名コード等で格納されている。キャラク
タ・ジェネレータ15Aには、英文字コード、漢字コー
ド、平仮名コード、片仮名コードと対応して、それらコ
ードの示す表示用のパターンデータが格納されている。
そこで、検索翻訳語20は、検索対象文字コードバッフ
ァ13に格納された英単語の文字コードに基づいて英和
辞書メモリ14Aの見出し領域を検索し、該当する見出
し語に対応する訳語領域の文字コードを読出すことによ
り翻訳を行い、キャラクタ・ジェネレータ15Aを用い
てパターンデータに変換して表示部17に出力する。
【0019】動作 次に、第2の実施例の動作を図6、および図7を用いて
説明する。今、読取キー4をONした状態で、図6に示
した印字用紙18に印字された文字列に対し、「commun
ication」の訳語を得るべく、その近傍に走査し、読取
キー4をOFFしたものとする。このとき、図6に示し
たように、上記文字列の行間スペースが狭く、イメージ
読取器1による読取範囲内に(リーダ部R内)にどうし
ても複数行がはいってしまい、かつ、目的の「communic
ation」のみならず、その前後の単語の一部をも走査し
てしまったものとする。
【0020】そうすると、読取イメージバッファ3に
は、図7(a)に示したように、複数の単語、あるいは
単語の一部のイメージデータが格納される。このイメー
ジデータは、読取キー4のOFFを契機として、次のよ
うに処理される。すなわち、特定文字列イメージ抽出部
19は、単語間スペース、あるいはピリオド等の区切り
マークと、行間スペースを基にして、読取イメージバッ
ファ3上の水平、垂直方向の中心ラインX、Y上のビッ
トを含む単語、あるいはその成分
【外2】 「communication」、「th」、
【外3】 の中から、中心点0のビットを含む単語「communicatio
n」のイメージデータを抽出する(図7(b)参照)。
そして、特定文字列イメージ抽出部19は、抽出した1
個の単語のイメージデータを抽出文字列イメージバッフ
ァ7に格納する。次に、文字認識部8は、抽出文字列イ
メージバッファ7に格納された1単語分のイメージデー
タを、認識用英文字パターンメモリ9Aを用いて英文字
コード列に変換し、その英文字コード列を辞書検索対象
の英単語の文字列として検索対象文字コードバッファ1
3に格納する(図7(c)参照)。そうすると、検索翻
訳部20は、まず、検索対象文字コードバッファ13中
の英文字コード列をキャラクタ・ジェネレータ15Aを
用いてパターンデータに変換して表示部17に出力し、
表示せしめる。そして、再度、読取キー4がONされな
い限り、検索翻訳部20は、検索対象文字コードバッフ
ァ13中の英単語が辞書検索対象として確認されたもの
と認識し、その検索対象文字コードバッファ13中の英
文字コード列に基づいて英和辞書メモリ14Aを検索
し、対応する訳語の文字コード列を読出すことにより翻
訳を行う。次に、翻訳結果としての文字コード列を、キ
ャラクタ・ジェネレータ15Aを用いてパターンデータ
に変換して表示部17に出力し、表示せしめる。このよ
うにして、印字された英単語をサッと走査するだけで、
例えば図6に示したように、表示部17の表示画面上に
は、翻訳対象の英単語「communication」と、その訳語
「伝達、情報」とが表示される。ところで、この第2の
実施例では、単語単位で翻訳を行うようにしたが、例え
ば1単語ずつ区切って走査する等して単語群を入力し、
熟語、構文等の訳語を検索することも可能である。
【0021】なお、本発明は、上述の実施例に限定され
ることなく、例えば、語意、訳語等は、表示ではなく印
字、音声により出力することも可能である。また、電子
国語辞書、電子英和辞書のみならず、電子和英辞書、電
子独和辞書等に適用することも可能である。また、手書
き文字を文字コード化し得るよう構成しても良い。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、辞書検索対象の単語等の文字列を、キーボード等
により1文字ずつ入力することなく、例えばOCR(Op
ticalCharacter Reader)等のイメージ読取手段にて読
取り、読取られた文字列のイメージから特定文字列を判
別して辞書検索対象とするよう構成したので、辞書検索
対象の単語等の文字列を高速に入力し得る電子辞書を実
現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図。
【図2】本発明の第1の実施例による電子辞書の構成
図。
【図3】図2の電子辞書の外観、および使用態様を示す
図。
【図4】図2の動作を説明するための図。
【図5】本発明の第2の実施例による電子辞書の構成
図。
【図6】図5の動作を説明するための図。
【図7】図5の動作を説明するための図。
【符号の説明】
1 イメージ読取器 2 イメージ処理制御部 5 文字列イメージ抽出部、 6 文字列方向判別部 8 文字認識部 9 認識用和文字パターンメモリ 11 特定文字コード判別部 12 文字種指定キー 14 国語辞書メモリ 15、15A キャラクタ・ジェネレータ 16 辞書検索部 17 表示部 19 特定文字列イメージ抽出部 20 検索翻訳部 9A 認識用英文字パターンメモリ 14A 英和辞書メモリ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年9月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。図1は本発明の機能ブロック図であり、Aは機
器本体ケースの側面部一端側に設けられ、所定の媒体上
に印刷された文字列の1行上における部分イメージを、
機器本体ケースの移動操作により読取る読取り手段、B
は読取られた部分イメージからスペースで囲まれる1つ
のブロックイメージを抽出する抽出手段、Cは抽出され
た1つのブロックイメージから1単語分の文字列を認識
する認識手段、Dは認識された1単語分の文字列を翻訳
辞書メモリに基づいて翻訳する翻訳手段、Eは翻訳され
た翻訳語を機器本体ケースの上面の表示面に表示する表
示手段である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。所定の
媒体上に印刷された1連の文字列の中の1つの単語につ
いて翻訳をする場合、機器本体の側面部一端側に設けら
れた読取り手段Aを上記単語の直前の位置に押し当て、
各単語間のスペースも含めたイメージで読取りを行なわ
せる。すると抽出手段Bは、この読取り手段Aにより読
取られた部分イメージから完全にスペースで囲まれる1
つのブロックイメージを抽出し、認識手段Cは、この1
つのブロックイメージから1単語分の文字列を認識す
る。認識された1単語分の文字列は翻訳辞書メモリに基
づいて翻訳手段Dにより翻訳され、その翻訳語は表示手
段Eにより表示面上で表示する。従って、読取りイメー
ジ内に他の単語の部分イメージが含まれていたとして
も、1つの単語のみの翻訳が確実に行なわれることにな
り、その単語の翻訳語を直ちに知ることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単語とその単語に関する関連情報とを対
    応して記憶する辞書メモリと、 像を読取る読取手段と、 この読取手段にて読取られた像に基づいて前記辞書の検
    索対象となるべき単語を決定する決定手段と、 この決定手段にて決定された単語に基づいて前記辞書を
    検索し、その単語に関する関連情報を読出す読出手段
    と、 この読出手段にて読出された関連情報を知覚可能に出力
    する出力手段と、 を備えたことを特徴とする電子辞書。
  2. 【請求項2】 前記決定手段は、前記読取手段にて読取
    られた像の中から文字を示す文字像を抽出し、抽出した
    文字像のうち、他の文字像とはスペースで区切られた一
    群の文字像群を前記辞書の検索対象となるべき単語とし
    て決定することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の電子辞書。
  3. 【請求項3】 前記決定手段は、前記読取手段にて読取
    られた像の中から文字を示す文字像を抽出し、抽出した
    文字像を文字コードに変換し、その文字コードのうち特
    定文字種を示す文字コードを前記辞書の検索対象となる
    べき単語として決定することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の電子辞書。
JP3122944A 1991-04-26 1991-04-26 小型電子辞書 Expired - Lifetime JPH081640B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3122944A JPH081640B2 (ja) 1991-04-26 1991-04-26 小型電子辞書

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JP3122944A JPH081640B2 (ja) 1991-04-26 1991-04-26 小型電子辞書

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JP3261432A Division JPH0644298A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 電子辞書

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JP2005301914A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Sharp Corp 携帯情報機器

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