JP2502372Y2 - 光減衰器 - Google Patents

光減衰器

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JP2502372Y2
JP2502372Y2 JP1987136823U JP13682387U JP2502372Y2 JP 2502372 Y2 JP2502372 Y2 JP 2502372Y2 JP 1987136823 U JP1987136823 U JP 1987136823U JP 13682387 U JP13682387 U JP 13682387U JP 2502372 Y2 JP2502372 Y2 JP 2502372Y2
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JP
Japan
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holders
holder
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optical attenuator
outer peripheral
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JP1987136823U
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JPS6443301U (ja
Inventor
一秀 大川原
謙次郎 柴
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は光通信装置に適用される光減衰器に係り、特
に光減衰部の着脱を容易に行なえるようにした光減衰器
に関する。
〔従来の技術〕
従来、光減衰器として第2図に示す光アダプタ型のも
のがある。すなわち、同一軸心上で互いに端部を着脱可
能に結合される1対の筒状ホルダ1a、1bを備え、このホ
ルダ1a、1b内に保持されるスリーブ2の軸方向中央部に
光減衰部3を設けたものである。この光減衰器では、ス
リーブ2の両端部分に光コネクタが接続可能とされる。
そして、ホルダ1a、1bは、その外周部に設けた鍔部4を
介し、止めねじ5により支持パネル6に取り付けられ
る。
ところで、従来の光減衰器では、支持パネル6への取
り付け用の鍔部4が両ホルダ1a、1bの結合部を兼ねた構
成となっている。すなわち、鍔部4は両ホルダ1a、1bの
各端部に同一径で突設されており、支持パネル6への取
り付け用止めねじ5は両鍔部4を貫通して支持パネル6
に螺挿され、また、両鍔部4は、その一方から差し込ま
れた他の止めねじ7により互いに締め付けられる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記の従来構造によると、ホルダ1a、1bの結合と、支
持パネル6への取り付けとの両機能が、同一の鍔部4に
よってなされている。このため、光減衰量変更等に際し
てスリーブ2の交換等を行う場合、ホルダ1a、1bを一旦
支持パネル6から取り外し、その後ホルダ1a、1b同士を
分離する必要がある。従って作業が2段階の煩雑なもの
となり、手間がかかる問題があった。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、ホ
ルダを支持パネルに取り付けたままでスリーブの交換等
が行え、光減衰量の変更等の作業が簡便に行なえる光減
衰器を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、同一軸心上で結合されるホルダの支持パネ
ルへの取り付けを、一方のホルダの外周部に形成した大
径な鍔部のねじ止めにより行い、両ホルダの結合は一方
のホルダの端部外周面に刻設した雄ねじと、この雄ねじ
に螺合し他方のホルダ端部の小径な鍔部を軸心方向から
係止するナットとの締めつけにより行うものとし、これ
によりホルダの結合、分離を支持パネルへの取り付けか
ら別個に独立して成し得るようにして、前記の目的を達
成するものである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図を参照にして説明す
る。
一対の筒状のホルダ11a、11bが備えられ、これらは互
いに同一軸心上で端部を着脱可能に結合される。すなわ
ち一方のホルダ11aは、結合用の一端部外周面に雄ねじ1
2が刻設され、その雄ねじ12の後方に大径な鍔部13が突
設された形状となっている。このホルダ11aの他端部内
周側には内鍔14が形成されている。また、他方のホルダ
11bには、結合用の一端部外周に前記の雄ねじ12とほぼ
同一径の小径な鍔部15が突設されるとともに、一方のホ
ルダ11aの内方に嵌挿し得る筒部16が軸方向に突設され
た形状となっている。この筒部16の先端にも内鍔17が形
成されている。
そして、両ホルダ11a、11bの結合は、一方のホルダ11
aの雄ねじ12と、この雄ねじ12に螺合し他方のホルダ11b
の小径な鍔部15を軸方向から係止するナット18との締め
付けによりなされている。
また、支持パネル19への取り付けは、一方のホルダ11
aの大径な鍔13に貫通した止めねじ20を支持パネル19に
螺挿することによりなされている。
他方のホルダ11b内にスリーブ21が嵌挿されてリング
状のストッパ22で係止されており、このスリーブ21の軸
方向中心部に光減衰部23が設けられる。スリーブ21はス
テンレスまたはばね用リン青銅で作製され、図示しない
が1本の縦割溝を有する。
光減衰部23は、光減衰膜23a、金属パイプ23b、キャピ
ラリ23c、光ファイバ23dで構成されている。光減衰膜23
aは膜厚0.01mm以下の吸収膜または反射膜を使用してい
る。金属パイプ23bはステンレスまたは黄銅製とされ、
精密切削加工によりつくられる。キャピラリ23cはセラ
ミック、プラスチックまたはガラス製のパイプを使用し
ている。
光減衰部の加工法は以下のとおりである。まず、光フ
ァイバ23dに接着剤を塗布した後、キャピラリ23cに挿入
し、加熱硬化させる。接着固定後、キャピラリの片端面
を斜研摩する。この斜研摩した2本のキャピラリ23cの
間に接着剤を塗布し、金属蒸着を施した0.01mmの光減衰
膜23aを挟み込み、その後金属パイプ23bに挿入し、接着
する。そして金属パイプ23bの両端面を光学研摩した
後、金属パイプ23bの外周を加工し、光ファイバ23dと金
属パイプ23bとの偏心を0.001mm以下にするとともに、金
属パイプ23bの外径を所定の寸法にする。
このような構成の光減衰器によると、10dB用のもので
減衰量10±1dBと極めて高い安定度が確認された。
減衰量変更等に際してスリーブ21を交換する場合に
は、一方のホルダ11aに螺合したナット18を緩めて取り
外すことにより、他方のホルダ11bを取り外せばよい。
この場合、支持パネル19への取り付けは一方のホルダ11
aの鍔13を介して別個独立になされているから、支持パ
ネル19に一方のホルダ11aを取り付けたままで上記作業
が行なえる。したがって、作業が極めて容易になり、取
り扱い時における光減衰部の損傷防止等も図れ、現地に
おける光通信装置の受光信号パワーの調整自由化による
効率化が実現できる。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によれば、ホルダの一方を支持
パネルに取り付けたまま光減衰量変更等が容易に行え、
作業の効率向上、安全性向上等の効果が奏される。すな
わち、光減衰量の変更に際し、スリーブを交換する場合
には、一方のホルダに螺合したナットを緩めて取り外
し、他方のホルダを取り外して行う。このため、支持パ
ネルから光減衰器全体を取り外す必要がなく、作業が片
側から極めて容易に行うことができ、現地における受光
信号パワーの調整を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は従来
例を示す断面図である。 11a、11b……ホルダ、12……雄ねじ、13……大径な鍔
部、15……小径な鍔部、18……ナット、19……支持パネ
ル、20……止めねじ、21……スリーブ、23……光減衰
部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一軸心上で互いに端部を着脱可能に結合
    される1対の筒状ホルダを備え、このホルダ内に保持さ
    れるスリーブの軸方向中央部に光減衰器を設け、前記ス
    リーブの両端部分にそれぞれ光コネクタを接続可能とす
    るとともに、前記ホルダの外周部の鍔部を支持パネルに
    ねじ止めするようにした光減衰器において、 前記ホルダの支持パネルの取り付けは一方のホルダの外
    周部に一体的に形成した大径な鍔部のねじ止めによりな
    されるとともに、両ホルダの結合は、前記一方のホルダ
    の端部外周面に刻設した雄ねじと、この雄ねじに螺合し
    他方のホルダ端部の小径な鍔部を軸方向から係止するナ
    ットとの締め付けにより、前記支持パネルへの取り付け
    と別個になされたことを特徴とする光減衰器。
JP1987136823U 1987-09-09 1987-09-09 光減衰器 Expired - Lifetime JP2502372Y2 (ja)

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JP1987136823U JP2502372Y2 (ja) 1987-09-09 1987-09-09 光減衰器

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Publication Number Publication Date
JPS6443301U JPS6443301U (ja) 1989-03-15
JP2502372Y2 true JP2502372Y2 (ja) 1996-06-19

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ID=31397690

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JP1987136823U Expired - Lifetime JP2502372Y2 (ja) 1987-09-09 1987-09-09 光減衰器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57157908U (ja) * 1981-03-31 1982-10-04

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JPS6443301U (ja) 1989-03-15

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