JPH0522903Y2 - - Google Patents

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JPH0522903Y2
JPH0522903Y2 JP1985183761U JP18376185U JPH0522903Y2 JP H0522903 Y2 JPH0522903 Y2 JP H0522903Y2 JP 1985183761 U JP1985183761 U JP 1985183761U JP 18376185 U JP18376185 U JP 18376185U JP H0522903 Y2 JPH0522903 Y2 JP H0522903Y2
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JP
Japan
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objective lens
image guide
objective
lens unit
lens
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JP1985183761U
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JPS6291618U (ja
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はイメージガイドスコープ、特に細径用
イメージガイドスコープに用いられる対物レンズ
の取付構造に関する。
(従来技術及びその問題点) 従来の対物レンズ取付構造としては、第3図に
示すように円筒形の対物レンズホルダー11の内
周面に1対の段部11bを形成し、1対の対物レ
ンズ10を各段部11bに係止させるようにして
いる。
ところが上記のような段部11bを形成するこ
とによりホルダー内周面11aの中央部が小径部
D1となり、対物レンズ自体の実効直径が上記小
径部により狭められてしまうという不具合があ
る。それにより画像観察装置による画像の外周部
分が暗くなる現象が生じることがある。特に広角
レンズを使用して画角が広くなる場合に上記現象
は顕著である。
レンズの実効直径を大きくするために、対物レ
ンズ自体の外径を大きくし、かつレンズホルダー
11の外径及び内径を大きくすることが考えられ
るが、細径用スコープでは、対物レンズユニツト
の仕上がり外径が厳しく制約されるので、外径の
大きな対物レンズを用いること自体が困難であつ
た。またたとえ対物レンズの直径を大きくして
も、細径用スコープにおいて上述の画像の外周部
分が暗くなる現象を完全に解消することは困難で
あつた。
また、実開昭59−94317号あるいは特開昭59−
28122号のように、内径段部を有しない筒状のア
ダプタの内周面に、対物レンズを嵌着している構
造のイメージガイドスコープはあるが、筒状のレ
ンズホルダー内に、単一の対物レンズを嵌着する
ことにより、レンズユニツトを構成しているもの
であり、このレンズユニツトの取付構造として
は、イメージガイドを保持する被覆の先端部分を
剥がし、剥がしたイメージガイド部分の外周面
に、上記レンズホルダーを嵌着している。
このような構造であると、たとえば、仮に、レ
ンズホルダー内に、1対の対物レンズを嵌着して
レンズユニツトを構成するとすれば、後側のレン
ズをレンズホルダーの中間部分まで奥へ突つ込ま
なければならず、精密なレンズ間距離の設定が非
常に困難である。
しかも、被覆を剥いで、レンズホルダーを直接
イメージガイドの外周に嵌合することにより、レ
ンズユニツトを保持するので、後側レンズとイメ
ージガイド先端面との距離の設定においても、被
覆を精度良く所定量剥がすのは非常に困難であ
る。
(問題を解決するための手段) 上記問題を解決するために本考案は、イメージ
ガイドと、このイメージガイドの外周を被覆し保
持するチユーブ部材を有するイメージガイドスコ
ープにおいて、内周径が全長に渡つて一様な超薄
肉円筒形のレンズホルダーの軸方向両端部の内周
面に、前後1対の対物レンズを嵌合接着すること
により、対物レンズユニツトを構成し、該対物レ
ンズユニツトを、上記イメージガイドを保持する
チユーブ部材の先端部内周面に嵌着している。
(実施例) 本考案を適用した細径用イメージガイドスコー
プの先端部分を示す第2図において、外側ガイド
チユーブ2内に例えば内側チユーブ3が設けら
れ、内側ガイドチユーブ3の先端部に対物レンズ
ユニツト1が嵌着されている。対物レンズユニツ
ト1から間隔を隔てた後方には多数の光フアイバ
ーからなるイメージガイド5が配置され、内側チ
ユーブ3により保持されている。内側チユーブ3
の外側には光フアイバーを環状に束ねたライトガ
イド17が配置されている。ライトガイド17の
後端部(図示せず)は光源に接続し、イメージガ
イド5の後端部(図示せず)は画像観察装置に接
続している。
対物レンズユニツト1の拡大図を示す第1図に
おいて、対物レンズユニツト1は円筒形の対物レ
ンズホルダー7と1対の対物レンズ10からなつ
ている。レンズホルダー7はその外径が例えば2
mm(あるいは2mm以下)であり、厚みは0.1mm
(あるいは0.1mm以下)の超薄肉に形成されてお
り、ステンレス製のSUSパイプにより製造され
ている。レンズホルダー7の内周面7aはその長
さ方向全長に渡つて同一の内径D2で一様に揃え
られており、段部等は形成されていない。
1対の対物レンズ10はレンズホルダー7の両
端部の内周面にそれぞれ圧入され、接着剤により
レンズホルダー7の内周面に接着されている。各
対物レンズ10の端面はそれぞれレンズホルダー
7の長さ方向の端面に揃えられている。
(作用) 第2図のライトガイド17から出る光により観
察物Mを照射し、その反射光を対物レンズ10に
より集め、イメージガイド5の先端部に結像させ
る。結像された像はイメージガイド5により後方
に送られ、画像観察装置に映し出される。
対物レンズユニツト1を組立てる場合には、例
えばレンズ10の外周端面に接着剤を塗布した
後、治具によりそれぞれレンズホルダー7の両側
方から圧入する。両対物レンズ10間距離の位置
決めは、例えば各レンズ10の端面をレンズホル
ダー7の各端面に揃えることにより行なわれる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、イメージガイド
5と、このイメージガイド5の外周を被覆し保持
するチユーブ部材(内側チユーブ3)を有するイ
メージガイドスコープにおいて、内周径D2が全
長に渡つて一様な超薄肉円筒形のレンズホルダー
4の軸方向両端部の内周面に、前後1対の対物レ
ンズ10を嵌合接着することにより、対物レンズ
ユニツト1を構成し、該対物レンズユニツト1
を、上記イメージガイド5を保持するチユーブ部
材の先端部内周面に嵌着しているので、次のよう
な利点がある。
(1) 対物レンズホルダー7の内周面7aに段部が
ないので、第3図の従来例のように中央小径部
分D1によつて対物レンズの実効直径が狭めら
れることはなく、従つて対物レンズ10及びレ
ンズホルダー7の直径を大きくすることなく対
物レンズ10を最大限有効に利用できる。
即ち対物レンズ10の機能を最大限発揮でき
るようにし、かつコンパクト性を保つことがで
きる。
(2) 対物レンズホルダー7の内周面7aに段部が
ないので、第3図の従来例のように中央小径部
分D1によつて対物レンズの実効直径が狭めら
れることはなく、従つて画像の外周部分が暗く
なるような現象の発生を防止でき、特に画角を
広くした場合に実用的である。
(3) レンズホルダー7にレンズ係止用段部を形成
しないので、レンズホルダー7の加工が容易で
ある。また対物レンズユニツトの軽量化も達成
でき、製造コストも節約できる。
(4) しかも、イメージガイド5を被覆しかつこれ
を保持するチユーブ部材、すなわち、内側チユ
ーブ3の内周面に、上記1対の対物レンズ10
を有するレンズユニツト1を嵌着しているの
で、同一チユーブ部材の内周面に、イメージガ
イド5とレンズユニツト1とを嵌着しているこ
とになり、上述のように、正確にセツトされた
レンズ間距離を狂わすことなく、イメージガイ
ド5の先端面と後側の対物レンズ10との間の
距離をセツトでき、しかも、レンズユニツト1
を保持する強度も十分に保てるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用した対物レンズユニツト
の縦断面図、第2図は第1図の対物レンズユニツ
トを備えたイメージガイドスコープの先端部分の
縦断面図、第3図は従来例の縦断面図である。3
……内側チユーブ(チユーブ部材)、5……イメ
ージガイド、7……対物レンズホルダー、10…
…対物レンズ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. イメージガイドと、このイメージガイドの外周
    を被覆し保持するチユーブ部材を有するイメージ
    ガイドスコープにおいて、内周径が全長に渡つて
    一様な超薄肉円筒形のレンズホルダーの軸方向両
    端部の内周面に、前後1対の対物レンズを嵌合接
    着することにより、対物レンズユニツトを構成
    し、該対物レンズユニツトを、上記イメージガイ
    ドを保持するチユーブ部材の先端部内周面に嵌着
    していることを特徴とするイメージガイドスコー
    プの対物レンズ取付構造。
JP1985183761U 1985-11-28 1985-11-28 Expired - Lifetime JPH0522903Y2 (ja)

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JPS6291618U JPS6291618U (ja) 1987-06-11
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ID=31130798

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JP6332627B2 (ja) * 2014-08-25 2018-05-30 特許機器株式会社 対物レンズ位置決め装置

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JPS6291618U (ja) 1987-06-11

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