JPH0233212Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0233212Y2 JPH0233212Y2 JP9446380U JP9446380U JPH0233212Y2 JP H0233212 Y2 JPH0233212 Y2 JP H0233212Y2 JP 9446380 U JP9446380 U JP 9446380U JP 9446380 U JP9446380 U JP 9446380U JP H0233212 Y2 JPH0233212 Y2 JP H0233212Y2
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- JP
- Japan
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- optical fiber
- fiber bundle
- connector
- light
- transmission element
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- Expired
Links
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims description 33
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 23
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 17
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 11
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims description 9
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は内視鏡などのライトガイドに使用さ
れる照明光伝達用コネクタに関する。
れる照明光伝達用コネクタに関する。
内視鏡のライトガイドケーブルの端部には光源
装置に接続するためのコネクタが設けられ、この
コネクタに突設したコネクタピンに照明光伝達用
の光学繊維が内挿され、光源ランプからの光をこ
の光学繊維の入射端面から取り入れるようになつ
ている。しかして光源装置は明るい照明光を得る
ために、より出力の大きな高輝度の光源ランプを
内蔵する傾向にある。したがつてコネクタピンの
端面に強力な光が当るようになりコネクタが過熱
し易く、場合によつては光学繊維束の端部を固め
ている接着剤などが焼損するおそれがあつた。
装置に接続するためのコネクタが設けられ、この
コネクタに突設したコネクタピンに照明光伝達用
の光学繊維が内挿され、光源ランプからの光をこ
の光学繊維の入射端面から取り入れるようになつ
ている。しかして光源装置は明るい照明光を得る
ために、より出力の大きな高輝度の光源ランプを
内蔵する傾向にある。したがつてコネクタピンの
端面に強力な光が当るようになりコネクタが過熱
し易く、場合によつては光学繊維束の端部を固め
ている接着剤などが焼損するおそれがあつた。
この考案は上記事情にもとづきなされたもので
その目的とするところは、コネクタピンに内挿さ
れる光学繊維束端部の過熱による焼損を防止で
き、ライトガイドを保護できる照明光伝達用コネ
クタを提供することにある。
その目的とするところは、コネクタピンに内挿さ
れる光学繊維束端部の過熱による焼損を防止で
き、ライトガイドを保護できる照明光伝達用コネ
クタを提供することにある。
以下この考案の実施例を第1図ないし第3図を
参照して説明する。図中1は内視鏡、2はこの内
視鏡1に照明光を伝達するライトガイドケーブル
であつて、このライトガイドケーブル2内には光
学繊維束3が挿通されている。また、ライトガイ
ドケーブル2の端部にはコネクタ4が設けられて
おり、このコネクタ4を介して光源装置5のソケ
ツト6に挿脱自在に接続し得るようになつてい
る。この光源装置5には光源ランプ9および、レ
フレクタあるいはレンズ等の集光部材8が内蔵さ
れている。
参照して説明する。図中1は内視鏡、2はこの内
視鏡1に照明光を伝達するライトガイドケーブル
であつて、このライトガイドケーブル2内には光
学繊維束3が挿通されている。また、ライトガイ
ドケーブル2の端部にはコネクタ4が設けられて
おり、このコネクタ4を介して光源装置5のソケ
ツト6に挿脱自在に接続し得るようになつてい
る。この光源装置5には光源ランプ9および、レ
フレクタあるいはレンズ等の集光部材8が内蔵さ
れている。
上記コネクタ4について説明すると、10はコ
ネクタ本体であつて、このコネクタ本体10の端
面にはコネクタピン11が突設されている。この
コネクタピン11は熱伝導性の良い金属を素材と
することが望ましいが、たとえば耐熱性を有する
合成樹脂を用いてもよい。そしてこのコネクタピ
ン11内には軸方向に沿う挿通孔12が形成され
ている。この挿通孔12は、基端側の大径部12
aと、先端側の小径部12bとりなり、この小径
部12bに、取付けねじ13によつて単一光伝送
素子14が固定されている。この単一光伝送素子
14は、上記光学繊維束3と同一の素材を用いた
ものであつて、光学繊維と同様に芯ガラス14a
と、この芯ガラス14aよりも低屈折率の被覆ガ
ラス14bとにより構成してあるが、各光学繊維
よりもはるかに大径な単一部材である。したがつ
てこの単一光伝送素子14は、光学繊維束3のよ
うに端部に接着剤を使用する必要はなく、耐熱性
を有しているとともに、光学的には光学繊維の開
口数と同一の開口数を持つものである。なお開口
数とはNA値とも称されるものであつて、物体の
おかれている媒質の屈折率をn、開口角をθとし
た場合にnsinθで表わされる値である。
ネクタ本体であつて、このコネクタ本体10の端
面にはコネクタピン11が突設されている。この
コネクタピン11は熱伝導性の良い金属を素材と
することが望ましいが、たとえば耐熱性を有する
合成樹脂を用いてもよい。そしてこのコネクタピ
ン11内には軸方向に沿う挿通孔12が形成され
ている。この挿通孔12は、基端側の大径部12
aと、先端側の小径部12bとりなり、この小径
部12bに、取付けねじ13によつて単一光伝送
素子14が固定されている。この単一光伝送素子
14は、上記光学繊維束3と同一の素材を用いた
ものであつて、光学繊維と同様に芯ガラス14a
と、この芯ガラス14aよりも低屈折率の被覆ガ
ラス14bとにより構成してあるが、各光学繊維
よりもはるかに大径な単一部材である。したがつ
てこの単一光伝送素子14は、光学繊維束3のよ
うに端部に接着剤を使用する必要はなく、耐熱性
を有しているとともに、光学的には光学繊維の開
口数と同一の開口数を持つものである。なお開口
数とはNA値とも称されるものであつて、物体の
おかれている媒質の屈折率をn、開口角をθとし
た場合にnsinθで表わされる値である。
また、上記単一光伝送素子14の有効径は光学
繊維束3の有効径と一致させてあり、これら端部
相互はコネクタピン11内の大径部12aにて光
学的に接続されている。すなわち、単一光伝送素
子14と光学繊維束3の互いの対向端面を、間に
空間が形成されないように突き合わせて接続した
状態で、接続枠17によつて連結したものであ
り、この接続枠17とピン内面すなわち挿通孔1
2の内面との間には、空気を介在する遮熱空間部
18が接続枠17を取り巻くようにして環状に形
成されている。この接続枠17の素材としては、
光学繊維束3側への熱伝導を阻止する上で、熱伝
導率が低く比熱の高い材料を用いるのが望まし
い。なお、19は防水用パツキンである。
繊維束3の有効径と一致させてあり、これら端部
相互はコネクタピン11内の大径部12aにて光
学的に接続されている。すなわち、単一光伝送素
子14と光学繊維束3の互いの対向端面を、間に
空間が形成されないように突き合わせて接続した
状態で、接続枠17によつて連結したものであ
り、この接続枠17とピン内面すなわち挿通孔1
2の内面との間には、空気を介在する遮熱空間部
18が接続枠17を取り巻くようにして環状に形
成されている。この接続枠17の素材としては、
光学繊維束3側への熱伝導を阻止する上で、熱伝
導率が低く比熱の高い材料を用いるのが望まし
い。なお、19は防水用パツキンである。
以上のように構成されたコネクタ4は、ソケツ
ト6に接続して光源ランプ7を発光させると、こ
の光源ランプ7からの光は集光部材8によつて単
一光伝送素子14の入射端面に集中し、単一光伝
送素子14に取り入れられる。そしてこの入射光
線は芯ガラス14aと被覆ガラス14bとの境界
面にて全反射を繰り返して光学繊維束3側に伝達
され、内視鏡1に送られる。
ト6に接続して光源ランプ7を発光させると、こ
の光源ランプ7からの光は集光部材8によつて単
一光伝送素子14の入射端面に集中し、単一光伝
送素子14に取り入れられる。そしてこの入射光
線は芯ガラス14aと被覆ガラス14bとの境界
面にて全反射を繰り返して光学繊維束3側に伝達
され、内視鏡1に送られる。
このように本実施例によれば、光源ランプ7の
光は光学繊維束3に直接に入射することなく耐熱
性の単一光伝送素子14を介して入射されるもの
である。しかも単一光伝送素子14と光学繊維束
3は同じNA値を持ち、かつ有効径も同一である
から、コネクタピン11の端面にて入射できずに
反射したり吸収されて発熱を生じる光線を単一光
伝送素子14によつて遮断でき、伝達可能な光の
みを光学繊維束3側に伝えるため、光学繊維束3
の端部が発熱することを防止できる。しかも光学
繊維束3と単一光伝送素子14との接続部の周囲
には遮熱用の空間部18が設けてあつて、コネク
タピン11からの熱伝導を防止でき、かつこの遮
熱空間部18内の空気によつてコネクタピン11
内を冷却できるから、光学繊維束3の発熱を確実
に防止し得るものである。したがつて、光学繊維
束3の端部を固めている接着剤などの熱に弱い部
材の焼損を防止でき、ライトガイドを保護する上
できわめて有効である。
光は光学繊維束3に直接に入射することなく耐熱
性の単一光伝送素子14を介して入射されるもの
である。しかも単一光伝送素子14と光学繊維束
3は同じNA値を持ち、かつ有効径も同一である
から、コネクタピン11の端面にて入射できずに
反射したり吸収されて発熱を生じる光線を単一光
伝送素子14によつて遮断でき、伝達可能な光の
みを光学繊維束3側に伝えるため、光学繊維束3
の端部が発熱することを防止できる。しかも光学
繊維束3と単一光伝送素子14との接続部の周囲
には遮熱用の空間部18が設けてあつて、コネク
タピン11からの熱伝導を防止でき、かつこの遮
熱空間部18内の空気によつてコネクタピン11
内を冷却できるから、光学繊維束3の発熱を確実
に防止し得るものである。したがつて、光学繊維
束3の端部を固めている接着剤などの熱に弱い部
材の焼損を防止でき、ライトガイドを保護する上
できわめて有効である。
しかも本願はコネクタピン11に複雑な加工を
施すことなく実施できるから、パツキン19等の
防水部材を収容することも容易であり、防水構造
が簡単に得られる。
施すことなく実施できるから、パツキン19等の
防水部材を収容することも容易であり、防水構造
が簡単に得られる。
この考案は以上説明したように、コネクタピン
に、芯ガラスと被覆ガラスからなりかつ光学繊維
束とほぼ同一の開口数(NA値)をもつ単一光伝
送素子を挿着し、この単一光伝送素子と光学繊維
束とを互いの対向面間に空間を形成することなく
接続したことを特徴とする。
に、芯ガラスと被覆ガラスからなりかつ光学繊維
束とほぼ同一の開口数(NA値)をもつ単一光伝
送素子を挿着し、この単一光伝送素子と光学繊維
束とを互いの対向面間に空間を形成することなく
接続したことを特徴とする。
したがつて光学繊維が伝達可能な光だけが光学
繊維束に入射し、その他の光はコネクタピン端面
あるいは単一光伝送素子で反射されたり吸収され
る。つまり発熱を生じる光を単一光伝送素子によ
つて遮断できるので、光学繊維束端部の発熱がな
く、しかも照明光を効率よく伝達することができ
る。よつてこの考案によれば、伝達光量が減少す
ることなく、強力な光であつても光学繊維束端部
を焼損から保護できるという、大きな効果があ
る。
繊維束に入射し、その他の光はコネクタピン端面
あるいは単一光伝送素子で反射されたり吸収され
る。つまり発熱を生じる光を単一光伝送素子によ
つて遮断できるので、光学繊維束端部の発熱がな
く、しかも照明光を効率よく伝達することができ
る。よつてこの考案によれば、伝達光量が減少す
ることなく、強力な光であつても光学繊維束端部
を焼損から保護できるという、大きな効果があ
る。
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は内
視鏡と光源装置を示す斜視図、第2図はコネクタ
の要部の縦断面図、第3図は光学部材の作用を示
す図である。 2……ライトガイドケーブル、3……光学繊維
束、4……コネクタ、5……光源装置、6……ソ
ケツト、7……光源ランプ、11……コネクタピ
ン、14……単一光伝送素子、14a……芯ガラ
ス、14b……被覆ガラス、17……接続枠、1
8……遮熱空間部。
視鏡と光源装置を示す斜視図、第2図はコネクタ
の要部の縦断面図、第3図は光学部材の作用を示
す図である。 2……ライトガイドケーブル、3……光学繊維
束、4……コネクタ、5……光源装置、6……ソ
ケツト、7……光源ランプ、11……コネクタピ
ン、14……単一光伝送素子、14a……芯ガラ
ス、14b……被覆ガラス、17……接続枠、1
8……遮熱空間部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 光学繊維束を内挿したライトガイドケーブル
の端部に光源装置のソケツトに挿脱自在に接続
されるコネクタピンを備えた照明光伝達用コネ
クタにおいて、上記コネクタピンには、芯ガラ
スと被覆ガラスとからなりかつ上記光学繊維束
とほぼ同一の開口数(NA値)をもつて上記光
源装置内の光源ランプの光を取り入れる単一光
伝送素子を挿着し、かつこの単一光伝送素子と
上記光学繊維束とを、互いの対向面間に空間を
形成することなく接続したことを特徴とする照
明光伝達用コネクタ。 (2) 上記単一光伝送素子の有効径が上記光学繊維
束の有効径と同一であることを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第1項記載の照明光伝達用
コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9446380U JPH0233212Y2 (ja) | 1980-07-04 | 1980-07-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9446380U JPH0233212Y2 (ja) | 1980-07-04 | 1980-07-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5719912U JPS5719912U (ja) | 1982-02-02 |
JPH0233212Y2 true JPH0233212Y2 (ja) | 1990-09-07 |
Family
ID=29456393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9446380U Expired JPH0233212Y2 (ja) | 1980-07-04 | 1980-07-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0233212Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59219715A (ja) * | 1983-05-27 | 1984-12-11 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡のライトガイド用コネクタ |
-
1980
- 1980-07-04 JP JP9446380U patent/JPH0233212Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5719912U (ja) | 1982-02-02 |
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