JP3483439B2 - 現像装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

現像装置及びプロセスカートリッジ

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JP3483439B2 JP27586297A JP27586297A JP3483439B2 JP 3483439 B2 JP3483439 B2 JP 3483439B2 JP 27586297 A JP27586297 A JP 27586297A JP 27586297 A JP27586297 A JP 27586297A JP 3483439 B2 JP3483439 B2 JP 3483439B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を利
用したレーザープリンタや複写機等に適用される画像形
成装置、及びそれに用いられる現像装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】少なくとも現像剤(以下トナーと記す)
とトナーを担持する現像剤担持体(以下、現像スリーブ
と記す)、現像スリーブ上のトナーコーティングを規制
するトナー層厚規制部材(以下、現像ブレードと記す)
とにより構成されている現像装置に於いて、一般的に、
組立工程内での外観検査などの品質確認を行うために
は、現像スリーブ上にトナーがコートされていない状態
で現像スリーブを一定時間回転させる必要がある。(以
下”組立工程内におけるスリーブ空回転”若しくは”現
像スリーブの空回転”とする。)その際現像ブレードや
現像スリーブ上に摺擦傷ができたり、又該現像ブレード
がウレタンゴム等の弾性体で構成されている場合には、
現像ブレードと現像スリーブとの摩擦抵抗により、トナ
ー層厚規制部材が現像スリーブの回転方向にめくれてし
まうこともあり、均一で良好なトナーコーティングを行
うことが不可能となってしまう。
【0003】そこで、現像ブレード上の現像スリーブに
当接する側の面に潤滑剤(真球形、平均粒径12μmの
シリコン樹脂粒子)を塗布することにより上記問題を解
決していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、様々な
方法によって高画質化を図っていくにつれ、従来では起
きなかった潤滑剤に起因する問題が発生するようになっ
てきた。すなわち上記の潤滑剤を用いても”組立工程内
におけるスリーブ空回転”によって現像ブレードや現像
スリーブ上には傷が発生していたが、従来の画像上で
は、はっきりと認識できなかった。しかし高画質化を図
ったことによって、上記の傷による画像不良が目立つよ
うになってきたのである。
【0005】本出願による第一の発明の目的は、更なる
高画質化を実現できる構成において、組立工程内におけ
るスリーブ空回転を行っても、現像スリーブ、現像ブレ
ード上の傷による画像不良が発生しない現像器を提供す
ることにある。
【0006】本出願による第二の発明の目的は、トナー
の帯電量が著しく変化することによる画像不良が発生し
ない現像器を提供することにある。
【0007】本出願による第三の発明の目的は、粒径の
ばらついている潤滑剤を用いた場合でも、一定以上の大
きさの潤滑剤存在することによる画像不良が発生しない
現像器を提供することにある。
【0008】本出願による第四の発明の目的は、工場で
の品質チェックをより精度良く行うことのできる現像器
を提供することにある。
【0009】本出願による第五の発明の目的は、ユーザ
ーに、高品位な画像を低コストで供給することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記課題を
解決するため鋭意検討を行い、本発明に到達した。即
ち、本願では以下の発明及び実施態様を包含する。
【0011】 [1]少なくとも現像剤、現像剤担持
体、現像剤規制部材とを有する現像装置に於いて、現像
装置初期使用以前の現像剤担持体と現像剤規制部材との
接触部に現像剤が存在していない状態では、現像剤担持
体と現像剤規制部材との接触部に潤滑剤として、重量平
均粒径が5〜45μmで、平均円形度が0.7以上0.
9以下であるポリマー粒子が存在することを特徴とする
現像装置。
【0012】 [2]該ポリマー粒子を構成するポリマー
の電荷量Jが、 現像時の現像剤担持体上における単位
重さあたりの現像剤のみの電荷量をT、現像剤の変わり
に潤滑剤を使用し、現像剤の時と全く同様な方法で潤滑
剤に電荷を付与した時の、現像剤担持体上における単位
重さあたりの潤滑剤のみの電荷量をJとした時に以下の
関係、 Tが正の時: −0.5×T≦J≦2.0×T Tが負の時: 2.0×T≦J≦−0.5×T にあることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
【0013】 [3]該ポリマー粒子の個数平均径が1.
5μm以上3.0μm以下、かつ重量平均径が15.0
μm以上45.0μm以下であることを特徴とする[1]
記載の現像装置。
【0014】 [4]該ポリマー粒子として、ふるい目の
開きが75μmのメッシュ数200のふるいを通過する
もののみを使用することを特徴とする[1]記載の現像装
置。
【0015】 [5]該ポリマー粒子が不定形シリコン樹
脂であることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
【0016】 [6][1]から[5]のいずれかに記載の現
像装置に於いて、現像装置初期使用以前の現像剤担持体
現像規制部材との接触部に現像剤が存在していない状態
に現像剤担持上に存在する単位面積当たりの潤滑剤の量
が0.01mg/cm2以上0.1mg/cm2以下とす
ることを特徴とする現像装置。
【0017】 [7]画像形成装置本体に脱着可能である
プロセスカートリッジにおいて、[1]から[6]のいずれ
か記載の現像装置を有することを特徴とするプロセスカ
ートリッジ。
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】本出願による発明の第一の重要な
構成は少なくとも現像剤、現像剤担持体、現像剤規制部
材とを有する現像装置に於いて、現像装置初期使用以前
の現像剤担持体と現像剤規制部材との接触部に現像剤が
存在していない状態では、現像剤担持体と現像剤規制部
材との接触部に潤滑剤が存在しており、該潤滑剤が重量
平均粒径で5.0μm〜45μmであるポリマー粒子で
あって、かつ該ポリマー粒子が下記(1)または(2)
より選ばれるものが存在することによって達成される。
【0020】(1)該潤滑剤であるポリマー粒子を構成
するポリマーまたは該ポリマーを含有する組成物の電荷
量Jが、現像時の現像剤担持体上における単位重さあた
りの現像剤のみの電荷量をT、現像剤の変わりに潤滑剤
を使用し、現像剤の時と全く同様な方法で潤滑剤に電荷
を付与した時の、現像剤担持体上における単位重さあた
りの潤滑剤のみの電荷量をJとした時に以下の関係式で
ある。 Tが正の時: −0.5×T≦J≦2.0×T Tが負の時: 2.0×T≦J≦−0.5×T この場合は真球状でも不定形粒子でも良い。 (2) 該潤滑剤であるポリマー粒子の平均円形度が
0.7以上0.9以下である不定形粒子。
【0021】上記潤滑剤として重量平均粒径で5.0μ
m〜45μmとなる特定の性質を持ったポリマー粒子を
使用することによって達成される。
【0022】これは上記潤滑剤は、空回転時には現像ブ
レード現像スリーブから剥がれ落ちづらく、更に潤滑剤
が現像スリーブに付着していても、印字を行う際には現
像スリーブから容易に離れるような材料の上記のような
帯電特性や粒子形状等によって決まる表面エネルギー、
粒径を有しているためである。
【0023】これは潤滑剤自身も電荷を付与されるた
め、現像バイアスによって感光ドラムに飛翔するが、同
極性で且つ電荷が高すぎると、感光ドラムに飛翔した際
に他のトナーがその部分に飛翔しづらくなるため濃度薄
が生じ、又逆極性で電荷が高すぎるとの場合は潤滑剤が
キャリアの役割を果たし、極端にトナーの電荷をあげて
しまいコート不良が生じてしまう。潤滑剤自身の電荷量
が上記の範囲だと、以上の問題を回避できるからであ
る。
【0024】本出願による発明の第三の好ましい構成は
粒径がばらついている潤滑剤を使用しても、ふるい目の
開きが75μmとなるメッシュ数200のふるいを通過
する潤滑剤のみを使用することである。
【0025】これは粒径が適当な潤滑剤を使用すること
によって、現像スリーブと現像ブレードのニップ部に潤
滑剤が挟まってしまうことによって生じる画像不良の発
生を防止できるためである。
【0026】本出願による発明の第四の重要な構成は現
像装置初期使用以前の現像剤担持体と現像剤規制部材と
の接触部に現像剤が存在していない状態では、現像剤担
持体と現像剤規制部材との接触部に潤滑剤が存在してお
り、上記潤滑剤の現像剤担持体上に存在する単位面積当
たりの潤滑剤の量を0.01mg/cm2以上0.1m
g/cm2以下とすることによって達成可能となる。こ
れは、現像スリーブ上の存在する潤滑剤の量を上記範囲
とすることによって、量が多すぎることによる現像剤担
持体の外観検査精度の低下、少なすぎることによる現像
ブレード削れの両方を防止できるからである。
【0027】本出願による発明の第五の重要な構成は上
記第一から第四の発明に記載の現像装置を一体型カート
リッジに用いることで達成可能となる。これは一体型カ
ートリッジとすることによってカートリッジの利点であ
る画像安定性・イージーメンテナンス性に加え、更なる
高品位な画像が得られるプロセスカートリッジが提供で
きるからである。
【0028】 参考例 参考例 を図.1〜3を用いて説明する。先ず、画像形成
装置について説明する、図2に示すように、画像形成装
置は、レーザ、ポリゴンミラー補正系レンズを含むスキ
ャナユニット101から画像信号に応じて変調されたレ
ーザ光が出力される。そして、このレーザ光は折り返し
ミラー102で反射して像担持体である感光ドラム1上
に照射される。感光ドラム1は一次帯電器である帯電ロ
ーラ2により予め均一に帯電されており、レーザ光の照
射に応じて表面に静電潜像が形成される。
【0029】一方、現像装置51背面のトナーユニット
6に貯蔵されているトナー7は、現像スリーブ3周面を
帯電しながら搬送され、現像スリーブ3上に現像可能な
トナー層が形成される。上記の静電潜像はトナー層によ
って現像して、トナー像として可視化される。
【0030】他方、カセット103内に収容された記録
材104は、給紙ローラ105によって感光ドラム1で
の潜像の形成と同期して供給される。この記録材104
は、感光ドラム1上のトナー像の先端と同期してローラ
形状の転写手段107に搬送され、該転写手段107に
よって前記のトナー像が記録材104上に転写される。
トナー像を転写された記録材104は、定着器109ま
で搬送され、そこでトナー像を定着して永久像とされ
る。感光ドラム1上に残留したトナーはクリーニング手
段5により除去される。
【0031】図3に示すプロセスカートリッジ100は
前記の感光ドラム上帯電ローラ2、現像装置51、クリ
ーニング手段(弾性クリーニングブレード)5、及びカ
バー52を一括してユニット化している。これらの感光
ドラム1等はプロセスカートリッジ内で所定の相互配置
関係をもって組み付けられており、該プロセスカートリ
ッジ100は画像形成装置本体内の所定部に対して所定
の要領で挿入装着され、また反対に装置本体から抜き外
しできるようになっている。
【0032】さて、前記説明したプロセスカートリッジ
100(以下、カートリッジと称する)は、トナーホッ
パー6に貯蔵されているトナー7が消耗した場合や、感
光ドラム1が寿命となった場合などにおいて、ユーザー
によって交換される。
【0033】 通常上記カートリッジ現像装置51に
は、トナー7が充填されているトナーホッパー部と51
、現像スリーブや現像ブレード等が配置された現像部
51aとの境にトナーシール53が存在し、現像部には
トナーが供給されない状態で生産し使用先へ輸送する。
これによって輸送の際の衝撃等におけるトナー漏れを防
いでいる。このトナーシール53は初めて使用する際に
ユーザーによって取り外され、現像部51aにトナーが
初めて供給されることになるため、生産時の工程検査等
のために現像スリーブを問題無く回転させるには現像ブ
レード8、現像スリーブ3間には潤滑剤が必要となる。
【0034】図1は本発明第一実施例の特徴を最も良く
表した現像装置の断面図を表す。現像剤担持体である現
像スリーブ3に対して、現像剤規制部材である弾性体の
現像ブレード8を当接させる。現像ブレード8はゴム硬
度JISAで65゜のシリコンゴムを現像スリーブ3に
対して当接力P(現像スリーブ長手方向についての1c
m当たりの当接荷重gf/cm)を40gf/cmで当
接するように、現像容器に設置している。また、現像ス
リーブとブレードの当接巾(ニップ)は1.0mm、当
接最上流位置(現像スリーブ回転方向の上流)からブレ
ード自由端までの距離(以下NEという)を2.0mm
としている。
【0035】現像スリーブ3は、結着樹脂に導電性微粉
末を含有させた塗工液をアルミニウム製の円筒管にコー
トしたものを用いる。この時の現像スリーブはJIS規
格(B0601)の中心線平均粗さ(以下Raと称す)
が1.0μmであった。
【0036】現像スリーブ3内にはマグネットロール4
を固定配置する。現像容器内には一成分磁性トナー7が
あり、撹拌で現像スリーブ付近に送られた後、マグネッ
トロール4の形成する磁界作用で現像スリーブ3に供給
されて、現像スリーブの回転と共に搬送される。その
後、現像ブレード8との当接部でトリボ付与と層厚規制
を受けて現像領域へ搬送される。
【0037】現像スリーブ3には直流に交流を重畳した
交互電圧を電源11で印加して感光体1との間に現像電
界を形成し、その電界に従って静電潜像の現像を行う。
現像スリーブ3には、直流電圧:Vdc=−50vにA
C:矩形波Vpp=1600V、f=1800Hzを重
畳した現像バイアス11を印加する。現像スリーブ3と
感光体1は最近接位置で300μmのギャップを保って
対向している。感光体1は帯電電位Vd=−700Vに
均一帯電され、画像信号に従いレーザーで露光されてそ
の部分がVl=−150Vになる。Vl部を負帯電性ト
ナーで反転現像する。
【0038】トナー7は負帯電性磁性一成分トナーを用
いる。上記材料及びシーケンスを用いることによって従
来よりも高画質化を図ることが可能となった。
【0039】次に、潤滑剤の添加方法を図4を用いて説
明する。まず潤滑剤を揮発性の溶媒に以下の重量比で分
散させる。 潤滑剤:PF5060:IPE=2.5:4:11 その溶液16を上下左右移動可能な塗布機のノズル15
で吸引する。現像ブレード8を固定配置させておき、ノ
ズルを塗布開始位置8(a)迄移動する。その位置から
添加終了位置8(b)迄ノズルより溶液を吐出させなが
ら移動することによって塗布を行っている。
【0040】 「参考例及び実施例における実験手順」 以下に参考例及び実施例における実験手順を説明する。 手順1:上記の比率で溶液を作成し上記の塗布方法を用
いて現像ブレード上に潤滑剤を含んだ溶液を塗布する。 手順2:溶剤の乾燥を待った後現像ブレード及び現像ス
リーブを所定の位置に設置する等して現像器を作成す
る。 手順3:トナーが現像ブレード現像スリーブに介在しな
い状態で現像スリーブを1分間に1回転のスピードで2
分間回転させる。 手順4:現像スリーブ、現像ブレード間にトナーを介在
させて画出しを行い評価する。
【0041】1:潤滑剤として好ましい材料 上記の方法で潤滑剤の材料を幾つか変えて実験を行っ
た。その結果間題の起きた材料、起きなかった材料、ま
た間題のおきた材料では、何が問題となったかを記す。
【0042】1−1:結果 問題の起きなかった潤滑剤材料 PMMA粒子、ウレタン系弾性粒子・アクリル系樹脂、
ポリスチレン架橋体、PVDF。
【0043】問題の起きた潤滑剤材料 トスパール:空回転によって潤滑剤が剥がれ落ちてしま
い現像ブレードが削れて現像スリーブに固着し、現像ス
リーブ上にトナーコートしない。 六方晶窒化ホウ素:潤滑剤が現像スリーブに固着してし
まい、トナーコートしなくなった。 フェノール樹脂:トスパールの時と同じ状況。 トナー:現像ブレードの際に粉同士が電気的な力によっ
てはじきあい、均一に塗布できない。
【0044】また同一材料で重量平均径を変化させて同
様な実験を行なったところ、5.0μm以下だと後述す
るトナーを過帯電させてしまうことによる画像不良、5
0.0μm以上だと現像ブレードが削れて現像スリーブ
に固着してしまうことによる画像不良が生じ易くなるこ
とが分かった。
【0045】1−2:まとめ 上記の結果により潤滑剤として求められている性質とし
て、 1:現像ブレード塗布時に粉同士がはじかないで均一に
存在可能 2:空回転時に現像スリーブ、現像ブレードより剥がれ
落ちづらい 3:現像スリーブに強固には固着しない 等があることが分かったが、上記のPMMA等の不飽和
アクリル酸エステル類、ウレタン系弾性粒子・アクリル
系樹脂、ポリスチレン架橋体、PVDFだと上記の条件
を満たす性質を有していることが分かった。
【0046】以上の結果より高画質化を図った場合でも
潤滑剤としてPMMA、ウレタン系弾性粒子、アクリル
系樹脂、ポリスチレン架橋体、PVDFのうちのいずれ
かを用いることによって現像ブレード現像スリーブの傷
等による画像不良を防止でき、さらにはその重量平均径
が5.0μm以上45.0μm以下であるとより安定し
た画像を提供できることが分かった。
【0047】 実施例1 次に図5を用いて実施例1について説明する。実施例1
の特徴は不定形形状の材料を潤滑剤として用いることに
ある。
【0048】 2:潤滑剤として好ましい形状参考例 と同様な実験方法で、シリコーン樹脂を粉砕する
ことによって不定形形状を得た。粉砕時間を変えること
によって円形度を変化させた。(シリコーン樹脂は参考
で示したとおり球形形状では画像不良が生じてい
る。) 2−1:各パラメータの測定方法及び物理的意味 本発明で使用する潤滑剤形状を定義するパラメータ(円
相当径、円形度、個数平均径、重量平均径)は全て東亜
医用電子(株)製フロー式粒子像分析装置FPIA−1
000を用いて測定した値を用いた。
【0049】測定法としては、フィルターを通すなどし
て微細なごみを取り除いた水(10 3cm3中の粒子数が
20個以下)約50ml中に分散剤として界面活性剤、
(好ましくはアルキルベンゼンスルフォン酸塩)を数滴
加え、更に測定試料を2〜20mg程度加えて超音波分
散器で約1〜3分間分散処理を行ない、測定試料の粒子
濃度を4000〜8000個/103cm3に調整した試
料液を用いて、前記フロー式粒子像分析装置FPIA−
1000内に通す。測定器内では全ての粒子形状を画像
として取り込み、その画像を元に各パラメータの値を算
出している。以下に各パラメータの簡単な物理的意味及
び算出方法について説明する。
【0050】2−1−1:円相当径 粒子像の投影面積と同じ面積を持つ円を想定した時の円
の直径。
【0051】 2−1−2:円形度 粒子の凹凸の度合いの指標であり、粒子が完全な球形の
場合1.00を示し、表面形状が複雑になるほど円形度
は小さな値となる。以下の式を用いて定義する。 円形度=粒子像と同じ投影面積を持つ円周長/粒子投影
像の周囲長。
【0052】2−1−3:平均径 本発明における平均径としては個数平均径と重量平均径
があるが、円相当径がdiからdi+1の範囲の粒子数をf
0i、円相当径がdiからdi+1の範囲の粒子総重量を
3i、としたときに以下の式を用いて定義する。
【0053】 個数平均径=Σ(di×f0i)/Σf0i 重量平均径=Σ(di×f3i)/Σf3i 2−2:円形度の影響 以下に円形度の異なる材料を潤滑剤として用いた時の結
果を示す。
【0054】2−2−1:結果
【0055】
【表1】 2−2−2:まとめ 以上の結果より高画質化を行った構成でも円形度が0.
7以上0.9以下となる潤滑剤を使用することによって
画像不良の発生しない現像器を提供できることを確認し
た。
【0056】これは潤滑剤形状として、真球よりも円形
度が低い方が現像スリーブや現像ブレードに対する接触
面積が大きくなるため、現像ブレードや現像スリーブへ
の付着力が強くなり、その結果潤滑剤としての役割を果
たしやすくなるが、円形度が低すぎると逆に付着力が強
く働きすぎるため、現像スリーブに固着してしまうこと
を意味する。
【0057】なお、真球のポリマー粒子を用いた場合は
材料の電荷が影響するが、不定形樹脂の場合は材料の電
荷にかかわらず本発明の目的を達成することができる。
【0058】2−3:粒径 次に、潤滑剤の粒径の大きさについての実験を行った。
【0059】2−3−1:結果 実験の結果、粒径にばらつきのある潤滑剤を用いた場
合、初期における画像出力時に現像ブレード現像スリー
ブ間に潤滑剤が挟まり、その部分の現像スリーブに円周
上にトナーがコートしなったことによる若干縦すじが画
像上に発生する場合があった。
【0060】しかし上記の縦すじは、ふるい目の開きが
75μmとなるメッシュ数200のふるいを通過する潤
滑剤のみを用いた場合だと発生しなかった。
【0061】2−3−2:まとめ すなわち粒径のばらついている潤滑剤を用いた際でも、
ふるい目の開きが75μmとなるメッシュ数200のふ
るいを通過する潤滑剤のみを用いることによって、初期
における画像出力時に現像ブレード、現像スリーブ間に
潤滑剤が挟まり、その部分の現像スリーブにトナーがコ
ートしなったことによる縦すじの発生を防止できること
が分かった。
【0062】2−4:平均粒径 次に平均粒径及び粒度分布の影響を考察するための実験
を行った。
【0063】平均粒径及び粒度分布の異なる潤滑剤は粉
砕時間を変化させるのと数種類のメッシュを通すことに
よって用意した。
【0064】 2−4−1:結果 実験結果を図5に示す。図5に於いて横軸は個数平均
径、縦軸は重量平均径である。図5(a)は現像ブレー
ドが削れて現像スリーブに固着することによる画像不良
の発生した領域で、5(b)トナーの過帯電による画像
不良の発生した領域(この画像不良に関して実施例2
おいて説明する)、5(c)は実施例1の2−3で記し
た、潤滑剤の粒径が大きすぎることによる縦すじ発生領
域、斜線部は問題の発生しなかった領域である。
【0065】上記の実験は粉砕した潤滑剤を使用してい
る。すなわち、様々な粒径が存在する系での結果である
が、粒径の揃った異なる2種類若しくは数種類の潤滑剤
を混合して上記と同様の実験を行ったところ図4と同様
な結果が得られた。
【0066】2−4−2:まとめ 不定形粒子を用いた場合、潤滑剤の粒径が小さすぎると
トナーに対する帯電能が高まり、大きいと接触面積が小
さくなるため現像ブレード、現像スリーブへの付着力低
くなる等、粒径と画像不良との間には大きな相関がある
が、個数平均径が1.5μm以上3.0μm以下、かつ
重量平均径が15.0μm以上45.0μm以下となる
潤滑剤を用いることによって画像不良を防止することが
できることが分かった。
【0067】 実施例2 次に実施例2について説明する。実施例2の特徴は不定
形形状の材料を潤滑剤として用いることにある。
【0068】 3:潤滑剤として好ましい帯電特性 3−1:実験方法 潤滑剤として帯電特性が異なる材料を用い、参考例に記
した方法で画像出力を行った。その結果を以下に示す。
帯電量の測定方法として以下の方法を用いた。
【0069】画像出力時にはトナーホッパー内のトナー
が現像剤スリーブにコートされ、ズリーブと共に回転す
る。現像ブレードとのニップ部を通過したトナーはスリ
ーブ及びブレードさらにはトナー同士との摩擦等により
帯電され現像に供給される。
【0070】この時この構成の帯電量として現像寸前位
置における現像スリーブ上にコートされた単位重さあた
りの帯電量をトナーのQ/Mと定義する。
【0071】同様にトナーの変わりにトナーホッパー内
に十分に潤滑剤を充填し、トナーの場合と同様な方法で
潤滑剤のQ/Mを測定した。
【0072】 3−2:結果 3−2−1:ネガトナーを用いた場合で参考例に記載の
現像器構成 材料 Q/M 画像出力した結果 トナー −15 メラミン +20 トナー過帯電による画像不良発生 PMMA +7 問題無し シリコーン −3 問題無し PVDF −20 問題無し PTFE −50 濃度薄発生。
【0073】 3ー2−2:ポジトナーを用い、帯電、
現像、転写バイアスなどの電圧を適正に変更した系で、
それ以外は参考例と同様の構成。
【0074】 材料 Q/M 画像出力した結果 トナー +7 メラミン +20 濃度薄発生 PMMA +10 問題無し シリコーン −3 問題無し PVDF −20 トナー過帯電による画像不良発生 PTFE −50 トナー過帯電による画像不良発生。
【0075】3−3:まとめ 以上の結果より、現像時における現像剤のみの現像剤担
持体上における単位重さあたりの電荷量をT、現像剤の
変わりに潤滑剤を使用し、現像剤の時と全く同様な方法
で潤滑剤に電荷を付与した時の、潤滑剤のみの現像剤担
持体上における単位重さあたりの電荷量をJ、とした時
に以下の関係式となる材料を用いることで帯電量がトナ
ーと違いすぎることによって生じる画像不良を防止でき
ることを確認した。 Tが正の時: −0.5×T≦J≦2.0×T Tが負の時: 2.0×T≦J≦−0.5×T これは潤滑剤自身も電荷を付与されるため、現像バイア
スによって感光ドラムに飛翔するため、潤滑剤がトナー
と同極性で且つ電荷が高すぎると、感光ドラムに飛翔し
た際にトナーがその部分に飛翔しづらくなるため濃度薄
が生じ、又潤滑剤がトナーと逆極性で電荷が高すぎると
潤滑剤がキャリアの役割を果たし、極端にトナーの電荷
をあげてしまいコート不良が生じてしまう。潤滑剤自身
の電荷量が上記の範囲だと以上の問題を回避できるから
である。
【0076】 実施例3 濃度 次に実施例3の説明を行なう。本実施例3の特徴は潤滑
剤の存在濃度を規定することにある。
【0077】 4:好ましい存在濃度 4−1:実験方法実施例3 における実験は参考例と同様である。ただし溶
液を作る際に潤滑剤の濃度を変化させることによって現
像ブレード上の潤滑剤の量を変え、現像スリーブ上の単
位面積当たりの存在量を変化させた。潤滑剤は実施例1
で説明した形状を持つシリコーン樹脂を用いた。
【0078】 4−1−1:現像スリーブ上の単位面積
当たりの存在量 本実験では参考例で記したのと同様に現像ブレードに潤
滑剤を存在させて、現像スリーブの空回転を行う。現像
ブレードのみに存在していた潤滑剤は上記現像スリーブ
の空回転によって現像ブレード、現像スリーブの両方に
存在するようになるが、この時の現像スリーブの空回転
前後での現像スリーブの重量の差分を計測し、その重さ
を現像スリーブのうち潤滑剤が付着している面積で除算
することによって現像スリーブ上単位面積当たりの付着
量(mg/cm2)求めた。
【0079】 4−2:結果 NO. 現像スリーブ上付着量 結果 1 0.005mg/cm2 現像ブレードが削れて現像スリーブに固着 する 2 0.01mg/cm2 問題なし 3 0.05mg/cm2 問題なし 4 0.1mg/cm2 問題なし 5 0.105mg/cm2 現像スリーブ表面チェックが出来ず。
【0080】4ー3:まとめ 以上の結果より現像スリーブ上に付着した潤滑剤の量が
多すぎると外観検査を行ないにくく、また、少なすぎる
と現像ブレードが削れて現像スリーブに固着してしまう
ことによる画像不良が発生える可能性が高まるが、現像
スリーブ上における単位面積当たりの潤滑剤の重さとし
ては0.01mg/cm2以上0.1mg/cm2以下で
あると上記の問題を防止できることが分かった。
【0081】 実施例4 本実施例の特徴は、先の実施例で説明した現像装置を、
感光体ドラム、クリーナ、帯電装置等と一緒に交換可能
な一体型カートリッジ内に設けたことにある。
【0082】図2はその一体型カートリッジを用いた画
像形成装置の一例を表した図であり、先の実施例で述べ
た画像形成装置と同構成のものには同符号を付けた。本
実施例では、現像装置6と感光ドラム1とクリーニング
装置5と帯電装置2を、外装100によって各装置を結
合し一体型カートリッジとしたものを示してある。この
一体型カートリッジの場合は、トナー7を使い切った時
に、他の装置もほぼ同時に寿命を迎えるよう設計されて
いる。従って、ユーザはカートリッジ内のトナーがある
間は常に安定した画像を得ることができ、しかも一体型
であるために、その交換も容易に行うことができるとい
う利点がある。そして、カートリッジ内の現像装置に、
本発明を用いることで、一体型カートリッジ本来の利点
に加えて、高精細な画像形成を安定して行えるという利
点がある。
【0083】
【発明の効果】以上説明した様に第一の発明によれば、
高画質化を図っても潤滑剤としてPMMA粒子、ウレタ
ン系弾性粒子、アクリル系樹脂、ポリスチレン架橋体、
PVDF、不定形樹脂を用いることによって現像スリー
ブ、現像ブレード傷起因等による画像不良を防止でき
る。
【0084】第二の発明によれば、以下に示す特徴を持
った潤滑剤を用いることによってトナーの帯電量が著し
く変化することによる画像不良の発生しない現像器を提
供できる。
【0085】現像の際に現像剤に電荷を付与するのと全
く同様な方法で潤滑剤のみに電荷を付与した時の現像剤
担持体上における単位重さあたりの電荷量をJ、現像剤
のみを用いたときの現像剤担持体上における単位重さあ
たりの電荷量をTとしたときに以下の関係式になる。
【0086】 Tが正の時: −0.5×T≦J≦2.0×T Tが負の時: 2.0×T≦J≦−0.5×T。
【0087】第三の発明によれば、現像装置初期使用以
前の現像剤担持体と現像剤規制部材との接触部及びその
近傍に現像剤が存在していない状態では、現像剤担持体
と現像剤規制部材との接触部及びその近傍に潤滑剤が存
在しており、上記潤滑剤として、ふるい目の開きが75
μmとなるメッシュ数200のふるいを通過するものの
みを使用することで可能となる。
【0088】第四の発明によれば、現像装置初期使用以
前の現像剤担持体と現像剤規制部材との接触部及びその
近傍に現像剤が存在していない状態では、現像剤担持体
と現像剤規制部材との接触部に潤滑剤が存在しており、
上記潤滑剤の現像剤担持体上に存在する単位面積当たり
の存在量を0.01mg/cm2以上0.1mg/cm2
以下とすることによって達成可能となる。
【0089】これは現像スリーブ上の塗布剤量を適正化
する。すなわち多すぎることによる現像剤担持体の外観
検査精度の低下、少なすぎることによる現像ブレード削
れの両方を防止するからである。
【0090】第五の発明によれば、第一から第四の発明
に記載の現像装置を一体型カートリッジに用いること
で、カートリッジの利点である画像安定性、イージーメ
ンテナンス性に加え更なる高品位な画像が得られるプロ
セスカートリッジが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の現像装置の断面図
【図2】本発明の実験装置を示す断面図
【図3】本発明の実験装置及び効果を説明する断面図
【図4】本発明の実験方法を示す図
【図5】本発明の実験結果を示す図
【符号の説明】
1 感光体 2 帯電ローラ 3 現像スリーブ 4 マグネットロール 5 クリーニング手段 6 現像容器、トナーユニット、トナーホッパー 7 トナー 8 現像ブレード 8(a)塗布開始位置 8(b)塗布終了位置 15 塗布機のノズル 16 潤滑剤溶液 51 現像装置、カートリッジ現像装置 51a 現像部 51b トナーホッパー部 52 カバー 53 トナーシール53 100 プロセスカートリッジ 101 スキャナユニット 102 折り返しミラー 103 カセット 104 記録材 105 給紙ローラ 107 転写手段 109 定着器

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも現像剤、現像剤担持体、現像
    剤規制部材とを有する現像装置に於いて、 現像装置初期使用以前の現像剤担持体と現像剤規制部材
    との接触部に現像剤が存在していない状態では、現像剤
    担持体と現像剤規制部材との接触部に潤滑剤として、重
    量平均粒径が5〜45μmで、平均円形度が0.7以上
    0.9以下であるポリマー粒子が存在することを特徴と
    する現像装置。
  2. 【請求項2】該ポリマー粒子を構成するポリマーの電荷
    量Jが、 現像時の現像剤担持体上における単位重さあ
    たりの現像剤のみの電荷量をT、現像剤の変わりに潤滑
    剤を使用し、現像剤の時と全く同様な方法で潤滑剤に電
    荷を付与した時の、現像剤担持体上における単位重さあ
    たりの潤滑剤のみの電荷量をJとした時に以下の関係、 Tが正の時: −0.5×T≦J≦2.0×T Tが負の時: 2.0×T≦J≦−0.5×T にあることを特徴とする請求項1記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 該ポリマー粒子の個数平均径が1.5μ
    m以上3.0μm以下、かつ重量平均径が15.0μm
    以上45.0μm以下であることを特徴とする請求項1
    記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 該ポリマー粒子として、ふるい目の開き
    が75μmのメッシュ数200のふるいを通過するもの
    のみを使用することを特徴とする請求項1記載の現像装
    置。
  5. 【請求項5】 該ポリマー粒子が不定形シリコン樹脂で
    あることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の現像
    装置に於いて、現像装置初期使用以前の現像剤担持体現
    像規制部材との接触部に現像剤が存在していない状態に
    現像剤担持上に存在する単位面積当たりの潤滑剤の量が
    0.01mg/cm2以上0.1mg/cm2以下とする
    ことを特徴とする現像装置。
  7. 【請求項7】画像形成装置本体に脱着可能であるプロセ
    スカートリッジにおいて、請求項1から6のいずれか記
    載の現像装置を有することを特徴とするプロセスカート
    リッジ。
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