JPH0746900Y2 - 内視鏡用光源コネクタ装置 - Google Patents
内視鏡用光源コネクタ装置Info
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- JPH0746900Y2 JPH0746900Y2 JP1989042531U JP4253189U JPH0746900Y2 JP H0746900 Y2 JPH0746900 Y2 JP H0746900Y2 JP 1989042531 U JP1989042531 U JP 1989042531U JP 4253189 U JP4253189 U JP 4253189U JP H0746900 Y2 JPH0746900 Y2 JP H0746900Y2
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- guide cable
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- light source
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- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/26—Optical coupling means
- G02B6/32—Optical coupling means having lens focusing means positioned between opposed fibre ends
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- G—PHYSICS
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3833—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
- G02B6/3855—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture characterised by the method of anchoring or fixing the fibre within the ferrule
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- G02B6/403—Mechanical coupling means having fibre bundle mating means of the ferrule type, connecting a pair of ferrules
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- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4201—Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
- G02B6/4204—Packages, e.g. shape, construction, internal or external details the coupling comprising intermediate optical elements, e.g. lenses, holograms
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- G02B6/4292—Coupling light guides with opto-electronic elements the light guide being disconnectable from the opto-electronic element, e.g. mutually self aligning arrangements
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この考案は、内視鏡を光源装置に接続するための内視鏡
用光源コネクタ装置に関する。
用光源コネクタ装置に関する。
［従来の技術］ 従来のこの種のコネクタ装置は、先端部に照射光の入射
口が形成されたコネクタ本体と、一端が入射口に対向す
るようにしてコネクタ本体の内部に設けられ、他端がコ
ネクタ本体から外部に延び出して内視鏡に光学的に接続
される光ファイバ束からなるライトガイドケーブルとを
備えている。この場合、ライトガイドケーブルの他端
は、内視鏡の操作部および挿入部を通って他端構成部の
照明光用窓に直接接続されることもあり、内視鏡に設け
られたライトガイドケーブルに光学的に接続され、内視
鏡側のライトガイドケーブルを介して照明光用窓に接続
されることもある。
口が形成されたコネクタ本体と、一端が入射口に対向す
るようにしてコネクタ本体の内部に設けられ、他端がコ
ネクタ本体から外部に延び出して内視鏡に光学的に接続
される光ファイバ束からなるライトガイドケーブルとを
備えている。この場合、ライトガイドケーブルの他端
は、内視鏡の操作部および挿入部を通って他端構成部の
照明光用窓に直接接続されることもあり、内視鏡に設け
られたライトガイドケーブルに光学的に接続され、内視
鏡側のライトガイドケーブルを介して照明光用窓に接続
されることもある。
上記構成において、コネクタ装置を光源装置に接続する
と、照射光が入射口からライトガイドケーブルに入射さ
れ、ライトガイドケーブルを伝達した光が先端構成部の
照射窓から出射される。
と、照射光が入射口からライトガイドケーブルに入射さ
れ、ライトガイドケーブルを伝達した光が先端構成部の
照射窓から出射される。
ところで、上記のような従来のコネクタ装置において
は、光ファイバのコアとクラッドとのそれぞれの屈折率
の関係上、第４図に示すように、光源装置Ａからライト
ガイドケーブルＢに入射させ得る照射光の入射角度θ
は、通常50°〜60°の範囲になっていた。したがって、
ライトガイドケーブルＢから出射される照射光の出射角
度も同様になっている。このため、内視鏡の照射範囲が
狭いものになっていた。
は、光ファイバのコアとクラッドとのそれぞれの屈折率
の関係上、第４図に示すように、光源装置Ａからライト
ガイドケーブルＢに入射させ得る照射光の入射角度θ
は、通常50°〜60°の範囲になっていた。したがって、
ライトガイドケーブルＢから出射される照射光の出射角
度も同様になっている。このため、内視鏡の照射範囲が
狭いものになっていた。
このような問題を解決するために、最近では、光ファイ
バの改良により、入射角度を80°若しくはそれ以上に大
きくすることができるライトガイドが開発され、これに
よって照射の拡大が図られている。
バの改良により、入射角度を80°若しくはそれ以上に大
きくすることができるライトガイドが開発され、これに
よって照射の拡大が図られている。
［考案が解決しようとする課題］ ところが、従来のコネクタ装置が接続される既存の光源
装置Ａは、ライトガイドケーブルＢの入射可能角度に対
応してその出射角度が60°以内に小さく設定されてい
た。このため、既存の光源装置Ａを用いた場合には、入
射角度を大きくすることができる最近のライトガイドケ
ーブルの利点を全く生かすことができず、依然として内
視鏡の照射範囲が狭いという問題が残されていた。
装置Ａは、ライトガイドケーブルＢの入射可能角度に対
応してその出射角度が60°以内に小さく設定されてい
た。このため、既存の光源装置Ａを用いた場合には、入
射角度を大きくすることができる最近のライトガイドケ
ーブルの利点を全く生かすことができず、依然として内
視鏡の照射範囲が狭いという問題が残されていた。
なお、ライトガイドの出射側、つまり内視鏡の観察窓に
凹レンズを配置し、この凹レンズによって出射角度を大
きくするものが提案されている（特開昭61-4015号公報
参照）が、このようにすると先端構成部が複雑化し、か
つ大型化してしまうという別の問題が生じる。また、光
源装置Ａの反射鏡ａの直径を大きくすれば、入射角度θ
を大きくすることができるが、そのようにするには高価
な反射鏡ａを取り替えなければならず、そのための費用
が嵩むという問題がある。
凹レンズを配置し、この凹レンズによって出射角度を大
きくするものが提案されている（特開昭61-4015号公報
参照）が、このようにすると先端構成部が複雑化し、か
つ大型化してしまうという別の問題が生じる。また、光
源装置Ａの反射鏡ａの直径を大きくすれば、入射角度θ
を大きくすることができるが、そのようにするには高価
な反射鏡ａを取り替えなければならず、そのための費用
が嵩むという問題がある。
この考案は、上記の緒事情を考慮してなされたもので、
先端構成部が複雑化したり大型化することがなく、しか
も従来の光源装置をそのまま用いた場合であっても、ラ
イトガイドケーブルから出射される照射光の出射角度を
大きくして内視鏡の照射範囲を広げることができる内視
鏡用光源コネクタ装置を提供することを目的とする。
先端構成部が複雑化したり大型化することがなく、しか
も従来の光源装置をそのまま用いた場合であっても、ラ
イトガイドケーブルから出射される照射光の出射角度を
大きくして内視鏡の照射範囲を広げることができる内視
鏡用光源コネクタ装置を提供することを目的とする。
［課題を解決するための手段］ この考案は、上記目的を達成するために、先端部に照明
光の入射口が形成されたコネクタ本体と、一端が前記入
射口に対向するようにして前記コネクタ本体の内部に配
置され、他端が前記コネクタ本体から外部へ延び出して
内視鏡に光学的に接続される光ファイバの束からなるラ
イトガイドケーブルとを備えた内視鏡用光源コネクタ装
置において、前記コネクタ本体の先端部には、先端部に
前記入射口が形成された保持筒の基端部を着脱自在に設
け、この保持筒の内部には、照明光を収束させて前記ラ
イトガイドケーブルの一端面に入射させる凸レンズを入
射口と対向させて配置するとともに、この凸レンズと前
記ライトガイドケーブルの一端面の間にそれらの間の距
離を調整するための距離設定部材を挿脱自在に設けたこ
とを特徴とするものである。
光の入射口が形成されたコネクタ本体と、一端が前記入
射口に対向するようにして前記コネクタ本体の内部に配
置され、他端が前記コネクタ本体から外部へ延び出して
内視鏡に光学的に接続される光ファイバの束からなるラ
イトガイドケーブルとを備えた内視鏡用光源コネクタ装
置において、前記コネクタ本体の先端部には、先端部に
前記入射口が形成された保持筒の基端部を着脱自在に設
け、この保持筒の内部には、照明光を収束させて前記ラ
イトガイドケーブルの一端面に入射させる凸レンズを入
射口と対向させて配置するとともに、この凸レンズと前
記ライトガイドケーブルの一端面の間にそれらの間の距
離を調整するための距離設定部材を挿脱自在に設けたこ
とを特徴とするものである。
［作用］ 光源装置から出射された照明光は、凸レンズによって収
束される。この結果、ライトガイドケーブルに入射され
る照明光の入射角度が光源装置から出射される照明光の
出射角度よりも大きくなる。また、適宜の長さを有する
距離設定部材を用いることにより、凸レンズとライトガ
イドケーブルとの間の距離を適性なものにすることがで
きる。さらに、例えば接続すべき光源装置が変わったた
め、照明光全体をライトガイドケーブルに照射すること
ができなくなるような場合には、コネクタ本体から保持
筒を取り外し、保持筒内の距離設定部材を取り出す。そ
して、照明光全体をライトガイドケーブルに入射させる
ことができるような適宜の長さを有する新たな距離設定
部材と交換する。その後、保持筒をコネクタ本体に再度
装着する。
束される。この結果、ライトガイドケーブルに入射され
る照明光の入射角度が光源装置から出射される照明光の
出射角度よりも大きくなる。また、適宜の長さを有する
距離設定部材を用いることにより、凸レンズとライトガ
イドケーブルとの間の距離を適性なものにすることがで
きる。さらに、例えば接続すべき光源装置が変わったた
め、照明光全体をライトガイドケーブルに照射すること
ができなくなるような場合には、コネクタ本体から保持
筒を取り外し、保持筒内の距離設定部材を取り出す。そ
して、照明光全体をライトガイドケーブルに入射させる
ことができるような適宜の長さを有する新たな距離設定
部材と交換する。その後、保持筒をコネクタ本体に再度
装着する。
［実施例］ 以下、この考案の一実施例について第１図ないしおよび
第３図を参照して説明する。なお、第１図はこの考案に
係るコネクタ装置の一部を省略して示す切欠断面図、第
２図は要部の拡大断面図、第３図はこの考案に係るコネ
クタ装置と、コネクタ装置によって接続される内視鏡お
よび光源装置とを示す斜視図である。
第３図を参照して説明する。なお、第１図はこの考案に
係るコネクタ装置の一部を省略して示す切欠断面図、第
２図は要部の拡大断面図、第３図はこの考案に係るコネ
クタ装置と、コネクタ装置によって接続される内視鏡お
よび光源装置とを示す斜視図である。
第３図に示すように、このコネクタ装置Ａは、光源装置
Ｂに接続されるコネクタ本体１と、このコネクタ本体１
から延び出し、内視鏡Ｃに着脱不能に（一体に）取り付
けられたケーブル２とを備えている。
Ｂに接続されるコネクタ本体１と、このコネクタ本体１
から延び出し、内視鏡Ｃに着脱不能に（一体に）取り付
けられたケーブル２とを備えている。
コネクタ本体１は、第１図に示すように、剛性を有する
筒体11を備えており、筒体11の先端部には筒状をなすね
じ部材12が螺合され、締付ボルト13によって固定されて
いる。このねじ部材12の筒体11から突出した端部には、
保持筒14が螺合されている。この保持筒14の先端開口部
が照射光を入射させるための入射口14aとされている。
この入射口14aに隣接した保持筒14の内周面には、中心
が保持筒14の軸線上に位置する球面座14bが形成されて
いる。この球面座14bには、入射口14aから入射した照明
光を収束するための球レンズ（凸レンズ）15が着座せし
められている。この球レンズ15とねじ部材12との間に
は、筒状をなすスペーサ（距離設定部材）16が設置され
ている。このスペーサ16は、球レンズ15とねじ部材12と
の間の距離を所望の距離に規制し、ひいては球レンズ15
と後述するライトガイドケーブル21との間の距離を所望
の距離に規制するためのものであり、保持筒14をねじ部
材12にねじ込むことにより、球レンズ15とねじ部材12と
に接触した状態で固定されている。したがって、保持筒
14を取り外すことによってスペーサ16の交換が可能であ
り、スペーサ16を長さが異なる他のスペーサと交換する
ことにより、球レンズ15とライトガイドケーブル21との
間の距離を適宜に調節することができるようになってい
る。
筒体11を備えており、筒体11の先端部には筒状をなすね
じ部材12が螺合され、締付ボルト13によって固定されて
いる。このねじ部材12の筒体11から突出した端部には、
保持筒14が螺合されている。この保持筒14の先端開口部
が照射光を入射させるための入射口14aとされている。
この入射口14aに隣接した保持筒14の内周面には、中心
が保持筒14の軸線上に位置する球面座14bが形成されて
いる。この球面座14bには、入射口14aから入射した照明
光を収束するための球レンズ（凸レンズ）15が着座せし
められている。この球レンズ15とねじ部材12との間に
は、筒状をなすスペーサ（距離設定部材）16が設置され
ている。このスペーサ16は、球レンズ15とねじ部材12と
の間の距離を所望の距離に規制し、ひいては球レンズ15
と後述するライトガイドケーブル21との間の距離を所望
の距離に規制するためのものであり、保持筒14をねじ部
材12にねじ込むことにより、球レンズ15とねじ部材12と
に接触した状態で固定されている。したがって、保持筒
14を取り外すことによってスペーサ16の交換が可能であ
り、スペーサ16を長さが異なる他のスペーサと交換する
ことにより、球レンズ15とライトガイドケーブル21との
間の距離を適宜に調節することができるようになってい
る。
上記ケーブル２は、多数の光ファイバを束ねたライトガ
イドケーブル21と、その外部を被覆する樹脂製の被覆部
22とから構成されており、被覆部22の一端部は、ねじ部
材12の長さとほぼ同じ長さに亙って剥ぎ取られている。
この剥ぎ取られた部分のライトガイドケーブル21の外周
には、補強筒23が挿入されている。この補強筒23とライ
トガイドケーブル21とは接着剤によって固定され、また
ライトガイドケーブル21を構成する光ファイバどうしも
接着剤によって固定されている。そして、補強筒23がね
じ部材12の内周に挿入固定されることにより、ケーブル
２の一端部がねじ部材12に固定されている。この固定状
態においては、第２図に示すように、球レンズ15によっ
て一旦収束されてその後発散した照明光がライトガイド
ケーブル21を構成する各光ファイバ全体に入射するよう
に、ライトガイドケーブル21の一端面が位置決めされて
いる。この位置決めについては、前述したように、スペ
ーサ16の長さによって調節可能である また、ケーブル２は、筒体11の後端部に螺合固定された
樹脂製の補強具17およびこの補強具17に固定されたコー
ド18の内部を通って内視鏡Ｃの操作基体C1まで延び出
し、さらに内視鏡Ｃの挿入部C2および湾曲部C3の各内部
を通り、先端構成部C4の照明光用窓（図示せず）に対向
している。なお、このような構造は周知構造と同様であ
り、またこの考案の要旨でもないので、その詳細な説明
は省略する。
イドケーブル21と、その外部を被覆する樹脂製の被覆部
22とから構成されており、被覆部22の一端部は、ねじ部
材12の長さとほぼ同じ長さに亙って剥ぎ取られている。
この剥ぎ取られた部分のライトガイドケーブル21の外周
には、補強筒23が挿入されている。この補強筒23とライ
トガイドケーブル21とは接着剤によって固定され、また
ライトガイドケーブル21を構成する光ファイバどうしも
接着剤によって固定されている。そして、補強筒23がね
じ部材12の内周に挿入固定されることにより、ケーブル
２の一端部がねじ部材12に固定されている。この固定状
態においては、第２図に示すように、球レンズ15によっ
て一旦収束されてその後発散した照明光がライトガイド
ケーブル21を構成する各光ファイバ全体に入射するよう
に、ライトガイドケーブル21の一端面が位置決めされて
いる。この位置決めについては、前述したように、スペ
ーサ16の長さによって調節可能である また、ケーブル２は、筒体11の後端部に螺合固定された
樹脂製の補強具17およびこの補強具17に固定されたコー
ド18の内部を通って内視鏡Ｃの操作基体C1まで延び出
し、さらに内視鏡Ｃの挿入部C2および湾曲部C3の各内部
を通り、先端構成部C4の照明光用窓（図示せず）に対向
している。なお、このような構造は周知構造と同様であ
り、またこの考案の要旨でもないので、その詳細な説明
は省略する。
上記のように構成された内視鏡用光源コネクタ装置にお
いては、光源装置Ｂから発せられた照明光を球レンズ15
によって収束させているから、入射口14aに入射される
照明光の入射角度θ１に比して、ライトガイドケーブル
21に入射する照明光の入射角度θ２を大きくすることが
できる。これに対応して、ライトガイドケーブル21から
出射される照明光の出射角度を大きくすることができ
る。したがって、仮に光源装置Ｂとして照明光の出射角
度が小さい従来の光源装置を用いた場合であっても、照
明範囲を広くすることができ、内視鏡Ｃの照射範囲を広
げることができる。
いては、光源装置Ｂから発せられた照明光を球レンズ15
によって収束させているから、入射口14aに入射される
照明光の入射角度θ１に比して、ライトガイドケーブル
21に入射する照明光の入射角度θ２を大きくすることが
できる。これに対応して、ライトガイドケーブル21から
出射される照明光の出射角度を大きくすることができ
る。したがって、仮に光源装置Ｂとして照明光の出射角
度が小さい従来の光源装置を用いた場合であっても、照
明範囲を広くすることができ、内視鏡Ｃの照射範囲を広
げることができる。
また、球レンズ15をコネクタ本体１に設けているから、
先端構成部C4が複雑化したり、大型化することがない。
なお、球レンズ15をコネクタ本体１に設けることによ
り、仮にコネクタ本体１が大型化したとしても、コネク
タ本体１は人体に挿入される部分ではないので全く問題
になることはない。
先端構成部C4が複雑化したり、大型化することがない。
なお、球レンズ15をコネクタ本体１に設けることによ
り、仮にコネクタ本体１が大型化したとしても、コネク
タ本体１は人体に挿入される部分ではないので全く問題
になることはない。
また、適宜の長さを有するスペーサ16を用いることによ
り、球レンズ15を通過した照明光をライトガイドケーブ
ル21の一端面に漏れなく、しかも一端面全体に入射させ
ることができる。
り、球レンズ15を通過した照明光をライトガイドケーブ
ル21の一端面に漏れなく、しかも一端面全体に入射させ
ることができる。
すなわち、光源装置Ｂにおける光源の位置誤差、球レン
ズ15の製作誤差等により、球レンズ15とライトガイドケ
ーブル21との間の距離が適正距離に対して過不足が生じ
ることがある。球レンズ15とライトガイドケーブル21と
の間の距離が短い場合には、球レンズ15を通過した照明
光がライトガイドケーブル21の一端面の一部にのみ入射
するため、ライトガイドケーブル21の一部の劣化が激し
くなるばかりでなく、照明光の伝送効率も低下する。逆
に、球レンズ15からライトガイドケーブル21までの距離
が長い場合には、球レンズ15を通過した照明光の全体が
ライトガイドケーブル21に入射することがなく、その一
部が補強筒23およびねじ部材12に照射され、それらを加
熱する。このため、コネクタ本体１および光源装置Ｂが
高温になってしまい、それらが熱的な障害を受けるおそ
れがある。
ズ15の製作誤差等により、球レンズ15とライトガイドケ
ーブル21との間の距離が適正距離に対して過不足が生じ
ることがある。球レンズ15とライトガイドケーブル21と
の間の距離が短い場合には、球レンズ15を通過した照明
光がライトガイドケーブル21の一端面の一部にのみ入射
するため、ライトガイドケーブル21の一部の劣化が激し
くなるばかりでなく、照明光の伝送効率も低下する。逆
に、球レンズ15からライトガイドケーブル21までの距離
が長い場合には、球レンズ15を通過した照明光の全体が
ライトガイドケーブル21に入射することがなく、その一
部が補強筒23およびねじ部材12に照射され、それらを加
熱する。このため、コネクタ本体１および光源装置Ｂが
高温になってしまい、それらが熱的な障害を受けるおそ
れがある。
この点、この考案の上記コネクタ装置においては、球レ
ンズ15とライトガイドケーブル21との間にスペーサ16を
設けているので、適宜の長さを有するスペーサ16を用い
ることにより、球レンズ15とライトガイドケーブル21と
の間の距離を適正距離にすることができる。したがっ
て、球レンズ15を通過した照明光をライトガイドケーブ
ル21に漏れなく、しかもその一端面全体に入射させるこ
とができる。
ンズ15とライトガイドケーブル21との間にスペーサ16を
設けているので、適宜の長さを有するスペーサ16を用い
ることにより、球レンズ15とライトガイドケーブル21と
の間の距離を適正距離にすることができる。したがっ
て、球レンズ15を通過した照明光をライトガイドケーブ
ル21に漏れなく、しかもその一端面全体に入射させるこ
とができる。
さらに、コネクタ装置を接続すべき光源装置が変わった
ために照明光全体をライトガイドケーブル21に入射させ
ることができなくなることがある。このような場合に
は、保持筒14を取り外し、スペーサ16を保持筒14から取
り出し、適宜な長さを有する新たなスペーサ16と交換す
る。これにより、照明光全体をライトガイドケーブル21
に入射させることができる。その後、保持筒14をねじ部
材12に螺合固定する。
ために照明光全体をライトガイドケーブル21に入射させ
ることができなくなることがある。このような場合に
は、保持筒14を取り外し、スペーサ16を保持筒14から取
り出し、適宜な長さを有する新たなスペーサ16と交換す
る。これにより、照明光全体をライトガイドケーブル21
に入射させることができる。その後、保持筒14をねじ部
材12に螺合固定する。
さらに、この実施例においては、保持筒14をねじ部材12
から取り外すことによって、保持筒14から球レンズ15を
取り外すことが可能である。球レンズ15を取り外して用
いることにより、このコネクタ装置Ａは、照明光の出射
角度が大きい最近の光源装置にも接続することができ
る。
から取り外すことによって、保持筒14から球レンズ15を
取り外すことが可能である。球レンズ15を取り外して用
いることにより、このコネクタ装置Ａは、照明光の出射
角度が大きい最近の光源装置にも接続することができ
る。
なお、上記の実施例においては、安価であるという点か
ら凸レンズとして球レンズ15を用いているが、照明光を
収束することができるものであれば他の凸レンズを用い
てもよいことは勿論である。
ら凸レンズとして球レンズ15を用いているが、照明光を
収束することができるものであれば他の凸レンズを用い
てもよいことは勿論である。
また、ケーブル２を内視鏡Ｃに一体に取り付けている
が、ケーブル２の端部にソケットを設け、そのソケット
によって内視鏡Ｃに着脱自在に接続するようにしてもよ
い。
が、ケーブル２の端部にソケットを設け、そのソケット
によって内視鏡Ｃに着脱自在に接続するようにしてもよ
い。
［考案の効果］ 以上説明したように、この考案の内視鏡用光源コネクタ
装置によれば、コネクタ本体の入射口に入射光を収束さ
せる凸レンズを配置したものであるから、内視鏡の先端
構成部が複雑化したり、大型化するのを防止することが
できるのは勿論のこと、ライトガイドケーブルに対する
照明光の入射角度に比して出射角度を大きくすることが
できる。したがって、従来の光源装置をそのまま用いた
場合であっても、内視鏡の照射範囲を広くすることがで
きるという効果が得られる。また、凸レンズとライトガ
イドケーブルとの間に距離設定部材を交換可能に配置し
たので、常に適切な長さを有する距離設定部材を用いる
ことができ、それにより凸レンズを通過した照明光をラ
イトガイドケーブルに漏れなく、しかもその端面全面に
照射することができるという効果が得られる。
装置によれば、コネクタ本体の入射口に入射光を収束さ
せる凸レンズを配置したものであるから、内視鏡の先端
構成部が複雑化したり、大型化するのを防止することが
できるのは勿論のこと、ライトガイドケーブルに対する
照明光の入射角度に比して出射角度を大きくすることが
できる。したがって、従来の光源装置をそのまま用いた
場合であっても、内視鏡の照射範囲を広くすることがで
きるという効果が得られる。また、凸レンズとライトガ
イドケーブルとの間に距離設定部材を交換可能に配置し
たので、常に適切な長さを有する距離設定部材を用いる
ことができ、それにより凸レンズを通過した照明光をラ
イトガイドケーブルに漏れなく、しかもその端面全面に
照射することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】 第１図ないし第３図はこの考案の一実施例を示すもの
で、第１図その一部を省略して示す切欠断面図、第２図
は要部の拡大断面図、第３図は内視鏡を光源装置にコネ
クタ装置を介して接続した状態を示す斜視図、第４図は
従来のコネクタ装置の概略構成を示す図である。 Ａ……（内視鏡用光源）コネクタ装置、Ｂ……光源装
置、Ｃ……内視鏡、１……コネクタ本体、２……ケーブ
ル、14……保持筒、14a……入射口、15……球レンズ
（凸レンズ）、16……スペーサ（距離設定部材）、21…
…ライトガイドケーブル。
で、第１図その一部を省略して示す切欠断面図、第２図
は要部の拡大断面図、第３図は内視鏡を光源装置にコネ
クタ装置を介して接続した状態を示す斜視図、第４図は
従来のコネクタ装置の概略構成を示す図である。 Ａ……（内視鏡用光源）コネクタ装置、Ｂ……光源装
置、Ｃ……内視鏡、１……コネクタ本体、２……ケーブ
ル、14……保持筒、14a……入射口、15……球レンズ
（凸レンズ）、16……スペーサ（距離設定部材）、21…
…ライトガイドケーブル。
Claims (1)
- 【請求項１】先端部に照明光の入射口が形成されたコネ
クタ本体と、一端が前記入射口に対向するようにして前
記コネクタ本体の内部に配置され、他端が前記コネクタ
本体から外部へ延び出して内視鏡に光学的に接続される
光ファイバの束からなるライトガイドケーブルとを備え
た内視鏡用光源コネクタ装置において、前記コネクタ本
体の先端部には、先端部に前記入射口が形成された保持
筒の基端部を着脱自在に設け、この保持筒の内部には、
照明光を収束させて前記ライトガイドケーブルの一端面
に入射させる凸レンズを入射口と対向させて配置すると
ともに、この凸レンズと前記ライトガイドケーブルの一
端面の間にそれらの間の距離を調整するための距離設定
部材を挿脱自在に設けたことを特徴とする内視鏡用光源
装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989042531U JPH0746900Y2 (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | 内視鏡用光源コネクタ装置 |
| EP19900303515 EP0392718B2 (en) | 1989-04-13 | 1990-04-02 | Optical connector for endoscope |
| DE1990620222 DE69020222T3 (de) | 1989-04-13 | 1990-04-02 | Optischer Stecker für Endoskop. |
| US07/784,107 US5170454A (en) | 1989-04-13 | 1991-10-29 | Optical connector for endoscope |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989042531U JPH0746900Y2 (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | 内視鏡用光源コネクタ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02134511U JPH02134511U (ja) | 1990-11-08 |
| JPH0746900Y2 true JPH0746900Y2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=12638662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989042531U Expired - Lifetime JPH0746900Y2 (ja) | 1989-04-13 | 1989-04-13 | 内視鏡用光源コネクタ装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0392718B2 (ja) |
| JP (1) | JPH0746900Y2 (ja) |
| DE (1) | DE69020222T3 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6135626A (en) * | 1997-12-09 | 2000-10-24 | Martin Professional A/S | Method of mounting a fiber optic cable in a lighting unit, such a unit and a holder for the cable end |
| GB0410174D0 (en) * | 2004-05-07 | 2004-06-09 | Delphi Tech Inc | Optical fibre connector |
| WO2022107073A1 (en) * | 2020-11-19 | 2022-05-27 | Auris Health, Inc. | Endoscope and mounting system for a robotic surgical system |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4222375A (en) * | 1978-03-10 | 1980-09-16 | Miguel Martinez | In vivo illumination system utilizing a cannula with a conical opening allowing a snap-fit with a conical lens and an aperture for flow of fluids and utilizing a housing with a spherical lens for focusing light onto fiber optics |
| JPS57164031A (en) * | 1981-04-01 | 1982-10-08 | Olympus Optical Co | Light source apparatus for endoscope |
| JPS58105202A (ja) * | 1981-12-18 | 1983-06-23 | Olympus Optical Co Ltd | 光学繊維束を用いた照明装置 |
| JPS59149310A (ja) * | 1983-02-15 | 1984-08-27 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 光フアイバ−結合装置 |
| JPS614015A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-09 | Asahi Optical Co Ltd | 内視鏡用照明装置 |
| JPS6291619U (ja) * | 1985-11-28 | 1987-06-11 | ||
| DE3607936A1 (de) * | 1986-03-11 | 1987-09-17 | Ruhrkohle Ag | Schlagwettergeschuetzte beleuchtungsanordnung |
| JPS62212615A (ja) * | 1986-03-13 | 1987-09-18 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | イメ−ジガイドスコ−プ |
| IT1189525B (it) * | 1986-05-19 | 1988-02-04 | Pirelli Cavi Spa | Metodo per posizionare assialmente una fibra ottica in un connettore a fascio espanso e relativo connettore |
| DE8706844U1 (ja) * | 1987-05-13 | 1988-09-15 | Schmidt, Bernhard, 5206 Neunkirchen, De | |
| JPH0643772Y2 (ja) * | 1987-06-15 | 1994-11-14 | 旭光学工業株式会社 | 内視鏡のライトガイドコネクタ |
| JPH0672978B2 (ja) * | 1987-09-11 | 1994-09-14 | 株式会社東芝 | 内視鏡装置 |
-
1989
- 1989-04-13 JP JP1989042531U patent/JPH0746900Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-04-02 EP EP19900303515 patent/EP0392718B2/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-04-02 DE DE1990620222 patent/DE69020222T3/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69020222T3 (de) | 1999-08-19 |
| JPH02134511U (ja) | 1990-11-08 |
| DE69020222D1 (de) | 1995-07-27 |
| EP0392718B1 (en) | 1995-06-21 |
| EP0392718B2 (en) | 1999-03-17 |
| DE69020222T2 (de) | 1996-03-21 |
| EP0392718A2 (en) | 1990-10-17 |
| EP0392718A3 (en) | 1991-12-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |