JP2934515B2 - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2934515B2
JP2934515B2 JP3004038A JP403891A JP2934515B2 JP 2934515 B2 JP2934515 B2 JP 2934515B2 JP 3004038 A JP3004038 A JP 3004038A JP 403891 A JP403891 A JP 403891A JP 2934515 B2 JP2934515 B2 JP 2934515B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イメージガイドファイ
バーの先端部に対物レンズを設けてなる観察光学系を有
する内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、イメージガイドファイバーを有し
た内視鏡の観察光学系の対物側は例えば図14に示す構
成となっている。すなわち、円筒状のレンズ枠100の
先端側内部には複数個の対物レンズ101…が配設さ
れ、これら対物レンズ101…は、レンズ枠100内周
面に接着固定されている。
【0003】また、レンズ枠100の後端側内部には、
その外周が外皮チューブで被嵌されたイメージガイドフ
ァイバー102の露出した先端部102aが挿入され、
この先端部102aの端面は、最も基端側の対物レンズ
101の後端面に突き当てられるとともに、イメージガ
イドファイバー102の外周面がレンズ枠100の内周
面に差し込まれ、それらの間に接着剤103が塗布され
て固定されている。
【0004】一方、図15に示すように、イメージガイ
ドファイバー102の露出した先端部102aの端面
に、これと同軸に屈折率分布型のロッドレンズ104を
接着し、レンズ枠100を用いずに対物レンズを内視鏡
挿入部の先端部に組込む方式も提案されている(実開昭
2ー55213号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図14に示
すごとく、レンズ枠100内に複数個の対物レンズ10
1…およびイメージガイドファイバー102を組込む内
視鏡にあっては、対物レンズ101…同志を接着接合す
る作業や、イメージガイドファイバー102の入射先端
面で結像するように対物レンズ101…間の間隔を調整
する作業およびイメージガイドファイバー102の中心
軸と対物レンズ101…の中心軸(光軸)とが一致する
ように調整してイメージガイドファイバー102を対物
レンズ101あるいはレンズ枠100に接着する作業等
が必要である。
【0006】しかし、内視鏡挿入部の先端に組込まれる
対物レンズ101…は極めて微小であるため、その作業
が面倒であるとともに、上記作業にはかなりの精密さが
要求される。したがって、作業時間の短縮化、能率化に
は限界があった。また、部品点数も多く、部品代も高価
であった。
【0007】一方、図15に示す構造の内視鏡にあって
は、図14の構造の内視鏡に比べて部品点数も少なく組
立作業も簡単ではあるが、それでも、イメージガイドフ
ァイバー102とロッドレンズ104とを同軸に接着す
る作業にはかなりの精度が要求されるとともに、同軸に
接着された状態を保持させながら乾燥させることは困難
である。また、ロッドレンズ104およびイメージガイ
ドファイバー102を保持するレンズ枠等の剛体がない
ため、ロッドレンズ104とイメージガイドファイバー
102との接着部は強度的にも弱く、側方から力が加わ
った場合、剥がれてしまう虞があった。
【0008】本発明は、上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、簡単な組立作業によっ
て高精度に対物光学系を組立てることができ、かつ、そ
の組立作業を短時間に行なえ、イメージガイドファイバ
ーと対物レンズとの接続部の強度が大きい内視鏡を提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、イメージガイドファイバーの入射先端面
に結像させる対物レンズを設けてなる観察光学系を有す
る内視鏡において、前記対物レンズの後端側部分を、対
物レンズの光軸と同軸な筒状に突出して形成するととも
に、この筒状部内に前記イメージガイドファイバーの入
射先端部を嵌挿固定したものである。
【0010】
【作用】上記構成により、イメージガイドファイバーと
対物レンズとの接続は、例えばイメージガイドファイバ
ーの先端部外周および入射先端面、あるいは、対物レン
ズのイメージガイドファイバーの入射端面が当接する筒
状部内端面および筒状部内周面に接着剤を塗布し、イメ
ージガイドファイバーの先端部を、対物レンズ本体の光
軸と同軸な筒状部内に嵌挿して、イメージガイドファイ
バーの入射先端面が筒状部内端面に突き当たるまで押し
込んでそのまま固定すれば完了する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説
明する。
【0012】図1ないし図3は本発明の第1の実施例を
示すものである。図3に示すように、本実施例の内視鏡
1は操作部3と挿入部2とからなり、操作部3には接眼
部4が設けられているとともに、図示しない光源装置と
着脱自在に接続されるユニバーサルコード5が取付けら
れている。また、患者の体腔内等に挿入される挿入部2
は、可撓管2aと、この可撓管2aの先端に設けられた
先端部2bとからなる。先端部2b付近は、図1に示す
ように、外皮チューブ6内にイメージガイドファイバー
7およびライトガイドファイバー8を挿通配設して構成
されている。イメージガイドファイバー7およびライト
ガイドファイバー8は複数のファイバーを束ねて構成さ
れており、イメージガイドファイバー7の露出した先端
部7a以外の外周には外皮チューブが被嵌されている。
【0013】そして、ライトガイドファイバー8の先端
側部分は対物レンズ9とともに外皮チューブ6内に密に
嵌め込まれて接着固定されている。また、ライトガイド
ファイバー8の基端側は可撓管2a内を通って操作部3
側へ導かれ、さらに前記ユニバーサルコード5を介して
図示しない光源装置に接続されている。また、イメージ
ガイドファイバー7も可撓管2a内を通って操作部3内
に導かれ、前記接眼部4に接続されている。そして、イ
メージガイドファイバー7の露出した先端部7aには円
柱状の対物レンズ9が連結されており、この対物レンズ
9の先端面9dと前記ライトガイドファイバー8の端面
とが略面一となって、挿入部2の先端を形成している。
【0014】したがって、図示しない光源装置からの光
は、ユニバーサルコード5およびライトガイドファイバ
ー8を介して挿入部2の先端より出射されて被照射体に
照射され、被照射体からの反射光は、対物レンズ9を通
ってイメージガイドファイバー7の先端面7bにおいて
結像し、その像は、イメージガイドファイバー7によっ
て接眼部4に伝送され、この接眼部4を通じて観察でき
る。
【0015】ところで、前記対物レンズ9はセルフォッ
クレンズ(商品名)等の屈折率分布型レンズであり、そ
の形状は図1および図2に独立して示すように略円柱状
をなしている。さらに、対物レンズ9の後端側部分は、
対物レンズ9の光軸と同軸な筒状に突出して形成されて
いる。そして、この突出した筒状部9b内には、イメー
ジガイドファイバー7の露出した先端部7aが嵌挿さ
れ、イメージガイドファイバー7の入射先端面7bを筒
状部9bの内端面9cに当接させてこの部分を接着固定
するとともに、イメージガイドファイバー7の先端部7
aの外周面と筒状部9bの内周面とを接着固定している
ものである。
【0016】なお、筒状部9bの外径は対物レンズ本体
9aの外径と同一であり、また、筒状部9bの内径はイ
メージガイドファイバー7の露出した先端部7aの外径
と略同一になっている。また、対物レンズ9はガラスや
透明なプラスチック等で形成されるとともに、対物レン
ズ9のイメージガイドファイバー7の入射先端面7bが
当接する筒状部内端面9cおよび挿入部2先端に位置す
る先端面9dは平滑となっている。
【0017】したがって、上記構成の内視鏡1は、イメ
ージガイドファイバー7の露出した先端部7a外周およ
び入射先端面7b、あるいは、対物レンズ9のイメージ
ガイドファイバー7の入射先端面7bが当接する筒状部
内端面9cおよび筒状部9b内周面に接着剤を塗布し、
イメージガイドファイバー7の先端部7aを、対物レン
ズ9の光軸と同軸な筒状部9b内に嵌挿して、イメージ
ガイドファイバー7の入射先端面7bが筒状部内端面9
cに突き当たるまで押し込んでそのまま固定すれば、イ
メージガイドファイバー7と対物レンズ9との接続が完
了するため、対物光学系の組立作業を簡単に、かつ短時
間に行なうことができる。
【0018】また、光軸合わせの必要もなく、種々の調
整作業に際して高い精度を必要とすることもなく対物光
学系の組立を行なえるため、品質的にも作業者によるば
らつきが少なく、安定した良好な画面が得られる。さら
に、対物レンズ9が1個であるため安価であるととも
に、イメージガイドファイバー7の露出した先端部7a
が対物レンズ9の筒状部9b内に嵌挿されて接着されて
いるため、イメージガイドファイバー7と対物レンズ9
との接着部は強度的にも強く、したがって、イメージガ
イドファイバー7と対物レンズ9とが剥がれてしまう虞
も殆どない。
【0019】図4は本発明の第2の実施例を示すもので
ある。なお、以下各実施例の図面中において、図1ない
し図3と共通する部分については同一符号を付してその
詳細な説明を省略する。
【0020】本実施例の内視鏡15は、その対物レンズ
16の筒状部16bの内端面16cが非球面に形成され
ており、対物レンズ16の焦点はこの内端面16cより
基端側で合うようになっている。
【0021】したがって、ライトガイドファイバー8に
よって照射された被照射体からの反射光をイメージガイ
ドファイバー7の入射先端面7bで結像させるため、前
記入射先端面7bは筒状部16bの内端面16cから一
定の距離だけ離間された前記焦点位置に配置されて接着
固定されている。その他の構成は第1の実施例と同一で
ある。
【0022】したがって、上記構成の内視鏡15は、イ
メージガイドファイバー7の露出した先端部7aの外周
あるいは筒状部16bの内周面に少なくとも接着剤を塗
布し、イメージガイドファイバー7の先端部7aを、入
射先端面7bが対物レンズ16の前記焦点位置にくるま
で対物レンズの光軸と同軸な筒状部16b内に嵌挿し、
焦点が合ったところでそのまま固定すれば、イメージガ
イドファイバー7と対物レンズ16との接続が完了する
ため、対物光学系の組立作業を簡単に、かつ短時間に行
なうことができる。なお、それ以外の作用効果は第1の
実施例と同様である。
【0023】図5は本発明の第3の実施例を示すもので
ある。本実施例の内視鏡20は、その対物レンズ21の
筒状部21bの内端面21cが球面に形成されており、
対物レンズ21の焦点はこの内端面21cより基端側で
合うようになっている。したがって、ライトガイドファ
イバー8によって照射された被照射体からの反射光をイ
メージガイドファイバー7の入射先端面7bで結像させ
るため、前記入射先端面7bは筒状部21bの内端面2
1cから一定の距離だけ離間された前記焦点位置に配置
されて接着固定されている。その他の構成および作用効
果は第2の実施例と同一である。
【0024】図6は本発明の第4の実施例を示すもので
ある。本実施例の内視鏡25は、第3の実施例の対物レ
ンズ21と同一な第1の対物レンズ21を有し、この第
1の対物レンズ21の筒状部21b内に、筒状部21b
の内径と略同一の外径を有する両面が凸状の第2の対物
レンズ26が、筒状部21bの内端面21cに隣接した
状態で嵌着されている。また、これら対物レンズ21,
26の焦点は、第2の対物レンズ26より基端側で合う
ようになっている。
【0025】したがって、ライトガイドファイバー8に
よって照射された被照射体からの反射光をイメージガイ
ドファイバー7の入射先端面7bで結像させるため、前
記入射先端面7bは第2の対物レンズ26から一定の距
離だけ離間された前記焦点位置に配置されて接着固定さ
れている。その他の構成および作用効果は第2の実施例
と同一である。
【0026】図7および図8は本発明の第5の実施例を
示すものである。図7に示すように、本実施例の内視鏡
30の挿入部2は可撓性を有するマルチルーメンチュー
ブ31からなり、マルチルーメンチューブ31は、マル
チルーメンチューブ本体31aの基端部外周に嵌着され
た口金32のねじ部32aによって操作部3に螺着でき
るようになっている。また、マルチルーメンチューブ本
体31aの外周には全長にわたって例えば弾性部材から
なるシース33が被覆されている。
【0027】また、ルーメン34内には第1の実施例と
同一構成の対物光学系、すなわち、対物レンズ9とイメ
ージガイドファイバー7等が組込まれている。そして、
イメージガイドファイバー7の基端部は操作部3内に導
かれ、接眼部4(図3参照)に接続されている。
【0028】また、ルーメン35内にはライトガイドフ
ァイバー8が挿通されており、このライトガイドファイ
バー8の先端部外周面とルーメン35内周面とが接着固
定されている。また、ライトガイドファイバー8の基端
側は操作部3側へ導かれ、ユニバーサルコード5(図3
参照)を介して図示しない光源装置に接続されている。
なお、ルーメン36は送水チャンネル用であり、操作部
3に設けられた図示しない送水口金に水密に接続されて
いる。
【0029】さらに、ルーメン37内には伸び止めワイ
ヤー38がルーメン37の全長にわたって挿通されてい
る。この伸び止めワイヤー38は、引張りによる伸びが
少なくかつ可撓性がある金属製または樹脂製のものであ
り、その両端はルーメン37内部において接着固定され
ている。特に伸び止めワイヤー38の基端側接着部にお
けるマルチルーメンチューブ本体31aの側壁には、ル
ーメン37内に貫通する接着孔40が設けられている。
なお、操作部3の内部に、伸び止めワイヤ38の基端部
を固定するワイヤ固定手段を設け、ここにワイヤ38の
基端部を接続固定してもよい。
【0030】したがって、上記構成の内視鏡30は第1
の実施例と同様な作用効果を有するとともに、伸び止め
ワイヤー38が、挿入部であるマルチルーメンチューブ
31の長軸方向への伸びを規制するため、例えばルーメ
ン34,35内でその両端を固着されたイメージガイド
ファイバー7およびライトガイドファイバー8がマルチ
ルーメンチューブ31の前記伸びによって引張られるこ
ともなく、したがって、前記ファイバー7,8が例えば
先端部2bにおいてレンズ9等に対し剥離するのを防止
することができる。
【0031】なお、前記ルーメン34内に組込まれる対
物光学系は第1の実施例におけるそれと同一の構成であ
る必要はなく、これ以外の上記各実施例に示した対物光
学系と同一な構成であってもよい。
【0032】また、伸び止めワイヤー38の配設方法は
種々考えられる。すなわち、本実施例のようにルーメン
37内に挿入されることなく、全長にわたってマルチル
ーメンチューブ31と一体的に成形してもよく、また、
図9に示すように、ライトガイドファイバー8引込み用
ワイヤー41をマルチルーメンチューブ31の全長にわ
たって設け、伸び止めワイヤー38としての効果を持た
せてもよい。さらに、図10に示すように、ライトガイ
ドファイバー8またはイメージガイドファイバー7が挿
通されているルーメン内に前記ファイバー7,8と一緒
に伸び止めワイヤ38を挿通したり、あるいは図11に
示すように、マルチルーメンチューブ31の周辺部に複
数の伸び止めワイヤー38を埋設して、伸び規制ととも
に捩り追従性を持たせることも考えられる。
【0033】ところで、従来、マルチルーメンチューブ
を用いた内視鏡は、ライトガイドファイバーとイメージ
ガイドファイバーとを別々のルーメン内に挿入するか、
あるいは、同一ルーメン内に挿入していた。
【0034】前者の場合は、ルーメンとルーメンの隔壁
が厚く、ライトガイドファイバーの本数を制限された
り、あるいは、ルーメンが細いために、ライトガイドフ
ァイバーやイメージガイドファイバーのチューブ内への
挿入が非常に困難であるという問題点があった。
【0035】また、後者の場合、前者のような問題点は
ないものの、イメージガイドファイバーの先端に設けら
れた対物レンズが、ライトガイドファイバーに対してむ
きだした状態のままライトガイドファイバーと抱き合わ
せで挿入されているため、ライトガイドファイバー内を
伝送される光が側方から直接前記対物レンズに入射し、
フレアの原因になるという別の問題点があった。これら
問題点を十分に解決し得る内視鏡を図12および図13
に示す。
【0036】図12に示す内視鏡45は、ライトガイド
ファイバー8とイメージガイドファイバー7とが同一ル
ーメン49内に抱き合わせで挿入されており、イメージ
ガイドファイバー7の先端には略円柱状の対物レンズ4
7が設けられている。対物レンズ47は、セルフォック
レンズ(商品名)等の屈折率分布型レンズであり、その
先端には絞りレンズ46が設けられている。対物レンズ
47および絞りレンズ46の外周にはこれらレンズ4
6,47の全長あるいはそれ以上にわたって遮光部材4
8が被嵌されている。したがって、ライトガイドファイ
バー8内を伝送される光が側方から直接前記レンズ4
6,47に入射することはなく、フレアを防止すること
ができる。
【0037】また、図13に示す内視鏡55は、ライト
ガイドファイバー8とイメージガイドファイバー7とが
同一ルーメン57内に遮光板56によって分割して挿入
されている。遮光板56は、対物レンズ47および絞り
レンズ46にライトガイドファイバー8からの光が入射
しないように設けられている。したがって、この場合も
フレアを防止することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な組立作業によって短時間に、高精度に、対物光学
系を組立てることができる。また、光軸合わせの必要も
なく、種々の調整作業に際して高い精度を必要とするこ
ともなく対物光学系の組立を行なえるため、品質的にも
作業者によるばらつきが少なく、安定した良好な画面が
得られるとともに、製作コストの低減も図ることができ
る。さらに、イメージガイドファイバーの先端部が対物
レンズの筒状部内に嵌挿固定されるため、イメージガイ
ドファイバーと対物レンズとの接続部の強度が高まる。
したがって、イメージガイドファイバーと対物レンズと
が剥がれてしまう虞も殆どない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1の実施例を示す内視鏡先
端部の正面図、(b)は(a)の内視鏡の側断面図であ
る。
【図2】図1の内視鏡の対物レンズと、この対物レンズ
に接続されたイメージガイドファイバーを示す断面図で
ある。
【図3】本発明の第1の実施例を示す内視鏡の概略構成
図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す内視鏡の対物レン
ズと、この対物レンズに接続されたイメージガイドファ
イバーを示す断面図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す内視鏡の対物レン
ズと、この対物レンズに接続されたイメージガイドファ
イバーを示す断面図である。
【図6】本発明の第4の実施例を示す内視鏡の対物レン
ズと、この対物レンズに接続されたイメージガイドファ
イバーを示す断面図である。
【図7】(a)は本発明の第5の実施例を示す内視鏡先
端部の正面図、(b)は(a)の内視鏡のAーA線に沿
う側断面図である。
【図8】図7の内視鏡の操作部付近を示す側断面図であ
る。
【図9】(a)は第5の実施例の変形例を示す内視鏡先
端部の正面図、(b)は(a)の内視鏡の側断面図であ
る。
【図10】第5の実施例の変形例を示す内視鏡先端部の
正面図である。
【図11】第5の実施例の変形例を示す内視鏡先端部の
正面図である。
【図12】(a)は対物レンズの外周に遮光部材を被嵌
することによってライトガイドファイバーから対物レン
ズに光が入射することを防止した内視鏡の先端部の正面
図、(b)は(a)の内視鏡のBーB線に沿う縦側断面
図である。
【図13】(a)は遮光板によってライトガイドファイ
バーから対物レンズに光が入射することを防止した内視
鏡の先端部の正面図、(b)は(a)の内視鏡のCーC
線に沿う横側断面図である。
【図14】内視鏡の対物光学系の従来例を示す側断面図
である。
【図15】内視鏡の対物光学系の他の従来例を示す側断
面図である。
【符号の説明】
1,15,20,25,30…内視鏡 7…イメージガイドファイバー 7a…入射先端部 7b…入射先端面 9…対物レンズ 9b,16b,21b…筒状部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージガイドファイバーの入射先端面
    に結像させる対物レンズを設けてなる観察光学系を有す
    る内視鏡において、前記対物レンズの後端側部分を、対
    物レンズの光軸と同軸な筒状に突出して形成するととも
    に、この筒状部内に前記イメージガイドファイバーの入
    射先端部を嵌挿固定したことを特徴とする内視鏡。
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