JPH05232792A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

Info

Publication number
JPH05232792A
JPH05232792A JP4069330A JP6933092A JPH05232792A JP H05232792 A JPH05232792 A JP H05232792A JP 4069330 A JP4069330 A JP 4069330A JP 6933092 A JP6933092 A JP 6933092A JP H05232792 A JPH05232792 A JP H05232792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
developer
developing
image
developing sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4069330A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Kato
淳一 加藤
Masaki Oshima
磨佐基 尾島
Hiroshi Sato
博 佐藤
Masaharu Okubo
正晴 大久保
Noriyuki Yanai
典之 柳井
Masahiro Watabe
政弘 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4069330A priority Critical patent/JPH05232792A/ja
Priority to US08/018,715 priority patent/US5353104A/en
Publication of JPH05232792A publication Critical patent/JPH05232792A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • G03G15/0812Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the developer regulating means, e.g. structure of doctor blade
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低湿環境下においても一成分現像剤を適度に
帯電して過剰帯電するの防止し、現像剤の過剰帯電によ
る濃度低下や凝集による斑点状のムラを生じることな
く、現像剤の使用初期や補給直後と言った時期にも、高
濃度でゴーストやカブリのない画像を得ることが可能な
現像装置を提供することである。 【構成】 一成分現像剤のトナー24を所望の極性に適
度に帯電させるために、弾性ブレード26の表面上に、
トナー24に対して正帯電性の帯電材料及び負帯電性の
帯電材料を混合して且つ全体としてトナー24と逆極性
に帯電する被覆層26bを設けた。 【効果】 低湿環境下においてもトナー24が適度に帯
電されるので、トナー24の過剰帯電による濃度低下や
凝集による斑点状のムラがなく、トナー24の使用初期
や補給直後の時期にも高濃度でゴーストがない画像を得
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置等の画像
形成装置に用いられる一成分現像剤を使用の現像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乾式現像装置としては、二成分現
像装置のように現像剤のトナーとキャリアの成分を一定
に保つ機構が必要でなく、小型化、低コスト化が可能で
あることから、一成分現像装置が採用されることが多
い。一成分現像剤として磁性トナーを用いた一成分現像
装置の一例を図6に示す。
【0003】図6において、符号21はアルミニウムや
ステンレススチールのパイプから形成された現像剤担持
体としての非磁性現像スリーブで、現像スリーブ21
は、現像装置の一成分現像剤としての磁性トナー24を
収容した現像容器23内に、図示しない画像形成装置の
像担持体に対向した開口部の箇所に回転自在に設置され
ている。この現像スリーブ21内には、磁極N、Sが交
互に複数個形成された磁石22が、現像スリーブ21の
回転に対して不動に設置されている。磁石22の磁気作
用により現像容器内のトナー24が、矢印方向へ回転す
る現像スリーブ21の表面上に担持される。
【0004】現像スリーブ21上の現像容器23の位置
には、現像材規制部材としての弾性ブレード26が板金
27に接着して取付けられている。弾性ブレード26
は、現像スリーブ21上に上方から垂下して、現像スリ
ーブ21の矢印で示す回転方向と逆向きに伸びた自由端
部の腹部でトナー24を介して現像スリーブ21の表面
上に当接している。弾性ブレード26は、一般にウレタ
ンゴム、シリコーンゴム、ブチルゴム等からなってい
る。現像スリーブ21上に担持されたトナー24は、弾
性ブレード26が当接する箇所を通過する間にその層厚
を規制され、これにより現像スリーブ21上に薄層のト
ナー層25が形成される。
【0005】上記の現像スリーブ21上のトナー層25
は、現像スリーブ21の回転により像担持体と対向した
現像部へと搬送され、そこで像担持体上に形成されてい
る潜像にトナー24が供給、付着されて、これにより潜
像が現像されてトナー像として可視化される。
【0006】ところで、上記の現像スリーブ21上のト
ナー層25の下層は、現像スリーブ21との接触により
十分に摩擦帯電される。これに対し、トナー層25の上
層は、弾性ブレード26と接触して摩擦帯電により電荷
を付与されるが、このウレタンゴム等からなる弾性ブレ
ード26が摩擦帯電電荷を付与しにくい。このために、
トナー層25の上層と下層でトナー24の有する摩擦帯
電電荷量が大きく異なってくる場合があり、これが原因
で現像により得られる画像にスリーブゴーストが発生し
易くなったり、トナー層25の上層の電荷量が十分に高
くならないために、高い画像濃度が得られなかったりす
る問題が生じる。
【0007】この問題は、トナー24の使い始めの時期
や現像容器23内へのトナー24の補給直後の時期と言
った、トナー24が現像スリーブ21に接触する回数が
少ない時期に特に発生し易い。又特にトナー24の粒径
が小さい場合には、現像スリーブ21に十分に接触しな
いまま現像部へ運ばれるトナー量が多くなるため、この
場合も上記の問題が起き易い。
【0008】この問題を改善するために、弾性ブレード
26の現像スリーブ21への当接圧を高めて、トナー2
4を現像スリーブ21の表面上に強く押付ける方法があ
るが、この方法では、弾性ブレード26の現像スリーブ
21との当接箇所のニップ部にトナー24が固着し、ト
ナー層25に筋状のムラを発生させ易い。
【0009】又他の方法として、弾性ブレード26内に
荷電制御物質を含有させることが提案されている(特開
昭62−24282)。
【0010】しかしながら、本発明者等が実験により確
かめたところによると、弾性ブレード26の荷電制御物
質の含有量が少ない場合、荷電制御物質が弾性ブレード
26の表面に現れて来ないためにその効果がなく、含有
量を多くすれば効果があるものの、弾性ブレード26に
ゴム弾性を十分得にくくなり、弾性ブレード26の現像
スリーブ21への十分な当接圧が得られなくなる難点が
あった。
【0011】又弾性ブレード26の表面に荷電制御部材
を塗布することにより、弾性ブレード26の弾性を損な
うことなくトナー24の摩擦帯電を十分に行なって、ト
ナー24に十分な電荷を付与する方法が提案されている
(特開昭60−45272)。
【0012】この提案では、荷電制御部材はトナー24
との摩擦帯電系列を考慮して、スチレン樹脂、アクリル
樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹
脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂、ポリカーボネート樹
脂等が選択される。
【0013】しかしながら、弾性ブレード26の表面に
塗布した荷電制御部材の潤滑性が悪いと、特に弾性ブレ
ード26が現像スリーブ21との間にトナー24を介さ
ず直接に接している使い始めの時期に、現像スリーブ2
1を摺動させることにより荷電制御部材が剥れてしまう
という欠点がある。又これらの荷電制御部材の潤滑性の
悪さはトナー24の現像スリーブ21による円滑な搬送
を妨げ、弾性ブレード26の部分に滞留したトナーが過
剰帯電を起こすので、濃度低下を生じたりトナー24同
士が現像スリーブ21上で凝集し、画像に斑点状のムラ
を生じる欠点がある。
【0014】そこで弾性ブレード26そのものを樹脂製
にし、これとは異なる樹脂の粒子を弾性ブレード26の
樹脂中に混ぜて、トナー24の塗布を安定化する方法も
提案されている(特開昭63−221369)。
【0015】しかし、ここで用いられる弾性ブレード2
6は、長期間に亙ってトナー層厚を規制したりトナー2
4に電荷を付与するためには、十分な当接圧を維持する
必要があり、樹脂製ブレード26全体にこれとは異なる
樹脂粒子を混ぜたのでは、十分な弾性が得られなくなっ
て十分な当接圧を維持することができない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、長期
間に亙って現像剤担持体への現像剤規制部材の十分な当
接圧を維持しながら、一成分現像剤の層厚を適度に規制
して、低湿環境下においても一成分現像剤を適度に帯電
して過剰帯電するのを防止し、現像剤の過剰帯電による
濃度低下や現像剤の凝集による斑点状のムラを生じるこ
となく、現像剤の使用初期や補給直後と言った時期にお
いても、高濃度でゴーストやカブリのない画像を得るこ
とを可能とした現像装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像装置にて達成される。要約すれば本発明は、現像剤
担持体上に担持した一成分現像剤を現像剤規制部材で規
制して、前記現像剤担持体上に前記現像剤の薄層を形成
しながら、前記現像剤を前記現像剤担持体により像担持
体と対向した現像部へと搬送し、前記現像部で前記現像
剤により前記像担持体上に形成された潜像を現像して可
視化する現像装置において、前記規制部材の表面上に、
前記現像剤に対して正帯電性の帯電材料及び負帯電性の
帯電材料のそれぞれを少なくとも1種以上混合してなり
且つ全体として前記現像剤と逆極性に帯電する被覆層を
設けたことを特徴とする現像装置である。
【0018】本発明の他の態様によれば、前記規制部材
の表面上に、前記現像剤と逆極性に帯電する帯電材料及
び前記現像剤に対し潤滑性を有する潤滑材料を混合した
被覆層が設けられ、更に他の態様では、前記現像剤と逆
極性に帯電する帯電材料及び実質的に球形の粒子を混合
した被覆層が設けられる。
【0019】
【実施例】
実施例1 図1は、本発明の現像装置の一実施例の要部断面図、図
2は、図1の現像装置を備えた画像形成装置の断面図で
ある。先ず、図2に基づいて画像形成装置の概略構成を
説明する。
【0020】本画像形成装置は、図2に示すように、レ
ーザー、ポリゴンミラー、補正レンズ系を含むスキャナ
ユニット1を備える。このスキャナユニット1から画像
信号に応じて変調されたレーザー光が出力され、折返し
ミラー2で反射して像担持体の感光ドラム3上に照射さ
れる。この感光ドラム3はOPC(有機光導電体)など
からなり、コロナ帯電器からなる一次帯電器4によって
予め負極性に均一に一次帯電されている。感光ドラム3
は、レーザー光の照射により露光され、静電潜像が形成
される。感光ドラム3上に形成された静電潜像は、現像
装置5内の一成分現像剤としての磁性トナー24により
現像され、トナー像として可視化される。
【0021】一方、カセット7a内に積載、収納された
普通紙、プラスチックシート等の記録材7は、一次的に
停止しているレジストローラーrまで、給紙ローラpに
より感光ドラム3への静電潜像の形成と同期して送給さ
れる。レジストローラーrは、記録材7を感光ドラム3
上に形成された静電潜像の先端と同期して、コロナ放電
器からなる正極性の転写帯電器6へと搬送する。記録材
7は、転写帯電器6によって感光ドラム3上のトナー像
を転写された後、搬送ガイドgに沿って定着器8まで搬
送され、そこで記録材7上にトナー像が永久定着された
後、画像形成装置の機外に排出される。
【0022】感光ドラム3上に残留したトナー24は、
クリーニング器9により除去された後、ハロゲンランプ
からなる前露光器10により露光されて帯電履歴が消去
される。
【0023】尚、上記感光ドラム3、一次帯電器4、現
像器5及びクリーニング器9及びカバー11は、画像形
成ユニットのカートリッジKとして一体的に形成され、
このカートリッジKは画像形成装置本体に着脱自在に設
けられている。カバー11は、カートリッジKを画像形
成装置本体から取り外した際に、感光ドラム3に対する
遮光及びゴミの付着を防止する機能を備えている。
【0024】図1に基づき本実施例の現像装置について
説明する。
【0025】本実施例の現像装置5は、図6の従来の現
像装置と同様、磁性トナー24を収容した現像容器23
内に現像剤担持体としての現像スリーブ21を備え、現
像スリーブ21は、現像容器23の図2の感光ドラム3
に対向した開口部の箇所に回転自在に設置され、現像ス
リーブ21内には、磁極N、Sが交互に複数個形成され
た磁石22が不動に設置されている。又現像スリーブ2
1上の現像容器23の位置には、現像材規制部材として
の弾性ブレード26が板金27に接着して取付けられて
いる。
【0026】弾性ブレード26は、現像スリーブ21上
に上方から垂下して、現像スリーブ21の矢印で示す回
転方向と逆向きに(同方向でもよい)伸びた自由端部の
腹部で現像スリーブ21上に当接している。現像スリー
ブ21上に担持されたトナー24は、弾性ブレード26
が当接する箇所を通過する間にその層厚を規制され、こ
れにより現像スリーブ21上に薄層のトナー層25が形
成される。又トナー24は現像スリーブ21との摩擦で
潜像を現像する極性の摩擦帯電電荷を獲得するが、この
弾性ブレード26による規制時に最も活発に摩擦帯電す
る。
【0027】本発明によれば、上記弾性ブレード26
は、その表面上に摩擦帯電材料からなる被覆層26bを
設けている。本実施例では、トナー24は負帯電性とさ
れ、この負帯電性のトナー24に対して正帯電性の帯電
材料であるポリアミド樹脂及び負帯電性の帯電材料であ
る塩化ビニル樹脂を使用し、厚さ1.3mm、硬度65
度(JIS−A)のウレタンゴム製のブレード本体26
aの表面上に、ポリアミド樹脂の粉末に塩化ビニル樹脂
の粉末を混合、分散した被覆層26bを厚さ20μmに
薄く設けて、弾性ブレード26を形成している。
【0028】上記したように、ポリアミド樹脂は負帯電
性のトナー24に対して正帯電性を有し、又塩化ビニル
樹脂は負帯電性を有する。このようなポリアミド樹脂に
塩化ビニル樹脂の粉末を分散して被覆層26bを形成す
れば、被覆層26bを全体として負帯電性トナー24に
対し適度の電子供与性を示すようにすることができ、ト
ナー24の薄層のトナー層25の上層トナーにも負極性
の適度な摩擦帯電電荷を与え、低湿環境下においてもト
ナー24に過剰帯電を発生させることがなく、従ってト
ナー層25での現像によってゴーストやカブリのない高
濃度で良好な画像が得られる。
【0029】又ポリアミド樹脂に塩化ビニル樹脂の粉末
を分散した被覆層26bは、ウレタンゴムのブレード本
体26a上に極めて薄く被覆されているので、ウレタン
ゴムのゴム弾性が損なわれることなく、トナー層25を
現像スリーブ21の長手方向に均一な薄層に形成するこ
とができる。
【0030】以下、本実施例の具体例について説明す
る。
【0031】現像スリーブ21として、直径16mmの
アルミニウム製パイプを100番メッシュのアランダム
砥粒で粗したものを用い、この現像スリーブ21内に6
00〜850ガウスの磁極を4極有するマグネット22
を内蔵させて使用した。
【0032】又負帯電性トナー24として、スチレン−
アクリル樹脂にマグネタイトを100重量部混練し、粉
砕により5〜8μmに粒度分布があるようにしたものを
用い、外添剤としてシリカ1.2重量%添加して使用し
た。
【0033】更に厚さ1.3mm、硬度65度(JIS
−A)のウレタンゴム製のブレード本体26aを用い、
ポリアミド樹脂としてプラタミド(日本リルサン社
製)、トレジン(帝国化学産業社製)等のアルコール可
溶性ナイロンを用い、これをナイロン濃度10〜20重
量%のメタノール溶液として、この溶液に粒径1〜15
μmの塩化ビニル樹脂粒子を5〜20重量%分散した樹
脂混合溶液を調製し、これにブレード本体26aを浸漬
してディッピング法により20μmの厚さに被覆層26
bを形成し、弾性ブレード26を得た。
【0034】この弾性ブレード26は弾性変形させて、
現像装置5の現像スリーブ21の表面上に線圧17g/
cmで当接させて使用した。
【0035】以上の構成の弾性ブレード26等を備えた
現像装置5を図2の画像形成装置に組み込んで現像に使
用し、画像形成を行なって連続プリント実験したとこ
ろ、トナー24の使用初期やトナー24の現像容器23
内への補給直後にも、現像スリーブ21の長手方向に均
一な反射濃度1.4以上の画像を得ることができ、又画
像はスリーブゴーストやカブリのない良好なものになっ
た。
【0036】又15℃、10%RHの低湿環境下におい
て、弾性ブレード26としてウレタンゴムのままを用い
たときには、トナー24の摩擦帯電電荷量は−8μC/
g程度しかなく、ウレタンゴムにポリアミド樹脂を被覆
して用いたときには−15μC/g程度に大きくなるの
に対し、本実施例での弾性ブレード26を用いたときに
は、トナー24の摩擦帯電電荷量はこれらの中間の−1
1μC/g程度であり、このためトナー24の過剰帯電
による濃度低下やトナー24の凝集による斑点状のムラ
の発生もなかった。本実施例での弾性ブレード26の被
覆層26bを2万枚のプリント後に調べたところ、被覆
層26bは厚さが8μm程度あり、トナー24への摩擦
帯電付与効果を依然として有する状態にあった。
【0037】上記の実施例では、弾性ブレード26とし
て、ウレタンゴム製のブレード本体26aの表面上にポ
リアミド樹脂に塩化ビニル樹脂の粉末を分散した被覆層
26bを形成したものを用いたが、ブレード本体26a
は、ウレタンゴムに代えてシリコーンゴム、ブチルゴム
等を用いてもよい。又被覆層26bとしては、負帯電性
のトナー24に対して正帯電性の高い帯電材料であるポ
リビニールアルコール、セルロース等に、負帯電性の高
い帯電材料であるフェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリ
フッ化ビニリデン樹脂、ポリフッ化エチレン、ポリ四フ
ッ化エチレン等を混合、分散するか、逆に負帯電性のバ
インダー樹脂に正帯電性の樹脂を混合、分散して、全体
としてトナー24に対して正帯電性を示すように調整す
ればよい。又被覆層26bに分散する物質については樹
脂の粉末に限られず、バインダー樹脂とは逆極性に帯電
する顔料や染料、シリカ等を用いていもよい。
【0038】以上において、トナー24として正帯電性
トナーを用いる場合は、弾性ブレード26の被覆層26
bを全体として負帯電性を示すように調整すればよい。
【0039】実施例2 図3は、本発明の現像装置の他の実施例における現像ス
リーブの表面付近の断面図、図4は、同じく現像スリー
ブの表面の斜視図である。
【0040】本実施例では、現像スリーブ21として、
図3及び図4に示すように、直径16mmのアルミニウ
ム製パイプの現像スリーブ基体21a(表面を100番
メッシュのアランダム砥粒で粗したもの)の表面上に、
導電性微粒子を含有する樹脂層21bを形成したものを
使用したことが大きな特徴である。上記樹脂層21bは
体積抵抗が102 〜10-3Ωcmとされ、その表面は導
電性微粒子と樹脂からなる2次粒子21cが突出して凹
凸状になっている。
【0041】上記の導電性微粒子を含有する樹脂層21
bを表面上に形成した現像スリーブ21によれば、トナ
ー24と現像スリーブ21の表面との接触抵抗を小さく
できるため、トナー24が過剰帯電した場合でもトナー
24の過剰帯電電荷を樹脂層21bの導電性微粒子を通
じてリークさせることができるので、トナー24の過剰
帯電による濃度低下等を引き起こさず、このため弾性ブ
レード26の被覆層26bの電荷付与性を高めることが
でき、現像装置の使用初期時の画像濃度をより高めるこ
とができる。
【0042】以下、本実施例の具体例について説明す
る。
【0043】導電性微粒子としてカーボンブラック微粒
子とグラファイト微粒子をフェノール樹脂中に適量分散
して調製した樹脂液を、直径16mmのアルミニウム製
パイプからなる現像スリーブ基体21aの表面上に厚さ
5μmに塗布し、熱硬化して導電性樹脂層21bを形成
し、現像スリーブ21を得た。この現像スリーブ21内
には、600〜850ガウスの磁極を4極有する磁石2
2を内蔵させた。
【0044】弾性ブレード26としては、厚さ1.3m
m、硬度65度(JIS−A)のウレタンゴム製のブレ
ード本体26aの表面に、ポリアミド樹脂に粒径2〜3
μmのポリフッ化ビニリデン樹脂を重量比で10対1の
割合で混合、分散した被覆層26bを形成したものを用
いた。
【0045】トナー24として実施例1と同じものを用
い、同様にして連続プリント実験したところ、本実施例
による弾性ブレード26では、負帯電性トナー24に対
し実施例1で用いた弾性ブレードよりも高い帯電付与性
を示した。同様に、低湿環境下においても濃度低下やト
ナー24同士の凝集による斑点状のムラの発生もなく、
良好な画像が得られたが、特に現像装置の使用初期時の
画像濃度を高める効果が顕著となった。
【0046】上記の実施例では、現像スリーブ21表面
上の導電性微粒子を含有する導電性樹脂層21bには、
カーボンブラック微粒子とグラファイト微粒子をフェノ
ール樹脂中に適量分散したものを用いたが、導電性微粒
子として、金属微粒子、TiO2 、SnO2 、Siアル
コキシド系の導電性セラミックス等を用いることができ
る。又樹脂としては分散性及び耐摩耗性に優れるものを
選ぶのがよく、例えばエポキシ樹脂、ポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂、メタクリル樹脂、ポリアセタ
ール樹脂等が使用可能である。
【0047】実施例3 図5は、本発明の現像装置の更に他の実施例を示す要部
断面図である。
【0048】本実施例の特徴とするところは、負帯電性
トナー24への電荷供与機能を有する被覆層26bを有
した弾性ブレード26を、一成分現像剤のトナー24と
して非磁性トナーを使用した現像装置に適用したことで
ある。
【0049】本実施例の現像装置では、現像スリーブ2
1は、ステンレス製パイプの現像スリーブ基体21aの
表面上に導電性微粒子を含有した導電性樹脂層21bを
設けてなっており、外径16mmとされている。現像ス
リーブ21は、矢印Aの方向に回転駆動される。この現
像スリーブ21には、外径8mmの発泡ポリウレタン製
の塗布ローラ28が押し当てられている。塗布ローラ2
8は矢印B方向に回転して、現像スリーブ21上の現像
後の残余のトナー24を剥取りながら、現像容器23内
の新たなトナー24を現像スリーブ21上に供給する。
【0050】本実施例では、上述したように、トナー2
4は負帯電性の非磁性トナーとなっており、具体的には
トナー24として、スチレン−アクリル樹脂に赤のアゾ
系顔料を内添した7〜10μmに粒度分布の中心がある
ものを使用した。
【0051】弾性ブレード26としては、トナー24に
対して正帯電性の帯電材料のポリアミド樹脂に負帯電性
の帯電材料のシリカ粉末を混合、分散して、全体として
トナー24に対して正帯電性を示すようにした被覆層2
6bを、厚さ1mm、硬度65度(JIS−A)のウレ
タンゴム製のブレード本体26aの表面上に20μmに
設けたものを使用した。弾性ブレード26は現像スリー
ブ21に21g/cmの線圧で当接させた。
【0052】以上の構成の現像装置を図2の画像形成装
置の現像装置5として組み込んで現像に使用し、画像形
成を行なって連続プリント実験したところ、非磁性トナ
ー24の使用初期にも現像容器23内へのトナー24の
補給直後の時期にも、現像スリーブ21の長手方向に均
一な反射濃度1.2以上の画像を得ることができ、又画
像はゴーストやカブリのない良好なものであった。
【0053】上記で使用したトナー24のような非磁性
トナーには、磁性トナーと違って内部に高融点物質を含
まないので、現像スリーブ21と弾性ブレード26との
当接部で融着し易く、現像画像上に筋状のムラが発生し
易い。これが、本実施例によれば、当接圧を21g/c
mと低くすることができるために、このような画像の筋
状のムラの問題が生じなかった。
【0054】以上の実施例1〜3では、低湿環境下にお
いてもトナー24が過剰帯電するのを防止して、現像に
より濃度低下やトナーの凝集による斑点状のムラのない
画像を得、トナー24の使用初期や補給直後と言った時
期においても、高濃度でゴーストやカブリのない画像を
得ることができるようにするために、本発明の一態様と
して、弾性ブレード26の表面に、トナー24に対して
正帯電性の帯電材料及び及び負帯電性の帯電材料を混合
して、全体としてトナー24と逆極性に帯電する樹脂被
覆層26bを設けた態様について示した。以下の実施例
4〜6では、本発明の他の態様について説明する。
【0055】実施例4 本実施例では、図1を参照して説明した実施例1におい
て、弾性ブレード26の被覆層26bを、ポリアミド樹
脂に潤滑性粒子としてシリコーン樹脂の粉末を分散して
形成したことが特徴である。即ち、厚さ1.3mm、硬
度65度(JIS−A)のウレタンゴム製のブレード本
体26aの表面上に、ポリアミド樹脂にシリコーン樹脂
の粒子を混合、分散してなる被覆層26bを厚さ20μ
mに設けて、弾性ブレード26を形成した。
【0056】ポリアミド樹脂は負帯電性のトナー24に
対し正帯電性を有し、シリコーン樹脂粒子はトナー24
に対し潤滑性を有する。ポリアミド樹脂にシリコーン樹
脂粒子を分散した被覆層26bは、全体として負帯電性
トナー24に対し適度の電子供与性を示し、又トナー2
4と現像スリーブ21とに対し潤滑性を示すようにな
る。
【0057】従ってこのような被覆層26bを設けた弾
性ブレード26によれば、現像装置の使い初めの時期
に、被覆層26bが現像スリーブ21に固着したり、剥
れたりすることなく、負帯電性トナー24の薄層のトナ
ー層25の上層トナーにも適度な負極性の摩擦帯電電荷
を与えることができ、且つ低湿環境下においてもトナー
24の過剰帯電が起きることがないため、トナー層25
による現像によってゴーストやカブリのない高濃度で良
好な画像が得られる。
【0058】又ポリアミド樹脂にシリコーン樹脂粒子を
分散した被覆層26bは、ウレタンゴムのブレード本体
26a上に極めて薄く被覆されているので、ウレタンゴ
ムのゴム弾性が損なわれることなく、トナー層25を現
像スリーブ21の長手方向に均一な薄層に形成すること
ができる。
【0059】上記において、シリコーン樹脂粒子、即ち
潤滑性粒子の粒径は50μmを超えると、弾性ブレード
26の現像スリーブ21への当接圧が現像スリーブ21
の長手方向で不均一になり易く、現像スリーブ21上に
形成される薄層のトナー層25の厚みにムラが生じ易く
なる。逆に0.1μmより小さい潤滑性粒子が被膜層2
6bの内部に分散して表面に現れてこなくなり、潤滑性
向上効果が少なくなる。被膜層26bの潤滑性粒子の含
有量は500重量%を超えると、トナー24に対する十
分な電荷付与能力が得られず、1重量%より少ないと潤
滑性が得られずトナー24が過剰帯電する。
【0060】弾性ブレード26の厚さについては、20
0μmを超えると弾性ブレード26が弾性変形しにくく
なり、弾性ブレード26の現像スリーブ21への当接圧
が現像スリーブ21の長手方向で不均一になり易く、ト
ナー層25の厚みにムラが生じ易くのなるので、150
μm程度以下とするのが好ましい。
【0061】現像スリーブ21に対する弾性ブレード2
6の摩擦係数については、3.0を超えると現像装置5
の使い初めの時期に被覆層26bが剥れてしまうので、
摩擦係数は3.0以下が良く、トナー24の搬送性を考
慮すると1.0以下がより好ましい。
【0062】以下、本実施例の具体例について説明す
る。
【0063】実施例1と同様、現像スリーブ21として
直径16mmのアルミニウム製パイプを100番メッシ
ュのアランダム砥粒で粗したものを用い、現像スリーブ
21内には600〜850ガウスの磁極を4極有するマ
グネットを内蔵させた。負帯電性トナー24も同様に、
スチレン−アクリル樹脂にマグネットを100重量部混
練、粉砕した粒度分布が5〜8μmにあるものを用い、
外添剤としてシリカ1.2重量%添加した。
【0064】弾性ブレード26については、その被覆層
26bにポリ塩化ビニル樹脂の代わりにシリコーン樹脂
を用いた以外は実施例1と同様にした。即ち、ポリアミ
ド樹脂としてプラタミド、トレジン等のアルコール可溶
性ナイロンのメタノール溶液(ナイロン濃度10〜20
重量%)に、粒径1〜15μmのシリコーン樹脂粒子を
5〜20重量%混合、分散したものに、厚さ1.3m
m、硬度65度(JIS−A)のウレタンゴム製ブレー
ド本体26aを浸漬して、ディッピング法により20μ
mの厚さに被覆層26bを形成し、弾性ブレード26を
得た。
【0065】この弾性ブレード26は、同様に、弾性変
形させて現像スリーブ21の表面上に線圧17g/cm
で当接させた。尚、このときの弾性ブレード26の現像
スリーブ21との摩擦係数を測定したところ0.3であ
った。
【0066】以上の構成の弾性ブレード26を取り付け
た図1の現像装置5を、同様に、図2の画像形成装置に
組み込んで現像に使用し、画像形成を行なって連続プリ
ント実験したところ、現像装置5の使い初めの時期にも
被覆層5bが現像スリーブ21に固着したり、剥れたり
することなく、トナー24の使用初期や現像容器23内
への補給直後にも、現像スリーブ21の長手方向に均一
な反射濃度1.4以上の画像を得ることができ、又画像
はスリーブゴーストやカブリのない良好なものになっ
た。
【0067】又15℃、10%RHの低湿環境下での使
用においても、弾性ブレード26がウレタンゴムのまま
の場合はトナー24の摩擦帯電電荷量は−8μC/g程
度しかなく、ウレタンゴムにポリアミド樹脂を被覆して
用いた場合は−15μC/g程度にもなるのに対し、本
実施例での弾性ブレード26によれば、トナー24の摩
擦帯電電荷量はこれらの中間の−11μC/g程度とな
り、このため本実施例ではトナー24の過剰帯電による
濃度低下やトナー24の凝集による斑点状のムラの発生
もなかった。本実施例の弾性ブレード26の被覆層26
bを2万枚のプリント後に調べたところ、被覆層26b
は厚さが8μm程度あり、トナー24への摩擦帯電付与
効果を依然として有した状態にあった。
【0068】以上では、弾性ブレード26は、ウレタン
ゴム製のブレード本体26aの表面上にポリアミド樹脂
にシリコーン樹脂粒子を混合、分散した被覆層26bを
形成したものを用いたが、ブレード本体26aとして、
ウレタンゴムに代えてシリコーンゴム、ブチルゴム、弾
性を有する樹脂或いはリン青銅等の合金、金属を用いて
もよい。
【0069】又被覆層26bとしては、負帯電性トナー
24に対して正帯電性の帯電材料である正帯電性の高い
ポリビニールアルコール、セルロース、アクリル樹脂等
に、潤滑性の高いポリエチレン、ステンレス粉などを混
合、分散するか、逆に潤滑性の良いバインダー樹脂に正
帯電性の樹脂を混合、分散するかにより形成して、被覆
層26bが全体としてトナー24に対して正帯電性を示
し、且つトナー24や現像スリーブ21に対して潤滑性
が保たれるように調整すればよい。
【0070】トナー24として正帯電性トナーを用いる
場合は、被覆層26bにフッ素系樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂等を用いて全体として負帯電性を示すように調整す
る。
【0071】実施例5 本実施例では、図3及び図4を参照して説明した実施例
2において、弾性ブレード26の被覆層26bを、ポリ
アミド樹脂に潤滑性粒子として粒径2〜3μmのポリエ
チレン樹脂粒子を重量比で10対1の割合で混合、分散
して形成した以外、実施例2と同様にして、弾性ブレー
ド26を図1の現像装置5に用いて現像に使用し、これ
により図2の画像形成装置で連続プリント実験を行なっ
た。
【0072】本実施例においても、同様に、現像装置5
の使い初めの時期にも被覆層5bが現像スリーブ21に
固着したり、剥れたりすることなく、トナー24の使用
初期やトナー24の現像容器23内への補給直後にも、
現像スリーブ21の長手方向に均一な反射濃度1.4以
上の画像を得ることができ、又画像はスリーブゴースト
やカブリのない良好なものになった。
【0073】特にトナー24が過剰帯電した場合でもト
ナー24の過剰帯電電荷を、現像スリーブ21の樹脂層
21bの導電性微粒子を通じてリークさせることができ
るので、トナー24の過剰帯電による濃度低下等を引き
起こさず、このため弾性ブレード26の被覆層26bの
電荷付与性を高めることができ、現像装置5の初期使用
時の画像濃度を高める効果において顕著であった。
【0074】又15℃、10%RHの低湿環境下の使用
で、本実施例の弾性ブレード26では摩擦帯電電荷が中
程度の−11μC/g程度になったため、トナー24の
過剰帯電による濃度低下やトナー24の凝集による斑点
状のムラの発生もなく、2万枚のプリント後に弾性ブレ
ード26の被覆層26bは厚さ8μm程度あり、トナー
24への摩擦帯電付与効果を依然として有した状態にあ
った。
【0075】実施例6 本実施例では、図5を参照して説明した実施例3におい
て、弾性ブレード26の被覆層26bを、ポリアミド樹
脂に潤滑性粒子として粒径2〜3μmのステンレス粉を
重量比で10対1に混合、分散して形成した以外、実施
例3と同様にした。
【0076】弾性ブレード26を図1の現像装置5に用
いて現像に使用し、これにより図2の画像形成装置で連
続プリント実験を行なった結果、実施例3のときと同
様、本実施例においても、現像装置5の使い初めの時期
にも、被覆層5bの現像スリーブ21への固着や剥れが
なく、トナー24の使用初期やトナー24の現像容器2
3内への補給直後にも、現像スリーブ21の長手方向に
均一な反射濃度1.2以上の画像を得ることができ、又
画像はスリーブゴーストやカブリのない良好なものにな
った。
【0077】又本実施例では、弾性ブレード26の厚さ
20μmに形成した被覆層26bは、2万枚プリント後
にも10μm程度の厚さがあり、同様に、トナー24へ
の摩擦帯電電荷付与能力を依然として十分に有してい
た。
【0078】前述したように、本実施例で使用するトナ
ー24のような非磁性トナーには、磁性トナーと違って
内部に高融点物質を含まないので、現像スリーブ21と
弾性ブレード26との当接部で融着し易く、現像画像上
に筋状のムラが発生し易いが、本実施例においても、当
接圧を21g/cmと低くすることができるために、こ
のような画像の筋状のムラの問題の発生がなかった。又
弾性ブレード26の潤滑性が良好であるため、ブレード
26の箇所でトナー24の滞留を生じることがなく、上
記の問題の発生防止をより確実にすることができた。
【0079】以下の実施例7〜9では本発明の更に他の
態様について述べる。
【0080】実施例7 本実施例では、図1を参照して説明した実施例1におい
て、弾性ブレード26の被覆層26bを、ポリアミド樹
脂に実質的球形粒子としてほぼ球形のシリコーン樹脂の
粒子を混合、分散して形成したことが特徴である。即
ち、厚さ1.3mm、硬度65度(JIS−A)のウレ
タンゴム製のブレード本体26aの表面上に、ポリアミ
ド樹脂に実質的に球形のシリコーン樹脂粒子を分散して
なる被覆層26bを厚さ20μmに設けて、弾性ブレー
ド26を形成した。
【0081】ポリアミド樹脂はトナー24に対し正帯電
性を有し、使用開始直後や現像容器23内への補給直後
のトナー24に対し十分な摩擦帯電電荷を付与する。又
シリコーン樹脂の粒子は形状をほぼ球形にしているの
で、現像装置5の使い初めの時期に弾性ブレード26が
トナー24を介さずに現像スリーブ21と直接接触して
いても、現像スリーブ21に対する滑り性が向上し、現
像スリーブ21を摺動させたことにより被覆層26bが
剥れるということがなくなった。
【0082】更にプリントを繰り返して行なった場合に
も、シリコーン樹脂粒子がほぼ球形で被覆層26b表面
の現像スリーブ21に対する滑り性が高いことから、現
像スリーブ21によるトナー24の搬送性が向上し、ト
ナー24が弾性ブレード26に滞留することがなくな
り、トナー24の過剰帯電が起こらなくなった。
【0083】このようにして本実施例では、現像スリー
ブ21上に形成されたトナー24の薄層のトナー層25
の上層にも十分な負極性の摩擦帯電電荷を付与すること
ができ、且つ低湿環境下においてもトナー24の過剰帯
電による濃度低下やトナー24の凝集による斑点状のム
ラを生じることがなく、高濃度で良好な画像が得られ
た。又ポリアミド樹脂に球形のシリコーン樹脂粒子を分
散した被覆層26bは、ウレタンゴムのブレード本体2
6a上に極めて薄く被覆されているので、ウレタンゴム
のゴム弾性が損なわれることなく、トナー薄層25を現
像スリーブ21の長手方向に均一な薄層に形成すること
ができる。
【0084】上記において、実質的球形粒子とは粒子形
状がほぼ球形であればよく、真球であることまでも要求
するものではない。これは、例えばここで使用したシリ
コーン樹脂粒子がほぼ球形でなく粒子に角があると、弾
性ブレード26で現像スリーブ21に傷がつき、その結
果、得られる出力画像に縦スジとなって現れてしまうか
らである。
【0085】これを避けるために、シリコーン樹脂粒子
の現像スリーブ21に当接する部分の曲率半径が0.1
μm以上であるようにしたシリコーン樹脂粒子を用いた
ところ、出力画像に縦スジが現れることがなく、現像ス
リーブ21にも著しい傷は付かなかった。逆に面に近い
状態、つまり当接部分の曲率半径が100μmを超える
粒子では、現像スリーブ21やトナー24に対して十分
な滑り性が得られず、又被覆層26bに接触できないト
ナーが多くなるため、現像スリーブ21上のトナー層2
5に摩擦帯電電荷のムラが生じ易くなる。
【0086】実質的に球形のシリコーン樹脂粒子の粒径
は50μmを超えると、弾性ブレード26の現像スリー
ブ21への当接圧が現像スリーブ21の長手方向で不均
一になり易く、現像スリーブ21上に形成されるトナー
24の薄層25の厚みにムラが生じ易くなる。逆に粒径
が0.1μmより小さいとシリコーン樹脂粒子が被覆層
26bの内部に分散して表面に現れてこなくなり、潤滑
性向上効果が少なくなる。シリコーン樹脂粒子の粒径
は、トナー24の粒径と同程度の0.1〜50μmが適
当であった。
【0087】被覆層26b中に分散するシリコーン樹脂
粒子の硬度は、トナー24よりも軟らかいと粒子がすぐ
に削れてしまうので潤滑性向上効果が小さく、逆に粒子
が固いと粒子に角があった場合、現像スリーブ21がす
ぐに削れてしまうので、分散する粒子は固くなればなる
ほど、表面が滑らかなものを用いる必要がある。
【0088】被膜層26bのシリコーン樹脂粒子の含有
量は500重量%を超えると、トナー24に対する十分
な電荷付与能力が得られず、1重量%より少ないと潤滑
性が得られずトナー24が過剰帯電する。
【0089】弾性ブレード26の被覆層26bの厚さ
は、前述したのと同様、200μm以下、好ましくは1
50μm以下とするのが良い。弾性ブレード26の現像
スリーブ21との摩擦係数は、同様に3.0以下が良
く、好ましくは1.0以下が良い。
【0090】以下、本実施例の具体例について説明す
る。
【0091】実施例1と同様、現像スリーブ21として
直径16mmのアルミニウム製パイプを100番メッシ
ュのアランダム砥粒で粗したものを用い、現像スリーブ
21内には600〜850ガウスの磁極を4極有するマ
グネットを内蔵させた。負帯電性トナー24も同様に、
スチレン−アクリル樹脂にマグネット100重量部を混
練、粉砕した粒度分布が5〜8μmにあるものを用い、
外添剤としてシリカ1.2重量%添加した。
【0092】弾性ブレード26については、その被覆層
26bに塩化ビニル樹脂の代わりにほぼ球形のシリコー
ン樹脂粒子を用いた以外は実施例1と同様にした。即
ち、ポリアミド樹脂としてプラタミド、トレジン等のア
ルコール可溶性ナイロンのメタノール溶液(ナイロン濃
度10〜20重量%)に、粒径1〜15μmのほぼ球形
のシリコーン樹脂粒子を5〜200重量%分散したもの
に、厚さ1.3mm、硬度65度(JIS−A)のウレ
タンゴム製ブレード本体26aを浸漬して、ディッピン
グ法により20μmの厚さに被覆層26bを形成し、弾
性ブレード26を得た。この弾性ブレード26は、同様
に、弾性変形させて現像スリーブ21の表面上に線圧1
7g/cmで当接させた。尚、このときの弾性ブレード
26の現像スリーブ21との摩擦係数は0.3であっ
た。
【0093】以上の構成の弾性ブレード26を取り付け
た図1の現像装置5を、同様に、図2の画像形成装置に
組み込んで現像に使用し、画像形成を行なって連続プリ
ント実験したところ、現像装置5の使い初めの時期にも
被覆層5bが現像スリーブ21に固着したり、剥れたり
することなく、トナー24の使用初期やトナー24の現
像容器23内への補給直後にも、現像スリーブ21の長
手方向に均一な反射濃度1.4以上の画像を得ることが
でき、又画像はスリーブゴーストやカブリのない良好な
ものになった。
【0094】又15℃、10%RHの低湿環境下での使
用で、弾性ブレード26がウレタンゴムのままの場合、
トナー24の摩擦帯電電荷量は−8μC/g程度、ウレ
タンゴムにポリアミド樹脂を被覆した場合は−15μC
/g程度になったのに対し、本実施例の弾性ブレード2
6では、これらの中間の−11μC/g程度となったた
め、トナー24の過剰帯電による濃度低下やトナー24
の凝集による斑点状のムラの発生もなかった。2万枚の
プリント後に本実施例での弾性ブレード26の被覆層2
6bを調べたところ、被覆層26bは厚さが8μm程度
あり、トナー24への摩擦帯電付与効果を依然として有
した状態にあった。
【0095】上記実施例では、弾性ブレード26は、ウ
レタンゴム製のブレード本体26aを用い、その表面上
にポリアミド樹脂にほぼ球形のシリコーン樹脂粒子を分
散した被覆層26bを形成して使用したが、同様に、ブ
レード本体26aは、ウレタンゴムに代えてシリコーン
ゴム、ブチルゴム、弾性を有する樹脂或いはリン青銅等
の合金、金属を用いてもよい。
【0096】又被覆層26bとしては、トナー24に対
して正帯電性の高い帯電材料であるポリビニールアルコ
ール、セルロース、アクリル樹脂等に、実質的球形粒子
としてほぼ球形のフッ素系樹脂やポリエチレン樹脂の粒
子或いはステンレス粉などを分散ればよい。
【0097】実施例8 本実施例では、図3及び図4を参照して説明した実施例
2において、弾性ブレード26の被覆層26bを、ポリ
アミド樹脂に粒径2〜3μmのほぼ球形のポリフッ化ビ
ニリデン樹脂粒子を重量比で10対1に混合、分散して
形成した以外、実施例2と同様にした。弾性ブレード2
6を図1の現像装置5の現像に使用し、これにより図2
の画像形成装置で連続プリント実験を行なった。
【0098】その結果、本実施例においても、同様に、
現像装置5の使い初めの時期にも被覆層5bが現像スリ
ーブ21に固着したり、剥れたりすることなく、トナー
24の使用初期やトナー24の現像容器23内への補給
直後にも、現像スリーブ21の長手方向に均一な反射濃
度1.4以上の画像を得ることができ、又画像はスリー
ブゴーストやカブリのない良好なものになった。特に現
像装置5の初期使用時の画像濃度を高める効果において
顕著であった。
【0099】又15℃、10%RHの低湿環境下での使
用においても、本実施例の弾性ブレード26では摩擦帯
電電荷が中程度の−11μC/g程度となったため、ト
ナー24の過剰帯電による濃度低下やトナー24の凝集
による斑点状のムラの発生もなく、2万枚のプリント後
に弾性ブレード26の被覆層26bは、厚さ8μm程度
あり、トナー24への摩擦帯電付与効果を依然として有
する状態にあった。
【0100】実施例9 本実施例では、図5を参照して説明した実施例3におい
て、弾性ブレード26の被覆層26bを、ポリアミド樹
脂にほぼ球形の粒径3〜15μmのシリカ粒子を分散し
て形成した以外、実施例3と同様にして、図1の現像装
置5に用いて現像に使用し、これにより図2の画像形成
装置で連続プリント実験を行なった。
【0101】その結果、本実施例においても、同様に、
現像装置5の使い初めの時期にも、被覆層5bの現像ス
リーブ21への固着や剥れがなく、負帯電性の非磁性ト
ナー24の使用初期やトナー24の現像容器23内への
補給直後にも、現像スリーブ21の長手方向に均一な反
射濃度1.2以上の画像を得ることができ、又画像はス
リーブゴーストやカブリのない良好なものになった。
【0102】又本実施例では、弾性ブレード26の厚さ
20μmに形成した被覆層26bは、2万枚プリント後
にも10μm程度の厚さがあり、同様に、トナー24へ
の摩擦帯電電荷付与能力を依然として十分に有してい
た。
【0103】以上、本発明の現像装置について実施例1
〜9により説明したが、本発明の現像装置は、主たる画
像形成手段を一括して画像形成装置本体に対して着脱自
在にユニット化したカートリッジに適用しても、又画像
形成手段が画像形成装置本体に直接組み付けられている
画像形成装置に適用してもよい。プロセスカートリッジ
に適用した場合は、プロセスカートリッジを交換する度
にトナーも摩擦帯電電荷を有していない新たなトナーに
変わるので、プロセスカートリッジに内蔵の弾性ブレー
ドに、トナーに対して正帯電性の帯電材料及び負帯電性
の帯電材料を混合した等の被覆層を設けて、トナーに対
する適度な電荷付与性を持たせることは、トナーの過剰
帯電電による濃度低下やトナーの凝集による斑点状のム
ラがない良好な画像を得るためには極めて有効である。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像装置の現像剤規制部材の表面上に、一成分現像剤に
対して正帯電性の帯電材料及び負帯電性の帯電材料等を
混合してなり且つ全体として現像剤と逆極性に帯電する
ようにした被覆層を設けたので、一成分現像剤に対し適
度な電荷付与を行なうことができ、低湿環境下において
も一成分現像剤が過剰帯電するのを防止して、濃度低下
や現像剤の凝集による斑点状のムラを生じることなく、
現像剤の使用初期や補給直後と言った時期においても、
高濃度でゴーストやカブリのない画像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置の一実施例の要部断面図であ
る。
【図2】図1の現像装置を備えた画像形成装置の断面図
である。
【図3】本発明の現像装置の他の実施例に設けられた現
像スリーブの表面付近の断面図である。
【図4】同じく現像スリーブの表面の斜視図である。
【図5】本発明の現像装置の更に他の実施例を示す要部
断面図である。
【図6】従来の現像装置を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 5 現像装置 21 現像スリーブ 21b 導電性樹脂層 24 トナー 26 弾性ブレード 26b 被覆層 28 塗布ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大久保 正晴 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 柳井 典之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 渡部 政弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像剤担持体上に担持した一成分現像剤
    を現像剤規制部材で規制して、前記現像剤担持体上に前
    記現像剤の薄層を形成しながら、前記現像剤を前記現像
    剤担持体により像担持体と対向した現像部へと搬送し、
    前記現像部で前記現像剤により前記像担持体上に形成さ
    れた潜像を現像して可視化する現像装置において、前記
    規制部材の表面上に、前記現像剤に対して正帯電性の帯
    電材料及び負帯電性の帯電材料のそれぞれを少なくとも
    1種以上混合してなり且つ全体として前記現像剤と逆極
    性に帯電する被覆層を設けたことを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】 現像剤担持体上に担持した一成分現像剤
    を現像剤規制部材で規制して、前記現像剤担持体上に前
    記現像剤の薄層を形成しながら、前記現像剤を前記現像
    剤担持体により像担持体と対向した現像部へと搬送し、
    前記現像部で前記現像剤により前記像担持体上に形成さ
    れた潜像を現像して可視化する現像装置において、前記
    規制部材の表面上に、前記現像剤と逆極性に帯電する帯
    電材料及び前記現像剤に対し潤滑性を有する潤滑材料を
    混合した被覆層を設けたことを特徴とする現像装置。
  3. 【請求項3】 現像剤担持体上に担持した一成分現像剤
    を現像剤規制部材で規制して、前記現像剤担持体上に前
    記現像剤の薄層を形成しながら、前記現像剤を前記現像
    剤担持体により像担持体と対向した現像部へと搬送し、
    前記現像部で前記現像剤により前記像担持体上に形成さ
    れた潜像を現像して可視化する現像装置において、前記
    規制部材の表面上に、前記現像剤と逆極性に帯電する帯
    電材料及び実質的に球形の粒子を混合した被覆層を設け
    たことを特徴とする現像装置。
JP4069330A 1992-02-20 1992-02-20 現像装置 Pending JPH05232792A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4069330A JPH05232792A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 現像装置
US08/018,715 US5353104A (en) 1992-02-20 1993-02-17 Defining member for defining thickness of one-component developer and developing device equipped with it

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4069330A JPH05232792A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 現像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05232792A true JPH05232792A (ja) 1993-09-10

Family

ID=13399435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4069330A Pending JPH05232792A (ja) 1992-02-20 1992-02-20 現像装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5353104A (ja)
JP (1) JPH05232792A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008175850A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Fujikura Rubber Ltd 現像ブレード
JP2012163673A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Sharp Corp クリーニングブレード及びクリーニングブレードの製造方法、並びにトナー規制ブレード

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06258934A (ja) * 1993-03-09 1994-09-16 Canon Inc 弾性現像剤量規制ブレード部材及びその製造方法
DE69424480T2 (de) * 1993-07-27 2000-10-12 Canon Kk Entwicklungsgerät mit einer sich drehenden Entwicklerzufuhreinheit einer Entwicklerträgereinheit
US5570166A (en) * 1993-11-19 1996-10-29 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus that applies voltage to developer layer thickness regulating member
JP3015240B2 (ja) * 1993-12-22 2000-03-06 キヤノン株式会社 現像剤量規制部材およびそれを用いた現像装置
EP0660200B1 (en) * 1993-12-24 2000-06-14 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus generating electric field between developer carrying member and developer layer regulating member
JPH07219339A (ja) 1994-01-31 1995-08-18 Canon Inc 弾性ブレード及びその製造方法及び現像装置
JPH08137245A (ja) * 1994-11-11 1996-05-31 Canon Inc 現像装置及びそれを用いた画像形成装置及びプロセスカートリッジ
US5485254A (en) * 1995-01-12 1996-01-16 Xerox Corporation Metering blade for single-component magnetic developer in a xerographic apparatus
JP3143574B2 (ja) * 1995-03-08 2001-03-07 キヤノン株式会社 現像剤規制部材及び現像装置
US5697029A (en) * 1995-04-11 1997-12-09 Bridgestone Corporation Magnet developing roller with dry plated sleeve
DE69636376T2 (de) * 1995-05-31 2007-07-26 Canon K.K. Elastische Schneide um Entwicklerzufuhr zu Steuern, und diese benutzendes Entwicklungsgerät
JPH08328381A (ja) * 1995-06-02 1996-12-13 Canon Inc 弾性ブレード及び現像装置
JP3445040B2 (ja) * 1995-10-09 2003-09-08 キヤノン株式会社 画像形成装置
US5752146A (en) * 1995-12-08 1998-05-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Electrophotographic type image forming device providing positive charge to toners
JP3048222B2 (ja) * 1996-05-27 2000-06-05 キヤノン株式会社 現像剤規制部材及び現像装置
JP3315595B2 (ja) * 1996-06-10 2002-08-19 キヤノン株式会社 現像剤規制部材および現像装置
US6078770A (en) * 1997-05-07 2000-06-20 Canon Kabushiki Kaisha Toner-amount regulating elastic blade and developing device and apparatus unit using the same
DE19819390A1 (de) * 1997-07-03 1999-01-07 Heidelberger Druckmasch Ag Einkomponenten-Entwicklungsstation
US6094555A (en) * 1998-01-30 2000-07-25 Canon Kabushiki Kaisha Developer amount regulating member, method of producing the same, and development device using the same
US6223014B1 (en) * 1998-02-03 2001-04-24 Canon Kabushiki Kaisha Developer-regulating member, development device, process cartridge, and process for producing developer-regulating member
US5978636A (en) * 1998-02-26 1999-11-02 Canon Kabushiki Kaisha Developer amount restricting member and developing device
US6393243B1 (en) 2000-05-23 2002-05-21 Canon Kabushiki Kaisha Developing roller and developing device using the same
US6647230B2 (en) * 2000-09-05 2003-11-11 Canon Kabushiki Kaisha Image-forming apparatus for use with negatively-charged toner and featuring a negatively-chargeable image-bearing member, and process cartridge using same
JP4659233B2 (ja) * 2001-02-27 2011-03-30 キヤノン株式会社 現像剤規制部材、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2002328507A (ja) 2001-04-27 2002-11-15 Canon Inc 画像形成装置
JP2002328509A (ja) 2001-04-27 2002-11-15 Canon Inc 画像形成装置
JP3919641B2 (ja) * 2002-09-24 2007-05-30 キヤノン株式会社 画像形成装置
US8078071B2 (en) 2006-02-03 2011-12-13 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and control method of the image forming apparatus
JP5508054B2 (ja) * 2010-02-18 2014-05-28 株式会社沖データ 定着装置及び画像形成装置
EP2607960B1 (en) * 2010-08-20 2018-01-03 Canon Kabushiki Kaisha Charging member
JP6061653B2 (ja) * 2011-12-21 2017-01-18 キヤノン株式会社 現像装置、プロセスカートリッジ
JP2019124735A (ja) * 2018-01-12 2019-07-25 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045272A (ja) * 1983-08-23 1985-03-11 Fuji Xerox Co Ltd 現像装置
JPH0772812B2 (ja) * 1985-07-25 1995-08-02 富士ゼロックス株式会社 現像装置
JPS63221369A (ja) * 1987-03-11 1988-09-14 Toshiba Corp 現像装置
US5220129A (en) * 1989-03-20 1993-06-15 Fujitsu Ltd. Developing device used in electrophotographic field
JP2598131B2 (ja) * 1989-05-31 1997-04-09 株式会社東芝 画像形成装置
US5177537A (en) * 1989-12-20 1993-01-05 Canon Kabushiki Kaisha Developing apparatus with elastic regulating member urged to a developer carrying member
JP2633711B2 (ja) * 1990-05-15 1997-07-23 株式会社東芝 画像形成装置
JP3085727B2 (ja) * 1991-05-24 2000-09-11 株式会社東芝 現像装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008175850A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Fujikura Rubber Ltd 現像ブレード
JP2012163673A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Sharp Corp クリーニングブレード及びクリーニングブレードの製造方法、並びにトナー規制ブレード

Also Published As

Publication number Publication date
US5353104A (en) 1994-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05232792A (ja) 現像装置
US6195515B1 (en) Developing apparatus including a seal member sandwiched between a developer bearing member and a leakage preventing member
WO1988007707A1 (en) Developing device
JP4467944B2 (ja) 現像剤担持体及び現像装置
JP3483439B2 (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ
US5060021A (en) Monocomponent developing device
JP3187551B2 (ja) 画像形成装置
JPH0455872A (ja) 現像装置
JPS6358470A (ja) 画像形成装置
JP2504977B2 (ja) トナ−担持体
JPS63139379A (ja) 現像装置
JP2840961B2 (ja) 現像装置
JPS62299875A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JPH01170969A (ja) 現像装置
JPH08106212A (ja) 現像装置
JPH056083A (ja) 現像装置
JPH05297696A (ja) 現像装置
JPS63172291A (ja) 画像形成装置
JPH05289485A (ja) 現像装置
JP3283921B2 (ja) 現像装置
JPS62288869A (ja) 現像装置及び端像形成装置
KR900007884B1 (ko) 현상장치
JPH07209921A (ja) 現像方法
JP3091031B2 (ja) 現像装置
JPS6396678A (ja) 画像形成装置