JPH0128483Y2 - - Google Patents

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JPH0128483Y2
JPH0128483Y2 JP1984060167U JP6016784U JPH0128483Y2 JP H0128483 Y2 JPH0128483 Y2 JP H0128483Y2 JP 1984060167 U JP1984060167 U JP 1984060167U JP 6016784 U JP6016784 U JP 6016784U JP H0128483 Y2 JPH0128483 Y2 JP H0128483Y2
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JP
Japan
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light
light guide
incident
endoscope
cover glass
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JP1984060167U
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JPS60172110U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はライトガイドの入射端付近の構造を改
良した内視鏡に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
一般に、内視鏡のライトガイドは光学繊維束か
らなり、この入射側端部は照明用光源装置のソケ
ツトに装着されるコネクタから突出するライトガ
イド管に内挿されている。そして、このライトガ
イドの入射端面に対して光源装置側に設けた集光
レンズにより光源ランプの光を高度に集束させて
入射するようになつている。しかして、このよう
に集光レンズにより光源ランプの光を高度に集束
して入射させるものであると、ライトガイドの入
射端面の一部に対して局部的に強度の過大な光が
入射することになり、光学繊維束からなるライト
ガイドの入射端面の一部が部分的に高温となり熱
損する不具合があつた。
そこで、ライトガイドの入射端面に密着させて
透明なカバーガラスを設け、このカバーガラスを
通じて熱の放散を図るもの(特開昭56−47014号
公報)も提案されている。
しかし、この方式を採用しても局部的に強度で
過大な光がその入射端面に入射することから熱損
を避けがたいものであつた。しかも、上記入射端
面部は多数の光学繊維を束め接着剤でかためたも
のであるため、その接着剤の変質も受けやすいこ
とから依然として問題となつている。
また、高度に集束させて入射するため、入射光
の入射角度による光の強度むらがあり、これが内
視鏡の先端にある照明窓から出射する際、照明光
の配光むらとして現われる。この結果内視鏡によ
る観察や写真撮影において不具合を生じる。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは、簡単な構成でありなが
らライトガイドの入射端面における熱損の危険性
を著しく低下せしめるとともに出射する照明光の
明るさのむらを解消できる内視鏡を提供すること
にある。
〔考案の概要〕
本考案はライトガイドの入射端面の前に設置し
たカバーガラスの少なくとも一方の表面を光拡散
用の粗面とすることにより入射端面の一部に過大
に入射しようとする光を分散させて入射するよう
にした内視鏡にある。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説
明する。
第1図は内視鏡1を示す。この内視鏡1は操作
部2、挿入部3およびライトガイド用コード4と
からなり、上記ライトガイド用コード4の延出先
端には、照明用光源装置(図示しない)に装着す
るコネクタ5が取り付けられている。このコネク
タ5にはライトガイド管6が突設されている。ま
た、内視鏡1内には挿入部3、操作部2およびラ
イトガイド用コード4にわたつて光学繊維束から
なるライトガイド7が挿入されており、そのライ
トガイド7の一端は挿入部3の先端にある照明窓
(図示しない)に位置し、他端部は第3図で示す
ように上記ライトガイド管6に内挿されている。
上記ライトガイド管6はコネクタ5に固着した
主管8の先端に、ねじ結合によりライトガイド支
持管9を連結してなり、このライトガイド支持管
9にはライトガイド7の端部を保持する口金11
が挿入されている。この口金11は止めねじ12
により固定されている。また、ライトガイド支持
管9はたとえばステンレススチールよりなる管状
の外枠13により覆われており、この外枠13は
主管8の先端外周にねじ込み結合される。主管8
と外枠13との間にはOリング14が介挿され、
この間を水密化している。
さらに、上記外枠13の先端開口部にはカバー
ガラス15が気密的に取り付けられている。この
カバーガラス15はOリング16を介して締付け
ナツト17により締付け固定されている。また、
締付けナツト17はライトガイド支持管9の先端
部外周に形成した小径段部18に嵌着されてい
る。そして、この小径段部18に締付けナツト1
7を嵌着させて外枠13を主管8にねじ込むこと
によりその小径段部18の立上り端面19に締付
けナツト17が位置決めされ、ライトガイド支持
管9に対する外枠13の位置が定まる。また、こ
の外枠13に取り付けたカバーガラス15とこれ
と平行に対向する上記ライトガイド7の入射端面
21との間隙の距離lも定まる。このとき距離l
は1mm以内である。なお、ライトガイド支持枠9
の先端面とその入射端面21は同一面に揃えられ
ている。
上記カバーガラス15は第4図で示すように両
面が平行な円板状の透明な部材からなり、その外
側面22は平担であるが、入射端面21に対向す
る内側面23は砂目処理が施こされた光拡散用の
粗面24となつている。つまり、カバーガラス1
5はいわゆるスリガラスとして形成されている。
しかして、上記内視鏡1のコネクタ5を光源装
置に装着し、その光源装置を点灯動作させると、
光源より高度に集束されて第4図で示すように入
射した光はカバーガラス15の内側面23におい
て粗面24の作用で乱拡散してライトガイド7の
入射端面21に入射する。このため、入射する光
は入射端面21の一部に局部的に強く入射するこ
とはなく、入射端面21の全体において場所的な
入射光の強度むらがない。したがつて、局部的に
過大な光が入射することによる熱損を極力防止す
ることができる。
また、粗面24で拡散した光は一定の範囲内の
あらゆる入射角度でライトガイド7の入射端面2
1に入るため、入射角による出射光の強度むらも
著しく低減される。
また、実施例では粗面24と入射端面21との
隙間がわずかであるから拡散によるライトガイド
7への総入射光量の損失はきわめてわずかであ
る。
なお、本考案は上記実施例の構成に限定される
ものではない。たとえば粗面をカバーガラスの外
側面に形成してもよい。この場合にはカバーガラ
スを入射端面に密着させることが望ましい。
また、本考案はカバーガラスと入射端面との間
に別のスリガラスを介挿してそのスリガラスによ
り粗面を形成するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ライトガ
イドの入射端面への入射光の場所的な強度むらが
ないから内視鏡の照明窓から出射する照明光の総
光量が同じでも粗面がない場合に比べてライトガ
イドの入射端面の熱損を受ける危険性が著しく低
下する。また、ライトガイドの入射端面への入射
光の、入射角による強度むらがなくなるから、内
視鏡の照明窓から出射する照明光も一定の範囲内
であらゆる角度で均一に出射するから均一な照明
が得られる。したがつて、従来のようにたとえば
円環状にでる明るさむらが著しく改善される。さ
らに本考案によれば、高価な部品等を使用せずに
安価に構成できるので、きわめて経済的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は内視鏡全体の側面図、第2図は内視鏡のコネク
タの拡大した側面図、第3図は内視鏡のライトガ
イド管先端部の断面図、第4図はカバーガラスの
光学的作用を示す説明図である。 1……内視鏡、6……ライトガイド管、7……
ライトガイド、15……カバーガラス、21……
入射端面、22……外側面、23……内側面、2
4……粗面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ライトガイドの入射端面の前に、透孔性のカバ
    ーガラスを設置し、このカバーガラスを通じて上
    記入射端面に集束した光源装置からの照明光を入
    射させる内視鏡において、上記カバーガラスのラ
    イトガイドの入射端面側に対向する面、および光
    源装置に対向する面の少なくとも一方を光拡散用
    の粗面としてなることを特徴とする内視鏡。
JP6016784U 1984-04-24 1984-04-24 内視鏡 Granted JPS60172110U (ja)

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JP6016784U JPS60172110U (ja) 1984-04-24 1984-04-24 内視鏡

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JP6016784U JPS60172110U (ja) 1984-04-24 1984-04-24 内視鏡

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Publication Number Publication Date
JPS60172110U JPS60172110U (ja) 1985-11-14
JPH0128483Y2 true JPH0128483Y2 (ja) 1989-08-30

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JP6016784U Granted JPS60172110U (ja) 1984-04-24 1984-04-24 内視鏡

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