JP3187136B2 - 内視鏡の照明装置 - Google Patents

内視鏡の照明装置

Info

Publication number
JP3187136B2
JP3187136B2 JP14920592A JP14920592A JP3187136B2 JP 3187136 B2 JP3187136 B2 JP 3187136B2 JP 14920592 A JP14920592 A JP 14920592A JP 14920592 A JP14920592 A JP 14920592A JP 3187136 B2 JP3187136 B2 JP 3187136B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light guide
illumination light
illumination
fiber bundle
endoscope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14920592A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05341208A (ja
Inventor
章 杉山
滝介 安達
裕久 植田
Original Assignee
旭光学工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=15470127&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3187136(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by 旭光学工業株式会社 filed Critical 旭光学工業株式会社
Priority to JP14920592A priority Critical patent/JP3187136B2/ja
Publication of JPH05341208A publication Critical patent/JPH05341208A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3187136B2 publication Critical patent/JP3187136B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被写体を照明する照
明光を伝達するためのライトガイドを挿入部内に挿通し
た内視鏡の照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の内視鏡の照明装置として、従来
は一般に、多数の細いガラス製の光ファイバを束ねたラ
イトガイドファイババンドルが用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ガラス製のラ
イトガイドファイババンドルは、一本一本の光ファイバ
が非常に細いので、小さな曲率半径で曲げることができ
る反面、機械的強度が非常に弱い。
【0004】そのため、内視鏡組み立て時等に、ライト
ガイドファイババンドルを挿入部可撓管内に挿通する際
に光ファイバが折れ易く、照明の明るさが低下してしま
うことがある。
【0005】また使用中にも、挿入部可撓管を小さな曲
率半径でループさせたり伸ばしたりという操作をくり返
しているうちに、他の内蔵物との干渉などによって光フ
ァイバが折れてしまうことが少なくない。特に、挿入部
先端の湾曲部をくり返して屈曲させることによって、光
ファイバが折れることが多い。
【0006】そこで本発明は、組立時や使用時に照明光
伝達用の光ファイバが折れ難くて、耐久性のよい内視鏡
の照明装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の照明装置は、可撓管により外装さ
れた挿入部内に、被写体を照明する照明光を伝達するた
めの照明光伝達手段を挿通して、上記照明光伝達手段の
入射端部を上記挿入部外に設けた内視鏡の照明装置にお
いて、上記照明光伝達手段を、入射端部は多数の細いガ
ラス製の光ファイバを束ねたライトガイドファイババン
ドルによって形成すると共に、上記挿入部内に挿通され
た部分は、一本単位で独立して形成された可撓性のある
プラスチック製の光ファイバによって形成し、上記挿入
部外において上記ガラス製のライトガイドファイババン
ドルと上記プラスチック製の光ファイバとを接続したこ
とを特徴とする。
【0008】また、本発明の内視鏡の照明装置は、遠隔
操作によって屈曲自在な湾曲部が形成された挿入部内
に、被写体を照明する照明光を伝達するための照明光伝
達手段を挿通して、上記照明光伝達手段の入射端部を上
記挿入部外に設けた内視鏡の照明装置において、上記照
明光伝達手段を、入射端部は多数の細いガラス製の光フ
ァイバを束ねたライトガイドファイババンドルによって
形成すると共に、少なくとも上記湾曲部内に挿通された
部分は、一本単位で独立して形成された可撓性のあるプ
ラスチック製の光ファイバによって形成し、上記湾曲部
外において上記ガラス製のライトガイドファイババンド
ルと上記プラスチック製の光ファイバとを接続したこと
を特徴とする。
【0009】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1は内
視鏡を示しており、可撓管1aにより外装された挿入部
1の先端側には、遠隔操作により小さな曲率半径で屈曲
自在な湾曲部2が形成され、その先端に、観察用対物光
学系などを内蔵した先端部本体3が連結されている。
【0010】挿入部1の基端側には、操作部4が連結さ
れている。5は、湾曲部2を屈曲操作するための湾曲操
作ノブ。6は、挿入部1内に挿通されたイメージガイド
ファイババンドル(図示せず)によって伝達された観察
像を拡大して見るための接眼部である。
【0011】操作部4に連結された可撓性の連結管10
の先端には、光源装置に接続するためのライトガイドコ
ネクタ11が取り付けられている。照明光を伝達するた
めのライトガイド12は、入射端がライトガイドコネク
タ11の突端部11aに配置され、そこから連結管10
内を経て操作部4内を通り、さらに挿入部可撓管1a内
を通って、その射出端は先端部本体3に取り付けられ
て、被写体を照明するようになっている。
【0012】図2はライトガイド12の入射端部付近を
示している。ライトガイド12としては、一本の直径が
0.03mm程度のガラス製の細い光ファイバを数千本束
ねて形成されたライトガイドファイババンドル12aが
用いられている。
【0013】そして、光源から放出されて集光される照
明光をライトガイドファイババンドル12a内に導入し
易くするために、照明光導入レンズ13が、ライトガイ
ドファイババンドル12の入射端面12bに対向してラ
イトガイドコネクタ11の突端部11aに取り付けられ
ている。12cは、ライトガイドファイババンドル12
aの入射端部が挿通固着された口金である。
【0014】このようにして、ライトガイド12の入射
端面12bは、光源からの照明光を直接受けるので相当
の高温になるが、ガラス製のライトガイドファイババン
ドル12aを用いているので耐熱性が良く、熱によって
溶解されることはない。
【0015】図3は、先端部本体3をライトガイド12
の中心を通る面で切断して示しており、2は湾曲部であ
る。なお、図示されていない観察用対物光学系は、ライ
トガイド12と平行に先端部本体3に取り付けられてい
る。
【0016】この照明光射出端部分では、ライトガイド
12として、直径0.5〜2mm程度のプラスチック製の
可撓性のある光ファイバ12d(以下「プラスチックフ
ァイバ12d」という)が一本単位で独立して用いられ
ており、この実施例では、2本のプラスチックファイバ
12dが間隔をあけて配置されている。12eは射出端
面である。
【0017】このようなプラスチックファイバ12d
は、各々一本単位で独立して取り扱うことができるの
で、端部を口金等に挿通固着する必要がなく、先端部本
体3に直接接合することができる。したがって、口金が
必要なライトガイドファイババンドルを用いるのに比べ
て、口金の断面積分だけ照明光路の断面積を大きくとる
ことができ、明るい照明をすることができる。
【0018】図1に示されるように、2本のプラスチッ
クファイバ12dは、挿入部可撓管1a及び湾曲部2内
を通って操作部4内に引き通されている。したがって、
内視鏡組み立て時に、挿入部可撓管1a及び湾曲部2内
に挿通されるのは機械的強度の強いプラスチックファイ
バ12dであり、挿通作業時に相当の力が加わっても折
れ難い。
【0019】また、内視鏡使用時に、湾曲部2をくり返
して屈曲させたり挿入部可撓管1aを小さな半径でルー
プさせたり伸ばしたりという操作をくり返しても、プラ
スチックファイバ12dは容易に破損しない。
【0020】ライトガイドファイババンドル12aと2
本のプラスチックファイバ12dとは、操作部4内で接
続されている。図4及び図5は、その接続部の軸を含む
面と軸と垂直の面での断面図である。プラスチックファ
イバ12dは接続筒15に直接接合されており、ライト
ガイドファイババンドル12aの方は、端部に固着され
た口金12fが接続筒15にビス止め固定されている。
【0021】図5に示されるように、ライトガイドファ
イババンドル12aの有効直径はプラスチックファイバ
12d2本分の直径とほぼ同寸法になっている。したが
って、プラスチックファイバ12dに対しては、その断
面積に対してほぼ100%の照明光がライトガイドファ
イババンドル12a側から与えられる。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えばプラスチックファイバ12dは1本
でもよく、3本以上あってもよい。また、プラスチック
ファイバ12dとガラス製のライトガイドファイババン
ドル12aとの接続は、必ずしも操作部4内でなくても
よく、挿入部1外であればよい。
【0023】またライトガイド12は、少なくとも湾曲
部2内に挿通された部分をプラスチックファイバ12d
により形成して、湾曲部2外においてガラス製のライト
ガイドファイババンドル12aと接続すれば、湾曲部2
をくり返し屈曲させても折れの発生を無くすことができ
る。
【0024】
【発明の効果】本発明の内視鏡の照明装置によれば、挿
入部内又は少なくとも湾曲部内にはプラスチック製の光
ファイバを挿通したので、組み立て時や使用時に折れる
ようなことがなくて、設計値通りの明るさの照明を確保
することができ、入射端部はガラス製のライトガイドフ
ァイババンドルを用いたので、光源からの熱によって溶
解することもなくて、総合的に優れた耐久性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体略示図である。
【図2】実施例の部分側面断面図である。
【図3】実施例の部分側面断面図である。
【図4】実施例の部分側面断面図である。
【図5】実施例の部分平面断面図である。
【符号の説明】
1 挿入部 1a 挿入部可撓管 12 ライトガイド 12a ライトガイドファイババンドル 12b 入射端面 12d プラスチックファイバ 12e 射出端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−132213(JP,A) 特開 昭56−126804(JP,A) 特開 平1−908(JP,A) 特開 平3−245105(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 23/26 A61B 1/00 300 A61B 1/06 G02B 6/00 331

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓管により外装された挿入部内に、被写
    体を照明する照明光を伝達するための照明光伝達手段を
    挿通して、上記照明光伝達手段の入射端部を上記挿入部
    外に設けた内視鏡の照明装置において、 上記照明光伝達手段を、入射端部は多数の細いガラス製
    の光ファイバを束ねたライトガイドファイババンドルに
    よって形成すると共に、上記挿入部内に挿通された部分
    は、一本単位で独立して形成された可撓性のある中実の
    プラスチック製光ファイバによって形成し、上記挿入部
    外において上記ガラス製のライトガイドファイババンド
    ルと上記プラスチック製光ファイバとを接続したことを
    特徴とする内視鏡の照明装置。
  2. 【請求項2】遠隔操作によって屈曲自在な湾曲部が形成
    された挿入部内に、被写体を照明する照明光を伝達する
    ための照明光伝達手段を挿通して、上記照明光伝達手段
    の入射端部を上記挿入部外に設けた内視鏡の照明装置に
    おいて、 上記照明光伝達手段を、入射端部は多数の細いガラス製
    の光ファイバを束ねたライトガイドファイババンドルに
    よって形成すると共に、少なくとも上記湾曲部内に挿通
    された部分は、一本単位で独立して形成された可撓性の
    ある中実のプラスチック製光ファイバによって形成し、
    上記湾曲部外において上記ガラス製のライトガイドファ
    イババンドルと上記プラスチック製光ファイバとを接続
    したことを特徴とする内視鏡の照明装置。
JP14920592A 1992-06-09 1992-06-09 内視鏡の照明装置 Expired - Lifetime JP3187136B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14920592A JP3187136B2 (ja) 1992-06-09 1992-06-09 内視鏡の照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14920592A JP3187136B2 (ja) 1992-06-09 1992-06-09 内視鏡の照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05341208A JPH05341208A (ja) 1993-12-24
JP3187136B2 true JP3187136B2 (ja) 2001-07-11

Family

ID=15470127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14920592A Expired - Lifetime JP3187136B2 (ja) 1992-06-09 1992-06-09 内視鏡の照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3187136B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005237698A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Pentax Corp 軟性内視鏡及びライトガイド

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4492936B2 (ja) * 2004-03-26 2010-06-30 富士フイルム株式会社 内視鏡装置
JP5180704B2 (ja) * 2008-06-30 2013-04-10 富士フイルム株式会社 内視鏡用ライトガイド
CN110113982B (zh) * 2016-12-27 2022-12-06 德普伊新特斯产品公司 用于在内窥镜成像环境中提供照明的系统、方法和设备

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005237698A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Pentax Corp 軟性内視鏡及びライトガイド

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05341208A (ja) 1993-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6129662A (en) Surgical tool with surgical field illuminator
US4615333A (en) Rigid endoscope of oblique window type
EP0100517B1 (en) Optical fiber sensor
US5630788A (en) Endoscope with curved end image guide
US4747661A (en) Endoscope tip adaptor
EP0529821A1 (en) Endoscope
EP2676598A3 (en) Miniature endoscope with imaging fiber system
JPS62113125A (ja) 内視鏡
JP3187136B2 (ja) 内視鏡の照明装置
CA2032458A1 (en) Infrared delivery system with aiming component
JP2001128929A (ja) 内視鏡
EP1683470A1 (en) Boroscope with Selectable Stiffness Light Shaft
US6497653B2 (en) Probe of endoscope
JP2002182126A (ja) ライトガイド用の照明光学系および内視鏡
EP0281161A3 (en) Cable assembly for laser endoscope apparatus
JPH04317622A (ja) 内視鏡の先端部
US20020026100A1 (en) Probe of endoscope
JP3174134B2 (ja) 内視鏡
JP2591763B2 (ja) 硬性内視鏡装置
US20210389581A1 (en) Image pickup apparatus for endoscope and endoscope
JP5059663B2 (ja) 内視鏡照明機構および内視鏡照明機構の組立方法
JP3030105B2 (ja) 内視鏡
JPH07163514A (ja) 湾曲装置
JPH0470900B2 (ja)
JPH03269407A (ja) 側視型内視鏡